生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・ 理性篇の再掲示 <第十五話> (323)
日時:2013年03月05日 (火) 09時24分
名前:信徒連合





生長の家「今昔物語」第六篇 理性篇




第十五話(通算第341) 絶対精神の問題――特にマルクスの模写説を反駁す(1)




普遍なる知性(『解放への二つの道』P.159−162)




客:

私は宗教家が神などと云うことを口にするのをきいていると滑稽になってくるのです。よくあんな空々しいことを言って人を欺くものだと思うのです。



主:

神というものを何か人間的な姿をして神秘的服装をして天界から地上を見おろして人間の行動や心情を審判している者のように考えるから「そんな神はあるものか」ということになるのです。

この宇宙の万物を見ると秩序整然たる法則がある。この「宇宙を貫く法則」を生長の家では「神」といっているのです。法則とは知性を持っている所のエネルギーであります。無茶苦茶でない、数学的な秩序で事物を動かす力ですから、「知性」である。

この知性あるエネルギーが宇宙にあってですね、宇宙のすべて現れているものをことごとく支配しているわけなのです。この「知性」が神なのです。この「知性」が宇宙のどこにでも充ち満ちておりますのは、すべて物質の組織構図が宇宙いたるところで、水素は水素、酸素は酸素と同じ構成をもっており、同じ作用をあらわすので説明されます。

それは、アメリカへ行っても、日本でも、イギリスでも、どこでも皆同じであります。だからこの「宇宙の知性」はどこにでもある、これは宇宙の絶対精神即ち神の叡智の現われだと見ることができるのです。宇宙に遍満し、宇宙を貫くところの知性――この絶対精神というものを認めずにはいられないわけなのである。これを神というのであります。

 それでこの「絶対精神」という超越普遍的なものが存在し、その知性がこの宇宙を支配しておるわけで、すべてのものの基本構図が一様になっているのです。大にしては、太陽系統は、太陽が真中にあって周囲に地球等の遊星が旋回している。中心に「陽」(発動性)があって「陰」(みずから発動的には輝かないこと)がその周囲をめぐっている――こういう形式になっている。小は原子に於いては陽電気エネルギーの中核性(原子核)が中心になって陰電子がその周囲をめぐっています。

ひとり家庭のみ例外と云うことはあり得ないですね。家庭に於いてはですね、家長というものが中心になって、その周囲に家族が囘(めぐ)っているというような、そういう根本構図になっているのであります。

で、我々の肉体を構成している細胞というものも、やはり、真中に生命の発動性(陽)なる細胞核があって、周囲に受動性(陰)の原形質がとりまいている、だから細胞は細胞核を取り除くと死んでしまう。

原子に於いてはこの中心体なる原子核を破壊したら、原子爆発が起こって原子の崩壊――すなわち原子が壊れてしまうのであります。家庭に於いても中心者たる家長は「陽」(男性)であって、家長が死ぬと家族が分散してしまうのであります。家の制度は封建的であると言って、「家」を廃し「戸主」を廃したために、家族がバラバラにめいめい勝手気儘(かってきまま)に分散的な考えを持つようになったことは現在の日本で体験済みであります。

会社とか組合とかいうものでも、それが一個の有機体となるとやっぱり同じ構図になって中心ができてくるわけです。共産党にさえ書記長とか委員長とかいう中心がある。会社には会長とか社長いうものがある。 在団法人には理事長がいる。やっぱり中心はひとつでなくちゃいかんのです。

 国でもやっぱり、それが有機体である限り国の生命の中心が一つでなければならないのです。これは一切の有機体を通じてあやまらざる基本構図なのであります。何ものも、その基本構図からはなれることは出来ない。それは宇宙精神又は絶対精神が規制した事物の根本的な「在り方」であるから、この基本構図から離れた時に、原子核を破壊された原子のように崩壊してしまうということになるのです。

この基本構図の上に色々の構図が配置されて、花なら五弁の花もあれば、四弁の花もあるし、複雑ないちいち数え切れない菊の花みたいなものもあるけれども、真中にやっぱり中心があるということは、否定出来ない万物のあり方であります。そこに宇宙の絶対精神の知性が定めた根本構図があるのです。






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