交通死亡事故:多発で特別取締部隊を発足−−南あわじ署 /兵庫
南あわじ市内での交通事故死者数が今年に入って昨年のペースを上回っているため、南あわじ署は13日、交通特別取締部隊を発足させた。県警交通機動隊の白バイ隊員の協力も得て、速度違反や夜間検問のほか、交差点での一時停止、信号無視、歩行者妨害などの取り締まりを強化する。
発隊式には、署員や交通機動隊の白バイ隊員15人が整列。山本隆俊署長は「行楽シーズン、春休みを控え、交通監視、指導取り締まりを強化し、事故を1件でも抑止したい」と訓示した。渡辺忠司交通課指導係長が「市民が安全、安心に暮らせるよう全力を尽くします」と決意を述べた。
同署によると、今年1月に2人、2月に1人、3月に入ってさらに1人と計4人の交通事故死者が発生。昨年同期の2倍となっており、昨年1年間の死者6人に迫る勢い。重傷者も2月末現在で9人と、昨年より1人増加している。【登口修】
〔淡路版〕
毎日新聞 2007年3月14日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070314ddlk28040367000c.html