生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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「“心の法則”と“平和への道”の神示」と尖閣・竹島等の領土問題 (685) |
- 日時:2013年04月01日 (月) 10時29分
名前:画龍点睛
合掌、ありがとうございます。 古来の日本領である「竹島」は韓国によって不法占拠されています。続いて「対馬」も韓国は狙っているようであります。そして、共産中国は「尖閣諸島」を侵奪占領せんとし、更に沖縄にも触手を伸ばし、勝手に引いた第一列島線、第二列島線内のすべてを自国領土化しようとの緊迫した状態に日本はおかれているのであります。この様な領土侵奪の危険性に日本はどう対処すべきであるか? 先ず、「“心の法則”と“平和への道”」の神示を次に掲載させて頂きます。
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「“心の法則”と“平和への道”の神示」
<< 吾が來れるは古への誤れる道徳観念を修正し、新しき正しき生き方を人類に示さんがためである。『治にゐて亂を忘れず』と云ふのが古き人類の道徳であつたが、『生長の家』の生き方は亂にゐて治を忘れざる生活である。亂を忘れざる者はつひに亂に逢ふ。亂を忘れざるが故に常に恐怖し、亂を忘れざるが故に武備をたくはへ、武備を蓄ふるが故に近隣を威脅し、近隣を威脅するがために、近隣また恐怖して武備を増す。かくの如くして近隣兵を増すを見て、また自國は更に兵を加へて互に虎視眈々として近隣相睥睨す。武備に國費を要し、教育費は削られ、俸給は縮められ、民に正色なく、國に寧日なきは當然である。
汝ら、若し治にゐて亂を忘れざらばつひに亂に會ひ、亂にゐて治を忘れざらば平和に逢はん。亂を忘れざるを教へたる古き教も吾前には愚かなる者なるかな。治にゐて亂を忘れざる者は健康にゐて病ひを忘れざる者である。健康にゐて病ひを忘れざる者は、如何なる善行の者も、如何なる積徳の者も、すべてやがては病ひに逢わん。忘れずと云ふことは、心の力にて呼び寄せることを意味する。求めよ、與へられん。呼べよ、答へんと吾れ汝に告げたであらう。呼ぶものは皆來ることを疑ふな。
高徳の人が病氣になるのは實に不思議だと思ふ人があるかも知れぬが、治にゐて亂を忘れざるを高徳と称すべくんば、健康にゐて病ひを忘れざる高徳者が、病氣になつたとて不思議ではないのである。吾れは汝に、死を豫想すなと言ひ、遺言状を書くなと教へたることがあらう。また、、病氣の起る時の用意をして薬を携へ歩むなと教へたことがあらう。すべて是れ『心の法則』である。如何なる高徳の者も『心の法則』の外に出ることは出來ぬ。汝ら心して亂を思ふこと勿れ、心して病ひを思ふこと勿れ、亂の眞つただ中にゐてすらも、實相の世界の常住平和を思へ。汝ら眞に實在世界の平和を思へば、汝の世界にも平和は來たるのである。
また汝ら病ひの眞つただ中にゐてすらも、本當の汝の常住健康を思へ。汝ら眞に實在の汝の健康を念へば健康は來たるのである。されど悲しいかな。いま實在世界の常住平和を知るものは 寥々たる暁天の星であるぞ。いま皆のものは一刻と雖も亂を思はない時とてない。逆の精神波動が積り積つて、汝らの世界はもう累卵の危ぶさである。近いうちに汝らの世界には一大変動が來るであらう。迷ひの自壊作用である。○○は○○○と戦はねばならぬ。~はその時の惨害を出來るだけ少なくするやうに努力してゐるが、人間の方でもその惨害を出來るだけ少なくするやうに協力するやう頼む。協力と云うても何も難しいことではない。亂の中にゐても心の平和を失はぬ修行をすることである。そのためには常々~想観の修行をさしてある。
昭和六年五月三十日夜~示
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以上「神示」の全文を掲載させていただきましたが、この神示だけを呼んで<亂を忘れざらばつひに亂に會ひ>・<忘れずと云ふことは、心の力にて呼び寄せることを意味する>・<汝ら心して亂を思ふこと勿れ>・<不幸に對して用意すな>・<亂の眞つただ中にゐてすらも、實相の世界の常住平和を思へ。>と云った言葉だけを一知半解に引き合いに出して、韓国や共産中国に対して強硬姿勢を取り殊更にわが国の主張を言って刺激する事はよくない、とか、自衛隊を増強したりして軍事的に対抗姿勢を強めることも適切な方法ではないと云う人たちも信徒の中には存在するでしょう。
