生長の家「本流復活」について考える(続したらば版)

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旧・生長の家「本流復活」について考える(したらば版)

生長の家「本流復活」について考える(続したらば版)

生長の家「本流復活」について考える(せっかく版)

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🙈🙊🙉梶猛弩の館🧛🙏🌞 (59341)
日時:2023年06月29日 (木) 22時28分
名前:梶猛弩

 他の方の真似をして、自分の部屋を作ることにしました。
 私が立てたもう一つのスレッド、“これからの生長の家を考える”では真面目な話を投稿・議論をしますが、ここでは内面的なものや日々の雑感を書いていきたいと思います。

 以前、体験談を途中まで書いたことがありました。
 ただ、長々と書かなくても自分の人生は120文字ちょうどの短文で表すことができます。次のように。

 “幼なかった頃、みにくいアヒルの子は白鳥になり大空に向かって飛び立つと心の底から信じていた。しかし生長して、改めて大人になったその姿を池の水面の中でみたとき、そこに映っていたのは飛び立つことなどできるはずもないみにくく老いたアヒルの姿だった。”

 120文字にしかならない自分の人生ですが、
一つだけ言えることは、私は生長の家に出会なかったら、たった120文字の人生さえ描くことができなかった。

 そうした自分の想いを中心に、気長に少しずついろんなことを書いてみたいと思います。
 意味不明な独り語りになるかもしれませんが。

 (59342)
日時:2023年06月29日 (木) 22時58分
名前:元信徒

楽しそうですねー

遊びに来たいです。笑


元信徒様 (59343)
日時:2023年06月29日 (木) 23時09分
名前:梶猛弩

ぜひ毎日遊びにきてください!

大歓迎です☆

ありがとうございます。 (59344)
日時:2023年06月29日 (木) 23時23分
名前:元信徒


応援しています。🙏👏👍😀

ありがとうございます😊

梶猛弩様 (59345)
日時:2023年06月29日 (木) 23時58分
名前:志恩

私も もちろん 応援させていただきます。
楽しみです。宜しくお願いいたします。

              
【🙈🙊🙉梶猛弩の館🧛🙏🌞】
       ⬆️
この看板見たら、どんな館かな???
と通りがかりの人は思うかも。
そこが、この親スレッドの看板の狙い目でしょうか。(◕‿◕)

動物の絵文字 (59359)
日時:2023年06月30日 (金) 21時28分
名前:梶猛弩

 スレッドタイトルの“🙈🙊🙉”は、“見ザル、言わザル、聞かザル”で、リアル社会ではタブー視されているような話も、どんどん踏み込んで書いていこうという意味でつけました。

 ただPCを覗き込んでいた家族から、
「なんでおサルさんにしたの?」
と聞かれたので、とっさに
「僕のようなおサルさんくらいの脳味噌で書いた文章なのでごめんなさいって意味なんだ。」
と答えたら、
「カジモドくんの変な頭の中と一緒にされたら、おサルさんが可哀そうよ。」
と怒られたので心臓がドキドキしています。

 なので今度は、“ノミの心臓 カジモドくん”というスレタイにしようと、絵文字一覧の中で蚤を探しまくっているのですが、なかなか見つかりません。

 タコ🐙とかイカ🦑はあるのですが。。。

カジモドくん (59368)
日時:2023年06月30日 (金) 23時45分
名前:元信徒


遊びに来たよぅー。

🐒さん可愛いです。ノミの心臓?笑笑 面白いです。笑
そんなに謙遜しないでいつものカジモド君で🙆大丈夫では?

裁判されない程度な深いお話を楽しみにしています。

シオの部屋様のお写真、こちらにも掲載しては? カジモド家の御邸宅の。素敵ですよね。

カジモドくんの楽しい雑感楽しみです。


 (59370)
日時:2023年07月01日 (土) 00時46分
名前:元信徒

貴重なお写真をありがとうございます。

ダンス?をしているような神様?とやはり天を指しておられる布袋様がいらしゃいますか?素敵な仏像を沢山お持ちですね。

おとなりは、珍しい象牙に刀、、、。

素晴らしいお宝ですけど、大変な貴重品ですから早めに削除されたがよいかと思います。

見せて頂きましてありがとうございました🙏🙏🙏


梶猛弩様 (59371)
日時:2023年07月01日 (土) 02時44分
名前:志恩

元信徒様が、コメントをまめに書いてくださっておられますので、
この梶猛弩様スレッドでは、
私は、なるべく拝見させていただいている側にいようと思って
おります。
(時々は、書きますけれど。笑)

その他、元信徒様が書かれました以外のことでは、
立派な『足付き碁盤セット』も、写っていますね。
ご実家の父上様が、囲碁がご趣味でいらしたのでしょうか。

私の亡き夫も、生前、囲碁が好きな人でしたので
この囲碁盤を見て、当時を懐かしく思い出しております。

夫には、囲碁に強い友人が、いまして、
(一人だけではなく、数人おりましたが、)
夫は、そのお方の下の段の、3段の腕前でしたが、
時々、楽しそうに語らいながら、友人と囲碁の対戦をしていたものでした。

私の場合は、
生長の家でも生長の家を通して、いい友だちができましたし

トキ掲示板では、ここはバーチャルの世界ですが、
いい掲示板仲間も いてくださいますし、

私は慶應スポーツクラブへ通っていますので、それを通して、また、
いい友だちが出来ていますし、ご縁によって、それぞれに、友だちが出来、
いうまでもなく、昔からの生長の家の、仲良しの兄弟姉妹にも恵まれて、
そのおかげで、人生を心豊かに暮らすことができて、日々、幸せに思って
おります。

生長の家の今後につきましては、梶猛弩様が別スレッドにて、
ステキな案を提供されていらして、企画力もおありになる珍しいタイプの
素晴らしいお方でいらっしゃるなぁと思っております。

この梶猛弩様のステキな案を理解してくださる
そのような、頭に柔軟性のあるお方が、
教団、社会事業団、学ぶ会の指導者の中に
もしも存在すれば、きっと実現する案なのでしょうね。
または、別の新しいお方でしょうか。リーダー格の。
大いに期待したいです。

 (59374)
日時:2023年07月01日 (土) 08時30分
名前:元信徒

カジモド様
特定されてしまうのでしたら、心配です。
私の知人は、ネットに お宝を掲載して泥棒が入ってしまいました。10年前位。

大丈夫でしょうか。心配しています。


志恩様 (59376)
日時:2023年07月01日 (土) 09時33分
名前:元信徒


本当にこれからの生長の家を考えるのスレッドは活発になって
ドンドン広がって、聖経にある広大なる慈門 が現実になってきた感じでワクワクして見ております。
私は、自分が変な意見をだして中断しないように静かにしています。

志恩様、カジモド様の館ど私が申すのも変ですが、カジモド様は雑感を書かれるそうですから、志恩様も読むだけでなくこれからも沢山書かれて楽しくしましょうよ、宜しくお願いします。

志恩様のご主人様、将棋もされたのですね、頭の良い方でしたでしょう。
プロだけでなく一般の方も級や段の取得が出来るのですね。

うちは、囲碁や将棋とかでなく、父、兄弟は社交ダンス、主人は新し物好きで今はドローンを飛ばしていたりで、将棋の事は初めて知りました。恥💦

いろいろな方のお話から学べますので、是非お越しください。

カジモド様も楽しみだと思いますから。


元信徒様 (59378)
日時:2023年07月01日 (土) 10時04分
名前:志恩

>志恩様のご主人様、将棋もされたのですね、頭の良い方でしたでしょう。
プロだけでなく一般の方も級や段の取得が出来るのですね。

うちは、囲碁や将棋とかでなく、父、兄弟は社交ダンス、主人は新し物好きで今はドローンを飛ばしていたりで、将棋の事は初めて知りました。<

志恩ー
コメントありがとうございます。
元信徒様のお父上様やご主人様、ご兄弟様は、
お若い方々なのでしょう。
ドローン飛ばしたりとは、ナウイですね。
社交ダンスも楽しそう。

梶猛弩様の実家のお写真に写っていたのは、囲碁盤の
ほうね。

囲碁で、使用するのは、黒・白2色の円盤形なので、
入れ物が丸いのです。

私の夫は、囲碁、将棋とも 三段で、強かったのですが、
将棋の駒の
入れ物は、長方形の四角なんです。駒が四角いからね。

盤は、両方とも、高級なのが、家にありましたけれど、
夫が亡き後は、誰もやる人が いなかったので、
近くのリサイクル屋さんへ無料で出してしまいました。

私の夫は、昭和15年生まれですから、座して戦う趣味は
囲碁将棋だったのかもしれません。


ここからは、余談になりますが、昔々、
山口悌治先生が、総合企画局局長の時、
山口先生のご趣味の1つは、「囲碁」でしたので、
囲碁盤が、企画局にありまして、本部の仕事が
終わった後、山口先生は、同じ企画局の先生と、
時おり、囲碁をされているお姿を、私は見ていました。

山口悌治先生は、4年に1回しか、回ってこない うるう年生まれの
2月29日生まれのお方でしたので、先生が、60歳の時、
「山口先生の15歳の誕生日を祝う会」、というのを企画局内で
ジョークで企画しまして、企画局の人たちでお金を出し合って
うちうちで中華料理店へご飯を食べに行きました。その時、内緒で
私もその集いに招かれて参加しましたので、よく覚えております。
ですから、山口先生は、私よりも40歳も年上の先生だったのです。

ちなみに、「将棋」がお好きだった先生は、渋谷晴雄先生でした。

あの頃の山口先生のお話では、囲碁も将棋も、
先を読むという、思考が、光明化運動につながるのだと
もうされておられました。

私の夫は、ただ、好きなので囲碁将棋は、やっていただけでしたが。




これは、他から写真をお借りしましたが、
将棋盤セットのほうです。
駒入れの箱が、四角いでしょう。

志恩さま (59380)
日時:2023年07月01日 (土) 10時51分
名前:元信徒

将棋の説明をありがとうございました。

お写真までありがとうございます。

手前の四角い台は?箱乗せかまたは、アームレスト?
何に使うのでしょうか?

そう言えば、うちにも昔マグネットのオセロゲームの後ろは将棋板になっていましたわ。
弟と父はしていました。

主人は、24時間戦えますか?世代で忙しく、オセロのうらの将棋を買った時だけ行ってあとは、だれも放置でした。。。息子は野球ばかりで。笑

将棋の段位はどちらでどう取得できるのですか?
将棋会館があるのでしょうね。

父は、ヨーロッパ旅行が好きで私たちや孫を連れていく時は、飛行機でも行きますが、母が生きていた時は、二人で、世界を船旅していたので、長い船の旅で船の中の時間も楽しい時間ですから、ダンスをして外国の方と交流して楽しむので、ダンスは継続して今も教室に行っています。
いつまでも気の若いすごい高齢者です。

元信徒様 (59383)
日時:2023年07月01日 (土) 11時31分
名前:志恩

夫は、何処かへ属していましたよ。
でも囲碁、将棋で、段なんか、とっても、
なんの価値もないですし、何の役にも立ちませんよ。

ですから、例えば、だんだんと、高齢者になってきますと、
3段を持ってる人と対戦して、
勝ってばかりいるようになりましたならば、、腕が上がって、
2段だったのが、3段になったねと、友人仲間で、言って、
いたのかもしれません。
私は囲碁将棋は、できませんので、あまり、そのような話には
立ち入っておりませんから、そこのところは、わかりませんが。

ネット情報より
”段級位免状の取得の仕方は大きく分けて4つの方法があります。
1つ目は日本棋院の支部、棋友会、碁友会に所属し、
そちらのほうから申請してもらう方法....。略”

先の写真の、将棋盤の手前にあるミニテーブルは、
駒の置き台です。相手から、駒をとったときなどに、
駒を載せる台です。

(元信徒様ー)
>父は、ヨーロッパ旅行が好きで私たちや孫を連れていく時は、飛行機でも行きますが、母が生きていた時は、二人で、世界を船旅していたので、長い船の旅で船の中の時間も楽しい時間ですから、ダンスをして外国の方と交流して楽しむので、ダンスは継続して今も教室に行っています。
いつまでも気の若いすごい高齢者です。<

(志恩ー)
元信徒様の生まれ育ったお家は、大変裕福なご家庭だったの
ですね。ご両親で海外旅行へいらしたり、世界へ船旅にいらしたり、
あなたやお孫さんまで海外旅行へ連れて行ってくださったりと、
それに、いまだに社交ダンスをされていてお元気でいらっしゃるとは、
お見事です。

私のように、81歳になるまで、日本から、一歩も出たことない
人間なんて、今どき、珍しい存在であると、自分でも、へんに自慢に
思っているところです。

 (59384)
日時:2023年07月01日 (土) 11時55分
名前:はつみみ

囲碁2段という囲碁に強い友人が、夫には、いまして、(一人だけではなく、数人おりましたが、)夫は、その下の3段の腕前でしたが、



3段が2段より弱いなんて初めて聞いた。

はつみみ様 (59385)
日時:2023年07月01日 (土) 12時03分
名前:志恩

>囲碁2段という囲碁に強い友人が、夫には、いまして、(一人だけではなく、数人おりましたが、)夫は、その下の3段の腕前でしたが、
3段が2段より弱いなんて初めて聞いた。<

志恩ー
夫が、三段だったということは、ほんとうのことですが、

それより、上ですと、二段は間違いでしたか。
四段になるのかしら、どうもスミマセん。
訂正します。

 (59386)
日時:2023年07月01日 (土) 13時44分
名前:元信徒

> ネット情報より
”段級位免状の取得の仕方は大きく分けて4つの方法があります。
1つ目は日
本棋院の支部、棋友会、碁友会に所属し、
そちらのほうから申請してもらう方法....。略”

先の写真の、将棋盤の手前にあるミニテーブルは、
駒の置き台です。相手から、駒をとったときなどに、
駒を載せる台です。


そうだったのですか。恥。
とった駒置き、、なんと、素晴らしい、お上品ですね。
間違えてすみません💦
あと、にほんしょういん?と読むのですか。旗の漢字の方へんが木になる漢字、木へんの旗の字が

もしかして、にほんぎいん ですか!?
読みもお願いします。🙏

あと、船旅は今、日本人も沢山いて、珍しくないです、裕福でなく普通の一般家庭です。

子のPTA会の役員仲間で卒業してから15年も仲良くしているお母様もご家族で短い船旅を楽しんで、毎年行かれておられます。
飛行機が嫌いな方は船に乗る方が多いので、普通の事です。

でも、志恩さんは海外に妹さんもおられて、行きやすい環境におられるのに、行かない方は、珍しいです。

現地を拠点にアチコチ行けましたのに、🇨🇦カナダの大自然などは、圧巻です。
長いロッキー山脈までの道の脇に、巨大な大理石がゴロゴロ転がって、熊や鹿が普通に
道路を横切っていたり、近くにいます。
シカと言っても、日本で言う、トナカイがいるのですよ。
どこか一つといえばカナダをオススメしたい。今は山火事で大変らしいです。

山口先生の閏年、15歳のお誕生日は、とてもユーモアがあって楽しい本部の様子が伝わります。昔の本部は、先生方と近くで、家庭的で集う方々が優秀で信仰心厚くて、本当に素晴らしいでしたね。

志恩さんの、本部を語る、
を大切に資料として、温故資料館に残して欲しいわ。
大切な事だわ、









梶猛弩様 (59405)
日時:2023年07月01日 (土) 23時29分
名前:志恩

梶猛弩家の内部写真第2弾を貼ってくださって
ありがとうございます。

削除されるのですか?
削除されないうちに、プリントアウトしとかなくちゃ。

 ご実家のお爺様やお父様でしょうか。
骨董品とか古道具とか、色々と集めていらしたんですね。

見るからに値打ちのありそうな品々が、並んでいて、
お屋敷も、とても立派な佇まいをされていますね。
 
 >リビングの前に置いた古そうなタンスは
大東亜戦争(太平洋戦争)前からあったものだと
祖母に聞いたことがあります。
 本当だとすれば、屋敷はその後2度建て替えて
おりますので相当年季が入っています。<
ご先祖様が購入されたものを、今まで売り払わずに
よくここまで大事に保存されておられますね。

貴重なお写真を見せてくださって、ありがとうございます。
また、お願いいたします。たのしみにしています。

 

 (59457)
日時:2023年07月03日 (月) 12時06分
名前:元信徒

本当に素敵なおうちですねー。すごく綺麗にお掃除されていて、綺麗ですね。

これからの生長の家を考える の中でお話されておられたように、こちらを輪読会や神想観会場に使用されては? その時があれば、一緒にzoom配信もしてください、元信徒も一緒に参加したいです。
こちらのお写真の左側の、優勝カップのような 茶器のようなものは何ですか?
外国から購入して来たのですかね?
一番上にも入れ物があって、そこに茶葉を入れて、真ん中に熱湯をいれて蒸してから
茶葉をいれて、一番したの急須に移して濾過して飲む???
と、想像してみました。まさかね?笑笑

お祖父様、将棋したり、外国行ったり、当時では珍しいのでは?
外国と貿易されていたのですね。


戦争でも焼かれずにそのまま残ったのでしょうか?
そうだとしたら、貴重ですね。





 (59482)
日時:2023年07月03日 (月) 23時15分
名前:元信徒

カジモド様の
ご邸宅は、リノベーションしたばかりですからとても綺麗で、清潔感にあふれていらしゃいます。

私も実家の一つの使っていない方の家に行ってみましたが、昭和40年に建てて、一度リノベーションしましたが、残すものは、残していて、古い物を撮影したら、はやりそれなりにくたびれて撮れました、写真ですと、さらに古く映ります。
でも、壁にあるどなたかの書には、父の人生そのもの の書が掛かってあり、じっくりと見たら、涙が出てしまいました。

言葉が私にとり、とても重くて、あのようなふざけた自分の部屋に書くのは、おかしな感じがして、出来ませんが。

元信徒様 (59484)
日時:2023年07月03日 (月) 23時49分
名前:梶猛弩

 コメント有難うございます。

 こうして改めて“家”というものを見つめ直してみると、曾祖父や祖父の体験したこと、それは自分が体験したことではないのですが、経験や想いが受け継がれていくのだなということを考えさせられます。

“血脈”とか“家”というもの大切さを実感します。
 50年ちょっとしか生きていない自分が、“家”を通して、さらに何十年、何世紀、それ以上の歴史の中で蓄積され続けたご先祖様からの“智慧”をいただき、自分の人生を豊かでかけがえのないものにしていくことができるのですから。

 (59510)
日時:2023年07月05日 (水) 14時17分
名前:元信徒

🙏
カジモド様

レスを2つ書いたのですが、
うちは悲惨な家族なので、失礼かと思いまして、元信徒の部屋に移動しました。

他所様のお部屋で長く話してもご迷惑ですからと思いまして。
失礼いたしました。


 (59519)
日時:2023年07月05日 (水) 22時09分
名前:梶猛弩

悲惨、悲しみと惨めさ。

私の個人的な思いですが、
本当の信仰は、この二つがあってこそ得られるものだと思っています。

筆舌に尽くしがたい苦しみを味わったからこそ、喜びや感謝を言霊として発することの大切さを心の底から認識できるのだと思っています。

 (59526)
日時:2023年07月06日 (木) 10時14分
名前:元信徒

元信徒の部屋にご訪問下さりありがとうございます。
私以上に思いを汲み取って下さりありがとうございました。

元々何も持っていない所0から始まり、
顧客を裏切らなければ
自信を持って1からやり直せる!と自信を持って言う父でした。
おかげさまでバブルでの莫大な借金も全額返済して、途中から借金があったから経営が良くなっているようになっていました。

父の生き方は、与える与えるの繰り返しでした。
それを思うと、教団に文句を言ってる自分の環境の甘さに幸せだな、と思っていいのか、、他者をあれこれ言える余裕のある自分、違う事にエネルギーを使うべく反省するべきですよね。

久しぶりに父の人生に思いを致し、反省する事といたします。
まあ、これからも言うでしょうけど。

カジモド様、ありがとうございました。




 (59547)
日時:2023年07月07日 (金) 23時22分
名前:元信徒


カジモド様
何か大きな本ですね、
中身も見たい感じがします。

どなたか、お寺で修行に行かれたのでしょうか?

教科書みたいな、、、?

元信徒様 (59548)
日時:2023年07月07日 (金) 23時45分
名前:梶猛弩

 正法眼蔵87巻と詳解が入っています。

 多分、祖母が曹洞宗大本山での座禅会か法話会に行った時のテキスト?のようです。
 刊行年が私の生まれた歳より古いので、推測にしかすぎませんが。。。

 (59563)
日時:2023年07月08日 (土) 14時14分
名前:元信徒


宇治別格本山部屋で

谷口雅春先生がお寺の職業を奪いたくない。
と、仰っておられましたけど。

昔は、お寺で様々な行事があったのですね。

永平寺には遠い昔に親戚が働いていたのですが、その方はもう亡くなっていますが、親戚にいろいろ聞いてみたくなりました。

見せて頂きありがとうございました。

お母様、信仰深い方ですね。


梶猛弩様 (59691)
日時:2023年07月11日 (火) 22時49分
名前:志恩

「刀掛け台 」を梶猛弩様の奥様が、
アマゾンコムプライムデーセールで買われたそうで、
これで、立派な軍刀も、様になりましたね。
しかし、アマゾンコムって、なんでも売っているんだなぁと
驚いております。

軍刀の横に「雅」と書いて書を入れた小さい額も置いてあり、
観音像でしょうか。価値がありそうな、そうゆうものも飾ってあり、
こちらも、ご先祖様から引き継がれたものなのでしょうね。
見ているだけで、目の保養になり、楽しいです。

どれも埃がかぶってなくて、スッキリ清潔に飾ってあって
梶猛弩様が、ではなく、きっと、奥様がまめにお掃除される
綺麗好きなお方なのでしょう。



元は、こうでしたものね。

梶猛弩様 (59693)
日時:2023年07月11日 (火) 23時22分
名前:志恩

 >確かに家内は掃除好きで、一日中暇さえあれば掃除しています。
 唯一の難点は、カーペットをコロコロした後、そのままのシートで寝てる私をコロコロすることですね。
 家の中では、私は床以下の存在のようです。<

志恩ー
面白い奥様ですね。
旦那様を、コロコロするなんて、そういうタイプの人、
好きですよ。最近は、犬は飼っていないんですか、
あの犬、見た目、茶色いモップみたいな犬でしたが、
あれなんか、奥様は、あなた様をやる以上に、
コロコロするに違いありません。

梶猛弩様 (59695)
日時:2023年07月11日 (火) 23時51分
名前:志恩

ヨークシャーテリア よんじゅうまんえんも、
今、買うと、する いい犬なんですか。
子供時代に飼われていて、今は飼っていらっしゃらないのですね。

人間は、犬派と猫派がいると、聞きますけれど
梶猛弩様の奥様は、猫がお好きなんですね。

私は、子供の頃は、生まれたての子猫を
近所の家の人から もらって、飼っていました。
今は、自分では、犬も猫も飼っていませんが、2階に住んでいる
娘一家が、ココア色のミニチュア・ダックスフンドを2匹飼っています。

私の亡き夫は、犬猫が嫌いな人でしたので、
子供たちは飼いたくとも飼えなかった反動でしょうか、
既婚者になってから、3人ともみなそれぞれ犬か猫を飼っています。

シマリスは子供たちの希望が通って、飼っていたことがありますが。

私もYoutubeで猫動画は、だいすきで、毎日見ています。
可愛くて心が癒されますものね。




うちの2階に、世帯別で住んでいる娘のところの、犬2匹。
庭に出て、若夫婦二人で、これから散歩に連れて行くところ
1時間ぐらい歩いてくるので、人間もいい運動になると若夫婦は、
二人とも毎回、喜んで散歩に連れて行っています。
オスと、メスですが、これ以上増えないように
去勢手術も避妊手術も、済んでいるそうです。
手前の小さめの犬が ♀です。
♂ - 11才(名前ー フェルディナント) 
♀ - 5才(名前ー ショコラティーヌ)

覚えられない ややこしい名なので、呼ぶときは、
私は、「フェルちゃん」、「ピーちゃん」、と呼んでます。
メスは、名前に関係なく、ピーちゃんぽいからです。(。◠‿◠。)

梶猛弩様 (59704)
日時:2023年07月12日 (水) 21時34分
名前:志恩

犬のこと、褒めてくださってありがとうございます。
でも、道を歩けば、どこにでも似たようなのがいる
ふつうのミニチュア・ダックスフンドだと私は思っています
けどね。笑

この度の岡先生の四十九日のことで、はうら様と元信徒様
がお知らせくださったので、この機会に、旧トキ掲示板の
忘れていた数多くのコメントを読み返すことができまして、
こんなに生長の家の信仰に関する豊かないい会話が過去、
行われていたんだと感動しました。

二代目トキ様、三代目管理人様が、消さないで大切に保存
してくださっていたおかげで、過去文が全部読めるなんて、
なんて贅沢でありがたいことかと、読み返しながらしみじみ
トキ様に感謝いたしました。

私も、時間がある時に、少しづつ読み返しつつありますが、
そうですね。もうすぐ、連休がありますものね、、私も、その時、
ゆっくり、読み返してみます。なんだか楽しみが増えました。
コメント、ありがとうございました。

 (59709)
日時:2023年07月13日 (木) 09時40分
名前:元信徒

ガジモドさま、
勲章や軍刀を見せて下さり有難うございます。
軍刀は、許可がいるのですか?
近所の少年飛行機乗りだった方も居合いで刀の許可証を持ちながら、軍刀をお持ちでした。
ガジモド様のご自宅もご実家に似ていらしゃいますね。
ワンちゃん、市川團十郎さんのワンちゃんとそっくりです。毛並みの色が3回変わる犬種ではないですか?


志恩様
娘さんのワンチャン可愛いですね、
お世話しないで、可愛がれるって最高です。笑笑
それにしても お庭が広いですね、何坪あるのですか?
将来を考えて広い土地を購入されましたか?
お庭は、庭師が来ますか?
広いと大変ですね、


團十郎が今年の2月に黒い子犬を飼った (59715)
日時:2023年07月13日 (木) 13時11分
名前:志恩

梶猛弩様が子供の頃、飼っていらしたという
ヨークシャーテリアという犬の種類でしょうか。
名前は、「ラブちゃん」だそうです。
可愛いですね。
毛が ふさふさの犬と、毛の短い 犬がいるのね。


團十郎家の、犬の写真もネットに載っていました。

團十郎さんは3匹目 (59736)
日時:2023年07月13日 (木) 20時14分
名前:元信徒

團十郎さんは、
最初は、奥様の麻央さんが飼っていた、白?ベージュのトイプードルを飼ってらして、
その後、ガジモド様と似ているワンちゃんを友人から分けてもらって、それは3.4年前に飼ったのですが、そのワンが3回色代わりしたワンちゃんです。そう言う犬種だそうです。
今年、勸玄君が気に入った黒いワンチャンをペットショップから買いました。、
そのお写真は3匹目のワンちゃんです。

梶猛弩様 (59757)
日時:2023年07月13日 (木) 23時56分
名前:志恩

コロコロしている人と
コロコロされている可哀想な人を
ド・アップで貼ってくださいまして....、
大爆笑しています。

コロコロの奥様は、宝塚歌劇の主演女優のような美人の
女性で、いらっしゃいますのね。

コロコロされてる可哀想な梶猛弩様は、怪しげなウソっぽい
薄毛のヒゲをお口の周囲に生やしていらっしゃるけれど ハンサム。

これで、どこかの街ですれ違っても、梶猛弩様のこと、見つけやすく
なりましたわ。  ⸜( ' ᵕ ' )⸝ヤッター

ありがとうございました。

お写真を AI で イラスト化されたの?。笑

元信徒様 (59759)
日時:2023年07月14日 (金) 00時57分
名前:志恩

團十郎さん家の犬のラブちゃんは
3代目なんですか。

そういえば、最近、あちこちで、
3代目が、流行ってる気がいたします。

 (59760)
日時:2023年07月14日 (金) 01時01分
名前:元信徒

あら、志恩様は宝塚の娘役と思われましたか?

私もディズニーのお姫様に見えました。
髪の毛がアップされて、ドレスを着たら、プリンセスだわ。

ガジモド様は、ガストンかなー?

けど、2人ともかなりイケテます。笑

本当に街ではすぐに見つけられそう。

いつか、みんなで会えるといいですね。



そうです、ワンコは三代目です。
ちなみに團十郎さんは13代目たしか。笑

そう、そう、
コロコロには私も大爆笑しました。笑笑

おもしろー!爆





 (59771)
日時:2023年07月14日 (金) 11時54分
名前:元信徒

ガジモド様の
お子様達も可愛いでしょうー。笑

梶猛弩様 (59778)
日時:2023年07月14日 (金) 23時52分
名前:志恩

コロコロする人と
コロコロされる人との
ほんとうの微笑ましい関係
⬇️

 (59780)
日時:2023年07月15日 (土) 01時18分
名前:元信徒

志恩様

可愛い写真ですねー。
志恩様、センスいいですね。

ガジモド様

面白いアプリですね、でも、ほぼ原型とだいたいソックリかなー。

ガジモド様は、そう言うIT関連に強いですか?


梶猛弩様 (59782)
日時:2023年07月15日 (土) 01時27分
名前:志恩

指の写真、奥様が気に入ってくださったそうで、
よかったです。ありがとうございます。

ご自分の証明写真から、あのような
アプリを使って、イラスト化されたのでしたか。

今の時代は、声も変えれるし、顔も変えれるし
便利な時代になったものですね。

コロコロご夫婦のお顔のイラスト化されたお写真は、
消されない前に
私はプリントアウトして、もっていますけれど、
色々と変えても、
目の光とか、鼻の形、口の形、顔の輪郭は、
変えていらっしゃらないのではないでしょうか。

梶猛弩様は、もともとのお顔が、面長でハンサムな、
美形のお顔のお方でいらっしゃるのではないでしょうか。

目の光は、とても清らかで、ご聡明です。

機械では、変えられない部分が、あるように思います。

せっかく貼ってくださった楽しいお写真、
削除されちゃったのですね。
削除されなくてもよかったのに。
あのままでよかったのに。笑

美人の奥様に、よろしくお伝えくださいませ。

元信徒様も、おやすみなさい。
みんなで、いい夢みて、寝ましょ。(u_u♡)zzz

梶猛弩様 (59817)
日時:2023年07月16日 (日) 12時39分
名前:志恩

本日は、私の脳内では、コロコロディ。
美人の奥様に コロコロされている
愛されキャラの旦那様の梶猛弩様を想像しています。(๑´ლ`๑)フフ

梶猛弩様 (59833)
日時:2023年07月18日 (火) 05時38分
名前:志恩

7月15日以降、書き込みされてませんが、
生きてます!?

連休でしたので、
梶猛弩様は、
あまり奥様に コロコロされすぎて、
のしイカみたいに ペッチャンコに
なってるのかもしれません。

元に戻られて、またご投稿くださいませね。
元信徒様も 私も たのしみにお待ちしております。


床絵だと思って、
ミクちゃんに踏まれますわよ。(-.-*)

梶猛弩様 (59858)
日時:2023年07月19日 (水) 06時54分
名前:志恩

生きていらっしゃいましたか、お元気に。
のしイカから、復活されたのですね。
よかった、よかった。


土曜日にスポーツジム行って、
2時間くらいマシン使ったら、翌日から筋肉痛で
動けなくなってしまったそうですが、
 
当たり前ですよ、普段からやってる人でしたら
筋肉痛にはなりませんが、普段はされないのに、
突然2時間もやったら、
筋肉が驚いて、緊張するから筋肉痛になるのです。
最初は、20分か30分ですよ。
でも、今は、大丈夫そうで、安心しました。

今、スポーツジムが、わりと空いているのは、真夏だから
家でクーラーつけて、籠っている人が多いからだと思います。
気候が良くなると混雑します。

漫画チックの方、再掲してくださって、うれしいです。

 (59868)
日時:2023年07月20日 (木) 01時23分
名前:元信徒


あの似顔絵アプリ良かったですよ、楽しいです。

小さいガジモド様でも絵とか写真があると華やかで良いですよね。

まあ、今一番華やかなお館ですけどね。

お仕事、忙しいのでしょう、無理はなさいませぬよう、、、

梶猛弩様 (59980)
日時:2023年07月23日 (日) 04時24分
名前:志恩

ご実家に飾ってある日本刀は、「脇差」でしたか。
私は、刀のことは、詳しく知りませんので、ネットで
調べてみました。
  ⬇️

「脇差」(わきざし)とは、

一般的な日本刀よりも短い刀剣のこと。
江戸時代、武士は腰に2振の日本刀を差していましたが、
その短い方が脇差です。
打刀が使えなくなった場合の予備の武器として使用された他、
武士階級ではない町民も持つことが許されたため、江戸時代に
特に多くの名刀が作られました。
https://www.youtube.com/watch?v=CXSoBvPULyo

梶猛弩様 (60132)
日時:2023年07月29日 (土) 21時11分
名前:志恩

日本刀を飾るときの、向きがあるのですね。
知りませんでした。

刀といえば、
昔の私の青年会時代のことですが、中小企業を経営
されてる男性のお方で、本物の長い刀を持って、
剣舞をする人がいて、
自分が自宅でそれをやるから、青年会の皆さんで見に
きてください、というので、そのお方のご自宅へ伺って
青年会の皆さんと一緒に見たことがありました。

長い本物の刀を持って舞うのを、
生で見ましたけれど、迫力が凄かったです。

剣舞は、古武道や武士道精神との関わりが深いそうですね。
刀1つでも、奥が深いのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=OYWEl6sIXKM

梶猛弩様 (60138)
日時:2023年07月30日 (日) 02時14分
名前:志恩

篠塚興一郎さんのこと、存じませんでした。

日本刀の保存振興の活動をされていたお方で、
日本教文社から『母ちゃんのうた』という詩集も
出されておられたお方なのですね。

日本教文社のページを見てみましたら、載っていました。
篠塚興一郎さんは、昭和15(1940)年生まれ、と。
私は昭和17年生まれですから私の年に近いです。
今、篠塚さんが生きていらしたら83歳です。
でも、もう亡くなられているようですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本教文社よりー

篠塚興一郎著『母ちゃんのうた』(2001.8.19発行)
{商品の説明}
心の豊かさ、優しさ、温かさ……
それらが生活苦の辛さを忘れさせてくれた。
母の生きざまが、子供の心に残したたくさんの愛を、
素朴な言葉に託してうたった母への賛歌。

{商品の目次}
野牡丹の濃い紫が好きなのだけど
朝咲いて夕方には落ちてしまうので
いつ出会っても手折れずにいる

どうしてだろう
この花を見ると
きまって母を思い出してしまう
宵待つまでの黄昏のなかで
いつか母と見たかなしみがあるのだろうか

手折られるのをふせぐために
足音が近づいたら自ら花びらは落ちるという
いつ出会ってもそんな散り方をしていて

まだ美しいのに
実を守るために散ってゆく花が

ひたすらな母に似ている

{著者プロフィール}
篠塚興一郎
昭和15年7月1日宮崎県生まれ。
宮崎県里親連合会理事。
聖心ウルスラ学園短期大学非常勤講師。
日本詩人クラブ会員。
剣道場星雲館館長として30年にわたり、剣道を教えている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
心安らぐひと時をあなたとブログよりー

無限にやさしく 無限に美しく(篠塚興一郎)のこと
2015-03-09 | 出会った人

愛に満ちた詩(うた)と祈りにつつまれたやさしい歌声をありがとう
命は命あるものからしか生まれない
思いは心あるものからしか生まれない
無限の宇宙につながる 人間のなかの心という無限の思い。
人は無限にやさしく 無限に美しくなるためにこそ 生まれて来た。

篠塚興一郎
著書に「この五十の魂たち」「母ちゃんのうた」「銭舞い」がある

私の尊敬する宮崎の篠塚興一郎先生から、送られてきた
はがきに書かれていたことばです。

篠塚先生とは、「この五十の魂たち」という本を、偶然、
宮崎の田中書店の店頭で見つけたことから出会いました。
この本の中にあった「わっしょい」という詩を朗読させて
いただいたのです。

上のはがきをいいただいたのは、CD「虹の輪」を送った直後で、
先生は、白血病で入院しておられ

ベッドの中で一日中、毎日聴いてくださったそうです。

その後、危篤状態から一時的に回復され、もう帰れな
と言われていたご自宅へ帰ることもできたそうです。

それから数か月後、他界されましたが、
私の手元には、ベッドの中で書かれたこのはがきが遺され
限りない美しい光を放っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

梶猛弩様 (60165)
日時:2023年08月02日 (水) 00時22分
名前:志恩

例年にないほどの猛暑の中、
ご実家やお墓の清掃に、行っていらしたのですか。
大変でしたね。ご無事で何よりです。
 
梶猛弩様のご実家の客室で
しょうか。

なんて美しい佇まいなんでしょう。

ふすまも、ふすまの絵も優雅、障子もいいですね。

このようなお部屋でお話したら、とても心が和むと
思います。

いいお写真を、この度も、ありがとうございます。

梶猛弩様 (60263)
日時:2023年08月06日 (日) 17時59分
名前:志恩

そのコスプレして、

いったい、

どこまで行っちゃったんですか?

ウルトラマンさん (60264)
日時:2023年08月06日 (日) 18時54分
名前:志恩






あなたはお呼びじゃないです。

 (60265)
日時:2023年08月06日 (日) 19時57分
名前:梶猛弩

 オーストラリアへ避暑に行ってきました、、、と言いたいところですが、この土日は、エアコンもない実家の仏間で棚経でした。夏は暑いし冬は寒いし自然のままのとてもいいところです。

 ちなみにオーストラリアは、ン十年前の11月に新婚旅行で行きました。その頃の季節が一番過ごしやすくていいですね。
 都会なら英語しゃべれなくても日本語で一日押し通せるし、そこら中にラーメン店あるし、吉野家もモスバーガーもあるようだし
 コアラ見てるだけで癒されそうなので、老後の移住先第一候補にしたいくらいです🐨🐨🐨

梶猛弩様 (60266)
日時:2023年08月06日 (日) 20時42分
名前:志恩

梶猛弩様
お帰りなさーい。

ご実家へいらしてたんですか。
ご実家は、エアコンないの?
それでも、過ごせるところなのですね。
梶猛弩様は、オーストラリアへは、新婚旅行の時、いらしたそうで、
海外へ新婚旅行とは、ステキですね。
私は、国内へでした。

とにかくお元気でいらして、安心しましたよ。よかったよかった。

お元気に笑顔で戻っていらした梶猛弩様です。

バッドウーマン (60269)
日時:2023年08月08日 (火) 04時47分
名前:志恩

梶猛弩様の美人で可愛い
梶猛弩様のことを コロコロでコロコロする奥様も
旦那様に揃えて、コスプレしてみましょう。

奥様に気にいってもらえるかしら。このコスプレ。
かっこいいでしょ?これ。






バッドウーマンです

梶猛弩様 (60274)
日時:2023年08月08日 (火) 06時22分
名前:志恩

ところで、ご実家の仏間もご仏壇も、高級感あふれていますし
お部屋のセンスがとてもいいですね。

この日吉の私宅は、取り壊してしまった前の家は、
2階建てで、そのときは、娘夫婦は、離れに住んでおりましたが
前のわが家は、2階にあった仏間と、2階にあった夫の部屋は
和室でした。

そして、その後、建て替えまして今は、洋室ばかりです。


梶猛弩様 (60275)
日時:2023年08月08日 (火) 07時14分
名前:志恩

ここまで、私宅のこと詳しく書きますと、
家を特定され、空き巣に狙われますか?
上は、削除したほうがいいですか?

