生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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7月7日、「森のオフィス」落慶式でマサノブ(自称)総裁は“記者会見”をするのか? @ A B (1449) |
- 日時:2013年07月04日 (木) 01時43分
名前:ホームズ&ワトスン
ホームズ:
オッ! ワトスン、なんだい今日は? 突然予告もなくやって来たりして?
ワトスン:
チョット近くに用事があってね、ついでに君に聞きたいことがあるんだ。
ホームズ:
まあ、座りたまえ! どんなことなんだね?
ワトスン:
うん、聞きたいことというのはだね、7月7日の「マサノブ教」の新本部である「森のオフィス」の落慶式というお披露目会をやると云う事だが、その時にマサノブ君が記者会見をすると、以前「本流」の掲示板で“原宿本部情報”として載っていた。然し、6月1日号の「聖使命新聞」の落慶式予定発表では“記者会見”のことは何も書いていないんだよね、マサノブ君は記者会見をやるのだろうか?
ホームズ:
当たり前だろう。マサノブ君は“内弁慶の外地蔵”で、教団内部では、自己顕示欲の権化であるからね。7月7日は彼にとっては一世一代の晴れ舞台だからね! 胸を張って記者会見に臨むだろうよ。
ワトスン:
然しだね、ホームズ! 下手をすると“ヤブヘビ”にならんとも限らない、そういう要素を含んだ記者会見になるかもしれないとも思えるんだよ。
ホームズ:
という事は?
ワトスン:
君、考えても見たまえ! 相手は新聞記者だぜ、おとなしい信徒さんとは違うんだ。彼らは、何も調べないで、つまり、何の下準備としての予備知識を持たずにやってくる事はないよ。マスコミという世界の人間は、“持ち上げて、いきなりストンと引きずり落とす”習性があるから、「生長の家」関連の情報をインターネットで調べてくる筈だよ。「本部公式サイト」よりも「本流復活」関連の「掲示板」を丹念に見てあらかじめの質問事項を準備してくるはずだよ。だから、ひょっとするとマサノブ君の独裁型の教団運営から見た「森のオフィス」に関する質問でマサノブ君は窮地に立つこともあると云うことだ。そうすると、末端信徒に対しては“緘口令”を布いて情報統制して来た「最高裁」の「上告棄却」(マサノブ完全敗訴確定)に関して質問攻めに合うかも知れないってことも考えられると思うよ。また、記者諸君の中には「生命の實相」をシッカリを読んだことのある人もいることだろうよ。
ホームズ:
なるほどネ! マサノブ君は元は新聞記者だったから、その辺の予測はシッカリと検討して、ひょっとしたら記者会見を取り止めようと思ってそのように既に変更しているかも知れない。然し、自己顕示欲にかけては人並み以上の性格から、その辺の準備は万端整えて記者会見をするようにも思えるよ。一世一代の晴れの舞台の見せどころをそう簡単にあきらめることはないだろう。
ワトスン:
では、マサノブ君にとっては一生に一度の晴れの舞台の「マサノブ教」発足宣伝のための記者会見の準備が“双頭の大蛇”であるマサノブ・イソベ両君の間で為されていると云うことになる。いわば、記者会見の記者諸君との質疑応答のロープレをしているとも予測される。ということで、模擬記者会見のロープレをこれから君と二人で予測演出してみたらどうかネ? ホームズ!
ホームズ:
それはおもしろいね! では、では! 「森のオフィス」新本部お披露目“記者会見”の予測ロープレをしようじゃないか。ワトスン、君は“マサノブ役”を演じてくれたまえ。僕は“イソベ理事長役”で、“イソベ記者”からマサノブ君に対して意地悪質問を浴びせることにしよう。いいかね?ワトスン!
ワトスン:
よし来た! では、早速始めよう!!
