生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

トップページへ戻る

 

↓↓↓ 訪問者数 ↓↓↓

 

名前
メールアドレス
スレッド名
本文
写真

URL
削除キー 項目の保存


<再掲示シリーズ> 「偽(ニセ)生長の家・マサノブ教」VS「正統・生長の家」・・・ニセモノは「無の世界」へ追放されて自壊する・・・(22)「人類光明化運動の選士を讃えて」(「第二青年の書」・第20章」 (6206)
日時:2015年02月05日 (木) 11時08分
名前:再掲載シリーズ選定委員会



「マサノブ教」では聴けない話


世界に冠たる「生命の實相哲学――唯神實相論――の神髄中の真髄


「人類光明化運動の選士を讃えて」(「第二青年の書」・第20章」



<< 人類光明化運動の選士よ、神に選ばれたる若人よ。諸君は神武天皇建国の日本国に生まれたることを誇りとし、慶びとし、この誇りと慶びとを若き人たちに分かち、子々孫々に伝えることを名誉ある使命とするのである。

諸君は、天祖、彦火瓊々杵尊(ヒコホニニギノミコト)の天降りましてより、神武天皇に至るまで、約そ一百七十九万二千四百七十余年の古き伝統をもて建てられたる日本国に生まれたることを誇りよし、慶びとし、この誇りと慶びとを若き人たちに分かち、子々孫々に伝えることを使命とするのである。

彦火瓊々杵尊(ヒコホニニギノミコト)の天降りを歴史的事実にあらずと疎んじてはならないのである。諸君は天照大御神の御孫の天降りとは、天球すなわち大宇宙を照らし、それを光明化する理念の天降りであることを知るのである。理念は現実に先立つ、日本の現実はいまだ理念の完全さに達せずとも、宇宙を照らす大理想をもって天降り来たったことが日本民族の使命として斯くの如き神話を創造して代々相伝承して来たったことが尊いことを知るのである。

諸君は知る、天照大御神の孫の降臨とは、真子(まご)の降臨であることを。それは神意の伝承、「まことの理念」の伝承のことである。この尊き天意の伝承の下に日本国は肇まったのである。されど、時運いまだ開けず、交通不便にして、日本民族全体が統一国家になっていなかった時代が幾世代も続いたのである。それを『日本書紀』は「是の時に世、荒きに逢い、時、草昧(くらき)にあたれり」というような言葉で表現しているのである。時期の至るまで、神武天皇にいたる多くの世代を通じて、天皇家の雌伏の時代がつづいたのである。単に雌伏していたのではないのである。「かれ蒙(くら)くして正を養い、此の西の偏(ほとり)を治らす。皇祖皇考(みおや)、神聖(かみひじり)にして、慶を積み、睴(ひかり)を重ね、多(さわ)に年所(としのついで)を歴たり」と『日本書紀』は書いている。暗黒の時代にも、常に「正」を養って来たのが、日本民族の祖先であり、その祖宗は、「神聖(かみひじり)である」ということを知っていたのである。即ち、日本民族は、連綿として、神の霊統をつぐところの「神の子」であるという自覚をもって正を養い、みずからの修養に尽くして来たのである。諸君は、斯くの如き尊き伝承をうけつぎ来たった日本民族の一員として生まれ来たったことを誇りとし、慶びとし、この誇りと悦びとを若き人たちに分かち、子々孫々に伝えることを名誉ある使命とするのである。

神武天皇の出興せられし頃は、交通不便なるがゆえに僻遠の地は天皇の恩沢にうるおうすべもなく、邑々、あい分立して境界争いして鎬をけずっていたのである。これを『日本書紀』は『遠くはるかなる国、王沢(みうつくしび)にうるおわず、遂に邑に君あり、村に長(ひとのかみ)あり、各々自ら境を分ちて、以って相凌ぎ軋ろわしむ』と書いている。神武天皇は、此の小村小邑相分立し闘争を事とするのを見るにしのび給わず、「天業を弘め延べて、天下を光の宅たらしむべし」と思われたのである。そのとき塩土老翁あらわれて、「東に美し地あり、青き山四方に周り、蓋し六合(くに)の中心(まなか)」と教え奉ったと『日本書紀』は伝えている。神武天皇の大和国への困難なる御出動は此の神示に基くのである。その塩土老翁こそは、生長の家の人類光明化運動を起こしたまえる本尊、塩椎神、住吉大神であり給う。蓋し、塩土老翁は常に、日本の重大事きたるときにあらわれて、国歌の安泰のために導きたまうのである。

