生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・ 理性篇の再掲示 <第六話> (157)
日時:2013年02月24日 (日) 08時21分
名前:信徒連合




生長の家「今昔物語」第六篇 理性篇




第六話(通算第332話) 光明思想家とマルキストとの対話(5)



社会主義か資本主義か生長の家か<その二>

(『解放への二つの道』P.131−133)




客:

わたしは、どうも、そうは考えません。実際物価は高いし、現在の賃金では生活に困難だから賃上げ闘争するほかに道はないのです。



主:

ところが、その賃上げ闘争をして、そして労働者たる自分たちが果たして本当に幸福になるのであるかということを考えて見たら、実際幸福になれないことがわかるのです。

それは現に三井鉱山の、ある例がある。あれは大分永い数ヶ月にわたったところのストライキであったのですが、何でもその一期だけの損失が三十億円にも上ったそうですけれども、そうしていっぺんに会社は無配当に追い込まれた。

「資本家が労働者を搾取して餓死させる」などと左翼の人は言いますけれども、資本を借りて使う以上は、コンペンセーション(償い)の法則と云うものがあって、「借りれば、代は払わねばならぬ」し、「貰うためには与えねばならぬ」のですから、それ相応の株主配当と云うものは、会社が株式会社である限りは当然のことなのです。

また会社の株式資金と云う中にも労働者やサラリーマンがコツコツためた清浄な金もある。それなのに、ストを強行して損害をかけ株主配当をゼロにするのは、一部の労働者の間違った行為のために、株主から利益を搾取したと云うことになるのです。

労働者同士がストライキによって労働者を首切り状態に追い込んだり、労働者が貯めた株金の利子を搾取するというのは間違いではありませんか。実際ストライキによって得るところは何もない。

何故なら、それは「与えずに得よう」「労働を停止して賃金を沢山得よう」と云う働きであるからです。こうして、労働を停止し石炭を掘り出さなかった結果はどうなったかと云うと、今まで顧客であったところの石炭を使う工場が、重油に転換したのです。

そしてボイラーの設備を、石炭を使わずに重油のボイラーに置き換えたのですから、今度、ストライキを止めて石炭を掘り出しても、殆どの工場でそれを使って呉れない。使って呉れないから炭価は暴落することになって、今や石炭業界の大変な問題になっている。

それで配給米も買えないで、欠食児童なども沢山でて、いろいろの方面からの同情で辛うじて恵を貰って“おかゆ”をすすっていると云うような、悲惨なる状態が到る所の炭鉱地帯に見られるということになってきたのであります。

これが労働者の希望する状態と言うはずはない。こう云う状態は労働者としても望んだことではない。労働者は“煽(あお)られて”いるのです。組合の幹部から煽動されているのです。そして組合員は全部幹部の指令に従わねばならぬ。

その従った結果がこれである。これは数名の幹部に操られているファッショである。その背後には何があるかと言うと、日本の社会不安というものを激成して行って、大衆をして現代の社会制度を詛(のろ)はしめるための計画である。自分がストライキをして自分で石炭の買い手をなくして、原因を資本家に皺(しわ)寄せる。「資本家が悪い、政府が悪い、資本主義制度が悪いからこんなことになるんだ、お前たちは我々を搾取して餓死させようと言うのか」と云う風にもって行き、民衆を暴動に駆り立てて行って一挙に現在の社会秩序を覆(くつがえ)してしまおうと云うのですよ。そういう一部の組合幹部のファッショに操られてはなりませんよ。>>






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