生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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雅春先生に明らかに反する雅宣氏の主張(唐松模様より) (4407)
日時:2014年07月04日 (金) 00時22分
名前:神の子A

2014年7月 3日 (木)


憲法軽視で「法の支配」を言うなかれ


 安倍晋三首相は7月1日の閣議で、戦後の歴代内閣が、現憲法下では禁止されていると解釈してきた集団的自衛権の行使を、一定の条件では認められるという解釈の変更をした。これによって今後、法整備が進めば、日本への直接攻撃がなくても、他国への攻撃によって自衛隊が武力を行使する道が開けることとなる。当然のことながら、自衛隊が武力行使をすれば、行使された相手は日本を攻撃する法的理由をもつこととなる。だから、他国の始めた戦争に日本が参加する可能性が従来よりも高くなる。安倍首相はこのことを「抑止力が強まる」と表現しているが、同じことを別の表現で言っているだけだ。ある種の国は、武力を使うための足枷が多くある国に対しては、チョッカイを出しやすいが、すぐにでも武力を使う用意のある国には、チョッカイを出しにくいということだ。日本は自衛隊発足後60年の今日まで前者の国だったが、これからは後者の方向へ動き出すことになる。




 「生長の家としてはどう考えるか?」と質問されそうだが、答えはそう簡単でない。理由は、この問題には、@生長の家の運動における歴史的経緯、A政治レベルの解釈、B宗教としての解釈、など複雑な要素がからんでいるからだ。歴史的には、谷口雅春先生の時代には、「大日本帝国憲法復元改正論」を明確に唱えていた。これをごく簡単に言えば、「現憲法は占領下に強制的に押しつけられたものだから、本来無効であり、日本の首相は速やかに無効を宣言して旧憲法を復元し、その改正によって自主憲法を制定すべし」というものだ。軍隊をどうするかという点では、「現憲法第9条は自衛権も否定しているから破棄すべきものだ」と考えられていた。ところが歴代の日本の(自民党の)首相は、「憲法第9条は自衛権を否定していない」という解釈を打ち立て、それを維持してきたので、雅春先生とは意見が異なっていた。雅春先生が現憲法に反対された理由は、第9条に問題があると考えられたからだけではない。前文を含んだ日本国憲法の精神そのものが、日本の伝統を否定し、肉体民主主義を謳歌するものだと考えられたからである。この問題に関する当時の先生のご著書の題名を見るだけで、先生の現憲法否定のお考えが伝わってくるだろう−−『占領憲法下の日本』(1969年)、『続 占領憲法下の日本』(1970年)、『占領憲法下の政治批判』(1971年)、『諸悪の因 現憲法』(1972年)。生長の家が政治運動を熱心にしたのは、こういう「現体制批判」の考えからだった。



 そういう過去の歴史的立場から見れば、今回の安倍首相の行動は、拡大解釈によって憲法第9条を実質的に骨抜きにしようとの意図が明らかだから、自衛隊の機能拡大を除いては、戦後日本の民主主義体制そのものを維持する「現体制温存」を選択したのである。「現体制を形骸化し、実質的に無視してしまえば、それでいい」と考える人がいるかもしれないが、私はそう思わない。無視するものがヤクザの規則や、町内会の取り決めであれば、さほどの弊害はないかもしれないが、国家の基本を定める憲法の、しかも万が一の時の国の防衛をどうするかという重要な決断を「定められた通りにしない」という前例を作るのである。それを、一国の首相が国民の面前で堂々と実行するのが“日本を取りもどす”方法だというのである。法学部出身の私としては、こんな乱暴な法律無視がまかり通るなら、法治国家としての日本の将来は大変暗いと考える。




 次に、政治レベルの問題を語ろう。ただし、これは多岐にわたることなので、この場ではごく一部−−国際政治に関することだけを取り上げる。それは、「解釈変更がなぜ今か?」という問題とも関連する。私は、安倍首相の今回の動きは、個人的信念にもよるだろうが、アメリカの外交政策と密接に関係していると感じる。読者もご存じのように、9・11後のアメリカは、アフガニスタンやイラクへの派兵で疲弊し、中東とヨーロッパから軍隊を引き揚げつつ、アジアに軸足を移す決断をした。従来のアメリカは、世界で2つの地域戦争を戦えるような軍事力を維持することを国の方針としていたが、それではあまりにもコストがかかることを知り、最近、地域戦争の実行力は1つにしぼり、あとは兵器の近代化と、ハイテク装備の軍隊を迅速に展開する方法を採用するなど基本的な戦略転換をした。また、9・11の経験から、今後の自国への脅威は、国家としての敵よりもテロ組織になると判断しているようだ。そんな中で、アジアへ軸足を移す理由は何か。それは、きっと北朝鮮と中国があるからだ。特に、北朝鮮は、現に核兵器を開発してアメリカ西海岸を狙うと明確に脅している。中国は、アメリカに次ぐ経済大国であり、かつ核保有国であり、近年は貿易や資本関係でアメリカ経済と密接につながっている。