生長の家の信徒たる青年は、塩土老翁の分身分霊として、日本危急の場合に処して国を護らんがために、神縁ふかく、神意に導かれて引き寄せられたのである。まことにも諸君は祖国の危うき際に処して国を護らんがために神に選ばれたる選士であるのである。諸君よ、必ずその神縁を空しくすることなく、大神の召喚に応えまつりて、祖国守護の第一線にわれらと倶に立たんかなである。

 佛人ポール・リシャルは『告ぐ!日本国』なる文章で日本国を次の如く讃えて日う。「諸々の神に愛護せられたる国よ、諸々の神もまた汝に於いて互いに相和せり。異なれる神の宗教は、至る所に互いに相呪うを常とするに、独り汝の拡量なる奉仕のみは、互いに他を排する事を為さずして、却って相補全せしめたり。異なれる神の宗教とは何ぞ。一は神の内在を教え、自然の諸々の生命が躍動する空間に於いて、祖先が生動する時間に於いて、万種に通ずる一如を教うるもの、他は即ち神の超在を教え、時空を超越し、永遠の寂静裡に至上の祝福を司り、独一の中に万殊を蔵するを説くもの是なり。而して世界に於いて流血の汚れに染まず、『地に平和あれ』と宣伝するの権利を保有するものは、唯だ此等両個の宗教のみに非ずや・・・」、

ポール・リシャルのこの賞賛の言葉にも拘らず日本の現実の宗教は諸宗諸派に分岐れ、互いに境を分ちて相軋り合っているのである。しかしこれは、職業宗教人の生活や面子のために為すところの歪められた宗教であって、“万殊に通ずる一如を教える”真の日本の宗教ではないのである。真に日本的なる“万殊に通ずる一如を教え、独一の内に万殊を蔵する”宗教は、ただ万教帰一の“生長の家”のみである。生長の家のみが日本の実相である永遠の「大和」の理想を発揚し得る唯一の宗教であるのである。世界の平和を説けども、みずから宗教同士互いに相排斥しながら闘争を事として何の甲斐あらんやである。諸君は、万国大和の使命を有する日本国に生まれたる事を誇りとすると共に、“万殊に通ずる一如”を把握し、“独一の中に万殊を蔵する”万教帰一の教え「生長の家」に来て、万国偕和の“理想世界”建設運動に参加できた事を光栄だと思わなければならないのである。

まことにも諸君の幸福と光栄とは、諸君が「個我」に捉われず、自己放棄によって全人類の願いに生きる事によって、自己拡大が行われたことである。真の民主主義は、「個我」を伸ばす事に懸命であるような自己中心主義ではないのである。戦後の多くの国民は、輸入された民主主義を穿きちがいて、自己の利益追求主義と肉体的快楽追求主義とを民主主議だと考えて小我を自己放棄する事にとって得られる内的自我の”自己拡大“の真の魂の悦びを知らないのである

彼らは、魂がまだ幼稚なのであり、小我の殻の中に眠っている蛹のようなすがたであるのである。然るに諸君は既に自己中心主義の小我の殻を脱ぎ捨てて人間の”蛹”状態から飛び出して全人類を平和ならしむる人類光明化運動の使徒として飛躍したのである。素晴らしいかな諸君!!



ポール・リシャルは、また『日本の児等に』と呼びかける題の下に、次の如く歌って日う、


日本の児等に

曙の児等!  海原の児等!  花と焔との国、 力と美との国の児等!

聴け,涯しなき海の諸々の波が、日出ずる国の島々を讃うる栄誉の歌を

汝の国に七つの栄誉あり、故にまた七つの大業あり
さらば聴け、其の七つの栄誉と七つの使命とを


(一)
独り自由を失わざりしアジア唯一の民!
汝こそ自由をアジアに与うべきものなれ

(二)
嘗て他国に隷属せざれし世界の唯一の民!
一切の世の隷属の民のために起つは汝の任なり!

