当局提案の概要(3)予算
○臨時職員の給料、シルバー人材センターの委託料が前年比6割ぐらいになっています。
これが「行政評価」の結果なのですか?まるで弱い立場の人たちを踏みつけるような予算。一方、議員の報酬今のところ、据置です。特別職のカット率も8・5〜6・5%と言い訳程度。
議員は怒るどころか、そのまんま可決するんでしょうか?
○ 固定資産税 18年度 3,402,014千円、19年度 3,361,237千円(減額理由)土地:評価額下落による減、家屋:評価基準の見直しによる減とあり、これは理解できます。
○ 固定資産税(現年課税分)に限って調査をしますと、17年度決算3,462,794千円、18年度予算:土地1,1119,035千円、家屋1,697,596千円、償却資産527,515千円で3,344,146千円が、今回3月補正で50,000千円減額ですから3,294,146千円となります。
19年度予算:土地1,123,567千円、家屋1,643,508千円、償却資産532,071千円で3,299,146千円となっています。
なぜ、この件に殊更拘るかは木曽議員の昨年の一般質問で、調査した結果、償却資産14年度決算622,549千円、15年度610,876千円、16年度608,822千円、17年度572,461千円であり、
不公平税制の解消が、低い方に改悪したのでないかと思われる結果となっています。
○ 歳出面で不可解なのは10億円の地域振興基金を新設し、積立てしようとしていますが、姿勢は買えますが、果たしてこんな余裕があるのか? 単なるパフォーマンスか?
○ オニオンタワー建設60,000千円計上されていますが、予算書では「まちづくり推進事業費」、説明資料では単独事業であり、担当課は市長公室、諸収入50,000千円、観光、防災情報発信施設の整備となっていますが、「諸収入」があるのでしょうか?
○ 酪農合併による牛乳工場の移転建設(国庫補助50%):平成18年度から20年度45億円で19年度の一般財源が98,500千円となっています。
○ 第2子以降(3才〜5才)無料化、一般財源負担額は1億2千万円程度(幼稚園含む)
ただし、給食費は家庭負担、2才までは在宅保育を推奨しているようです。
○ 新婚世帯家賃助成事業:4,800千円(二番煎じ事業)
○ 健康増進施設(さんゆー館、ゆーぷる)146,398千円計上されているが、各施設の収支はどうか? さんゆー館使用料80,560千円、雑入41,022千円とありますが。
○ ごみ収集業務委託料の計上額
来年度予算書を見ると、なんと197,000千円計上されています。
今年度は181,755千円なのに、増えている!おかしい!
今年度:18年度ごみ収集業務委託契約(直営の旧西淡地域は除く)
旧緑 (2,045戸) 26,649,000円 淡路清掃(株) 随意契約 一戸当たり13,031円
旧三原 (5,246戸) 52,125,439円 (株)サンスイ 随意契約 一戸当たり 9,936円
旧南淡 (6,648戸) 51,387,000円 内訳は下段 入札 一戸当たり 7,730円
福良、潮美台地区 (3,085戸) 24,013,500円 鳥取興業(株)入札 一戸当たり 7,784円
賀集、北阿万、阿万、灘地区 (3,563戸) 27,373,500円 (株)長船回漕店 入札 一戸当たり7,683円
合 計 130,161,439円
※ 入札の旧南淡と比較すると、旧緑 1.69倍、旧三原 1.29倍となっている。
※ 旧南淡並に契約すると、
130,161,439円−(13,939戸×7,730)= 22,412,969円減額できた。
上記にも関わらず181,755千円の予算が可決され、住民監査請求がなされ、その後39,000千円予算減額、監査委員から厳しく市長に対し、今後の執行には厳正にせよと指摘があった。それなのに来年度増額とは!!