生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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秀稿「あまむし庵」氏の御説を公平に観察する・・・ (4632) |
- 日時:2014年07月29日 (火) 16時27分
名前:公平なる観察者
中心帰一•天皇•観世音菩薩・和解・天地一切に感謝・日本・地球温暖化 などをテーマとして開祖・谷口雅春先生の『御教え』に基づき、極めてレベルの高い“秀作”とも言える論考を展開されている「あまむし庵」氏、今「生長の家」の信徒間で深く静かなるブームを来たしているようであります。 http://56937977.at.webry.info/201407/article_5.html
この“秀作”ともいえる御論考を、「信徒連合」さまがこの「新・本流復活掲示板」に転載されています。それを読まれた「元・白鳩地方講師」さまが「あまむし庵」氏へ質問をされました。「元・白鳩地方講師」様はコメント欄があるのを気づかれなかった様子で、この掲示板で質問されました。それを読まれた「紀伊の国の住人」さまが、「あまむし庵」氏のブログのコメント欄へ、その質問が「新・本流復活掲示板」になされている旨を通知されました。そのご質問とそれに対する「あまむし庵」氏のご回答は以下のとおりであります。
「元・白鳩地方講師」様のご質問―― http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=snihonryuu&mode=res&log=1876
@ 神の愛は、“犠牲”とも言える現象の問題を通さなければ顕われては来ないのでしょうか? アシュケナージー・ユダヤ人(ユダヤ教徒ハザール人)の作ったイスラエル国家は、本来のユダヤ人・スファラディー・ユダヤ人(パレスチナ人)の居住地を一方的に武力占領を続け、占領地を拡大して行っています。この様なときに、パレスチナ人はイスラエル国家の侵略に対して、イスラエル国家を観世音菩薩としてその實相を礼拝し、イスラエル国家の指導者も言葉に出来ない程の心労を感じながら、止むを得ず悪役を演じているのだから、イスラエル国家指導者を神として拝み、現在の痛ましい紛争状態をも神様の恩寵として受け止め、謙って相手を侵略者と見ず、一切抵抗敵対反撃せず、観世音菩薩としてのメッセージを感得しなければならないと言うことになります。
これは究極的真理ではありますが、パレスチナ人全員がこの様な高い心の境地に達しているかという現実的問題を考えると、答えはNO!となって犠牲者の数はさらに大きくなると共に、パレスチナ国家は消滅します。この現実を部外者は「戯曲の演出」として簡単に片づけることが出来てよいものでしょうか?
同じようなことは、共産中国の尖閣諸島奪取計画にも当てはまります。現在の日本国民の絶対多数が「あまむし庵」先生と同等の高い悟りの境地に達しているかといえば、これまたNO!であります。そのような現実的問題の中で、尖閣諸島を奪取しに来る中国の姿を、日本人全体の至らぬ心境の反映だとして謙って共産中国指導者を日本に対する観世音菩薩として礼拝して、そのメッセージを感得するといって、言いなりになる事は結局将来的には、日本領土は全て中国領となるのです。「竹島」がその例です。この場合には日本人は犠牲者の立場となります。
また、同じ事が今の生長の家教団にも当てはまります。信徒の悟りの境涯も千差万別で「あまむし庵」先生のお悟りの心境まで達している人は、まだまだ少ないと思います。私もその境地に達していない大勢の信徒さんの中に入ります。この様な状況下では、結局のところ開祖・谷口雅春先生の本来の『御教え』は消され、「生長の家」は解体され地上から無くなって行きます。現に原宿本部は解体が完了し、総本山も鎮護国家の働きがなくなり、実質的には解体されたも同然です。独裁者雅宣総裁はやりたい放題、「生長の家」解体計画を着々と予定どうりに進めています。真理の適応を誤ると背負い投げを喰らうことになると思われます。「あまむし庵」先生の説かれる究極の真理を現在の教団を含めての信徒さん全体に自覚実践していただくことを希望することは現実問題として雅宣総裁の「生長の家」つぶしの加速にしか役立たないと思うのですが、・・・
要は、現在の地球へ霊魂進化を目指して転生して来ている地球人の霊魂の発達(實相顕現)段階は、まだまだ低レベルの段階にあり、「あまむし庵」先生の如き究極のお悟りの御境涯に達せられている霊魂は稀でありますので、「あまむし庵」先生のお説きいただいている究極の真理は、現在の地球人にそのまま当てはまるものではないと思うのでございますが宜しくご教導の程御願い申し上げます。