(三)
嘗て滅びざりし唯一の民!
一切人類幸福の敵を滅ぼすは汝の使命なり

(四)
新しき科学と旧き智慧と、ヨーロッパの思想と
アジアの精神とを自己の内に統一せる唯一の民!
此れ等ふたつの世界、来るべき世の此れ等両部を統合するは汝の任なり

(五)
流血の跡なき宗教を有てる唯一の民!
一切の神々を統一して更に神聖なる真理を発揮するは汝なるべし

(六)
建国以来一系の天皇、永遠に亘る一人の天皇を奉戴せる唯一の民!
汝は地上の万国に向かって、人は皆な一天の子にして、
天を永遠の君主とする一個の帝国を建設すべきことを
教えんが為に生まれたり

(七)
万国に優れて統一ある国民!
汝は来るべき一切の統一に貢献せん為に生まれ
また汝は選士なれば、人類の平和を促さんが為に生まれたり

曙の児等! 海原の児等!
斯くの如きは、花と焔との国なる汝の七つの栄誉、七つの大業なり


まことにも諸君は、此の七つの理想、七つの栄誉、七つの大業を実現せんが為に日本国に生まれ、“内在と超越”とによって全人類と全宗教を包容する日本の宗教、“生長の家”に神縁をもって結ばれたる真理の使徒である 日本の国が、「建国以来一系の天皇、永遠に亘る一人の天皇を奉戴する唯一の国」であるのは、ポール・リシャルの言うが如く「地上の万国に向かって、人は皆な一天の子にして、“天”を永遠の君主とする」人類永遠の理想を象徴的に具現せるところの“真理国家”であるからである。万物には永遠変ることなき一つの中心がある。原子には永遠変ることなき一つの中心“原子核”があるのである。その中心が変化すればその原子は崩壊して、別の原子に転換する。細胞には、永遠変ることなき中心として一個の細胞核があるのである。その中心たる核が破壊すれば、細胞は死滅するのである。樹木にもその中心として永遠変ることなき一本の幹があり、幹が枯れれば、その樹木は枯れるのである。太陽系にはその永遠変らざる中心として太陽が存在する、而して、若し太陽が崩壊すれば、その周囲をめぐる遊星の上に棲む生物は悉く死滅するのである。

されば宇宙の真理は、「存在する万物万象」には必ず一つの変わることなき中心が存しることを要請するのである。然るに、今や世界諸々の国家には、その中心として仰ぎ見る中心たる「万世一系にして変わることなき中心者」たる王が存在しないのである。それゆえに、これ等の国家は常に、その中心者たらんことを願う僭主が現れ、相争うて闘争の絶え間がないのである。ただ日本国家のみ、ポール・リシャルが指摘せるが如く「建国以来一系の天皇、永遠に亘る一人の天皇を奉戴し」万象万物ことごとく一つの永遠に変わらざる“中心”が存するという「宇宙の大真理」を具体化しているのである。

それゆえに、諸君は、此の「宇宙の大真理」を具体化せる此の国家を尊びて、“大日本真理国家”と呼ぶのである。“大日本”というは、形の大小をいうにあらず、宇宙の大真理を具現せるがゆえに宇宙の相そのままに「大」なるがゆえに、尊びて斯くいうのである。諸君は此の世界に唯一つのみある此の”真理国家“に生まれたることを誇りとし、栄誉とし、悦びとし、この国体(くにがら)を護持せんがために結束して、全世界に此の真理を宣布する使命のために起ち上がった選士である。

ポール・リシャルは、諸君と、諸君の生れたる国家とを讃め称えて歌う

万国に優れて統一ある民!
汝は来るべき一切の統一に貢献せん為に生まれ、
また汝は選士なれば、
人類の平和を促さん為に生まれたり。

正しき愛国者とは斯くの如き日本の実相と、日本国民の使命を自覚して、それを実現せんために行動する諸君のことであるのである。>> 
                      (引用おわり) 



<注釈・コメント>

何という霊感の漲り溢れる御文章でありましょうか!此の第二篇に掲げさせて頂きました宗教界の大学院「生長の家」の御教えの“真髄中の神髄”とでも考えられます七つの引用御文章――最初の、『開祖・谷口雅春先生・大悟徹底の瞬間』をアルファーとするならば、此の最後・七番目の『人類光明化運動の選士を讃えて』なる御文章は正にオメガーとして止揚・昇華されたものにして生長の家・生命の実相実践哲学の真の日本人としての行動的自覚を促するものであります。神髄の締めくくりに相応しいクライマックスたる霊的迫力豊かな御文章であります。声を出して力強く読んでみても判るとうり、此の御文章は、吾々日本人の魂の奥底から日本人として誕生した歓びと使命とを両者あわせて沸き立たせて頂ける偉大なる霊的力を秘めた御文章であります。

