生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示<第二話> (188) |
- 日時:2013年02月25日 (月) 00時57分
名前:信徒連合
生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇
第二話(通算第244話) はじめに(その二)
そこで、次のような事が云えるのであります。
・学者や評論家は別として、信仰を生活に生きる私たちにとって<霊と霊界>の事について大切なことは―――
(1)人間の運命は、霊界からの影響を大きく受けている。
(2)人間は死ねばすべて終わりではなく輪廻転生という過去世・現世・未来世と続く永遠人生を生きているのであり、その永遠人生の過程に於いては原因結果の法則(因果律)という宇宙の大法が厳然たる事実として働いていることを忘れてはならない。
(3)霊界で現に今も生きている先祖の霊の苦痛を解脱せしめて、悟りの心境に高め挙げてあげることによって、子孫の病気その他の運命が好転する。先祖供養・個別霊供養・水子供養の大切さが此処にあるのであります。
・昨今の経済不況に喘ぐ人々、それをすべて政府の責任に持っていくマスコミとそれに誘導される社会風潮、そしてそれらの人々を社会的犠牲者として財政的給付による救済だけを主張する政党・・・この日本社会の現状から見える現代日本人の価値観はすべて100パーセント唯物的生活価値観・人生観である事が判るのであります。
・一時的救済策も大切でありますが、それは必ず心的・霊的な根本的救済策の上に立って為されねばなりません。ホームレス・フリーター・派遣切りの人々・母子家庭・生活保護・自殺しか無いと絶望している人々、等々に対して「あなたは毎日、自分自身で自分自身の御先祖供養を感謝を込めて自分の家で実行していますか?また、あなたは、なぜ自分が地球上へ生まれて来たのか考えたことがありますか?」と問えば、おそらく全員が「否!」と答えるでしょう。
ここに根本原因があることを、すべてのマスコミ・政党・不況の犠牲者・社会制度の歪みの犠牲者と自認している人々は気づいて、自己の価値観・人生観を大転換しなければならないのであります。
・故に、現代宗教家の使命たるや、真に大きいのです。
(1)人間・神の子、一切者の自覚を「神想観」等の観法の継続にて深めてゆく。
(2)日本国民一人一人まず、自分の家の御先祖供養・未成仏霊供養・水子供養を自分自身の家庭の日課として自分自身で行き届いて行うことを習慣化する。
(3)以上のような事を、家庭での幼児教育として、学校教育として、社会職場教育として、国家の教育基本方針として行う。 この根本的解決策が必要であり、この霊的問題は、環境問題以上に大切であります。
にも拘らず、「私には霊界のことはわかりません。霊のことは危険なことだから、また霊とか霊界のことについては宗教界の合意が未だなされていないから、生長の家では霊・霊界に関することは判らない事になっている。死んでから考えることです。(大意)」と、三代目・雅宣総裁は講習会で話しているのです。
この考え方は生長の家の「法灯継承者」ではなく明らかに開祖・谷口雅春先生に対する反抗・抵抗以外の何ものでもありません。ある熱心な信徒氏曰く、「宗教家でありながら霊のことが判らないなんて何ごとだ。この人はもはや宗教家ではない」と。
開祖・谷口雅春先生は『生命の實相』第十巻(霊界篇・下巻)の“はしがき”冒頭に於いて << 霊界通信には全然真実性のない低級霊からの通信もあれば、崇高な真理を説く非常な高級霊からの通信もある。>> と書かれています。
開祖・谷口雅春先生は御自身も極めて高い霊能力をお持ちの上に、大本教時代から古今東西の霊と霊界に関する書籍を読破研究されて「生命の実相」第9巻および第10巻<霊界篇> ・別冊「真理・生死を越える道」 ・「人間死んでも死なぬ」 ・「人生を支配する先祖供養」 ・「霊供養入門」 ・「霊界の妻は語る(翻訳)」等々を書かれたのであります。