(つづく)
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A 7月7日、「森のオフィス」落慶式でのマスコミ記者会見の予想ロープレ (1455) |
- 日時:2013年07月05日 (金) 09時59分
名前:ホームズ&ワトスン
7月7日、「森のオフィス」落慶式でのマスコミ記者会見の予想ロープレ
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イソベ記者(=ホームズ):
三代目総裁は、先ほどの落慶式挨拶で新本部「森のオフィス」の今日的意義について話されましたが、これからの「生長の家」運動の進め方を一言でまとめると、< 神・自然・人間の大調和をめざした新文明の構築 > と理解しましたが、もう少し具体的に説明していただけませんか?
マサノブ総裁(=ワトスン):
そうです。私が副総裁時代から首尾一貫して言い続けていることは、いままでの人類の生き方は、人類という種族のみがより一層の便利快適性に満ち溢れた生活を送るために、地球上のあらゆる物を、生物・無生物を問わず、その便利快適生活の資材として利用する所謂“人間至上主義”という価値観に基づいて人類文明を築いてきたということであったわけですね。然し、何百年にも亘るこの様な“自然から奪う略奪文明”のツケが今、地球環境の回復困難な破壊となり、このまま行くと、この地球は人の住めない星になるという多くの科学者の予想するとおりになっていくわけです。そこで、私は、これではいけない、宗教界といえども、今までのような旧態依然たる人々の病悩苦を癒やしたり、演壇の上から教祖の説いた真理をただ講義したりしているのは間違いである。実際に自然との共生生活を自らが送り、人々がお互いの神の子としての實相を拝みながら一切の争いのない社会、常に豊かな自然に満ち溢れている地球を作っていかなければならない、つまり、「神・自然・人間の大調和社会の実現」という“新文明の構築”を地球人類は共通の目標として生きて行くべきだ、という考えに到達いたしました。そこで先ず率先垂範ということで「生長の家」がそのモデルケースを作り、実践しようじゃないか、という訳でこの度ようやくこの「森のオフィス」を完成させ、ここから「神・自然・人間の大調和社会」と言う“新文明”を世界に向かって発信して行こうとしているわけであります。このようにご理解いただきたく思います。
イソベ記者:
なるほど、総裁の御考えはよく分かりましたが、総裁の仰る“新文明”とは、自然を破壊する都会の生活を抜け出して自然の中で自給自足の生活をするのが“新文明”のように聞こえるのですが・・・極端に言うと人類全体が物質文明のなかった“自然との共生”そのものの太古の生活に戻るということになりませんか? おそらく、物質文明が発達していなかった太古の時代では「神・自然・人間の大調和社会」が実現できていたでしょう。この辺のところについての総裁の御考えを聞かせていただきたいのですが・・・
マサノブ総裁:
ハイ、今、貴方がおっしゃった疑問点は大抵のひとが感じる疑問点です。ここで明確にさせて頂きますが、私の言う“新文明”とは、人々の持つ生活価値観が現代のような「人間至上主義」から「神・自然・人間の大調和」という生活価値観にまず転換する事です。価値観が転換すれば、生活の場を都会から自然豊かなところへ移したくなり、そこでは菜園で新鮮な野菜を育てたり、付近の山野へ散策にも行け、人間らしい精神的にも充実した生活が実現できます。電気も自宅で太陽光から頂き、CO2の出ない電気自動車に乗り替え、大量の紙を浪費しないで“電子本”で読書、電子メール通信で極めて効率のよい意思疎通が出来ることになります。かくしてCO2ゼロ生活は実現し、地球環境はこれ以上破壊されずに回復に向かうわけです。このように、私のいう“新文明の構築”とは、人々の生活価値観を「神・自然・人間の大調和」の価値観に転換すること、現代物質科学文明の恩恵を感謝して全面的に受け入れたところの、精神文明と物質文明の渾然一体となった“新文明”を構築しようとするものなのです。
イソベ記者:
今の総裁の説明によると、精神文明と物質文明の渾然一体となった“新文明”を実際に実現できるのは、一般庶民レベルの話ではなく、経済的に極めて余裕のある一握りのセレブ階級だけだ、という事になりませんでしょうか? そのようなセレブ層の人々ならもう既に“新文明生活”を実現しているのではないでしょうかね?
