生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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3・23 マサノブ教「大阪狂区」講習会の概況報告 (3637) |
- 日時:2014年03月27日 (木) 01時38分
名前:大阪信徒の一人
3・23 マサノブ教「大阪狂区」講習会の概況報告
「本流」信徒の皆様方は、現在のマサノブ教・講習会の内容を実際にご存じない方々も多いと思われますので、実際に足を運んだ私からその概況をご報告させていただきます。私は、生長の家三代にわたる総裁・副総裁の講習会を40年に亘って受講して来たものであります。開祖・谷口雅春先生の講習会の時には、壇上まで座布団を敷いて尊師の直下で拝聴していた時代には、やむを得ぬ私用で途中退席する信徒さんも僅かで、殆んどが最後まで受講したものでした。勿論、昼食も持参が殆んどでした。
開祖・谷口雅春先生の時代の講習会では、午前中は病悩苦からの解放について、必ず信徒の体験を紹介しながらの真理の解説、午後の一番は「神想観」の実修30分、そして、国家論憲法論を必ず尊師は話されました。「聖歌」に始まり「聖歌」に終る、特に最後は、全員腕組み合っての「使命行進曲」の大合唱、天皇国日本の實相顕現の使命感の高揚のうちに帰途につく・・・
この様な往時の講習会に比べて、マサノブ教の講習会の何と寂れたことよ! 「聖歌」なし、「使命行進曲」の大合唱なし、「神想観」なし、目立ったのはマサノブ君の講話が音楽入りで始まったことぐらい。弁当を食べ終わると半数以上は帰る、最後まで残る人は30%程度、天下の「大生長の家」もここまで落ちぶれたか。舞台下には体格のいい本部職員がガードマンとして信徒全体に目を注いでいる。舞台上のマサノブ君はおそらく“防刃チョッキ”を着込んでいたかもしれない?・・・
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私が、大阪城公園駅に降りたのは9時35分ころ、改札を出て会場に向かった。昔なら、会場までの両脇には「聖旗」を持った青年会員が大勢並んで、大きな声で「ありがとうございます」と笑顔で合掌して出迎えていたものだが、今は、駅から会場まで僅か10人そこそこしか目に入らず教勢低下を実感す。
受付に近づくにつれ、弁当をもらってそのまま帰っていく人も目立つ。一人で五個位をビニール袋に入れて少し重そうに提げて帰る人もある。受付する人も昔に比べると少ないようだ。スグ後で声が聞えた。「これで役目が果たせたなあ、(一人で)10枚も入れる人もいるよ」。
全体が見渡せる2階スタンド席前方に坐る。入場状況は全体の約半分程度。
<午前の部>
@ 午前10時予定通りに開会、「宮城遥拝」ナシ、「聖歌」合唱ナシ、「君が代」斉唱、
A 中井恒夫・相愛会連合会長の挨拶要旨――「現代の地球では自然破壊・温暖化が進んでいる。生長の家は、神・自然・人間の大調和の社会実現を目指している。昨年は、最新設備を導入してゼロ・エネルギービル「森の中のオフィス」が完成した。・・・」
(評)「生長の家」立教の目的と精神には触れず、開祖・谷口雅春先生、清超先生のことには言及ナシ。
B 純子・白鳩会総裁講話の要旨(テキストは「生活の知恵365章」使用)――
<< 梅桃の花咲く春本番の季節――幸福生活についてのお話をします。多くの人は現実的悩みを抱えています。問題のない人を見てそのひとは幸せだと漠然と思っています。そして一般的に環境が人間を幸せにすると思っているのです。人と自分とを比べる心が生じて、外から見ると幸せに見えるが自分の内にはこんな悩みがありますと人は言います。人の喜びは相対的なもので、その時の自分の置かれたじょうきょうによって異なります。殆んどの人々は自分中心に物事を考えて、自分がこうあって欲しいとか、自分の悩みはこうだと問題だけを摑み、問題を外に置いて眺めないのです。そして運命だと思っています。「生活の知恵365章、94頁」には、人生は想念の総決算である。心の世界にあるものが原因となって結果として形にあらわれて来る。一瞬一瞬に何を思っているかが人生に現われる。言葉の力によってあらわれてくる。想念・言葉の力とは、三業(身・口・意)を通じて現われます。業とは習慣性のことです。日々の出来事の中で善い事を思い出すか悪いことを思い出すか、良いことは当たり前と思い、悪いことを多く想うのであれば逆転します。従いまして、自分の心によって自分の人生が創られていくのであれば、自分自身が自分の運命の主人公にならねばなりません。心の習慣を変えるために「日時計日記」というものがあります。目的は業(心の習慣性)を変えて行くのです。“これさえ無ければ”という問題点を捉まえずに、あたりまえの善いことを探し出して心に印象づけるために日記をつけるのです。不足が生じる自分の尺度でみないこと、幸せはスグ其処にあるのです。「子供日時計日記」もあります。それから、「四季のめぐみ弁当」――これは肉類を使っていないお弁当のことです。“食卓から平和を”――肉を食べることは輸入という輸送時のCO2排出、貧しい人たちの食を奪うことに繋がっており、食糧を飼料に使う肉食を減らせば貧しい人たちの食糧が増える事になります。私たちは、自分が生きることが人の犠牲によって成り立っていないかを反省する必要があります。常に光明面を見る生活を送りましょう。>>
