町の情報から、ちょっと離れている内容で、恐縮ですが、
将棋の加藤元名人が、集合住宅の敷地内で、猫の餌やリで その集合住宅の人達から訴訟をおこされ、差し止めと慰謝料を課せられる判決が下りた。
テレビを見ていたら、双方がインタビューに応えていて
集合住宅の管理組合の人は「彼の性格からいって素直に聞いて呉れるかどうか・・・・・」と 心配していたが、
加藤元名人は「敷地内でなく・・・続ける」と意に返さない様子。
一将棋ファンの私としては、困ったなあ という感じです。
棋士は、偏屈で、世間を知らないというイメージが一般にあるので、 この様な事は残念です。
プロ棋士は、天才肌、職人気質、頑固者がそろっている。加藤元名人は、全盛期の時は、余りの強さに、たしか 「人間戦車」とか呼ばれていたと思う。
そうゆう人だから、多分、止めさせるのは出来ないんじゃないかな。
加藤九段は、名人位は確か在位一期だと思うが、名のある人なので、
こんなふうに取り上げられたんでしょう。
私も町内でカラスの糞害がひどい時に、電力会社さんへ
カラスが電線にとまらないような対策が出来ないか、お願いしに行ったり、
カラスに餌やリしている人が、いて、市役所に相談しにいったりしました。
餌やリをしている人と対話した事は無いんですが、相手も、それなりの考えが あって、やっているので双方にとって、良い解決策とは なかなか、無いと思います。
将棋で言うならば加藤元名人の今の状況は、相手の、 封じ手が開かれて、千日手でも考えている所でしょうか。
【封じ手】とは将棋の対局で日をまたぐ様な時、一方 が次の一手を相手に知らせないで、主催者に紙に書いて渡し、 一晩、中断し、次の日、その封じ手から将棋を再開する事です。 【千日手】は何手か手順を進めて又、前と全く同じ局面を 繰り返す事ですが、プロ将棋のルールでは、千日手3回で 先手、後手が逆になって再スタートする事になっています。
元名人にとっても、一番良い、次の一手を期待します。
|