淡路和牛ブランド化への努力
「こよなく愛する淡路和牛・女性のつどい」洲本市で
淡路島が誇る淡路ビーフのブランド化を目指そうと、「こよなく愛する淡路和牛・女性のつどい」が21日、洲本市小路谷のホテルニューアワジで開かれ、島内の和牛繁殖農家の主婦ら約200人が出席した。
今月の淡路家畜市場せり市の子牛価格は1頭約53万円(メス、去勢平均)と高値で推移しているが、飼養戸数、頭数は平成7年をピークに減少。農家の高齢化に伴い後継者確保が課題となっている。
飼育頭数の増加に伴ってより多くのバイヤーが集まれば、ブランド化と産地活性化につながるため、和牛農家の女性たちに繁殖意欲を高めてもらおうと、JA淡路日の出(淡路市)などが開催した。
石田正・同JA組合長が「淡路ビーフの名声を首都圏と近畿全域で高めたい。みなさんの力が必要です」とあいさつ。
講演では、全国和牛登録協会宮崎県支部の長友明博業務部長が、和牛経営における観察、記帳、牛舎の清掃など女性の役割の重要性を訴えた。
肉用牛30頭を飼育している宮崎県の野崎トミエ・JA都城畜産理事委員長が、家族経営協定を結んで夫と明確に役割分担しながら飼育を行っている現状を報告。粗飼料を多く与えるなどして子牛の出荷価格アップにつなげた実績も披露し、「経営感覚を身に付け自立した農家の素敵な女性に」と呼びかけた。
(産経新聞2006/12/22 11:12)
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/061222/hyg061222000.htm
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先日の平成氏の板に、瓦産地同士の提携の話が載ってましたね。
農業は確かに産地間競争の面もありますが、少子化や後継者難等の共通の問題のほうが、より差し迫っている。それがこのような記事の背景にあるのではと思います。
南あわじ市も、他の農産地との交流を積極的に進めてみてはいかがでしょう?