 ところが、日本周辺の東アジアを眺めてみると、日韓、日中の関係が思わしくない。日韓両国は、アメリカにとって同盟国である。双方の関係が良好であれば、北朝鮮と中国に対する“緩衝地帯”として効果的だ。しかし、そうでない現在、朝鮮半島有事の際には問題が起こり得る。また、日中関係は“最悪”といっていい状態だ。特に危険なのは、尖閣諸島をめぐって、両国が武力をもって対峙するようになっている点だ。アメリカは日米安保条約によって日本防衛の義務を負っているから、「尖閣諸島も防衛義務の範囲内である」と宣言して、中国の冒険主義を抑えている状態だが、これだけで危険が去るとは思えない。日米、日中、米中の間で何かの誤解や計算違いがあると、本当に武力紛争が起こりかねない状態なのだ。そこで、アメリカとしては、日韓の関係を改善させて対北朝鮮の“重石”とし、日中間の武力衝突を防ぐために、日中融和を進める一方で、日米間の外交と軍事関係の一体化を図りたいのだろう。「一体化」という表現は何か無害に聞こえるが、別の言葉を使えば、日本を(中国に対して)アメリカ側に引きつけておく一方、経済、軍事面で従来のアメリカの役割の一部を「肩代わり」してもらいたいのだろう。



 安倍首相は、いわゆる自民党の“保守派”だから、現行憲法を改正し、自衛隊を軍隊として増強することが“日本を取りもどす”ことだと夢見ているに違いない。しかし現在は、政権の一部を公明党が担っているから、公明党の反対を押し切ってそれをすることは不可能である。ということで今回、同党とのギリギリの交渉の結果、いろいろの条件付きではあるが、憲法を改正しないままで集団的自衛権の行使容認を取り付けた。これにより、公明党は“平和政党”としてのイメージを大きく損なうことになったが、政権の一画に留まることになったのである。原理原則で譲ってしまえば、「自民党の補完役」と言われても仕方がないだろう。




 それで私がきわめて残念に思うのは、これだけ重大な政策変更をするに際して、安倍政権は国民の意思を問うことをしなかった点である。もっと具体的に言えば、すでに書いたように、一内閣の解釈変更によって、憲法という国家の最高法規に明記された事項を軽視する選択を行ったことである。それでいて、7月1日の閣議決定には、次のような文章を入れている−−



「我が国を取り巻く安全保障環境の変化に対応し、政府としての責務を果たすためには、まず、十分な体制をもって力強い外交を推進することにより、安定しかつ見通しがつきやすい国際環境を創出し、脅威の出現を未然に防ぐとともに、国際法にのっとって行動し、法の支配を重視することにより、紛争の平和的な解決を図らなければならない。」


 自国の基本法である憲法の規定を軽視しておきながら、国際法にのっとって行動することが、どうして法の支配を重視することになるのか? この重大な矛盾とゴマカシは、きっと将来に禍根を残すことになるだろう。力に任せたこういう強引なやり方を、2日の『朝日新聞』は「解釈改憲」という言葉で批判しているが、私もそれが実態だと思う。



 谷口 雅宣

日本国憲法・第9条を厳密に読み取るならば・・・ (4408)
日時:2014年07月04日 (金) 00時46分
名前:神の子A

日本国憲法・第9条を厳密に読み取るならば、

自衛のための軍事力も否定しなくてはならない。

これに対し、常に雅春先生は改憲を主張してきた。

集団安全保障という考え方は、

私は中学校で習った記憶がある。

第二次世界大戦後の戦争抑止のための最新の考え方である。

しかし、それには雅宣氏は反対のようである。

今まで政府は憲法第9条の解釈の判断により防衛力を保持してきた経緯がある。

だが、ここ最近の中国の東シナ海における覇権主義により、

日本の安全が危惧されてきているのである。

これに対応したのが、今回の憲法解釈の変更である。

現在は閣議決定段階であるが、

来年4月以降に国会で議決されると予想されている。

この議決を得れば、集団的自衛権は合法となる。

雅宣氏は、

>自国の基本法である憲法の規定を軽視しておきながら、国際法にのっとって行動することが、どうして法の支配を重視することになるのか?

