生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示<第六十六話> (969)
日時:2013年05月04日 (土) 09時03分
名前:信徒連合




生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇



第六十六話



 先祖供養、および個別霊の供養(その9)



開祖・谷口雅春先生による降霊会の記録(1)

(『生命の実相』第10巻・霊界篇下巻、第三章<悟らぬ霊魂を救う道>)




(会場:兵庫県住吉村・生長の家本部仮見真道場、昭和8年2月28日開催、霊媒:中村弘治医師、審神者(さにわ):今井楳軒(ばいけん)氏、立会人:開祖・谷口雅春先生他37名)


<<・・・・・・・・
中村――(執拗に)河村章一氏の霊魂に直接談話に出てもらってください。

モゴール――今井さん、かずうたを歌ってください。

中村――今井先生に「数歌(かずうた)」を歌って欲しいと申しています。

今井――よろしい。(今井氏「ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここの、たり、ももち、よろず」と緩(ゆる)やかに歌う。(この数歌は招霊の時、日本では古くから使われているものである。)

中村――河村氏の声がするようです。(一同、耳を澄ます。苦しそうな呻(うめ)き声がかすかに聞こえて漸次(ぜんじ)近づいて来る。)

谷口――河村さんですか。

声――(答えないでうめいている、呻き声だんだん近づく。)

谷口――苦しいのですか。どこがくるしいのです。

声――(呻きながら)胸が。(烈しく喘ぐ)

谷口――(河村氏は肝臓の病気で胸の病気ではなかったから、これは別だと思いながら)あなたは誰です?河村さんじゃないのですか。(声がしだいに城坂京子夫人と沢村正子夫人との側に近づいて来る。)

城坂――(突然発言する)わたしのお母さんのようです。

城坂――(あまりに真に迫って自分の亡母の臨終の声そのままなので)本当にわたしのお母さんです。わたしのお母さんです。(呻き声はますます近づいて城坂夫人のほとんど顔の上までくる。)

城坂――(谷口氏に呼びかけて)先生、どういってあげたらよろしいでしょう。母が苦しそうです。 --------母さま、京子です。

谷口――お母さんはなんという名でしたかな?

城坂――高橋むらと申しました。(間断なくちょうど城坂夫人の上の空中で病苦に喘(あえ)ぐ声が聞こえる。)

谷口――高橋むら-------どこが悪かったのですか。(ますます激しく病苦に喘ぐ声間断なくする。)

城坂――肺炎だったのです。あれ、あれ、母が苦しんでいます。(切実な泣訴のような声で)先生、どういってあげたらよろしいのですか?母を、母を救ってください。

谷口――高橋むらさん。あなたはまだ御自分が肉体をもって現実界にいるように思っていられますが、本当はあなたは今霊界にいるのですよ。もうあなたは肉体を脱して霊魂だけになっているのですよ。肉体が無いから肺臓も無い。肺臓がないから肺炎もない。だからあなたが肺炎で苦しいと思っているのは夢を見ているのですよ。今その夢を覚ましてあげる。(気合い)イユッ!もうあなたの肉体はあるという迷いは消えた。もうあなたは霊魂のみになっていられるのです。霊魂のみだから肉体の病気はない!!-------(空中から聞こえていた呻き声、急に安らかな息づかいになる。)

観衆の1――病気の苦しみが急に安らかになった!

観衆の2――本当に苦しみが消えたようですね。

観衆の3――不思議なものですねえ、本当に静かな楽そうな息づかいになった。

城坂――先生、ありがとうございます。

谷口――高橋むらさん、肉体のないあなたにはもう永久に肉体の苦しみは無い。肉体のことを思い煩うな。霊界にいるあなたには現実界の使命はすでに終ったのだ。現実世界のことに執着するにはおよばない神様が今、あなたを見守っていられる。神様が霊界においてよきように導いてくださる。神様の導きに従って霊界で修行を積み、いよいよ高きみ位にまであがられよ。

霊魂の声――ありがとうございます。(息づかいいよいよやすらかになる。)

城坂――(息づかいの安らかな母の状態を見て)お母さん静かにお眠り遊ばせ。

谷口――高橋村さん決して現実世界に執着せられますな。霊魂は永遠の向上でありますぞ。神様は常にあなたを護っていられる。もう肉体のないあなたには病苦はないのですよ。たとい病苦というようなものが、なお微かに残っていましょうとも、それは肉体を持っていると思っていたときの精神的習慣にすぎないのですから、今後すみやかにその残りの苦しみも消えてゆきます。決して現実世界に執着せられますな。霊界には霊界の営みがある。霊魂は永遠の向上でありますぞ。どうぞ霊界で善き修行を積み、いよいよ高き霊界へ上がられよ。(霊魂の声、しだいに遠ざかって行く。)

木村氏の霊の声――今井さん、みたましずめをしてください。

中村――今井先生、みたま鎮めをしてあげてください。

今井――今の霊魂は何宗であったかな。

谷口――クリスチャンですよ。

今井――そうか。ふうむ。(考えて)よろしい。(厳かに)幽世(かくりよ)の大神憐(あわ)れみ給え、恵み給え。幽世(かくりよ)の大神憐(あわ)れみ給え、恵み給え。(気合い)ウーム!

声――(霊魂の声いよいよ遠ざかりつつ)ありがとう--------ありがとう。

今井――今の霊魂は救われていったよ。

城坂――本当にありがとうございました。母がこの席に出るとはまったく思いがけませんでした。今日は実は母が亡くなってから十七年目の祥月命日(しょうつきめいにち)なのです。

観衆の1――ほう十七年目の祥月命日ですか。出て来たはずですな。

城坂――十七年間もあの病苦のままで、知らずに手を下さずに放っておいたかと思うと本当に娘として申し訳ありません。
・・・・・・・・>>(P.144−148)






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