作家でわたりどり!
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今回、恋愛小説に挑戦します、超初心者の亀春です。恋愛小説自体、書くのが初めてなので緊張しますが、丁寧にまったりゆっくりと書いていけたらなと思っております。よろしくお願いいたします。以下、作品の紹介です。普通の少女とは掛け離れている、刀少女-紫咲恣乃(シザキ-シノ)。そんな変わった彼女だったが、ある日日本刀を器用に操る美少年と出会う。この出会いから恣乃の日常が大きく変わる。
チュンチュン朝5:00鳥のさえずりで目を覚ます恣乃。恣乃はジーパン、パーカーに着替え、ベルトの隙間に愛用の日本刀を差し込んだ…。
あれから5分後…恣乃は家を出た。朝の散歩と刀の素振りをするのが習慣になっているのだ。まだ薄暗い静かな町は、少し肌寒い。自宅から数分ほど行ったところにあるN公園で、素振りをする。シャッ…刀を出す際、丁寧にゆっくりと抜かないと、刀が中で擦れる音がする。この金属音が、早く抜いても鳴らなかったら、うれしい?のだが。刀の切れ味を調べるため、草を切る。バサッ…。刀を入れた部分より上が、静かに地面に落ちる。恣乃は溜息をつきながら、首を傾げる。「なかなか…うまくいかないな…。」もう一度と、違う草を刹那に切る。*刹那=瞬間のこと。または短い時間のこと。バサッ…。またも、地面に落ちる。ふと遠くを見ると、公園の真ん前に建っている家の庭で、細身で長身の男の人が視界に入った。恣乃は刀をしまい、近付く。