生長の家「本流復活」について考える(続したらば版)
この掲示板は、生長の家の「今の教え」と「本流復活」について、自由に議論をするため に作成したスレッドです。
生長の家に関連する話題なら、広く受け付けます。
どの立場の人の投稿も歓迎しますが、谷口雅春先生の説かれた教えを支持、共鳴する人のためにサイトです。
生長の家創始者・谷口雅春先生のご人格や教えへのご批判をされる内容の投稿は一切許可しません。
明らかに目的外の投稿は、削除の対象となります。
目的外の投稿の判断は、最終的には、管理人である「トキ」の判断になります。
アラシ投稿や他の投稿者様を誹謗中傷する投稿をする人は、警告なしに削除します。また、アラシ投稿をする人は投稿制限をかけます。
以上の方針に同意された方のみ入室してください。
一般論として、オンライン上の投稿に対して、仮に正当な内容の言論であっても、名誉棄損などを理由にして情報開示請求を行う人が世間には一定数存在します。投稿される方は、そのような攻撃を避けるため、気を付けてくださるようにお願いします。
管理人宛の連絡は、 sandaime-kanrinin@ymail.ne.jp へお願いします。
旧・生長の家「本流復活」について考える(したらば版)
生長の家「本流復活」について考える(続したらば版)
生長の家「本流復活」について考える(せっかく版)
際どい話題は、「生長の家「本流復活」について考える(せっかく版)」にお願いします。
傍流掲示板
別天地の掲示板です。
『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』 魚住 昭著、 (57596) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 04時37分
名前:栞
『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』 2007/10/10出版 カスタマーレビューより、(長文ですがお許しあれ、)
ジャーナリスト魚住昭が念入りな聞き書きを整理した独白調の証言録であります。 _____________________ ●内容的には、昭和三十年代から比較的最近に至るまでの 玉置和郎を含んだ生長の家関連の政治をめぐる動きを村上正邦が 辿った歩みの中で語られています。 私にとって初めて知った事も多い政界裏面史でありました。 今まで不明だったり、曖昧だった事がクリアになって新鮮に感じたり、 氣づきになった事も多かったので、幾つか書き留めて置きます。
先づ、玉置和郎と村上正邦が生長の家の練成会で揉まれて お二人とも感化と氣づきの末に、生長の家の議員候補に認められた 経緯はリアリティあるものであり、貴重なエピソードだと感じました。 感情を籠めた語りは、私にとって成程と思はれました。
そこに至った大きな原因は主に三つに集約されます。 @生長の家の悲願としてゐた優生保護法の改正が自民党の裏切りとも いえる態度で廃案となってしまった事。
A玉置和郎の衆議院鞍替へ後の参議院候補の寺内弘子が自民党の 下位順位指定で落選の憂き目に遭ってしまった事。
B生長の家の三代目谷口雅宣氏の反日的な言動が、この時期に 急速に高まって来た事です。
これらが三つが重なって生政連は空中分解したわけでありました。 現役国会議員としてとんだとばっちりに遭った村上議員ですが、 教団側からはある程度の配慮はあったそうです。
三つ目は、国会における戦後五十年決議の裏側事情がよく分かった事です。 当時、自社さ連立政権発足の合意事項で社会党側から出されていた 五十年決議を国会で決議する事が求められていたんだそうです。
その中で、決議文案の文言調整を政界側と保守民族派の間に立って 行なっていたのが村上議員でした。
最終段階で日本の侵略戦争容認の内容は回避される筈が、 加藤紘一等の政界側事務局がペテンを村上議員にかけた形になり、 保守民族派が収まらなくなったのです。
彼の苦悩の決断の末、参議院での決議は見送るといふ異例の決着に なったわけです。
四つ目は、自自公連立政権で小沢一郎自由党が自民党と対立して 袂を分かつ危機状態の時に、村上議員が独自に自由党の扇千景を 引き抜く形で連立を維持した事です。
意外な展開で扇千景は保守党を立ち上げて政権崩壊は回避される 政治劇を導いたわけです。
概して言へる事は、村上氏の行動的で情熱的な生き方がよく伝わって来る 証言録であり、政治家として「参議院のドン」と呼ばれ、一時派閥を率いる事も あった力量は分かる氣が致しました。
晩年には、KSD事件で有罪判決が出て最高裁で何とか無実を晴らしたかった のしょうが、結果的には果たせなかったわけです。
村上正邦、今では忘れかかった政治家でありますが、真っ直ぐな思いを 表現したよき人柄を私は感じました。 ___________________________
|
|
続『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』 カスタマーレビューより (57597) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 05時03分
名前:栞