C 体験談3名――
1.高槻市 K.Tさん 「高校生練成を受ける。姉に『御教え』を伝え姉の病気が全部消えた。悪阻がひどく中絶するつもりの人を二人救った。自営業の繁栄を祈り、千客万来の一人芝居を1ヶ月続けたところ、不思議に注文が入り始めた。国際平和信仰運動を展開してまいります。」
2.茨木市 M.Mさん 「家族の信仰が全部違うという家庭で育ち、成人後アトピーになった。宇治練成を受け萬教帰一の教えに感動し、感謝と喜びの生活を実践、人間関係の悩み解消。ポスティングジョイを通じて結婚、無痛安産体験、家庭内信仰の不調和も解消し、今では『生長の家』の話題が中心となっている。国際平和信仰運動に邁進いたします。」
3.泉佐野市 S.Sさん 「妻が車にはねられ、頭部損傷、足腰骨折し救急センターに運ばれた。雅春先生が枕元に現われられ大丈夫、大丈夫と。自分も昔、中央公会堂で雅春先生から聞いた加害者を許しなさいという話を・・・」(ここで発表内容を忘れられた様子でそのまま時間満了で退場)
D 雅宣総裁の講話の要旨(テキストは「生長の家ってどんな教え」)――
音楽とともに登壇し、例の如く“本日の講習会スケジュール”を説明後、
<< 初めての人の為に教義を四文字熟語で話します。「唯神實相・唯心所現・萬教帰一」これが教義です。「唯神實相」、これはタテの真理であります。タテとは人の持つ高い所へ行きたい願望のことで、いつも人間はこのことを考えているのです。現在よりもより一層勝れた目標を目指すのです。タテはタカサであり世界の国旗はタカイところにある太陽や月や星を構図に取り入れています。唯、神のみ在る。これが實相です。しかし、世間では“政治家の実相”などといって違う意味で使っている。表では立派なことを言っているが裏ではヒドイことをしているという意味です。この様な“実相”は現象のことであり、仮相なのです。本当の意味の“實相”のすがたは素晴らしいものであり、向上の努力をなす者です。神の子が實相であり、この本性を表現する事が神の子なのです。世界の姿は仮の相であります。神が仮相を造ったのではありません。神は實相を作ったのです。偽物は本来ないのです。肉体を動かしているのは、目に見えない本体であり、本体は完全な相であります。では、無いものがなぜ現われているのか?これが三界唯心、ただ心の表したものという事です。これをヨコの真理と言います。仲間同志の世界と考えればよく分かるでしょう。国の存在というものは現象です。国の存在は無くなることもあるからです。心を正しく使ってより良い現象を作りましょう。心を正しく使うには、潜在意識を間違った方向に進まないように掃除をする事です。これが“三正行”です。「神想観」をして神の子という自覚をもつ、聖経聖典を読む、先程の体験談のように愛行をすることです。そうすると世界の實相は素晴らしいと言う事がわかります。次に「萬教帰一」の話です。教祖は實相世界からメッセージを受け宗教の形にします。そして教団が生まれます。教えを広める為にその土地の人たちが解るように広めていきますから宗教は皆違うように見えます。つまり、メッセージ(言わんとしている事)は一つであるが、表現が違うのです。だから、各宗教の表面だけを見ず、外形にこだわらず、中心部分と周縁(方便説法)部分とを分けて考えることです。内容は究極的には同じ事です。キリスト教では“神の子”であるが、佛教では“即身成仏”という。佛教の“山川草木国土悉皆成仏”とは“唯神實相”のこと、イスラム教では“我等は人間各自の頚の血管よりも近い”という。この言葉は神は我々自身の中にいる、つまり“神の子”であると云う事です。そういうことで、信仰による平和を拡げて行きましょう。>>
<午後の部>
白鳩会・聖歌隊による聖歌三曲合唱、午後1時から、質問回答の時間――この時点に於ける受講者は午前ピ−ク時の半減の状況・・・
E <質問と回答>
1. 質問: 日時計日記にウソを書いてもいいのですか? 私の妻は、子供が学校に合格したとか、私が世の中の仕事が出来て役だっているとか、私が禁煙に成功しましたとか同じ事ばかり書いていますが。
回答: 心に強く思う事を表現すれば現われて来るのです。身・口・意、書いて宣言すると現われ、實相を見詰めることが大切です。ウソではありません。實相が本当です。それを現わして行くのが人間なのです。
2. 質問: 子供は親を選ぶといわれる。ならば、世界各地の厳しい環境にいる人も自分でそう云う環境を選んで生まれてくるのだろうか?