相手の善なる神性を信じて大調和の心を持って話し合えばよいとか、相手国がなにを言おうともどのような行動に出て来ても問題視しなければ相手国は拍子抜けを感じて侵奪の手を引くと思う、と考える信徒さんもいるでしょう。
しかし、これ等のお考えを持つ信徒さんは、ぜひともこの神示に対する開祖・谷口雅春先生の解説をお読みいただきたいと思います。解説まで読んで初めてこの神示と領土問題に関する正しい考え方が理解できるのであります。
次に、『秘目等れたる神示』P.24〜35の神示講義部分から重要点を抜粋させて頂きます。
<<・・・自国の薬籠中のものにしようと垂涎おく能はざる日本国は、現実的には如何になすべきかが非常な問題であります。・・・
日本は米ソ両国間にはさまって、「恐れて腰を抜かした人」のように米国の援助をすてて強者の好きな時に好きなように進撃し得る無防備態勢に自己をおいておれば、・・・その独立は「相手国まかせ」で何らの自主性がないものとなり、いつでも狼のまえに食われる運命にあると言わなければならないのであります。・・・
日本は強国の間にその餌食となることに甘んじては却って、戦争の原因となるのであって、日本は恐れず猛獣に立ち向かえる実力を備えなければならないのです。実力をもって猛獣に恐れず立ち向かうとき猛獣も尻尾を巻いて後退すると『続々甘露の法雨』には示されているのであります。
実力のない中立主義は番人も戸もない羊小屋のようなものであります。・・・暗夜に美しい小娘がひとり歩きするようなもので、却って欲情の多い他国の性欲を挑発することになり、平和に害があるのでありますから、この神示を根拠として、現在の日本の自衛隊不要論をとなえたり、軍備は不要だから、アメリカと安保条約をむすぶことも不要だと言うことは大変な間違いなのであります。・・・
「戸締り」を厳重にして「これなら大丈夫」の態勢をとり、恐れずに正面から猛獣の眼をみつめている方が、猛獣に噛みつかれないことになるのであります。
尤も、こう言ったからとてソ連中共を敵視しているのではないのであります。・・・
ただ「實相の円満完全」を念じ祈っておれば平和がくるのではないか――とかんがえるのは、「ただ人間の實相の完全円満を祈っておれば現象的にはどんな処置をも構じないでも肉体は健康になるのではないか」と言うのとおなじであります。・・・
「實相の既にある完全さ」と、「現象にそれを実現する処置」とを混同するところに、現象的な適当な処置をも不要とするような間違った論議を生ずるのであります。・・・
その時の情勢如何によって、軍備はない方がよい事もあり、またあるほうがよい事もあります。・・・
「永遠に普遍的に変わらない黄金律」と混同するのは誤りであります。
「恐るる勿れ」は「永遠に変わらない黄金律」でありますが、「恐れない心境」になるためには、「戸締り」がある方がよいか「戸締り」がない方がよいかはその時の現象界の情勢次第であります。・・・
「日本はアメリカとソ連との間に置かれた美人の女の子である。・・・もし日本が取り交わしている誓約書を破棄してアメリカと手を切れば、それこそ戦争は日本を中心にして必ず起こる。国の危険は国内からはじまる。国内の乱れは反抗分子から始まる。ちょっとのキッカケがあると、その反抗分子をそしのかしてその国をみだれさせるのがたくさんの実例が示すソ連の手である」(二瓶一次著『国を憂える心』)・・・
従来ある「戸締り」(日米の提携)を一層強固にして、「これだけの戸締りがあるのだから大丈夫だ」と、大船に乗った気持になって、恐怖心を滅して大安心の心境でいる方が「心の法則」にかなった平和への道なのであります。>>
これで、現下の領土問題への日本の対処方法の答えは「神示」に照らして明確となったのであります。 再合掌
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