マサノブ総裁:
私のいう“新文明の構築”は、現代社会のセレブ層の一部では実現されているわけですが、これを何とかして一般庶民レベルの人でも実現できる道、即ち“ノウハウ”作りを目指しているわけです。どんな偉大な目標でも一挙には達成出来ない。色々な矛盾点を克服していくには長い時間が必要です。その“ノウハウ”作りを今からしていくのだと理解してください。私の代で出来なければ、次の総裁に引き継いで行き、やがて立派な“新文明”が開花するものと信じております。
イソベ記者:
今、総裁が仰られた“新文明構築へのノウハウ作り”が目的であれば、何もこの様な高冷地を選ばなくても、「生長の家」さんの長崎の総本山の自然のなかでも十分可能じゃなかったのですか? どうしてこの八ヶ岳山麓を選ばれたのか、その理由は何なんでしょうか?
マサノブ総裁:
その疑問は、信徒の皆様も抱いておりますのでお答えしておきます。「宗教は常に自己変革していかなければ時代から取残されていく」というのが開祖・谷口雅春先生の教えでした。私は三代目の総裁としてこの開祖の教えを忠実に守っているわけであります。開祖・谷口雅春先生の時代の「生長の家」の目的は、「人類社会の病悩苦からの救済、所謂“人類光明化”」と「日本國實相顕現」でした。然し時代は変わりました。医療分野の研究開発は目覚しく、効果の高い薬も次々と開発され、予防医学や再生治療医学も日進月歩、精神医学も並行して進歩、難病と言われた“てんかん(癲癇)”や“精神分裂病”なども薬で治る時代です。何時までも信仰心で心の転換のみで病気が治るなんて思っていると時代遅れとなります。心の転換の方法では、治る人と、治らぬ人の差が激しすぎます。それよりも、“餅は餅屋”で病気になれば病気治療が専門の病院へ行きなさいと私は信徒の皆さんに言っているのです。病気になれば病院へ行き、現代医学の恩恵にあずかればいい訳です。ぜったい信仰心で治すんだ、とヤセ我慢して練成会へ行かなくてもよいのです。また、現代は世界全体の国々が「世界平和」を目指さなければならない時代です。自国の国益中心主義や偏狭な愛国心の行き着くところは“戦争”でしかありません。だから、「現代・生長の家」では、自国中心主義的な“鎮護国家”を外し、“世界平和”に転換したのです。こう言った時代即応の思い切った改革をなさねば時代から取残されることは確実です。この改革を成し遂げていくためには、同時に偏りすぎた保守的な伝統尊重からの意識改革が必要です。新しい酒は、新しい盃で飲めば美味しいものです。だから、信徒の皆さんの心から開祖時代からの保守的伝統尊重意識をすべてかなぐり捨てて、心機一転を完全に為すため幾つかの候補地をえらんで検討した結果「八ヶ岳」に決めたわけです。
イソベ記者:
それから、総裁! これだけの御立派な御本部を維持管理して行くランニング・コスト、おそらく10年を過ぎれば建物付属設備の更新もしなければなりませんでしょう。この莫大な経費負担はどうなんでしょうか? 伝え聞くところによりますと、信徒さんの人数が急激に減ってきているらしいですね。純経済的に見ての長期資金繰りは如何なものでしょうか?
