島内3市で成人式
8日の「成人の日」を前に7日、新成人を祝福する成人式が島内3市で一斉に行われた。各会場では晴れ着やスーツなどに身を包んだ若者らが、社会人としての自覚を新たにした。
淡路市ではしづかホール(同市志筑新島)で市内の新成人618人(男350人、女268人)の約8割にあたる480人が出席。主催者代表の門康彦市長が「今後の生き方をしっかり考えることが大切。自分に厳しく社会全体に役立つような人になってほしい。若い力を結集して淡路市を支えてください」とはなむけの言葉を贈った。
この後、新成人2人が「はたちの主張」を披露。矢坂竜馬さん(20)は「何事にも積極的に挑戦し、視野を広げ、人に迷惑をかけないことを今後も心掛けるとともに判断力を磨き、積極的に社会に貢献したい」、また秦野暢子さん(20)は「責任ある行動と自立した精神を通して世の中の役に立ち、社会の発展に貢献したい」と、社会の一員として決意を表した。アトラクションとして柳学園中学・高校ジャズバンド部(洲本市)の演奏も行われた。
南あわじ市成人式会場の市文化体育館(同市北阿万筒井)では、実行委員会(木下稔基委員長)が募金活動で集めた寄付金を日本ユニセフに贈呈した。
各市の会場では、新成人が久しぶりに再会した友人と記念撮影するなど楽しいひと時を過ごした。
(産経新聞2007/01/08 02:37)
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/070108/hyg070108002.htm
毎日新聞の同記事
成人式:一足お先に、新成人1766人−−淡路島3市 /兵庫
8日の「成人の日」を前に、淡路島内の淡路・洲本・南あわじ3市では7日、成人式が行われた。少子・高齢化の影響で島内の新成人は、男性929人、女性837人の計1766人と、昨年より93人減少した。
洲本市文化体育館での式典には、スーツや晴れ着姿の新成人472人が参加した。新成人代表3人のうち、大学2年、桐山知歩香さんは「自覚を持ち、物事の本質を見極め、自分自身を見失わないようにしたい」と決意を述べた。【登口修】
〔淡路版〕
毎日新聞 2007年1月8日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070108ddlk28040165000c.html