name:天弓
Date:2007年02月20日 (火) 21時11分 No.372
早春の話題1/しだれ梅
紅 降りそそぐ
南あわじ しだれ梅見ごろ
南あわじ市八木馬回、農業村上旭さん(76)の庭で、樹齢約60年の「しだれ紅梅」が見ごろを迎えた。横幅約9.5メートルに広がった枝に薄紅色の花々を付けた姿は降り注ぐシャワーのよう。見事な枝ぶりと濃厚な香りが訪れた人を魅了している。
村上さんが約30年前に購入した高さ約1.6メートルの苗木を丹念に育ててきたもので、現在は高さ約7メートルにまで成長。島内外から花を楽しみに訪れる人も多く、村上さんに肥料や枝切りのコツなどを尋ねていた。
今年は暖冬の影響で例年より10日ほど早く咲き始めたといい、3月上旬まで楽しめる。22日か23日からは夕暮れ時から午後9時までライトアップ。また、周辺では、洲本市の平岡農園が梅の苗木やミカンなどを販売している。
(2007年2月20日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/
name:天弓
Date:2007年02月20日 (火) 21時15分 No.374
早春の話題2/いかなご
■イカナゴ予報「不漁」、でも絶好のサイズ
朝日新聞2007年02月20日
春の訪れを告げる播磨灘から大阪湾にかけてのイカナゴ漁について、県立水産技術センター(明石市)は「昨年より不漁」との予報を発表した。
暖冬の影響で季節風が弱く、明石市沖で生まれた稚魚が十分に広がらなかったらしい。ただ、今年は水温が高くて成長にばらつきが少なく、7センチほどと、くぎ煮には絶好のサイズになりそう。同センターの担当者は「量が多ければ何も言うことはなかったんですが」と話している。
同センターによると、イカナゴは12月下旬に明石市沖の「鹿の瀬」で産卵し、卵は約2週間で孵化(ふ・か)する。この冬の産卵量は86年以降で2番目の多さで、水温も高めのため成長もよいとみられる。
しかし、同センターが今年1月中〜下旬、播磨灘から紀伊水道で稚魚の分布状況を調査したところ、1地点当たりの平均採集数が昨年の約4分の1に激減し、紀伊水道では1匹も採集できなかったという。大阪府立水産試験場が大阪湾で2月上旬に調査したところ、昨年は667匹だった稚魚が今年は42匹しか採集できなかった。
同センターは、暖冬の影響で季節風が弱かったため、稚魚が播磨灘や大阪湾に広がらず、産卵場付近にいた成魚が稚魚の多くを食べてしまった可能性が高いとみている。
播磨灘から大阪湾にかけてのイカナゴ漁は兵庫県と大阪府の漁業関係者らが協議して毎年、解禁日を決めており、例年、2月下旬から3月上旬にかけてが解禁日となり、約1カ月間、漁が続く。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000702200005
name:天弓
Date:2007年02月22日 (木) 18時42分 No.392
早春の話題3/菜の花
■黄色のカーペット
淡路 早咲き菜の花咲く
淡路市の観光花畑「あわじ花さじき」で、早咲き菜の花が見ごろを迎えた。大阪湾が一望できる丘陵地に鮮やかな黄色の花のカーペットが広がり、訪れた人々を楽しませている。
同花畑では、6・3ヘクタールに約100万本の菜の花が植えられ、このうち早咲き品種は約30万本。1月上旬から咲き始め、2月上旬から見ごろを迎え、4月上旬まで楽しめる。残りの菜の花も3月中旬から見ごろで、黄色だけではなく紫色の菜の花も咲く。暖冬のため、開花が半月ぐらい早まっているという。
堺市北区から来た田辺ひろみさん(53)は「暖冬で見ごろが早まると思って来たら期待通り。さすが『花の島』と呼ばれるだけあって、とてもきれいですね」と笑顔を見せていた。
(2007年2月22日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/
name:天弓
Date:2007年02月25日 (日) 17時38分 No.407
イカナゴ:シンコ漁、28日に解禁 /兵庫
大阪湾と播磨灘の漁業者でつくる「イカナゴ漁網下ろし検討会」は24日、イカナゴのシンコ漁の解禁日を28日と決めた。昨年の解禁日(3月1日)より1日早い。
