生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 (  11・12・13・14・15・16・17・18・19・20 ) (2059)
日時:2013年09月23日 (月) 08時06分
名前:朝顔

森の中へ行く人は(愚者の楽園) (2116)


日時:2011年01月21日 (金) 11時28分
名前:吟遊詩人




 お集まりの皆々様
 わたくしどもは
 旅の一座にございます
 聞けばこちらのご領主さまは
 あちらにそびえる森の中
 立派なお城を建てられるそうな



 お耳汚しでございましょうが
 ひとつ唄ってみせましょう
 踊りまするはこれなるピエロ
 お気に召したら手拍子を



ーー子供たちよ 
  森の中へ行くときは
  鈴を鳴らしてゆきなさい
  お腹を空かせた熊の母仔に出会わぬように



  小石を置いてゆきなさい
  帰り道に迷わぬように



  もしも出会ってしまったならば
  目を逸らさずに そうっと後ろに下がりなさい
  もしも迷ってしまったならば
  妖精たちが助けてくれる



  大人たちよ
  森を歩いてゆく時は
  顔を隠してゆきなさい
  監視カメラの森の中
  誰かに見つからないように

 

  俯いてゆきなさい
  嘘の笑いがバレないように



  もしもカメラに映ったならば
  急いで目を閉じ逃げなさい
  もしも躓き倒れても
  監視カメラが見ていてくれるーーー



 古(いにしえ)の格言に
 小聖は山に隠れ
 大聖は市井(しせい)に暮らす
 と申します



 はてさて 森の中へ行かれるお方は
 何と御呼びすれば
 よろしいのでしょう?




あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 12 ) (2081)
日時:2013年09月25日 (水) 14時06分
名前:朝顔




亡国の民に捧ぐ (2306)



日時:2011年02月03日 (木) 17時00分
名前:吟遊詩人



 
 ここは自由の国ですよ 
 言いたい事があるのなら 
 何でも言って良いのです
 自由に意見を言いなさい



 わしは大変慈悲深い
 良い君主だ と王様は
 ニコニコお笑いになり
 皆の話を聞いています



 その件につきまして 
 大変遺憾に存じます



 そのご意見には
 前向きに検討したいと思います



 お役人さま おしゃべり人形
 同じ台詞を繰り返す



 王様 お部屋にお戻りになり
 腹心の部下を集めます



 あ奴は危険思想だな
 あ奴は色々知りすぎた



 盗聴マイクは仕掛けたか
 監視カメラは動いているな
 尾行はしっかりつけておけ



 何も知らない愚か者には
 飢えない程度に食い物をやれ
 死なない程度に仕事をさせろ



 わしが法律
 国家は正義



 ロボット兵士が街に出て
 言葉狩りを始めます
 人間狩りを始めます



 余計なことをしゃべる奴には
 口にチャックを取り付けろ
 通行手形は取り上げろ
 うまい理由をでっち上げ
 なんとか牢屋に放り込め
 地下の組織は壊滅させろ



 知ってはいけない
 聞いてはいけない
 本当の意見は恐ろしい
 口にするのは恐ろしい
 お上の言うこと逆らう人は
 ここでは生きてゆけません



 真実知らない人々は
 喜劇を見ては笑うだけ
 舞台の上でフィガロは唄う
 <泣くのいやさに
  すべてを笑いのめす>



 幕が下りたら残るのは
 紙の王冠頭に載せた
 裸の王様ただひとり





あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 13 ) (2108)
日時:2013年09月28日 (土) 08時39分
名前:朝顔




ソドムとゴモラ (2546)