と言っているが、

国会の議決を得れば憲法を軽視した事にはならない。

雅宣氏は法学部出身のくせに、

議会制民主主義・法治国家の原理原則が理解できないようである。

もし雅春先生が御存命であれば、

一体、どちらを支持したであろうか?

これは、火を見るより明らかである。

光明掲示板より転載 (4414)
日時:2014年07月04日 (金) 10時00分
名前:神の子A

7月 3日のブログ、憲法軽視で「法の支配」を言うなかれ、に断固、抗議する!NEW (9705)
日時:2014年07月04日 (金) 09時47分
名前:破邪顕正

谷口雅宣総裁という人は、どこまで「生長の家」をおかしくすれば気が済むのだろうか。

こういう人と谷口雅春先生が同じなどと言い募る人の気が知れない。

7月 3日のブログ、憲法軽視で「法の支配」を言うなかれ、は谷口雅宣総裁の“思想性”が谷口雅春先生とは全然、違うことを明らかにしていて、とても重要であると思うものであります。

>生長の家としてはどう考えるか?」と質問されそうだが、答えはそう簡単でない。理由は、この問題には、@生長の家の運動における歴史的経緯、A政治レベルの解釈、B宗教としての解釈、など複雑な要素がからんでいるからだ。歴史的には、谷口雅春先生の時代には、「大日本帝国憲法復元改正論」を明確に唱えていた。これをごく簡単に言えば、「現憲法は占領下に強制的に押しつけられたものだから、本来無効であり、日本の首相は速やかに無効を宣言して旧憲法を復元し、その改正によって自主憲法を制定すべし」というものだ。軍隊をどうするかという点では、「現憲法第9条は自衛権も否定しているから破棄すべきものだ」と考えられていた。ところが歴代の日本の(自民党の)首相は、「憲法第9条は自衛権を否定していない」という解釈を打ち立て、それを維持してきたので、雅春先生とは意見が異なっていた。雅春先生が現憲法に反対された理由は、第9条に問題があると考えられたからだけではない。前文を含んだ日本国憲法の精神そのものが、日本の伝統を否定し、肉体民主主義を謳歌するものだと考えられたからである。この問題に関する当時の先生のご著書の題名を見るだけで、先生の現憲法否定のお考えが伝わってくるだろう−−『占領憲法下の日本』(1969年)、『続 占領憲法下の日本』(1970年)、『占領憲法下の政治批判』(1971年)、『諸悪の因 現憲法』(1972年)。生長の家が政治運動を熱心にしたのは、こういう「現体制批判」の考えからだった。<

谷口雅宣総裁が、「法燈」を継承したと自称するのであれば、ここに述べてある生長の家の歴史に対して、「総裁」としてどう考えているのかを、まずはっきりと述べる必要があると私は思うものであります。

つまり、谷口雅春先生が説かれた「大日本帝国憲法復元改正論」を谷口雅宣総裁はどう考えているのか、ということです。

その前に、「総裁」としては、谷口雅春先生がとのような思いで、「大日本帝国憲法復元改正論」を展開なされたのか、それをこそまず、信徒に知らせる義務があると思うのです。

ところが、谷口雅宣総裁は、これに関して、こう書くのみなのです。

>『占領憲法下の日本』(1969年)、『続 占領憲法下の日本』(1970年)、『占領憲法下の政治批判』(1971年)、『諸悪の因 現憲法』(1972年)。生長の家が政治運動を熱心にしたのは、こういう「現体制批判」の考えからだった<

よくもまあ、こういうことが平気で書けるものだと私は本当にびっくりしました。

だって、これらの『聖典』は、谷口雅宣総裁が絶版にしたものだからです。

自分で絶版にしておいて、それをまた読者に紹介できる、この神経がわからない。

この厚顔さは一体、何なのだろう。

それに続く文章を読んで、私なりに得心いったことがあります。

>そういう過去の歴史的立場から見れば、今回の安倍首相の行動は、拡大解釈によって憲法第9条を実質的に骨抜きにしようとの意図が明らかだから、自衛隊の機能拡大を除いては、戦後日本の民主主義体制そのものを維持する「現体制温存」を選択したのである。「現体制を形骸化し、実質的に無視してしまえば、それでいい」と考える人がいるかもしれないが、私はそう思わない。無視するものがヤクザの規則や、町内会の取り決めであれば、さほどの弊害はないかもしれないが、国家の基本を定める憲法の、しかも万が一の時の国の防衛をどうするかという重要な決断を「定められた通りにしない」という前例を作るのである。それを、一国の首相が国民の面前で堂々と実行するのが“日本を取りもどす”方法だというのである。法学部出身の私としては、こんな乱暴な法律無視がまかり通るなら、法治国家としての日本の将来は大変暗いと考える。<