立派なお仏壇 (60278)
日時:2023年08月08日 (火) 13時22分
名前:元信徒

ご立派なお仏壇と二間続きの容量沢山のリフォームしたての綺麗なお部屋ですね。
まるで新築のお家のよう。

お坊さんまで呼ばれて、カジモド家は繁栄するしか無い素晴らしい運命ですね。
まずこのように生活されていれば幸運が子孫まで及ぶ事は間違いないです。

少し休んで、私も仏壇掃除にいきます。刺激になりました、ありがとうございました。


> ちなみにオーストラリアは、ン十年前の11月に新婚旅行で行きました。その頃の季節が一番過ごしやすくていいですね。
 都会なら英語しゃべれなくても日本語で一日押し通せるし、そこら中にラーメン店あるし、吉野家もモスバーガーもあるようだし
 コアラ見てるだけで癒されそうなので、老後の移住先第一候補にしたいくらいです🐨🐨🐨


今、地球温暖化で、冬でも日中は、あまり寒くなかったでした。朝晩はそれなりにひえました、帰りは薄着でしたので寒かったでした。帰国前が1番冷えましたよ、寒くて、日本の夏が恋しくなる頃の丁度の帰国です。


山は少し寒かったですが、それほどでもないです。ダウンを着て歩くとそうでもなかった、雄大な森の散策に沢山の深呼吸をして、生命が清まる感じもしました。

残念ですがら
今はもう日本の吉野屋さんは、見当たりませんでした。
更に、日本の企業も見当たらなくて、日本の衰退を痛感しました、それでも街には日本には無い活気で満ちていて、これからの若者は世界に目を向けて勉学して欲しいと強く願い、少し
悲しい気持ちになりました。

昔は、小さい街にも、日本人のビジネスマンを良く見かけて言葉を交わしたのですが、今は誰一人も、、、
アメリカ人のカッコいいスマートなビジネスマンにお目にかかり、一言、二言交わしましたが。日本人が、、いない、、、、、

ですが、
神様のおはからいか、
帰りの飛行機の出発ロビーで、日本の中学生が夏休み留学の帰りの20名の団体さんがいて、沢山のお話しが出来て日本の将来も捨てた物でもないと、又、元気がでました。

日本がまた世界の人々に役に立つ何かを作り出せるようになりますように。

と祈ります。




話は変わりますが、できましたら
カジモド様の外国のお話しなどや
ロシアのお話しなど、聞かせて頂きたいです。宜しくお願い致します。

あと、プリンセスな美しいコロコロ奥様とのロマンスなどもお話し下さいませよ。

お忙しく無い時にでも、、、


梶猛弩様 (60286)
日時:2023年08月08日 (火) 20時42分
名前:志恩

>似顔絵アプリでバットマンバージョンを作成してみたのですが、誰が誰だかわからない状態なので、かすかに面影が残る“進撃の巨人”バージョンをアップします。
 しかし、毎回、証明写真使ってるのに、どんどん似てない方向に進化?(退化。。。)していきますが。<


志恩ー
それに、どんどん若返って、お二人とも20代の若夫婦に
見えますね。これですと。笑

My Way (60309)
日時:2023年08月10日 (木) 23時26分
名前:梶猛弩

 AmazonPrimeの海外ドラマは、シニカルというか、観る人によっては吐き気を催すくらいにドロドロした内容の作品が多いけれど、私には無くてはならない必需品のようになっています。

 6〜7年前に観た“ハンド・オブ・ゴッド”とか“プリ―チャー”とかのアメリカドラマは、真面目な宗教家の方々なら、
「神に対する冒涜だ〜!」
とか言って怒りが収まらなくなるような話だけど、
私は逆に、これらのドラマを観て、改めて自分の内面を顧て、探索するうちに、大論争渦中の生長の家系掲示板に辿り着き、今に至っているという経緯もありますし。(この辺の精神的考察は稿を改めて書いてみたいです。)

 …。…。

 さて、今日書こうと思ったのは全然別のこと
 昨夜から観だした別のアマゾンオリジナルのドラマに結構ハマってしまって(宗教は本筋ではない内容ですが)
 二晩で一気に8エピソード全部観てしまいました。
 観終わった後、ラストに流れた“My Way”が頭の中に残っています。
 この曲の歌詞を書いてみたくなりました。(我流の和訳です。)


〜My Way〜

 終わりのときが近づいている
 もう目の前に
 しかし はっきりと言おう
 確信をもって言おう
 俺は俺の人生を歩んだんだ

 後悔も沢山あった
 しかし
 やるべきことをやったんだ

 自分で計画を立てた
 わき道にそれてばかりだったが
 自分の道を歩んだ

 身の丈を越えた行いだった
 苦しくても
 食らいつき
 嘔吐した
 それが俺の人生だった

 何のために歩き
 何を得たのかだって?

 簡単さ
 俺以外の人間には
 何の価値もないことさ

 つらいこと
 苦しいことばかりでも
 俺は俺の道を歩んだんだ

 それが俺の人生だった
 Yes, it was my way

梶猛弩様 (60310)
日時:2023年08月11日 (金) 02時52分
名前:志恩

布施明のマイウエイは、日本版マイウエイの曲ですが
私の最も好きな曲の1曲です。

これの曲、梶猛弩様我流の和訳で歌ってみたら
私にも当てはまるような気がしてきて
万感の思いで いっぱいになり、
泣いて しまいました。


マイウェイ / 布施明
https://www.youtube.com/watch?v=RuckbmJDy7k



(梶猛弩様我流の和訳)


〜My Way〜

 終わりのときが近づいている
 もう目の前に
 しかし はっきりと言おう
 確信をもって言おう
 俺は俺の人生を歩んだんだ

 後悔も沢山あった
 しかし
 やるべきことをやったんだ

 自分で計画を立てた
 わき道にそれてばかりだったが
 自分の道を歩んだ

 身の丈を越えた行いだった
 苦しくても
 食らいつき
 嘔吐した
 それが俺の人生だった

 何のために歩き
 何を得たのかだって?

 簡単さ
 俺以外の人間には
 何の価値もないことさ

 つらいこと
 苦しいことばかりでも
 俺は俺の道を歩んだんだ

 それが俺の人生だった
 Yes, it was my way



もう1曲、布施明の恋の歌 (60313)
日時:2023年08月11日 (金) 08時25分
名前:志恩

君は薔薇より美しい
https://www.youtube.com/watch?v=C5sJ8Z3L3ZU


志恩ー
あぁ、女性に生まれたからには
一生に一度は言われたかった台詞だったなぁ

言われたかった、ていうところが、ね。
娘時代が過ぎ去りし、おばあちゃんの台詞だぞ。

ひとりごつ (60319)
日時:2023年08月11日 (金) 18時25分
名前:梶猛弩

 現居は典型的な建売住宅で仏壇も神棚もありませんが、そこで家族が何を勘違いしたのか、仏壇代わりにハチワレ(ちいかわグッズ)を買ってきてダイニングカウンターに飾りだしました。
カウンターの中央席をハチワレ×3とコアラとケロちゃんに取られています。
 夕ご飯を食べる席の無くなった私としては、一日も早く我が家のブームが去ってくれるのを祈るのみです。

梶猛弩様 (60321)
日時:2023年08月11日 (金) 22時05分
名前:志恩

「チイカワ」は、なんだか小さくて可愛いやつで
「アニメ」が、めざましテレビで放映されてるのですね。
こんな可愛いオブジェも売ってるんだ。癒し系ね。

電車でお出かけするちいかわ
https://www.youtube.com/watch?v=anoIwwCHKrk

へんなあしあと (60322)
日時:2023年08月11日 (金) 22時27分
名前:梶猛弩

 家の中は、ちいかわのシールや下敷きやたまごっちなどちいかわグッスでいっぱいです。
 以前、しまむらがちいかわのタイアップイベントをやるというので、朝から並ばされたときもあります。
 家族によると、私はうさぎというキャラに言動とか性格がそっくりだそうです。意味はよくわかりませんが。。。

梶猛弩様は (60327)
日時:2023年08月12日 (土) 02時16分
名前:志恩

面長、うさぎっぽい目、何となく雰囲気、くちびるがウサギっぽい。
守ってやりたい、とかの穏やかな感じでしょうか。
身長が高い低いは関係なく。
なんとなくわかります、うさぎっぽい雰囲気って。
ま、家族に嫌われていない、愛されている、ということでしょう。
よかったですね。男性だけど愛されキャラで。

なまがわき (60402)
日時:2023年08月17日 (木) 19時34分
名前:梶猛弩

 うさぎはうさぎでも、ちいかわのうさぎとなると少しイメージが異なるかもせんね。

 素っ頓狂な奇声を発して、何喋ってるかわからないのに、ドヤ顔したがる。
 行動がとにかく変わっていて、多動ぎみ。
 とにかく食いしん坊。
 
 観る人が観ればわかる典型的なADHD気質で、その辺が私はそっくりなようです。

梶猛弩様 (60404)
日時:2023年08月18日 (金) 00時20分
名前:志恩

ふつうのうさぎじゃなくて、ちいかわのうさぎに
似ているとご家族に言われているのですか。
 

いずれにしても、うさぎは、うさぎなんですから、怖い存在ではなく
ご家族にとっては、守りたい、愛したい対象となる好印象の
存在が、梶猛弩様なのだと思います。


私も娘から、なぜだか、以前より、”うさぎるんるん”と
呼ばれていますから、もしかしたら、潜在的に
うさぎ化の人間なのかもしれません。







バッド・リトルラビットにコスプレした梶猛弩様

梶猛弩様が (60405)
日時:2023年08月18日 (金) 00時56分
名前:志恩

梶猛弩様が、ちいかわうさぎ なら
梶猛弩様の可愛い奥様も、ちいかわうさぎ。




ミセス・ちいかわうさぎ 

もしも”うさぎるんるん”が、ちいかわになったならば (60410)
日時:2023年08月18日 (金) 05時35分
名前:志恩








「シオ・ちいかわうさぎ」

猛暑で熱中症気味なもんで、
全身が、紅くなっております。

 (60433)
日時:2023年08月21日 (月) 11時35分
名前:ヤハッ

サイキン カジモドサン 
コノスレッドニ キテイナイデスネ

聖地 〜 日吉 〜 を想う (60441)
日時:2023年08月21日 (月) 21時51分
名前:梶猛弩

 可愛いイラストですね☆
 お絵描きアプリで描かれているんですか?

 日吉は今、盛り上がっているんだろうなと思ってWEBを眺めていて気付いたんですけど、日吉公園が“恋は雨上がりのように”というアニメの舞台の一つになっているんですね。
 
 アニメファンの聖地巡礼の場所として紹介されていて、夏の夜景がステキな公園だなと思いました。
 

梶猛弩様 (60442)
日時:2023年08月22日 (火) 00時15分
名前:志恩

2018年放映の【恋は雨上がりのように】は、
(上映時間:1時間50分)
人気アニメを、
大泉洋主演で、
映画化したものでしたが、その聖地の1つが、「日吉公園」
だったのを、よくご存知でしたね。

うちの下の方に流れている川の川岸のところを二人で歩いてゆく
場面も実写されていると、以前、私は、うちの子どもに聞いて、
だいぶ前に、私は、この映画を、プライムビデオで観ました。

女子高生(17歳)が、悩みを聞いてくれた
バイト先の冴えない45歳のレストランの店長に優しくされて、
親子ほど年の離れた年上の男性(大泉洋)に、
恋心を抱くという、どこにでもあるような話ですが、
ほのぼのとしたプラトニックラブのストーリーでした。

【恋は雨上がりのように】の映画は
今でもアマゾンコムプライムビデオで、観れますが、
無料ではなく、レンタル料500円もかかります。







今の日吉公園


「シオ・ちいかわうさぎ」です。 (60531)
日時:2023年08月25日 (金) 13時50分
名前:志恩

きょうも朝から横浜の天気予報は、
熱中症アラームが出ていますので、あいかわらず
わたしは暑くて暑くて紅い顔をしておりますが、
”うさぎるんるん”の「シオ・ちいかわうさぎ」、
4日間もこのスレッドへ出てこないで
サボっているカジモド・ちいかわ うさぎ様に代わりまして、
暑さに負けず、このように「ちいかわ軍団」に まじっております。

VIVANT (60539)
日時:2023年08月25日 (金) 21時13分
名前:梶猛弩

 ご紹介いただいたTVerで、“VIVANT”を第2話まで観ました。
 面白いですね。

 表向きは大手商社マン。
 真の正体は日本のために世界をまたにかける工作員。
 かっこいいですね。

 別スレタイトルで書かれている“自衛隊秘密部隊「別班」は実在するのか?”
は、私見を稿を変えて書いてみますね。

“自衛隊秘密部隊「別班」は実在するのか?”についての私見 (60540)
日時:2023年08月25日 (金) 21時15分
名前:梶猛弩

 自衛隊に別班が実在するのかについて、あくまでも個人的見解ですが書いてみます。(“梶猛弩の館”の投稿としてはかなり堅い話になります。)

 これに関しては、“ある角度(視点)では実在する。別の角度(視点)では実在しない”
が正解だろうと思います。

 衆議院議員質問書に関する内閣総理大臣答弁書(平成25年12月10日付 内閣衆質185第106号)において、
“陸上幕僚監部運用支援・情報部別班は過去・現在ともに存在していない。”
と回答がなされており、永久保存公文書となる書面答弁書で虚偽を述べることができませんから、陸上幕僚監部に別班が存在することはありません。
その意味では、“実在しない”が正しいと思います。

 ただ、警視庁や各道府県警察本部に“国家行政組織法・警察法等関係法令、各地方公共団体条例・規則に明記された組織”ではない特別調査(特別捜査)チームが、警務・公安・刑事・組織対策等で存在しているのは明らかであり、逆に言えば安全保障の本家本元である自衛隊に存在しないというのは考えにくいと思います。
 また、答弁書の質問・答弁とも“陸上幕僚監部運用支援・情報部に別班は存在しない。”という限定的な表現を使っており、質問した議員に対しあらかじめ文案調整を行っていると思われることから、逆に“陸幕には存在しない→陸幕以外には存在するかも”、“別班は存在しない→別班編成以外の組織として存在するかも”という読み方をさせる質問書と答弁書と考える方が自然です。

 そうすると、情報本部統合情報部か情報保全隊もしくは内局直轄で、兼務発令(身分を出向元である陸海空文いずれかにおいたまま)で自衛官を集めた特別チームがあっても全然不思議ではありません。
 この視点では“実在する”となるでしょう。
 なお、その場合でも“秘密”は、ドラマのようなスパイ活動を直接行う秘密工作員という意味ではなく、身体を張ってドンパチするなんてこともあり得ません。それはあくまでドラマの世界だけでしょう。

梶猛弩様 (60545)
日時:2023年08月26日 (土) 07時50分
名前:志恩

 『VIVANT』の第1話と第2話を観てくださったそうで
梶猛弩様は現役のサラリーマンでいらっしゃるそうですのに
お忙しい中、ありがとうございました。

そして、
自衛隊秘密部隊「別班」は、実在するのか?否か?に
つきまして、考察までしてくださって、興味深く拝見
しました。

もちろん『VIVANT』は、フィクションストーリだそうですが、
全部が嘘というわけではなさそうなところ、
なにせ出演者がいいし、物語の構成が今までになく、
ダイナミックでスリルとサスペンスに満ちている点に、
多くの視聴者は、惹かれたのかもしれません。


ーーーーーーーーーーーーーーー
ネットニュースより

夏ドラマの視聴率争いでTBS『日曜劇場 VIVANT(ヴィヴァン)』
(日曜午後9時)がトップを独走している。
1〜2話はプライム帯(午後7〜同11時)で放送中の全ドラマの中
でトップ、3〜6話はドラマに限らず同帯の全番組の中でトップだった。

 中高年以上も若者も観ている。
若者のテレビ離れ、ドラマ離れが指摘されて久しいが、
その見方は間違っていた。
若者が観たいドラマがなかったから観られていなかったのである。
『VIVANT』は今後のドラマ界の認識を一変させそうだ。
すべての世代に見られている
ーーーーーーーーーーーーーーー

https://fumido.jp/vivant_arasuji/
 


映画から得たもの (60553)
日時:2023年08月26日 (土) 22時13分
名前:梶猛弩

 今でこそ映画はAmazonPrimeで観るようになりましたが、若い頃は暇さえあれば映画館に行ってました。
 あらゆるジャンルが好きで、感動大作でも芸術作品でもないSFやサスペンスであっても、悩みとかあるときに自分の心の中を反映するような作品に出会うと、人生変わってしまうような衝撃を受けたものです。
 特に30代の頃。サラリーマンとしての階段を上がろうとした正にそのとき、突然に父親の莫大な借金を背負い、手遅れに近い腹膜炎で生死の境を彷徨い、メンタルが崩壊し、未来に絶望しか感じなかった頃です。
 映画館へ行き、泣き、笑い、想いにふける。毎週その繰り返し。

 今回はそうした映画のうち、ハリウッド作品を3つ取り上げてみたいと思います。
 邦画やアジア・ヨーロッパ作品は、機会があれば後日投稿することにします。


(1)ビッグ・フイッシュ
 2003年公開 ティム・バートン監督 ユアン・マクレーガー主演

 主人公・エドワードは、妻と2人暮らし。大ぼらばかり吹いているエドワードに嫌気がさした息子は結婚後、家に帰ってこない。 
 エドワードの話は、川に自分より大きな魚がいたとか、死ぬ運命を言い当てる義眼の魔女とか、町を破壊する巨人、狼に変身するサーカスの団長・・・と出会って、冒険物語のような大活躍。子供が聞く分には面白いけど、真面目に聞いたら堪えられない奇想天外なことばかり。
 臨終間際のエドワードに会いに数十年ぶりに家に戻った息子は、ふとしたきっかけから、彼の話の中にある本当の意味を知る。。。
 
 もし、エドワードが、魔女と出会い、巨人と戦わなければ、彼は自分の人生を幸せだったと言えただろうか。息子に胸を張って生き様を語れただろうか。 

 この映画は、私自身に“幸福”を考えさせた作品。 


(2)サイン
 2002年公開 N・ナイト・シャマラン監督 メル・ギブソン主演

 シャマラン監督は、シックス・センスが大ヒットした監督。インド出身で彼の作品にはヒンズー教的な智慧が込められている。

 プロテスタントの元牧師だった主人公・グラハム。奥さんを交通事故で亡くしてから、神を信じられなくなり、信仰を捨てる。今は幼い子供2人と元野球選手の弟の4人暮らし。
 ある日、自分の畑に巨大なミステリーサークルが出現。それをエイリアンの地球侵略のサインだと気づいたグラハムは、家の中で家族を守る決意をする。
 水やバットでエイリアンを撃退した家族たち。
 それは、ただの偶然なのか、それとも何かのサインなのか。。。
 グラハムは、神の奇跡を観じ、再び牧師となる。

 この映画は、私自身に“信仰”を考えさせた作品。
 
 
(3)JOKER
 2019年公開 トッド・フィリップス監督  ホアキン・フェニックス主演

 幼少の頃から脳に障害を持った主人公・アーサー。
 社会の底辺と言われるほど貧乏で、老いた母親の介護をしながらピエロの仕事で生計を立てる日々。
 そんな彼にも夢があった。世界中に笑顔を届けたいという夢が。しかし、現実は…。
 「化け物」と嘲笑され見下されながらも必死に耐えてきたが、彼の精神は壊れ闇の底へと堕ちていく。。。

 この映画を観たのは4年前。
 もしこの映画を20年前に観ていたらどうだろうか。
 
 鏡の中の自分を見ながら泣き続けた姿。公衆電話のガラスに頭を打ち付けながら大声で叫び続けた姿。
 この姿は、若き時代の自分そのもの。

 あの当時は、まぎれもなく人生に絶望していた。アーサーのように。
 アーサーと今の自分を分けたのは何だったのだろうか。

 この映画は、私自身に“人生”を考えさせた作品。

梶猛弩様 (60554)
日時:2023年08月27日 (日) 01時31分
名前:志恩

梶猛弩様のこと、ほんの少ししか存じませんでしたので
「若い頃は暇さえあれば映画館に行ってました」とか、

 「あらゆるジャンルが好きで、感動大作でも芸術作品でもないSFやサスペンスであっても、悩みとかあるときに自分の心の中を反映するような作品に出会うと、人生変わってしまうような衝撃を受けたものです。」とか、

「特に30代の頃。サラリーマンとしての階段を上がろうとした正にそのとき、突然に父親の莫大な借金を背負い、手遅れに近い腹膜炎で生死の境を彷徨い、メンタルが崩壊し、未来に絶望しか感じなかった頃です。」とか、

「映画館へ行き、泣き、笑い、想いにふける。毎週その繰り返し。」とか、

このお話の80%ぐらいは、ノンフィクションでしょうか。
梶猛弩様の存じ上げないことを、知れて、とてもうれしかったです。

今回はそうした映画のうち、ハリウッド作品を3つ取り上げて
くださいましたが、題名と簡単なあらすじまで教えてくださったので、
興味が湧きまして、私は、この3本とも、早速、観ることに決めました。

調べましたら、
「サイン」だけが、Amazonのプライムビデオで、レンタル料400円
かかりますが、
「ビック・フィッシュ」は、、U-NEXTの方で、観ると無料。
「JOKER」は、Amazonのプライムビデオで、観ると無料。
だということが、わかりました。

邦画やアジア・ヨーロッパ作品も、後日、投稿してくださるそうですが、
なるべく近いうちに、ご投稿をお願いします。

今は、家にいながら、Amazonのプライムビデオや、U-NEXTなどで
色々な映画や、過去のテレビドラマが、観れますので、本当に便利な
時代になったものです。

私の観る好みと、梶猛弩様の観る好みは、全然異なると存じますが、
私が最近観て、よかったと思ったのは、

「グッドウィルハンティング/旅立ち」(洋画)
「キングダム」(日本)
「元彼の遺言状」(大泉洋、綾瀬はるか主演)(日本)
韓国映画は、「トッケビ」が、すごく面白かったです。
最後の最後が、ハッピーエンドなので、後味もよかったです。

(「トッケビ」は、韓国映画ですが、字幕付きのが、
プライムビデオで、無料で観れます。)

映画は、自分が、別の人生を生きているみたいに
感じられる楽しいものだと思っております。

また、ご覧になって印象に残った映画を、ご紹介くださいね。
楽しみに待っています。

梶猛弩様 (60563)
日時:2023年08月28日 (月) 09時20分
名前:志恩

梶猛弩様がご紹介くださった3作品のうち
2作品の映画を、観終わったところです。

昨夕、「サイン」を観まして

今朝、「ビック・フィッシュ」を観はじめて、これは2時間5分もある
長編ファンタジー映画でしたが、先ほど、観終わりました。

「サイン」は、
梶猛弩様が先に説明しておられましたように

2002年公開の映画で、監督はシックス・センスを大ヒット
させた人で、主役のお父さんは、メルギブソンが演じています。

お父さんは、牧師でしたが、奥さんが事故でなくなってから
神を信じられなくなり、牧師を辞めて、ある田舎町の一軒家で
3人の自分の子供たちと暮らしています。
息子の長男は、元大リーガーの野球選手で、
あと二人の子供は、まだ小学校へも行ってないような幼い
男の子(次男、喘息もち)と、その下に、長女の女の子がいます。
4人暮らしです。

家の前の背の高いトウモロコシ畑の広い畑に、
ある日、ミステリーサークルが
突如、できていて、最初は、誰か数人で、いたずらで
やったのだろうと思っていたのですが、テレビ放送で、各地に
ミステリーサークルができていることや、銀色をした悪い、
地球外生物の宇宙人が、毒ガスを持って、人間狩りに
地球に侵略しにきていることを映像で、報じたので、
その事実をお父さんと家族は知ります。

「サイン」というのは、ミステリーサークルは、宇宙人が地球を
侵略するという「サイン」だということでした。

そして、最後の方の場面では、銀色の宇宙人が、お父さんちの
室内に、はいり込んできて、それは人間を餌にしている宇宙人なのですが、
宇宙人が、次男坊を、抱き抱えて、去ろうとした時、元野球選手だった
長男が、バットを、思い切りスイングして、宇宙人を叩きのめし
宇宙人は、水にも弱いと知り、水をかけたりして、全員で宇宙人を
撃退します。
次男坊は、無事でした。
そして、宇宙人は、地球から去っていきます。

その後、お父さんは、反省して、牧師に戻り、やれやれと、
最後には、ホッとする映画でしたが、正直って、私のような
80をすぎた女性で、やわいお年寄りのお方は、怖すぎる映画なので、
この映画は、私は、あまり、高齢の女性のお方にはお勧めできません。
万が一にも、心不全になるといけませんので。
せいぜい70歳前後の心臓の丈夫な元気な男女のお方まででしたら、
ご覧になっても、セーフな映画だと思いました。

なにせ、宇宙人が攻めてくるだろうという目には見えないけれど
それをひしひしと感じさせる恐怖の場面の連続で、そのような場面が、
99%もあり、最後の1%のところで、お父さんが
牧師の服を着て、出かける場面で終わるという映画なんですから。

梶猛弩様のハートには、げんきな男の子が宿っているので、
こういう映画も、お好きなのでしょう。

私のハートには、おっとり型の、か弱い女の子が宿っていますので、
怖くて怖くて、枕を抱き抱えて、枕の角っこの陰のところから そーっと、
片目だけを出して、こわごわ 見ていました。
この映画が早く終わることを願いながら。

梶猛弩様は、この映画をご覧になって”信仰”について考えた
そうですが、私は”信仰”を考えるどころなんかじゃなくて、人間を餌に
している全身銀色の悪い宇宙人が、ひたすら怖かったわ。

ーーーーーーーーーー
それに引き換えまして、

今朝、観た
「ビッグ・フィッシュ」は、
なともいえなく、
全編を通してほのぼのとしたメルヘンぽいいい映画でした。
この映画は、私の大好きな映画の部類の1つに入ると思います。
(2003年製作の映画)

目に見える現実がすべてじゃない。
思い出は、多少美化して、ノスタルジーに人生を彩るもの。

人の記憶は儚いからこそ美しいと思わされました。
お父さんが魚になって、かつて出逢った人々から新たな
門出を祝われる最期のシーンはなんて綺麗なんだろうって、
めっちゃめっちゃ泣きました。

この映画は観る人に、人生を楽しく感じさせますし、
いつも他人に親切に
心の姿勢を良くして生きていきたいと、思わさせる映画でした。

誠実な彼の人柄が、彼の人生そのものを彩り、いつかの
思い出は、ユーモラスにまた語り継がれて、いつの間にか
本当になっていくのでしょう。

このお父さんと息子は、ずっと不和でしたが、最後には
息子は、お父さんのことを理解できて、大調和の場面で
終わります。そして、この息子が、のちに自分の子供を持った時、
お父さんと同じように 作り話を子供に聞かせて、人生を
楽しくさせているのでした。
昔、5メートルもある背の高い大男がいて...と言う具合に。

この映画は、飽きずに全部たのしい気持ちで観ることが
できました。

梶猛弩様は、この映画をご覧になって、”幸福”を考えられた
そうですが、私も、”幸福”を考えましたから、これについての
感想は、梶猛弩様と同じです。

ーーーーーーーーーーー
今日は、梶猛弩様が、3つ目に紹介してくださった
「JOKER」を観ます。

この3つの作品とも、私の知らない映画でした。
ご紹介、ありがとうございました。

邦画やアジアの映画のご紹介の方も、
よろしくお願いします。




「ビッグ・フィッシュ」

梶猛弩様 (60576)
日時:2023年08月28日 (月) 18時41分
名前:志恩

「JOKER」を観終わりました。2時間もある映画でした。
映画の途中で分かったのですが、幼いころ、うみの父親に
虐待されて、悩に異常をきたして、あのような精神病に
なったのだとわかりました。
病弱なお母さんと二人暮らしで、貧しいながら、お母さんには
優しいアーサーでした。
ピストルをもらったことで、何人も人を射殺しました。
自分を馬鹿にする奴らを、つぎつぎに容赦なく殺す
殺人鬼になって行きました。
お母さんは昔、有名人の家に働いていまして、有名人の子を
はらんだ、その子が、アーサーでした。ある時、アーサーは、お父さん
に近づき、私は、あなたの息子だと言いましたが、お父さんは、違う
馬鹿なことを言うんじゃないと、冷たくあしらい、アーサーを殴りました。
愛にひどく飢えたアーサーは、やけのヤンぱちになっていきました。
とてもかわいそうな男性です。
主演のアーサーは、狂気にあふれた男を、上手に演じていました。
最後まで、救いのない映画でしたが。

ネットに、この映画の紹介が載っていました。
次の通りです。

>『ジョーカー』の紹介:2019年アメリカ映画。
『バットマン』の悪役として有名なジョーカーの誕生物語。
大都会ゴッサム・シティで道化師として暮らしていた
一人の孤独な男アーサー・フレック。

優しい面もあり、同じアパートに住む黒人女性のソフィーに好意を
抱いている。

どんな時も笑顔で人々を楽しませなさいと言う母の言葉通り、
コメディアンを目指してドン底から抜け出そうとするアーサー。

「ジョーカー」はヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得。
リヴァー・フェニックスの弟で、8歳で俳優デビューを飾った
ホアキン・フェニックスは本作で「キャリア史上最高の演技」
と称賛された。<

志恩ー
世の中には、アーサーのように精神を病んでいる人も
大勢いると思いますが、
家族が、そのような人間を優しく包んでいる場合もあれば、
こんなに、誰からも愛されない人間でいる場合も、この
映画で知ることができました。
見ていて、切なく、辛く、悲しく、アーサーのことが、かわいそうで
ならないと思えた映画でした。

梶猛弩様、3作品の、映画のご紹介、ありがとうございました。




賢くて、ハンサムらしきお方で、
ご家族に、愛されキャラのカジモド様は
すごくお幸せなお方ですよね。
美人の奥様には、コロコロされてるし、
いつもこんなふうに、やすらかに眠れているし..
たくさんの女性に、モテてそうだし、

お幸せな「カジモド・チイカワ・ウサギ」さんです。

映画雑感 (60583)
日時:2023年08月28日 (月) 22時03分
名前:梶猛弩

 映画をご覧になっていただき、有難うございました。

 志恩様の感想を読んで、映画の感じ方は、観た人それぞれの心の奥底を現わすものなんだと改めて感じました。

 志恩様は、映画の中で、光り輝く幸せで愛情いっぱいの人生を観て、
 梶猛弩は、映画の中に、自らの心の奥底にある苦悩を映し出す。。。

 私にとって“サイン”は、“気づき”です。
 他の人には、無意味なこと、意味不明なことであっても、主人公はその中から大切な何かを見つけ出した。それがこの映画のテーマだと思っています。

 私にとって“JOKER”は、(生長の家が無かったら)歩んだかもしれないもう一つの自分の人生です。
 心を病み、社会を憎み、自暴自棄になった人生。。。
 もちろん、私には、映画のように犯罪者には到底なることはできませんが。。。
 
 ちなみに、私は、今まで観た映画館で観た作品の中で、JOKER以外で心に残った映画を外国・日本それぞれで10個あげてと聞かれたら、咄嗟に答えるとしたら、 
 外国映画なら、
  ・ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年/デンマーク)
  ・ブラックスワン(2010年/アメリカ)
  ・ヴィレッジ(2004年/アメリカ)
  ・メメント(2000年/アメリカ)
  ・シャッターアイランド(2010年/アメリカ)
  ・ミスト(2007年/アメリカ)
  ・エスター(2009年/アメリカ)
  ・ラ・ラ・ランド(2016年/アメリカ)
  ・ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012年/アメリカ)
  ・インセプション(2010年/アメリカ)
 日本映画なら
  ・万引き家族(2018年)
  ・そして父になる(2013年)
  ・三度目の殺人(2017年)
  ・罪の声(2016年)
  ・変態仮面(2013年)
  ・必死剣 鳥刺し(2010年)
  ・半落ち(2010年)
  ・悪人(2010年)
  ・カメラを止めるな(2017年)
  ・容疑者xの献身(2008年)
とりあえずの羅列です(順不同)。あくまでも映画館で観た作品に限定させていただきました。
 こうしてみても、バッドエンド系が多いのが、私の心の中を映し出してますね。

 志恩様にお勧めできる感動作となると、“ラ・ラ・ランド”、“ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日”の二つだけになってしまうかもしれません。

梶猛弩様 (60586)
日時:2023年08月28日 (月) 23時02分
名前:志恩

新たにご紹介くださった映画、これ一部だそうですが、
全部映画館で、ご覧になった映画だとは、驚きです。
ほんとに、ずいぶんたくさんの映画を、観ていらしたの
ですね。

同じ映画を観ても、感じ方や、受け取り方が、
違うということも、面白いと思いました。

梶猛弩様は、バッドエンドでも平気なお方で、
その中からでも、学ばれて、おられるのですね。

私は、少女趣味なのかもしれませんが、
ハッピーエンドものが好きでした。
でも、
梶猛弩様の感想を伺って、ちょっと考え直しました。

梶猛弩様様が、この度、ご紹介くださった映画の中で
私が観たのは、「万引き家族」ぐらいしか、ありません。

「万引き家族」には、凄く考えさせられました。
現実でも ありうる話だと思いました。
それから、全員が、本当は赤の他人ですのに、
それぞれが、何か、問題を抱えている人たちですのに、
本当の家族のように、いたわりあい、愛し合って、
実の家族のように、生きているというところも、
興味深いいい映画だと思いました。

他のご紹介くださった映画も、これから1つづつ、調べて
楽しみに観ていきたいと思っております。
バッドエンドのものでも。

結局のところ、私は、生長の家の本以外では、
小説などの本が好きで本は読んできましたが
映画は、ほとんど見てこなかった人間なので、
映画のことは
プライムビデオで、見る前までは、あまり知らない人間
なんです。

新たな映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様 (60597)
日時:2023年08月29日 (火) 08時41分
名前:志恩

>外国映画なら、
  ・ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年/デンマーク)
  ・ブラックスワン(2010年/アメリカ)
  ・ヴィレッジ(2004年/アメリカ)
  ・メメント(2000年/アメリカ)
  ・シャッターアイランド(2010年/アメリカ)
  ・ミスト(2007年/アメリカ)
  ・エスター(2009年/アメリカ)
  ・ラ・ラ・ランド(2016年/アメリカ)
  ・ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012年/アメリカ)
  ・インセプション(2010年/アメリカ)<
  (略)


志恩ー
ご紹介してくださった映画、
梶猛弩様が映画館で,ご覧になったと言われましたので、
内容がありそうなので、日数をかけて、
全部、観させていただこうと思っております。
(プリントアウトしました。)

上から検索してみましたが、
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 も、
「ブラックスワン」も
何かしらの賞をとっている作品なのですね。

でも、私が 観ようとするところからですと、
この2作品は、ツタヤに入りませんと、
無料では、観ることができませんので、
U-NEXTで、 3番目の、「ヴィレッジ」は、無料で観れますので、
最初に 「ヴィレッジ」(字幕版)を、今日の時間のある時に、
楽しみに観させていただきます。

梶猛弩様を見習って、
私も、ハッピーエンドものばかりでなく、
バッドエンドのものからでも
学べるような深みのある人間になりたいです。
年齢は関係ありません。 (◍•ᴗ•◍)

ご紹介、ありがとうございました、


TSUTAYAのメリット、デメリット
https://tsunaga-ru.net/tsutaya-discas-92255#:~:text=TSUTAYA%20DISCAS%E3%81%AF%E3%80%81DVD%E3%82%84,

梶猛弩様   (60633)
日時:2023年08月30日 (水) 09時46分
名前:志恩

ここは、🙉「梶猛弩の館」スレッドですのに、
ご本人よりも、志恩の方が多く書き込んでいる
ような気がいたしますが、これでいいのでしょうか。笑


私は昨日は、梶猛弩様がご紹介くださった
映画のうちの、
次の2本の作品を観ました。

・「ヴィレッジ」(2004年/アメリカ)
・「メメント」(2000年/アメリカ)

この2作品とも、視聴時間が、約2時間もありました。

そして2作品とも、サスペンスドラマで、
ナイフで相手の腹を、グサッと刺す場面が、あるわ、
拳銃で相手を、撃ち殺す場面は、あるわ、で、
今までの少女趣味のハッピーエンド好きの私にとっては、
かって観たことがない、刺激的な映画でした。

すごく恐ろしいと私には思える殺人の場面は、
バックミュージックも、それはそれは、恐ろしい
BGMが流れるので、字幕版で観ていた私は
その場面は大急ぎで
音を消しまして、字幕だけにして、震えながら、
弱い心の自分を 励ましながら、観ておりました。

でも、つまらないと思える映画でしたら、我慢して観ずに
途中で観るのをやめるのですが、「ヴィレッジ」のほうは、
怖いながらも、魅力のある映画でしたので、最後まで
楽勝で観ることができました。

おかげさまで、
この2作品を観ただけでも、私は、一昨日までの
心の弱い自分よりも、多少、心が強くなりまして、
心の強い女性に一歩前進したような ワクワクさを、
感じております。

最初に観た映画の題名の「ヴィレッジ」とは、
town(町)よりも小さい地域社会という意味です。

1897年、ペンシルベニア州。
深い森に囲まれた小さな村が舞台です。
村には奇妙な掟がありました。
そのひとつが「森に入ってはいけない」というもの。
森は村人が「彼ら」と呼ぶ怪物の領域で、互い
不可侵契約を交わしていました。
外界から隔絶された平穏な村に、ある日異変が
起こります。皮を剥がれた動物の惨殺体が発見
されたのです。小さな村に落ちる不吉な影。

詳細は省きますが、
この映画の魅力のひとつは、盲目の少女が、愛する
男の人のために、魔が住むとされる森へ果敢に
入っていく、という点にあると思いました。

トキ掲示板に直しますと、われわれ非力な投稿者の
一人一人が、大きい組織である教団や学ぶ会や社会事業団に
本来の生長の家を愛するが故に、果敢に立ち向かう姿勢に
似ているな、と思いました。

この映画は、バッドエンドで終わると思いきや、予想に反して
ハッピーエンドで終わりました。

ーーーーーーーーーー
映画「メメント」のメメントとは、”思い出せ”、という意味らしいです。

保険会社の調査員だったレナードは、家に入った強盗に
愛妻が殺されたショックでひどい記憶障害に陥りました。

それは10分前の記憶を全て忘れてしまうというもの。

しかし事件以前の記憶は残っているため、彼の脳裏には
妻が犯人に殺されるシーンが刻みこまれていました。
レナードは、そのわずかな手がかりを元に憎き犯人探しを開始。
ポラロイド写真にメモを残し、全身にメモとなるタトゥーを刻み
ながら犯人を捜すのでした。
この映画をきっかけに「前向性健忘症」という脳の病気があることを
知りました。

過去に既に犯人を殺していたというラストシーンは、かなりの衝撃でした。

犯人を殺した事を忘れて、妻を殺害した犯人を復讐相手として探して
犯人ではない人間に対して、殺人を繰り返すとは、怖すぎました。

アメリカ映画ですが、一般人が、誰でも、拳銃をポケットに入れていて
殺そうと思った場合は、簡単に銃で相手を殺すことのできる社会は、
実に恐ろしいと痛感しました。

最後の方は、恐ろしすぎるので、早送りにして、観て、観終わりました。
これは、救いのない、バッドエンドの作品でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日は、デカプリオ主演の
「シャッターアイランド」を観ます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで、梶猛弩様 に質問です。

あなたさまは、映画「ヴィレッジ」・「メメント」では、

何を学ばれましたか?

