生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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反・『御教え』・・・雅宣総裁語録と講評 <第六十三話> (910)
日時:2013年04月27日 (土) 14時50分
名前:信徒連合




< 第六十三話 >「私は覚悟して“森の中へ”移住します!純子拝」(平成22年8月20日『恵味な日々』)


<< 今週は月曜日の野菜の宅配をお休みしたので、野菜が品薄になりました。そこで、青山の自然食品のお店に買い物に行きました。ついでに書店にもより、本を二冊買いました。買った本は、「持続可能な社会をめざす 8人のライフスタイル」名倉幸次郎著(白水社)「自然農法 わら一本の革命}福岡正信(春秋社)私たちは炭素ゼロの生き方を目指し、森にも移転します。それは、今の社会の大きな流れの中では、一般的ではありません。
 多くの先輩がいますから、それらの人から学んで、私たちのスタイルを生み出していかなくてはと思います。福岡正信さんの本はまだ読んでいません。以前から興味があり、読んでみたいと思っていたら、書店に平積みされていたので、買いました。>> 





(講評)


 第三代目・谷口雅宣・純子氏は<炭素ゼロ>の生活を目指し、自然との共生の率先垂範としていよいよ森の中での生活に入ると言っておりますが、全くの知識不足と準備不測としか言いようがありません。今まで経験しなかった事に取り組む場合には、トラファグラー海戦(1805年10月・スペイン対イギリス)を超える世界的超完全勝利を勝ち取った日露戦争・日本海大海戦時(明治38年5月27−28日)の日本の連合艦隊の秋山真之先任参謀の言葉「大事を行なうに当っては計画と訓練が95%、実行が5%」を忠実に守らなければならないのであります。


第三代目・谷口雅宣・純子氏の<私たちは炭素ゼロの生き方を目指し、森にも移転します。それは、今の社会の大きな流れの中では、一般的ではありません>の表現を見ると全くの準備不足が露呈されています。確実に計画が進んでいるのは、どうも森の中に建てる建物の設計と建設会社の選定だけのようであります。しかし、移転してからの実際の自然との共生の<一般的>ではない過ごし方の計画と準備は<何しろ初めてのことなので(嘗ての村山首相)>全くの試行錯誤で進めて行くのでしょう。毎日の生活費に心配の無いセレブ階層の趣味とお遊びとしか言いようがありません。次の章句にそれが現れています。


(1)<野菜の宅配をお休みしたので、野菜が品薄になりました。そこで、青山の自然食品のお店に買い物に行きました>。無(減)農薬有機肥料栽培の野菜類を毎日食卓に載せられるのは一部のセレブ余裕階層だけであります。なぜならば、スーパー価格よりは高値であるからです。


(2)<買った本は、「持続可能な社会をめざす 8人のライフスタイル」名倉幸次郎著(白水社)「自然農法 わら一本の革命}福岡正信(春秋社)、福岡正信さんの本はまだ読んでいません>。自然農法家・福岡正信氏の『わら一本の革命』は昭和58年に出版されているのです。さらに福岡氏の『無T・神の革命(宗教篇)』・『無U・無の哲学(哲学篇)』・『無V・自然農法(実践篇)』・『自然に還る』、そして又、自然農法家・川口由一氏著『自然農から、農を超えて』・『妙なる畑に立ちて(自然農から生命の農へ)』、さらに、『フィンドホーンの奇蹟』(日本教文社刊)・『フィンドホーンの魔法』・『フィンドホーンへのいざない』・『フィンドホーンの花』等々を読みこなし、たとえ小規模であっても本格的に森のオフィスへ移る前に自らが土と接して自然農法・無農薬有機栽培を施行実践し、生命(いのち)の実感として「自然との共生」を体験する必要があるわけであります。今になって初めて本を買い読もうとは、余りにも遅きに失していると言わなければなりません。


(3)<多くの先輩がいますから、それらの人から学んで、私たちのスタイルを生み出していかなくてはと思います>。と、書かれ、“先輩の人たちから学ぶ”わけですが、ことはそう簡単なことではないのであります。第三代目・谷口雅宣・純子氏は次のような具体的なことがらをどの程度知っているのでしょうか?

