次期会長に道上氏 兵庫県弁護士会
県弁護士会は22日、平成19年度の役員選挙で、道上明氏(53)を無投票で次期会長に選出した。任期は4月1日から1年間。道上氏は三原郡(現・南あわじ市)出身。中央大学法学部を卒業後、昭和57年に弁護士登録した。これまでに同会副会長、同会常議員などを歴任。日本司法支援センター兵庫地方事務所の副所長も務めている。
次期副会長、監事は次の通り。(敬称略)
副会長=田村昌之、松岡清彦、永井光弘、茂木立仁▽監事=石丸鐵太郎、雨宮成兆。
(産経新聞2007/01/23 03:33)
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/070123/hyg070123001.htm
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道上弁護士は確か、市政治倫理審査会長をお務めの方であったと記憶しています。
弁護士「過疎」解消へ/洲本に事務所
朝日新聞2007年01月25日
弁護士が少ない地域の対策として、日本弁護士連合会(日弁連)や県弁護士会などが25日、洲本市本町6丁目に「淡路島ひまわり基金法律事務所」を開設する。弁護士の過疎地域解消を目指す「ひまわり基金」による事務所開設は丹波、たつのに続き県内では3カ所目。東京弁護士会に所属していた富本和路弁護士(33)が常駐する。これで島内の弁護士は4人になるという。
日弁連の定義によると、島内は地裁支部管内に3事務所以下の「第一種弁護士過疎地域」だった。
このため、県弁護士会は過疎対策として、97年2月〜00年1月、洲本市内に「総合法律センター洲本支所」を設け、週2回、弁護士を派遣して法律相談を受け付けてきた。現在は淡路市内に「総合法律センター淡路相談所」を設け、月2回の相談に応じている。
神戸地裁によると、06年に地裁洲本支部が受け付けた訴訟件数は民事137件、刑事71件(1〜11月の暫定数)。民事は前年に比べ39件増えており、弁護士常駐の事務所設置を要望する声が高まっていた。
富本弁護士は明石市生まれ。96年に中央大学法学部を卒業後、05年10月に東京弁護士会に登録し、東京都の「北千住パブリック法律事務所」に入った。今月中旬に県弁護士会に登録変更するまで刑事事件40件、民事事件60件などを手がけた。
24日に洲本市役所で開いた会見で、富本弁護士は司法試験の受験勉強をしていた頃、弁護士が少ない地域に住む年上の知人が債務に苦しみ、生活保護を受けるようになった経験を話した。「身近に弁護士がいれば債権者と話ができ、そのまま暮らせたかもしれない。その時から過疎地での活動に興味を覚えた」と赴任の動機を語った。
その上で「地域のみなさんのお役に立てるよう、気軽に電話してもらえる事務所にしたい」と抱負を述べた。
2月23日午後3時から、洲本市塩屋1丁目のレストラン「タイムアフタタイム」で開所式を開く。問い合わせは洲本市本町6丁目2の17の「兵庫シーランドビル」5階にある同法律事務所(0799・22・3280)へ。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000701250003