コミュニティとしてのヴィレッジ 、 無意識の記憶としてのメメント (60655)
日時:2023年08月30日 (水) 21時17分
名前:梶猛弩

 “ヴィレッジ”と“メメント”を早速観ていただき有難うございました。
 志恩様のような心優しい女性にはつらいシーンが多々あったと思います。本当にごめんなさい。
 
 では、自分の感じたことを書いてみますね。

(1)ヴィレッジ
 ヴィレッジは、価値観を共有する人達が創り上げた社会です。
 第一世代の人は、価値観を同じくする同志が集まったので何の問題も生じません。でも、その子供たちとなる第二世代は、村の中で善なる生活を送り幸せであるものの、産まれたときから森の外の世界を知りません。
 もし、子供たちが外の世界を知ってしまったら、第一世代がせっかく築き上げてきた価値観が壊れ、村が成り立たなくかもしれません。
 そのために、村と外の世界を隔絶し、自分達の素晴らしい価値観を守ろうとしました。掟を作り、魔物の存在を創造したのです。
 
 主人公の女性は、愛する人を救いたい一心で、外の世界に触れました。
 映画は、主人公が薬を持って村へ戻るところで終わります。
 彼女は、外界を知って、それでも村に居続けるでしょうか。子供たちは村に残り続けることができるでしょうか。

 美しい社会、善なる共同体。もちろん素晴らしいものですが、
 その社会や共同体を護るために、“規律”を作り“恐怖”で律しようとしたとしても、もしかしたらその通りにならないのかもしれません。

 志恩様は、主人公をトキ掲示板の人達に喩えられました。
 そのとき、“ヴィレッジ”は何でしょう。“魔物”は何でしょう。
 私は、掟を作り魔物を創造するヴィレッジを組織としての宗教(価値共同体)して捉えました。
 そこに残るのか、外の世界へ出ていくのか、それは、外の世界を知った上での、主人公である私達の選択です。


(2)メメント
 メメントは、志恩様も書かれたように“記憶”です。
 主人公は、妻が死ぬ直前までの記憶は鮮明に持っているのに、以降の記憶は保持できなくなります。
 ただ、主人公は、普通の人と別のカタチで記憶を保とうとします。それは“脳”の代わりにポラロイド写真と皮膚に彫り込んだ入墨(文字)です。

 主人公は、その“記憶”を使って犯人への復讐を遂げます。
 でも、主人公は復讐を遂げた後はどうなるのでしょう。記憶障害になり過去の思い出の中でしか生きられなくなった主人公に、新しい未来はありません。
 彼にとっては、妻を殺した犯人に復讐するしか生きる目的はないのです。
 そのために、彼は復讐を遂げた後も、生きる目的ための記憶を作り続けます。写真を撮り皮膚に文字を彫ることによって。
   
 実は、現実社会の人達も、脳の中で同じことをしています。
 過去の記憶の中に無意識のうちに、自分の人生・使命に合わせた+αの記憶を刷り込んでいます。
 見たことも経験したこともないのに、喜怒哀楽・善悪・好き嫌いで感じられる何かを。

 私は、この映画を通して、記憶の意味について考えさせられました。

梶猛弩様 (60659)
日時:2023年08月31日 (木) 10時40分
名前:志恩

 “ヴィレッジ”と“メメント”は、今から約20年以上前に
上映された映画だそうですが、ご覧になって感じたことを
書いてくださって、ありがとうございました。
 
 
 

(1)ヴィレッジ
 (梶猛弩様のご感想、前略)
 主人公の女性は、愛する人を救いたい一心で、
外の世界に触れました。
 映画は、主人公が薬を持って村へ戻るところで終わります。
 彼女は、外界を知って、それでも村に居続けるでしょうか。
子供たちは村に残り続けることができるでしょうか。

 美しい社会、善なる共同体。もちろん素晴らしいものですが、
 その社会や共同体を護るために、“規律”を作り“恐怖”で
律しようとしたとしても、もしかしたらその通りにならないのかも
しれません。

志恩ー
私もこの映画を観ながら、もしも、愛する人が、、となった時は、
私の性格からしたら、この少女とおんなじ行動をしただろうな、と
思いました。
そして、魔のいるという森を抜けて、街へ愛する人のために行き、
無事に薬を手に入れて、戻ってきた彼女を見た特に若者たちは、
今までの考え方を、変えざるをえなくなるだろうな、とも考えました。

(梶猛弩様ー)
志恩様は、主人公をトキ掲示板の人達に喩えられました。
 そのとき、“ヴィレッジ”は何でしょう。“魔物”は何でしょう。
 私は、掟を作り魔物を創造するヴィレッジを組織としての
宗教(価値共同体)して捉えました。
 そこに残るのか、外の世界へ出ていくのか、
それは、外の世界を知った上での、主人公である私達の選択です。

志恩ー
梶猛弩様のお考えの通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーー
(2)メメント
(梶猛弩様ー)
 前略
   
実は、現実社会の人達も、脳の中で同じことをしています。
過去の記憶の中に無意識のうちに、自分の人生・使命に
合わせた+αの記憶を刷り込んでいます。
見たことも経験したこともないのに、喜怒哀楽・善悪・好き嫌いで
感じられる何かを。
私は、この映画を通して、記憶の意味について考えさせられました。

志恩ー
これも 梶猛弩様の言われる通りだと、私も思いました。

それから、
私は、おばあちゃんの立場から考えますと、あの主人公の
男性は、まだ40歳くらいの若い人なのに、身体中に
忘れないようにと、言語を洗っても消えない入れ墨で、
書き込んでしまって、
彼は、今後の人生、また好きな女性と出会うかもしれないのに、
あの体でどうするのかしら、、と現実面も、心配になりました。
きっとあの男性は、今後、生涯、独身のまま生きていくのでしょう。

梶猛弩様は、美しくて可愛くて、あなた様を愛している
奥様と、ご無事に結婚できて、よかったですね。

もしも、あなた様が、身体中に、あのような入れ墨をしていたら、
きっと今も、独身でいらしたかもしれません。

梶猛弩様   (60660)
日時:2023年08月31日 (木) 12時07分
名前:志恩

「シャッターアイランド」(2010年/アメリカ)
この映画は、スリラー映画でしたが、
昨夕、観ました。

主演は、1997年の映画「タイタニック」にも主演
していた、あの時は紅顔の美少年(23歳の時)だった
デカプリオが演じました。アンドリューという役名で。
この映画の時は、36歳。
(今は、48歳ですが)
でも32歳とは思えない重厚な演技でした。
精神が病んで疲れている青年を上手に演じていました。

孤島に建てられている重度精神病患者が収容されている
精神病院が舞台。

最初のうちは、アンドリューは、保安官として出ています。
最後の方になってきてわかるのですが、彼も精神を患っている
患者の一人なのでした。

所々に伏線が、張り巡らされていることが、
最後の方になって、わかるようにストーリーになっております。


彼の心身を病んでいた妻のドロレスは
三人の子供たちを溺死させてしまいました。
悲嘆にくれるアンドリューは妻を殺害し、
アッシュクリフ精神病院に患者として収容される。
その現実を受け止めきれない彼は、
“自分は謎の失踪事件解決のために、
シャッターアイランドに訪れた連邦捜査官である”
という妄想の世界を創り上げて生きていました。

彼は、次から次へと、妄想を描き、それらを現実と
思いこんで生きているのでした。

彼の最後のセリフは、妻を殺してしまった罪を償うために、
彼は、この精神病院で人類にとって役に立つかもしれない
”ロボトミー手術”を受けることを選択する“贖罪”の言葉で終わります。

これもバットエンドのストーリーでしたが、この映画で、何を
学んだかというよりも、人生で殺人を犯さずに生きてきた
ということは、心が平穏に生きられて、ありがたいことなのかも
と自分の人生を振り返り、思い返したことでした。

でも、人間は、戦争に派兵されれば、敵国の人間と銃の打ち合いになった時、
相手を撃ち殺さなければ、自分が殺されるという時も、あったでしょう。
戦争の場合は、相手を撃ち殺しても、罪には問われませんが、しかし、
後々、相手を撃ち殺した場面が脳裏に浮かんで、苦しんでいたであろうし、
夜な夜な悪夢にうなされたり、心を病んでいた気の毒な、生き残って
日本へ帰ってきた戦争参加者は、多く日本国にも、いたと思います。

実は私の継父が、その一人です。
生みの父は海軍でしたが継父は陸軍でした。
父は、よく夢にうなされていました。背中などに銃弾の破片が
埋まってて、戦争直後は、そういう人ばかりだったのでしょう、
外科でそれを取り除くことはしていない時代でした。
父がお酒を浴びるようになり、一時、酒乱状態になったのは
戦争に参加した当時の辛い、映像を、忘れたいためだったと’
今になって考えます。
でも父は、ある日、生長の家の神誌を何気なく開いて読みまして、
大泣きしました。父の心は、生長の家の谷口雅春先生の真理の
言葉で救われたのです。それ以来、父の酒乱は消え、自宅で
生長の家誌友会を開くまでに、生長の家に熱心な人に生まれ変わりました。

父のように大東亜戦争に派兵された人間は、戦争の現場で、銃撃戦になり
父のように運よく、生き残った人間でも、心は痛み、病んでいるものです。

そういう人たちの傷口に、唐辛子の粉を、練って すり込むように、
大東亜戦争は侵略戦争だった。お前らは、侵略戦争をした悪い奴ら
だなんて、烙印を押した清超先生と雅宣先生、
その どこが ご功績なのでしょう。

同じ、生長の家の2代目、3代目として、大東戦争について訂正の
言葉を述べるなら、あの戦争は聖戦と見るべき人もいれば、侵略戦争と
見るべき人もいる。
それは、相手国の、立場立場で、そう言えるということで、
両方とも、正しいと思う、
と訂正された方が、言い方が柔らかなので、信徒の皆様方や多くの
日本人は、傷つかないで済んだと思います。

英霊の皆様方や、赤紙が来て、行きたくもない戦争に行かされて
日本のために戦ってくださった先祖の皆様方に、唾を吐くような
ことばだったとおもいます。

決して、ご功績に値いする言葉ではないと、私は信徒の一人として
思います。


梶猛弩様   (60664)
日時:2023年08月31日 (木) 19時40分
名前:志恩

「ミスト」(2007年/アメリカ)
 「エスター」(2009年/アメリカ)
本日は、この2作品を、2作とも
私の最も苦手とする「ホラー映画」と
載っていましたので、音は、ほとんど消して
字幕だけにして、2倍速で、観ました。

●「ミスト」(霧)
思ってみれば、しばらく前に、日本で大ヒットした
私の大好きな「鬼滅の刃」も、ホラーといえば、ホラーでした。

この映画の監督は、昔、「ショーシャンクの空に」という感動的な
名作の映画を作った監督が、ホラー映画に挑戦した作品なのだ
そうです。
>この「ミスト」のストーリーは、
「霧の中に何かいる!」..で、嵐の翌日、
霧の中に、得たいのしれない異形の虫たちが
スーパーに集まり、
さらにその虫を狙って翼竜のような
バケモノまで現われ入口のガラスを破壊し、
怪物たちが店内に侵入し、
次々に、人間を殺していく。

度重なる怪物の襲撃でみな心を病んでいった。
買い物客の中に
ユダヤ教の狂信者のおばさんがいて、
その人の聖書の言葉に
賛同する人間が増え、

聖書の言葉に熱狂する買い物客らは
煽動され、この事態を招いた軍の極秘計画
『アローヘッド計画』の
噂を知っていたジェサップ二等兵を刺し、
スーパーの外へと放り出す。
哀れな軍人は命乞いを繰り返しながら
怪物の餌食となった。

ラストのオチは、

生き残ったのは主役の男、デヴィット、息子のビリー、最近街へやってきた
女教師アマンダ、老教師のレプラー、そして一番最初に怪物に
襲われて逃げてきたダンの5人だった。

しかしスーパーの外へ出た彼らに待っていたのは、ビルが如
く巨大な怪物が闊歩する崩壊した町並みだった。
やがてデヴィットが運転する自動車のガソリンもなくなり、辺りには
怪物の鳴き声だけが響く。
自分たちの運命を悟った面々は、デヴィットに銃を託す。
・・・弾は4発しかない。

霧の中に響く4発の銃声。

仲間と愛する息子を撃ち殺したデヴィットは、
霧にひそむであろう怪物に「さぁ殺せ!!」と絶叫する。

しかし、霧の中から現われたのは軍服に身を固めた集団であった。
救助された人間を大勢乗せたトラックがデヴィットの目の前を走り
去っていく・・・。

霧が晴れた空の下。
デヴィットは絶望に打ちひしがれながら、ただ叫ぶことしか
出来なかった。<

志恩ー
普通、主役か、主役の子供は、最後に生き残るものですが、
この映画は、そうではない珍しい映画でした。
あの感動的名作「ショーシャンクの空に」の監督が、なぜ
こんな、どこにも救いのない、不気味なホラー映画を作ったのか、
私には理解できないことです。
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●『エスター』

これは、最初に、予告編を見たのですが、すごく恐ろしそうな
ホラー映画と言いますか、サイコ・スリラー映画だとわかりましたので、
字幕版にし、恐ろしい場面は、消音にして 字幕だけで 観ました。

「エスター」は、第3子を亡くしてしまった傷を癒すために、
夫妻は少女を、孤児院から養子に迎えるのですが、それを機に
家族には次々と厄災が襲いかかるというストーリーです。

恐怖の対象が、呪いや悪霊ではなく、
孤独を抱えた可憐な少女(エスターという名の、9歳の少女)、
つまり人間というのが、この映画の一番恐ろしいところでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様 へ

梶猛弩様 は、
この映画も、2作品とも映画館で観られたのでしょう?
心に強い男の子が宿っているので、すごく勇気がありますね。

この映画をご覧になって、どのようなことを学ばれましたか?
よろしかったら、またご感想を書いてくださいますようお願いします。



 (60666)
日時:2023年08月31日 (木) 23時04分
名前:そんなことを言いましたか?

そういう人たちの傷口に、唐辛子の粉を、練って すり込むように、
大東亜戦争は侵略戦争だった。お前らは、侵略戦争をした悪い奴ら
だなんて、烙印を押した清超先生と雅宣先生、
その どこが ご功績なのでしょう。>>

++++++++++++++++++++++++++++++++

「そういう人たちの傷口に、唐辛子の粉を、練って すり込むように、
・・・・・お前らは、侵略戦争をした悪い奴ら
だ・・・・烙印を押した清超先生と雅宣先生、」とのことです。

そのように発言されている文章を提示ください。

そんなことを言いましたか?様 (60701)
日時:2023年09月01日 (金) 01時57分
名前:志恩

谷口雅春先生が亡くなられた後、
谷口雅春先生がおっしゃっていらしたことを否定されて、
清超先生は、2冊の本を出されて、そこに、大東亜戦争は
侵略戦争であったと明記されました。
その本の編集者は、当時、日本教文社に在籍されていた
谷口雅宣先生であったと聞いております。

谷口雅宣先生も理想世界誌に、

谷口雅春先生が、戦前、戦中に
おっしゃっておられた大東亜戦争は、
アジア諸国を白人連合国が植民地にしていたことから
開放するための聖戦であったというお言葉を否定されまして、

大東亜戦争は侵略戦争であったと生長の家教団として正式に、
否定して書いておられました。

>大東亜戦争は、聖戦ではない侵略戦争であったを
明確にされた清超先生の御功績<と

谷口雅宣総裁先生は、ご自分のブログに書かれまして、
谷口雅宣先生も、その清超先生のお言葉を支持されました。

それを拝読した、身内が大東亜戦争に派兵されて、
戦死したものがいる全国の信徒のご家族や、
派兵されて生き残って帰還した帰還兵ご本人や
戦争から生きて帰った帰還兵のいる
ご家族の信徒の皆様や親戚の皆様のお気持ちは、
私たちも含めまして、こういうものであった
ということを表現して正直な気持ちを書いたのです。

大東亜戦争は、
ある立場から見たら聖戦であり
ある立場から見たら侵略戦争であり、
その両面があると思います。

侵略戦争であったとマスコミが、
いうようになったのは、
戦後になってからのことでした。

戦前、戦中は、マスコミは、そのようなことは、
いっさい書いていませんでしたから
そのような見方があるということは、谷口雅春先生は
戦前、戦中は、ご存知ではなかった。

しかし、ただ一方的に、
あの戦争は、侵略戦争であったと断定することは
白人連合からの、立場のみの、考え方であり、
過去の歴史を振り返り、世界全体の立場として考えれば、
偏った考え方ではないかな、と思っております。

 (60705)
日時:2023年09月01日 (金) 06時50分
名前:そんなことを言いましたか?

れを拝読した、身内が大東亜戦争に派兵されて、
戦死したものがいる全国の信徒のご家族や、
派兵されて生き残って帰還した帰還兵ご本人や
戦争から生きて帰った帰還兵のいる
ご家族の信徒の皆様や親戚の皆様のお気持ちは、
私たちも含めまして、こういうものであった
ということを表現して正直な気持ちを書いたのです。>>

【正直な気持ちを書いたのです】あなたの感情論を聞いたのではありません。


「そういう人たちの傷口に、唐辛子の粉を、練って すり込むように、・・・
お前らは、侵略戦争をした悪い奴らだ・・・
烙印を押した
清超先生と雅宣先生、」

そのように発言されている文章を提示ください。

が質問です。

『お前らは、侵略戦争をした悪い奴らだ』
という趣旨の文言の出所をお聞きしています。

「戦争そのものが侵略から始まった侵略戦争であった」清超先生と雅宣先生
「お前らは、侵略戦争をした悪い奴らだ」志恩さん

では全く意味が違うと思うのですが、いかがです。

そんなことを言いましたか?様 (60707)
日時:2023年09月01日 (金) 07時28分
名前:志恩

あのですね、
「大東亜戦争は侵略戦争だった」と
清超先生と雅宣先生が、はっきりと宣言されたのです。

ということは、その侵略戦争に参加したものたちも、
侵略戦争を、したものたちである、侵略戦争をした悪い奴らだ、と、
清超先生と雅宣先生が、
見下し、侮辱したことになるじゃ、ありませんか。

それを聞いた信徒の皆様は、どう思うか、考えたことは
おありにならないのですか?

今までは、聖戦に参加していると思っていたわけでしょ、
それが掌を返したように、あれは侵略戦争だったと
決めつけられてご覧なさいよ。

そのように言われたものたちは、どう思うか
信徒の皆様は、どう思うか
戦争に参加させられた人たちはどう思うか、
そのご家族は、どう思うか。

感情論じゃないです。
普通の神経、持ってたら、誰でもそう思いますよ、
大きく傷つく。

信徒たちの気持ちを理解できないから、
信徒たちに対して、思いやりや愛がないから
自分が正しいと思うことばかり頑固に主張するだけだから
多くの信徒たちは、悲しくなって、どんどん教団を、
去っていくのです。


おそろしいもの (60723)
日時:2023年09月01日 (金) 22時28分
名前:梶猛弩

 引き続き映画の感想を投稿します。
 志恩様は、本当に恐ろしいのは人間であると述べられました。
 私も率直に同意します。
 私の感想は、その上での補足的なものになってしまうかもしれません。


(1)ミスト
 主人公は、最初から最後まで勇敢で正しい道をいくナイス・ガイです。
 主人公と息子がスーパーマーケットで閉じ込められ、周りを異次元から出現した怪物たちに取り囲まれます。
 怪物たちは、恐ろしい存在なのですが、本当の恐ろしさの対象とするのは、怪物ではありません。
 ここで、真の恐怖の対象は、パニックに陥った群衆、更には群衆を扇動する聖書の狂信的な信者である女性なのです。
 その中でも、主人公たちは、常に正しい選択をします。決して妄言に騙されず、果敢にその状況を脱出しようとします。
 妻子や仲間たちのために正しい道を進もうとした主人公。その愛情と信念に基づく行動は、逆に彼らを徐々に追い込んでいき、最後には息子や仲間たちを自らの手で射殺し、悲痛な叫びをあげるところで映画は終わります。

 彼は、正しい選択をしようとした。群衆や狂信者という恐ろしい人間たちにも惑わされなかった。しかし、その結果は、絶望でした。

 この映画によって私自身は、“選択の意味”を考えさせられました。


(2)エスター
 この世の中には、愛情に満ちた素晴らしい人達が沢山います。特に日本。日本には慈愛に満ちた尊敬すべき高齢者の方々ばかりです。
 このため日本は他の国と比べ、高齢者や個人に対する詐欺が圧倒的に多いです。愛情を逆手に取られて犯罪の被害者になる事例。
 オレオレ詐欺なんかもその一つでしょう。孫や親族に対する愛情が判断を曇らせ、詐欺グループに多額の現金を騙し取られてしまう。

 映画“エスター”に出てくる主人公夫妻は愛情豊かで立派な人達です。孤児院にいた9歳の少女エスターを引き取り、実の子と同じように愛情を注ぎ育てようとする。
 しかし、エスターは、その愛情を逆手に取ります。

 さて、仏教の説話集の中に、“如夜叉”(にょやしゃ)という言葉があります。
 説話集自体は、仏典ではなく、日本の平安時代のものです。正式には“外面如菩薩内心如夜叉”。
 直訳すれば、“外面は菩薩のように美しくとも内面は夜叉のように恐ろしい。外面に惑わされないことが大切”ということでしょうか。
 説話の意味は修行の言葉であり厳密なニュアンスは少し違うのですが、私はこの言葉を思い出しました。

 “エスター”では、可憐な幼い少女が、豊かで幸福な主人公一家を最悪の犯罪へと巻き込んでいくことになります。
 外側の“美しきもの”“か弱きもの”という、表面的なものに惑わされるのでなく、その本質を見抜くべき。

 この映画によって私自身は、外面ではなく内面を見ることの大切さについて考えさせられました。

梶猛弩様 (60735)
日時:2023年09月02日 (土) 09時20分
名前:志恩

梶猛弩様ー
>志恩様は、本当に恐ろしいのは人間であると述べられました。
 私も率直に同意します。
 私の感想は、その上での補足的なものになってしまうかもしれません。<

志恩ー
梶猛弩様
引き続き映画の感想を書いてくださいまして、
ありがとうございました。

(1)ミスト
 (梶猛弩様の感想ー )
この映画によって私自身は、“選択の意味”を考えさせられました。


(2)エスター
 (梶猛弩様の感想ー )
この映画によって私自身は、外面ではなく内面を見ることの大切さについて
考えさせられました。



梶猛弩様    (60737)
日時:2023年09月02日 (土) 09時41分
名前:志恩

梶猛弩様ー
>とりあえずの羅列です(順不同)。
あくまでも映画館で観た作品に限定させていただきました。
 こうしてみても、バッドエンド系が多いのが、略
志恩様にお勧めできる感動作となると、
“ラ・ラ・ランド”、“ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
”の二つだけになってしまうかもしれません。<

志恩ー
「ラ・ラ・ランド」(2016年/アメリカ)
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(2012年/アメリカ)

の2作品を、昨日、観ました。

梶猛弩様がおっしゃっていらした通り、
この2作品は、私は全部通して、消音にせず、じっくりと
観賞させていただけた素晴らしい感動的な映画でした。
2作品とも、約2時間ある映画でした。
簡単に観た感想を書かせていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○「ラ・ラ・ランド」(2016年/アメリカ)

今、調べてみましたら、

2017年2月26日に開催された第89回アカデミー賞授賞式で
最多となる6部門に輝いたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が
英ウエスト・エンドでミュージカル化されるようだ。
英The Sunが伝えている。
ライアン・ゴズリング演じるジャズピアニストのセブと、
エマ・ストーン演じる駆け出しの女優ミアが恋に落ち、
それぞれの夢の実現に向けて奮闘する姿を描いたミュージカル映画。

とネットに載っていました。

驚いたことに、ジャズピアニストのセブを演じた俳優は、
この役のために
毎日、2時間ずつ、ピアノの猛練習をして、あんなにうまく
ピアノを弾いていたのでした。もう一人の主役である、
ミア役の女優は、どちらかというと日本人好みとはいえない顔を
しているな、と私は思いながら観ていましたが、
主役二人で、夕焼けを背景に踊るタップダンスは、
とても垢抜けていて、素敵でした。
二人とも自分たちがなりたい夢に向かって、
生きていて、恋人同士であった二人は、最後は、別れ別れになって、
自分の夢を叶えていくのですが、別れたあとも、心では、愛し合っている
二人は、いい関係だなぁと感動しました。

この映画を観て、私が、学んだことですか?
そうですね、学んだことは、”愛とは放つこと”、でしょうか。
もう1つは、
”夢は、最後の最後まで、諦めるな”。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

[Life of Pi]は、まさか、これは、実話か?と思いましたが、
実話ではなく、
『パイの物語』というヤン・マーテルによる
2001年のファンタジー冒険小説を、映画化したものだそうです。

インドの少年パイが船でカナダに渡る途中に遭難し、
一緒に輸送されていたベンガルトラのリチャード・パーカーを
はじめとする動物たちと共に227日間を過ごすという物語です。

しかし、この映画の最後で、明かされる
ライフオブパイのトラの正体は?
本編の大部分を割いて語られるパイくんのサバイバルですが
これはパイくんの内相的な風景であったのでした。

シマウマ、ハイエナ、オランウータンは、それぞれ水夫、コック、
そして母親であり、トラはパイくん自身のことであった。

この映画で、学んだことは、どんな苦難と見えることが
自分を襲ってきても、気持ちをしっかり持ち、明るい未来を
期待し、諦めずに生きていこう。です。

-----------------------------------

梶猛弩様

 この映画の感想を、また よろしく お願いします。

ーーーーーーーーー

今日は、
「インセプション」(2010年アメリカ)を観ます。

「インセプション」は、最初から、三分の一ほど観たところですが、
私はこの映画は、訳分からなくて、つまらないと感じましたので、
ギプアップして、途中で、観るのをやめました。

そして、今は、新たに、
日本映画の「そして父になる」(2013年)を、見始めて
おります。(午後4時半の時点です)

語り継ぐもの 〜“トラと漂流した少年”と“聖戦を戦った兵士” 〜 (60802)
日時:2023年09月02日 (土) 22時21分
名前:梶猛弩

 私は、皆様の投稿を見守るだけでしたが、2〜3日前から、この“梶猛弩の館”でも、大東亜戦争について議論が為されていました。
 その中で志恩様は、アジアに出征し戦い、戦死した英霊達、また生き残った兵士とその家族の想いについて投稿されていました。
 
 今回の投稿は、映画“ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日”感想を述べるとともに、過去の戦争を私自身、どのように語るべきと考えているかについて、稿を合わせて書いてみたいと思います。

 日本は大東亜戦争の中で、アジア特に南アジアにおいて解放戦争として多くの陸軍兵士が赴き命懸けで戦いました。
 イギリスによって植民地化されたインドにおいては、チャンドラ・ボースという活動家がインド独立のためイギリスと戦っており、当時の日本はその独立戦争を全面的に支援しました。その大義は素晴らしく、第一線で共に戦った日本陸軍兵士はまさに英雄と讃えるべきです。
 しかし残念ながら、愚かな人間が司令官であったため、多くの日本人が非業の死を遂げる悪名高き“インパール作戦”によって大敗を喫しました。このインパール作戦は、以前、志恩様も紹介された日本映画“鮮血の記録”の冒頭でも出てくる悲劇的な戦闘でした。現実は更に悲惨で、食糧さえ満足に持たずに大軍を送ったため、多くの陸軍兵士が餓死。生き延びた兵士の中には、餓死した兵士の肉を食らい、苦しみながら生き延びようとした兵士もいたとのことです。生還兵の方々の多くは戦後も心に大きな傷を持つことになったのです。

 映画“ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日”の話に戻ります。この話は創作ですが、1884年にあった“ミニョネット号遭難事件”という実話に基づき原作が作られています。映画に出てくるトラの名前は、当時17歳の実在の少年“リチャード・パーカー”から取られています。
 映画の主人公はインド人です。主人公はインドからカナダへ一家で移住しようとしたときに船が難破し、主人公の乗った救命ボートは運ばれていたトラやハイエナ、チンパンジーといった動物園の動物たちと一緒に太平洋を漂流することになります。
 結局、主人公とトラだけが生き残り、アメリカ大陸に流れ着くというストーリーです。
 生き残り新大陸で定住した主人公を元に伝記小説を書こうとした作家が、主人公にインタビューを始めるところから映画は始まります。しかし、作家は半信半疑でした。
 その前に、主人公は保険会社調査員に別の話をしていたからです。それは喩えれば、ミニョネット号事件やインパール作戦であったような悲惨な出来事でした。
 ラスト近く、主人公は作家に問いかけます。「トラと漂流した物語とそうではないもう一つ物語。どちらの物語でも、船は遭難し、家族は死に、私は生き残った。あなたはどちらが真実だったら良かったと思いますか?」
 作家は“パイの物語”の本当の意味に気付くのです。そして、結婚して幸せな家族とともに食事をする主人公を祝福し、トラと漂流した美しくも感動的な実話を語り継いでいくことを決意して物語は終わります。

 もう一度、大東亜戦争の話に戻ります。私の親族も戦争のとき、一兵卒としてフィリピンに出征しました。インド・インパール作戦と同じように食糧不足で飢餓状態に陥った部隊があったそうです。
 兵士たちは戦いました。トラのように。多くの兵士は戦死し、あるいは餓死しました。一部の兵士たちは生き残りました。
 私は後世に生きる日本人の一人として、大東亜戦争について悲惨な部分だけに焦点をあてるのではなく、この“ライフ・オブ・パイ”の映像のように聖なる美しい世界観を持って、“兵士達の物語”を語り継いでいきたいと思います。

梶猛弩様    (60816)
日時:2023年09月03日 (日) 13時03分
名前:志恩

(梶猛弩様の
「“ライフ・オブ・パイ」を、ご覧になった感想ー)

>この話は創作ですが、1884年にあった
“ミニョネット号遭難事件”という実話に基づき原作が
作られています。
“リチャード・パーカー”から取られています。
 映画の主人公はインド人です。
主人公はインドからカナダへ一家で移住しようとした
ときに船が難破し、主人公の乗った救命ボートは
運ばれていたトラやハイエナ、チンパンジーといった
動物園の動物たちと一緒に太平洋を漂流することになります。
 結局、主人公とトラだけが生き残り、
アメリカ大陸に流れ着くというストーリーです。
生き残り新大陸で定住した主人公を元に伝記小説を
書こうとした作家が、主人公にインタビューを始めるところから
映画は始まります。しかし、作家は半信半疑でした。

それは喩えれば、ミニョネット号事件やインパール作戦で
あったような悲惨な出来事でした。
 ラスト近く、主人公は作家に問いかけます。
「トラと漂流した物語とそうではないもう一つ物語。
どちらの物語でも、船は遭難し、家族は死に、私は生き残った。
あなたはどちらが真実だったら良かったと思いますか?」
 作家は“パイの物語”の本当の意味に気付くのです。
そして、結婚して幸せな家族とともに食事をする主人公を祝福し、
トラと漂流した美しくも感動的な実話を語り継いでいくことを決意
して物語は終わります。<

志恩ー
このお話は、実話に基づき、それに肉付けしていって、
面白いストーリーに仕立てたのでしたか。
梶猛弩様は、深読みされてますね。
私は、さらっと表面的なことだけを観ていました。
同じ映画を観ても、感想が雲泥の差。
もちろん、梶猛弩様が雲で、私が泥です。
しかし、だいぶ前に映画館で、ご覧になられましたのに、
それにしては、内容を大変よく覚えていらっしゃいましたね。
驚きです。
ご感想をありがとうございました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨夕、私が観たのは、
梶猛弩様が、ご紹介くださいました中から
日本映画の、

○「そして父になる」(2013年)でした。

これは産院(群馬県の)で、生まれたばかりの赤ちゃん
を取り違えられたまま6年間育てられた2組の家族の子供。
取り違えを知らされた家族の葛藤や絆を描いたヒューマンドラマです。

取り違えられた子どもは、男の子。
過去にあった話をモデルにして作られたそうです。

「福山雅治、尾野真千子」夫婦(夫は、大手の建設会社勤務)
「リリーフランキー、真木よう子」夫婦(夫は、群馬の小さい電気店経営)

高級マンションに住む裕福なご家庭と
群馬の小さい電気店経営の中流家庭との間で、

取り違いさせられた男の子を6年間、互いが我が子だと
思って育ててきた男の子が....,と知らされて....

