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とある卒業式で |
投稿者:あい。
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卒業式のシーズンになると、思い出すことがある。 教員をしていたころのある卒業式の日のこと。 それまで講堂内のマイクを使って、スピーカーからがんがん 教頭の声が聞こえていたのに、いきなり教務主任が手元の カセットテープのスイッチを押したのだ。講堂の隅まで 聞こえてるのか疑うような小さな音で、君が代が流れた。 校長、教頭、教務主任以外の教職員は皆着席し、誰ひとりと して歌わなかった。当時21歳のわたしに、その光景は異様に 映った。
歌うと決まっているのに歌わないのはなぜ。 たとえ気に入らなかったとしても、その 団体(この場合は小学校)に属したからには、その団体の ルールに従うべきであるし、また気に入らないなら、意見 して改善していくべきだと思う。 参加しない、反対はする、だけど代替案はない、それは ただの文句に過ぎない。 代替案もないのに、反対するのは、負け犬の遠吠えに似ている。
(2018年08月19日 (日) 12時49分)
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一匹狼気取りの彼氏 |
投稿者:あい。
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| 「俺の周りは全員敵だ」と言って人を遠ざけようとする彼。 なんてことない、単なるさみしがり屋で、奥様の亡き後、 女友達を作っては家に泊めている。 粋がっていても、所詮は人の子。ひとりでいられるはずもない。 なんだかんだ言い訳しては、今夜も女の子と一緒にいる。
(2018年08月20日 (月) 20時11分)
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どうにも止まらない(編集) |
投稿者:あい。
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| 「ちょっと聞いてよ、旦那がまた○○なのよ」 叔母から時々こんな電話が入る。叔母はわたしのことを14歳 しか年が離れていない姉と妹みたいに思ってくれている。 話の内容は、いつもほとんど同じ、旦那に対する愚痴。 誰かに聞いてもらうだけで気が済むのが女というものだと、 最近気が付いた。電話を切るころには、叔母はケラケラ笑い ながらスッキリした声で話す。 だけど愚痴や内緒の話をするときは、相手を選ぶことが大切。 話そうとする内容の全体像をあらかじめ知っていて、ただ ひたすら聞いてうなずいてくれる人でなければならない。
思い出す童話があった。 「王様の耳はロバの耳」掘った穴に向かって、誰にも言えない 王様の秘密をしゃべっては蓋をしているというおはなし。 この結末は、蓋が取れてしまい今までしゃべって溜めておいた 言葉たちが一斉に噴き出して、王様の秘密がばれてしまうと いうもの。
(2018年08月23日 (木) 10時47分)
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愚痴を言う |
投稿者:あーもんど
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| 私も時々愚痴を言う。あい。さんの叔母さんのように。 自分に自信がなくなったとき。 女にかぎらず人は時々他の人から自分を肯定してもらい「そうだ、それでいいのだ」とプッシュしてもらう必要があるのだとおもう。 ひとからプッシュしてもらえない時は自分でプッシュすることになるが、これはなかなか大変である。
お互いにプッシュしあえる人を友達と言うのだろうか。
人から
(2018年08月23日 (木) 19時13分)
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