県水産課によると、今シーズンは暖冬で、産卵時期が昨年より1週間ほど遅い12月下旬から1月上旬となったが、高めの水温で順調に育ち、3〜3・5センチ以上の「くぎ煮サイズ」の水揚げを見込んでいる。水揚げ量については、季節風の関係で滞留した稚魚が親に捕食されるなどして、昨年並みか、やや下回ると見ている。
解禁になると、神戸・明石・淡路各市など県内の漁港から約600隻の漁船が出漁する。【南良靖雄】
〔淡路版〕
毎日新聞 2007年2月25日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070225ddlk28040190000c.html
name:天弓
Date:2007年02月28日 (水) 18時31分 No.430
春の恵みキラキラ シンコ漁解禁 播磨灘
神戸新聞2007/02/28
瀬戸内の春の風物詩、イカナゴのシンコ漁が二十八日、播磨灘と大阪湾で解禁された。兵庫県内の各漁港からは、待ちわびた漁師たちが一斉に船を出した。
明石市の林崎漁港では午前六時前、十四隻の漁船が出航し、網入れ開始時間の同六時二十分ごろ、明石沖で漁を始めた。第一陣は午前八時前に帰港し、かごいっぱいに入った銀色に鈍く光るシンコを水揚げした。
競りの初値は一かご(約二十五キロ)当たり二万千円で、昨年より一割ほど高かった。水揚げ量は昨年と比べて少なめだったが、漁師らは「サイズは昨年より大きい」と話していた。
競り落とされたシンコは、すぐに県内各地の鮮魚店やスーパーに運ばれ、甘辛く煮るくぎ煮の材料などとして店頭に並び始めた。
県立水産技術センター(明石市)によると、今年の漁獲量は昨年並みか少し下回る見込み。シンコ漁は四月下旬まで続く。
(川口洋光)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000254532.shtml
name:天弓
Date:2007年03月10日 (土) 17時10分 No.476
イカナゴ:不漁、くぎ煮遠のく 昨年比6割、競り値1.5〜2倍 /兵庫
◇業者ら量確保に苦労
大阪湾、播磨灘でイカナゴの稚魚、シンコ漁が解禁されてから9日で丸10日間がたった。昨年に比べ漁獲量の少ない不漁状態が続き、スーパーや鮮魚店では高値の販売となっている。店頭では早々に売り切れたり、並ばない日もあり、風物詩の「くぎ煮」作りが家庭から遠ざかりそうな状況になっている。【南良靖雄、竹内紀臣】
明石市の林崎漁協によると、先月28日の解禁後、1週間の漁獲量は昨年の6割ぐらいで、競り値は1・5倍から2倍に上がっている。「大潮で比較的に好漁となる来週に期待したい」という状態だ。同市内の魚卸業者(40)は「予約販売で、確保できる量は昨年の10分の1ぐらい。競りで求めても小売り店と約束した価格より高く、手が出せない。近年にない不漁だ」と嘆いていた。
コープこうべ各店では、昨年は1キロ当たり980円販売したが、今年は1日以外は2割アップの1180円で販売。午前中に売り切れの日もあり、来店客から「あす何時ごろから販売するのか」という問い合わせがある。近年、解禁後は日々、数百人の行列ができるという神戸市内の大型スーパーでは、販売量を1人当たり数キロに制限。仕入れ先も姫路や大阪方面へ広げて量を確保しているという。
垂水区で自家製くぎ煮を販売している店長(60)は「今年は本当に入手が難しい。発送の予約をしてもらったお客さんにも待ってもらっている状態」と嘆いていた。
イカナゴの消費拡大に努める県漁連指導部は、「消費者には申し訳ないけども、高値になっている」と漁獲量の落ち込みを心配。県水産技術センターは、予想以上の不漁に首をひねっている。解禁前の調査では、暖冬で季節風が吹かず、ふ化したばかりの稚魚が滞留し、親などに食べられたことを不漁原因の一つに挙げていたが、「その後も稚魚が食べられている可能性もある」としている。
〔神戸版〕
毎日新聞 2007年3月10日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070310ddlk28040002000c.html