(イ)福岡正信氏は公務員生活(横浜税関植物検査課・高知県農業試験場勤務)から帰農して自然農法一筋に生きた人ですが、最初は父親から受け継いだミカン山を自然農法に切り替えて枯らし全滅させたと告白されています。稲作を含めて「不耕起栽培」のノウハウを確立されるまでには、試行錯誤の長年月があるのです。知識・見学と実際の実践とは全然違うわけであります。

(ロ)オフィス仕事の一日当りの仕事量と農作業の一日当りの仕事量の効率比較には大きな隔たりがあります。自然との共生のためにはCO2を排出したり、土中の生物(蛙の子、みみず、小蟹、オケラ等々)を引き裂いて殺すことになる耕運機は使えません。鍬(くわ)を使っての人力作業となります。除草作業も自然破壊の有害な化学除草剤は使えないし、CO2を排出する草刈機も使えません。鎌・鍬・手による人力作業となります。完全無報酬奉仕のこまめな手作業の草取りが第三代目・谷口雅宣・純子氏をはじめ全本部職員が最高の錬成科目として何年にもわたって黙々とつづけられるでしょうか?かと言って福岡氏流の不耕起栽培自然農法など最初から出来るわけではないのであります。

(ハ)オーナー農業やミカン狩り、芋ほり、いちご狩りに時たま都会から出てくるところの結果(収穫)だけしか見ていない人は「農業や果樹栽培は楽しくて素晴らしい」と簡単に考えるわけですが、収穫前の総ての作業、収穫後の片付け作業と翌期への準備作業等、都会の住人の目に止まらない色々な作業があるのであります。

(ニ)「森」へ入り、自然との共生の生活を率先してやって行くためには、生活必需食料品の無農薬有機栽培、自然農法栽培は絶対的に必要であります。これを第三代目・谷口雅宣・純子氏と本部職員が自ら本来の職務と並行してしなければ自然との共生生活の意味は無く、また、この実践部分をプロの農業者に任せて自分たちは森に移った本部の建物の中で原宿当時と同じデスクワーク中心で過ごしていれば、第三代目・谷口雅宣氏の唱える自然との共生生活は実践を伴わない、指令だけしかしない頭でっかちのプランにしか過ぎず多くの人の共鳴など受けることが出来ないのであります。そして正に、セレブの人たちによる自己満足的な範囲にしか過ぎないもので終ってしまうのであります。


 このように、末端信徒の眼から見ても第三代目・谷口雅宣・純子氏の「森の中のオフィス・自然との共生計画」はセレブ階層のお遊びプランに過ぎないことが明らかであります。そこで当然の疑問として次のようなことが考えられるのであります。


(T)このような不完全なぶっつけ本番の「森の中のオフィス」実現に向けて、150億円を超える信徒の浄財を第三代目・谷口雅宣氏の独裁権限のみで注ぎ込んでいいものなのでしょうか?高齢信徒は毎月のそれほど多くない年金収入から、子育て中の白鳩信徒の多くはパートやアルバイト収入から聖使命会費を奉納している事実を第三代目・谷口雅宣・純子氏をはじめ理事長、参議長以下の本部役員は片時も忘れてはならないのであります。然し、彼らはそんなことは少しも考えてはいないのではないでしょうか?


(U)どうしても、第三代目・谷口雅宣氏が「森の中のオフィス」を造りたいのであれば、総本山や宇治でも建設出来るのではないでしょうか?それを山梨県で土地を新たに購入して150億以上の建設費をかけて造るのは巨額のお金が動くその裏に隠されているものがあるのではないでしょうか?


(V)「環境保護」と「自然との共生」は果たして<生長の家の本来の第一順位の使命と目的>なのでしょうか?開祖・谷口雅春先生の御著書をシッカリと読めば答えは断じて「否」であるのではないのでしょうか?「環境保護」と「自然との共生」は<生長の家地上出現の使命>の重要度から言えば第五、第六番目のものではありませんか?



 それでは最後に<生長の家の本来の第一順位の使命と目的>の観点から考えて現代日本に於いて『生長の家』は何に対して総力を挙げて取り組むべきかを考えて見て結論づけを致したいと考えます。それは言うまでもなく「人類光明化」と「天皇国日本の実相顕現・真理国家の建設」でありますが開祖・谷口雅春先生は更に具体化して遺されているのであります。それは、総本山の神域の奥深い峰々に建てられた「七つの燈台」に刻み込まれている文字であります。すなわち、


*天孫降臨皇御国成就(てんそんこうりんすめみくにじょうじゅ)燈

*伊邪那岐文化成就(いざなぎぶんかじょうじゅ)燈

*伊邪那美文明成就(いざなみぶんめいじょうじゅ)燈

*三界萬霊悉皆實相開顕成仏(さんがいばんれいしっかいじっそうかいけんじょうぶつ)燈

*地上天国世界連邦成就(ちじょうてんごくせかいれんぽうじょうじゅ)燈

*萬物一元萬教帰一成就(ばんぶついちげんばんきょうきいつじょうじゅ)燈

*君民一体地上天国成就(くんみんいったいちじょうてんごくじょうじゅ)燈


 さらに、この目的成就の具体的目標としては、自主憲法制定(法の論理としては、占領行政基本法としての現憲法無効宣言・明治帝国憲法復元・新自主憲法制定の法手続きを同時点に於いて行なう)と新自主憲法に基づく新教育基本法の制定であります。この転換を日本国民相互間の軋轢(あつれき)と摩擦を出来るだけ少なくしてスムーズに事が運ぶためには、国民世論の価値観の善導が必須条件となるのであります。