A 「公人」の場合、「私人」の場合との違いについてご教示いただきたく存じます。 雅宣総裁や習近平主席や朴槿惠大統領は、“公人”であります。“公人”の立場にある人は大勢の人たちへの影響力は大きく、また“公人”はたくさんの人たちから受ける念波(心の想念)も千差万別です。強き想念波や弱き想念波、順念と逆念に十重二十重にとりかこまれていますから、少数の非常に高い心境の人からの念波も絶対多数の逆念によって打ち消されたり、霊界からの強力な悪霊波バリアの影響下にある場合には跳ね返される事もしばしばだと思われます。一方、私人の場合は、高い悟りの人からの高い想念の放射は非常に届き易いのではないでしょうか。従いまして、「あまむし庵」先生の説かれている内容でもっても公人たる雅宣総裁の神性隠蔽の幕を融かし落すことが現実問題として可能かどうか私には分かりかねますので、どうかご教示を御願い申し上げます。結果が出なければ意味がないと思うのです。
また、その公人の表明するところの大勢の人たちに大きな影響力を及ぼす「意思表明の内容」が、誤った見解(虚説)である場合には、それを観世音菩薩の悪役を演じての説法としてそのまま放置しておくのがよいのか、『御教え』のごとく、「虚説」は徹底的に撃破すべきか、「あまむし庵」先生は如何お考えでしょうか? この点には触れておられませんのでぜひともご教示の程御願い申し上げます。
B 「あまむし庵」先生は、現下の雅宣総裁の「生長の家」解体問題に対して< 問題解決方法は、唯一つであります。「謙りの姿勢に立ち返り、神性隠蔽している一切の迷いの観念を捨て去り、神に無条件降伏する」こと>と書かれておられますが、われわれレベルの低い悟りの境涯に居る本流復活を願っている信徒としては、「生長の家」解体を進めている雅宣総裁に対して具体的にどう行動すべきであるのかをご教示いただけないでしょうか? どのように行動して行けば世界の世相潮流を主導できる本来の「生長の家」の姿を取り戻すことが出来るのでしょうか? このままでは、雅宣総裁により開祖・谷口雅春先生ご創始になる「生長の家」は完全解体されることだけは確かに思えてきているのでございます。 私には的確な方法手段がわかりませんので宜しくお願いもうしあげます。 再合掌
このご質問への「あまむし庵」氏のご返事は、――(下記コメント欄) http://56937977.at.webry.info/201407/article_5.html
紀伊の国の住人様: ご丁寧なコメントありがとうございます。掲示板の件、お教え頂きありがとうございます。ご紹介頂きました掲示板を拝見させていただきました。熱心なご質問を頂き、正直驚いております。折角のご依頼に対し大変失礼かと存じますが、あなた様のお申し出をお受けすることはできません。何故かと申しますと、まず小生は生長の家の講師ではございません。故に人様から「先生」と呼ばれる如き立場に居る人間ではなく、こと生長の家に関しての不特定の方々からのご質問に対し、公のネットの世界でお答え申し上げるべき立場の人間ではないからです。生長の家には立派な本部講師先生と地方講師先生が多数いらっしゃいます。その方々こそ、そのようなご質問にお答えするお資格と、責務があると存じます。 小生は色々の人生苦に悩みつつ、それを解決せんが為に、谷口雅春先生の御教えを学ばせて頂いている、一介の生長の家信徒に過ぎません。雅春先生の聖典の御言葉を一部引用させて頂きながら、僭越ながら私見を私的ブログにて書き込んでいるに過ぎません。この行為を通して、雅春先生への御恩返しの一端ともなれば幸いと存じます。小生の考え方が、谷口雅春先生の本意に添うものかどうかさえ、小生の知り得るところではございません。従いまして、不特定の皆様に対して、飽く迄「私見」である処の小生の考え方をもって、「回答」などと考えるべきではないと思うのであります。 今回の生長の家の問題に対しては、幹部の皆様、講師の皆様、信徒誌友の皆様それぞれが、ご自分の中に実在まします「神の声」をお聞きになりながら、御自身で「回答」を出されるべきではないかと、考える者でございます。小生の「考え方」を含めまして、他人の意見は、参考にはなりましょうが、最も大切なことは、「御自身の内なる神の声を如何に聞くか」ということだと、強く信ずるものでございます。その為の「御参考」として小生の拙い文章が少しでもお役に立てるのであれば、有難い限りでありますが、小生の「考え方」は飽く迄「小生の考え方」でありまして、全ての人々がそのまま採用して良いものとは、全く思ってはおりません。お一人お一人の中におわします「神の御心」こそ、唯一最高の間違いのない「導き」であると思うのであります。 従いまして、今回のあなた様からの折角のお申し出でございますが、ご遠慮申し上げたいと存じます。何卒お許し下さいますようお願い申し上げます。 感謝合掌礼拝 あまむし2014/07/28 14:20
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上記のごとく、「あまむし庵」氏は、氏の一連のご文章を一信徒としてのあくまでも「私見」であると非常なる謙遜を示しておられますが、どうしてどうして大変素晴らしいご心境に達せられていることは疑う余地もありません。素晴らしいご文章の内容が内容だけに、客観的に観察すれば、一面われわれの現在進めている本流復活運動にブレーキを掛け、逆に、「マサノブ教団」の存在と擁護に有利なる『御教え』解釈に逆利用される危険性を包含していると考えられるのであります。特にこの点の危惧を「元・白鳩地方講師」さまも感じられたのではないのでしょうか?