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●この本を読んで、宗教団体の闇と光が浮き彫りになると思う。 是非に一読してもらいたい本である。
特に玉置和郎と正邦の軋轢。 谷口清超氏との面会を、 谷口雅宣氏に拒まれる点などは、手に汗を握りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●話題の書、菅野完著『日本会議の研究』 (扶桑社新書、2016年刊)で本書を知り、早速読んでみた。
魚住氏は1951年生れの共同通信出身のジャーナリスト、 村上氏は1932年生れで「参院のドン」「村上天皇」の異名を 取った元自民党の右派議員である。
気付いたことによるという。上記菅野本の問題意識を 十数年前に先取りしている魚住氏のジャーナリスト魂に 脱帽である。本書は、魚住氏とは全く考え方の異なる 村上氏に長期間インタビューし、批判を挟むことなく 自由に語ってもらった結果の聞書きである。 丁寧な聞書きの中から、宗教系右派政治家の信条と 行動原理がくっきりと浮かび上がった。
村上氏といえば2001年のKSD事件での逮捕と有罪判決である。 この事件は、本書でも村上氏が語っているように、 贈収賄事件というにはあまりにも無理筋な内容で、 国策捜査による冤罪の疑いも消えてはいない。
戦後、恩師の推薦を受けて拓殖大学に入学したときから、 村上氏の運命が大きく展開する。 元々右派的信条の持主だったが、 当時自民党代議士の秘書をしていた 玉置和郎氏と知り合ったことが、 生長の家長や政治と関わる原点となる。 村上氏は最初は生長の家を単なる選挙協力団体と 見ていたが、谷口雅春氏の眼にとまり寵愛を受けることで 自ら修行にも努め、 宗教系右派政治家としてのバックボーンが鍛えられる。
谷口雅春氏が創始した生長の家は、 大戦中は聖戦完遂を唱えて大発展し、 軍人関係者の信者も多かったという。
いわば、国家教・天皇教とも呼ぶべき本質を持った 新宗教である。戦後もその本質は変わらない。 生長の家側の、政治への影響力を強化して 戦前の天皇制への復活を現実化しようという願望と、 右派政治家が宗教を利用して選挙を有利にしようという 打算とが「共鳴現象」を起こして、 今日に続く右傾化の潮流が始まったといえる。 生長の家の三代目総裁に谷口雅宣氏が就任して、 生長の家は政治との絶縁を宣言した。 支える団体へ活動の場を移し、今日に至っている。 つまり生長の家の政治からの絶縁が、皮肉なことに 現実の政治の右傾化を促進したのである。
本書は日本の右傾化を担っている宗教系(元生長の家) 右派台頭の経緯を、キーパーソンが自ら語っており、 資料としての価値が高い。
本書の最後で魚住氏は、国家との一体化願望(幻想)に 耽る右派への違和感を表明している
実質的には官僚が支配し、 国民からの収奪で肥大化している国家への疑問を持つ ことなく、国家教・天皇教の信者であり続ける右派への 魚住氏の違和感に同感である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
![](https://bbs.sekkaku.net/image/tool/073.gif)
|
|
続々『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』 カスタマーレビューより ( (57599) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 05時23分
名前:栞
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●5つ星のうち5.0 政治家である前に 2007年11月13日に日本でレビュー済み 政治にはまったく疎いのですが、 政治家の仕事を垣間見れた本でした。 屋久杉の伐採を阻止するために、 農水大臣を連れていったくだりや、 国会の根回しのくだりなど、 身近で話を聴いているような なまなましさがありました。
それにつけても、 感じ入ったのは、 村上氏が障害をもった長女に 宛てた詩。 外でどんだけ 斬った張ったをやっている政治家であっても、 政治家である前にまず人間。 当たり前のことを確認しました。
そんなあたりのことが、 こういう機会がなければ、 まず話を聴くことはなかったであろう、 という著者魚住さんの言葉にもあらわれている。
「右であれ、左であれ」、 イデオロギーはしょせん、 その人間のうわっつらでしかない。 うわっつらを超えたところで、 どれだけその人を感じられるか。 ということを考えさせられました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|
|
続々々『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』 カスタマーレビューより (57601) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 05時33分
名前:栞
●村上さんが政治家として成長していく様も解り易いし、 生々しい話も随所に記載されている。面白い。
村上さんを通じてみる、田中角栄の逸話も実に臨場感溢れる。
