生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示<第三十二話> (629) |
- 日時:2013年03月27日 (水) 13時54分
名前:信徒連合
生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇
第三十二話(通算第273)
霊界とは、どのようなところか?(その13)
普通の霊界以上の特徴について
(開祖・谷口雅春先生の霊界に関する御著書より)4
*高級霊界における会議の様子
(『生命の實相』第九巻P206−209)
<<彼女(註・霊媒少女レイヌ)は、高い霊界へ行って蒼色(あおいろ)のスピリットの開催した相談会のようなものに出席していたのですが、今やっとそこから帰ったところですと答えた。
曰く――「私は高く高く、ただひとりで昇って行きました。と見るとそこにはスピリットの一大集会が開かれているのです。そこにいるスピリットは高級のものばかりでした。みんなブルー色のスピリット。ヴェテリニのような鮮やかに澄んだ美しい蒼色のスピリットばかりでした。
彼らはきわめて重大な問題について審議しているらしいようすでした。彼らはわたしが彼らの間近かに行くことを許してくれました。どうして解かったのか自分にもわかりませんが、彼らの討議していることを熱心に聴いておれと、彼らがわたしにいうように思われました。
討議――といっても、それはいわゆる討議ではありません。第一彼らは言語を用いないということを心しておいてください。彼らは言語なしに互いに理解し、ただちに同一意見に落着するのです。
自分はその光景を話すように求める。彼女はいう――それはきわめて大規模な集会のようであった。幾千と居並ぶ彼らスピリットは、小さい蒼い色の綺羅星(きらぼし)のように見えた。比喩(ひゆ)をいおうとして彼女は言葉に窮した模様だった。・・・
このスピリットの会合は、地上に起ころうとしている恐怖すべき事件に関してであった。彼ら高級のスピリットは地上に起こる惨憺(さんたん)たる運命を彼らの力の限り避けようとしていた――否、彼らの力限り修正しようとしているのである。
地上の運命のうちには、スピリットがいかに努力しても絶対にどうにもならないファイタル(運命的・宿命的)な部分がある。しかし人間の性格の相互作用より起こる部分や、人間の決意によって起こされる事件に対しては、高級なスピリットは、これに影響を与える力があるのである。
人類を震撼(しんかん)する一大運動や、一大潮流の大部分はスピリットによって招来されたり修正されたりするのである。刻下(こっか)の場合にては、人類の感情に影響を与える程度はよほど深刻でなければならない。なぜならそれによって人類の行動を修正しなければならないからである。それは重き任務である。なぜなら彼らは自己の棲家(すみか)としている高き霊圏を去って、われらの雰囲気上に来たりわれらと混じって生活を送らねばならないからである。
この会合において彼らはそのとるべき方策を説明していたという。彼らはおのおの特殊の役目につく。あるスピリットは政治的事件を左右する人物に憑(つ)いて、その人物に影響を与える――彼らの感情を変化し、個人的打算を修正する。煽動心を阻止し、虚栄心を破壊し、嫉妬心を浪静かにする--------等々。
また他のスピリットは公衆の意見に影響を与えて強調すべき真理を強調し誤れる愛国心のごときものを抑制する。かかる影響を与えるために、彼らは重濁(じゅうだく)せる地の雰囲気に潜り込み、彼らにとって最も苦痛なる状態において自己自身を物質化しなければならない。
「実際それは大事業です――難事業です――」とレイヌは再び絶叫した。彼らは幾群にも分かれて、スピリットの各群はそれぞれ受け持ちの国々、受け持ちの人々に付いて働くのである。彼らほどに進化せるスピリットには、所属の国籍というものは存在しないのである。
人道――これが彼らにとって唯一のすべてなのである。彼らの第一の目的は、彼らの能力の範囲内において人類全体の進化の邪魔になるものを排除することである。そして彼らはそれをなすべく努力しつつあるのである。
レイヌは付言していった――彼らは戦争(繰り返して二度目には、<戦争を複数でいった>)を阻止することはできないであろう。しかし確かに彼らはそれを修正し、霊界に原型として描かれた恐るべき破壊と擾乱(じょうらん)の程度を縮め、内争と革命を防ぐことには成功する。約(つづ)めていえば、彼らは地上の大惨事の程度を減じて、すでに獲得した文化の基礎を破壊しないようにするのである。>>
*予言は何故まちがうことがあるか?
(『生命の實相』第九巻P212−217)
<<与えられた運命は、スピリットの努力によって修正をうける・・・これらの予示は修正を経ない以前に人類の運命の原型として霊界に存する状態の透視とも見るべきもので、この原型がいかなる程度に修正せられるかはスピリットの干渉と人間の努力とにあるのである。
しかし第一次大戦以来のロシアの運命、ドイツ皇帝の運命などがほとんんど修正なしに実現したことはレイヌの見せしめられた霊示の確実さを示す・・・将来に関する一大事件の予告についても、おのずから興味を感じずにはいられないであろう。
しかし、予言は間違うことがあるものである。特に時間に関しては常にそうである。それはスピリットによる既定の運命の修正があるのと、スピリットの有する時間の知覚と人間の有する時間の知覚との間に誤差?があるからである(P.212−213)。(予言はまちがうこともあり、一連続のものが分割して出て来ることもあり、全然修正されることもある<P.223>)>>
<<高級のスピリットは人間とは懸絶した別の霊圏に住んでいる。そしてその役目は人生の傾向を修正し、人類を与えられた方向に進化せしむべき主流を刺激するにある。それで原則としては高級霊は、決定的な大事件とか事件の総体の大体的結果というようなもののみを予言し得るのである。>>(P.214)
<<レイヌの霊視せる光景は、その時未来の事件を示顕(じけん)しつつ存在する幽体的波動より生ぜる正しき写象である。・・・それはその時において真実であった・・・高級霊たちはその全力を集中して、戦争の惨事を遅らし、その悲惨を緩和しようとしているのだ。高級霊たちの運命への干渉は有効であった。しかしその勢力範囲は限られている・・・
いつそれが実現するか正確な瞬間をいうことは出来ない。われわれスピリットは時を指定する力はない。われわれスピリットは時の経過を感じない。われわれスピリットは、君たち人間のように時を理解することが必要な状態に自身をおくことはむずかしいのである。・・・(コルニリエ氏の註・“時間はスピリットにとっては存在しない。スピリットは時の持続を知覚しない”)>>(P.215−216)
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