「一切者の自覚」(到らなかったのは、私自身であったのです。)の素晴らしい御境涯にまで達せられている「あまむし庵」氏の『御教え』解釈も「元・白鳩地方講師」さまの仰るとおり、“私人”対“私人”の世界ではその通りでありますが、“私人”である一信徒と“公人”であるマサノブ総裁との間の問題解決にそのまま適用する事は、よほどの注意深さが必要であります。
『生命の實相』第14巻<和解の倫理>にも書かれてありますように、「人に対しては、その人の神の子なる實相を見詰めて赦す。しかし、神性隠蔽されたる相手の主張せる“虚説”に対しては一切妥協せずどこどこまでも撃滅する」のでなければならないのであります。ここのところを間違うと結果は大変なことになるのであります。「あまむし庵」氏の<現総裁だけに留まらず、本部中枢にて役を演じている全ての方々も、大なり小なり大変な「心の痛み」「心労」を受けておられるに違いない「悪役」を演じている雅宣氏初め幹部の方々は、きっと吾々には想像を絶する大変な心労を背負って、毎日を過ごしておられることでしょう。彼等は彼等なりの「言うに言われぬ理由」があってのことだと思うのであります。>とのご見解は一見、慈悲深き愛ある言葉ではありますが、これは神性隠蔽されたる仮の姿である現象ありとする言葉であります。「神の子なる實相を見詰めて赦す」のではなく「神性隠蔽されたる現象の姿があるとしてそれを赦す」ことになり、その結果、“悪役を演じている”相手側の存在理由を理由つける言葉として活用され、大手を振ってますます悪役を演じ続けるでありましょう。
「あまむし庵」氏のお考えは、マサノブ総裁がトンデモナイ方向へ道を踏み外し、「生長の家」解体へと突っ走っているのは、すべて信徒たちが至らなかったから其の心の反映としてのマサノブ総裁の姿であるという所謂「合わせ鏡」理論となるのであります。だから、責任は全信徒が追うべきで、信徒の想念の反映である雅宣総裁にはなんら責任はない。信徒の心が変ればマサノブ総裁の心も変る。しかし、全信徒が全員、徹底したマサノブ総裁の實相を直視するきわめて高い心境に到達できるでしょうか? ここのところを「元・白鳩地方講師」さまが質問されているのだと思うのです。また、「マサノブ教」と言う“虚説”の摧破に関しては「あまむし庵」氏は触れては居られないのであります。
開祖・谷口雅春先生は、この<和解の倫理>を嘗ての岸内閣のときの安保闘争において示されたのであります。すなわち、「共産主義者である全学連の学生の實相は完全なる神の子である。この神の子の生命の實相は礼拝しなければならない。しかし、神性隠蔽されたる彼らの信ずる共産主義思想は真理に反する“虚説”であるから徹底的にそのマチガイを撃滅しなければならない。」として『赤旗か日の丸か』のパンフレットを大々的に頒布され、『赤旗』新聞と『聖使命新聞』は毎号丁々発止の論戦を繰り広げて行ったのであります。一方において、当時の法貴雪子・白鳩会長を先頭に、全学連の学生の神の子なる實相を見詰めながら一人一人に“アメ配り”を実行されたのであります。
「あまむし庵」氏ご自身は素晴らしい『御教え』解釈のご境地に達せられて、それを開陳されておられるのですから、「疑問点や質問点があれば、内在の神にお聴き下さい」と言わずに「私見ではございますが、私はこのように考えております」として、回答をなされるのが筋ではないかと私は考えるのであります。「元・白鳩地方講師」様もご指摘されていますように、其の質問事項は本流復活を目指す信徒としてはぜひとも知りたく思う内容の質問であり私も其の一人であります。
『御教え』解釈の浅はかな「マサノブ教団」の幹部役員や講師にマサノブ総裁擁護の役に立ちそうな言質を与えないように、「元・白鳩地方講師」様の質問にある様な疑問点が出ないように“行き届いた”『御教え』解釈を掲載していただきたいと思う次第であります。 合掌
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