生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示 <第二十一話> (474)
日時:2013年03月16日 (土) 08時44分
名前:信徒連合



生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇



第二十一話(通算第262話)


霊界とは、どのようなところか?(その二)


 
霊界の第一圏『人間死んでも死なぬ』(P.116−120)




<<霊界の第一圏は地球に最も近接しているそこには巍峨(ぎが)たる岩石の山また山が出来上がっている聳(そび)ゆる断崖の下は、じめじめした谷底になっていて、数十人、数百人が一群となってそこに幽閉されている。幽閉されていると云っても誰も彼らをそこに追いやってその扉の鍵をもっていると云うわけではない。

霊界の第一圏は全部が一様の場所だと思ってはならない。幾十百の場所と高さに分たれていて、その各々の場所ごとに同じ重さの等しき性質の罪を犯したもの共が重力の物理学的法則に従って自ずからなる位置を占めて一群をなすのである。

従って彼らを制裁するものは彼ら自身であって、地獄の鬼ではない。最も罪業重き者は最も低く、従って最も暗く、最も陰湿なる場所以上にはのぼり得ない。・・・

第一圏の明るさの度合いは、地球上の明るさを100とするならば、場所によって0から20まで位に達する・・・

第一圏に棲息する下等なる霊魂はまだ食欲や睡眠欲や肉欲を解脱し得ていない。・・・

霊界に於いては、その住民の“したい”ことを禁ずる何者もないのである。おめかしのしたい者はおめかしが出来るし、地球へ帰りたいものは地球へ帰ることが出来るのである。そこでは極めて自由に自由意志が尊重せられている。そしてその自由な試みのうちに次第に自分の現在の生活の空虚を悟り、次第に彼・彼女自身を向上さすことが出来るのである。

 で、飲酒家の彼女は或る夕方地球上ロンドン○○街○○番地にある某酒場の店の中へおりて往った。・・・その酒場には今しも入ってきたばかりの一人の内儀(おかみ)さんが酒を注文しているところであった。内儀(おかみ)さんの側には霊界から舞い戻って来ていたあの飲酒家の霊魂――ネルさん――が立っていた。

彼女はどうかしてその内儀さんの飲む酒を横取りして飲みたいと思った。併し、もう地上の肉体を失っている彼女はにはそれが出来なかった。彼女はもどかしげに、いつまでの執拗に内儀さんのそばにまつわりついて内儀さんの肉体を通して自分の飲酒欲をみたそうとしていた。・・・

ネルさんは内儀さんの肉体を通して酒を飲もうと焦(じ)れ焦れしていたが、やっぱり飲むことが出来ないで内儀さんに酒をたらふく飲ませているにすぎなっかた。

 一週間ばかりの間、彼女は始終その酒場にうろついて呑みに入ってくる人達に憑依(ひょうい)しては自分の喝欲を充たそうと努めて見た。しかし矢張りその願いは遂げることが出来なかった。

彼女は次第に自分の飲酒欲について馬鹿らしく感じて来た。――地上へ帰っても何も好いことはない――と彼女は思った。すると上圏に棲(す)む例の案内者の霊が、ネルの眼には見えない姿で地上へ降りて来て、彼女を伴って霊界の第一圏に送り返した。ここでネルは色々と自分の苦しい努力を試みた末、霊界の第二圏に昇騰する資格を得るのである。


 何故、霊魂が地上の人間を誘惑する事が許されるのだろうか――この実例についてこういう疑問が起こるであろう。

一つには霊魂はかくの如き試みによってのみ初めて自ら自分の非をさとり得るからである。

二つには、誘惑される者に、誘惑される資格があるからである。あの場合の内儀さんはネルが誘惑しなかったにしても、他の現実界の人が誘惑し得る如き心的状態にいたのである。

悪霊に憑(つ)かれる者は彼自身がその程度の低さにいるからである。



<注・コメント>

マッケンギジー博士が「霊界の第一圏」と云う言葉で説明されている霊圏は、仏教で云う所の“地獄・煉獄”と云う霊圏と理解すればよく判ると思います。地球上で普通の生活を送って来た人は、死んでから往く霊界の場所はここではありません。第二圏(普通霊界)以上の霊圏へ往く事が出来ますのでご安心ください。

死んでから地獄・煉獄へ往かねばならぬ人は、地上で自己本位の悪業の限りを尽くして生きた人たちであります。普通人の感覚では考えられない悪逆非道なやり方で多くの人々を苦しめ絶望の淵に追い込んでいく人生を送った人の霊魂は此処へ来て過去の自分の悪逆非道な悪業の悔恨の心が芽生えて自発的に反省するまで此処で魂の修行をする訳です。

一番の例は古代ローマ帝国のネロ皇帝や多数の人々を残酷な方法で処刑した昔の支那の皇帝、西部開拓と称して先住民族を大量殺害した白人達、インカ帝国の人たちを虐殺征服していった白人の当事者などでしょう。

同じ地獄・煉獄といっても完全暗黒の無限の最下層から少しは明るさのある上層まで幾重にも色々な層があるわけですが、どこで修行させられるかは、生前の悪業の程度のより相応しいところへ行くわけであります。

すべて原因結果の因果の法則が働いているのであります。特筆すべきものとして、この中に、自殺をして霊界に来た人たちの霊圏があります。(自殺防止の観点から云ってもこのことは多くの人達に知っておいて頂く事柄でもありますので、次に引用いたします。)






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