何ですか、この文章は。

谷口雅宣総裁がやってきたことを具に知る私にすれば、最後の文章は、こう言い換えたいくらいです。

「こんな乱暴な谷口雅春先生無視がまかり通るなら、愛国運動の柱としてあった生長の家の将来は大変暗いと考える。」

閑話休題。

結局、谷口雅宣総裁がいいたいことはこういうことなのだと私は解しています。

まず、前段で、

>生長の家が政治運動を熱心にしたのは、こういう「現体制批判」の考えからだった

ということで、谷口雅春先生は、「現体制批判」を貫かれたという立場を明示する。

それに対して、「今回の安倍首相の行動は」

>戦後日本の民主主義体制そのものを維持する「現体制温存」を選択したのである。

と位置づけて、安倍首相は「現体制温存」論者であって、「現体制批判」の谷口雅春先生のお志とは違っている!

安倍首相のやっていることは、谷口雅春先生とは違う方向にある、ということを力説したかったのだと私には思えるのです。

本当に、「馬鹿も休み休み言え」と私は怒りをもって谷口雅宣総裁のこのブログ記事に抗議します。

よし、谷口雅宣総裁がいうように、安倍首相が“「現体制温存」を選択した”というのであれば、どうして「朝日」があれほどまでに、気が狂ったように騒ぐのですか?

歴代内閣とは違う路線へと、大きく舵を切り換えたからでしょう。

そして、その切り換えた舵の方向には、明らかに「現体制温存」ではない「現体制変更」が展望されているということがわかったからでしょう!

「大日本帝国憲法復元改正論」の石原慎太郎・平沼赳夫先生が、どうして安倍首相を応援するのですか?

安倍首相の目指している世界に、「現体制変更」そして「憲法改正」が見据えられていることが明らかだからでしょう。

どうして、そういうことを指摘しないのか。

結局、谷口雅宣総裁という人は、谷口雅春先生の「大日本帝国憲法復元改正論」に心底、反対だからです。

これが結論です。

だから、最後、こんなホンネを露わにしてしまっているのです。

>力に任せたこういう強引なやり方を、2日の『朝日新聞』は「解釈改憲」という言葉で批判しているが、私もそれが実態だと思う。

改めて指摘しておきます。

「朝日新聞」を推奨するようでは、とてもではありませんが、谷口雅春先生の「法燈」を継承する資格は全くありません!



光掲示板より転載2 (4415)
日時:2014年07月04日 (金) 10時07分
名前:神の子A

生長の家「総裁」として、事実関係をよく見て書いてください!NEW (9707)
日時:2014年07月04日 (金) 10時03分
名前:破邪顕正

今回のブログ記事には、生長の家「総裁」ともあろう人が、「朝日新聞」と同じ論調で書き飛ばしているのが透けて見えて、暗澹たる思いに駆られました。

>私がきわめて残念に思うのは、これだけ重大な政策変更をするに際して、安倍政権は国民の意思を問うことをしなかった点である。もっと具体的に言えば、すでに書いたように、一内閣の解釈変更によって、憲法という国家の最高法規に明記された事項を軽視する選択を行ったことである。<

法学部出身の谷口雅宣総裁に言うのもなんですが、国民の意思を問うのは選挙ですよね。

安倍自民党は先の衆議院選挙や参議院選挙で、集団的自衛権の行使容認を公約に掲げて戦ってきたんですよ。

そして、その選挙に勝ったわけです。

公約に掲げて、その選挙に勝ったからこそ、それを今回、実行に移したわけです。

谷口雅宣総裁、もしや、安倍首相は、選挙に勝つために、集団的自衛権の公約は掲げていなかったとでも勘違いしているのではありませんか!

