生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
トップページへ戻る
↓↓↓ 訪問者数 ↓↓↓
生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示<第四十三話> (763) |
- 日時:2013年04月10日 (水) 14時56分
名前:信徒連合
生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇
第四十三話 輪廻転生について(その7)
<<生命は死を超えて前進する>>
死の神秘のつづき
(『生命の實相』第9巻・霊界篇上巻P.91−94)
<<--------「死」の問題について自分はまたたずねた。ヴェッテリニは説明を単純化するために進化の程度を四段階に分けて、これらの各段階の霊魂が地上の生活から霊界へうつり行く状態を説明してくれた。
第一階級――最低級――この階級の霊魂は自己の宿っている肉体を最後の極度まで使うのである。その霊魂は自己の機関とする肉体に言葉どおりしがみついているのであって、この階級の霊魂を肉体から引き離すためには、時として霊界のスピリットの干渉が必要であるのである。
この階級においては、死後少しも意識をもっていない。かかる霊魂は地球の低い雰囲気内をいわば「昏睡」の状態でなまくらに彷徨しながら、次なる生まれかわりの時期を待つのである。
第二階級――においては、肉体を去って帰幽せる霊魂は霊界のスピリットの群れによって迎えられる。これらのスピリットたちは帰幽の霊魂の意識を目覚めしめ、その責任の観念を喚(よ)びおこそうとするのである。彼らは帰幽の霊魂の能力に応じて死の現象のなんたるかを理会せしめようとするのである。
かかる帰幽の霊魂が今度生まれかわってこの世に出る場合には、前なる生涯においてしたところの生活――それが善であろうと悪であろうと――の反動的生活を営もうとするのである。そしてこの反動的生活を通じて彼は自己の責任感の幾分を“あらわ”にするであろう。
第三階級――の帰幽の霊魂については、すでにある程度の意識を発達させている。彼は責任を知っている。それは帰幽の前においてさえも、睡眠または昏睡状態中すでに、自己を待っているところの霊界の状態を予見することができるのである。
死に面してその人が一定の態度――恐怖ないし平安 ――を示すのはこの予見によるのである。すなわち睡眠または昏睡中の予見にもとづいて、意識が昏睡から覚(さ)めたときに漠然たるそれとなき予感におそわれるのである。かかる霊魂がいよいよ肉体をはなれて、霊界の案内者に導かれて白色のスピリットの居並ぶ前につれ行かれれば、彼は自己の過去の生活をスッカリまざまざと意識せしめられ、その責任を感ずるのである。
この程度の進化状態においては、帰幽の霊魂は自己の未来の生活に横たわっている試練の火を理会と諦念(あきらめ)とをもって受けることができる――なぜなら彼みずから試練の火の必要をさとっているからである。
第四階級――最後にこの階級の進化を遂げた霊魂においては、臨終にのぞんで運命の修正を申し出ることもできるのである――これは今日、青色スピリットがレイヌに説いたところであるが、ヴェッテリニはそれを次のごとく説明した。――運命によって定められた死期が近づいて来たときに、ある程度まで発達した霊魂は、肉体の睡眠中または無意識状態中に肉体を脱出して、司配級のスピリットの所へ相談に行くことができる。
これらの司配級のスピリットに助けられて彼は自己の生活について負うべき責任とその結果とを完全に意識する。このとき、もしその霊魂が――すでに高き進化をとげているのではあるが、――なおしばらくの間この世に生まれ代わって来る必要がある場合には、<彼はあらかじめ定まった時刻に死なないで、その瞬間まで耐えしのんできたところの同じ苦痛の状態を、数年間ないし数ヶ月間継続して、>普通ならば受けるべきはずの、もう一度この世への「生まれかわり」の緩徐な過程を踏まないで、地上における最後の進化を、生まれかわりを省略して、高速度に完了するのである。これは白色のスピリットの非常な恩恵的取り計らいのように思われるのである。>>
-
|
|