・・・・・・・・・・・ ・・・ここは一体どこなのかな 暗くて涼しくて でも怖い場所 そういえば自分の名前も思い出せない・・・
チャリン
・・ん? 鈴付きの財布? ずいぶんと布が古い えーと 「しののめ みずな」 ?
ああ そういえばそんな名前だったな 歩いた 歩き回った でも景色はちっとも変わらない なぜか喉も渇かない 身体は羽のように軽い 少し開けた場所に出た。
「光だ・・・」
気が付いたらとても明るい場所にいた 周りを見渡すとそこにはいろんな人がいた みんな楽しそうだ
「あれ・・・」
なんか見覚えがある女性がいる。 「あの・・・」 その女性が振り向いた 「なあに?」
「あ あの 失礼ですが貴方様をどこかで見かけたことがあるのですが・・・」 「正解!」
は?
「正解って・・・ なに?」 「ここはね『天国』なの であなたは『死んでしまった』 私の名前は寺崎 海だよ」
その名前には聞き覚えがあった てらさきうみ なぜこの6文字でこんなに安心するのだろう
「で 正解 って意味の続き さっきも言ったように天国なの ここは 普通は天国に来るときぜーんぶ忘れちゃうの 自分のふるさとも 親も 友の名も でもあなたはちゃんと知っている 自分の名前も家族のわたs・・・・」
「はあ!? あなた、 か か 家族う!?」
「何おどろいてんのさあ 養護施設で部屋一緒じゃなかったのか? ま 来たばっかりで無理もないか」
何かが心の中ではじけた これは夢なのか現実なのか 自分の身に何があったのか 知らないうちに知らないことがいっぱいおこって 知らないうちに知らないことがいっぱい終わっていく どうなっているのか自分には 分からない
その後海って言ってる人に連れて行かれた先は 「あまの・・・なに?」
「ようこそ 雨ノ霊守隊へ・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
海 いわく なんか地球に1000周期ごとに来る『異変』と 300周期ごとに来るらしい『クロカラス』っていう地球の敵らしい組織が来るんだけど 今年はなんか狂っちゃって『異変』と『クロカラス』がいっぺんに来るらしい そしてそのために代々天国から使いが送りこまれる でその使いは すべて 雨ノ霊守隊 から来てる と・・・・・
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