マルナカ:洲本内港埋め立て地に進出 従業員100人は地元で採用 /兵庫
◇島内で2店舗、来春オープン
スーパーマーケットチェーン「マルナカ」(本部・香川県高松市)は、新店舗建設のため、洲本市港の洲本バスセンター南側埋め立て地約5800平方メートルについて、このほど市と5億5500万円の売買契約を結んだ。島内では昨年12月に南あわじ市に開店した南あわじ店に次いで2号店となる。07年度に着工し、08年春のオープンを予定している。【登口修】
今回の土地は洲本内港を埋め立て造成し、96年3月に完成。新都心ゾーン整備構想では公共・業務ゾーンに位置づけられ、03年10月に市が売り出したが買い手がつかなかった。今回、マルナカは市の遊休地売却に伴う提案コンペに応募していた。
計画では、新店舗の売り場面積は2000平方メートル弱で、生鮮食品を中心に取り扱う。従業員約100人は地元で雇用する。100台収容の駐車場を設ける。
マルナカ総務部は「洲本市に開店することで、グループでのスケールメリットが図れる。淡路島産の野菜や鮮魚なども取り扱うなど、地元の良い商品を地元で販売、消費してもらう地産地消で売り込みたい」と話している。
〔淡路版〕
毎日新聞 2007年2月2日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070202ddlk28020521000c.html