しだれ梅:南あわじ・村上さん方、見ごろ迎える /兵庫
見事な枝ぶりで知られる南あわじ市八木馬回、農業、村上旭さん(76)方の「しだれ紅梅」が見ごろを迎えている。まだ、3分咲きだが、うわさを聞き付けて観梅に訪れる人も目立つ。村上さんは「週末ごろからが最高の見ごろになりそう」と話している。
村上さん方の庭に植えられているしだれ梅は樹齢約60年。幹の直径が約50センチ、高さが約7メートルあり、幹から千手観音のように張り出した枝がしだれ柳のように垂れ、無数のつぼみと花をつけ、ふくよかな香りを漂わせている。
今年は、暖冬の影響で例年より10日早い今月5日に開花。木の成育も上々で、たくさんつぼみをつけており、「これからが楽しみ」と村上さん。週末には約500人が花見に訪れるという。22日ごろからはライトアップして夜梅見物をしてもらう。
3月10日以降は枝をせん定してしまうので、それまでは観梅に訪れる人たちのために無料で庭を開放している。【登口修】
〔淡路版〕
毎日新聞 2007年2月16日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070216ddlk28040277000c.html