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ヤミ金返還「免(まぬか)れて恥無し」?!
name:天弓  Date:2007年02月21日 (水) 18時46分 No.381

ヤミ金返還「免(まぬか)れて恥無し」?!

産経新聞【正論】同志社大学フェロー、大阪大学名誉教授・加地伸行 


●柳沢発言をどこまで追及できるか


 ■道徳的責任は制裁になじまない

 ≪心の中に踏み込んで問う≫

 柳沢伯夫厚生労働相の発言「女性は子を産む機械」が政治問題化している。不用意な発言である。

 しかし、世には女性侮蔑(ぶべつ)の発言は数多い。会社や学校等の幹部に、一定数の女性を登用せよという意見。これなどがその最たるものである。

 たとえば、大学教員の場合、原則的には実力をもって選考基準とする。その際、女性枠などを設けて採用したとするならば、お情けで採用されたということになるではないか。大学教員の実力という点では、男も女もない。性別などあってはならないのだ。

 今回の柳沢発言の場合、これは〈事実〉についての表現にすぎない。「大学教員採用におけるハンディ付きの女性教員」などという人為的な女性侮蔑とは質が異なる。

 おそらく柳沢氏は「女性しか子を産むことができない」ということを言いたかったのであろう。しかし、語彙(ごい)が貧しかったために「機械」という語をもって表現してしまったのであろう。だから柳沢氏は反省して謝っているではないか。

 ところが、それを許さず、国会議員はこう追及している。「機械」などという語を使うのは〈内心〉に女性差別の意識があるからだ、と。

 ここが問題である。いつのまにやら、柳沢氏の心の中に踏み込んで〈道徳的責任追及〉となってきている。これは筋として通っているのであろうか。

 ≪法と道徳という社会規範≫

 たとえば、不二家の違法問題のとき、最高責任者は謝罪した。これは、違法と認め、〈法〉を破ったことに対する謝罪である。今後、この問題は行政や司直の手に移ってゆく。ただし、不二家幹部一人一人は己の心において〈道徳〉的責任をずっと負ってゆくこととなる。しかしそれは、あくまでも内心の問題であり、他人は彼らの心の中に〈個別的に〉踏み込んでゆくことはできない。〈一般論的に〉道徳的批判をすることはできるものの。

 人間は社会の規範としての法と道徳とを作ってきた。もちろん両者は重層している。しかし、複雑な社会生活上、結果と動機とに分けざるをえない。だから、結果の責任を問う〈法〉(罰を与えて制裁する)と、動機の責任を問う〈道徳〉(制裁はないが、時効はない)となる。

 すると、不二家問題の場合は、主として法的責任を、柳沢問題の場合は、すべて道徳的責任を追及しているということである。

 法的責任−これはどこまでも追及すべきである。また追及することができる。しかし、成人の道徳的責任となると、だれが、どういう資格で、どのようにして追及できるのであろうか。これは有史以来の難問なのである。

 結局、当事者の誠意ある謝罪しかないではないか。

 ≪法に触れさえしなければ≫

 ところが、実罰を受ける法的謝罪と異なり、道徳的謝罪には実罰というものがないので、追及側は感情的となり相手が謝罪しても許さない。その心理から「納得できない」という解決不可能な超論理的批判となる。さらにそれが飛躍してけたたましく「辞職しろ」と迫る始末である。ここまで来ると、自分でも何を言っているのかわけが分からなくなっていることであろう。

 となると、一般に社会的制裁を与える有効な方法として、法的責任の追及が前面に出てくることとなるが、ここには落とし穴がある。すなわちコンプライアンス(法令順守)第一とすると、法律にひっかかりさえしなければ、何をしてもいいというふうになりがちだ。その典型がライブドアや村上ファンドであった。彼らは法令順守を逆手に取って、法に触れなければ、いくら儲(もう)けようと勝手と嘯(うそぶ)いた。法令順守を歪曲(わいきょく)した最も非道徳的態度であった。