だんだん映画の途中まで観てわかったことですが、取り違いは、
産院の若い看護婦が、故意にやったことだった。

互いは、病院を相手取って裁判を起こし、共闘姿勢を持ちながら、
家族間で交流を持つようになります。DNA鑑定した結果、
6年間育てた子供が血の繋がった子供ではないと分かり、
血の繋がりを選ぶか? それとも育てきた歳月…環境なのか?
葛藤をしながらも2組の両親は決断します。
早めに交換した方がいいと病院と弁護士から薦められ、
週末にお互いの家に子供を泊まらせ慣らしていき、ついに交換することに。

子供の取り違えによって翻弄される2つの家族の成長ストーリです。
主な主人公は福山雅治演ずるお父さんの成長が描かれているな、と
思いました。彼は仕事上では頼りになるエリート上司ですが、
こと子育てとなると妻に任せきりで、それを当然のことと考えています。
いわゆる若干古いタイプの価値感を持っている父親ですが、
運命という外部要因により子育てに注力していきます。
当初彼の子育てや、子供の取り違いに対する考え方は、
すべて上司や彼の親の受け売りでした。

地方の小さい電気店を経営している夫を支えながら
間違えられた長男の下に、すでに、弟妹がいる3人の子供を
愛情深く育てて育てている夫妻

エリートの、子どのことは妻に任せきりだった福山お父さんは、
現実に子育てをしている相手の母親(真木よう子役)に
バッサリ切り捨てられます。
そういう子育てにおける建前と現実の差が絶妙に表現されている
ところが随所に見られ、面白い映画だと思いました。

結果は、未解決で終わっています、今後はどうなるのか。
でも、今のところは、子供は、育ての親のところのほうがイコゴチがいいので、
育ての親のところで生きていきたいようでした。

もしも、私の子どもの一人が、取り違えられた子どもだったとしたら、と
考えてみましたが、まだ6歳ですから、自分の本当の子どもが、相手の家庭で、
幸せに暮らしているのならば、この運命を受けいれて、そのままに任せて
生きているだろう、と私の場合は、考えました。
子どもが、高校生ぐらいになれば、大人の判断ができるようになりますから
そのぐらいの年になったら、子どもの意見を聞いて、それから、あたらめて
どちらで暮らしたいか、子どもに聞いて、その時の、子どもの意思を尊重して
決めたら いいように、私は思いました。
ーーー
梶猛弩様

○「そして父になる」(2013年)
の、映画の感想を 楽しみにお待ちしています。

そして父になる  〜親子の血。親子の絆〜 (60819)
日時:2023年09月03日 (日) 18時19分
名前:梶猛弩

 日曜日、家内のお義父さんお義母さんが、わざわざ現居の方に、イチジク(無花果)をたくさん持ってきて来られました。
 本当に有難く思います。

 さて、“そして父になる”の感想です。
 私は、実は、他の方とラストを異なる解釈で捉えていました。
 ラストシーンでは、主人公夫妻(演:福山雅治、尾野真千子)の育てたケイタ君も、実の子であるりゅうせい君も電気店夫妻(演:リリー・フランキー、真木よう子)のもとへ行ってしまうのだと。
 そう思ったのは、りゅうせい君は早々と主人公の高級マンションを脱出、電気店へと帰りますし、
 けいた君も、徐々に電気店夫妻に懐いていき、最後のシーンでは、「ただいま」と行って電気店の扉を開けるところで映画は終わるからです。
 もしかしたら、私の読みはすごく浅かったのかもしれません。
 なので、以下の文章は、私の解釈に基づき感じた感想になります。

 親子の繫がりは、“血”と“絆”どちらが大切なのか。
 主人公は、親が選ぶことを当然と考えていました。親に子を選ぶ権利があると。
 しかし、私には、そうは見えませんでした。子供にも意思があり感情があり、何よりも愛を知る心があるのですから。

 中盤に主人公は、電気店夫妻に対し「お金はいくらでもある、だからりゅうせいもケイタも二人とも自分にくれ。」と言います。
 もし、自分が電気店側の夫の立場だったらどう思ったでしょう。
 私はその瞬間、「りゅうせいもケイタも絶対に渡せない。」と思うでしょう。
 
 主人公は、東京で建築士の資格を持ち、大手ゼネコンに勤めるスーパーエリートです。自分の価値観に絶対的な自信を持っています。
 6歳になるまで育てたケイタ君が、有名私立(慶應幼稚舎を想定?)に入り、学業も芸術も抜群な子供として育っていくのが当然と考えました。

 血の繋がった子 りゅうせい君に対しては、情操教育のためあらゆるものを買い与え、父と子の交流を大切にし、失った6年間を取り戻そうとします。
 しかし、りゅうせい君は、パパ(育ててくれた電気店の親)のもとに帰りたいと泣き出し、主人公の高級マンションを飛び出します。
 りゅうせい君は、二度と主人公のもとには戻らないでしょう。

 6年間育てたケイタ君を血の繫がりのある電気店夫妻のもとへ預けるとき、主人公は寂しがるケイタ君を突き放します。
 電気店に来たケイタ君は、その人間的な素朴な優しさに触れ、どんどん馴染んでいきます。

 クライマックスで、主人公はケイタ君を抱きしめ「もうミッションは終わりだ」と話します。
 主人公にとっては、子供の交換というミッションは終わりにして、ケイタ君を元に戻そうという意味で言ったのでしょう。
 ただ、私にはその通りにならないと思います。
 親子の関係は、親だけが決められるものではない。
 一度、突き放されたケイタ君もまた、電気店の夫妻のところに戻るのではないだろうかと。

 この映画を通して、私は、親子の繫がりについて考えさせられました。



梶猛弩様 (60820)
日時:2023年09月03日 (日) 19時30分
名前:志恩

梶猛弩様ー
>日曜日、家内のお義父さんお義母さんが、
わざわざ現居の方に、イチジク(無花果)をたくさん
持ってきて来られました。
本当に有難く思います。<

志恩ー
とても美味しそうなイチジク、いただいてよかったですね。
奥様のご両親とも、ご健在でいらっしゃるのですね。
この猛暑の中、よくいらしてくださいましたね。

ーーーーーーーーーーー
>“そして父になる”の感想ですが
私(梶猛弩様)は、実は、他の方とラストを異なる
解釈で捉えていました。<

志恩ー
他の方とは、志恩のことでしょうか。(((^-^)))

同じ映画を観ても、
毎回、あなた様と私の感想が異なるところが、
面白いと思っております。
この度も、早速に、この映画の感想を書いてくださって、
ありがとうございました。

ところで福山雅治さんは、最近は、映画俳優として、
大活躍されてるのですね。
今、観ている「三度目の殺人」にも、主役で出演しています。
演技もなかなか上手です。
この映画では、役所広司さんが、殺人犯役で出ています。
今は、まだ途中までしか観ていませんが。
これから続きを観ます。

独断と偏見で 好きな映画セレクト50選 (60821)
日時:2023年09月03日 (日) 20時39分
名前:梶猛弩

 映画俳優としての福山雅治さんといえば、今回の紹介させていただくリストにも加えましたが、中国映画の“追捕 マンハント”で同国トップ俳優・張涵予(チャン・ハンユー)氏と共演して、中国でも絶大な人気を誇っているらしいですね。
中国人から見た日本観がストレートに出てて中々に面白い作品です。 



 今回は、新たに、独断と偏見で選ぶ洋画20、私の好きな邦画20、アジア映画 10、20世紀の映画10 計60作品を書いてみました。
 私が個人的に好みのものを独断的に挙げてますので、ご了承ください。

 
◎洋画20作品
 ・ミリオンダラーベイビー (2004年、アメリカ)
 ・インビクタス/負けざる者たち (2009年 アメリカ)
 ・グラントリノ(2009年 アメリカ)
 ・父親たちの星条旗(2006年/アメリカ)
 ・硫黄島からの手紙(2006年/アメリカ)
 ・ボヘミアン・ラプソディ(2018年/イギリス)
 ・沈黙―サイレンス― (2016年/アメリカ)
 ・ザ・マスター(2012年/アメリカ)
 ・バードマン あるいは 無知がもたらす予期せぬ奇跡(2014年/アメリカ)
 ・愛しのローズマリー(2001年/アメリカ)
 ・その土曜日、7時58分(2007年/アメリカ)
 ・コントロール(2004年/アメリカ)
 ・オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 (2013年/アメリカ)
 ・レスラー(2008年/アメリカ)
 ・ゼロ・グラビティ(2013年/アメリカ)
 ・イエスマン “Yes”は人生のパスワード(2010年/アメリカ)
 ・ミッション:8ミニッツ (2011年/アメリカ)
 ・月に囚われた男(2009年/イギリス)
 ・シカゴ(2002/アメリカ)
 ・ライダーズ・オブ・ジャスティス(2018年/デンマーク)

◎邦画20作品
 ・手紙(2006年/日本)
 ・グラスホッパー(2015年/日本)
 ・ゴールデンスランバー(2010年/日本)
 ・おくり人(2008年/日本)
 ・テルマエ・ロマエ(2012年/日本)
 ・アルキメデスの大戦(2019年/日本)
 ・舟を編む(2013年/日本)
 ・K-20  怪人20面相伝(2008年/日本)
 ・のぼうの城(2012年/日本)
 ・仮面病棟(2020年/日本)
 ・シン・ゴジラ(2016年/日本)
 ・アフロ田中(2012年/日本)
 ・帝一の国(2017年/日本)
 ・苦役列車(2012年/日本)
 ・僕の彼女はサイボーグ(2008年/日本)
 ・謝罪の王様(2013年/日本)
 ・永遠の0(2013年/日本)
 ・真夜中の弥次さん喜多さん (2005年/日本)
 ・今夜ロマンス劇場で(2018年/日本)


◎アジア映画 10作品
 ・シルミド(2003年/韓国)
 ・インファナル・アフェア 無間道(2002年/香港)
 ・少林サッカー(2001年/香港)
 ・カンフー・ハッスル(2015年/香港)
 ・怪しい彼女(2014年/韓国)
 ・哭声/コクソン(2016年/韓国)
 ・目撃者(2017年/韓国)
 ・エクストリーム・ジョブ(2019年/韓国)
 ・最後まで行く(2014年/韓国)
 ・追捕 マンハント(2018年/中国) 

◎20世紀に観た映画 10作品(邦画・洋画・アジア映画問わず)
 ・マスク(1994年/アメリカ)
 ・バットマン・リターンズ(1989年/アメリカ)
 ・シザーハンズ (1990年/アメリカ)
 ・ガタカ(1997年/アメリカ)
 ・不夜城(1998年/日本)
 ・シュリ(1999年/韓国)
 ・ラストエンペラー(1987年/アメリカ)
 ・フェイス・オフ(1997年・アメリカ)
 ・アンブレイカブル(2000年/アメリカ)
 ・JSA(2000年/韓国) 

梶猛弩様 (60825)
日時:2023年09月04日 (月) 00時50分
名前:志恩

福山雅治さんは、1969(昭和44年).2.6生まれと
Wikiに載っていましたから、今、54歳。
身長は、181p
想像するに、訊け様と同じくらいのお年でしょうか。
訊け様のことは、実年齢もその他も、私は知りませんけれど。

(梶猛弩様ー)
>今回は、新たに、独断と偏見で選ぶ洋画20、
私の好きな邦画20、アジア映画 10、20世紀の映画10
 計60作品を書いてみました。
 私が個人的に好みのものを独断的に挙げてますので、
ご了承ください。<

志恩ー
追加の映画のご紹介...
ほんとに映画、お好きなんですね。
ご紹介くださった映画の中で私が観たのは、
日本映画のいくつかぐらいです。
「おくりびと」、「舟を編む」、「僕の彼女はサイボーグ」、あと
「新ゴジラ」も観ました。そのぐらいかな。
なにせ、映画は、疎いので、教えてくださって、感謝です。
また、梶猛弩様の感想が伺えるのも、それも楽しみ。
新しく、映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様   (60831)
日時:2023年09月04日 (月) 16時31分
名前:志恩

昨日は、梶猛弩様 ご紹介の映画の中から
「三度目の殺人」(2017)を観ました。

主役は、弁護士役の福山雅治(重盛)、
三度目の殺人をやったという 殺人犯役の役所広司(三隅)
3度目に殺された夫の妻である、斉藤由貴(山中)、
その娘役はに広瀬すず(山中咲江)、

が、この映画の主要登場人物です。


弁護士役の福山(重盛)のもとへ来た依頼者は、
殺人の罪で捕まった1人の男(役所)。
彼はなぜか罪を認めており、そのうえで減刑を願っている。
さらに奇妙なことに、その男(役所)は、会う度に供述を変え、その真意は測れない。
初めはあまり興味の無かった福山、しかし次第に福山は、真実への興味を
抱き始めるという、私のような単純な頭の人間にとっては、事実は、どれなんだろうと
考えさせられる、しかも答えは見つからないというサスペンスドラマでした。

福山が弁護を頼まれた容疑者の役所。
彼は先日1人の男性を撲殺、ガソリンをかけて焼き殺した殺人の容疑に
かけられていた。
当初から罪を認めていた役所は、殺人に加え窃盗も行っていたため
死刑は確実でだった。

しかし減刑を望むという役所を仕方なく弁護することになった福山は
周辺の調査を始める。しかし、役所は、コロコロと供述を変える。

幾度か彼の元へと足を運ぶ福山だが、その都度、役所は、話をコロコロ
変えるので真実をなかなか掴めない。
とりあえずは死刑ではなく無期懲役とする減刑を目標とし、福山は
部下と共に調べていく。

ある日、福山は役所の住んでいた家へと足を向けると意外な事実が飛び込ん
できた。3度目に殺された被害者の娘の広瀬すずに会うと。
足の悪い娘を演じている広瀬は、実は、役所とは顔見知りで、
自分の父は、殺されてもいいやつだったといい、自分は、その父に、ずっとレイプ
されていたのだと福山に告げる。

広瀬は自身の過去を全て裁判で話すつもりだった。
その上で役所を救おうと考えていた。
その事実を役所に話すと一転、彼はなんと「罪を認めない」と言い始めた。
最初は否認していた、しかし検事と弁護士両方から
「認めれば罪は軽くなる」と言われたからだと。

突然の告白に混乱するも、すでに進んでいる裁判を途中でやめることは
出来なかった。そして広瀬には殺された被害者である父にレイプされていたという
真実を伏せるよう説得し、裁判は続行となった。

一時、裁判は混乱を見せたが、当初の予定通り裁判は進み、
かって、自分をさばいた裁判長によって、再度、
役所は有罪となり死刑を宣告される。

福山は最後まで役所の心を理解できなかった。
父に性的虐待を受けていた過去を暴露しようとした
広瀬を守るために裁判を混乱させた、
そう思おうとはしたが結局の所、真実は分からない。
ましてや相手は殺人犯、常人の考えではその心を掴むことは
できなかった。

役所は、過去に二人の人間を殺害して、過去に、30年間投獄されている。
だから
「三度目の殺人」の、三度目という意味は、
真犯人がはっきりと分からないまま映画は幕を閉じるので、
役所は、裁判長によって死刑の判決を受けたので、
三度目の殺人とは、自分で自分を殺すことを言うのでしょうか。

真実は、わからないままに終わりましたが、
真実は、
1.役所が広瀬すずのために殺人を犯した、
2.広瀬による父親殺しを役所がかばった、
3.役所と広瀬の共犯だったが、役所が、一人で罪をかぶった、
などが考えられるかも。
人が人を裁くと言う司法制度へのメッセージを描いたのでしょうか。

私にとっては、複雑怪奇な映画でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様 

「三度目の殺人」をご覧になった感想をまたお願いします。

 (60833)
日時:2023年09月04日 (月) 18時39分
名前:見る人の考えに左右されないもの

https://abema.tv/video/episode/177-108_s0_p1

「救いたい」


ここで紹介されている映画、特に外国物は見たいと思いませんが、この「救いたい」は何も考えないで日本人なら見てほしいです。

どなただか存じませんが、 (60834)
日時:2023年09月04日 (月) 19時09分
名前:志恩

それでは、これから今夜は、特別に、カジモド様のお勧めではない
あなた様がお勧めの映画「救いたい」をプライムビデオで観てみます。
今日だけですよ。割り込みは。笑

三度目の殺人 〜真実とは、決して誰も知ることができないこと〜 (60837)
日時:2023年09月04日 (月) 21時57分
名前:梶猛弩

 他のスレッドを含めたトキ掲示板全体でみたとき、一番多い話題は“裁判”ですよね。
特に今年は、“光明の音信”裁判における“真実”の意味についてかなり深堀りされた議論が為されました。
 その頃の私は、
 “真実は事実とは限らない。”
とか
 “人の数だけ真実がある。”
といった内容を投稿した記憶があります。


 さて、映画“三度目の殺人”について。
 この映画のテーマは、裁判の公判を軸に、“真実”とは何かを考えさせるような展開になっています。
 
 志恩様は、この映画の結末について、
  >真実は、わからないままに終わりましたが、
  >真実は、
  >1.役所が広瀬すずのために殺人を犯した、
  >2.広瀬による父親殺しを役所がかばった、
  >3.役所と広瀬の共犯だったが、
  > 役所が、一人で罪をかぶった、
  >などが考えられるかも。
と述べられています。

 この映画は、実際に1〜3の何があったのかを最後まで明示しませんでした。
 私は、この映画は、あえて最後まで犯人を特定せず、真実の判断を観客に委ねているのだと思いました。
 真実は、原告が、被告が、裁判官が、そして我々観客が真実だと感じたことが真実だと。
 真実は事実とは限りません。全ての事象を客観的に視認できるのは神様以外に存在しないからです。

 なお、私は、訴訟制度を考えるとき、
現在の自由心証主義、証拠裁判主義は、有為な考え方であると思っています。
 神権主義のように、絶対的な正義があり、神の御名において人を裁くよりはよほど健全かと。

見る人の考えに左右されないもの様 (60840)
日時:2023年09月04日 (月) 23時01分
名前:梶猛弩

 私は、平成23年4月に11日間、勤務先から志願して、宮城県石巻市にある避難所の設置・運営に、
また、同年5月のGW中の5日間、そのとき得た御縁で、ボランティアセンターに登録させていただき被災家庭の汚泥除去作業に従事しました。
 
 そのため、震災やその後の支援は、映画ではなく現実の体験を語るものという想いを持っています。

 よろしくお願いします。

映画「救いたい」をご紹介くださったお方へ。私も1つ、割り込みます。お許しください。 (60885)
日時:2023年09月05日 (火) 10時14分
名前:志恩

2023.9.4の夜、「救いたい」を観ました。

東北大震災にあった”仙台市”が舞台です。
大震災にあい、消えることのない心の傷とどう立ち向かうのか…。
悲しみの先に、愛をつかもうと奮闘する人々を描いたヒューマンドラマです。

2014年の映画ですから、震災3年後に作られたのですね。
三浦友和と鈴木京香が医師夫妻で、主役を演じています。
鈴木京香の下で働く麻酔科の医師、貫地谷しほりも震災で家族を亡くした人で
心に葛藤を抱えています。昔、美人女優だった藤村志保が、年老いた母親役の
おばあちゃんになってて、昔、男前の役で、ブイブイ言わせていた津川雅彦が、
ものすごいおじいちゃん役というか長老役で、
震災前のように、御神輿を担ぐ、お祭りを復活させて、地元を励ましたいと
東北弁丸出しの喋りをして頑張っている役を演じててさすが俳優だと感心しました。

大震災に遭いながら、助け合って、労りあって生きている東北の人たち。
最後は、お祭りで、御神輿を担いで、仙台の一地方を練り歩く、ハッピーエンドで
この映画は幕を閉じました。とてもいい映画でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
別の、映画「遺体明日への十日間」
という東北大震災関係の映画ですが、

われわれは、東北大震災といえば、大津波の映像を、テレビで度々
見たと思いますが、この大震災後に、震災をテーマにした映画は
いくつも作られているのですね。

私は、映画「救いたい」を観た後に、
岩手県釜石市を舞台にした「遺体明日への十日間」という映画も
半分ほど観ました。

これは、震災の翌年に作られた映画です。
主役は、西田敏行です。

大震災直後、岩手県釜石市も多くの人が亡くなり、
ご遺体が公民館に集められました。
そのご遺体の保存、送り出しのお世話に関わりあった人々の苦悩を通じて、
自然の力の恐ろしさと人間の尊厳と儚さを現実的に描いたヒューマン映画です。

 出演:
西田敏行(民生委員)
緒形直人(葬儀社社員)
佐藤浩市(医師)
佐野史郎(市長・)
沢村一樹(釜石市職員)
筒井道隆(釜石市職員)
柳葉敏郎(歯科医師)

と役者も揃っています。
これは実話だそうです。心が辛くなる映画ですので、
観たくない人は観ないください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●長引く避難生活で体調が悪化して死亡する、
いわゆる「震災関連死」に認定された人は、
これまでに 3792人に上り、
去年の同じ時期より6人増えました。

「震災関連死」も含めた東日本大震災による
死者と行方不明者は、
2万2215人となっています。
(2023/03/10 調査数)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

梶猛弩様 (60886)
日時:2023年09月05日 (火) 11時51分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>私は、平成23(2011)年4月に11日間、勤務先から志願して、
宮城県石巻市にある避難所の設置・運営に、
また、同年5月のGW中の5日間、
そのとき得た御縁で、ボランティアセンターに登録させていただき
被災家庭の汚泥除去作業に従事しました。
そのため、震災やその後の支援は、映画ではなく現実の体験を語るものという想いを持っています。<

志恩ー
梶猛弩様は、
東北大震災直後の4月に11日間も、
同年5月に5日間も、現地入りして、避難所の設置運営や、
被災家庭の汚泥除去作業に従事されたとは、存じませんでした。
よく現地へ奉仕に行かれましたね。
貴重な体験のお話をありがとうございました。

梶猛弩様 (60887)
日時:2023年09月05日 (火) 12時01分
名前:志恩

映画“「三度目の殺人」”についての
感想を早速に書いてくださいまして、
ありがとうございました。

(梶猛弩様ー)
 >この映画のテーマは、裁判の公判を軸に、“真実”とは何かを考えさせるような展開になっています。
 
 志恩様は、この映画の結末について、
  >真実は、わからないままに終わりましたが、
  >真実は、
  >1.役所が広瀬すずのために殺人を犯した、
  >2.広瀬による父親殺しを役所がかばった、
  >3.役所と広瀬の共犯だったが、
  > 役所が、一人で罪をかぶった、
  >などが考えられるかも。
と述べられています。

 この映画は、実際に1〜3の何があったのかを最後まで明示しませんでした。
 私は、この映画は、あえて最後まで犯人を特定せず、真実の判断を観客に委ねているのだと思いました。
 真実は、原告が、被告が、裁判官が、そして我々観客が真実だと感じたことが真実だと。
 真実は事実とは限りません。全ての事象を客観的に視認できるのは神様以外に存在しないからです。

 なお、私は、訴訟制度を考えるとき、
現在の自由心証主義、証拠裁判主義は、
有為な考え方であると思っています。
 神権主義のように、絶対的な正義があり、
神の御名において人を裁くよりはよほど健全かと。<


志恩ー
梶猛弩様は、訴訟制度を考えるとき、
現在の自由心証主義、証拠裁判主義は、
有為な考え方であると思っておられるのですね。

 神権主義のように、絶対的な正義があり、
神の御名において人を裁くよりは、よほど健全かと
思っておられるのですよね。

私も、同じように思っております。


:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:・:+:・:+:・:+:

ところで、梶猛弩様が、 
「神権主義」という聞き慣れない言語を使われましたので、
ネットで調べてみました。
少し、長文でしたが、そのまま引用しました。

 「神権主義」とは、です。


【神権主義とは何ですか?】
神権主義では、国のすべての法律と規制は、特定の宗教とその神または神によって定められた規則から生じます。 このタイプの政府は神の支配下で活動すると言われています、言い換えれば、神は国家元首として認識されています。 宗教的な聖書は、しばしば神からのメッセージとして扱われ、社会のルールを定式化するために使用されます。 神権政治はしばしばこれらの神々や神々の名の下に政治的権威を主張する一群の宗教的人物によって管理されます。 これらの個人はそれから彼らが神の意志に従いそして実施していると主張して、政治目的のために聖書の詩を解釈する。 他の場合には、政府高官はこれらの神々の直接の子孫であると信じられています。

【神権の歴史】
それがユダヤ人によって実行された政府のタイプを記述するために最初に使用されたとき、神権主義の背後にある考えは1世紀の西暦にさかのぼります。 当時、Flavius Josephusは、ほとんどの政府が3つのカテゴリーのうちの1つに該当すると示唆しました:君主制、民主主義、または寡頭政権。 しかし、ユダヤ人の政府はそのように分類することはできませんでした。 彼らの律法は、神を通してモーセによって定義されました。

【この神権政治の定義】は、
この用語が否定的な意味を帯び始めたときの悟りの時代までは一般的でした。 1622年までに、この用語の英語の意味は、神の指揮下で働いている優位な政府を表すようになりました。 牧歌的な政府は、大臣を務める僧侶のグループによって行われます。 1825年までに、神権主義という言葉は、政治的および市民的力を持つ宗教団体を表すために使用されました。

【神権主義の特徴】
ほとんどの神権政府はまた君主制あるいは独裁政権のどちらかとして構成されています。 さらに、政治的権力を持つ人々が最初に彼らの宗教の神に奉仕し、それからその国の市民に奉仕するという点で、神学は同様です。 前述のように、これらの個人は一般的に宗教の聖職者の一部であり、大衆投票によって選ばれることはありません。 将来の指導者は、家族の相続を通じて地位を獲得するか、前の指導者によって選ばれます。 これらの個人は、期間制限なしに政府の地位を保持します。


【神権主義では】、
国の法律と規制と文化的規範の両方が宗教的な教科書に基づいています。 結婚、生殖権、刑事罰などの問題も宗教的なテキストに基づいて定義されています。 神権主義の下では、ある国の居住者は通常宗教的自由を持たず、政府の決定に投票することはできません。

現在どの国に神権主義がありますか?
今日、多くの国々が神権政治によって統治し続けています。 この記事のこのセクションでは、それらのいくつかについて説明します。

【バチカン市】
聖座としても知られているバチカン市国は、カトリック神学の一例です。 イタリア王国がローマと教皇国を占領してから約60年後の1929年に設立されました。 今日、バチカン市国の支配者は教皇です。 市民は教皇を選出しないが、むしろ彼は聖職者からなる枢機卿の大学によって選ばれる。 教皇の地位は終身奉仕であり、死後あるいは辞任後に終わるだけです。 選出された後、教皇は諸外国との関係の維持と創設を担当する国家との関係のための長官を任命します。 議決権のある個人は80歳未満の枢機卿だけです。法制度はカトリック教会の規範法に基づいていますが、法が制定される最後の言葉が教皇にあります。

【イラン】
イランはいくつかのイスラム諸国の一つです。 その他には、アフガニスタン、サウジアラビア、モーリタニア、スーダン、イエメンなどがあります。 イラン憲法には神権的要素と民主的要素の両方がありますが、その国は神権主義であると考えられています。 政府のあらゆる側面が、この国のすべての規則と規制の基礎となっているSharia Islamを遵守する必要があります。 これには、経済法、軍事法、政治法、金融法、行政法、および民法が含まれます。 特別な宗教裁判所は、これらの確立された規則がシャリアの法律と一致するかどうかを決定します。

国の首相は最高指導者と呼ばれるイスラム法学者であり、大統領よりも権力がある。 最高指導者は、最高裁判所の最高裁判所、軍の指導者、全国のテレビやラジオ局、司法長官、そして宗教機関の指導者を任命します。 これは政府がShariaの法律を遵守する人々で満たされていることを保証します。 最高指導者によって任命された12人のメンバーで構成される保護者評議会は、議会によって書かれた法律がイスラム法に従うかどうかを決定し、それらを承認または否認することができる。 さらに、理事会は、誰が選挙で選挙に立候補できるかを承認しなければなりません(大統領候補を含む)。


【中央チベット政権】
中央チベット政権は時々亡命のチベット政府と呼ばれ、インドに位置し、チベットの自由を回復するために働いています。 この組織は、かつては神権政治として機能していたという点でユニークですが、最近その構造を変えました。 それはチベットの政治的支配を引き継ぐという意図を持っていない。 その目的はチベット人によって統治されているチベット政府を見ることです。 さらに、組織は世界中でチベット人の間でナショナリズムを促進し、ダライラマの構造を広げることを望んでいます。

事実、高位の宗教的人物であるダライラマは、中央チベット政権の国家元首でした。 この構造は、僧侶も公職を務めていたチベットの以前の政府組織を表していました。 しかし、2011年8月に、ロブサンサンゲイがカロントリパとして選出され、ダライラマはサンゲイに彼の力を放棄しました。 現在、この役職は世俗的な役職であるSikyongと呼ばれています。

【神権主義の利点】
一部の研究者は、神学にはいくつかの利点があると考えています。 主な利点の1つは、神権政治において、政府が意思決定においてより統一され効率的であるということです。 新しい法律、改正、法案は、他の政府システムよりも早く署名して制定することができます。 これは、神権政治が立法府を欠いているためです。つまり、低レベルの公務員は、何ヶ月もかかることがある新しい法律の条件について交渉していません。

【神権主義のデメリット】
神権主義には、一人の個人にあまりにも多くの権力を与えてしまうという不利な点もあります。 これは、政府がさまざまな支店やチェック・アンド・バランスのシステムを欠いているためです(その結果、より早くより効率的になります)。 神権主義の下では、指導者は神の名の下に規則を制定することによって権力を乱用することができます。 これらの規則はしばしば指導者に利益をもたらすためだけに働く。
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梶猛弩様   (60895)
日時:2023年09月05日 (火) 19時14分
名前:志恩

梶猛弩様ご紹介の中の
「罪の声」(2016年)を観た感想文です。

映画『罪の声』
小栗旬と星野源のふたりが、映画初共演で二人が主役です。
昭和最大の未解決事件に挑む という設定です。
ベストセラーのミステリー小説を映画化したとのこと。

過去に多くの謎を残したまま未解決となった
「グリコ・森永事件」という有名な事件がありました。
会社施設へ放火、お菓子に毒物混入、そして企業を脅迫と、
身代金取引の電話では子供の声が使われ、挑戦状が送りつけられる
という事件でした。
小説「罪の声」は、この事件を題材にしたものだそうですが、
この映画は、この小説をモデルにしたフィクションドラマだそうです。
映画では、日本とイギリスを舞台にしています。

すでに時効を迎えた昭和最大の未解決事件の真相を追う
新聞記者・小栗旬と、
父から受け継いだテーラーを営み、平凡な毎日を過ごす中で
偶然にも幼少時の自分が知らないうちに
この昭和最大の未解決事件に関わっていたことを
知ってしまう男・星野源

小栗旬は、大日新聞・文化部記者。
社会部に駆り出され、昭和最大の未解決事件を追う
特別企画班に選ばれる。

星野源は、
京都で、亡くなった父から受け継いだ「テーラー曽根」を営む
二代目店主。父の遺品の中にカセットテープを見つける。

運命が交錯する2人。
他に、大勢の登場人物があります。

平成も終わりを告げようとするとき、
昭和最大の未解決事件に翻弄される2人の男がいた。
新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、
昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、
残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていた。
そして30年以上前の事件の真相を追い求める中で、
どうしても気になることがあった。なぜ犯人グループは、
脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか。

京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、
父の遺品の中にカセットテープを見つける。
何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。
それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた
昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと
全く同じ声だった!
やがて運命に導かれるように2人は出会い、
ある大きな決断へと向かうのだった。

この映画の最後の方の場面で、小栗は、本当の事件の犯人である
星野源の父親の兄(イギリスで古本屋を営んでいる)
曽根辰夫(尾崎竜童)に会いにいき、この事件を起こした理由を聞く。

尾崎は、大学時代は左翼で、学園闘争をやっていたがいい結果が
出なかったから、警察や社会に対する見せつけにやった。
社会に対する復讐でやったのだったと言う。

犯行に子供の声を使ったのは、子供は声変わりするので、
足が付きにくいからという理由だった。

そこで小栗は彼に反論する。
その結果、社会は良い方に変わったか、
あの時、あんたが声を利用したた3人の子供、
その3人とも、不幸に追いやっただけじゃないか
一人は、殺されたし、と。

そして、その脅迫するために声を使われた子供たちは、
後で、自分の声が、犯罪に使われたことを知ることとなり、
いわゆる「罪の声」で’何十年も苦しみ続けていたのだ。

この映画は、サスペンスドラマですが、テンポが早くて、
飽きずに最後まで観ることができました。

ご紹介、ありがとうございました。

私がこの映画から学んだことは、ですか?
”復讐の心で行ったことは、良い結果は生まれない。”
です。
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梶猛弩様 (60908)
日時:2023年09月06日 (水) 06時00分
名前:志恩

梶猛弩様は、現役のサラリーマンでいらっしゃる
そうですから、私が、あなた様がご紹介くださった
映画を観るたびに、あなた様もこの映画の感想を
書いてください、とお願いしますと、
現役でお仕事されておられるそうですのに、

いちいちお願いしましたら、もしかしたら、
あなた様の心の負担になるといけないと考えましたので、
その言葉を書くのは、今回から、やめました。

ですから、もしも、私が書いた感想と、
僕の感想は違うな、と思われた場合は、で結構ですから
お気が向かれた時に、感想は、書いてくださると
ありがたく思います。よろしくお願いします。
感想は、超短文で、構いませんので。

まえは、私は、1日に、2作品を見ていましたが、最近は1作品に
しています。楽しみが早く減るので。

ご紹介してくださった映画の中から、
今日は、「変態仮面」(2013年)を、私は、観ます。

罪の声 (60926)
日時:2023年09月06日 (水) 21時40分
名前:梶猛弩

 ご配慮有難うございます。
 昔、毎週のように映画観に行ってたときは、映画評ブログを作成していて、結構人気あった時期もあったので、文章書くのは苦にならないのでお気になさらずに。
 30代初めに心身ともに不調だった時期は、本当にそれしか楽しみがなく、アクセス数で全国第〇位とか紹介されて単純に嬉しかったです。2〜3年で卒業して現実社会に戻っていきましたが。。。
 ただ、今は社会人やってると、夜の付き合いとかもあるので、すぐにお返事できないことがありますので、ごめんなさい。平日日中は完全に無理ですし。

 志恩様も、映画は向き不向きがあるので、全部ご覧にならずとも。
 あらかじめ予告編とか観て、趣味があうものだけ見ていただければ有難いです。

 “罪の声”は、グリコ・森永事件を描いたものですが、実際内幕はこうじゃなかったのかと思わせるくらい説得力のある内容でした。
 この映画は、当事者となった子供の辛い運命を描いていますが、こうした日本中を巻き込む大事件は、加害者・被害者・関係者でなくても、事件により大きく人生が変わって行った人もいると思います。

 私自身、グリコ・森永事件、オウム真理教事件、森友事件、統一教会事件など日本を揺るがした大事件は、直接は何の関係のない事件でも、これらの事件を契機に確実に自分の人生観・社会観が変わっていきました。
 “バタフライ・エフェクト”とでもいうのでしょうか。。。

梶猛弩様 (60930)
日時:2023年09月07日 (木) 06時56分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
 >昔、毎週のように映画観に行ってたときは、
映画評ブログを作成していて、結構人気あった時期もあったので、
文章書くのは苦にならないのでお気になさらずに。
 30代初めに心身ともに不調だった時期は、
本当にそれしか楽しみがなく、アクセス数で全国第〇位とか
紹介されて単純に嬉しかったです。
2〜3年で卒業して現実社会に戻っていきましたが。。。
 ただ、今は社会人やってると、夜の付き合いとかもあるので、
すぐにお返事できないことがありますので、ごめんなさい。<

志恩ー
>昔、毎週のように映画観に行っていたときは、
映画評ブログを作成していて、結構人気あった時期もあった<
とは、初耳です。興味深く思っております。

私は、趣味は読書でしたので、映画には、あまり興味がなくて、
ほんの少ししか映画は観ておりませんでしたので、教えて
いただいた映画は、どれも新鮮な気持ちで観ております。
私が昨年、何万円も出して購入したDVDは、以前にテレビで
放映したことがある「赤毛のアン」「アンの青春」、「若草物語」の
全巻セットでした。
その他に購入したDVDは「ローマの休日」でした。
娘も娘で、全巻DVDで買い揃えたのは「ムーミン」でした。
ですから、今後は、そのような今までの少女趣味の自分から、
少し抜け出しまして、新しい分野の映画も観て、
もっと、心を強くしたいと思っております。
いろいろな映画のご紹介、感謝いたしております。

(梶猛弩様の「罪の声」のご感想ー)
>“罪の声”は、グリコ・森永事件を描いたものですが、
実際内幕はこうじゃなかったのかと思わせるくらい説得力のある内容でした。
 この映画は、当事者となった子供の辛い運命を描いていますが、
こうした日本中を巻き込む大事件は、加害者・被害者・関係者でなくても、
事件により大きく人生が変わって行った人もいると思います。
私自身、グリコ・森永事件、オウム真理教事件、森友事件、統一教会事件など
日本を揺るがした大事件は、直接は何の関係のない事件でも、
これらの事件を契機に確実に自分の人生観・社会観が変わっていきました。
 “バタフライ・エフェクト”とでもいうのでしょうか。。。<

志恩ー
コメントと、映画「罪の声」の感想を書いてくださいまして、
ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー
私は、昨日は「変態仮面」を観ました。
主演は、鈴木亮平。出演は、清水富美加、ムロツヨシ他。

人気漫画(コミック)を映画化したものだのだそうです。
鈴木亮平が、若い女性用のパンツを仮面として
頭から被ると、ものすごく強くなり、弱気を助け、強気をくじくに
変身するという役でした。
変身すると、彼は、上半身裸で、足には、網タイツを履き、
頭から顔にかけては、女性用のパンツをかぶる、
下半身には、パンツだけは履いていますが、前面は隠れて
いますが、後部のお尻は、丸出し...という姿になります。
たとえ、勇気のあるコスプレ好きの梶猛弩様でも、あそこまでの
コスプレをやる勇気はないと思います。鈴木亮平は、よくあの役を
引き受けたものだと、笑いながら、感心して観ておりました。

他に、ニセ、変態仮面やら、様々な〇〇仮面が、出てきます。
内容は、最高にくだらない内容ですが、
鈴木亮平が「変態仮面」を演ずると下品な感じがしないのが不思議でした。
女性用のパンツを、頭から顔にかぶって、上半身裸で出てきても下品に見えない
ところが 彼の凄いところだと思いました。

鈴木亮平は、今は、40歳。この変態仮面を演じた時の年は、30歳。
若い時だからこそ、できた役だったのかもしれません。
彼の身長は186p。
この映画のために、よほど体を鍛えたのでしょう。
変身したときは、ほとんどが裸体ですが、立派に鍛え上げた体を
していました。
彼は、実際は、東京外国語大学(英語専攻)卒で、英検1級、世界遺産
検定1級、という資格も持っているとWikiに載っていました。

相手役の清水富美加は、のちに幸福の科学に行った人です。
出家して、千眼美子という名になりました。
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この映画「変態仮面」を」ご覧になった感想を、
ぜひ、梶猛弩様に、述べていただきたいと思っております。笑
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私は、今日は、「必死剣 鳥刺し」(2010年)を観ます。



「変態仮面」で主役を演じた
鈴木亮平の画像です。

“変態仮面”から考える  〜伝承とコメディ映画に観る素朴な笑い〜 (60944)
日時:2023年09月07日 (木) 22時41分
名前:梶猛弩

 現代人にとっては映画や漫画は最大の娯楽です。
 こうした娯楽は、映画も漫画も無かった古代からあったのでしょう。伝承という形の中で。
 例えば“海幸彦と山幸彦“や“因幡の白兎”も、古代史研究の中で格式ばった歴史的意味づけがなされていますが、元々は民の娯楽的なお話なのかもしれません。
 そうした古代に伝わる楽しい原話が天孫・国津合わせて201氏族の古事記(ふることふみ)、そして天皇家の古事記へと昇華された。
 その古事記が伝えてくれる民間伝承は、今でいうエッチな話も多いと言われています。それが神話となり、歴史として位置づけられていったのだ考えます。
 日本という国が古代より笑いと喜びに満ちた国であったと思うと、本当に楽しくなってきます。もちろん下ネタも含めて。


 さて、現在の映画の話になります。
 鈴木亮平さん主演“変態仮面”。鈴木亮平さんは、この映画が無ければ、その後のNHK大河ドラマ“西郷どん”主演がなかったと言われる程、“変態仮面”は彼の出世作です。
 “変態仮面”は、現代の上品になり過ぎてしまった日本よりも、海外で大ヒット。特に台湾やスイス、スペインといった国ではハリウッド映画と並ぶ興行収入となるなど、日本の“変態”を“HENTAI”として世界中に広めました。まさにジャパニーズ・ポップカルチャーの新しい側面を世界に発信した貴重な作品です。
 この“変態仮面”には、日本の底力である“キモ”、“ヲタ”、“非モテ”の夢と希望とロマンが詰まっています。
 私にとっても、失われた青春の一頁に対する想いを掻き立てる貴重な映画です。まあ、私にとって青春は“失われた”頁でも“懐かしい”頁でもなく、存在しなかった頁なのですが。

梶猛弩様 (60953)
日時:2023年09月08日 (金) 12時08分
名前:志恩

映画「変態仮面」につて

(梶猛弩様ー)
>現代人にとっては映画や漫画は最大の娯楽です。
 こうした娯楽は、映画も漫画も無かった古代からあった
のでしょう。伝承という形の中で。
 例えば“海幸彦と山幸彦“や“因幡の白兎”も、
古代史研究の中で格式ばった歴史的意味づけが
なされていますが、元々は民の娯楽的なお話なのかもしれません。
 そうした古代に伝わる楽しい原話が天孫・国津合わせて
201氏族の古事記(ふることふみ)、そして天皇家の古事記へ
と昇華された。
その古事記が伝えてくれる民間伝承は、今でいうエッチな話も
多いと言われています。
それが神話となり、歴史として位置づけられていったのだ考えます。
 日本という国が古代より笑いと喜びに満ちた国であったと思うと、
本当に楽しくなってきます。もちろん下ネタも含めて。<

志恩ー
感想を、ありがとうございました。
梶猛弩様の上記のコメントの一部だけ引用させていただこうと
試みましたが、一部だけでは、意味が読み取れないと思いました
ので、コメントの全文を引用させていただきました。

現代になってからの漫画も映画も、突然、現代になってから
発生したものではなく、
古代から伝承されてきたいろいろな物語に繋がっている
ものなのですね。
云われてみて、なるほどな、と思いました。
私に取りましては、衝撃的なご意見でした。

天照大神様が
岩戸(洞窟)に隠れられたとき、岩戸の外で、
ウズメの命様が、裸になって踊った。
それを見ていた神々が楽しそうに笑った。
すると、天照大神様が、皆、何を楽しそうに笑っているのだろうか
と思われて、岩戸から、
出て来られたというお話が古事記にありますが、

あれなどは、裸で踊ったということは
大昔は、パンツなどありませんから、
たぶん、全裸で踊ったんですよね。
凄いことです。これは、神代時代の下ネタかも、です。

ーーーーーーーーーーーー
(梶猛弩様の「変態仮面」の感想ー)

> さて、現在の映画の話になります。
 鈴木亮平さん主演“変態仮面”。
鈴木亮平さんは、この映画が無ければ、
その後のNHK大河ドラマ“西郷どん”主演がなかったと
言われる程、“変態仮面”は彼の出世作です。
 “変態仮面”は、現代の上品になり過ぎてしまった日本よりも、
海外で大ヒット。特に台湾やスイス、スペインといった国では
ハリウッド映画と並ぶ興行収入となるなど、日本の“変態”を
“HENTAI”として世界中に広めました。
まさにジャパニーズ・ポップカルチャーの新しい側面を
世界に発信した貴重な作品です。
 この“変態仮面”には、日本の底力である
“キモ”、“ヲタ”、“非モテ”の夢と希望とロマンが詰まっています。
 私にとっても、失われた青春の一頁に対する想いを掻き立てる
貴重な映画です。まあ、私にとって青春は“失われた”頁でも
“懐かしい”頁でもなく、存在しなかった頁なのですが。<


志恩ー
世界が、映画「変態仮面」を高評価したとは、少女趣味で
生きてきた私にとっては、予想外の情報でした。
でも、私が思うには、下品な俳優が、女性用のパンツをかぶって
上半身裸で出てきたら、余計、雰囲気が下品になるので高評価は
されなかったと思います。
鈴木亮平は、どちらかと言いますと、インテリなタイプで、
見るからに誠実そうに見える堅物のタイプの人で、
決して、見た目は、下品なタイプの人間ではありませんから、
そういう俳優が、このような役を演じたので、意外性があり、
世界からも面白いと、受け入れらたのだと思います。

「変態仮面」がきっかけで、鈴木亮平は、大河ドラマの西郷隆盛の
主役の座を得たというのも、知らないことでした。
調べてみましたが、
鈴木亮平は、西郷隆盛の役にのぞみ、
時間をかけて、25キロも体重を増やす努力をしたそうです。
そしてその次に近藤勇の役が来たので、今度は27キロも減量する
という努力をしたのだそうです。

俳優という職業も、役になり切るために、
演技だけでなく、このようなかげの努力も必要な職業なの
ですね。

尚、鈴木亮平は、
映画「孤狼の血 LEVEL2」(2022年)の演技で
日本アカデミー賞の、最優秀助演男優賞を受賞した
ということも、
ネットに載っていました。



(梶猛弩様ー)
>まあ、私にとって青春は“失われた”頁でも
“懐かしい”頁でもなく、存在しなかった頁なのですが。<

志恩ー
青春が存在しなかったという意味が、わかりませんが、
重い病気にかかっていたとか、
なにか特別なご事情が、あったのでしょうね。





映画「変態仮面」の一場面
主演・鈴木亮平

梶猛弩様  (60954)
日時:2023年09月08日 (金) 12時18分
名前:志恩

昨日は、「必死剣 鳥刺し」(2010年)を観ました。

この映画は、藤沢周平の人気時代小説を映画化した
ものだそうです。
実母が藤沢周平の小説の愛読者でしたので、懐かしくも
ありました。

この映画は、予想に反して、バッドエンドの映画でしたが、
とても、心に残るいい映画でした。

「主な出演者」
兼見三左エ門(豊川悦司)(この映画の時、48歳)
里尾(池脇千鶴)、
帯屋隼人正(吉川晃司)
津田民部(岸部一徳)、


志恩ー

江戸時代の話です。
主役は、トヨエツです。

農民の苦しみを分かろうともせず、妾への色と欲に溺れ、
逆らう者たちは、容赦なく首をはねる、切り捨てる、
そんなどうしようもない殿様への忠義の為に、自らの命をかけて
守らねばならない理不尽さ。
切なくて悲しくて悔しくてたまらないストーリーです。

「必死剣 鳥刺し」の剣の技は、トヨエツが自ら編み出した、
トヨエツしかできない必殺剣だったのでした。

トヨエツは、主君の一番の、
(主君にいつも入れ知恵している、すごく悪い嫌なやつである)
側室を殺めたのに打ち首にもならず、
あろうことか「主君の守護役として復帰するとは、何て奇妙な物語だ」と
思いながら、観ていましたが、
それは、老中:岸部一徳の腹黒い、腕のたつトヨエツを斬殺するための作戦
だったのでした。

物騒でもあり、鳥刺しなんて、おいしそうでもある、気になるタイトルですが、
観終わってみると。最後の場面で、やっと、納得します。

トヨエツは、最初から、ぷんぷんにおう怪しい老中の岸部一徳に
ハメられてしまい、かわいそうでした。
最後の最後に、必死剣でやり返せて、岸部を殺せて良かったですが!

