ちょうちん文字冊子にまとめる/淡路
朝日新聞2007年02月21日
赤ちょうちんを並べて世相を反映したカタカナ文字をともす活動をしている洲本市五色町堺地区の町おこしグループ「堺活性化委員会」(西村平会長)が、昨年末に募集したカタカナ文字を収録した冊子「赤提灯大文字 堺むらからの発信2007」を作成した。近く応募者や地域の住民らに配る予定という。
同委員会は99年末から毎年、年末年始にちょうちん文字を点灯している。昨年末は初めてカタカナ文字を公募し、堺地区から25点、地区外から16点、市立五色中学校から12点の計53点が集まった。
審査の結果、南あわじ市の藤江保雄さんの「ナクソウイジメ イドシノネガイ(無くそういじめ亥年の願い)」が選ばれ、14文字を171個のちょうちんでともした。
冊子はA5判12ページ。「ウツクシイニホン ステキヨサカイ」といった安倍首相の著書や発言から引用したと思われる言葉や、「ゲンキニスクスク ヒサヒトサマ」など昨年9月に誕生した悠仁さまをたたえる作品、「イノチノソンゲン ミンナデマモレ」など命の大切さを訴える言葉が複数ずつあった。
また、昨年2月の合併を皮肉った「ガッペイシタケレドーーー」というのもあった。
同委員会事務局長の藤野康さんは「今後も赤ちょうちんの点灯や冊子づくりを続け、地域の文化として育んでいきたい」と話している。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000702210003
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「ナクソウイジメ・・・」のちょうちん文字は見かけました。カタカナなので余計に目を引きます。面白いですね。