回答: 無意識のうちに選ぶこともあります。つまり、親和の法則によって前世の業に共鳴して引き寄せられて生れて来たりする。また高級霊は救済の為に意識して生まれて来る場合もあります。
3. 質問: 「招神歌」にある<生長の家大神守りませ>という「生長の家大神」とは、住吉大神ですか、唯神實相の神ですか、或いは亦別の神ですか?
回答: “神”という言葉は三つの意味があります。一つは唯一絶対神のことで、これは抽象的で解りにくい。そこで二番目に表現神として色々な名前を以て唯一絶対神の表現をします。三番目は歴史的に功績のあった人物を神として祀る場合で、“霊人”としての神です。大切なことは、信仰者の持っている目的に沿って信じる名前の神を通じて「唯一絶対神」を拝むことが大切です。
4. 質問: 現在、日本は小子高齢化に向かっていますが、これは神の子が減ると云う事なのですか?
回答: 小子高齢化は現象の問題です。実相に於いては国籍は存在しません。国境線も人間が引いたもので実相ではありません。ただし、日本的なものとか西洋的なものとかいう個性はあります。現象に於いては、日本の皇室の人も中国韓国から人を迎えて混血してきたものです。小子高齢化は現象の問題ですから實相と現象とを混同しないこと、霊界も現象界です。
5. 質問: 日本は建国以来2675年経ちますがやがて現象として滅びることがあるのでしょうか?
回答: 2675年は現象です。神武天皇がいた、いないも現象です。日本国家が続いていることも現象です。現象ですから、我々の生き方次第です。キチッとした対応をしないと滅びます。
6. 質問: 甦り(よみがえり)について教えてください。
回答: “甦り”とは、肉体としての考えであるから、現象としての問題です。人間は現実界と霊界とを行き来します。横線を時間として、この線の上を現実界、この線の下を霊界で表します。線を中心とした波形を描きますとこの度の生存年齢は60年で霊界へ、そして次の生存年齢は80年で霊界へ、そしてその次の生存年齢は20年・・・という具合いに生き続けていくのです。
7. 質問: 「ノーミート」のことですが、魚は肉ではないのですか?
回答: この問題は、肉の作り方と魚の作り方(現在、魚は殆んどが養殖魚です)を比べれば解ります。牛肉1キロを作るには飼料が7キロ、豚1キロ作るには飼料が4キロ、鶏肉1キロを作るには飼料 キロ 魚1キロ作るには飼料は1.8キロ必要です。だから飼料として人間が奪うものとしては魚の場合はそれほどではない。ノーミートの解釈としては四足の動物を食べないと云う事で、魚は普通ノーミートの範囲内には入れない。鶏は人によって解釈が違う。私もチキンは時々食べます。牛や豚は感情を持っており殺されるのを嫌がる。我々は“知らずに犯す罪”を犯しているのです。生産者と消費者が接しない社会ですから、消費者の我々は残虐なことをしていることを知らないのです。
8. 質問: 「神の心が展開しコトバとなって一切の現象展開する」の一切の現象とは?
