え?7300人の署名?
脳脊髄液減少症:追突事故で発症 地検支部に再捜査要望−−南あわじ市の主婦 /兵庫
◇7300人の署名添え
車の追突事故によって脳脊髄(せきずい)液減少症を発症したとして、南あわじ市の主婦(41)が21日、地検洲本支部に友人や知人らの協力で集めた署名を添え、事故の再捜査を求める要望書を提出した。【登口修】
◇加害者は不起訴「責任の所在明確に」
事故は03年12月23日、南あわじ市内の交差点で発生。信号待ちしていた主婦と子ども2人が乗った乗用車に、同市内の女性運転の乗用車が追突した。主婦は頸椎(けいつい)ねん挫で2〜3週間の加療と安静が必要と診断された。加害者の女性は不起訴になった。
追突された主婦は事故直後から頭痛やめまい、手足のしびれなどを訴え、通院治療を受けていたが半年後に症状が悪化。香川県の病院で診察を受けたところ、脳脊髄を覆っている硬膜が損傷して髄液が漏れる脳脊髄液減少症と診断された。医師は「本人の話から、事故直後に脳脊髄液減少症が発症したと考えられる」としている。主婦はこれまでに、自分の血液を採取して注入する手術を2回受けたが、現在も頭痛やめまい、手足のしびれなどの症状で家事や育児に支障が生じており、毎月1回、通院している。
主婦はこのほど、事故後に売却していた乗用車を買い戻した。専門家の事故車の鑑定意見書と7300人の署名を添えて再捜査を要望した。
主婦は「事故に遭って同じような症状で苦しんでいる人がたくさんいる。不起訴になるような軽微な事故ではないので、捜査をやり直してもらって、事故責任の所在をはっきりさせたい」と話している。
〔淡路版〕
毎日新聞 2006年12月22日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20061222ddlk28040296000c.html
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私はこの7300人の中には入っていないので、どのような事なのか知りませんが、これだけの署名を集めるのは、並大抵のことではなかったはず。すごいことですね。
それにしても、世間が企業にコンプライアンス(法令順守)を厳しく求め始めている今日、なぜかその総元締めのはずの司法当局が、ある種のあいまいな判断をいまだに続けているのは、釈然としないですね。