愉しかったのは、田中氏の家に陳情しにいった時の話だ。 村上さんが差し上げた『生命の実相40巻』が床の間に。
それを見た村上さんは、「読んでくれましたか?」 「うん、扉は開けた。ああいうものは、置くだけでご利益があるんだろう?」
只、残念なのは、あくまでも魚住さんの関心があるところ、 視点からであるという点だ。
村上さんの人生も、佐藤優さんや、田中森一さんに、 わをかけてダイナミックだ。 つまり、村上さんの半世紀の物語として、書いたならば 「国家の罠」「反転」以上にワクワクした物語になったのではないかと思う。
近代の政治を学ぶのには良書。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●kSD事件で現在係争中の元政治家へのインタビューをまとめたもの。 生い立ちから、生長の家を通しての政治活動、国旗国家法案や 大臣時代の活動を村上氏の視点から語っています。
個人的には、宗教と政治のかかわりや過去の全国区での選挙活動 は興味深く読みました。 しかし、特に興味を持ったのがあとがきでの村上氏と魚住氏や 鈴木邦男氏の日本の現状に対する危機感でした。
保守政治家の思想に興味のある方は、読んでみて損はありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
|
|
これも様 (57602) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 06時22分
名前:栞
日本会議の正体 (平凡社新書) 新書 – 2016/7/9出版 青木理 (著)
のご紹介ありがとうございました。 この本は私は、2021年3月に購入して読みました。
ブックレビューが 565個もあり、 いかに日本中で「日本会議」が、注目をあびていたかが 窺い知れます。
昭和40年代前半の、生長の家が推薦して、生長の家の 議員として、立候補し、当選し、議員になられた 特に、玉置和郎さんのことは、当時は、ちょくちょく 参議院会館の彼の議員事務所へ大峡(おおはざま)先生 (政治局 事務局長)とともに行っておりましたし、 玉置和郎さんの秘書をされていらした頃の 村上さんや、寺内さんとも、あの頃は、私は親しく お話もしていました。
本部職員として政治運動も、熱心に、しぶしぶやらされていた あの頃のことは、以前に、トキ掲示板へ詳しく書きました。 選挙カーに乗らされて、ウグイス嬢も、鎌田久子先生と 私と二人が選ばれて ボランティアで、やらされていたこと なども書きました。
でも、私は、昔から、あまり政治は好きじゃない人間なのです。
なので、改めて当時の、その他のことは書きたくありませんので、 再度は、書きませんが、その点は、ご了承のほど。
|
|
(57605) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 07時40分
名前:これも
でも、私は、昔から、あまり政治は好きじゃない人間なのです。
とは、俄かに信じ難いです。 掲示板で政治の話題を立てる「数」においてはナンバーワンかと。 揚げられたyoutubeコピペなどを見る限り検索に勤しんでおられるご様子も、伺い知れますよ。 政治に関心をもたなきゃダメな国難のときですし。 政治を通して何が大切か、御教えとは?、思い知ります。 良き題材となります。
選挙カーに乗らされて、ウグイス嬢も、鎌田久子先生と 私と二人が選ばれて ボランティアで、やらされていたこと なども書きました。
当時「やらされた」と仰るからには、活動に苦い思い出があるのも 伺い知れます。 拝
|
|
これも様 (57610) |
- 日時:2023年03月28日 (火) 09時24分
名前:栞
私が20代初期だった頃の政治運動は、選挙期間中は、 来る日も来る日も、朝から晩まで、 選挙運動の「駒」の一つとして、 手弁当で、政治運動をやらされていました。
ウグイス嬢の時は、一日中、笑顔を振りまきながら、 「〇〇をお願いします」と、その頃は、録音することはなく 直にマイクを握り、選挙カーに乗り、叫んで歩き、人がいれば、 笑顔で手を振り、それを、朝から晩までやらされていました。
電話戦術もしましたが、政治運動は、組織の下っ端ほど、 上から命令されて、やらされるものなんです。
今、現在は、情報収集して、掲示板でお知らせするだけですから 心身ともに疲れ果てたりは、いたしませんので、大丈夫なんです。
|
|
(66663) |
- 日時:2024年08月02日 (金) 16時55分
名前:感想などが続くと良いなと、
ageます
|
|
まずは (66664) |
- 日時:2024年08月02日 (金) 19時08分
名前:余談感想
現時点から遡ること、17年前の文章、 トップに引いているレビューはどなたなのかに興味深々です。
|
|
(66683) |
- 日時:2024年08月04日 (日) 12時41分
名前:愛国
鈴木氏と日本の様を觀ているだろうか。
|
|
我、国に裏切られようとも (66940) |
- 日時:2024年08月17日 (土) 05時22分
名前:読者
「タイトル」には証言者自身が一番に云いたい事を凝縮して付けるのだろうな、たぶん。
魑魅魍魎の日本国政治世界というフィールド
|
|