回答: 現象には、真象と偽象とがあります。『甘露の法雨』に出てくるこの場合の現象とは“真象”のことです。實相世界にある本物です。實相世界とは“ノッペラ棒”ではありません。日時計主義ではこの“真象”を見つめていこうとしています。
F 午後の部、雅宣総裁講話の要旨、――
<< 「生長の家」の運動が変化して行くのは時代が変化しているからであります。ジェット気流や海流の変化が著しく、大きな気候変動の原因となり地球全体の問題となって来ているのです。現今では農業も漁業も過去の経験が役立たず予想できない状態となっています。穀物市場価格も倍の値段になっている。これらは社会不安となり、暴動やデモを引き起こしているのであります。神示の中で最も重要な位置にあるものは「大調和の神示」であります。最もよく引用されます。「梅の花の神示」などは殆んど引用されません。「秘められたる神示」という「秘め」は滅多に読まれないもの、読まなくていいものです。「大調和の神示」には<天地一切のものと和解せよ>とあります。従って、“教え”の基本は人間社会だけの和解ではないと云うことです。原発はどうすべきでしょうか?原発の要らない6つの理由があります。まず、原発の出現の前に広島と長崎の原爆投下があります。これは原発に一旦事故が起れば生命全体に甚大な害を与えるという事を教えています。このことから、原発は人とその地の自然とを分離してしまうことになります。更にウランは枯渇する資源であるからです。更に原発は核兵器拡散の危険につながります。原発は水で冷却しなければならず、海水の温暖化を引き起こします。化石燃料や原子力発電は中央集権を促進し大企業優先と地域独占事業であり、これからのエネルギー政策は地域分散型で、自然エネルギーや農村活用型へシフトしていかねばなりません。都市はあまりにも便利になり過ぎました。都市生活には化石燃料によるインフラの整備が必要です。我々は、炭素を出さないでもオフィス運営が出来ることを実証しました。「森の中のオフィス」は“ゼロエネルギー・ビル”です。この方向で政治が主導して行かなければなりませんが、民主党政治から自民党政治に戻ったことは残念なことです。<炭素を出さないで、現代人は生活できるのです。皆さんも出来る範囲から始めて下さい。>>
G 体験談2人――
1.南河内郡 K.Kさん 「子供が不登校となり母親教室に参加。本物の信仰をする事により不登校が解消した。国際平和信仰運動が歓びです。」
2.はびきのしY.Kさん 「風邪気味のときに薬を飲み吐き気を催ししゃがみ込む。その時、二人の自分がいた。一人は苦しんでいる自分、そしてそれを上から眺めているもう一人の自分・・・気が薄れていく、温かい光に照らされて『甘露の法雨』の声が聞える・・・天上から荘厳な声が聞えてきた・・・雅春先生に助けられて還ってきました・・・・・」(ここで、原稿を思い出せなくなり時間満了退場。)
H 「世界平和の祈り」先導:雅宣総裁―― 時間は、約5分間
I 閉会の挨拶――樋上和子白鳩会連合会長 「神・自然・人の大調和する新文明の構築を目指し、新たな息吹を感じた素晴らしい講習会でした。ありがとうございました。」
これで散開、中央通路をマサノブ総裁・ジュンコ白鳩総裁が退場、周りに熱心な信徒が群がり握手を求める。「使命行進曲」が極めて低音で流れていた。
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<感想>
@ 「マサノブ教」講習会のなんと感動なきことよ!實相論は姿を消してしまい現象論中心となってしまった。 真の愛国宗教の講習会は完全に姿を消してしまっていた。「神想観」の時間は完全に削除され、5分間の「世界平和の祈り」となり、「聖歌」や「使命行進曲」の合唱も無く、半分は弁当を食べ終わると帰ってしまい、最後まで残っていた人は3分の1、マサノブ君とジュンコ君の握手と見送りに通路に殺到した200人程度の狂信的お孫さま信仰信徒達、往時の開祖・谷口雅春先生時代の講習会を体験した信徒にとってはまことに嘆かわしい次第であります。
A 今回の体験談の発表を聴いて感じたことは、5人の体験談発表者の体験は全員、病・悩・苦から真理によって解放された人たちでした。マサノブ君は病悩苦からの衆生救済を必要なしとして、地球救済を第一にしていますが、どんなに時代が変っても衆生の病悩苦がなくならず、逆に増大していく事実、マサノブ君の考えは全く間違っているのであります。そして、マサノブ君の講話は表面は善いことを言っているのでありますが、ご本人は言行不一致で全く逆の行動をとっていることを思うと余りにも空々しく、まともに聞く気が失せてしまいます。
