沼島-灘間に光ケーブル敷設 南あわじCATV
神戸新聞2007/02/21
市内全域へのケーブルテレビ(CATV)事業を進めている南あわじ市で二十日、灘地区と沼島地区間を結ぶ海底光ファイバーケーブルの敷設工事が始まった。敷設工事は三月上旬に終了する予定で、同月末には沼島地区でCATVの受信が可能となる。
CATV事業は、二〇〇七-〇九年度に総事業費約四十六億円をかけて進めている。
今回の工事は同事業の一環で、費用約二億四千万円。海底光ファイバーケーブルを敷設し、CATV以外にも民間通信事業者による光ブロードバンドサービスの利用も可能となる。
この日は、灘と沼島間約四キロに直径約五センチ、長さ約四・七キロメートルのケーブルを大型作業船を使って海底に着底させた。二十一日以降、機材やダイバーによるケーブルの埋設作業などが続く。CATVの利用には申し込み後、各世帯内でも工事が必要。
同市情報課TEL0799・43・5003(大森 武)
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/aw/index.shtml
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現市政で数少ない「まともな」施策は、これに伴う光インターネット整備ですな。詳しい人の話では、他の同様な離島では、当分は絶対にあり得ないらしいです。これだけは評価しても良い。
他の市域もそうですが、問題は、折角の情報インフラを産業振興にどう活かすか?と言う点。うまく使えなければ「宝の持ち腐れ」となってしまいます。市当局はどう考えているのでしょうかね?
例えばTV会議を使い市内の各庁舎(旧町役場)を結べば「バーチャル市役所」の出来上がり。利権交じりの噂もある中で構想が進む「新庁舎建設」に巨費を投じる必要など、なくなるのではないでしょうかね?