でもそんな闘いが、どうこうのお話ではなく。
トヨエツは、美しい可愛い奥さまを病気で亡し、その後、
トヨエツを、おじさまおじさまと慕って、
トヨエツの、身の回りのお世話を細々とする
池脇千鶴の、ひたむきにトヨエツを愛してる演技が、
いじらしくて良かったです。
トヨエツは、保護者目線で見守っていた、その池脇千鶴とけっきょく
池脇の思いを知り、池脇の思いに応えて一度だけ二人は結ばれる場面があります。
セックスする場面です。

そして、やはり、ここからは、主役のトヨエツに注目です。

吉川晃司との斬り合いは、迫力がありました。
ボロボロになってのラストの立ち回りは迫力ありました
トヨエツが、吉川に勝って、吉川を殺しますが。吉川も強かったので、
トヨエツも、戦った後、髪の毛は落武者みたいになっており、全身血みどろに
なってます。ホラー映画のように。
その戦いの直後、傷ついているトヨエツの周りを岸部一徳率いる侍たちが、
取り囲み、トヨエツを、斬り殺しにかかるのでした。主君の前で。
トヨエツは、岸部一徳の罠にハマって、大勢の 侍達によって斬り殺されるのでした。

トヨエツは、斬られて、脈もないことが確認されまして、死んじゃったんだ。
と皆に思わせたところから、トヨエツは、この技を繰り出すのでした。
ラストシーンで。

そして、自分をはめた老中の岸部一徳をこの技で、
一撃のもとに、殺しました。

「必死剣 鳥刺し」の技ででした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トヨエツは、1962年3月生まれ。
(今年、61歳)

日本アカデミー賞は
1993年の新人俳優賞をはじめ、
助演男優賞と主演男優賞をそれぞれ
2回ずつ受賞しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この映画で学んだことですか?

自分の身は滅びても、多くの人の幸せのためになると思えば、命を捧げよ。

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梶猛弩様 
「必死剣 鳥刺し」をご覧になって、
私と別の感想がございましたら、
おっしゃってくださいませ。



映画「必死剣 鳥刺し」の一場面、
兼見三左エ門(豊川悦司)と
里尾(りお、池脇千鶴)

必死剣 鳥刺し  〜宮仕えの哀しみ〜 (60959)
日時:2023年09月08日 (金) 22時57分
名前:梶猛弩

 “西郷どん”の主役の話は、当時、大河ドラマを紹介する番組で話してた内容のうろ覚えです
 当初、堤真一さんにオファーしていたのが日程が合わず次の候補を絞り込んでいたとき、プロデューサーが“変態仮面”の大ファンだったことから鈴木亮平さんを推薦したという話でした。


 さて、“必死剣 鳥刺し”ですね。
 藤澤周平氏の時代小説は私も大好きです。
 彼の小説の多くは、田舎の藩の武士頭が主人公です。藩主や家老からは横暴を言われ部下の若い衆には突き上げられ、安い俸禄で律儀に生きている云わば中間管理職のサラリーマン。
 “すさまじきものは宮仕え”をそのまま地でいく設定は、当時の自分の立場をそのまま幕末に持っていったかのようで、思い切り感情移入しながら読んでいました。

 “必死剣 鳥刺し“というタイトルには、親鳥が巣を襲ってきた獣から雛達を守る情景を思い浮かべました。 
 鳥が自身は必ず死ぬことを前提で獣の前に立ちふさがり、まさに命が尽きるとき、絶命の瞬間の筋肉の収縮で、獣を突いて追い払うかのような。

 宮仕えにとって君命は絶対です。どれほど理不尽でも馬鹿げていても、君命は守らなければなりません。正義や忠義はどこへ行ったんだろうと虚しく思えるときもあります。
 組織の中にいて、身中の敵を討ち果たすのは己の命を引き換えにするときです。現代でこそ命のやり取りはありませんが、社会的生命を失うことは覚悟するでしょう。

 私自身にとって、“すさまじき”社会を神経すり減らしながら過ごす日常の中で、藤澤周平氏の描く小説や映画を読んだり観たりすることは、己を見つめ直し、心に平穏を取り戻す安定剤的な役割を果たしてくれました。

梶猛弩様 (60965)
日時:2023年09月09日 (土) 08時34分
名前:志恩

梶猛弩様の「必死剣 鳥刺し」をご覧になった感想を
書いてくださいまして、ありがとうございました。

私の感想と違いまして、とても現実味がある感想で、
同じ映画を観ても、これも、梶猛弩様の受け取り方は
深いです。

実際に社会に出て、サラリーマンとして生きていらっしゃる
男性のお方と、家庭に入って専業主婦をして生きてきた
呑気な私とは、感じ方が大きく異なるのは、
当然のことだと思いました。

「必死剣 鳥刺し」の原作者は、藤沢周平ですが、
梶猛弩様は、 藤澤周平の時代小説が、
大好きだそうで、そのことも、大変嬉しく思いました。

私は、母の影響で、藤沢周平の著書は、「蝉しぐれ」、
その他、数冊、読みました。
彼の作品には、田舎の藩の武士を、主人公にしたものが
多いですが、
「蝉しぐれ」には、武士が幼い頃の初恋の
女性と大人になって再会し、
微笑ましく座敷にて、会話する場面もあり、
その場面が、素敵だなと、印象に残っています。
淡々と素朴だけど美しく自然を描く風景描写、
主人公の朴訥とした武士らしい性格、初恋のふくとの淡い想い。
人間の芯に秘めた強さ清洌さが心に残る作品でした。





『必死剣 鳥刺し』の痺れるラスト15分‼️
兼見三左エ門(豊川悦司)

梶猛弩様 (60971)
日時:2023年09月09日 (土) 12時49分
名前:志恩

「半落ち」(2003年)

出演:
寺尾聰(梶聡一郎)、
 (志木和正)、
原田美枝子(梶啓子)、
吉岡秀隆(藤林圭吾)、
鶴田真由(中尾洋子)、
伊原剛志(佐瀬銛男)、
高島礼子(植村亜紀子)、
奈良岡朋子(高木医師)、
樹木希林(島村康子)ほか

横山秀夫の小説「半落ち」が原作となっているそうです。
”半落ち”とは、半分だけ自供したという意味。

認知症がひどくなった最愛の妻に、私を殺してと懇願され、
愛するがゆえに、妻を殺害した警部(寺尾 聰)、殺害後の、
隠し続けた空白の2日間の行動の謎に迫るドラマです。
事件に隠された悲しい家族の物語です。

「ストーリー」:
重いアルツハイマー(認知症)である妻を殺害したと、
現役警部でもある寺尾聰が警察に出頭してきます。
取り調べにかけては定評のある柴田恭兵は
寺尾 聰の取り調べを任されることになりました。
寺尾は殺人については認めるものの、妻を殺害してから自首するまでの
2日間の間に何をしていたのか、決して話そうとはしませんでした。
現役の警察官が起こした寺尾の事件は世間でも注目を集め、
空白の2日間に寺尾が何をしていたか、警察にはマスコミからの
取材が殺到します。

妻の殺害後、寺尾が歌舞伎町に行っていたという手がかりが出てきます。
寺尾が歌舞伎町に行った理由を、柴田は調べることにします。
東洋新聞で記者をしている 鶴田真由も、事件の真相をスクープすべく
病院へ。寺尾には一人息子がいましたが、その息子は白血病で亡くなり
最愛の妻を自らの手で殺害した寺尾に、守るべき対象はいないはずでした。
寺尾が誰を守ろうとしているのか謎は深まるばかりです。

柴田は、亡くなった寺尾の息子が治療を受けていた病院の医師に
話を聞きます。
寺尾は、息子の病気をきっかけに、ドナー登録をしていました。

息子が亡くなった後に、寺尾の骨髄が適合した少年が見つかり、
少年の命は救われます。
妻は、息子の生まれ変わりができたようだと、とても喜んでいたという話でした。
鶴田真由は、病院に取材に行き、病院の医師から、ある記事を見せられます。

それは、寺尾が命を助けた少年の記事で、寺尾の妻は、息子のように思う少年が
新宿の小さいラーメン屋で働いていることを知り、その少年に会いたがります。
しかし、ドナー提供のルール上、ドナーを提供した相手に会いに行くことは禁止
されていました。妻の想いを知った寺尾は、その空白の2日間の間に、こっそりと
その少年に会いに行っていたのでした。
寺尾は、その事実を話すことで、少年がマスコミの目に晒されることから
守っていたのでした。
公判で事実が明かされましたが、結局、寺尾は最後まで否定し、
黙秘権を貫き、少年を守り抜いていたのでした。

寺尾の妻殺しの判決の刑は、懲役4年と出ました。

寺尾が、手錠をかけられたまま、裁判所から刑務所へ移動する車の
窓から、道路の向こうがわを見ると、柴田に付き添われた寺尾からの
ドナー提供で命を救われた少年が、立っていて、寺尾を見送っていました。
そして、「死なないでください、死なないでください」と少年が、寺尾に
呼びかけているところで、この映画は終わりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の感想は、
最愛の妻に、殺して欲しいと、いくら懇願されても、実際に愛するがゆえに
早く楽にしてあげたいという愛の思いで、殺したとしても実際に殺したら
殺人になります。
殺人者という犯罪者になります。
でも、このような犯罪者は、私は、憎めないな、とも思いました。

学びは、愛する一人息子が、たとえ白血病で死んだとしても、
もしも、この夫婦が、生長の家の生き通しの真理を知っていたら、
二人とも、ここまでは、絶望は、しなかったのではないかと痛感しました。
ドナーを提供した少年を守り抜くために黙秘権を貫いていた寺尾、
そこのところは、感動しましたが。


「半落ち」
裁判所にて、被告席に立つ
主演・(梶聡一郎)役の 寺尾聰。

半落ち  〜誰かに生かされている命について〜 (60979)
日時:2023年09月09日 (土) 23時12分
名前:梶猛弩

 映画“半落ち”について。
 白血病のドナーとなって救うことのできた若き命。
 人間の尊厳を失う絶望が生み出す死へのいざない。
 生きる希望を失った主人公へ「死なないで」と呼びかけるラスト。
 いくつかのテーマが重なり合い、“生きること”の大切さを深く考えさせられる作品です。

 自分のことになりますが、私は30代半ばのときに生死を彷徨う大病を患い、大きな手術を受けました。
 数時間の手術の中で、かなりの量の輸血もしました。
 その血液は、献血によりいただいたものだと思います。
 名も知らぬ多くの人達の善意により、私は生かされ、その後20年以上も元気に生活しているのです。

 人は一人では生きられません。身近な人だけでなく大勢の名も知らない誰かによって生かされている
 そのことを痛切に実感させられました。

 生長の家の人達のように、そこに神の愛を実感できればこれほどの喜びはありません。
 また、神という言葉を使わなくても、誰かの大きな愛の中で生かされている命を観ずることができるというのは、とても大切なことだと思います。

 この投稿を書くにあたって、善意や無償の愛によって生かされている自分の、与えられた命を大切にしたいとの想いを改めて強く感じたところです。

梶猛弩様   (60980)
日時:2023年09月09日 (土) 23時52分
名前:志恩

映画「悪人」(2010年)

「出演」
(役名は、今回は、略します)
妻夫木聡
深津絵里
樹木希林
柄本明
ほか


志恩ー

今回は、ストーリーは、詳しくは、書きませんが、
短かめにまとめて書きますと、
九州のある地方の峠の崖下で、
若い女性の死体が発見されます。
殺された女性は、満島ひかりでした。
警察は大学生を確保するが、殺人犯ではなかった。
警察は出会い系サイトで満島ひかりと出会った妻夫木聡の犯行
と断定し、行方を追う。
妻夫木聡は、満島ひかりを殺害していた。
妻夫木聡は、その後新たに出会った深津絵里と真の愛に辿り着いた
妻夫木聡は、深津絵里と逃避行をして長崎の大瀬台灯台へ。
深津絵里をかばって悪人になった妻夫木聡は逮捕された。
殺された満島ひかりの父親役の 柄本明。
殺人者で悪人役の妻夫木聡の祖母役の 樹木希林。

皆、名演技。

殺された満島ひかりも、彼女の周りにいる大学生たちも
軽くてチャラい奴らである。
建築の解体現場で働いている妻夫木と比べれば、
殺されて当然というのような感じの連中に描かれている。
妻夫木聡は、若い男性で、髪は金髪。

深津絵里は、大手のチェーン店の紳士服売り場の店員の仕事を
していて、アパートで妹と二人暮らしをしている。
深津の妹には彼氏がいるのに、深津には、彼氏はいない。
彼氏は、できたこともなかった。
だから、自分は、もてないと、劣等感を抱いていたが、
ある日、妻夫木聡と出会い、妻夫木の車に乗って、
誘われるままラブホテルに行き、肉体関係を持つ。
そして、心も愛し合うようになった二人であった。
妻夫木は、その後、もっと早くに君に会っていれば、と
しみじみ言った。
彼も彼女を、人間的に好きになったのだ。
でも、その時は、殺人を犯した後の自分だった。
つまり、深津絵里は、妻夫木を、殺人を犯した悪人だと
知らずに、愛してしまったのだ。
彼は、彼女に本当のことを打ち明けた。
そして、二人の逃避行は、始まり、短くて終わる。
妻夫木聡は、追ってきた警察に逮捕されてしまうからだ。
その後、深津絵里は、何事もなかったように、元の職場で淡々と
仕事をしている。

私が、この映画で感じたことは
深津絵里は、彼が刑期を終えて出てくるまで
きっと、ひたすら待っているだろうな、と思った。
肉体関係は一度ではなく、数度あったし、
だから、彼の子どもを身ごもっているかもしれないし。
そうしたら、彼の子どもとともに彼を待っているだろうな。
そんな気持ちにさせられながら、この映画を観終わりました。

思えば、
人間は神の子で、実相は、みな善人で、悪人は、いない
という教えを教えていただいていますが、
現象世界では、人を殺せば、人殺しという悪人の
レッテルをはられます。犯罪者になります。
身内とか、身近に、殺された人、殺した人...が
実際に いる人は、ストレス大で、生きていく上で、大変だろうな
と思いました。
われわれの身の回りには、そういう人はいなくて、幸せだと
改めて、自分の平穏な人生を、ありがたく思いました。


「悪人」の一場面

梶猛弩様 は、第二弾で、こちらもご紹介くださっていましたよ。こちらはまだ観ていませんでした。これ全部観るには今年いっぱいかかりそう。 (60983)
日時:2023年09月10日 (日) 01時32分
名前:志恩

>日時:2023年09月03日 (日) 20時39分
名前:梶猛弩

前略

今回は、新たに、独断と偏見で選ぶ洋画20、私の好きな邦画20、アジア映画 10、20世紀の映画10 計60作品を書いてみました。
 私が個人的に好みのものを独断的に挙げてますので、ご了承ください。

 
◎洋画20作品
 ・ミリオンダラーベイビー (2004年、アメリカ)
 ・インビクタス/負けざる者たち (2009年 アメリカ)
 ・グラントリノ(2009年 アメリカ)
 ・父親たちの星条旗(2006年/アメリカ)
 ・硫黄島からの手紙(2006年/アメリカ)
 ・ボヘミアン・ラプソティ(2018年/イギリス)
 ・沈黙―サイレンス― (2016年/アメリカ)
 ・ザ・マスター(2012年/アメリカ)
 ・バードマン あるいは 無知がもたらす予期せぬ奇跡(2014年/アメリカ)
 ・愛しのローズマリー(2001年/アメリカ)
 ・その土曜日、7時58分(2007年/アメリカ)
 ・コントロール(2004年/アメリカ)
 ・オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 (2013年/アメリカ)
 ・レスラー(2008年/アメリカ)
 ・ゼロ・グラビティ(2013年/アメリカ)
 ・イエスマン “Yes”は人生のキーワード(2010年/アメリカ)
 ・ミッション:8ミニッツ (2011年/アメリカ)
 ・月に囚われた男(2009年/イギリス)
 ・シカゴ(2002/アメリカ)
 ・ライダーズ・オブ・ジャスティス(2018年/デンマーク)

◎邦画20作品
 ・手紙(2003年/日本)
 ・重力ピエロ(2009年/日本)
 ・グラスホッパー(2015年/日本)
 ・ゴールデンスランバー(2010年/日本)
 ・おくり人(2008年/日本)
 ・テルマエ・ロマエ(2012年/日本)
 ・アルキメデスの大戦(2019年/日本)
 ・舟を編む(2013年/日本)
 ・K-20  怪人20面相伝(2008年/日本)
 ・のぼうの城(2012年/日本)
 ・仮面病棟(2020年/日本)
 ・シン・ゴジラ(2016年/日本)
 ・アフロ田中(2012年/日本)
 ・帝一の国(2017年/日本)
 ・苦役列車(2012年/日本)
 ・僕の彼女はサイボーグ(2008年/日本)
 ・謝罪の王様(2013年/日本)
 ・永遠の0(2013年/日本)
 ・真夜中の弥次さん喜多さん (2005年/日本)
 ・今夜ロマンス劇場で(2018年/日本)


◎アジア映画 10作品
 ・シルミド(2003年/韓国)
 ・インファナル・アフェア 無間道(2002年/香港)
 ・少林サッカー(2001年/香港)
 ・カンフー・ハッスル(2015年/香港)
 ・怪しい彼女(2014年/韓国)
 ・哭声/コクソン(2016年/韓国)
 ・目撃者(2017年/韓国)
 ・エクストリーム・ジョブ(2019年/韓国)
 ・最後まで行く(2014年/韓国)
 ・追捕 マンハント(2018年/中国) 

◎20世紀に観た映画 10作品(邦画・洋画・アジア映画問わず)
 ・マスク(1994年/アメリカ)
 ・バットマン・リターンズ(1989年/アメリカ)
 ・シザーハンズ (1990年/アメリカ)
 ・ガタカ(1997年/アメリカ)
 ・不夜城(1998年/日本)
 ・シュリ(1999年/韓国)
 ・ラストエンペラー(1987年/アメリカ)
 ・フェイス・オフ(1997年・アメリカ)
 ・アンブレイカブル(2000年/アメリカ)
 ・JSA(2000年/韓国) 


志恩ー
ほんとに、映画好きでいらしたのですね。
映画オンチの私ですが、
おかげさまで、様々なジャンルの映画を
観ることができます。

梶猛弩様 (60984)
日時:2023年09月10日 (日) 01時41分
名前:志恩

映画“半落ち”についての感想を書いてくださって、
ありがとうございました。

> いくつかのテーマが重なり合い、
“生きること”の大切さを深く考えさせられる作品です。<

 >自分のことになりますが、
私は30代半ばのときに生死を彷徨う大病を患い、
大きな手術を受けました。
 数時間の手術の中で、かなりの量の輸血もしました。
 その血液は、献血によりいただいたものだと思います。
 名も知らぬ多くの人達の善意により、私は生かされ、
その後20年以上も元気に生活しているのです。<

志恩ー
しばらく前のスレッドに書いていらっしゃいましたが、
重度の腹膜炎になられたのですよね。
死ななくて、助かって、ほんとうに よかったです。


 >人は一人では生きられません。
身近な人だけでなく大勢の名も知らない誰かによって生かされている
 そのことを痛切に実感させられました。

 生長の家の人達のように、
そこに神の愛を実感できればこれほどの喜びはありません。
 また、神という言葉を使わなくても、
誰かの大きな愛の中で生かされている
命を観ずることができるというのは、とても大切なことだと思います。
この投稿を書くにあたって、善意や無償の愛によって生かされている自分の、
与えられた命を大切にしたいとの想いを改めて強く感じたところです。<


志恩ー
梶猛弩様らしい素敵な感想を、ありがとうございました。

 

梶猛弩様    (61015)
日時:2023年09月11日 (月) 20時16分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様がご紹介くださったうちの、
「容疑者xの献身」(2008年)を、観ました。

「出演者」

福山雅治
堤真一
松雪泰子
北村一輝
ほか



志恩ー
この作品にも、福山雅治が、物理学者・数学の大学教授役で
出演しています。この作品は、2008年上映のものなので、
福山雅治は39歳で、若くてかっこいい時代のものです。
堤真一は、この時、44歳。
松雪泰子は、34歳。

堤真一は、昔の福山の大学時代の友人ですが、
今は、堤は、高校の数学の教師をしています。
二人とも独身という役です。

この作品でも、殺人事件が、あります。
なので最近、毎日のように、殺人事件の映画を 観ている
ことになります。笑

弁当屋を営む松雪泰子は、1人娘・(中学1年生くらいの子)
とアパートでつつましく暮らす美人女性。
そして高校の数学教師・堤真一はその弁当屋の常連で、
そのアパートの松雪泰子の隣の部屋に住んでいます。

ある日、松雪泰子の別れた夫・Tが彼女のアパートにやって来ます。
松雪泰子は、散々つきまとってくるTと言い争いになり、娘にも暴力を
振るうTを衝動的に殺してしまいました。
呆然とする母子のもとに、物音を聞きつけた隣に住む堤真一が
訪ねてきました。

福山雅治が捜査に加わり、堤真一の存在に気付きます。

遺体が発見されると警察は身元をTと断定し、
殺人事件として捜査が始まります。
捜査一課の北村一輝 刑事は、前妻である松雪泰子に
事情を訊きますが、彼女には完璧なアリバイがありました。

捜査に行き詰まった警察は、物理学者・福山雅治に協力を
仰ぎます。福山は捜査の中で、元妻・松雪の隣人が堤であることに
気が付きました。堤真一は福山雅治の大学の同級生で、
天才数学者だと見なしていた人物だったのです。
再会を喜ぶ福山雅治でしたが、事件の裏に堤の存在がある
のではないかと疑い始めます。

殺人発生時に松雪の元を訪ねてきた堤は、
松雪と娘を守るために、殺した人間を運び出す手伝いをします。
そして、アリバイを偽装する指示を出していました。
その偽装工作のトリックを福山は見抜きます。
しかし、そんななか堤は「Tを殺したのは自分だ」と警察に自首。
犯行の動機を「松雪のことを好きだったため元夫を殺した」とし、
自首した理由は松雪に裏切られたためだと言います。
堤の部屋からは、犯行に使われた凶器や、堤が松雪を
ストーキングしていた証拠などが見つかりました。

全ては堤の計算だったのですが……。

ここからは、
涙なしでは見られないラストシーンです。

物証も動機もそろっており、
自分を犯人にするという堤の作戦は成功するように思われます。
しかし、全てを推理していた福山は、松雪に会い、
堤が松雪と娘のために一体何をしたのか話します。
それは、松雪が知らされていない偽装工作の方法でした……。
葛藤していた松雪は警察に足を運び、堤の元へ駆け寄ります。
そして「私たちだけが幸せになるなんて無理です。」と言い、
自首します。
その時、堤は、松雪の言動に「どうして?」と問い、泣き叫びます。
愛する人を守るために堤がやった完璧な計算は、
松雪の自首によって、崩れてしまったからでした。

志恩ー
堤は。松雪が経営する弁当屋で、毎朝、弁当を買ってから
職場の高校へ行っていましたが、松雪とは恋愛関係には
なっておらず、堤が、心のうちで思っているだけの秘めた恋だった
のでした。しかし、彼は、松雪の侵した殺人の罪を自分が
被るという行為に出ましたが、失敗に終わったのでした。

この映画で、堤真一は、日本アカデミー最優秀主演男優賞を
得ています。

私は、松雪の元夫が、復縁を迫って、松雪(元妻)と娘
(元夫とは、血のつながりは、ない子)の住むアパートに無理やり
上がり込んできて、来ないでと松雪に強く拒否されたら、元妻に娘に
対して、殴るわ、蹴るわ、の暴力をし放題する、こういう悪い人間は、
殺されても仕方がないかもしれないと思いましたが、
それでも、こういう人間でも、殺すつもりじゃなく殺した場合でも、
殺人罪になるわけですし、人間て、死ぬ人は
こんなに簡単に死ぬものなんだな、
ということを、学んだというか、知りました。

この作品も、誰も幸せになってなくて、
バッドエンドの結末でした。
悲しく、切なく、哀れに思っただけで、
私には、あとは、これといった感想はないです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様は、
この映画をご覧になって、どのような感想を
もたれたのでしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

容疑者Xの献身 〜真理を解き明かす方程式〜 (61032)
日時:2023年09月12日 (火) 22時21分
名前:梶猛弩

 映画“容疑者xの献身”ですね。
 私がこの映画を心に留めているのは、他の作品と同じで、孤独と絶望の中で不器用に生きる男への共感からなのですが、毎回その話をしても、愛と喜びに満ちた生長の家の掲示板に相応しくないので、今回は少し角度を変えます。

 この映画は、天才物理学者である主人公湯川(演:福山雅治)と大学時代は数学の天才と言われた容疑者(演:堤真一)の対決を軸にしています。

 主人公は、非常に理屈っぽい人間で、愛という数学的に証明できない言葉が大嫌い。
 その主人公が相棒(柴咲コウ)に対して、それを体現するセリフを言うシーンがあります。
 「底辺×高さ÷愛の解を求めらるか?半径×半径×愛の答を求められるか? 答の求められない愛などで悩んでも何の意味もない。」
と。
 私は、映画館でこの作品を観た後、たまたま青年会時代からの友人と、この話題で盛り上がったのを覚えています。
中学生の子供さんがいる友人で、数学の勉強の話をしていた延長でこの映画の話になった流れでした。
 友人と話した内容は、

 愛を数学で表すと“無限の愛”、すなわち∞。
 底辺×高さ÷∞の解は、数学的には“不定”。
 “不定”を別の言葉で言い換えるとと“如意自在”。
 人生の底辺で悩んでいても、天上までの高さを乗じ、それを愛で純化すれば、如意自在、自分が求めている変幻自由な幸福を導き出すことができる。

 では、半径×半径×愛は、どうなるのだろう。
 円は、完全円満な姿。半径は直径の半分。すなわち“半身”。
 半身と半身を乗じ、それを愛(∞)で包み込めば、まさに実相円満完全なるもの。

 天才物理学者でも解けない方程式を、生長の家では解答できるんだね(笑)的な。

 こうした話は講師の先生方からすれば、間違っていると思われるかもしれませんが、生長の家について屈託なく、如意自在に大いなる笑いを持って話ができること、
これこそが生長の家の素晴らしいところなのだと、私は思っています。

 

梶猛弩様 (61034)
日時:2023年09月12日 (火) 23時56分
名前:志恩

>愛を数学で表すと“無限の愛”、すなわち∞。
 底辺×高さ÷∞の解は、数学的には“不定”。
 “不定”を別の言葉で言い換えるとと“如意自在”。
 人生の底辺で悩んでいても、天上までの高さを乗じ、
それを愛で純化すれば、如意自在、自分が求めている
変幻自由な幸福を導き出すことができる。

 では、半径×半径×愛は、どうなるのだろう。
 円は、完全円満な姿。半径は直径の半分。すなわち“半身”。
 半身と半身を乗じ、それを愛(∞)で包み込めば、
まさに実相円満完全なるもの。

 天才物理学者でも解けない方程式を、
生長の家では解答できるんだね(笑)的な。<

志恩ー
映画“容疑者xの献身”の感想を、
ありがとうございました。

最初の方にありましたよね。その場面が。

よく覚えておられますね。

数学の方程式を、生長の家の愛の法則に結びつける
なんて、私には、到底考えられないことです。
梶猛弩様が、福山雅治教授に見えてきましたよ。笑
頭、いいお方ですものね、梶猛弩様って。
そして愛妻家ですね。


福山雅治(物理学者)が、柴咲コウに
数学の方程式を、語っている場面

梶猛弩様 (61035)
日時:2023年09月13日 (水) 00時55分
名前:志恩

私は、本日は、沢田研二、松たか子主演の
「土を喰らう12ヶ月」を観る予定でいましたが、
この映画は、UーNEXTで観れるのですが、
レンタル料がかかることがわかりました。
もう少し後になると、無料になりますので、後で観ることにしました。

それで、急遽、梶猛弩様が、第二弾でご紹介くださいました
日本映画の「手紙」を観ました。

梶猛弩様は(2003年)のをご覧になりましたが、私は(2006年)
のを観ました。

映画「手紙」は、
直木賞作家・東野圭吾の小説を、映画化したものだそうです。

「出演」
山田孝之(弟)、
玉山鉄二(服役中の兄)
沢尻エリカ(山田の妻になる)



両親は死んでいなくて、兄弟二人で生きていて、
兄は、勉強は苦手なタイプ、弟は勉強ができたので、
弟思いの兄は、弟を大学に行かせてやりたくて、懸命に
働いていましたが、弟の進学のお金がどうしても足りなくて、
ある日、弟の学費を手に入れるために強盗に入った家で、
家人のおばあさんを殺してしまいました。
そして兄は、刑務所へ。
懲役15年の刑を受けて、服役中。
その服役中の兄は、毎月1回、必ず、弟宛に手紙を
書いて出していた。

そんな兄のせいで人生が狂わされ、夢さえも諦めてしまう
弟の山田。
そして、やっと愛する女性と結婚し、女の子の父親になるのですが、
女の子も、友達からつまはじきの目に合う。
兄が服役中だということは、どこへ行っても調べられると
わかるので、弟の人生は、「差別」に次ぐ「差別」で、とても
辛い目にあい続けるのでした。

弟はある決断を下します。
それは、兄と兄弟の縁を切ることでした。
服役中の兄に弟は手紙に、自分がいかに差別された辛い人生を
送ってきているかということを書いて知らせた、もう2度と、自分に
手紙を送ってこないように。そして将来、出所しても、自分
の元へはこないように、念を押した手紙を書いて送った。

兄はそれを読んで、憤慨するどころか、弟にすまないことを
していたと深く反省するのだった。そして、弟は、その後に
知ったことだが兄が殺した、御家族(おばあさんの子供たち)
にも、兄は、詫びの手紙を何度も送っていたのだった、兄は、
そのことも、かえって、相手に迷惑をかけていたと考えて、深く
反省するのだった。弟は、歌がうまかった。ある仲間と二人で
刑務所に歌の慰問に行った、歌を慰問で歌うためだった。
刑務所に集まった受刑者の人たちの中に慰問に来てくれた
弟に対して合掌する兄を見つけた弟は、声が詰まって、
歌うことができなかった。

志恩ー
この映画を観て、家族が殺人の罪を犯して、服役中だと、
自分が殺人を犯したわけでもいないのに、世の中の人たちからは、
ひどい「差別」を受けるものだということを痛いほど知りました。

私は、このところ、殺人がある映画を、連日で観ましたが、
日本では、殺人を犯す人は、外国から比べたら、とても
少ないことも知りました。日本では、殺人の件数は
全国で1日平均一人とネットに載っていました。

小説を書くとしましたら、平凡な日常のことを書いても、読者に
読んでもらえませんから、作者は、非日常的な事柄を書いて、
われわれの思考力を広げてくださっているのかもしれないと
思いました。

昔々、谷口雅春先生が総裁先生でいらした時代の原宿本部
時代の時は、前にも書きましたが、網走刑務所から出たばかりの
野尻稔さんを、徳久先生は、彼の願いを受け入れて、飛田給道場の
研修生にしたり、のちには、谷口雅春先生の許可を得て本部講師に
までしていました。

谷口雅春先生は、刑務所の受刑中に神の愛に触れて、心を転換した
スタデリーのことを書いた「愛は刑よりも強し」という本も出版されていらして
人間神の子の教えを説いておられました。

今の時代の教団は、その点は、どうなのでしょうね。

真理の中には知っていても、実践することが、難しい真理もございます。

殺人犯でも、人を人とも思っていない893みたいな極悪人もいれば、
誤って殺人を犯してしまった人もいれば、愛するが故に殺した人もいれば、
殺人犯でもいろいろな人がいることも学びました。

私は、首をコードで締めたり、刃物で胸を刺したり、頭を鈍器で殴ったりして
殺人を犯したような家族に殺人犯がいる人とは、今まで生きてきて、
あったことは一度もないのですけれど、今後、この世に生きているうちに
そういう人(ご家族)にお会いしたら、差別しないで、あたたかな気持ちで、
接しようと、この映画を観て思いました。



「手紙」の一場面

梶猛弩様 (61049)
日時:2023年09月14日 (木) 11時55分
名前:志恩

昨日は、梶猛弩様がご紹介くださった中から
コメディ ラブ ロマンス映画、「マスク」(1994年)を観ました。
アメリカのコメディは、目玉が30センチも飛び出るわ、
舌が50センチも伸びるわ、で、
やることが派手すぎて激しすぎて、
面白いというよりも、、観てて疲れ果てましたので、まだ
感想を書く元気が、でませんけれど、
今日中には、何か感想を書かせていただく予定でおります。
と言いますか、
主役のジム・キャリーが、とてもキュートでハンサムボーイ
で一目惚れしました。
でも、この映画から、29年もたった今は、彼は、かなりのおじさまに
なっているのだろうと思われます。

