私、星乃 美優莉。中学1年生だよ。 みんなから、名前は可愛いからきっと可愛い子だ、ってよく期待されるけど、全然違うの。 幼馴染の、ひーくんにずっと片想いしてるけど、私なんて無理だよね。 真央莉お姉ちゃんは、ひーくんのお兄ちゃんのハルくんと付き合えたっていうのに。
「あれ、みゆじゃん。」 「あ……。はるくん……」 気まずい……。 なにを話せばいいの? てか、私といるとかいやだよね…。 「春希ぃ!ここにいたんだ。あっ、みゆも。」 まおちゃん……。 はぁ。 まおちゃんに…、お姉ちゃんになりたい。 「はー。みゆってさ、なんでそんなに暗いの?見ててイライラする」 「ちょっ春希!!私の妹になに言ってんの!?」 そうだよ。 私、みんなを不快にさせちゃう。 「ごめんなさい……」 「美優莉っ!謝ることないよっ!だって、悪いのは春希でしょう?」 「んなわけねえだろ。まおだって本当は思ってるんだろ?」 「はぁっ!?んなわけっ」 「兄ちゃん、真央莉ちゃん、なにケンカしてるの?」 ひっ、ひーくん。 「陽彩か。春希がさ、みゆに向かって暗いとか見ててイライラするとか言ってきたの」 やめて。 ひーくんにまで、暗いって言われたくない。 「別に、いいんじゃない?でもさ、みゆもみゆだよ?私ブスって言ってばっかで、なんもしないじゃん。自信持ってよ。美優莉は可愛い。」 かっ、可愛い!? 「ま、美優莉は普通に可愛いと思うよ?なのにうじうじしてるところがいやなんだって」
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