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タイトル:優しい温もり ファンタジー

サバイバルや野外のキャンプが好きな風羽
活発でプラス思考の彼女にある日おかしな事が起こり出す。

風早 2014年08月28日 (木) 15時00分(32)
 
題名:優しい温もり 本文

(空)

毎朝、ベランダに出て空を眺める

「よし、今日もいい天気」
そよ風が吹くのを肌で感じながら風羽の一日が始まった

風羽は早くに両親を亡くし一人暮らしをしていた

アルバイトに行くとバイト仲間が話してきた

「風羽、今日誕生日じゃん?」

「えっ、そうだった?」

「本人が忘れてどうするよ」

「そうだよ、今日みんなで飲みに行こうよ」

「祝ってくれるの?」

「当たり前じゃん」
バイト上がりに飲みに行くことになった

バイトが終わると外に出てみれば夕焼けが綺麗な空だった

今日も良い事あった

心で思いながら風羽はバイト仲間と飲みに行くのだった

交通量の多い交差点の向かいに行きつけの居酒屋がある信号待ちをしていると一人の老婆がふらりと歩き出すのを見て風羽は老婆の方を掴み声をかける

「おばあちゃん、まだ信号は赤だよ」

「すまないね・・・・・・・・・夜になると目が見えにくくて」
老婆は重たそうに荷物を持ちながら言う

「おばあちゃん家は近く?」

「ええ、あの居酒屋の裏の住宅街だよ」

「じゃ、私が送ってあげる」
風羽は老婆の荷物を持ち笑うのだった

「すまないね〜」

「みんな先に行っていて」

「まだ始まったよ風羽の世話好きが」

「何言ってんの、年寄りを助けるのも若い私達の努めよ」
風羽が夜空を見上げると星が見え綺麗だった

風羽が無事老婆を送り届け居酒屋に向かう時強い風が吹き誰かのささやきが聞こえてような気がしたが気にもせずに居酒屋に向かうのだった

「やっと見つけた・・・・・・・・・我が姫よ」
黒い影は消えるのだった

風早 2014年08月28日 (木) 15時48分(33)
題名:優しい温もり

(視線)

その日から風羽は誰かに見られている感じがするのだ

気にせいかな・・・・・・・・・
誰かが見ていたような

仕事帰りに前から計画していたキャンプの話しを休憩室で話していると蓮が風羽に言う

「お前、話聞いてんのか?」

「えっ、ごめん・・・・・・・・・」

「言い出したのはお前だぞ」
蓮は機嫌が悪くなった

「蓮そんなに怒らなくても、風羽キャンプ用品は結構持っているのよね?」

「一通りここに居る人数分はあるよ」

「じゃ、決まりね風羽からキャンプ用品は借りるてっ事で」

「うん」

「じゃ、明日朝一に車に積み込むから寝坊はするなよ」

「は〜い」
その日羅琉が風羽のアパートに泊まるのだった

「羅琉、少し話してもいい?」

「何?」
二人眠りながら話す

「最近、誰かに見られているような気がするんだ」

「えっ、ストーカー?」

「それは分からない、ただ視線を感じたり誰かが居たような気がするだけなんだけど」

「気にしすぎじゃん?そんな奴がいたら私達が気付くはずだもの」

「うん・・・・・・・・・そうだね」
話しを終わらせ寝る風羽はその日久しぶりに夢を見ていた

「愛してる・・・・・・・・・」
優しく後ろから抱きしめられ別れを惜しんでいるようだった、風羽もまたその男性を愛していて泣いているのが分かる

私泣いている・・・・・・・・・

「行かないで!!!」

「済まない・・・・・・・・・」
男は外に歩き出す、振り向き最後の言葉が

「必ず君を迎えに行くから」
風羽も頷くのだった

少ししてからだった羅琉に起こされた

「風羽、風羽!」

「はっ!」

「大丈夫?うなされていたよ、おまけに泣いてるし」

「ごめん、なんだか悲しい夢見ていたから」

「そう、もう起きる時間だよ、蓮は時間に厳しいから」

「うん」
身支度をし蓮と車に荷物を運びキャンプ場に向かうのだった


その頃

「王子、どこに行かれるの出すか?」

「私がどこに行こうがお前には関係ない事だ」

「大有りです!時期王になられるのですから外出はお控えください」

「うるさい!お前は知っているのか?」

「何をですか?」

「予言ではこの国を救う巫女がそろそろ現れるというではないか」

「そのことなら警備兵に行かせればいい事です」

「そうはいかん」
家来を連れ城から出て行く王子

必ず巫女を手に入れなければこの国は成り立たん・・・・・・・・・
王子は森を探し始めるのだった


キャンプ場に着きテントを立て皆で楽しんでいるとまた視線を感じるのだった

森の方に目を向けるが誰もいなく

神経質になりすぎているのかな、昨日の夢見も悪かったし・・・・・・・・・
風羽はキャンプを楽しむことにした

森の奥では黒い影が風羽を見つめていた

「そろそろ時が満ちる・・・・・・・・・姫よ迎えに行くぞ」
そして静かに時が流れ出すのだった





風早 2014年08月29日 (金) 00時41分(35)
題名:優しい温もり

(約束)