日時:2011年02月18日 (金) 13時33分
名前:吟遊詩人




  かつて麗しの都があった
  心正しき人々の住む
  光の都があった
  喜びに満ち
  すべての幸福があった



  いつの頃からか迷いの闇が
  人々の心の中に入り込んだ
  虚栄と欺瞞が
  都を蝕み始めた
  神の言葉に従う者を
  指差し あざ笑った



  神は仰せられた
  わたしは この都を焼き尽くす
  心正しき者は
  この地を去るが良い
  決して振り返ってはならぬ
  振り向けば
  塩の柱になる



  だが 私は
  振り返らずにはいられないのです
  何も知らずに残してきた人々を
  滅びゆく都の
  嘆きの声が
  私を振り向かせるのです



  神よ
  あなたの愛する子供たちを
  救う力をお与えください
  たとえ この身は
  塩の柱に成り果てるとも
  神の都を取り戻す
  真理の光を
  私に
  お授けください





あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 14 ) (2132)
日時:2013年09月30日 (月) 14時01分
名前:朝顔




神の御名を呼び続けよ (2737)



日時:2011年02月28日 (月) 14時29分
名前:吟遊詩人



  人間よ
  おまえ達は
  何処へ行こうとしているのだ



  何を求めているのだ
  何を信じているのだ
  何を知りたいのか



  金か
  文明か
  科学か



  何を見ているのだ
  他人の争いか
  自分の安全か



  心が痩せてゆく
  魂が痩せてゆく



  何を恐れているのだ
  権力か
  肉体の死か



  心が涸れてゆく
  魂が涸れてゆく



  何を望んでいるのだ
  快楽か
  名声か



  心が死んでゆく
  魂が死んでゆく



  肉体を殺すより
  なお重い罪がある



  それは
  心を殺すもの
  魂を殺すもの


 
  私たちが
  その名を呼ぶのをやめた時
  その名を
  忘れてしまった時
  私たちの中の
  神は死んでゆく




あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 15 ) (2152)
日時:2013年10月02日 (水) 13時25分
名前:朝顔




マクベス王の悲哀 (2871)



日時:2011年03月05日 (土) 23時11分
名前:吟遊詩人


  
  森の入り口で
  三人の魔女が囁く
  「きれいは きたない
   きたないは きれい」



  あなたは 呟く
  「偽りは 真実
   私は 正しい」



  森が動かぬ限り
  王国は滅びない



  あなたは 
  移ろい行く現象を知らない




  嘆きのレディ・マクベスが
  夜の城を さまよい歩く



  邪魔者は消せ
  逆らう者は追放せよ
  地獄は 暗い



  魔女の予言に惑わされ
  王は高らかに叫ぶ
  「月満ちて 女から生まれた者は
   誰ひとり
   私を 倒せはしない!」


  
  王よ
  あなたは知らなかった
  あなたが投げ捨てた
  真理の書には
  こう記されてあった



ーーー人間は 未だ嘗て
   女の 子宮から
   生まれたことは ないーーー





あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 16 ) (2167)
日時:2013年10月04日 (金) 07時47分
名前:朝顔




ミダス王の呪い


吟遊詩人
2011/03/20 (Sun) 14:00:51



 手に触れるもの
 全てを黄金に変える力を持った男
 望むままの栄華を極める男



 黄金のガウンをまとい
 黄金のベッドで眠る



 「わたしの足元にひれ伏す者には
  施しをくれてやろう」



 地が裂け 海が割れた
 逃げ惑い 苦しむ人々を
 城の塔から見下ろしながら
 愛も慈しみもない
 うすっぺらな祈りを
 男は捧げた



 しかし神は 
 それをお喜びにはならなかった



ーー神の栄光から
  背を向けた男
  ミダスよ
  これよりのち
  おまえの魂は未来永劫
  飢えと渇きに苦しむであろうーー





あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 17 ) (2191)
日時:2013年10月06日 (日) 07時56分
名前:朝顔



愛と祈り (119)



