生長の家会員の個人サークル
谷口雅春先生倶楽部
谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え
とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教
団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次
のとおりです。
『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ
尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、
処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心
帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』
生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である
谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか
危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に
教団内において正しいみ教えを学んで行きます。
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 21〜29・完 ) (2286) |
- 日時:2013年10月17日 (木) 08時50分
名前:朝顔
阿修羅NEW (747)
日時:2011年04月22日 (金) 11時11分 名前:吟遊詩人
やさしい言葉は聞こえるけれど きれいなものも見えるけど あなたを見失ったあの日から 私の心は動かない
生きてゆかねばならぬから 進んでゆかねばならぬから 言葉を尽くした慰めに 笑ってみせはしたけれど 人の心が見えるなら 笑顔の奥に沈みゆく 果てしない闇が見えますか
ーー嘆きの河に身を投げて 沈んでゆくというのなら 私も共に沈みゆく
地獄に堕ちるというのなら 私も共に堕ちてゆく
たったひとりのおまえさえ 救えぬ私であるのなら 共に地獄に堕ちてゆく
同慈同悲の心でも 救えぬものがあるのなら 地獄の闇の道連れに 黙って共に歩いてゆく
天の華の咲く方へ 天の光の射す方へ おまえの手を取り進みゆく
いつかおまえが目を開き 真理の光を見る時は いつかおまえの魂が 真理の声を聴く時は 私は静かに消えてゆくーーー
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 22 ) (2304) |
- 日時:2013年10月20日 (日) 09時06分
名前:朝顔
弥勒菩薩 (863)
日時:2011年04月28日 (木) 11時17分 名前:吟遊詩人
そこは誰にも見えぬ道 そこは風の通る道 時が通り過ぎる道 過去と未来が通る道 無限の真理に続く道
私は そこにいる いつでも そこにいる
悲しみの海で溺れる者は 優しい母を呼ぶように 私の名を呼びなさい
憎悪の炎に焼かれる者は 懐かしい父を求めるように 私の手を握りなさい
ここは誰も知らぬ場所 時が流れてゆかぬ場所 過去と未来が交差する ここは生命(いのち)が歌う場所 無窮の宇宙(そら)に続く場所
私は ここにいる いつでも ここにいる
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 23 ) (2325) |
- 日時:2013年10月22日 (火) 13時59分
名前:朝顔
さまよえる魂NEW (1295)
日時:2011年05月13日 (金) 11時34分 名前:吟遊詩人
うちの殿さま わがままもので
古い屋敷はもういやじゃ 大きな城を建てるぞよ
あわてて止める者たちに いやじゃ いやじゃと駄々こねる 子供のように駄々こねる
忠義者のご家来衆を 気にいらぬとて追い出した
家老も乳母も困り果て 奥方さまにご相談
お茶やお花のお稽古に 芝居見物 忙しい そちたち 好きにするがよい
迎えの駕籠が参ったぞ しゃなり しゃなりとお出かけになる
民は日照りや災害で 日々の暮らしもままならぬ
民の痛みの分からぬ者は 人の上に立ってはならぬ
人の悲しみ分からぬ者に 従うことは出来ませぬ
金に未練のある者は ここに留まり生きるがよい
長い年月流れ去り 暗く静かな森の中 廃墟となった城の中
居場所を失くした亡霊達が 虚ろな眼をして 夜毎さまよう
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 24 ) (2344) |
- 日時:2013年10月25日 (金) 10時34分
名前:朝顔
完成(ななつ)の燈台 (1656)
日時:2011年05月20日 (金) 11時10分 名前:吟遊詩人
あなたたちは 正しき道を行こうとする者を笑った
馬鹿な奴らと罵った
すべての罪は赦されるが 聖霊を汚す罪だけは赦されない
私たちは何も知らなかったのです と あなたたちは言うだろう
知らなかったのではない 知ろうとしなかった 聞こうとしなかった 見ようとしなかった
知って犯した罪よりも 知らずに犯した罪の方が重い
あなたたちが蔑んだ人々は 無学であっても無知ではない 地位はなくとも智慧はある 欲はなくとも徳はある
見よ 彼らの進み行く先にそびえる 「完成(ななつ)の燈台」に 永遠に燃えさかる 真理の火が点る
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 25 ) (2366) |
- 日時:2013年10月28日 (月) 13時56分
名前:朝顔
人形たちの泣く日NEW (2049)
日時:2011年05月27日 (金) 11時21分 名前:吟遊詩人
寂しさだけで死にはしない 悲しみだけで死にはしない
けれど絶望した時に 人の心は死んでゆく