光明掲示板より転載3 (4417)
日時:2014年07月04日 (金) 12時39分
名前:神の子A

法学部出身といいながら、谷口雅宣総裁は、戦後の憲法解釈の変更の歴史が全然見えていない!NEW (9718)
日時:2014年07月04日 (金) 11時45分
名前:破邪顕正
谷口雅宣総裁はどうして、こんな決め付けを行うのでしょうか。

>自国の基本法である憲法の規定を軽視しておきながら、国際法にのっとって行動することが、どうして法の支配を重視することになるのか? この重大な矛盾とゴマカシは、きっと将来に禍根を残すことになるだろう。<

「自国の基本法である憲法の規定を軽視」もなにも、この憲法そのものが、ニセモノなのだというのが谷口雅春先生の教えでしょうが!

こういうところを見ても、谷口雅宣総裁は、谷口雅春先生の「現憲法無効論」に根本的に反対なのだということがよくわかります。

それを前提として、申し上げたいのは、「占領憲法」が“軽視”されざるをえないのには、それなりの理由があるからだということです。

そのことは、これまでの憲法解釈の変遷を見れば明らかではありませんか!

今回の問題の根本は、集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈の変更にあるのではありません。

厳しさを増す東アジアの安全保障環境の中で、どうすればわが国の平和と安全を守れるのか?

全ての議論は、そこから出発しなければならないのです。

それこそが根本の問題なのです。

ところが、「朝日新聞」の尻馬にのって「憲法解釈を閣議決定で変更するのは立憲主義に反する」という喧伝があとを絶たない。

谷口雅宣総裁もその一人であります。

そもそも、この憲法をめぐって、戦後、どんな解釈が行われてきたのか。

そのことをまず俯瞰しておきたいと思います。

占領憲法公布直後の昭和21年、吉田茂首相は、戦力不保持を定めた憲法9条2項に関して、「自衛権の発動としての戦争も、交戦権も放棄した」との解釈を表明し、再軍備を否定しました。

ところが、昭和25年、朝鮮戦争が勃発するや、警察予備隊を発足させ、昭和29年には自衛隊となりました。

その根拠となったのが、自衛権と自衛隊の存在を認めるという新たな憲法解釈でありました。

もう、ここで既に、「第9条」の立法目的、精神の骨抜きは始まっていたのです。

もとより、そうしなければ、内外の情勢に対応できないという判断が働いたからです。

つまり、解釈改憲は、そのときどきの情勢判断にゆだねられるということがここで規定路線となったわけです。

阪田元内閣法制局長官が今回のことを「立憲主義に反する」と非難していますが、彼が堅持してきた「個別的自衛権の行使容認に限定した解釈」というのも、元々は吉田内閣による憲法解釈の変更だったのであり、その意味では、「立憲主義の否定」によって成立したとも言いえるのです。

何を申し上げたいか。

「立憲主義に反する」というのであれば、それに固執するのであれば、「個別的自衛権の行使」だって容認してはならないのです。

「個別的自衛権の行使容認」ならばよくて、「集団的自衛権の行使容認」は「立憲主義に反する」なんて、なんというご都合主義でありましょうか。

谷口雅宣総裁!

>この重大な矛盾とゴマカシは、きっと将来に禍根を残すことになるだろう。<

それを言うならば、占領軍が日本弱体化のために押し付けた占領憲法の改正に悉く反対を唱え続けてきた「朝日新聞」を廃刊に追い込めなかったことが、ここまで禍根を残した元凶なのだというべきではありませんか!



光明掲示板より転載4 (4418)
日時:2014年07月04日 (金) 13時04分
名前:神の子A

谷口雅宣総裁、この状況下、どうしたらわが国の平和と安全とを護ることができるのですか?NEW (9720)
日時:2014年07月04日 (金) 12時48分
名前:破邪顕正

