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タイトル:私が死んでも、あなたは笑ってて。 恋愛

初めまして。「咽喉(インコ)」と申します。
小説初めてです。超初心者です。
ちょいグロあるかもしれませんが、それでもいい方はこのままお待ち下さい。


〜設定〜

木下 凛 (キノシタ リン) 17歳

黒田 悠斗 (クロダ ユウト) 17歳

咽喉 2016年05月14日 (土) 22時15分(117)
 
題名:プロローグ

悠斗へ


これを読んでるってことは、私はもうそこにいないって事なのかな?

自分でも、信じられないよ。
まさか私が死んじゃうなんてさ。

今思うと、もっと悠斗といろんなことしたかったな。

春にはお花見行って、夏には海に行って、秋には紅葉を見に行って、冬には雪合戦して。

なんて、今さらだよね、こんなの。

ねぇ悠斗、最後に言わせてね。


私、悠斗といれて、*********

咽喉 2016年05月14日 (土) 22時22分(118)
題名:始業式

ざわざわ…ざわざわ…


今日は始業式。寒かった冬は過ぎ、暖かい春が私を迎えてくれてる。

長ったらしい校長の話を右から左へ受け流し、ただただぼーっとする。


「ーーーーーー以上。全員起立」


がたがたがたっ、と自分以外の生徒が立ち上がった。
一歩遅れて私も立ち上がった。



「礼」


その合図で、私達は頭を下げた。

咽喉 2016年05月14日 (土) 22時26分(119)
題名:クラス

もう2年もここに来てるせいか、新しいクラスでも知ってる顔が沢山いた。


その中に見知った顔を見つけた。



「優菜!」

「あ、凛!」


彼女は山下優菜(ヤマシタ ユウナ)。
私の幼馴染みであり、大切な親友でもある。



「良かったぁ!今年も凛と同じクラスで嬉しい!」

「私も!これで宿題には困らなくて済みそう!」

「私は凛の道具じゃないよ!!」



私達は顔を見合わせて笑った。



「てか宿題には困らなくて済みそうって、アンタには頭がイイ彼氏くんがいるじゃん」

「悠斗は教えてくれないよ〜!だってケチだもん!」

「へ〜、誰がケチだって?」

「だからゆう…と……」



ヤバイ、振り返らなくてもわかってしまうこのドス黒いオーラ。

ギギギギッと首を後ろに回すと、そこには素晴らしい笑顔で立っている悠斗の姿。



「凛、なんの話してたの?俺も混ぜてよ」

「へ、へへへ。ただの世間話ですよ旦那…」



ダラダラと垂れる冷や汗。
すると頭に衝撃が走る。



「いった!」

「ふん!俺の事をケチって言った罰だバーカ!」

「うるせぇ!このクズ!アホ!ボケ!イケメン!色白!ちょっと女からモテるからって調子のりやがってのイケメン野郎!」

「途中から褒め言葉になってるよ凛」



おっと口が滑った。



「お前言わせておけば…!


「席つけー。SHRするぞー」


ちっ、凛!帰り覚えとけよな!!」



そう言って悠斗は自分の席に座った。



助かった。初めて先生に感謝するよ。

咽喉 2016年05月14日 (土) 22時41分(120)


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