この役割を担う中心となるのが我が『生長の家』であります。すなわち、日本国の教育改革による日本国民の価値観の本当の「日本精神」への善導と復興であります。此れを目指しての「生長の家」学園の建設が必要となり、「森の中のオフィス」建設資金はこちらの方へ使われるべきであります。左翼思想家の第三代目・谷口雅宣氏は真っ向から反対でしょうから、以下、少し詳しく述べる事にいたします。



 8月7日の産経新聞に80歳の竹田ソノさんと云う人の次のような投書がありました。

<< 私と同じ世代は、子育てに失敗した世代だと思う。「子供に苦労させたくない」という思いが強すぎて、子供を駄目にしてしまった。先日もバスに乗っていると、数人の女子高校生が勢いよく乗り込んできて、どっかりと席に座り、大声でしゃべり始めた。次の停留所で危なっかしい足取りのお年寄りが乗ってきたが、だれ一人、目もくれない。そのお年よりはつらそうに、彼女たちの前に立ち続けていた。叱りつけようかと思ったが、近頃の若者を怒らせたら、何をするかわからない、と考えると何も出来なかった。私もだめな人間だった。このような子供達が育ったのは、親の責任だが、今の子供たちの親を育てた世代にも責任がある。私と同世代が子育てに失敗したから、子供を虐待し、命を奪い、自分を犠牲にしてでも子供を守ると言う事が出来なくなってしまったのだ。私の子供のころにあった「修身」の授業のように、道徳をしっかりと子供に教えなければならない。そうすれば、若者たちもきっとめざめてくれると思う。>>


 このような現代日本社会の状況が結果した原因は、言うまでもなく、戦後教育であり、戦後教育の基本的価値観は「侵略戦争観・戦争贖罪意識・自虐史観」一口に纏めると「東京裁判史観」であります。この国民的価値観の種を播いたのがG.H.Q (占領軍総司令部)であり、種(たね)の名前は“ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム”(日本民族弱体化政策)であり、その実践を担当したのが戦後直ちにG.H.Qによって刑務所から開放された共産主義者であったのであります。

彼らは、新しく制定された現憲法を武器として、教育現場(日教組)と労働界(総評)とそして出版(岩波書店他)・報道界(朝日・毎日・N.H.K )で着々と戦後教育を推し進め、同時並行して実施された3S政策と相乗して日本民族全体のの思想改革を実施し、こうして教育された生徒達が成人し、親となり子供を持ち、その子供が成人し子を持つ時代に入ったのが現代と云う時代であります。

いうなれば、日本民族弱体化の種“ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム”が戦後60年の期間をかけて着実に育って、たわわな実をつけ、まさに収穫期となったのであります。更に、深く考察すれば、G.H.Qの“ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム”(日本民族弱体化政策)の淵源を遡れば、日露戦争勝利後にアメリカで策定された日本を仮想敵国とする「オレンジ計画」、更に遡れば西欧諸国家による日本を含めた東洋地域の植民地化の長々期戦略であり、ザビエルの来日の時まで行くのであります。

秀吉はこれを見抜きその後の我々の祖先は敢然と欧米からの植民地化戦略の荒波を跳ね返してきたのであります。さらに、ロシアの不凍港と温暖の地を求めての伝統的南下の国策、共産中国の嘗ての「清帝国」の版図を目標としての飽くなき膨張侵略の進行、この長々期の歴史の流れの冷静な分析の上に立てば、現代の大国難を切り抜け跳ね返して行くためには、現代の日本国民の価値観の教育による変格、つまり、本当の「日本精神」への善導と復興が最大の重要課題であることが理解されるのであります。

その方向に従っての社会的P Rと人財育成を担う中心が我が『生長の家』であり、此れこそが開祖・谷口雅春先生の御心に応えることでもあります。

斯く考えるならば、第三代目・谷口雅宣氏の「炭素ゼロ」・「森の中のオフィス」計画は優先順位からすれば後位に位置付けられるものであり、150億円以上の浄財を投入すべきものではないのであります。

長期的観点に立って最優先すべきは、日本国の教育改革による日本国民の価値観の本当の「日本精神」への善導と復興を目指しての「生長の家」学園の建設これであります。

このことが理解できない第三代目・谷口雅宣・純子氏は一日も早く教団から辞去し、外部でNPO法人「雅宣・環境の家」を立ち上げて自由に活動すべきであります。このまま総裁の椅子に座り続けることは許されないのであります。






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