B マサノブ君の講話は又、開祖・谷口雅春先生の説かれた「生命的国家論」や国思う気持からの「憲法論」は依然として一言も触れなかったのは左翼思想者の彼としては当然のことでありました。然し、明らかに間違って講話をした内容もあります。詳しく述べて、マサノブ君の注意を喚起いたします。
C 先ず、質疑応答の中で、「甦り」(よみがえり)と言う意味を間違えてマサノブ君は答えているのであります。「甦り」とは“黄泉(よみ)から帰る”ということで、 死んだ人,死にかけた人が,息を吹き返すことであり、生き返ると云うことであります。一方、転生(てんせい, てんしょう)とは、死後に別の存在として生まれ変わることであり、両者は全く別の事柄であり、宗教家としての常識であるにもかかわらず、マサノブ君はこの区別が分かっていないで、「甦り」=「転生」として間違った解説をしたのであります。やはり、彼は霊的音痴な人間であったのでした。
D 次に、マサノブ君は、實相世界には国家はない(国境線はない)と説明したのであります。また、實相世界には国籍を持った人間は居ない、とも言っています。かといって實相世界とは具体的特徴のない“ズンベラ棒”な世界ではない、とも言って矛盾した説明をしているのであります。彼は「實相」とか「實相世界」とか口では言えても、生命的把握は出来ていないのであります。マサノブ君には、實相世界に厳然として実在せる「金波羅華・天皇国家日本」と言う“理念国家”が解らないのであります。同様に、「日本民族理念」や「日本人」としての理念と云ったことが理解できないのであり、左翼唯物論者の彼は理解できないのが当然であります。マサノブ君は“現象”は把握できても、「理念」・「實相」というものを霊的生命の段階ではまだまだ把握できては居ないのであります。霊的音痴総裁ですから致し方ありません。
E 「日本皇室は、中国や韓国からきた人の混血である」などと平気で言ったのであります。マサノブ君は「天照大御神の天孫降臨の御神勅」には絶対言及しないで無視しております。彼には「天皇国日本の国家理念」が嫌いでイヤでイヤでたまらないのです。久遠の理念国家・日本の悠久性を説かず、現象の日本国家はキチッとした対応をとらねば衰えて行くというのであります。キチッとした対応の中身の説明がないのであります。日本がどうなろうが、全くの他人事としてしか考えていないし、愛国心のカケラも感じられない冷血人間そのものであります。
F 体験談を発表された5人の人の中で、途中で原稿を思い出せず時間が来てしまった人が二人ありました。不思議なことに二人とも霊的体験談であったのでした。お一人は入院中、雅春先生が枕元に立たれ「大丈夫・大丈夫」といわれたこと、他のお一人も、幽体離脱の体験とその時に雅春先生に助けられて帰還した体験でありました。途中でお二人とも、原稿を思い出せず黙ってしまった時に、私はマサノブ君としてはスグその人の傍へ行って、話を誘導して思い出させてあげるべきと思ったのですが、マサノブ君は何もしませんでした。やはり、そのような体験談は科学的には説明できないので無視したのでしょう。やはり、彼は根っからの霊的音痴であり唯物論者であったのでした。
G 「大阪狂区」の教化部長は、4月から交替と聞いていたのですが、講習会場での、交替予定の二人の教化部長の挨拶はありませんでした。大阪の信徒さんの中には、久利修・新教化部長により、彼は大阪青年会の出身であり、愛国活動に燃えていた人だから本来の開祖・谷口雅春先生の『御教え』に帰る事を期待している人も在りますが、久利君は現在本部理事でもありますので、高級待遇してくれているマサノブ君には絶対従順である事だけは確かであります。淡い期待など持たない方がよいのです。絶対権力者のマサノブ君に正しいと信ずる意見具申や諫言などは、そのまま即座に報復人事として処分され高給を捨てて辞めていかなければならないからであります。現在のマサノブ教団にはそのような勇気を持っているものなど誰も居りません。有為の士は既に去り、本部講師といえどもその真理の理解度は末端信徒のレベル以下の人もいるのですから・・・(完)
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