マサノブ総裁:
私は信徒の皆さんに過大な御負担は掛けたくないと考えています。今回の新本部の建築および関連施設の建設のための資金約150億円は、すべてこれまでの信徒の皆さんの長年に亘る浄財の貯金から賄っております。幹部役員の中には、「森のオフィス」特別献資を募っては、と言う意見もありましたが、総裁としての私は、信徒の皆さんの長年の不況下の家庭事情を慮って、一切の「特別献資」は募りませんでした。私の存命期間(自分で言うのも変ですが)あと20年くらいは一切の献資なしでやっていけます。先達信徒の皆さんの浄財積立貯金も相当残っています。何も教勢拡大がすべてではありません。私の“新文明構築”の方針に賛同するニュー信徒の数も着実に増えてきております。しかし、一方においては私の方針についてくることが出来ない信徒さんも相当脱退して行っているのも事実です。ここのところは神様の意志に素直に従うという全託の気持でおります。御心のままにです。私は、開祖・谷口雅春先生の教えに誤謬ナシ、と言う原理主義者の立場は採りません。中心真理は変わらないが、周縁真理は時代即応に変えて行くべきだと思っています。「生長の家」の中心真理は“人間は神の子である”これ一つです。そして、これ以外の周縁真理の変更権限は、「法燈継承者」にあるわけですから、現在のわたしの方針は「 生長の家大神 → 私(現代を生きているその時の総裁) → 教え 」の通り、私の説く時代即応の「今の教え」は明らかな“正当性”を持っています。一部の信徒の主張する 「生長の家大神 = 開祖・谷口雅春先生 = 『御教え』 → その時の総裁 」は間違いです。だから私の方針は、信徒数の増減に一喜一憂せず、去るものを追わずです。また無理までして信徒を増やすことも必要ないと思っています。このような時代即応型の出入り自由のリベラル型の宗教、これが私の理想とする「生長の家」であります。私こそ「生長の家」の看板の“正統”な継承者であることがご理解いただけたでしょう。
イソベ記者:
最後に総裁にお伺いしたいことは、先月末の最高裁判所から出された「上告棄却」つまり、総裁側の「完全敗訴確定判決」については、教団の公式サイトでは単なる結果報告だけで、この結果報告は信徒の末端までは伝わってはいず、また、総裁コメントも公式には出されていません。総裁は、この「上告棄却」に関しては如何に御考えですか?
マサノブ総裁:
あの『生命の實相』著作権裁判については結果的には敗訴となりましたが、見方を変えますと、いつまでも“著作権”帰属の問題を掴んでいてはいけないと思っています。“把住と放行”です。『生命の實相』だけが開祖の著作ではなくその他沢山の開祖の著作の発刊権は私の手許に在るわけですから、それらを現に「新版」という形で発行しているわけで、それらの中には『生命の實相』のなかで説かれていた同じ真理が書かれていますから私が総裁としてそれら「新版」をテキストにして話を現にしております。真理はこのように誰でもが自由に説けるわけで、また時代即応に解釈して説いていけるものなのです。したがって、何も困ってはいないのです。真理というものは開祖の本の中にだけある訳ではなく開祖が説かれなかった宇宙の真理はまだまだ無限にあるわけですから、その中から時代即応に取捨選択して、神様からの啓示によって自由自在に説いているのです。『生命の實相』に書かれている事だけが真理であり、それ以外のことは認めないとか、開祖のコトバだけが正しい、法燈継承した私の説くことは間違っていると云う独善的解釈は「原理主義」といって現代では通用はしませんよ。真理というものはだれでも説く自由があるのです。如何にその時代にマッチした真理を説いて人々の意識に共感を呼び起こすかによってその真理の時代的正誤が判定されると思っています。
イソベ記者:
では、『甘露の法雨』についても同じことですね?
