香る潮風1800人力走 淡路島うずしおマラソン
神戸新聞2007/02/26
全国各地から集まったランナー約千八百人が鳴門海峡を望むコースを駆け抜ける「第二十六回淡路島うずしおマラソン全国大会」(兵庫陸上競技協会など主催、神戸新聞社後援)が二十五日、南あわじ市立福良小学校を発着点とするコースで開かれた。
二、五、十キロ、ハーフマラソンなど距離や年齢別の十一部門に、県内をはじめ、関東、四国などからも参加があった。
開会式では、地元の南淡路RC所属の増井康彦さん(53)が「南あわじの自然を満喫し、元気いっぱい走り抜きます」と選手宣誓。ゲストで元オリンピック一万メートル日本代表の松野明美さん(38)も交え、選手らは沿道にスイセンが咲く風景も楽しみながら力走した。
明石市の陸上自衛隊員水澤大輔さん(26)は、第一部で三年連続の優勝を果たした。「海を望むコースが好きで、思い入れの深い大会。来年以降も優勝を目指したい」と、すがすがしい表情を見せた。
(小林伸哉)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000252404.shtml