生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・ 理性篇の再掲示 <第七十九話> (1068)
日時:2013年05月14日 (火) 12時23分
名前:信徒連合




生長の家「今昔物語」第六篇 理性篇



第七十九話(通算第405話)


 
神癒と時間・空間の問題(2)

(『神癒への道』P.237−240)




<< 人間は嬰児(えいじ)としてこの世に生まれて来た時、既に人類の想念の中に置かれるのであります。その想念を嬰児といえども感受しないというわけには行かないのであります。

そこで嬰児も病気にかかるのであります。嬰児のみならず成人も、如何に自主独立の精神を持っていると自称するものも、やはり人類の想念の中に生きているものであるから、多少とも人類全体の想念の影響を受けないということは難しいのであります。

だから吾々といえども常に毅然とした自主的自覚をもって「人間は神の子、無限に円満完全である。如何なる病気にも、一切の欠乏にも悩まされることはないのである」という想念を常に強固に把持して、その反対の精神波動の影響を拒否することが必要なのであります。そうでなくして、うっかり人類全体の想念の傾向に同調していたら、知らず識らずの中に病気におかされるに到るのであります。

だから、吾々は病気になるのに手間ひまはかからない、ただウカウカと人類全体の病念と一緒に漂わされていたら病気に罹(かか)れるのであります。

それに反して、常に人類の病的精神波動を感受しないようにするためには、正しき健康の想念を把持することが必要であり、その思想的根拠ある所の正しき哲学に対する理解が完全であることを必要とするのであります。


何よりもまず大切なのは、実在するものは、神のみであるということであります。従って神より出でたる所のすべての実在は完全であるという事を信ずることが、自分自身を健康にし、自分の住む世界を幸福に楽しく愉快な善き世界ならしむる根本となるのであります。

吾々は先ず自分自身の完全さを信じなければならないし、すべての人間を善であると信じなければならない。そしてすべての存在を神より出でたる善なるものとして信じなければならないのであります。

その正しき信念が確立して現象の世界に影を映してくる所の、自分の健康、周囲の人々の状態、環境、運命等が変わってくるのであります。


メタフィジカル・ムーヴメントの遠祖はヘーゲルの宗教哲学であるが、近代の始祖はエマースンの哲学であります。それが実際的な治療運動として最もそれを大きく展開したのはクリスチャン・サイエンスの開祖エディ夫人であります。

エヂィ夫人が人体磁気を治癒の原因であると見る事を後になって激しく排斥した如く正統のメタフィジカル・ムーヴメントに於いては肉体より流れ出る所の磁気的流動体の如きものに対しては、何ら信頼をおかないのであります。

クインビー博士が手掌(てのひら)を水にぬらして患者を按擦したる如き、或いは日本の或る霊術家が手掌療法を宗教に結びつけているが如きは、メタフィジカル・ムーヴメントではないのであります。

何故なら、霊的流動体は、現象的存在であって、それが如何に神秘に見えようとも、人体の一部から放射又は伝達される如き存在は物質的現象存在であって、哲学的実在論的存在ではないのであります。

「メタ」とは超越という意味でありますから、メタフィジカルとは物質を超越した運動でなければならない。人体の磁気的流動体を利用して病気を治す所の触手療法的な色々の治療法は、必ずしも効果はないとはいえないが、それは電気治療と大差なきものであって、電気の流れを人体から発生する或る神秘的磁気作用に置き換えたにすぎないのである。

その効果は、感応電気治療が、その電流に直接触れる人に或る暗示と刺戟とを与えて効果をあげるのと同様の原理であって、それは直接現象的に患者に触れることによって、その目的が達せられるのである。

然し、これでは、手にふれることができないような人間の運命とか境遇を良くしたいとか、家を売りたいとか、或る地位を得たいとかいうような問題には磁気的治療は何らの効果もあげることはできないのであります。

霊波を送れば田畑の収穫が良くなると云うような実例は往々にしてあるが、それは一種の光線栽培と同じであって超物質的運動だということが出来ないのは私が「生命の實相」の第一巻の巻頭に指摘した通りの所のものでありなす。>>






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