谷口雅宣総裁は、「鎮護国家」を外す理由として、「冷戦が終わった」という情勢判断をあげていました。

かつてのような「愛国運動」を志向しない理由としても、この「冷戦は終わった」ということを根拠にしていました。

その谷口雅宣総裁が、今回、ブログの中で、こう述べているわけです。

>日本周辺の東アジアを眺めてみると、日韓、日中の関係が思わしくない。日韓両国は、アメリカにとって同盟国である。双方の関係が良好であれば、北朝鮮と中国に対する“緩衝地帯”として効果的だ。しかし、そうでない現在、朝鮮半島有事の際には問題が起こり得る。また、日中関係は“最悪”といっていい状態だ。特に危険なのは、尖閣諸島をめぐって、両国が武力をもって対峙するようになっている点だ。アメリカは日米安保条約によって日本防衛の義務を負っているから、「尖閣諸島も防衛義務の範囲内である」と宣言して、中国の冒険主義を抑えている状態だが、これだけで危険が去るとは思えない。日米、日中、米中の間で何かの誤解や計算違いがあると、本当に武力紛争が起こりかねない状態なのだ。そこで、アメリカとしては、日韓の関係を改善させて対北朝鮮の“重石”とし、日中間の武力衝突を防ぐために、日中融和を進める一方で、日米間の外交と軍事関係の一体化を図りたいのだろう。「一体化」という表現は何か無害に聞こえるが、別の言葉を使えば、日本を(中国に対して)アメリカ側に引きつけておく一方、経済、軍事面で従来のアメリカの役割の一部を「肩代わり」してもらいたいのだろう。<

谷口雅宣総裁、「日米、日中、米中の間で何かの誤解や計算違いがあると、本当に武力紛争が起こりかねない状態」ということですが、そもそも、どうしてこんな状態になったのですか?

まさか、安倍首相になったからとでもいうのではありますまいね。

中国の軍拡こそが、ここまで緊張を高めてしまった根因でしょう。

思い起こせば、谷口雅春先生は、ことあるごとに、常に「中共」を警戒せよと、ご教示くださっていました。

そうであれば、生長の家「総裁」として、まずは今の中国の軍拡に対し、一言、あって叱るべき、失礼しました、然るべきではないかと私は思うものであります。

今回の「集団的自衛権の行使容認」をどう考えるかは、その情勢判断と密接不可分にあると思うからです。



光明掲示板より転載5 (4423)
日時:2014年07月04日 (金) 18時05分
名前:神の子A

大日本帝国憲法復元改正は生長の家の根本の政治思想NEW (9724)
日時:2014年07月04日 (金) 15時56分
名前:アクエリアン
この人は信徒を、谷口雅春先生の教えを、なめまくっていますね。

むかっ腹がたって仕方ないです。

よくもまあ、こんな人が法灯継承者を自称するものだ。

法灯継承者を自称するなら、大日本帝国憲法復元改正運動に積極的に取り組んでいかなければならないのに、こんな時だけ、ちょこっと、谷口雅春先生の憲法論に触れるだけ。

その谷口雅春先生の憲法問題のご著書は絶版にしているという始末。

偽物は居座らないでもらいたい。

生長の家の教えの妨害者。

其れが現教団のトップ。

生長の家の教えの妨害者をトップに据えていることが、現在の生長の家の問題の諸悪の根源でしょう。

とすれば、この問題の解決策は自ずと見えてきますよね。

生長の家の教えの妨害者は、トップには居座らせてはいけない。

これは、生長の家教団の最低限の義務であり責任でしょう。

光明掲示板より転載6 (4425)
日時:2014年07月04日 (金) 18時46分
名前:神の子A

「アクエリアン」さんへNEW (9730)
日時:2014年07月04日 (金) 18時31分
名前:破邪顕正

>むかっ腹がたって仕方ないです。
よくもまあ、こんな人が法灯継承者を自称するものだ。

いやあ、本当に、私と同じ気持ちの方がいてくれて、溜飲が下がりました。

まっこと、私も、むかっ腹がたって仕方なかったです。

久しぶりに、その感情をむき出しにして投稿してしまったような次第です。

それにしても、こんな総裁の論に納得してしまう人がいるというのが、何とも情けない。

谷口雅春先生の『聖典』のどこをどう読めば、それに納得できるのか。

谷口雅春先生の『聖典』を読んだことがないというのであれば、まあそれも致し方ないかと諦めもつくのですが、しかし、読んでいてそうなんですから、根本的に読解力が私どもとは違うのでしょうね。

谷口雅宣総裁も、『占領憲法下の日本』(1969年)、『続 占領憲法下の日本』(1970年)、『占領憲法下の政治批判』(1971年)、『諸悪の因 現憲法』(1972年)を紹介しているぐらいですから、いちおう、読んではいるのでしょう。

読んでいて、今回のようなブログを書くのですから、これまた読解力が違うのでしょうね。

違うんだったら、最初から「法燈」なんか継承しなきゃよかったんですよ。

>偽物は居座らないでもらいたい。
生長の家の教えの妨害者。
其れが現教団のトップ。
生長の家の教えの妨害者をトップに据えていることが、現在の生長の家の問題の諸悪の根源でしょう。

仰るとおりです。

今の“八ヶ岳教団”のすべての問題は、ニセモノが「総裁」についたこと、これに尽きます!




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