2第140話【北海道ダンジョンが消える日】 その2
混ざりゆく二つの世界
全てが上手く回っている様に思えるこの試みも
二つの世界の軸になっていた、ダンジョンそのものだった 少女の犠牲によって、消失によって辿り着く成功
みんなが助かる為に個を捨て去り、新しい世界に溶けて消えようとするヒロイン それを許さないあがなる主人公
しかし、そんな試みも、主人公を含む周りの人間のごく狭い個人的な意見で しっちゃかめっちゃかになりつつあります 主人公のために私が犠牲になるの! って次々と窮地に飛び込んで犠牲になろうとする行くサブヒロイン達。 いや、それ誰も幸せになれない奴だから、呪いだから、トラウマになっちゃうから。 とっ散らかる状況が、世界を再び攪拌して行く!!
何かを犠牲にして、何かを得るなんて、何かを失っている事に他ならないから。
次々とそんなヒロインのために自己犠牲に走ろうと、主人公の心に爪痕を残そうとするサブヒロイン達。 野望は主人公によって打ち破られます。
だから、もう、二人っきりにしてよ!。
3年以上続いた長編小説、付き合ってくれている方に感謝しつつ、完結間近です。
読みに来てもらえると嬉しいです! ブクマ等も待ってます!
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