先見の明とは
【北核実験めぐり、緊迫の機内会議】
安倍晋三首相が10月9日、北朝鮮の核実験への対応をめぐり政府専用機内で緊急会議を開いている様子を撮影した写真が、29日に明らかになった。
中国、韓国歴訪のため北京からソウルに移動中に、「北朝鮮が間もなく核実験を行う」との事前情報を中国から受けた直後。機内会議室で外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長から状況報告を受けた首相は、情報収集の徹底と、早期の制裁発動の検討を指示、「核実験は許されることではない。盧武鉉大統領との日韓首脳会談は核実験問題を主要議題に据える」と述べたという。
(産経新聞2006/12/30 01:36)
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/061230/shs061230000.htm
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この政府専用機、中曽根内閣の時に導入が決まった。危機管理を重視する中曽根・後藤田コンビのこのときの決断が、現在の危機管理に役立っているのだ。
南あわじ市執行部は南海地震対策に重点を置いていると聞くが、中曽根元総理のように、後の時代にも有効な施策を打ち出しているかどうかが問題だ。「たまねぎタワー(防災タワー)」を建設するという話だが、それは「先見の明」なのだろうか?その予算で、避難やぐらをひとつでも多く建設することのほうが有用ではないのだろうか?
議員各位には、大所高所から将来を見据え、後世の為になる施策を提議してほしいものだ。