谷口雅春先生は、「生命の実相」第9巻・霊界篇上巻に於いて、高級霊ヴェッテリニの霊告として「霊魂は進化すればするほど、その個性は益々明瞭となる。」と書かれております。また、この世の中には数えきれないほど沢山の種類の花や木があって、夫々の個性ある特徴(形の大小・色・香り・常緑と落葉・一年と多年生等々)を100%発揮して百花繚乱の自然美が保たれている。もしも、この世の中の花や木が一つの種類しかないとすれば其の世界は決して美しい世界とは言えない旨の御文章もあります。 繰り返す事になりますが、「民族を超え、国家を超えて国際平和を追求する」と第三代目・雅宣先生は主張しておられますが、民族の自覚、国家国民の自覚をなくして終って世界市民・地球市民・ワンワールドと言う共通認識にならねば世界平和は達成できないと言う考え方は、肉体頭脳知による机上の空論であり、幻の虚説であります。第三代目・雅宣先生は世界の大勢がグローバリズム・多国籍企業経済・規制緩和と自由化・世界共通標準・世界統一通貨(その走りとしての「ユーロ」)・ワンワールド世界政府(その走りとしての「ヨーロッパ連合(EU)」)へと進んでゆくのは、人類の理性と英知のなさしめるところで人類進化の道程であると考えておられるのだと思わざるをえないのであります。

神武天皇の橿原の宮に於ける即位の御詔勅「六合兼都・八紘為宇」というものは、世界の各国家・各国民・各民族の区別を無くして、世界を一色に塗りつぶしたワンワールドを作ることではなく、各国家・各国民・各民族の個性ある特徴を、形而下から形而上の霊的方向に磨きをかけてその実相を100%顕現せしめて、地球全人類の価値観を心主物従・霊主肉従の完全な形而上的霊的価値観に転換して生活して世界が動いて行く時、本来の地球世界の実相が現われ、生命体としての地球自体も霊的進化して行くのであると言う事を示されているのであります。

最高・最尊・至上の教え「生長の家」真理を正しく理解しその神髄を“信念”にまで高めて行く為にも、私達の潜在意識の奥底深くまで滲み通らせるべく、これら神髄の七つの御文章は力強く声を出して繰り返し繰り返し朗読すべきものであります。 




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




<特集> 満天の 綺羅星 充満 生長の家(22)


谷口雅春尊師を偲びて


<各界識者からの追悼のことば>
(「聖使命」昭和60年8月1日号)



巨星落つ ・ 樋口 清之  国学院大学名誉教授

<<谷口先生は今世紀の日本が生んだ誇るべき世界的な聖人であった。人あるいは哲学者と言い、宗教家と称え、社会教育者と敬うであろうが、これは各自の自由だ。・しかし私は、故先生はそれら全てを包括した、人類の指導者であって、聖人と呼ぶにふさわしいとひそかに敬仰して来た。しかも、それは私の両親を中心とする一家の信条だった。私の父は失礼ながら、年齢に於いては先生よりはるかに年長で、田舎の県立中学の校長を三十年も勤めていた。それが母と共に先生の実に熱心な敬仰者で、先生の著作は初期のものからすべて揃えて持っていた。私はひねくれて、あれは校長訓示の材料を又引きするための苦肉の策ではないかと、ひそかに思っていた。しかし、そうでないことを私は大学一年のとき(満州事変の前年)単身研究のため満州華北を二ヶ月徒歩旅行したいと父に願ったときに知った。父は私にこの谷口先生の著書を毎夜宿舎で熟読するなら良い、と言って許してくれた。それで毎夜私は、隣の部落を襲う匪賊の銃声を聞きながらも熟読をつづけ、はじめて先生の偉大さを思い知らされた。両親が先生に傾斜する意味も判ったのである。それからはもちろん私個人の人間形成の指針だったし、今でも私の家族の生活指針だ。今その先生を失った。在天の偉霊永く人類と世界を護り給わんことを願うや切である。>>
合掌






Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板