できれば、梶猛弩様
ここは、あなた様のスレッドですので、今から
30年前でも40年前のものでも良いですから、あなた様の写真を貼って
もらえないでしょうか。

私だって、いっぱい昔の写真、貼ったっしょ。
よろしくお願いします。



映画「マスク」主演の、ジム・キャリー

梶猛弩様 (61053)
日時:2023年09月14日 (木) 16時42分
名前:志恩

映画「マスク」(1994年)の感想です。

この映画は、ハッピーエンドです。

主役のジム・キャリーは、若くて気弱な銀行員ですが、
家の近くの川で、「マスク」を見つけて、家に持ち帰ります。
この映画での「マスク」とは「仮面」のことです。
そのマスクは、そのマスクをつけた人の、望みを叶えてくれる
不思議な力を持っていました。
マスクをつけジムキャリーが、怪人となって活躍します。
自分を騙した車の修理工場に仕返しをしたりと、やりたい放題です。
翌朝、目が覚めたジムキャリーは、自分のしでかしたことを思い出し、
仮面に恐怖を抱きます。

なのであと、最後に1回だけ使うことを決め、
怪人に変身したジムキャリーはキャメロン・ディアスに会いに行きます。
一方で、キャメロン・ディアスは銀行で出会った心優しいジムキャリーにも
心惹かれていました。自分が怪人であることをキャメロン・ディアスィに
打ち明けられずにいたジムキャリーは、再び怪人の姿で
キャメロン・ディアスの前に現れますが、警察に包囲されてしまいます。

警察の手を逃れた先に待っていたのは
キャメロン・ディアスの恋人でした。
運の悪いことに、仮面が外れてしまいます。
仮面をかぶったキャメロン・ディアスの恋人は、悪人となって
大暴れします。
ジムキャリーは、愛犬マイロと力をあわせ、仮面を奪い返します。
その場に現れた警察は、キャメロン・ディアスの恋人を銀行強盗犯
として逮捕します。
ジムキャリーは思いきってキャメロン・ディアスに告白し、
2人は恋人になりました。
ジムキャリーは仮面を川に捨てに行きます。
仮面を狙って、愛犬のマイロと警察が川に飛び込み、
物語はハッピーエンドで幕を閉じます。


志恩ー
男性って、仮面を被ってでも今以上に強い男になりたいのですね。
今から60年ほど前に、月光仮面というのが日本で流行りました。
正義の味方、月光仮面は悪いやつをやっつけてくれるのでした。

その後、バッドマンとか、出ましたね。
ちいかわは、かわいいだけで、
正義の味方には、なれなそうですが。
とにかく、久しぶりにハッピーエンドの映画を見ましたけれど、
アメリカのコメディは激しいので、観てて私には刺激が強すぎて
疲れました。
ありがとうございました。



今年、61歳のジム・キャリーの写真が
載っていました。
今も、いい人相してますね。

梶猛弩様 (61054)
日時:2023年09月14日 (木) 18時34分
名前:志恩

今夜は、梶猛弩様が、ご紹介くださったうちの
「重力ピエロ」(2009、日本の映画)を観ます。

 (61058)
日時:2023年09月14日 (木) 21時47分
名前:梶猛弩

 マスクは、家内が最も好きと言っている映画です。
 ちなみに家内のオシは、1位が“マスク”(1994年)、2位が“スクール・オブ・ロック”(2003年)が“オズの魔法使”(1939年)ですね。

 ジム・キャリーは、私も好きな俳優です。
 ただ、バットマンではジム・キャリーの良さが出てなかったかも。
 ジム・キャリーを堪能するなら、“イエスマン “YES”は人生のパスワード ”(2003年)か、トゥルーマン・ショー (1998年)のようなメッセージ性がある方が味があっていいかもしれません。

梶猛弩様 (61059)
日時:2023年09月14日 (木) 22時02分
名前:志恩

>我が家の愛犬(ヨークシャーテリア)の写真です。
もう50年近く前のものですが。。。<

志恩ー
わーっ、超うれしいです。
これ、梶猛弩様の約50年前のお写真ですか。
貼ってくださって、ありがとうございます。
凛々しくていいお顔した少年だったのですね。
女の子にモテモテの少年だったでしょう。
これが、昔、飼っていたという、今、買うと40万円も
するという ヨークシャーテリアね。
貴重なお写真、感謝します。

梶猛弩様 (61060)
日時:2023年09月14日 (木) 22時20分
名前:志恩

今、「重力ピエロ」を観ていた途中で、トキ掲示板へ
きてみたところです。また、「重力ピエロ」に戻りますが。

>(梶猛弩様ー)
マスクは、家内が最も好きと言っている映画です。
 ちなみに家内のオシは、1位が“マスク”(1994年)、2位が“スクール・オブ・ロック”(2003年)が“オズの魔法使”(1939年)ですね。

 ジム・キャリーは、私も好きな俳優です。
 ただ、バットマンではジム・キャリーの良さが出てなかったかも。
 ジム・キャリーを堪能するなら、“イエスマン “YES”は人生のパスワード ”(2003年)か、トゥルーマン・ショー (1998年)のようなメッセージ性がある方が味があっていいかもしれません。<

志恩ー
梶猛弩様の奥様は、マスクが最も好きな映画でしたか。
心が強い女性なのですね。あのような刺激の強い
コメディーがお好きとは。笑
私も、もっと心の強い女性に進化したい!
奥様のおじさまも、映画、観られてるのね。

私はジム・キャリーの映画は、「マスク」が、初めてです。
えっ、バットマンも彼が演じたのでしたか。
知りませんでしたよ。
ジム・キャリーの
“イエスマン “YES”は人生のパスワード ”(2003年)、
”トゥルーマン・ショー ”(1998年)も、今度、観てみます。

“イエスマン “YES”は人生のパスワード ”(2003年)、は
ご紹介の第二弾の中に書いてありますね。


いろいろと教えてくださって、ありがとうございます。

梶猛弩様 (61062)
日時:2023年09月14日 (木) 22時30分
名前:志恩

お写真、削除の件、了解です。

 (61063)
日時:2023年09月14日 (木) 22時41分
名前:梶猛弩

 ジム・キャリーは、主役のバットマンじゃなくて、“バットマン・フォーエヴァー”(1995年)で悪役のリドラーを演じてました。リドラーは、日本のコミックではナゾラーという名前で登場していて、犯罪になぞなぞを仕掛けて楽しむという悪役です。

 残念ながら、このときのジム・キャリーは空振りでした。


 あっ! “オジ”ではなくて“オシ”ですね。“お奨めの映画”の意味です。
 わかりにくくて、ごめんなさいm(__)m

梶猛弩様 (61066)
日時:2023年09月15日 (金) 19時57分
名前:志恩

梶猛弩様、今晩わ
梶猛弩様は夜遅い時間に現れますので、本日は、
私もあなた様の真似をして、暇人なのですが、
夜になってから、あなた様のスレッドにお邪魔しました。

そういえば、第二掲示板の生長の家クラシックス様は
9月11日に、ご投稿されて以来、2回目を書くことを
予告されておられますが、まだ、2回目を書いておられません。
第二の管理人様だって、訊け様に、即座に見破られたからでしょうか。
そのようなことは、どうぞ、気になさらずに、続きを
書いていただきたいです。訊け様も、神童会のチコちゃんも
全身を目にして、待っているご様子ですから、よろしくお願いします。


ところで昨夜は、梶猛弩様ご紹介の映画「動力ピエロ」を
私は観ました。
今夜は梶猛弩様ご紹介のジム・キャリーの
“イエスマン “YES”は人生のパスワード ”(2003年)、を
観る予定でおりますが、

先に、昨日観た「動力ピエロ」(2009、日本映画)の感想を、
簡単に書かせていただきます。


この映画は、伊坂幸太郎の小説の映画化だそうです。
サスペンス、ミステリー。

「出演」
加瀬亮、(頭はいいが、見てくれは、冴えない兄、泉水)
岡田将生、(絵がうまくて、背が高くてイケメンな弟、春)
小日向文世、(父)
鈴木京香(母)
吉高由里子 (春の、追っかけ)
渡部篤史(春の実父、レイプ犯)

仙台市が舞台。
仲良し兄弟がいた。
でも弟は、以前、高校生の男が、30件もレイプしまくっていた事件があり、
その事件に巻き込まれた母親がレイプされて、妊娠させられ、父親もそのことを
認識しながら、夫婦で悩んだ末、我が子として産み育てていた子供だった。

ハチミツ栽培を、庭でしている穏やかな性格の父親との3人家族。
弟は、小さい頃から絵がうまくて絵のコンクールで
金賞を受賞したりしていた。
(母親は、自殺か事故かわからない状態で
自動車事故で死亡。途中からいなくなる)
大学院で遺伝子研究をしている兄は、
時々弟の言動がわからなくなる。

母の命日に実家に帰ると、
街中のグラフティアートを消してまわっている弟が
放火事件のニュースを見て妙なことに気がつく。
頻発する放火の全てが、グラフティアートがあった場所で
起こっていたのだ。
そしてそこに残されたメッセージに気がつき、
兄を巻き込んで解読を始める。

そんな時、父がガンに侵されていると発覚。
兄と弟は、父の容態が安定した頃に放火犯探しを再開させる。
クロスワードパズルを見た兄は暗号の意味するものが遺伝子だ
と気付くが、そこで行き詰る。

大学院の研究室で友人から、24年前に逮捕された連続レイプ犯が
出所したと聞いた兄は言葉を失う。

時代は、兄が生まれた頃にさかのぼる。
兄と弟の母はレイプ被害に遭い、
その子供、弟は、レイプ犯の血を引いている可能性があった。
それでも、父と母に愛され、兄と共に生きてきた弟。

兄は出所したレイプ犯・渡部の居場所を突き止め、
弟と渡部の遺伝子を調べようとする。

そして渡部の他人の不幸を心から望む言葉を聞いた
兄は怒りに駆られ、
弟思いの兄は、渡部殺害計画を立てる。
全てお見通しだった弟は
兄のアパートに向かうが、突き放されてしまう。

自分を尾行している女性に気が付いた兄が彼女を問いただすと、
学生時代から弟のストーカーをしていて整形までした、吉高だった。
そして彼女は、兄の知らない弟の姿を語りはじめる。
グラフティアートを書いたのも弟、それを消しているのも弟。
放火も弟だと、兄は、昔から弟の追っかけをしている吉高に聞く。

遺伝子を調べた結果、自分はレイプ犯の子供だと知る弟。
レイプ犯の子供という事実に悩む弟と、大学院の設備を使って
弟と犯人の渡部の親子関係を実証してしまった兄が、葛藤の末に
犯人殺害を考える。

ところが、実は遺伝子上の父親だが身勝手すぎる犯罪者であり
少年院から出所してきた渡部は、水商売をやり、稼いでいて、
大切な家族を壊そうとする渡部に復讐する弟が、
放火犯でありグラフティアートを書いたその人だったという、
大きな展開とどんでん返しを見せるストーリー。

兄は、弟のために渡部の殺害を考えていたが、弟が先に
渡部を家を放火してバットで殴り殺す現場を目撃してしまった兄。

兄弟は、その後、何事もなかったかのように、自宅でくつろいでいる。
父親は、癌の末期で亡くなる。
兄と弟は、父親がやっていたように、二人で、庭で蜜蜂を育てている。
弟の犯行は、警察にバレていない。
その辺りで、この映画は、終わりました。

志恩ー
このまま、弟の殺人は警察に見つからないままで
終わるといいなぁ、と思わせられる結末でした。
同じ殺人でも、あいつは殺されても当然だ、と思えるような
殺人もあるものだということを学んだ映画でした。
私は殺人は、しませんけれど。




梶猛弩様、「重力ピエロ」の感想をありがとうございます。 (61069)
日時:2023年09月16日 (土) 00時21分
名前:志恩

毎度、申し上げておりますが、
同じ映画を見ても、感想が、こんなにも違うものか、
と毎回、驚きますし、面白いと思います。

私は、映画のストーリーの現象的な展開にばかり心が
行きますが、  梶猛弩様は、哲学的に捉えたり、宗教的に
捉えたりされてて、
なるほど、そう捉えられましたか。
すごいなぁと、
毎回、教えられております。

(梶猛弩様ー)
 >“重力ピエロ”は、遺伝子を通して家族の理想の姿を描いた作品ですね。
 私は、子供の頃に、生命学園で、遺伝子の素晴らしさを先生から聞いたように思います。人間の遺伝子はたった24種類。この24種類が集まって60兆個の一人一人の細胞を創り出し、世の中のあらゆるものを創造している。まさに神の御業であり、人間神の子無限力がの一つの顕れなんだというような趣旨だったと思います。表現はもっと生長の家らしい言い方でしたが、あまりに昔のことであり、細かい言い回しは覚えていないのでごめんなさい。
 
 この映画は、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類の塩基を使って遺伝子について説明していました。
 そして、このA・T・G・Cの4つの記号が重要な謎解きになります。人間神の子無限力の証左としての遺伝子ではなく。人間を縛る呪縛として。<


志恩ー
遺伝子の話は、確かに映画の中で、兄弟間で、専門的な言語で
語り合っていましたが、私には、遺伝子のことは、難しくて、
よくわからないので、その場面は、聞き流して、観ておりました。

 >映画のタイトルである“重力ピエロ”は、サーカスで空中ブランコをするピエロがまるでそこには重力がないかのように空中を躍動する姿を指しています。
 人間は、誰でも地球上にある重力に束縛されて生きている。なのにピエロはそこだけが無重力のように振舞うことができる。
 重力が無ければ地球上に生命が存在することは無かった。重力は生命を生み出した神の奇跡であるはず。
 でも、人間は進化し知性を持つうちに、奇跡の力であるはずの重力さえ、人間を地に押さえつける重石であるかのように感じるときがあります。<

志恩ー
家族でサーカスを見に行ってる場面がありましたね。そこで、ピエロが
空中ブランコをしている場面がありましたね。
「重力ピエロ」という映画の題名は、そういう場面からとられたのでしたか。


 >この作品は、(現象としての)人間の大元である遺伝子、そこに意味を見出し過ぎてしまった故の葛藤を表わしているように思います。

 確かに先祖から自分、自分から子孫へと遺伝子を受け継ぎ伝えていくことにより“無限の命”を観ずることができる。
 だからと言って、家族とか命というものは、遺伝子すなわち4つの塩基という物質だけで、その是非を論じてしまっていいのだろうか。

 私は、この作品を通して、家族、そして、先祖から子孫へ受け継がれる命は、遺伝子とか生物学的なものとかそうした物質的な意味でなく、それを超越した尊い存在によって培われていることを考えさせられました。<


志恩ー
そのように受け取られましたか。
>家族、そして、先祖から子孫へ受け継がれる命は、遺伝子とか生物学的なものとかそうした物質的な意味でなく、それを超越した尊い存在によって培われている<

という捉え方は、まさしく人間は、神の生命で生かされている神の子であるという
生長の家の教えそのものの考え方ですものね。

レイプされた犯人の子がいて、その子が大人になり
苦悩していた場合、あなたは、
神の命で生かされているのだから本当の、あなたの親は、神様なのですよ、と
教えてあげて指導して差し上げたら、その人間は救われますものね。
ステキな感想を、ありがとうございました。


梶猛弩様   (61074)
日時:2023年09月16日 (土) 20時03分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がお勧めくださった
ジム・キャリー主演の
“イエスマン “YES”は人生のパスワード ”(2003年)、を、

そして、今夕は、ジム・キャリー主演の
”トゥルーマン・ショー ”(1998年)を観ました。

2作品ともアメリカ映画で、ユニークなアイデアを盛り込んだ
映画でした。
-----------------------------------------------------
[イエスマン]は、実話をもとにした作品だそうですが、
“ノー”を封印してすべてを肯定する主人公に
ジム・キャリーが扮していて、
彼は、この映画でもふざけたことをたくさんするのですが、
どんな表情をしても何をやっても、憎めない上品さが漂っていて、
ジムキャリーが主役を演じたからこその魅力の溢れたいい作品に
なっているな、と思いながら最後まで楽しく観ることができました。

普段使う”イエスマン”という言葉の意味は、
「信念がなく、何を言われても「はい、はい」
と言いなりになる人。 どんなことでも権力や目上の人の命令に
全くさからわず無批判に従う人。」というような悪い意味に
使われますが、

この映画の場合は、今までは、ノーが多かった生き方をしてきた
男性が、イエスのみで生きるというイベントに参加して、
それを、とにかく実行する
という楽しい企画で、つくられた映画でしたので、
嫌味は、ありませんでした。
イエスマンとして生きるきっかけになったことについては
言葉で言うよりも、次の
予告編を、閲覧者の皆様はご覧になったほうが、
わかりやすいと思いますので、短いですから、載せさせていただきます。

「イエスマン」の予告編です。
(視聴時間52秒)
https://www.youtube.com/watch?v=bGYTpX-VnUA

もうすこし、詳しくいいますと、
アメリカ・ロサンゼルスの銀行に勤務する中年の男性、ジム・キャリー。

融資の受諾か拒否かを決める金融最前線の仕事について
5年のジム・キャリーは、すべてノー≠ニ答えてばかりの人でした。

仕事が終わると家に帰ってひとりでDVDを視聴し、
非通知の電話には出ません。
友だちからの電話には出ても、誘いは断ります。

仕事である融資はもちろんノー≠ニ却下し、
届くメールもすべて破棄しました。
朝食を一緒にどうかと誘う親切な同じアパートの老婦人の誘いも
断り、勧誘は拒否し、ビラ配りも受け取りません。
銀行の支店長・の誘いにすら応じません。
彼はバツイチですが、彼女もできず、万年平社員の身の上。
ある日、ジム・キャリーは、昇進を見送られます.
悪いことしか起きなかった彼は、ある日、友人に色々と言われて
やけくそで「イエス」をいうイベントやらに参加します。
そこで、イエスを実行する羽目になった、ジム・キャリーは、
それから今までとは別人のように、いろんなことにイエスと
答えてチャレンジします。
韓国語、ギター、小型セスナの操縦などのお稽古ごとは
もちろんのこと、支店長の変わったパーティ
『ハリー・ポッターの集い』にも顔を出しました。

前衛的なロックバンドのライブにも行きました。
ボーカルは、前にガソリンスタンドで会ったかわいい女性・アリソンで、
ジム・キャリーは、アリソンと再会します。
アリソンと話をしたジム・キャリーは、彼女が主催する
「ジョギング・フォト教室」にも参加すると約束しました。
早朝にジョギングしながら写真を取る会合です。
その後の友人との飲み会を断れなかったジム・キャリーは、
アリソンとのジョギング・フォト教室に二日酔いで参加しました。
ハイテンションでジョギングし、途中で行き倒れるジム・キャリーを、
参加者はカメラで撮影します。この彼女は、別の男と同棲したり
別れたりしてて、この女性は、惚れたりしたらいけない女性だと
私は思いながら観ておりました。なのに
ジム・キャリーは、その彼女に惚れまして、ややこしいことがおきましたが、
結論としては、ジム・キャリーと彼女とは、同棲は、しませんでした。

ジム・キャリーは、銀行の融資の最前線の仕事についてましたが、
なんでもイエスにして小口の融資をしまくっていました。
ですが、結果としては、
いい結果になったので、ジム・キャリーは
仕事の面では重役に抜擢されて、いい結果になりました。
個人的には、彼女にふられて、幸せにはならずに終わってしまいました。

この映画で、何を学んだかということですが、
私の頭では、梶猛弩様のように、哲学的にも宗教的にも考えられません
ので、ジム・キャリーは、ダメもとで、イエスマンをやってみたことも、
無駄ではなかったかもね、
というぐらいの感想しか私には、言えません。




梶猛弩様    (61075)
日時:2023年09月16日 (土) 21時44分
名前:志恩

今夕に、ジム・キャリー主演の
”トゥルーマン・ショー ”(1998年)を観た感想です。

この映画は、ある男(ジム・キャリー)の生涯が
テレビの人気連続ドラマとして
24時間生中継されていたという、
ジム・キャリー主演の異色作品。

”イエスマン”は、ジムキャリーが、48歳の時の作品で

”トゥルーマン・ショー ”は、ジム・キャリーが、36歳の時の
作品です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

”トゥルーマン・ショー ”を観終わった感想ですが、

虚構の世界を生きていた男(ジム・キャリー)が、真実を知る
という話です。

これは実話ではありませんけれど、
この物語の原作を書いた人がいたと、調べましたら
ネットに載っていました。
もとの原作は、もっと暗いストーリーでしたが、
明るいストーリーに
別の人が脚色してから、このような作品に仕上げた
と書いてありました。

自分の生活のすべてが、ライブで全世界の視聴者に
見られていたら…。
と想像しますと
この設定自体が、すごいと思いました。

主演が、愛らしくて明るくて魅力的なジム・キャリーだからこそ、
観ていて救われる部分も大きかったと思います。
他の俳優が演じたら深刻になりそうな映画でした。
コメディタッチで始まるストーリーなのですが、
描かれている内容は大変シビアです。

幼い頃から心を許せる親友だと思っていた男が、妻が、両親が、
すべて俳優であり、偽物だったと知った時の主人公の衝撃は、
いかばかりかと思いますと、本当に笑えない内容です。

それを暗く描かずに終える、アメリカ映画の力量のすごさにも驚きました。
リアリティ番組の醜悪さ、視聴者の愚かさを描くブラックコメディとも
取れますし、人権を無視されて、閉じ込められていた主人公が、
脱出に成功するサスペンスドラマでもあると思いました。

太陽も月も海も街も商店街も車も街に住む人々も
すべてが小さな島のセットの中で行われているとは...。
ジム・キャリーのコミカルな演技に救われていますが、
落ち着いて考えてみますと、めちゃくちゃ怖い話です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
| トゥルーマン・ショー | の一場面です。
全人生を、隠しカメラで、生中継されている男・主人公の
トゥルーマン(ジム・キャリー)と、
妻を演じている人間も、実は女優が、仕事として妻役をもらって
演じています。

コミカルに描かれているものの、トゥルーマンの立場で想像する
とかなり恐ろしい。

街の全員が、この人を騙しています。

トゥルーマン・ショーの一部を、映像で、ご紹介します。
(視聴時間25分14秒)
https://www.youtube.com/watch?v=2G3aCgCDswg
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様は、どのような 感想を述べられるのでしょう。

われわれの住む現象世界も、本当は、これと同じような
夢幻の世界に似ている世界だ、とおっしゃるのでしょうか。
どんな感想を述べられるか、今日は遅いので、明日の夜にでも
トキ掲示板に出てくださるかもしれませんが楽しみにしております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私はこの映画を観て、何を学んだか、ですか。
というより、このような奇想天外な脚本を思いつく作り手は
すごいな、と驚嘆しています。多くの観る人々を楽しませて。

ジム・キャリーさんのこと (61084)
日時:2023年09月17日 (日) 18時44分
名前:志恩

志恩ー
ジム・キャリーさんの生い立ちがネットに載っていましたので、
何気なく読んでみましたら、60代になっても、幸せそうな
いい人相をしているので、幸せな人生を送ってきた人なのかと
思っていましたが、実際の彼は、うつ病、ADHD、失読症を
患っていたと載っていましたので、びっくりしました。

あんなにハンサムボーイで、見た目はすごく幸せそうですのに。
現実の彼は、小さい頃から、苦労して育ち、貧乏も経験し、
結婚も、離婚と結婚を繰り返しているみたいです。
見た目では、わからないものですね。
苦労して育ったから、あのような温かみのある味のある
演技ができるのかもしれないと思いました。

ーーーーーーーーーーーーー
「ジム・キャリーさんのこと」、

うつ病、ADHD、失読症という、3種類の症状で
大いに悩まされていたらジム・キャリーさん。
ジム・キャリーさんは、カナダ・オンタリオ州出身の俳優です。

アメリカを代表するコメディアン、俳優としてとっても
有名なジム・キャリーは、
映画だと「マスク」や「トゥルーマンショー」等で、見たことがある
という方も多いのではと思います。

そんなジム・キャリーさんですが、なんとうつ病、ADHD、失読症という、
3種類の症状で大いに悩まされていたらしいとのことです。

ジム・キャリーさんは4人兄弟の末っ子として
1962年1月17日にカナダのトロント市、
ニューマーケットに生まれました。
彼は人を喜ばせることに小さい頃から興味を持っており、
小さい頃から自分の母親を喜ばせることに一生懸命に
トライしていました。

ジム・キャリーさんの母親は、うつ病を患っており、
彼の母親は、ひどく落ち込んだうつ状態に陥ることがしばしばありました。
ジム・キャリーさんは、たくさんの薬を飲んで、ベッドに横たわっている
母親を励まそうと、カマキリのマネをしたり奇妙なことをしたり
とにかく母親が喜びそうなことなら何でもやりました。


小さい子供にとって、母親の存在って何者にも勝るものですから、
大切なお母さんを喜ばせようと、既にこの頃からジム・キャリーさんは、
一生懸命に演じていたんだと思います。

ジム・キャリーさんは、中学3年生になった時、
父親が、会計士の仕事を失ったため、家族の生活は一変します。

一家は、家を売却することを余儀なくされ、トロント州東部にある
スカーバロー地区へと引っ越しし、そこは、多くの人たちが
タイタン・ホイール工場の管理人や警備員をして働いている地域でした。

ジム・キャリーさんも街の中にある学校へ通いながら、
学校が終わると毎日工場で8時間働きました。

ジム・キャリーさんは、15歳の時、学校も工場で働くこともやめ、
トロントにあるコメディクラブで活動を始めます。

何より家族を支えること、そして自分自身も自立する覚悟でのぞみ、
このクラブでの最初のパフォーマンスは「Yuk Yuk’s Sadly」
というものでした。

しかし、これは、思うような結果は得られませんでした。

それでも、彼は失望することなく自分の演技の腕を磨き、練り上げていき、
ついにはクラブの中で主要な役割を担うようになりました。

さらなる、チャンスを求めて、ジム・キャリーさんは1979年に、
アメリカのロサンゼルスへと引っ越します。
コメディ・ストア劇場で活動していたところ、
ロドニー・デンジャーフィールドの目に留まり、
彼の公演で前座を務める契約を交わし
1983年にはカナダのTV映画「Introduce・・・Janet」
またの名を「Rubber Face」に登場します。

次に、SFコメディ「僕の彼女は地球人」に出演し、
そこで共演した、デイモン・ウェイアンズさんと後に親友になります。
デイモン・ウェイアンズさnは、
自分の兄キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズさ
「In Living Color」へのジム・キャリーさんの出演を勧めてくれ
そのおかげで、1990年から1994年にかけて同番組に
出演することになります。

1994年、映画「マスク」で世界的スターの座へ
ジム・キャリーさんの主演映画の主な作品として
1994年、映画「マスク」が公開され、ジム・キャリーさんはこの作品で、
一躍世界的スターの座へとのし上がりました。

1998年には、「ツルーマン・ショー」が公開され、
ジム・キャリーさんはこの映画でゴールデン・グローブ賞、主演男優賞
(ドラマ部門)を受賞します。

また、映画の全世界興行収入も2億6410万ドルとなり、
大ヒットしました。
1999年、ジム・キャリーさんは、「マン・オン・ザ・ムーン」に出演し、
この映画は実在のコメディアン、アンディ・カウフマンさんの
伝記映画であり、このカウフマンの役をジム・キャリーさんが演じました。
彼は、この映画でゴールデングローブ賞、主演男優賞
(コメディ部門)を受賞しています。

2000年の秋には「グリンチ」が公開され、
ジム・キャリーさんはこの映画で、緑色の毛皮の重たい衣装を着け、
特殊メイクを施して出演し、アカデミー賞では、特殊メイク賞を受賞しました。

ジム・キャリーさんは、前述の通り、実はうつ病と闘ってきたのだそうです。
(略)
2度の離婚を乗り越えるために苦しんだというジム・キャリーさんは、

「誰もが人生の中に幾らかの暗い部分を持っている。
僕だって、その痛みからは自由になれない。
でも僕は、過去2年の間に、精神的にも、人間としても、大きく成長したんだ」

と語っています。

ジム・キャリーさんは、こうも語っています。

「私の人生の目標は人生の痛みを忘れること。
そして笑うこと。」
まさに、辛い幼少時代を過ごして、うつ病も経験した
ジム・キャリーさんだからこそ言える言葉だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うつ病の芸能人」より 引用おわり

ジム・キャリーの映画から学んだこと (61087)
日時:2023年09月17日 (日) 22時54分
名前:梶猛弩

 ジム・キャリーは、純粋な心と屈託のない笑顔がステキで、一途な青年をそのまま体現したような役柄がとても似合います。
 ジム・キャリーが主演というだけで、爽やかなハッピーエンドの映画を連想します。

 ただ、映画感想を書くとなると、ジム・キャリーの映画から人生論を論ずるのは、簡単に見えて難しいです。
 確かに、彼の主演映画は、生き方の根本をど真ん中直球で真っ向勝負するテーマが多いのですが、いざ打席に立ってみると実は変化球という、喩えれば技巧派のピッチャーの投げる球のように変幻自在です。

 “イエスマン “Yes”は人生のパスワード”と“トゥルーマンショー”この2作品をストレートに捉えるならば、
  ・はいと言う素直な心(仏教の説話“日常の五心”の一つ)
  ・人生の主人公としての扉を開こう(谷口清超先生の御著書の言葉)
の二つの言葉が挙げられます。一方で、このストレートなテーマをジム・キャリー主演で味付けしたら、どうなるでしょう。


〇 イエスマン “Yes”は人生のパスワード
 この映画は、ネガティブに“No”としか言わなかった男が、“Yes”という言葉を言うように心がけたら、途端に人生が好転し、生き生きとした人間に生まれ変わるというお話です。
 まさに“はいという素直な心”の大切さを軸に据えた物語。
 
 ところが、この映画は、更にその先にあることを描いています。

 主人公は、確かに“Yes”を口にするようになってから、輝く人生を送り始めます。しかし、その次にあるもう一つの真実に気づくのです。
 志恩様のコメントを引用させてもらうなら、
    >「信念がなく、何を言われても「はい、はい」
    と言いなりになる人。
    どんなことでも権力や目上の人の命令に
    全くさからわず無批判に従う」
ということなのでしょう。 
果たして、その“はい”も“素直な心”なのでしょうか。

 主人公は、その過ちに気づきました。それにより彼の人生は更なる高みを目指すことができます。
 ラストシーン。主人公以外の“Yes”の参加者たちは、老若男女全員が、
着るものも全て寄附してしまって会場中が裸!
 会場中の裸の人達が、幸せそうに喜びいっぱいに“Yes!”を唱和する光景からは、
その人にとって本当の“幸せ”を得たとは思えません。

 “はいという素直な心”は大切、だけど、それは“盲目的に従うものではない”という更に重要なことを示唆した作品でした。



〇 トゥルーマンショー
 この映画は、人生において、“与えられた人生の幸福”を捨て“自ら運命を切り拓く自由”を選ぶ物語ですが、この視点で書くのは、あまりにスタンダードな感想になってしまいますので、思いっきり視点を変えます。

 主人公は、普通の家庭で生まれ育ち普通の仕事をしている、素晴らしい好青年です。充実した人生でした。
 しかし、それが脚本に基づき周囲の演技で作られたものだったということに気づくのです。

 実はこれは、今の現実社会に生きる我々にも当てはまります。私たちが属する組織の中で。
 サラリーマンや自営業や会社経営者で喩えるのが、一番わかりやすいのですが、ここは、トキ掲示板ですので、掲示板で議論になる代表さんとか理事長さんを例にとります。

 毎朝、出勤して、皆が立ち上っておはようございますと声をかける。
 机に座るとお茶が出され、昼食のお弁当さえ事務の人が忖度して手配してくれる。
 帰り際は、皆さんから笑顔で有難うございますと声をかけられ、自分は鷹揚に手を挙げて小声で“おう”と言えば、全てを察してくれる。
 自分の知らないうちにゴミ箱も机回りも綺麗に掃除してある。
 家に帰ったってここまでのことは家族は誰もしてくれない。
 でも、主人公である自分が、その職を辞めたらどうでしょう。
 一生懸命尽くしてくれた人たちは、その席に座る次の人に、最大限の敬意と感謝を持って仕えるのです。

 映画の世界ではありません。むしろ現実の世の中で当たり前に見られる光景です。

 主人公は実は、脇役を演じてくれる人達、通行人を演じてくれるエキストラの人達、スタッフとして甲斐甲斐しく動いてくれる人達等々の努力によって主人公の役を“させていただいている”のです。
 主役たる者、常にそのことを念頭に置き、誰よりも謙虚であらねばならないし、自分に接してくれる人達に対して感謝の念を持って接しなければならないと思います。

 私は、一サラリーマンですが、組織とか社会というものはそうした気持ちと気持ちがあるからこそ円滑に回るものだと常々感じていますし、このトキ掲示板で論じられている宗教とか法人とかであっても同じだと思っています。
 組織という物語の主人公となる中核的人物が、脇を固める人達やスタッフやエキストラ・・・そうした人達を蔑ろにするならば、その作品は、あっという間に観客から見放され、先細りし、消滅していくでしょう。

 映画の本題からは話が横へ行ってしまったかもしれませんが、
 社会の中で自らを主人公を位置づけようとするとき、“皆から主人公の役をいただいている”ことに気づくべきと、考えさせられました。

梶猛弩様 (61094)
日時:2023年09月18日 (月) 12時05分
名前:志恩

ーーーーーーーーーーーー
(梶猛弩様ー)
>「ジム・キャリーの映画から学んだこと 」
前略

〇 イエスマン “Yes”は人生のパスワード
 この映画の主人公は、
 ネガティブに“No”としか言わなかった男が、
“Yes”という言葉を言うように心がけたら、
途端に人生が好転し、生き生きとした人間に生まれ変わ
るというお話です。
 まさに“はいという素直な心”の大切さを軸に据えた物語。
 
 ところが、この映画は、更にその先にあることを描いています。

 主人公は、確かに“Yes”を口にするようになってから、
輝く人生を送り始めます。
しかし、その上にあるもう一つの真実に気づくのです。
 志恩様のコメントを引用させてもらうなら、
    >「信念がなく、何を言われても「はい、はい」
    と言いなりになる人。
    どんなことでも権力や目上の人の命令に
    全くさからわず無批判に従う」
ということなのでしょう。 
その“はい”も、“素直な心”なのでしょうか。

 主人公は、そのことを知りました。
そして彼の人生は更なる高みを目指しています。
 ラストシーン。
主人公以外の“Yes”の参加者たちは、老若男女大勢の人達は、
着るものも全員寄附してしまって全員裸!
 裸の大勢の人達が、幸せそうに笑顔いっぱいに“Yes!”を
唱和するとき、
それはその人にとって本当の“幸せ”ではないと思います。

 “はいという素直な心”は大切、
だけど、それは“盲目的に従うものではない”という大切なことを
言っている作品でした。<
ーーーーーーーーーーー
志恩ー
イエスマンのラストシーンに、梶猛弩様が書かれましたように
集まった会場には、
主人公以外の“Yes”の参加者たちは、
老若男女大勢の人達は、
着るものも全員寄附してしまって全員裸で集合していました。
彼らは、着るものも、全部、イエスして、寄付してしまったからです。

 >裸の大勢の人達が、幸せそうに笑顔いっぱいに“Yes!”を
唱和するとき、
それはその人にとって本当の“幸せ”ではないと思います。<

私も、そう思いました。
全員、裸で集まっている、イエスを実践する
人たちを見て、われわれ宗教を学ぶ人間も、
何に対して、はいをして、生きていけば良いのかを、
学ばないといけないと思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(梶猛弩様ー)
>〇 トゥルーマンショー
 この映画は、人生において、“与えられた人生の幸福”を
捨て“自ら運命を切り拓く自由”選ぶ物語ですが、
この視点で書くのは、あまりにスタンダードな感想になって
しまいますので、思いっきり視点を変えます。

 主人公は、普通の家庭で生まれ育ち普通の仕事を
している、素晴らしい好青年です。充実した人生でした。
 しかし、それが脚本に基づき周囲の演技で作られたものだった
ということに気づくのです。

実はこれは、今の現実社会に生きる我々にも当てはまります。
私たちが属する組織の中で。
サラリーマンや自営業や会社経営者で喩えるのが、
一番わかりやすいのですが、ここは、トキ掲示板ですので、
掲示板で議論になる代表さんとか理事長さんを例にとります。

毎朝、出勤して、皆さん立ち上っておはようございます
と声をかけていただく。
机に座るとお茶が出され、昼食のお弁当さえ事務の人が
忖度して手配してくれる。
帰り際は、皆さんから笑顔で有難うございますと声をかけられ、
自分は鷹揚に手を挙げて小声で“おう”と言えば、全てを察してくれる。
自分の知らないうちにゴミ箱も机回りも綺麗に掃除してある。
家に帰ったってここまでのことは家族は誰もしてくれない。
でも、主人公である自分が、その職を辞めたらどうでしょう。
一生懸命尽くしてくれた人たちは、その席に座る次の人に、
最大限の敬意と感謝を持って仕えるのです。

映画の世界ではありません。
むしろ現実の世の中の当たり前の姿なのです。

主人公は実は、脇役を演じてくれる人達、
通行人を演じてくれるエキストラの人達、
スタッフとして甲斐甲斐しく動いてくれる人達等々の
努力によって主人公の役を“させていただいている”のです。
主役たる者、常にそのことを念頭に置き、誰よりも謙虚で
あらねばならないし、自分に接してくれる人達に対して
感謝の念を持って接しなければならないと思います。

私は、一サラリーマンですが、
組織とか社会というものはそうした気持ちと気持ちがある
からこそ円滑に回るものだと常々感じていますし、
このトキ掲示板で論じられている宗教とか法人とかで
あっても同じだと思っています。
組織という物語の主人公となる中核的人物が、
脇を固める人達やスタッフやエキストラ・・・
そうした人達を蔑ろにするならば、
その作品は、あっという間に観客から見放され、
先細りし、消滅していくでしょう。

 映画の本題からは話が
横へ行ってしまったかもしれませんが、
 社会の中で自らを主人公を位置づけようとするとき、
“皆から主人公にさせていただいている”ことに気づくべきと、
考えさせられました。<

ーーーーーーーーーー
志恩ー
聞こえましたか?
代表、理事長、総裁!!!!!