マサノブ総裁:
そうです。今回の最高裁の決定によって、『甘露の法雨』の読誦が出来ないってことじゃないんですよ。自由に出来るんです。ただ、「生長の家」教団自体で『甘露の法雨』を印刷して信徒の皆さんに買ってもらうことが出来ないため、止むを得ず、私が「生長の家大神」さまから、新たなる啓示をいただいて「大自然讃歌」と「観世音菩薩讃歌」という二つの経本を書いたわけです。『甘露の法雨』の生命(ありがたさ)はあの詩的リズミカルさにあるのです。詩的リズミカルさは、一種の催眠誘導効果があるのです。知らず知らずのうちに大脳の批判意識部分(新皮質)を麻痺させて、その詩文の内容を潜在意識(古皮質)が無批判的に受け入れ、それが定着するとその詩文の内容が現実化して催眠的体質の強い人には、奇跡的現象となって現われるだけなのです。私の書いた「大自然讃歌」と「観世音菩薩讃歌」も極力、この詩的リズミカルさに気をくばって書いたんですよ。だから、お経というもののこの“詩的リズミカルさ”という本質さえ摑んでおれば、時代即応の新しい経本はもっと書くことが出来るんです。だから、私にとっては『生命の實相』や『甘露の法雨』がなくても、「神・自然・人間の大調和」を骨子とする新文明の構築運動にはいささかの不都合も生じないわけで、このことを理解する人たちは「生長の家」信仰から離れて行く事はありません。今は、“新文明”を生み出して行くときの“産みの苦しみ”ともいうべき期間であって、それが現象的に現われているに過ぎないのです。私自身は、楽観視しております。御安心下さい。
では、次の予定がありますので、この記者会見はここで終わらせていただきます。その他の質問事項があれば、後で広報係りにお尋ね下さい。お答えするように指示してあります。ありがとうございました。
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(以上、ホームズ&ワトスンによる7月7日、記者会見の想定問答でした。)
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B 7月7日「森のオフィス」落慶式・想定記者会見ロープレの < 講評 > (1465) |
- 日時:2013年07月06日 (土) 09時13分
名前:ホームズ&ワトスン
B 7月7日「森のオフィス」落慶式・想定記者会見ロープレの < 講評 >
ホームズ:
いやー、ワトスン! 全く君の演じた“雅宣・ワトスン”は実に名(迷)回答だったよ。感心したよ。マサノブ君の心の奥底の想いを的確につかんで、その役柄になりきっていたよ!
ワトスン:
自分で言うのもなんだが、実に上手い具合にここまで言い抜けが出来るなと思いながらしゃべっていたと思うよ。さっきは僕もマサノブ君と同じ悪霊に憑依されているかと思っていたんだよ。
ホームズ:
また、“雅宣ワトスン”作の新しいマサノブ“語録”が出て来たね。まさにマサノブ君の心中を的確に表現している。拾い上げてみると――
1.宗教界といえども、今までのような旧態依然たる人々の病悩苦を癒やしたり、演壇の上から教祖の説いた真理をただ講義したりしているのは間違いである。
2.精神文明と物質文明の渾然一体となった“新文明”
3.一般庶民レベルの人でも実現できる “新文明のノウハウ”作り
4.新しい酒は、新しい盃で飲めば美味しい。
5.保守的伝統尊重意識をすべてかなぐり捨てて、心機一転を完全に為すための「八ヶ岳」
6.信徒の皆さんに過大な御負担は掛けたくない。後20年くらいは一切の献資なしでやっていけます。
7.何も教勢拡大がすべてではありません。全託の気持。御心のままにです。信徒数の増減に一喜一憂せず、去るものを追わず
8.「生長の家」の中心真理は“人間は神の子である”これ一つです。そして、これ以外の周縁真理の変更権限は、「法燈継承者」にある。「 生長の家大神 → 私(現代を生きているその時の総裁) → 教え 」の通り、私の説く時代即応の「今の教え」は明らかな“正当性”を持っている。
9. 時代即応型の出入り自由のリベラル型の宗教。私こそ「生長の家」の看板の“正統”な継承者
10.如何にその時代にマッチした真理を説いて人々の意識に共感を呼び起こすかによってその真理の時代的正誤が判定される
11.詩的リズミカルさは、一種の催眠誘導効果があるのです。催眠的体質の強い人には、奇跡的現象となって現われるだけなのです