時空の歪みが生じる場所が時が満ちる時、それを待ち望むの男が此処に居る風羽を追いかけていた黒い影の正体はその名はイーグル

「時は満ちた、俺は君を忘れない必ず迎えに行くと約束した・・・・・・・・・」
イーグルは姿を消すのだった

「風羽、雨やまないね」

「うん、やな感じ・・・・・・・・・」
どんどん雨足が強くなるのだった

「もしかしてこれがまさしくゲリラ豪雨!」
冗談交じりに言う羅琉に蓮は

「羅琉、まずいんじゃないか、川が増水し始めてるぞ!」

「皆避難しょう」

「皆、離れないようにしろー」
言うが既に遅く風羽だけ、はぐれてしまい何処を歩いているのか分からなく目の前は土砂降りの雨で皆もまた風羽がはぐれた事に気付かなかった

「皆ーどこに居るのー」
叫ぶが雨の音で風羽の声は皆に届かなかった、その他の仲間はキャンプ場の受付まで避難していたが風羽がいないのに気付く

「風羽は・・・・・・・・・」

「まさかはぐれたのか・・・・・・・・・」
川が増水しキャンプしていたところまで戻ることが出来なかった

「俺が探してくる」
蓮が言うが係員の男性に引き止められたのだった

「ダメです、ここを出ると濁流にのまれてしまいます」

「だけど、友達が取り残されているんです」
係員は首を振るだけで後は皆黙り込むだけだった

その頃川の水が膝まで来ているのに気づき風羽は反対の森に方に登り始めてのだった

「きっと誰かが助けてくれるわ」
呟きながら歩き始めた

雨のせいで辺は暗闇になり何処を歩いているのか分ない風羽

「寒い・・・・・・・・・」
濡れたせいで体温を奪われていきがたがたと体を震わす風羽

どこか雨宿り出来る場所を探さなくちゃ・・・・・・・・・
フラフラ歩き出すがいきなり地響きがした瞬間、風羽めがけ土石流が流れてくるのが見えた

嘘・・・・・・・・
私ここで死ぬの・・・・・・・・・
全てがスロウモーションに見えるがいきなり風羽の目の前に黒いマントをまとった男に抱き上げられ宙に舞い上がっているのに風羽は驚く

「やっと約束が果たせる・・・・・・・・・」

「えっ・・・・・・・・・」
暗闇で黒いマントをまとっているせいか顔が見えなく戸惑うのだった

「我が妻よ帰るぞあるべき場所へ」
一体何がなんだか分からなく風羽は思った土石流にのまれて死んだんだと

でもなんだか暖かい・・・・・・・・・
死ぬってこんなに不思議なでもなんだか懐かしいような・・・・・・・・・
それにこのマントの人って死神さんなのかな・・・・・・・・・
いつの間にか気を失う風羽だった

いく時が経ったのか気が付いてみれば風羽は森の大きな大木の下に居た、ペタペタとあちらこちら触り頬をつねってみる

「痛い・・・・・・・・・私生きている・・・・・・・・・」
戸惑うが辺りには誰も居なく風羽は立ち尽くすばかりで数分過ぎたのだった

「あれは夢?だったのかな・・・・・・・・・こうしていても仕方ないか・・・・・・・・・」
幸い遭難した時のためにリュックサックにはサバイバルに必要なものは一通り入っていた

「とりあえず皆に電話しなくちゃ」
スマホを取り出したが圏外で通じなかった

「電波が届くところに移動しなくちゃ」
歩き出す風羽

しばらく歩くが雨が降った形跡もなく変だと思うが気を失っているうちに乾いたのだと風羽は解釈した

「私、どれだけ気を失っていたんだろう」
考えなから森を彷徨うと川の流れる音に気付く

「川が近くにある、そこなら連絡が取れる」
足が自然に早くなるのだった

それを木の上から見下ろす黒い影が一つ風羽の後を追うように移動していたのだった

風早 2014年08月30日 (土) 01時34分(43)


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