梶猛弩様、昨夜は、遅い時間帯に
「イエスマン」と「 トゥルーマンショー」の
映画の感想を書いてくださいまして、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「トゥルーマンショー」からの脱出。
ラストシーンの、短い映像です。
https://www.youtube.com/watch?v=HAjs4liZ2JE
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

梶猛弩様   (61108)
日時:2023年09月19日 (火) 19時27分
名前:志恩

本日は  梶猛弩様がご紹介くださった中から
・「ミリオンダラーベイビー 」(2004年、アメリカ)を
観ました。

これは、ボクシングの世界の物語ですので、
私は、ボクシングは、苦手なので、最後まで観ること
ができるかしらと思いながら、観始めましたが、主演の
二人の男性俳優が良かったのと脚本が良かったので、
最後まで観ることができました。
内容のある映画で、観て良かったと思った映画でした。

出演は、
クリント・イーストウッド(ボクシングジムの経営者)
ヒラリー・スワンクエディ(30代前半の女性プロボクシング選手)
モーガン・フリーマン(ボクシングジムの経営者の助手)

志恩ー
クリント・イーストウッドが、若い時の雰囲気と違って、
渋い役でした。
そして、「ショーシャンクの空に」の時に、
名脇役だった黒人俳優の、モーガン・フリーマンが出演したことで
この映画にとても厚みが出たと思います。

プロのボクサーになりたい30歳前半の女性がいて、
クリント・イーストウッドに、トレーナーについてくれと頼む。
最初は断ったが、彼女の本気を受けて教え始め、
やがて彼女は上達していく。

プロデビューして連戦連勝を重ねる彼女でしたが、
反則をするチャンピオン・ビリーの騙し打ちに遭って、
全身麻痺になってしまう

彼女はクリント・イーストウッドに尊厳死を頼む。
悩むクリント・イーストウッドだったが、彼女の希望をかなえて、
その後は姿を消した。

モーガン・フリーマンが入り、良い味を出していた。
クリント・イーストウッドと彼女の間に、男女の愛が芽生えていた。
彼女につけた名前は、どんな意味なのかと、ラストシーンで
全身麻痺になった彼女は、イーストウッドに尋ねると、
それまで、決して意味を教えなかった彼は彼女に教える。
「愛する人よ、お前は私の血だ」という意味だと。
彼女は、すごく満足した幸せな笑みを目に浮かべて、
息を引きとる。人に愛されたことのない彼女にとって
命に変えてもうれしい言葉だったのだと思いました。
最後のこの場面を観て、私は、泣きました。

人間は有名になったから幸せとは限らないのだと思いました。
一人でも良いから、自分が好む人からですが、
自分のことを真から愛する人がいてくれた
と思うだけで、死んでも満足なのだと思いました。

梶猛弩様  (61115)
日時:2023年09月20日 (水) 16時42分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様がご紹介くださった中の
「インビクタス/負けざる者たち 」(2009年 アメリカ)を
観ました。

これは、実話をもとにした作品だそうですが、実に
感動的な素晴らしい映画で、何度も胸をつまらせながら
観ました。

監督:クリント・イーストウッド
主演:モーガン・フリーマン(南アフリカのネルソン・マンデラ大統領役)

アパルトヘイトによる27年間もの投獄の後、
黒人初の南アフリカ共和国大統領となったモーガン・フリーマンは、
依然として人種差別や経済格差が残っていることを痛感する。
誰もが親しめるスポーツを通して、人々を団結させられると信じた彼は、
南アフリカのラグビーチームの立て直し図る。
彼の”不屈の精神”はチームを鼓舞し、団結させ、
奇跡の快進撃を呼び起こす。
それは、暴力と混沌の時代に初めて黒人と白人が
一体となった瞬間だった。

”「ラグビーワールドカップ1995」は、
1995年5月25日から6月24日まで、南アフリカ共和国で
開催された第3回ラグビーワールドカップとのこと。

これまでアパルトヘイトの影響によりIRB主催大会から
除名されていた南アフリカが初開催とともに初出場、
そして初優勝を果たした。”

モーガンフリーマンが、大統領に就任したばかり時の南アフリカの
ラグビー選手団は、弱くて、試合に負けてばかりいた。
一年後に、南アフリカで開催される4年に一度の、ラグビーワールドカップ
までに、弱いチームを強いチームにして行ったモーガンの選手たちを
鼓舞する精神のもとになっているのが、彼の神への祈りであり、
自分が約30年間も投獄されていたのにも関わらず、人を憎まない、
広い心と、彼の深い人類愛がありました。
選手たち、ひとりひとりへの、心からの呼びかけも、良かったです。
南アフリカに誇れるものを作りたいという気持ちから、それは出発
していた。
モーガンフリーマンは、精神の高い、愛深い南アフリカ大統領役を
とても上手に演じていました。ラクビーのことはよく分からなくても、
充分に楽しめる映画でした。
リーダーが立派だと、こんなにも全体が変わるのでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩追記:
・インビクタスとは、ラテン語で、「屈服しない」という意味。

「インビクタスの名言」
・何事も成功するまでは、不可能に感じるものだ。
・本当の和解は、ただ単に過去を忘れ去ることではない。
・貧困は自然に出来たものではなく、人間から発生したものだ。
だから根絶もできる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様、
いい映画のご紹介、ありがとうございます。

よろしかったら、  梶猛弩様の、
「ミリオンダラーベイビー 」(2004年アメリカ)と、
「インビクタス/負けざる者たち 」(2009年 アメリカ)の、
ご覧になった感想をお願いします。





モーガン・フリーマン(今、86歳)
1937.06.01アメリカ生まれ


クリント・イーストウッド監督作品の素晴らしさ (61119)
日時:2023年09月21日 (木) 00時15分
名前:梶猛弩

 もし私が好きな映画を監督名で選べと言われたら、
 M・ナイト・シャマラン監督(ヴィレッジ、サイン、アンブレイカブル)
 ティム・バートン監督(ビッグフィッシュ、シザーハンズ、バットマンリターンズ)
 そして、クリント・イーストウッド監督(硫黄島2部作他)
の3人を挙げます。

 シャマラン監督やティム・バートン監督は、私の内面にある心の傷を鏡のように映し出すという意味で好きなのですが、
クリント・イーストウッド監督作品は、内面というより社会観に影響を受けました。

 クリント・イーストウッド監督は、若い頃は、ハリウッドを代表する大物スターでした。
“荒野の用心棒”“夕陽のガンマン”等の西部劇や“ダーティ・ハリー”などの主演作からのイメージそのままに
タフガイ、強いアメリカ、白人優位主義の代表格のような俳優と言われた時期もあったそうです。
 共和党から市長選に出馬し当選したり、米国大統領選では共和党候補者を熱心に応援する程政治的にも右派に属していたと認識しています。
 
 私が驚いたのは、監督になってからの作品のテーマ性です。
 アパルトヘイトや尊厳死、アジア系少数民族差別、硫黄島の戦い(日・米それぞれの立場の公平な視点)といった、人権擁護派や左派系の監督作品のようなテーマを、愛国保守の代表格であるハリウッド俳優・クリント・イーストウッドが次々と生み出していったこと。
 これらの作品群がアメリカで公開された当時は、ハリウッド映画界でも米国保守論壇界でも大論争を巻き起こしていたのを当時何度も記事で目にしました。

 私がこの掲示板で挙げたクリント・イーストウッド監督の5作品は、映画作品としての完成度は高いのですが、それ以上にクリント・イーストウッド監督が描いたという作品ということで、更なる輝きを放っていると思っています。
 
 愛国保守というのは、偏狭な一極集中だけではないということ、多様な価値観を尊重する懐の深さを持ち合わせているんだということを気づかせてくれたのです。
 

 さて、個々の映画の感想ですね。
 “ミリオンダラーベイビー”、“インビクタス/負けざる者たち”の感想は、素晴らしい作品だったという一言に尽きます。
 なのでここでは、志恩様の観方と異なる点だけを挙げることにします。

 “ミリオンダラーベイビー”の「愛する人よ、お前は私の血だ」の愛は、男女間の愛というものではなく、“お前は私にとって実の親子より強い愛の絆で結ばれている”といった親子愛だと感じました。
娘から断絶された老いた男と、親からの愛情を知らない孤独な30代女性。血の繫がり以上の親子愛で結びついたにも関わらず、“安楽死”という選択で最期を迎える。
 その切なさを描いた作品だと思います。

 “インビクタス/負けざる者たち”で最も好きなシーンは二つあります。
 一つ目は物語冒頭。道路を挟んで裕福な白人達が綺麗に整備されたグラウンドで優雅にラグビーに興じ、もう片方では貧しい黒人たちが未整備のグラウンドで土埃に塗れながらサッカーに興じている。その間には柵を作って相手に入り込めないようにして分断と憎悪を露わにしているシーン。同じ場所でスポーツをしている光景で、アパルトヘイトの根深い差別観を悟らせる描写は心の中にぐっさり刺さってきます。

 もう一つは、ワールドカップの決勝戦での飛行機の低空飛行の場面。実際にあったハプニングのようですね。
 大会を妨害するかのように突っ込み、911の悲劇を想起させるジャンボジェット機の行動です。南アフリカの活躍を忌み嫌う白人パイロットが起こした差別テロかと緊張が走った直後に“南アフリカチームに幸運を!”との文字が飛行機の腹部に大きく書かれ、会場が熱狂します。
 
 “分断”から“和解”へ。これがどれほど素晴らしいものであるか、この二つの光景の対比は、十数年経った今でも私の心の中に残っています。

梶猛弩様    (61122)
日時:2023年09月21日 (木) 11時10分
名前:志恩

(梶猛弩様 ー)
>【クリント・イーストウッド監督作品の素晴らしさ 】について

 もし私が好きな映画を監督名で選べと言われたら、
 ・M・ナイト・シャマラン監督(ヴィレッジ、サイン、アンブレイカブル)
 ・ティム・バートン監督(ビッグフィッシュ、シザーハンズ、バットマンリターンズ)
 そして、
・クリント・イーストウッド監督(硫黄島2部作他)の3人を挙げます。

 シャマラン監督やティム・バートン監督は、私の内面にある心の傷を鏡のように映し出すという意味で好きなのですが、

クリント・イーストウッド監督作品は、内面というより社会観に影響を受けました。

 クリント・イーストウッド監督は、若い頃は、ハリウッドを代表する大物スターでした。
“荒野の用心棒”“夕陽のガンマン”等の西部劇や“ダーティ・ハリー”などの主演作からのイメージそのままに
タフガイ、強いアメリカ、白人優位主義の代表格のような俳優と言われた時期もあったそうです。
 共和党から市長選に出馬し当選したり、米国大統領選では共和党候補者を熱心に応援する程政治的にも右派に属していたと認識しています。
 
 私が驚いたのは、監督になってからの作品のテーマ性です。
 アパルトヘイトや尊厳死、アジア系少数民族差別、硫黄島の戦い(日・米それぞれの立場の公平な視点)といった、人権擁護派や左派系の監督作品のようなテーマを、愛国保守の代表格であるハリウッド俳優・クリント・イーストウッドが次々と生み出していったこと。
 これらの作品群がアメリカで公開された当時は、ハリウッド映画界でも米国保守論壇界でも大論争を巻き起こしていたのを当時何度も記事で目にしました。

 私がこの掲示板で挙げたクリント・イーストウッド監督の5作品は、映画作品としての完成度は高いのですが、それ以上にクリント・イーストウッド監督が描いたという作品ということで、更なる輝きを放っていると思っています。
 
 愛国保守というのは、偏狭な一極集中だけではないということ、多様な価値観を尊重する懐の深さを持ち合わせているんだということを気づかせてくれたのです。<
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

志恩ー
私のほとんど知らない映画の世界のことですが、
梶猛弩様は、映画だけでなく、映画の監督さんについても、
含蓄が深くていらして、驚きました。

クリント・イーストウッド、彼の若い時に出演していた
西部劇の映画は、たまにテレビで上映されており、私の亡き
夫が、西部劇の映画が好きで、時折、テレビで観ておりましたので、
私も一緒に観ていたことがありましたので、多少は知っております。

ジョンウエインという俳優が出ている西部劇も、テレビで上映
されていた時、私は、夫の隣に座って、昔、テレビで観ていましたから。

梶猛弩様は、その後の、クリント・イーストウッドのことや、
監督をするようになってからの彼の映画のことまでお詳しくいらして、
いろいろと教えてくださいますので、私は、新しい学びがあります。

年には関係なく、最近は、梶猛弩様主催の「映画教室」に
通学しているような乙女チックな楽しい気分の日々を過ごして
おります。
学費は、タダ。笑
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(梶猛弩様ー)
 >さて、個々の映画の感想ですね。
 “ミリオンダラーベイビー”、“インビクタス/負けざる者たち”の感想は、素晴らしい作品だったという一言に尽きます。
 なのでここでは、志恩様の観方と異なる点だけを挙げることにします。

 “ミリオンダラーベイビー”の「愛する人よ、お前は私の血だ」の愛は、男女間の愛というものではなく、“お前は私にとって実の親子より強い愛の絆で結ばれている”といった親子愛だと感じました。
娘から断絶された老いた男と、親からの愛情を知らない孤独な30代女性。血の繫がり以上の親子愛で結びついたにも関わらず、“安楽死”という選択で最期を迎える。
 その切なさを描いた作品だと思います。<
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー

確かに、イーストウッドと彼女(プロボクサー役)との年齢差は、
男女というよりも
親子ほどの年齢差が、ありますものね。
私が感じた、二人の間には、男女の愛が、芽生えていた、のではなく、
実は、芽生えていたのは、梶猛弩様がおっしゃったような親子愛だったの
でしょうか。

私は、年齢差に関係なく、この場合は、二人の間に芽生えていたのは、
親子の愛ではなく、
男女の愛だった
と、思いたいですけれどね。
プラトニック・ラブのほうの、男女の愛ですが。
そのほうが、ストーリーとして、ステキだもの。

梶猛弩様は、たぶん55歳くらいのお方だと
存じますが、もしも80歳の私が、あなたに愛を
感じたとしましょうよ、もしもですよ、そうしますと、
私とあなた様との間の愛は、
母親が息子を愛するような親子愛になるというわけですよね。
あーあ、人間、年は、とりたくないものだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(梶猛弩様ー)
> “インビクタス/負けざる者たち”で最も好きなシーンは二つあります。
 一つ目は物語冒頭。道路を挟んで裕福な白人達が綺麗に整備されたグラウンドで優雅にラグビーに興じ、もう片方では貧しい黒人たちが未整備のグラウンドで土埃に塗れながらサッカーに興じている。その間には柵を作って相手に入り込めないようにして分断と憎悪を露わにしているシーン。同じ場所でスポーツをしている光景で、アパルトヘイトの根深い差別観を悟らせる描写は心の中にぐっさり刺さってきます。

 もう一つは、ワールドカップの決勝戦での飛行機の低空飛行の場面。実際にあったハプニングのようですね。
 大会を妨害するかのように突っ込み、911の悲劇を想起させるジャンボジェット機の行動です。南アフリカの活躍を忌み嫌う白人パイロットが起こした差別テロかと緊張が走った直後に“南アフリカチームに幸運を!”との文字が飛行機の腹部に大きく書かれ、会場が熱狂します。
 
 “分断”から“和解”へ。これがどれほど素晴らしいものであるか、この二つの光景の対比は、十数年経った今でも私の心の中に残っています。<
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー

“分断”から“和解”へ。

生長の家が一番実現可能なことに思えることが、
なぜか、実現しない。
そういう不思議さを痛く感じる映画でもありましたね。

梶猛弩様
詳しいご感想を感謝いたします。
ありがとうございました。


クリント・イーストウッド(昔)

クリント・イーストウッドは、今も元気に生きています。 (61123)
日時:2023年09月21日 (木) 11時31分
名前:志恩

クリントイーストウッドの年齢は、今年で93歳 。
(1930年5月31日生まれ)

「ミリオンダラーベイビー」 (2004年、アメリカ)
この映画に主演したの時、クリント・イーストウッドの年は、74歳。
映画に出演した彼女の年は、30代前半。


 「インビクタス/負けざる者たち 」(2009年 アメリカ)
この映画を監督した時のクリント・イーストウッドの年は、79歳。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 これから観る予定の映画、
「グラントリノ」(2009年 アメリカ)に
監督件、主演した時のクリント・イーストウッドの年は、79歳。






クリント・イーストウッド(現在)

梶猛弩様 (61164)
日時:2023年09月24日 (日) 08時18分
名前:志恩

昨夜は、 梶猛弩様がご紹介くださった中の
『グラン・トリノ』(2008)を観ました。

監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド
(ポーランド系アメリカ人・コワルスキー役)
 :ビー・ヴァン(タオ役)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー
この映画は、アメリカと移民の問題がテーマだと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝鮮戦争で従軍した経験を持つクリント・イーストウッド は
奥さんを亡くして、寂しく一人で暮らしていました。

彼の子供たちは成人し、子供を持ち自立した生活をしています。
イーストウッドは、孫たちがゲームや携帯に興じていることや、
すぐ隣の家に、アジア人が住んでいることが、気にくわない。

イーストウッドの趣味は、自宅の芝生を手入れをすることと、
自らの愛車であるグラン・トリノを修理すること。

そんな生活を送るなか、自宅付近でアジア人の少年が
いじめらているのを発見する。

イーストウッドはショットガンを構え、チンピラの加害者の
少年たちを追い払う。
いじめらていた少年はモン族の「タオ」という名の少年でした。

このことをきっかけにイーストウッドとタオの交流が始まります。
隣家に住むタオの家族とも交流が始まります。

イーストウッドが関わっていくモン族の少年との
交流からアメリカという国がどのような経緯を辿って
きたかがわかってきます。

保守的で堅物な典型的なポーランド系の白人男性である
イーストウッドが
日本人と同じ、黄色人種のモン族の少年に対して、次第に
心を開いていきます。

ではなぜ、イーストウッドは、ポーランド系なのかといいますと、
この映画のタイトルになっているグラン・トリノのようなアメリカ車を
作っていたのが、イーストウッドのようなヨーロッパからの移民たち
だったからだそうです。

朝鮮戦争の後、アメリカは自動車の生産国として、
大量に自動車が生産されていたそうです。

そこで必要となったのが黒人奴隷の子孫や
ヨーロッパからの移民たち。

ヨーロッパからの移民たちは
自分の国の言葉も読めないような人々でしたが、
アメリカに来て自動車産業に、はいれば、賃金を得ることはでき、
言語も会社で習えます。

当時の自動車産業は右肩上がりで、
雇用も定年までは安泰だったのだそうです。

イーストウッドの若い時はアメリカの自動車産業が
絶頂の古きよき時代を謳歌していたのだそうですが、

時は流れ、日本の安価な自動車がアメリカでも
売れ始めると、アメリカの自動車産業は衰退していき、

この影響を受け、イーストウッドの住む自動車生産の
メッカでもあるデトロイトから工場は撤退し、多くの人が失業しました。

産業が無くなった都市からは人が、どんどんと出ていき、
逆に、非白人の低所得層が、流入していきます。

このような状況の中でも、彼は土地を移ることはありませんでした。

それは、アメリカを作ったのは自分だという自負と
アメリカを守るのは自分だという自負があったから。

自分自身も移民の子孫であるのに、
別の土地から入って来たアジア人の移民を認めない
というのは、すごく傲慢な考え方だ、と思うかもしれません。

しかし、白人が黄色人種を差別している。
このことは現在のアメリカでも実際に起きていることなのだそうです。
しかし、この映画では、白人であるイーストウッドは、最後にアジア系移民の
タオに心を開きます。

ラストでは毛嫌いしていたアジア人に対して、イーストウッドは
予想外の行動を起こします。

タオの命を守るために、自分が身代わりにチンピラたちの銃に
撃たれて死んだのでした。それだけじゃなく、
彼は、自分が大事にしてきた
自動車の 「 グラン・トリノ」という名車を、自分の子供や孫には譲らず、
アジア人の モン族の少年タオに、譲ったのでした。

白人の老人と、アジア系の若者タオとのやりとりが厳しくも
微笑ましく描かれています。

モン族とは、ベトナム戦争時にアメリカが軍事的に利用した
ラオスの山岳民族とのことなのだそうです。

では、彼らがなぜアメリカにいるのかといえば、
ベトナム戦争でアメリカが撤退した後、
ラオスは北軍に占領されモン族は迫害され、
その結果、モン族はアメリカに 逃げ込んで来たからだそうです。
モン族は朝鮮戦争から始まる米ソの代理戦争の被害者なのだそうです。

イーストウッドは、タオに、男としての教育をし始めます。
その教育とは、古き良きアメリカを受け継ぐことでした。

芝生の刈り方を教えたり、不良の相手の仕方など。
ある意味、古臭いとも考えられる伝統的な生き方を
丁寧に、少年タオに、継承していくのでした。

先にも書きましたが、
物語の最後でイーストウッドは
自らの命をかけてタオとその家族を守ります。

そして彼の死後、財産はイーストウッドの家族ではなく、
タオに相続されます。
アメリカの精神を象徴するグラン・トリノとともに。

ラストシーンは、号泣必至です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

志恩ー
この映画も大変見応えのある素晴らしい内容のものでした。
梶猛弩様が、いい映画をご紹介くださったので、毎回勉強になります。
ありがとうございます。

梶猛弩様、
この映画のご感想をお願いします。

グラン・トリノ  〜アメリカン・スピリットを受け継ぐ者〜 (61169)
日時:2023年09月24日 (日) 19時19分
名前:梶猛弩

 “グラン・トリノ”は、“アメリカ精神の継承”をテーマとした作品だと思います。
 それは、非白人系移民であるモンゴロイド系の移民にスポットを当てることにより、アメリカ精神の根幹を為すWASPに代表される白人優位主義とどう向き合うかという、米国特有の問題を浮き彫りにしています。

 クリント・イーストウッド監督は、若き頃、西部劇で名を馳せたハリウッドの大スター。
 西部劇は、新大陸の開拓史の中で起きた白人によるアメリカの土地と資源の争奪劇です。
 アメリカ大陸には、もともとモンゴロイド系のインディアン(アメリンド)が自然と共生しながら暮らしていましたが、白人は、インディアン達を同じ“人間”とは看做さず、追放または殺戮して、現在のアメリカが成立しました。

 新大陸の発見と言われるように、アメリカ大陸発見者である白人が原始取得しました。その後も、ヨーロッパからの白人移入者との諍い・和解により、多様な民族国家からなるアメリカ合衆国が成立しました。
 奴隷として連れて来られた黒人は、心理的にはまだまだ差別されていますが、法制度上での平等が認められ、現在の“自由の国アメリカ”が出来上がりました。

 アメリカには、世界の模範となる自由がありますが、社会的には白人優位が現実です。
 その成立史の冒険譚が西部劇であり、西部劇の英雄の代表格が若い頃のクリント・イーストウッドです。
 アメリカ精神の根底には、白人がアメリカを創り上げたのであり、白人が言わば善意で黒人の権利も認めてあげて、その上で、モンゴロイドも加えてあげようという重層的人種観が未だ根強く存在する。

 モンゴロイドの立場は複雑です。モンゴロイドの代表的な国家は、中国や日本ですが、両国はアメリカにとって世界に覇を競う競争相手です。新大陸発見以前からいたインディアンにアメリカ国土の包括的権利を主張されたら国内的にもややこしいことになります。
 モンゴロイドが、アメリカ精神の主流になるなど、アメリカの保守白人層にとって有り得ないのことなのでしょう。
 
 映画“グラン・トリノ”でクリント・イーストウッド監督は、この問題に真正面から向き合います。
 20世紀になってようやく自由を求めてやってきた東欧系移民が、はるか以前からいるモンゴロイドや黒人でなく、白人であるがゆえに、正当なアメリカ精神の継承者としてアメリカ社会で受容されている。
 一方の南アジア・モン族の少年一家は、同じ移民であっても、アメリカ精神とは異質なよそ者的目線でしか見られていない。

 ところが、物語のラストで主人公は、アメリカ精神の象徴である“グラン・トリノ”(古き良きアメリカを代表するフォード製自動車)を、モン族の少年に遺贈するのです。
 アメリカすなわち“移民の国”“自由の国”の精神は、人種や民族に囚われるものではないのだというふうに。

 私は、アメリカのアイデンティティという本質的な問題を、この映画を通して伝えてくれているように感じました。

梶猛弩様 (61177)
日時:2023年09月25日 (月) 03時15分
名前:志恩

梶猛弩様
“グラン・トリノ”のご感想を書いてくださいまして、
ありがとうございます。

私が、この映画を見た感想は、【アメリカと移民の問題だ】と
解釈いたしましたが、

梶猛弩様は、
【“グラン・トリノ”は、“アメリカ精神の継承”をテーマとした作品だと思います。】
とお書きくださいました。
そして、
 >それは、非白人系移民であるモンゴロイド系の移民に
スポットを当てることにより、アメリカ精神の根幹を為す
WASPに代表される白人優位主義とどう向き合うかという、
米国特有の問題を浮き彫りにしています。と..<

私(=志恩)は、この映画につきましても、表面的な映画のストーリーで
判断しただけでした。
アメリカの歴史までには、考えが至りませんでした。

しかし、梶猛弩様は、アメリカという国の成り立ちから考えられました。

確かに、もとは といえば、モンゴロイドたちがアメリカへ
移民してきたのではなく、
アメリカには、モンゴロイドのインディアンたちが原住民として住んでいた
ところへ、白人たちが押し寄せてきて、インディアンたちを迫害して、
白人たちがアメリカをのっとった国なのでした。

(梶猛弩様ー)
>クリント・イーストウッド監督は、若き頃、西部劇で名を馳せた
ハリウッドの大スター。
 西部劇は、新大陸の開拓史の中で起きた白人による
アメリカの土地と資源の争奪劇です。

 アメリカ大陸には、もともとモンゴロイド系の
インディアン(アメリンド)が自然と共生しながら暮らして
いましたが、白人は、インディアン達を同じ“人間”とは
看做さず、追放または殺戮して、現在のアメリカが成立しました。

 新大陸の発見と言われるように、アメリカ大陸発見者である
白人が原始取得しました。その後も、ヨーロッパからの
白人移入者との諍い・和解により、多様な民族国家からなる
アメリカ合衆国が成立しました。

 奴隷として連れて来られた黒人は、
心理的にはまだまだ差別されていますが、
法制度上での平等が認められ、現在の
“自由の国アメリカ”が出来上がりました。

 アメリカには、世界の模範となる自由がありますが、
社会的には白人優位が現実です。
 その成立史の冒険譚が西部劇であり、
西部劇の英雄の代表格が若い頃のクリント・イーストウッドです。

 アメリカ精神の根底には、白人がアメリカを創り上げたのであり、
白人が言わば善意で黒人の権利も認めてあげて、
その上で、モンゴロイドも加えてあげようという重層的人種観が
未だ根強く存在する。

 モンゴロイドの立場は複雑です。
両国はアメリカにとって世界に覇を競う競争相手です。
新大陸発見以前からいたインディアンにアメリカ国土の
包括的権利を主張されたら国内的にもややこしいことになります。

 モンゴロイドが、アメリカ精神の主流になるなど、
アメリカの保守白人層にとって有り得ないのことなのでしょう。
 
 映画“グラン・トリノ”でクリント・イーストウッド監督は、
この問題に真正面から向き合います。
東欧系移民が、はるか以前からいるモンゴロイドや黒人でなく、
白人であるがゆえに、正当なアメリカ精神の継承者として
アメリカ社会で受容されている。

 一方の南アジア・モン族の少年一家は
同じ移民であっても、アメリカ精神とは異質な
よそ者的目線でしか見られていない。

 ところが、物語のラストで主人公は、
アメリカ精神の象徴である“グラン・トリノ”
(古き良きアメリカを代表するフォード製自動車)を、
モン族の少年に遺贈するのです。

 アメリカすなわち“移民の国”“自由の国”の精神は、
人種や民族に囚われるものではないのだというふうに。

 私は、アメリカのアイデンティティという本質的な問題を、
この映画を通して伝えてくれているように感じました。<


志恩ー

梶猛弩様は、私の感想とは、全然異なる感想を書いて
くださいましたが、
なるほどと、この度は、梶猛弩様のおっしゃることを、
納得させていただきました。

梶猛弩様は、世界史についても、含蓄が深くていらして、
よく勉強されておられますね。

といいますか、私が世界史のことまで思いが
至らなすぎる人間なのかもしれませんけれど、

それに、
イーストウッドの昔の時代のことまで詳しく教えてくださって、
大変嬉しく思いました。
ご感想を、ありがとうございました。



梶猛弩様   (61188)
日時:2023年09月26日 (火) 23時46分
名前:志恩

今夜は、梶猛弩様が、ご紹介してくださった中から
私の好きな女優の”綾瀬はるか”が出ている映画
「僕の彼女はサイボーグ」(2008年/日本)を観ました。

「出演」
綾瀬はるか、
小出恵介、
桐谷健太、
etc

綾瀬はるかと小出恵介主演のSF恋愛映画でした。
監督は誰かしらと、調べてみましたら、
日本人ではなく韓国人の監督さんでした。

とてもよくできているし、観ていて心が暖かくなる
私のお気に入りになった素敵な作品でした。

ストーリーもわかりやすく、テンポもよく、
登場人物の心情描写がうまいため、観ていて
いつの間にか感情移入してしまう映画です。
社会問題とか環境問題のように
考えさせられるような作品ではないので、
気軽な気持ちで観ることができました。

内容的には絶対にありえない話です。
そして、この映画を観て、綾瀬はるかの可愛さと美しさと
演技力には驚かされました。
綾瀬はるかの魅力が、この映画は、最大の武器かも
しれません。

元々の可愛さはもちろんのことですが、
ロボットを演じてここまで可愛いというのは
誰にでも真似できることではないと思いました。

彼女以外がこの役を演じるというのは想像がつかない
ほど、綾瀬はるかのハマり役でした。

これは、ストーリーは、ややこしくて、かけません。
皆様にも是非、ご覧いただきたい素敵な映画でした。
私は、再度、この映画を観たいと思っているところです。

梶猛弩様、素敵な映画のご紹介感謝いたしております。

本日は、暑さがぶり返しましたが、吹く風は、ひんやりしてて
気持ちが良かったので、朝からスポーツクラブへ行き運動しました。
その折に、友人3人にランチを誘われたので、さくら、というとんかつ屋さんで
日替わりランチを皆で食べながら歓談し、その後、買い物もして、
帰宅したのが午後5時でした。

なので、疲れていましたので、
今夜、観る映画は、綾瀬はるか主演のラブコメディーらしき
軽いものを選んで、観させていただきました。
ありがとうございました。

(すこし涼しくなってきましたので、
明日も朝から、慶應スポーツクラブへ行く予定でおります。)

明日にでも、梶猛弩様の、この映画のご感想を、伺いたいです。
よろしくお願いします。

僕の彼女はサイボーグ  〜綾瀬はるかの、綾瀬はるかによる、綾瀬はるかを愛でる映画〜 (61193)
日時:2023年09月27日 (水) 21時51分
名前:梶猛弩

志恩様

 とんかつ屋の“さくら”、
 “とんかつ 神楽坂 さくら”のことでしょうか?
 リーズナブルで雰囲気もいいし美味しいお店ですよね。
 9月に赤坂店が新しくオープンしたみたいなので、今度ランチに行ってきます。

 綾瀬はるかさんは、私も最も好きな女優No.1です。
 真面目に演じていてもほんわかしたユーモラスな独特な雰囲気があって、安らぎますよね。

 綾瀬はるかさんがトップ女優に躍り出ようとした平成20年。
 韓国では“彼女シリーズ”“イカゲーム”で有名なファン・ドンヒョク監督が、綾瀬はるかをイメージして作りたいと切望して作ったという。
 でも、なぜかターミネーターのパロディみたくなってますね。

 大昔の私は、まだ“ネトウヨ”という言葉がなかったころからネトウヨ的書き込みを2chで常連投稿していた頃があって(今はもうとっくにネトウヨは卒業しましたが)、
そういうタイプにありがちな典型的な韓国嫌いでした。旅行にも韓国には釜山に1回行ったきりです。
 韓国映画は“シルミド”とか“JSA”のような政治系サスペンスしか見ませんでしたので、日本で“冬のソナタ”とか“チャングムの誓い”なんかが流行ってもまったく興味も示さなかったのです。

 それが一変したのは、ファン・ドンヒョク監督が、綾瀬はるかさん魅力全開の“僕の彼女はサイボーグ”を作ったこと。

 それ以降、映画館で韓国映画を観ることは少ないものの、AmazonPrimeで一番よく観るのは、韓国の映画やドラマです。

 話が映画感想からどんどん脱線していきますが、
 トキ掲示板を自宅のPCで愛読していた頃、ちょうど“怪しい彼女”という映画を観ていて、
トキ掲示板で、志恩様が次々と挑みかかって来る投稿者を片っ端から論破していたのが、ちょうどその時観ていた“怪しい彼女”の主人公オ・ドリィ(オードリー・ヘップバーンをもじった名前)と頭の中でオーバーラップしてしまいまして、私の中では志恩様は、オ・ドリィ演じたシム・ウンギョンの雰囲気でした。ウンギョンを漢字で書くと“恩敬”なので“志恩”と名前の雰囲気もそっくりだったのもありましたし。

 ・・・( ゚д゚)・・・
…全然、“僕の彼女はサイボーグ”の感想になってませんね。
なので、最後に映画の感想を一言だけ。
“綾瀬はるかサイコー!”(ちいかわ風に(^o^))

梶猛弩様 (61196)
日時:2023年09月28日 (木) 08時37分
名前:志恩

「さくら」のことですが、そうです、私たちが昨日、ランチに
行った「さくら」とは、
「とんかつ神楽坂さくら」日吉店のことです。
チェーン店ですから、あちこちにお店があるのですよね。
そこは、ランチ時間が11:00から16;30まであり、
日替わりランチ、890円。
食事の後に,お茶、コーヒー、ジンジャーエール、どれを
頼んでも、飲み物代は、100円。
ご飯、キャベツ、おかわり自由で、
税込みで、支払額は、いつも1、080円です。
とんかつの味も、とても美味しいので、おすすめのお店の1つです。
ーーーーーーーーーーーー
「僕の彼女はサイボーグ」の話ですけれど、
梶猛弩様も、綾瀬はるか、が大好きとのこと。

めずらしく意見の一致を見ました。
すごく嬉しいです。

彼女は、キリッとして、しっかりして いそうだけれど、天然で
ホンワリしてて、ゆるくて、可愛いくて、美人で、演技がうまくて、
どの場面を観ても、飽きませんものね。
ーーーーーーーーーーー
私のイメージが、韓国版の映画に出てくる
「怪しい彼女」のシム・ウンギョンとやらに、似ている
と仰ってくださいましたが、私は、その映画を、まだ観ていません
ので、喜ぶべきか、悲しむべきか、わかりませんが、今度、その
映画を観てみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「僕の彼女はサイボーグ」の映画の、
ご感想というよりも。
「綾瀬はるか」が、あなた様と私は、大好き同士という
貴重な、ご意見を、(果たして貴重かどうか?(´°‐°`)アハハ)
このたびは、ありがとうございました。

梶猛弩様   (61197)
日時:2023年09月28日 (木) 08時56分
名前:志恩

昨夜は、 梶猛弩様がご紹介くださった中から、
「バットマン・リターンズ」(1989年/アメリカ)を
観ました。

私は、プライムビデオの方ではなく。
よく、UーNEXTの方で、観ます。
こちらの方が無料で観られることが多いのと、
視聴の時、視聴倍速を 自由に、設定できるので、
字幕で観る場合は、1.5倍速にする場合がある
からです。

昨夜は、怖い場面は。1.5倍速にして観ました。

「バットマン」は、マイケル・キートン主演で、アメコミ名作
といわれている
映画だということでした。

私は、古い時代の人間ですので、
善良な人間である弱きを助け、悪いヤツである強きをくじくのは
昔は、「月光仮面」」でした。
「月光仮面」は、テレビで観たことがありました。

「バットマン」については、
名前だけは有名ですから知っていましたが、
私は、テレビでも、コミック本でも、今までに観たことはありません。

前に、トキ掲示板に梶猛弩様が、バットマンのコスプレをされて
写真を載せられたので、
「バットマン=カジモド様」という印象が、私の頭の片隅に
強くこびりついておりまして、

この映画に、バットマンが出てくるたびに
「あっ!カジモドさんだ」と、思って観ておりました。

今回の映画に、悪役で出てくる
キャット・ウーマンやペンギンのヴィランも、
コメディ要素が強くて、どこか憎めないキャラとして、
出てきましたので、
バットマンに劣らない魅力を感じました。

赤い血が出る場面は、痛そうで怖いので、急いで
1.5倍速にして観ました。

ストーリーは、きっと、少年少女が観ても、喜びそうに作ったの
でしょうね。大人向けというよりも、少年少女向けの、
なんだか幼稚な感じがしました。

バットマンのカジモド様のご活躍ぶりが、映画で観れて、
本望でした。ありがとうございました。

(昨夜は、この映画を観終わって間もなく、
一昨日ぐらいから涼しくなったので、
慶應スポーツクラブへ、また、
熱心に行き始めましたので疲れていて、
早めに寝てしまいました。)

よろしかったら。この映画のご感想を、
梶猛弩様、
よろしくお願いします。

梶猛弩様 (61198)
日時:2023年09月28日 (木) 16時14分
名前:志恩

今日の木曜日は、出かけない日でしたので
“怪しい彼女”(シム・ウンギョン主演)
を早速、観ました。

主人公の70歳のおばあちゃんが、街の青春写真館で
写真を撮ってもらい、写真館のご主人に、
50歳、若くしてあげますと言われて、外に出た途端、
なんと、70−50=20歳の若い女性に変身していた。

そこから、いろいろな楽しい物語が展開し、
昔、歌手になりたかった夢を実現したり、孫の男の子の
バンドのボーカル歌手になって、活躍したり、
素敵な若い男性と、恋もします。

でもある時、自分の夫である70歳の老人には
うち開けて、信じてもらえたのでした。

20歳から70歳に戻るには、血を抜くこと(輸血すること)、
とわかり、

最後の方の場面では、孫の男の子が交通事故に
あい、輸血が必要になり、彼女は、孫の命を救うために
病院で、孫のために孫に輸血し、元の70歳の高齢者に戻る。

ラストシーンで、夫である70歳の老人が、今度は、
街の青春写真館に行き、20歳の青年になって外へ出てきて、
20歳になった夫が、70歳に戻ってしまった妻を、オートバイの
後ろに乗せて、道を走り去っていく、というところで 終わります。

20歳の彼女に変身したときの、「怪しい彼女」は、決して
美人じゃないけれど、性格がはっきりしてて、歌がうまくて
可愛くて素敵な彼女でした。

この彼女にイメージが似ているなんてもったいないお言葉を
いっていただいて、大変光栄に存じました。
ありがとうございました。

でもさ、私は自分で思うけれどさ、この彼女と私は、全然似ていないと
自分では思う。


バットマン リターンズ  そして、己を誰に投影するかについて (61201)
日時:2023年09月28日 (木) 20時35分
名前:梶猛弩

 “怪しい彼女”は、日本でも2016年にリメイクされました。
 ヒロインは、多部未華子さんと倍賞美津子さん。
 志恩様は、日本版の主人公とそっくりなのかもしれません。
 大変、失礼しました。

