生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示<第五十四話> (869)
日時:2013年04月22日 (月) 14時59分
名前:信徒連合




生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇



第五十四話 



 個性命の進化と向上(その7)

『別冊・真理』<生死を超える道>よりの抜粋




霊的進化の促進――


<< 宇宙の本源たる「一つの心」の宇宙設計中に於けるあなたの地位は、或る程度まで、生物学的法則と、人種と、その他の自然界の法則とによって決定されています。

あなたは自己の人種、出生地、及びあなたの生まれた社会の性格や文化を変更することは出来ないのです。

然し一個人としては自己の個体の運命を担当しているのであって、あらゆる面で自己の幸福増進のために心の法則を利用することができるのであります。

然し宇宙設計中のあなたの地位は長期に亘る命題であって、あなたはその本体は「肉体」ではなく「霊」でありますから、自己の運命と云っても、五十年や七十年の限られた一生だけの問題ではないのであります。

従ってあなたは目先の幸、不幸にとらわれず、自己の個人的進化のために必要な真理を求めてそれを身につけることがあなたの務めであります。

 肉体的な人間の進化の舞台に比し、遥かに高い世界があって、そこでこそ本当の自由と力と独立が得られるとすれば、あなたは人生の如何なる事業に従事するよりもその世界の発見に従事することに最大の興味を感ずる筈であります。

われわれはその遥かなる高い世界に達するために、今まで多くの宗教人が選んで来たところの苦行と云う古い道にくらべて、一層確かな容易な旅する道を探し出して、その海図と、羅針盤とを得たのであって、それをあなたに紹介したいと思うのです。


 キリストはこの自由と力と独立が得られる高き世界を「天国」又は「神の国」と呼ばれました。次に引用するコリント前書にあるように、パウロは実相の人間を自然人と区別してこれを「霊なる人」と呼んでいます。例えば――

 始めの人アダムは活(い)ける者となれりとあるが如し。而して終りのアダムは生命を与うる霊となれり。霊なる者は前(さき)にあらず、反(かえ)って血気のもの前(さき)にありて、霊のもの後(のち)にあり。第一の人は地より出でて土に属し、第二の人は天より出でたる者なり。この土に属する者に、すべて天に属する者は似るなり。」(コリント前書第15章45−48節)

 パウロは又コリント前書第15章で「兄弟よ吾汝らに告げん。肉と血は神の国を嗣(つ)ぐこと能わず。又朽つべきものは、朽ちざるものを嗣ぐこと能わず」と続けて言っているのであります。これは死すべき肉体は一時的のものであり、実相の霊体は永遠不滅であると云う意味であります。

 この真理を悟る者は死に支配されることなく、死の恐怖を失うのであります。

不滅と云うことは、土にて造られ土に複(かえ)るべき肉体によって不滅を得るのではなく、土にて造られず土に複ることなき実相の霊体によって不滅を得るのであります。

個人がいと高き神の国に至るために登る梯子の第一段は、魂は地上に於いても生活を営むが、同時に不滅の霊体を持っていることを認識しなければならない。

この不滅の「霊体」こそ、神の国に至る「乗り物」なのであります。

神の国に至ると云うことは肉体が向上進歩すると云うことではなく、霊の悟りが向上進歩することであります。

これは霊的悟りであって、その悟りは霊体又は幽体の「主人公」たる不滅の「実相の自己」に目覚める時に得られるのであります。

 この悟りを得た人は霊的進化の次の段階に入るのであります。

然し吾々はその霊的進化の段階の資源や力を直ちに充分に利用出来ると云うわけには行かないのであります。それは巻いた糸を解くように、徐々にしか展敍(てんじょ)してゆかないのです。

音楽、機械学、自然科学、工学等に於いて、技倆(ぎりょう)や専門技術は徐々にしか上達しないのと同じように、宗教的悟りも、精神科学の知識も、いはば徐々に滲(にじ)むように現実界の生活方法を通して染み込んでくるのであります。>>(P.91−94)






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