 そのことを、遠い昔、『論語』為政篇はこう説いている。政府が法のみを用いると、それにひっかかりさえしなければ何をしても大丈夫だとして「民 免(まぬか)れて恥無し」(法網をくぐって逃れ、何の恥ずるところもない)と。

 だから、そうした事態になることを防ぐには、なによりも道徳的生きかたを高め、法令順守の心構えを強固にすることだと、孔子はいう。

 柳沢厚労相は、法的な罪を犯したわけではない。その不適切な表現をしたことに対して謝罪をしている。もちろん、道徳的には本人はずっと心の中で反省することであろう。すべきである。ならば、それで許してよいではないか。

 それを許さずして、政治の駆け引きに使うなどは、道徳の意味など一度も考えたことのない政治屋のすることである。(かじ のぶゆき)

(2007/02/20 06:50)

 http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/seiron/070220/srn070220000.htm

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旧三原町職員OBぐるみの「ヤミ退職金未返還」問題こそ、まさに「免(まぬか)れて恥無し」だ。
地方自治法の網をくぐって逃れ、何の恥ずるところもない市最高職責者はじめ関係者たち。

彼らには道徳心というものが欠けている。廉恥のこころが無い。市最高職責者がそうだから、利権派与党議員も政治倫理条例を平気で破る。職員の不祥事も起こる。「魚は頭から腐る」というが、この悪影響が広く市民に伝染することを恐れる。

あれから市最高職責者やその取り巻きに「道徳的生きかたを高め、法令順守の心構えを強固にする」様子は見受けられない。利権がらみのいろんな『パイプ』を弄び、いまだ我欲に取り付かれているのだろう。ならばやはり「腐った頭」は取り替えねばなるまいて。

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name:天弓  Date:2007年02月21日 (水) 19時08分 No.382

道徳的な態度とは(1)

■ヤミ年金・退職金問題 OBに返還請求検討
2万人330億円対象


 大阪市のヤミ年金・退職金の責任問題を巡り、関淳一市長は16日、市議会財政総務委員会で、制度が創設された1993年度以降、昨年度までに退職した職員約2万人全員に対し、支払い済みの計330億円の返還請求を検討することを明らかにした。

 一連の職員厚遇問題で、退職者らは厚遇スーツ代などの返還のために寄付をしたが、公費の返還が求められるのは初めてとなる。

 ヤミ年金・退職金は、市職員互助組合連合会(互助連)が生命保険会社と契約した確定給付型年金を利用した制度。月給約49万円で60歳で定年退職する標準的職員だと、約60万円の退職一時金と10年間で約324万円の給付金を受け取る。

 保険料としては公費314億円と職員の掛け金162億円を支払っており、市監査委員の勧告で、過去5年間の公費負担分とされた132億円は互助連が市に返還している。

(2005年09月17日 読売新聞)

 http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/shokuin/oc50917a.htm

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name:天弓  Date:2007年02月21日 (水) 19時10分 No.383

道徳的な態度とは(2)

■“厚遇スーツ”返還代余った 市OBら、市に寄付へ


 大阪市が制服貸与名目で職員に支給していた“厚遇スーツ”代の返還のために「職員返還有志の会」が幹部職員やOBら約3300人から集めたカンパが目標額を大きく突破。同会は余った4727万円を近く市に寄付することを決めた。使い道は今後、市と同会で検討するが、協力した職員からは「次の不始末に備えてプールすればいい」「余ったのなら返してほしい」といった声も漏れている。

 厚遇スーツ代は、市監査委員の勧告で昨春、管理職が自主返還を決定。局長級50万円、部長級40万円、課長級20万円を目安に寄付を募った結果、目標の4億数千万円を大幅に上回る6億747万円が集まった。

 このため、勧告対象外だった水道局職員、学校給食調理員のスーツ代も含め、4億9534万円を返したうえ、大阪国税局に追徴課税された際の延滞税分なども工面。それでも余剰金が出た。同会は「OBや管理職以外の職員からの寄付が予想以上に多かった。厚遇問題に早く決着をつけたいという思いの表れかも」と分析している。

(2006年03月24日 読売新聞)

 http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/kaikaku/oc60324a.htm

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