12、お経というもののこの“詩的リズミカルさ”という本質さえ摑んでおれば、時代即応の新しい経本はもっと書くことが出来る。
13.今は、“新文明”を生み出して行くときの“産みの苦しみ”ともいうべき期間であって、それが現象的に現われているに過ぎない。
ワトスン:
開祖・谷口雅春先生のことを詳しく知らず、またその御著書を熟読していないで、これまで一方的にマサノブ君の二元論の話だけを聞いてきた信徒たちは、これらの新・マサノブ語録をみて、現代に適応した間違いのない考えだと思うだろうね。ナルホド、ナルホド、そうだ、と思ってしまうだろう。
ホームズ:
然し、本流信徒の皆さんは、この語録の内容は、マサノブ君がいつもの通り“横車押之助”の強引さで自己正当化をして自己顕示欲を満足させるだけの“詭弁語録”に過ぎないことが一読すればわかるんだよ。
ワトスン:
まあ、7月7日に実際、記者会見が開かれるかどうかは今のところハッキリとは分からない。たとへ開かれたとしても、雅宣君の大のお気に入りの「朝日」・「毎日」の記者が来るかどうかだ。「産経」は来ないだろう。マサノブ君は以前“サンケイは読むな”と講習会で言ったからな。実質“マサノブ教”の「生長の家」は現在では世間から忘れ去られたに近い存在だからなあ。だから、「朝日」・「毎日」の記者が来たとしても今、“ホームズ雅宣”が質問したようなことは質問しないだろう。そこまでの予備知識なんて持ってはいないと思うよ。その点、むしろ週刊誌の記者の方が、マサノブ教化した「生長の家」のことは案外詳しく現状把握しているかもしれない。「森のオフィス」の持つ幾多の矛盾点を、宗教部門担当記者は「掲示板」を丹念に見て知っているだろうし、いずれは週刊現代・ポスト・新潮・文春と云ったところのどれかが「三代目で崩壊する生長の家!」なんて特集記事を組むかもしれないよ。だから、週刊誌記者はおそらく取材しに来るだろう。
ホームズ:
今日、ホット・ニュースが出たね。 恵美子先生は、お身内の方から教団情報が入らないようにするために軟禁状態、早く言えば“座敷牢”に入れられているのと同じ状態に置かれているそうだ。これは確かな情報だそうだ。すべて、マサノブ君の指示である事は確かだ。お山のお宅の玄関近くには大きな監視カメラが2台設置され、おそらく原宿本部ではだれが玄関に近づいたか、絶えずチェックして、事前許可なき訪問者が来た時には、あの似非宗教家のユキシマ副理事長がスットンデ行く体制らしい。このニュースは週刊誌にとっては恰好のネタだね。
ワトスン:
“私は宗教家・・・”と、どんなに正義面(ずら)をマサノブ君がしていてもどこかにほころびの穴が開いているってことだ。実際に彼の現状の姿は、あきらかに“ジキルとハイド”なんだからね。
ホームズ:
しかし、彼は理屈で相手をナルホドと思わせる能力は抜群だね。ワトスン雅宣が答えたように、「森のオフィス」建設地を「総本山」敷地内ではなく、「八ヶ岳」を選んだ理由は振るっていたね。< 新しい酒は、新しい盃で飲めば美味しい。保守的伝統尊重意識をすべてかなぐり捨てて、心機一転を完全に為す「八ヶ岳」> とはよくも言ったものだ。本当の理由は、開祖・谷口雅春先生を思い出させるところを絶対的に避けたかったためなのだ。新聞記者は言いくるめられても、我々はそうは行かないよ。また、信徒数の激減現象に対する責任を、“神に全託”とはよくも言ったものだ。最高裁の敗訴判決についても“把住と放行“という言葉で煙に巻いたあたり、根っこからの“ワル”だと思えるね。さらに、「森のオフィス」という庶民とは遊離した“セレブ族の道楽遊び”を「庶民レベルの人たちのための“ノウハウ作り”」とまで、よくもまあヌケヌケと言えたものだよ。マサノブ君は稀代の詭弁と欺瞞のデパートだよ。
ワトスン:
さあ、いよいよ明日は、希代の詭弁家であり欺瞞家であるマサノブ大聖師?さまの一世一代の晴れ舞台だ。今夜は興奮して彼は寝付けないかもしれないね。「我が道楽の粋は遂に成就せり」と!
ホームズ:
ワトスン!心配しなくてもよい。マサノブ君は今夜は“爆睡”だよ。「悪い奴ほどよく眠る」!!!
ワトスン:
だけど、突然知れわたった“恵美子先生のお座敷牢(軟禁状態)のニュースはやはり頭が痛いはずだよ。それでも彼は“爆睡”できるかなあ・・・
ホームズ:
間違いなく“爆睡”だよ、何しろ、巨大悪霊が憑いてしまって離れないんだから・・・
(完)
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