私は何度も何年もかけて考えてきたのだと思う。母もまた同じようにしてきたのだと思う。私がそのことを書いた文章を母に見せたとき「あなたがそんなことをかんがえていたとはおもっていなかった」と母は言った。母は自分のことと後年自殺未遂をした兄のことで頭がいっぱいだったにだろう。家族全員が危機だった。その中でも一番幼くて内気な私は一人ぼっちで苦しんでいた。
(2018年09月16日 (日) 02時49分)