世の中には、実に沢山の霊と霊界と霊界通信に関する書籍があり、また「霊能者」と称するひとびともおられます。書籍の例を挙げれば、
<古典的なもの>
・「永遠の大道」(G・カミンズ著、浅野和三郎訳) ・小桜姫物語(浅野和三郎著) ・スエーデンボルグが幽体離脱して自らの霊界探検をした記録の書籍 ・古代霊・シルバーバーチの霊言集シリーズ(近藤千雄訳) ・アガシャの霊言に関するもの「天と地とを結ぶ電話」(谷口清超訳) ・「ベールの彼方の生活」(G・Vオーエン著、近藤千雄訳) ・ホワイト・イーグル霊言集(G・クック編、近藤千雄訳) ・「霊性進化の道」(G・クック編、桑原啓善訳) ・インペレーターの霊訓(W・S・モーゼス著、近藤千雄訳) ・「日月神示」(岡本天明・筆) ・精神科医ウィクランド博士・30年の記録「迷える霊との対話」(近藤千雄訳) その他多数・・・
<現代の身近なもの>
・「霊界旅行」その他多数の丹波哲郎著作物 ・幸福の科学・大川隆法師筆の各種「霊言集」 ・霊能者・宜保愛子氏の多数の著作 ・「死者は生きている」他7巻位の霊供養救済シリーズ(萩原玄明著) その他、実に多数あります。
このように、霊・霊界・霊界通信に関する著作物は実に多すぎるほど多く、また、霊能者といわれる人々もこれまた有名・無名夥しい数の人たちがおります。この情報の洪水の中から正当な霊・霊界・霊界通信に関する事柄を自分にどのようにして選択して採りいれ、日常生活や人生の諸問題の解決に役立たせて行くかという事が肝心な事になります。この取捨選択の基準を次に示しておきたいと思うのであります。
(1)まず、『生命の實相』全40巻を始めとして、開祖・谷口雅春先生の御著書を数多く繰り返して読んで、「生命の實相・唯神實相・谷口哲学」なるものを確実に自分のものにした上で、その他の人々の著作物を読み、内容を取捨選択して行く事であります。まず取捨選択の基準を「生命の實相・唯神實相・谷口哲学」に置くことであります。
(2)「大調和の神示」にあります如く、“本当の神(唯一絶対神)は、霊媒には憑からぬ”この事は最も大切な常に心に銘記しておくべき事柄であります。
(3)霊界の実態は、最高級神霊界層から高級霊界層・普通霊界層・低級霊階層そして最下層暗黒霊界層まで無限の霊層があるわけであります。従って、幽体離脱して霊界旅行をして其の状況を報告した人が居ても、その人が無限の霊界層の隅から隅まで完全に探検・見聞してきた訳ではなく、ほんの一小部分の探検・探訪報告にしか過ぎないものであると知っておくべきであります。
(4)開祖・谷口雅春先生は講習会で“霊の世界には深入りしてはいけません。霊界があるということだけを知っていれば宜しい“と言われていました。
このことの正しい理解は“低級霊の霊媒のいうことに捉われてはいけない。一般の人は降霊会や霊媒現象にかかわらぬほうがよろしい”ということであって、三代目・雅宣総裁の云う如く「生長の家では“霊”のことは判らない事になっている、霊界のことは死んでから考えなさい」ということではありません。(「今の教え」は完全に間違っているのであります。)
むしろ、開祖・谷口雅春先生の御著書によって、正しい霊と霊知識を地上で生活して居るときから学んでおかなければならないのであります。
(5)霊能があることは、その人の霊格の高さとは何の関係もありません。ただし、生来の体質的に霊的なものに鋭敏な感覚を備えている人も案外多くおります。この様な人々は霊界からの悪霊波を受けやすく、また、悪霊の憑依を受けやすいものです。だから常日頃からそのような霊的悪影響から身を護る形而上的努力(神想観)が必要であります。
(6)故に、地球上のすべての人々は、唯物思考の想念の海にドップリと浸かって身をまかせず、霊的真理の書を読み、神想観を行じて自己自身の霊格の進化向上に努めると共に、先祖供養・個別霊供養の励行によって、先祖の高級霊の常なる加護を頂けるよう勤めなければならないのであります。
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