日時:2011年03月25日 (金) 14時03分
名前:吟遊詩人




 昔 暮らした街が
 テレビに映った
 為す術もなく立ちすくむ人々の
 静かな慟哭が私には聞こえる



 水が出るのが当たり前だと思っていた
 電気が点くのが当たり前だと思っていた
 車が走るのが
 食べ物があるのが
 欲しい物が買えるのが
 当たり前だと思っていた



 いつだって会えると思っていた
 何度だって会えると思っていた
 後ろ姿だけ見て声をかけなかった



 ちゃんと言わなかった
 ありがとうって言わなかった
 大好きだよって言わなかった
 大切だよって言わなかった



 merci mille fois
 千回のありがとうを
 百万回言うから
 ずうっと言い続けるから



 あの人も あの人も あの人も
 あの人も あの人も‥‥‥
 みんな誰かの大切な人
 みんな誰かの愛する人



 人は哀しい 
 人は儚い
 でも 
 人はみな優しい
 人はみな愛おしい
 人はみな美しい



 世界中の愛の花が開く
 世界中の祈りの慈雨が染み渡る









あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 18 ) (2221)
日時:2013年10月09日 (水) 14時04分
名前:朝顔




魔の山(偽りの宴)NEW (329)



日時:2011年04月01日 (金) 11時48分
名前:吟遊詩人



 華やかに赤々と燃える
 炎の周り
 人々は集う



 皆がそれぞれ自慢話を披露する
 
  私はこんなに成功したぞ
  こんなに金を儲けたぞ
  こんなに地位が上がったぞ
  こんなに尊敬されているぞ



 自分を大きく見せるため
 腹を膨らませ続けるカエルのように
 自慢のタネを探して回る



 お追従が大好物で
 愛想笑いにご満悦



  私はこんなに人気者
  私はこんなに美しい
  こんなに人が羨ましがる
  こんなに良い物持っている



 拾った孔雀の羽を付け
 気取って歩くカラスのように
 もっと私を褒めてちょうだい
 私が通れば皆振り返る



 スットン卿は大いばり 
 マダム・オベッカ
 大きな頭を揺らして笑う



 成功と裏切りは
 背中合わせの顔で笑っている
 称賛と嫉妬は
 コインの裏表のようにセットになっている



 膨らませすぎた自慢のお腹
 破裂をしたら
 ハイおしまい



 大雨降って羽が取れたら
 みじめな姿でサヨウナラ



 虚栄の宴が終わったならば
 炎は消えて 残るは煙



 茨で出来た大きな城門
 静かに閉じて 闇の中



 山は 深い眠りに 入る




あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 19 ) (2241)
日時:2013年10月11日 (金) 10時04分
名前:朝顔




神の子供達 (445)



日時:2011年04月07日 (木) 17時58分
名前:吟遊詩人



 文明という毒を浴びた者達は
 モノが足りぬと
 地獄の亡者のように
 あたりを駆けずり回る



 エゴイズムという病魔に
 侵された者達は
 自分の身を守るため
 つまらぬ噂に踊らされ 
 大切なものを捨ててゆく



 奪う者は奪われ
 疑う者は疑われる
 それが宇宙の法則



 「どうしてみんな天のお父さまの
  声を聴かないの?」
 神さまの子供達は呟く



 今日のパンさえないかもしれぬ
 貧しいスラムの子供らは
 わずかばかりのお金を入れて
 小さな手を合わす



 何も持たない子供らは
 涙を流して鎮魂の歌を
 唄い続ける



 あなた達は世界一の幸福者です
 あなた達は宇宙一の大富豪です



 与える者は与えられ
 愛する者は愛される
 それが神さまの法則だから 




あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 20 ) (2258)
日時:2013年10月13日 (日) 13時49分
名前:朝顔




迦桜羅NEW (682)



日時:2011年04月18日 (月) 11時51分
名前:吟遊詩人



  桜の闇を行く時は
  私が先に参りましょう
  私の羽音が聞こえたら
  それを頼りに進みなさい



  この世の無明を行く時は
  私が飛んで参りましょう
  闇に潜む毒蛇どもを
  天の炎で焼き尽くす



  舞う花びらを身にまとい
  迷いの雲を突き抜けて
  明るい方へと翔けてゆく



  あなたはしっかり目を開き
  心の耳で聴きなさい



  あなたが進むその先に
  きっとなつかしい姿を見る
  永遠の昔から
  あなたを待っていた
  声を聴く







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