世間に振り回されず 自分に正直に生きてゆく
そう言った人は 心壊れてゆきました
真っすぐに歩いてゆける 自由の道を探してみるよ
そう言った人を 世間は忘れてゆきました
人は愛の深さだけ 裏切りに憎しみは募る
私は憎むことを恐れるあまり 愛する心を殺してしまった
あなたを知らないと言った あなたを愛していないと言った あなたとの約束を忘れた
私は心を持たないギニョール(人形)のように 黙っていた ピエロのように笑っていた ぜんまい仕掛けのおもちゃのように 同じところで手を叩き続けた
安全な道を歩いてきた 安楽な暮らしを選んできた 逃げ道を作って生きてきた 失うものが多すぎる 世渡り上手の顔をして 言い訳だけがうまくなる
私の心の中に 虚無が広がってゆく
本当は あなたを深く愛するがゆえに これほどまでに悲しい と 声を上げて泣きたかった
あなたと共に生きたかったのだ と やさしい慈悲の手に飛び込みたかった
せめて私の償いに 心壊れたあの人も 世間が忘れたあの人も あなたの御許に還る日は 心も一緒に連れてゆく
偽善の仮面を脱ぎ捨てて 自由に生きる 神の国へと
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 26 ) (2382) |
- 日時:2013年10月31日 (木) 08時41分
名前:朝顔
幸福な時代 (2539)
日時:2011年06月06日 (月) 13時46分 名前:吟遊詩人
小さなおもちゃの兵隊は かわいい坊やの宝物 お誕生日のお祝いに とうさま買ってくれました
やさしい とうさまかあさまは 坊やの望むものならば 何でも与えてくれました
やさしい人に育っておくれ そう言いながら笑ってた
遠くへ旅立つ日の朝に とうさま坊やの手を握り みんな仲良く助け合い かあさま支えて生きておくれ 私があなたを愛したように 全ての人を愛しなさい
やさしい人になりなさい やさしい人になりなさい
いつしかおもちゃの兵隊は ネジが壊れて部屋の隅
思い通りに動かない おもちゃなんか大嫌い かんしゃく起こして投げつけた
彼はエデンを去りて 荒れ野をゆく
かあさま 悲しい顔をして 黙ってお庭を見てらした
坊やは拳を握りしめ お空の上のとうさまを 想って 少し泣きました
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 27 ) (2395) |
- 日時:2013年11月02日 (土) 12時49分
名前:朝顔
不思議の国NEW (2792)
日時:2011年06月15日 (水) 16時18分 名前:吟遊詩人
日時計ウサギを追いかけて アリスは森へ墜ちてゆく 森の地獄へ墜ちてゆく 闇の中には何が棲む?
不思議の国の不思議な人は 言われた通りにしゃべります
不思議の国の不思議な兵士 言われた通りに動きます
赤の女王 恐ろしい
言うこときかない強情者は 引きずり出して首を刎ねよ
真実知った裏切り者は 氷の塔に閉じ込めてしまえ
薄いカードの取り巻きたちは 作り笑いを貼り付けて ご機嫌取りに大わらわ
マッドハッター いかれたふりで 踊って 真実語ります
おかしな帽子を振り回し 本当のことを唄います
Your Majesty the Queen 赤の女王陛下殿
あなた様のおつむりに これが大層お似合いですと 贋のダイヤをちりばめた 巨大な孔雀の帽子を差し出す
森の奥ではジャバウォックが目を覚ます
笑って観ている観客達も 不思議の国の 不思議な住人
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 28 ) (2410) |
- 日時:2013年11月05日 (火) 10時21分
名前:朝顔
百鬼夜行 (3184)
日時:2011年07月04日 (月) 13時30分 名前:吟遊詩人
陽気な女たちは 笑いさざめいて森を行く
憂鬱な男たちは 足取りも重く溜息をつく
幸せな女たちは 日傘をクルクルと回しながら 花を愛でる
倦み疲れた男たちは 彼女たちの衣装箱を担いで ヨロヨロと続く
もうすぐ素敵なアミューズメント・パーク 楽しいヴァカンス始まるの
砂の上に建てられた 張りぼてお城が見えてきた
まあ 何て立派なリゾートホテル
手に負えない女たちは 声を張り上げ 諦め切った男たちを叱咤する
さあもう少し頑張って サクサク進んで行きなさい
逢魔が時が近づいた
おめでたい女たちは 肩をそびやかして ネオンサインを見上げた
{八つ当たり倶楽部}
情けない男たちは 老眼鏡をずらして かすれた木の看板を読んだ
{罰当たり倶楽部}
もうすぐ山に陽は落ちる
魑魅魍魎が跋扈する
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あゝ 懐かしの「吟遊詩人」さま、再掲示させて頂きます。 ( 29 ) (2422) |
- 日時:2013年11月07日 (木) 08時38分
名前:朝顔
久遠の扉を開くNEW (5974)
日時:2011年12月31日 (土) 22時53分 名前:吟遊詩人
今 時の封印が 解き放たれた
砂漠の薔薇色の扉が開く
数億光年の過去から 太古の海を渡って 光の船が出航する
哀しみも 憎しみも 後悔もなく 老いさらばえて滅びゆく肉体もない
想い出も 苦しみも 涙もなく 掌を広げて解き放す 過去の亡霊たち
今 永い眠りより目覚めて 重い扉の鍵を開ける
心に積もった想い出の雪を溶かすように 光の船へと歩き出す
裏切りも 謀(はかりごと)も 嘘もなく 言葉は無窮の宇宙へと散ってゆく
羨望も 欲望も 失意もなく 蒼ざめた過去は 薔薇色の扉をくぐる
もう誰も 想い出を語らない もう誰も 幻の城を振り返らない
( 完 )
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吟遊詩人さま、ありがとうございました。 よろしければ、続きをお願いできればとお待ち申し上げております。 感謝合掌
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