 さて、“バットマン リターンズ”ですね。

 バットマン映画の根底にあるのは、悲哀です。
 悪役たちは、障害を背負っていたり、生きるのに不器用だったりして、社会から疎外され、苦しみながら道を外れていく人達。
 そうした悪役たちを、大富豪でプレイボーイのバットマンが巨額の資金力と圧倒的な武力で叩きのめし、「正義は必ず勝つ!」と宣う話。
 
 私は20代の頃、ティム・バートン監督の作ったこの映画を観て、自分自身を投影せずにはいられませんでした。
 バットマンにではありません。
 私が自分自身を映し出したのはペンギンに対してです。
 この作品のペンギンは、“JOKER”(2019年/アメリカ)でホアキン・フェニックスが演じたジョーカーに通じるものがあります。

 キャットウーマンも悲惨ですね。
ドジでダメダメなOLが会社の秘密を知ってしまったがために、雇い主の社長に高層ビルから突き落とされ即死。その後、猫の力で蘇って9つの命を手に入れたのに、また、社長から10発の弾丸を食らって絶命。
(映画のラストは、思わせぶりでしたがシリーズ物の宿命で仕方のないことかと。)

 バットマンを演じたマイケル・キートンに感情移入したこともあります。
このバットマンではなく、バードマンというバットマンを模写った主人公を演じたときです。
 現実のマイケル・キートンは、バットマンを演じて大スターの仲間入りしたものの、天狗になったのが災いして、その後は干されてしまいます。
 その現実のマイケル・キートンの挫折と苦悩を描いたのが、“バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡”
 バードマンでは、マイケル・キートンの娘役をラ・ラ・ランドのヒロイン役だったエマ・ストーンが演じています。
 この作品は、小難しいところがあるので、好き嫌いが分かれますが、映画オタクの間ではかなり評価が高いので、よろしければご鑑賞ください。

梶猛弩様 (61206)
日時:2023年09月29日 (金) 07時14分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>“バットマン リターンズ”について。

 バットマン映画の根底にあるのは、悲哀です。
 悪役たちは、障害を背負っていたり、生きるのに
不器用だったりして、社会から疎外され、
苦しみながら道を外れていく人達。
 そうした悪役たちを、
大富豪でプレイボーイのバットマンが巨額の資金力
と圧倒的な武力で叩きのめし、「正義は必ず勝つ!」
と宣う話。
 
 私は20代の頃、
ティム・バートン監督の作ったこの映画を観て、
自分自身を投影せずにはいられませんでした。
 バットマンにではありません。
 私が自分自身を映し出したのは
ペンギンに対してです。
 この作品のペンギンは、
“JOKER”(2019年/アメリカ)で
ホアキン・フェニックスが演じたジョーカーに
通じるものがあります。

 キャットウーマンも悲惨ですね。
ドジでダメダメなOLが会社の秘密を知って
しまったがために、雇い主の社長に高層ビルから
突き落とされ即死。
その後、猫の力で蘇って9つの命を手に入れたのに、
また、社長から10発の弾丸を食らって絶命。
(映画のラストは、思わせぶりでしたがシリーズ物の宿命で仕方のないことかと。)

 バットマンを演じたティム・バートンに
感情移入したこともあります。
このバットマンではなく
バードマンというバットマンを模写った主人公を
演じたときです。

 現実のマイケル・キートンは、
バットマンを演じて大スターの仲間入りしたものの、
天狗になったのが災いして、その後は干されて
しまいます。
 その現実のマイケル・キートンの挫折と苦悩を
描いたのが、“バードマン あるいは無知がもたらす
予期せぬ奇跡”
 バードマンでは、マイケル・キートンの娘役を
ラ・ラ・ランドのヒロイン役だったエマ・ストーンが
演じています。
 この作品は、小難しいところがあるので、
好き嫌いが分かれますが、映画オタクの間で
かなり評価が高いので、よろしければご鑑賞ください。<
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー

梶猛弩様
「バットマン・リターンズ」(1989/アメリカ)の
ご感想を詳しく書いてくださいまして、
ありがとうございます。

バットマンシリーズって、何作ぐらいあるのかしらと
調べてみましたら、16作品あると書いてありました。
16も作るとは、人気のあるシリーズなのですね。

「バットマン・リターンズ」は、バットマンは、そんなに
多くは出ず、ペンギンと、キャットウーマンの方が
多く出ていましたので、主役は、ペンギンとキャットウーマン
のように感じました。なるほど、この映画のテーマは
悲哀だったのですか、そのせいでしょうか、悪役で
出ているはずのペンギンもキャットウーマンも、憎めない
存在に描いているように見えていました。

「映画教室」?での学びは、楽しいです。
私の知らないことばかりです。
まだまだたくさん観る作品がありますので、他の「バットマン」
を観るまでには行かないと思いますが、そのうちに観させて
いただきます。

私は、次は、梶猛弩様がご紹介くださった中から
「父親たちの星条旗」を観させていただく
予定でおります。

その次にご紹介の
“「バードマン あるいは(無知がもたらす
予期せぬ奇跡)」”を、観させていただきます。


今日も涼しい日なので、
朝から慶應スポーツクラブへ行きます。
今日は、太極拳と、エアロビクスのレッスンに参加
します。
なので、スポーツを頑張りすぎて、
その上、いろんな友人から
よくランチも誘われたりしますので、
夜、疲れていた場合、映画を観ずに、寝てしまう
こともありますが、その時は、次の日に観ますので
感想が遅れることもありますが、お許しください。


梶猛弩様   (61208)
日時:2023年09月30日 (土) 07時43分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった中から
「父親たちの星条旗」(2006/アメリカ)を観ました。

クリント・イーストウッド監督作品です。

「父親たちの星条旗」は、実話をもとにしてドラマ化
したそうですが、
日本の領土である硫黄島に、米軍が侵略し、
日本軍と米軍との凄まじい激戦の結果、米軍が勝利をおさめ
ました。
その時に、
アメリカの星条旗を硫黄島の山頂に立てた6人の米兵たちが
戦後どうなったかということも、描いたドラマです。

山頂に星条旗を立てた生き残りの米兵で
戦後ののちに、幸せになったものは、いませんでした。

アメリカのマスコミやアメリカ政府に利用され、米国の戦債を
彼らは、国民が買うように 勧めるキャンペーン役として
うまく利用されましたし....

この映画は、太平洋戦争最大の激戦だったといわれる
米兵隊と日本軍による硫黄島の戦いと、
星条旗を立てた男たちの“真実”の物語だそうです。

では、硫黄島は、なぜ日米戦争の舞台となったのか.ですが、

この戦いの前、昭和17(1942)年6月のミッドウェー海戦で
大敗した日本軍は、それ以後の戦いでも惨敗が続きました。
一方、米軍は、昭和19(1944)年8月にマリアナ諸島を
占領したことにより、B-29による日本本土への本格的な
空爆が可能になり、硫黄島は、
アメリカ軍の次の戦略上の目標となったのだそうです。

激しい銃撃戦が繰り広げられ、
四方八方から飛んでくる機関銃や重砲の攻撃を掻い潜り、
日米の兵士たちが命を懸けて戦う姿に胸が熱くなります。

米軍司令官の目算では、5日で日本軍を制圧できると
読んでいたそうですが、なんと40日間も激戦は、続いたのだ
そうです。

いつどこで、何が起こるか分からない戦争の恐ろしさと、
戦後に「英雄」へと祭り上げられた山頂に星条旗を立て
た米兵たちの苦悩する姿から戦争の恐ろしさを知ることが
出来ます。

硫黄島の摺鉢山の山頂に立てられた星条旗と、
それを立てた6人のアメリカ兵の姿を撮影した写真。
これはのちにピューリッツア賞も、とったのだそうですが、
そこに秘められた真実が、のちに亡くなった戦友の代わりに
英雄扱いされる、ドク・レイニー・アイラを苦しめることになる。
思いがけない苦しみと哀しみを描いた映画でした。


ネットで調べましたところ、
クリント・イーストウッド監督は
「父親たちの星条旗」は、米兵を主体に
作った映画ですが、

もう1つ日本兵を主体にして作った映画、
「硫黄島からの手紙」があると書いてありましたのと、
梶猛弩様 のご紹介の映画の中にも、この映画が
ありましたので、

続けて、夜中に、「硫黄島からの手紙」も観ました。

これもクリント・イーストウッド監督のアメリカ映画です。

出演は、
渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童,他。
ーーーーーーーー

「硫黄島からの手紙」に関すること

(2005年、東京都小笠原諸島にある硫黄島。
太平洋戦争最大の激戦が繰り広げられたそこには、
硫黄島の戦いで戦没した者の慰霊碑や、
戦争が終わった今も残されたままの塹壕や重砲、
戦車がありました。
戦跡の調査隊は数ある塹壕の中で、
何かが土に埋もれているのを発見。
それは61年前の1944年、硫黄島で戦った日本軍の
兵士たちが、家族に宛てて書き残した数百通もの手紙でした。)
ーーーーーーーーー
「硫黄島からの手紙」(2006/アメリカ)は、
この映画も、実話をもとにしてドラマ化した映画だそうです。
この映画のストーリーは、長いので略して書きますが、

1944年6月。日本陸軍第000師団長兼小笠原兵団長を
務める陸軍中将・栗林(渡辺謙)が、硫黄の臭気が立ち込め
る灼熱の島「硫黄島」に降り立ち、硫黄島守備隊の新たな
指揮官として着任しました。

渡辺謙が考えた作戦により、硫黄島に上陸した米兵隊に
一泡吹かせることが出来たかと思いきや、米兵の戦力は
思いのほか強かったのでした。

そして日米双方の兵士たちが、祖国のため、家族のため
仲間のために命懸けで戦う姿は、有無も言わせぬ迫力を
感じました。
そして戦争の無情さを、心底、突きつけられました。

『父親たちの星条旗』における重要なモチーフは「写真」でしたが
『硫黄島からの手紙』は、「手紙」というのが物語の重要なモチーフに
なっていると思いました。

家族のため戦い生き抜こうとした、或いは生き抜きたかった人々の
思いを、映画から、思い知ることができました。

硫黄島の戦いが始まる前も、また始まってからもずっと、
心の安寧を保つかのように日本兵は、家族に手紙を書き
続けていました。
彼らの家族に対する深い愛情を感じることができ、
特に子供を持つ親にとって涙する場面でしょう。
日本兵の硫黄島で戦った者たちが書き続けた家族宛ての
手紙が、届いて欲しい家族に届かなかったことはあまりにも
切ないです。

また日本軍に捕虜として捕らえられた、
米海兵隊員サムが持っていた母親の手紙の内容もまた
心にジーンと響きます。
そして、日本兵の「敵」として争いを続けている米兵もまた、
日本兵たちと同様に「祖国に家族を残してきた人間」であり、
同時に本作と対をなす『父親たちの星条旗』の新たな、
クリント・イーストウッドが言いたい意味に気づかされる映画でした。
ーーーーーーーーーー
志恩ー

梶猛弩様 
いい映画のご紹介、感謝いたします。
私は、生みの父が戦死して、生き残った娘ですので
戦争映画の悲惨な戦闘場面は辛くて、戦争映画は、
今まで観るのを避けて参りましたが、このたび、観る機会を
与えてくださって、思い切って観て、よかったです。
おかげさまで、戦争に参加した日本兵も米兵も、双方とも、
同じ人間であり、同じようにすごく辛い思いを抱きながら
祖国のため、仲間のため、家族のために戦っていたんだと
いうことを、実感として知ることができました。

(硫黄島は、 1968年4月5日の返還協定締結を経て、
同6月26日に、日本に復帰したそうです。昔は人間が住んで
いましたが、今は、無人島になっているとネットに載っていました。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様の、この2作品の映画の、ご感想をお願いいたします。

梶猛弩様 (61209)
日時:2023年09月30日 (土) 10時01分
名前:志恩

今夜は、梶猛弩様 ご紹介の、
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
(2014/アメリカ)を、観させていただきます。

“父親たちの星条旗”と“硫黄島からの手紙”  〜大東亜戦争(太平洋戦争)を舞台とする不朽の名作〜 (61215)
日時:2023年09月30日 (土) 19時14分
名前:梶猛弩

 クリント・イーストウッド監督の“父親たちの星条旗”と“硫黄島からの手紙”。
 公開時の公式サイトに、
  “太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを
  日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」、
  アメリカ側視点が「父親たちの星条旗」、
  日本側の視点が「硫黄島からの手紙」である。”
と書かれています。

 両作品は、登場する俳優はまったく別ですが、同時に撮影されています。単体の作品として観ても、それぞれ素晴らしい映画なのですが、2つの作品を一体的に捉えることにより、本当のテーマが伝わってくるという深く考えさせられる物語です。

 また時間差で公開されたことから、“父親たちの星条旗”が前振りで“硫黄島からの手紙”が本当に言いたかったことという視点でみることもできます。

 “父親たちの星条旗”は、米軍兵士の視点です。硫黄島という限られたスペースで重火器やゲリラ戦、バンザイ突撃で向かってくる日本兵は恐怖の対象でしかありません。
 顔もほとんど映らず、仲間の米軍兵に次々と襲い掛かってくる日本兵は、米兵にとって“感情を持たない敵戦闘員”として描かれています。

 その日本兵が“硫黄島からの手紙”では一変します。喜怒哀楽の情を素直に表現する若者達。友や家族を愛する想い。敵国に対する礼儀を忘れない司令官…。兵員・物量ともに圧倒する米兵たちが押し寄せてくる絶望的状況の中、親や妻子に再び会いたいという気持ちを振り切り、祖国のために命を捧げます。

 祖国のため家族のためと信じ戦った、米軍兵と日本兵。
 生き残った米軍兵たちは、その勝利を象徴した一枚の写真により国家に利用され、苦しみから逃れられない戦後を生き続けます。
 玉砕した日本兵たちは、日々家族への想いを書き続けた数々の手紙が届くことなく、本土から遠く離れた島で悲しみとともに戦場の露と消えます。

 名も知らない、顔の見えない、敵国の兵士たち。
 しかし、私達には私達の、彼らには彼らの、人生があり家族があり守るべき祖国がある。
 せめて平和を肌身で感じている今この時代だけでも、そのことに気づくべきかもしれません。

梶猛弩様  (61217)
日時:2023年09月30日 (土) 22時58分
名前:志恩

梶猛弩様 ご感想を、ありがとうございました。


(梶猛弩様ー)
>“父親たちの星条旗”と“硫黄島からの手紙”  
〜大東亜戦争(太平洋戦争)を舞台とする不朽の名作〜
(略)<

志恩ー
そうなのでしたか、2つの映画は、同時に
作られたものなのでしたか。

(梶猛弩様ー)
 >“父親たちの星条旗”は、米軍兵士の視点です。
硫黄島という限られたスペースで重火器やゲリラ戦、
バンザイ突撃で向かってくる日本兵は恐怖の対象でしか
ありません。
 顔もほとんど映らず、仲間の米軍兵に次々と襲い掛かっ
てくる日本兵は、米兵にとって“感情を持たない
敵戦闘員”として描かれています。

 その日本兵が“硫黄島からの手紙”では一変します。
喜怒哀楽の情を素直に表現する若者達。
友や家族を愛する想い。敵国に対する礼儀を忘れない
司令官…。兵員・物量ともに圧倒する米兵たちが押し寄せて
くる絶望的状況の中、親や妻子に再び会いたいという
気持ちを振り切り、祖国のために命を捧げます。

 祖国のため家族のためと信じ戦った、米軍兵と日本兵。
 生き残った米軍兵たちは、その勝利を象徴した一枚の写真に
より国家に利用され、苦しみから逃れられない戦後を生き続けます。
 玉砕した日本兵たちは、日々家族への想いを書き続けた数々の
手紙が届くことなく、本土から遠く離れた島で悲しみとともに
戦場の露と消えます。

 名も知らない、顔の見えない、敵国の兵士たち。
 しかし、私達には私達の、彼らには彼らの、人生が
あり家族があり守るべき祖国がある。
 せめて平和を肌身で感じている今この時代だけでも、
そのことに気づくべきかもしれません。<


志恩ー
あの硫黄島の戦いで、日米の兵隊たちの、合わせて24000人が
死んだと、書いてありました。戦争は ほんとに悲惨ですね。







梶猛弩様 (61219)
日時:2023年10月01日 (日) 05時16分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介の、
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
(2014/アメリカ)を観ました。

「出演」
マイケル・キートン(主演、リーガン役)他、

「ストーリー」

初老の男性で、落ち目の俳優である
マイケル・キートンは、
かつてヒーロー映画「バードマン」の3本の
シリーズで主演した
元は、有名な俳優でした。

彼は奥さんとは、離婚し、独り身で、一人娘がいます。
その娘は、薬物依存症で、以前は治療のために施設へ
入っていましたが、いまはマイケル・キートンの付き人
をしています。

マイケル・キートンは、名声を取り戻すために
ブロードウェイでの舞台公演を
手がけるのですが、
長年つきまとう心の声(=バードマン)に悩まされ
ています。

ブロードウェイの有名俳優の男性マイクが
負傷したラルフの代役として舞台に参加し、
優れた才能を発揮しますが、破天荒な行動ゆえに
マイケル・キートンとは、対立します。

ブロードウェイの舞台に初出演する女優は、
マイクの同棲中の恋人です。

マイケル・キートンには、親友は、いないのかといいますと、
一人だけいました。
マイケル・キートンの弁護士が、彼の親友でした。
舞台のプロデューサーも担っています。

離婚して、独り身になっているマイケル・キートンには
付き合っている恋人は、いないのかと思っていましたら、
舞台女優の人で、およそ2年間交際しているという
ローラという名の恋人が、いるのでした。

先に書きましたとおり
マイケル・キートンは、20代の頃、一世を風靡した『バードマン』
の映画の主役スターの座にいました。
しかし、その後はヒットに恵まれずに60代になり、
世間からは「かつてバードマンを演じた俳優」
という烙印を押されている。

彼の私生活も、幸せだとは思えませんが、
現在の彼の仕事も、幸せだとは思えません。
初老になった彼は、過去の有名であった若い時代の
自分のことが忘れられずにいて、
零落した自分を嘲る心の声(=バードマン)に
絶えず悩まされています。

彼が1人になると、心の中にいるバードマンが現れ、
ハリウッドへ戻れと彼に囁くのです。

で、彼はアーティストとしての自分に存在意義を
見いだそうと、ブロードウェイに進出するという無謀な
決断をします。

彼は、短編小説『愛について語るときに我々の語ること』を
自ら舞台向けに脚色し、演出及び主演を務めることに
しました。
プロダクションは親友である弁護士が担当し、
共演者には、マイケル・キートンの恋人である女優ローラと、
初めてブロードウェイの劇に出演する若い男性が選ばれ、
また、薬物依存症から回復したばかりの娘をアシスタントとして
加えると準備は着々と進み、本公演前のプレビュー公演を
迎えることになりました。

プレビュー初演の前日、リハーサル中に負傷した俳優の
代役として、ブロードウェイで活躍するマイクが選ばれます。

俳優として類稀な才能を見せながらも身勝手極まりない
マイクの言動は、スタッフを振り回し、3度のプレビュー公演の内、
2つは台無しになってしまいます。

『ニューヨークタイムズ』のインタビュー記事は
虚言ばかりのマイクの記事が一面を飾り、
かんじんの、マイケル・キートンの記事は後方へと
追いやられていて、カムバックを目論むに
マイケル・キートンとって、
マイクは、まさに目の上のたんこぶになっていました。

最後のプレビュー公演中、
出番の合間に喫煙のため外へ出たマイケル・キートンは、
運悪くドアが閉ざされて、衣装姿のまま外へ閉め出されてしまいます。
ドアに挟まってしまったローブを脱ぎ捨て、
ブリーフ姿で、(パンツいっちょうで)ニューヨークの大通りを
歩いて劇場の入口から中に入り、
何とかラストシーンを演じ切ります。

彼がブリーフ姿で歩く様は一般人によって撮影され、
その映像はYouTubeで100万回以上も再生され、
彼にとっては不本意でしたが、彼の姿は話題を呼んだのでした。

本公演の前夜、マイケル・キートンは舞台近くのバーで
批評家として有名な女性と会い、
「芝居を酷評する」と宣言されてしまいます。

彼女の発言力は、大きく、舞台公演が今後ロングランとなるか、
それとも打ち切りとなるかを左右するほどなのでした。
彼は呆然とした様子で街を歩き、道端で夜を明かすと
バードマンの声で目を覚ます。

彼の背後に現れたバードマンは、
彼を再び大作映画の世界へ向かわせるべく虚構の世界へと誘う。
マイケル・キートンが指を鳴らすと街は戦闘部隊と怪物の戦いに
よって火の海となり、屋上から飛び立てばバードマンの如く
ニューヨークの空を飛び回ることができたのでした。

始まった本公演の初日、マイケル・キートン扮する
エディの拳銃自殺で、幕切れとなるラストシーンを迎えます。
マイケル・キートンは、観客の前へ立つと拳銃を頭へ突きつけ、
発砲と同時に倒れました。

つまり彼は、自殺しようとしたのでした。
ところが、拳銃の弾は頭にあたらず彼の鼻にあたり
鼻は砕けましたが、一命はとりとめ、
彼が、目を覚ましたのは、病院のベッドでした。

新聞の一面には、観客に銃口を向けたマイケル・キートン
の写真がプリントされていました。

先日バーであった批評家の有名な女性の記事では、
マイケル・キートンの自殺未遂は小道具と本物の拳銃とを
取り違えて使用したためであり、
それによって生まれた今回の事件を
「無知がもたらす予期せぬ奇跡」と銘打っていました。

この事件は世間の注目を集め、
多くの人がマイケル・キートンの復活を、心待ちにしていた。

1人になった彼は鏡の前に立ち、顔を覆うガーゼを外すと、
吹き飛んだ鼻は整形され、
さながら、バードマンのような鋭い鼻に変貌していた。

彼は傍らに見えるバードマンに別れを告げると、
病室の大きな窓から体を乗り出して窓枠に立ち上がる。
直後に病室へ戻ってきた娘は、忽然と消えた父を探して
開け放たれた窓から下を見るが、目に入ってきた光景に
戸惑いを見せる。
続いて顔を上げ空へ目を向けた娘は目を見開き、
笑みを浮かべました。...、ここで、終わりになりました。

つまり、彼は、高層階の病院の窓から飛び降りたのです。

(日本の病院の窓は、万が一のため、
患者が開けれないような仕組みにしてありますが、
アメリカの病院の窓は、こんな風に、患者が自由に
全開できるのでした)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー
この映画は、面白いとか、つまらないとかいうような
映画ではなく、
若い頃に大変有名だった俳優が、年をとり、落ち目の俳優に
なった場合の、心の葛藤を描いた作品ではないのかな、
と、私は思いながら、観ました。

この映画を観て,
私は、アメリカ人と日本人の性格の違いを感じました。
アメリカ人は、人にも よるのでしょうけれど、すぐに
カッとなり、部屋中のものを、めちゃめちゃに投げつけたり、
激しく大声で相手を罵ったり、すぐに相手を殴ったりします。

でも、私の(妹の夫)義弟は、アメリカ人で、国際弁護士
をしていますが、彼は、いつもにこやかで、優しくて
頭が良くて、親切な人ですから、同じアメリカ人でも、
性格は、人によるのかもしれませんけれどね。

また、映画の中での
互いの言葉のやり取りも「わたしとやりたい?」とか、
「舞台では、ビンビンだった」とか、老いも若きも
日常会話が 卑猥な言語で 溢れています。
日本では、考えられない習慣です。

志恩が昔、言った「チンコ野郎!」なんて、
かわいいもんですよ。

あと、外国映画を観て、いつも思うのですが、
誰でも、拳銃を、自由に持っている銃社会も、怖いと
思いました。

ムカつく相手を殺したければ、すぐに射殺できますし、
拳銃自殺もしようと思えば、容易にできますから、
銃社会は、やはり怖いです。

それに、日本人は、悩む場合、だいたいが、一人静かに
布団に潜ったり、部屋に閉じこもったりして、悩んだりしていますが、
イライラするからといって すぐに他人にあたり散らしたり
部屋中のものを投げつけたり、他人をすぐに殴ったり蹴ったり...
そういう人もたまには いますが、普通は、あまり、日本人には、
そういう凶暴な人は、いないと思います。

昔の、お侍さんの時代は、試し斬りもあったそうですが、
現代の、日本人は、だいたいが、優しくておとなしい
ちいかわ民族なのだと思いました。
私は穏やかな民族である日本人である幸せを感じました。

調べてみましたら、
この映画は、アカデミー賞作品賞をはじめとする
数々の映画賞を受賞しているのでした。

単純細胞の私にとりましては、なんだか訳がわからない
理解し難い、難しい映画でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様は、この映画をご覧になって
どのような感想を持たれたのでしょう。

梶猛弩様
それから、もう感想書くの、僕は疲れたから
この辺で、やめたいと思われるのでしたら正直に
そのように、書いてください。
梶猛弩様は現役でサラリーマンをされておられると
いうことですので、いくら映画好きだと言われましても、
ご多忙だと存じます。
年金生活者でヒマジンの私とは違うと思いますので。

映画感想 〜バードマンを例として (人生観の相違がもたらす予期せぬ調和)〜 (61227)
日時:2023年10月01日 (日) 18時06分
名前:梶猛弩

 “バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)”(2014年/アメリカ)は、家内と二人で映画館へ観に行きました。
 家内は、事前に予告編を見てとても楽しみにしていたのですが、かなり難解で冗長だったらしく、帰り際に、「この映画は、アカデミー予告編賞やな。」とぼそっと呟きました。
 予告編はとても面白く作られてるのに本編はちょっと・・・という意味だそうです。
 それくらい、観る人を選ぶ映画が、このバードマンだと思います。

 この映画に興味を示すのは、マイケル・キートンがバットマン役をやっていた1990年前後にリアルタイムで、バットマンを楽しんでいた世代。
 “バットマン”(1989年)と“バットマン リターンズ”(1992年)が大ヒットした後、マイケル・キートンは調子に乗り過ぎて、3作目以降のバットマン役から降ろされます。
その辺の経緯をリアルタイムで知っている人であれば、この映画は、ある種の思い入れを持って語れると思います。

 話がそれますが、私は、映画や小説について他の人の感想を見聞きするのが好きです。レビューの中には、観客・読み手の人生観や性格がストレートに表れてくるからです。
 例えば作品の好みの傾向は、志恩様は、明るい感じのハッピーエンドですが、私(梶猛弩)は、暗いトーンの孤独や挫折を描いた作品を選ぶ傾向があります。
 幸せに包まれてきた人生を過ごした志恩様と、苦しみながら這い上がってきた梶猛弩の、過去体験・人生観の違いが、映画の好みにはっきり出てきているのがわかります。

 バードマンに話を戻します。
 ラストシーン。ビルの高層階にある病室。
 娘のエマ・ストーンが花瓶の水を捨てに行っている間に、鏡を覗き込みながら顔のガーゼを外す主人公。
 鏡の横にある大便器ではバードマンが座って用を足しています。
 主人公はバードマンに向かって呟きます。「お別れだ。クソ野郎。」
 高層階の窓の外を見て、鳥たちが空を旋回してるのを見つめながら、窓を開きます。
 窓枠に立ち大空を見上げる主人公。もはやバードマンの声も聞こえません。
 戻って来る娘。娘は病室に主人公がおらず、窓が開いていることに気づき、大慌てで窓の傍に駆け寄ります。
 呆然と窓の下を見つめる娘。
 その後、娘はふと見上げます。鳥たちが旋回していた空を。
 にっこり微笑みながら画面はエンドクレジットへ。
 エンドロールが流れる中、娘の笑い声。

 この2分間のシーンをどう捉えるのでしょう。
 現象的には、主人公は窓から転落しました。
 でも、その直前の主人公の心の中はどうだったのか。
 窓の外を見た娘の心の中はどうだったのだろうか。
 
 主人公の心の中にあったのは、“絶望”なのか“自分の中のバードマンに別れを告げた安堵”だったのか。
 主人公が窓枠に立ったとき、飛び降りようとしたのか、飛び立とうとしたのか。
 娘はビルの下に何を見たのか。上空に何を見たのか。
 この作品は、バッドエンドなのかハッピーエンドなのか。

 志恩様と梶猛弩では、同じシーンを観ても、全く違う答を見つけ出したのでしょう。

 これは映画や小説でなく、現実世界でも言えることだと思います。
 同じ現象を観じても、異なる感情を持ち、異なる体験になる。

 私があえて、生長の家の掲示板で映画について書いているのは、自分自身そのことを確かめたいからなのかもしれません。

 映画の感想を投稿することについては、むしろ志恩様の方が毎日ご無理に観たり書いたりしないでください。
 トキ掲示板では、他の方々は、志恩様が生長の家に関するお話をされるのを楽しみに待っていますから。

 確かに私が、志恩様の感想を読んで、すぐにお返事を書くのは、仕事の関係で難しいかもしれません。
 ただ、2〜3日後でよろしければ、私の方は大丈夫だと思います。 

 私は、30代の頃は毎週のように映画館へ行ってた時期が数年あり、その後は2週間に1回、月1回と段々観に行く数は減ったものの、
 代わりにTSUTAYAレンタル5本で千円とかAmazonPrime見放題とかで、自宅でもガンガン観ていたので、年平均50本以上の作品を30年に渡り見続けていることになります。
 正確に数えてませんが、たまに行っていた学生時代や20代も含め、累計すると軽く千本超の作品を観ていることになります。
 全部の感想を書いていると私の人生終わるまで書いても間に合わないかもしれません。
 志恩様もそのうち飽きるでしょう。
 なので、志恩様は、私のことはお気になさらず、たまに映画でも見て、気になったものだけ投稿する。飽きたら、志恩様のお好きなテレビとか小説とか別の御趣味のことを始めるとかいう気軽さで考えていただければ、有難いです。

 よろしくお願いします。

梶猛弩様   (61231)
日時:2023年10月01日 (日) 23時29分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
映画感想 〜バードマンを例として 
(人生観の相違がもたらす予期せぬ調和)〜

>“バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)”
(2014年/アメリカ)は、家内と二人で映画館へ観に行きました。
 家内は、事前に予告編を見てとても楽しみにしていたのですが、
かなり難解で冗長だったらしく、帰り際に、
「この映画は、アカデミー予告編賞やな。」とぼそっと呟きました。
予告編はとても面白く作られてるのに本編はちょっと・・・
という意味だそうです。
それくらい、観る人を選ぶ映画が、このバードマンだと思います。<

志恩ー
奥様と二人でこの映画を観にいらしたそうで、
奥様は、予告編を見て楽しみに本編を観にいらしたら、
奥様の感想としてはイマイチでいらしたのですね。


(梶猛弩様ー) 
>この映画に興味を示すのは、
マイケル・キートンがバットマン役をやっていた1990年前後に
リアルタイムで、バットマンを楽しんでいた世代。
 “バットマン”(1989年)と“バットマン リターンズ”(1992年)が
大ヒットした後、マイケル・キートンは調子に乗り過ぎて、
3作目以降のバットマン役から降ろされます。
その辺の経緯をリアルタイムで知っている人であれば、
この映画は、ある種の思い入れを持って語れると思います。<

志恩ー
梶猛弩様は、バットマンのコスプレをされるぐらいですから、
以前にバットマンの映画をよくご覧になっていて、バットマンに
親近感をお持ちなので、
この映画は、梶猛弩様がご覧になれば、バットマンに
思い入れがありますから、他人事には受け取れずに、興味深く
観ることができたのだと思います。

私は、「バットマン=梶猛弩さんだ」という気持ちですので、
この映画のマイケル・キートンの気持ちが読み取れなかった
のだと思います。

(梶猛弩様ー)
 >話がそれますが、私は、映画や小説について他の人の感想を
見聞きするのが好きです。レビューの中には、観客・読み手の
人生観や性格がストレートに表れてくるからです。
 例えば作品の好みの傾向は、志恩様は、明るい感じの
ハッピーエンドですが、私(梶猛弩)は、暗いトーンの孤独や
挫折を描いた作品を選ぶ傾向があります。
幸せに包まれてきた人生を過ごした志恩様と、
苦しみながら這い上がってきた梶猛弩の、
過去体験・人生観の違いが、映画の好みに
はっきり出てきているのがわかります。<

志恩ー
苦しみながら這い上がってきた梶猛弩様というのが
どうしても、私には想像がつきません。


(梶猛弩様ー)
> バードマンに話を戻します。
 ラストシーン。ビルの高層階にある病室。
 娘のエマ・ストーンが花瓶の水を捨てに行っている間に、
鏡を覗き込みながら顔のガーゼを外す主人公。
 鏡の横にある大便器ではバードマンが座って用を足しています。
 主人公はバードマンに向かって呟きます。「お別れだ。クソ野郎。」
 高層階の窓の外を見て、鳥たちが空を旋回してるのを見つめながら、
窓を開きます。
 窓枠に立ち大空を見上げる主人公。もはやバードマンの声も聞こえません。
 戻って来る娘。娘は病室に主人公がおらず、窓が開いていることに
気づき、大慌てで窓の傍に駆け寄ります。
 呆然と窓の下を見つめる娘。
 その後、娘はふと見上げます。鳥たちが旋回していた空を。
 にっこり微笑みながら画面はエンドクレジットへ。
 エンドロールが流れる中、娘の笑い声。

 この2分間のシーンをどう捉えるのでしょう。
 現象的には、主人公は窓から転落しました。
 でも、その直前の主人公の心の中はどうだったのか。
 窓の外を見た娘の心の中はどうだったのだろうか。
 
 主人公の心の中にあったのは、
“絶望”なのか“自分の中のバードマンに別れを告げた安堵”だったのか。
 主人公が窓枠に立ったとき、飛び降りようとしたのか、飛び立とうとしたのか。
 娘はビルの下に何を見たのか。上空に何を見たのか。
 この作品は、バッドエンドなのかハッピーエンドなのか。<

志恩ー
この映画のラストシーンのことですよね。
私が見逃して観ていない場面も詳細に、
いつも観ていらして、記憶されていらっしゃるのことに、驚きます。
梶猛弩様は、記憶力、抜群ですね!


(梶猛弩様ー)
 >志恩様と梶猛弩では、同じシーンを観ても、
全く違う答を見つけ出したのでしょう。

 これは映画や小説でなく、現実世界でも言えることだと思います。
 同じ現象を観じても、異なる感情を持ち、異なる体験になる。

 私があえて、生長の家の掲示板で映画について書いているのは、
自分自身そのことを確かめたいからなのかもしれません。

 映画の感想を投稿することについては、
むしろ志恩様の方が毎日ご無理に観たり書いたりしないでください。
 トキ掲示板では、他の方々は、志恩様が生長の家に関するお話を
されるのを楽しみに待っていますから。

 確かに私が、志恩様の感想を読んで、
すぐにお返事を書くのは、仕事の関係で難しいかもしれません。
 ただ、2〜3日後でよろしければ、私の方は大丈夫だと思います。 <


志恩ー
お気遣いありがとうございます。
梶猛弩様の映画の感想は、2、3日後で大丈夫ですので、
今後とも、よろしくお願いいたします。

別の話ですが、私が通っているスポーツクラブの友人の中に
読書が趣味の人がいまして、自分が読んで面白かった本を
次々に、私に紹介してくれて自分の本を貸してくれる人
(女性)がいまして、先日は安部龍太郎著「等伯」(単行本)上下を
貸してくれたので読んで返しましたら、
つぎは、ユン・チャン著「ワイルド・スワン」上下を
貸してくれたところなので、この本(単行本)を、急いで、読んで
友人に返さないといけませんので、ここ数日間は、映画は観ないで
読書の時間にするつもりでおります。

私も、その友人の彼女に、本を何冊も貸しています。
先日は、生長の家関係の著書を何冊も、翻訳されている
山川紘矢、亜希子ご夫妻著「祈りの言葉」
(見えない力を味方にして、人生を変える)というのを、
お貸ししましたが、いい本ねと、喜んでくれました。
(その人は、裏千家の茶道の先生をしている人です。)

映画は、私は今まで、ほとんど観てきませんでしたので、新しい
ことに挑戦するというフレッシュな気持ちで、梶猛弩様がご紹介
くださった中から、今後も続けて、少しづつ観ていきたいと
思っています。

同じ映画を観ても、感想がこんなにも違うものか、ということも
映画にお詳しい梶猛弩様が、感想を述べてくださいますので、
よくわかりまして、大変勉強になります。

トキ掲示板では、いろいろなスレッドがあって、いいのではないでしょうか。
映画に関するスレッドは、今までは、なかったので、新しい試みだと思って
おります。

(梶猛弩様ー)
>私は、30代の頃は毎週のように映画館へ行ってた時期が数年あり、
その後は2週間に1回、月1回と段々観に行く数は減ったものの、
 代わりにTSUTAYAレンタル5本で千円とかAmazonPrime
見放題とかで、自宅でもガンガン観ていたので、年平均50本以上
作品を30年に渡り見続けていることになります。
 正確に数えてませんが、たまに行っていた学生時代や20代も含め、
累計すると軽く千本超の作品を観ていることになります。
 全部の感想を書いていると私の人生終わるまで書いても
間に合わないかもしれません。
 志恩様もそのうち飽きるでしょう。
 なので、志恩様は、私のことはお気になさらず、
たまに映画でも見て、気になったものだけ投稿する...略<

志恩ー
「動く映画館」みたいな梶猛弩様です。

今後とも映画のことも、教え以外にも教えて欲しいです。
早々とお返事、ありがとうございました。



梶猛弩様 (61297)
日時:2023年10月09日 (月) 06時09分
名前:志恩

映画の話ではなくて恐縮ですが、

私が今、読んでいるユン・チアン著「ワイルド・スワン」には
中国で行われた文化大革命の話が、著者の体験談として
詳しく書かれています。

ユン・チアン(女性)は、
1952年、中国で生まれた中国人で、14歳で
紅衛兵として働き、はだしの医者、機械工場の鋳造工、
電気工を経て、四川大学英文科の学生となり、のちに
講師となって、1978年にイギリスに留学。

ヨーク大学から、奨学金を得て勉強を続け、
1982年に言語学の博士号を取得しました。
中国の留学生でイギリスから博士号を取得したのは、
このユン・チアンが、はじめてとの ことだ そうです。
現在はロンドンに住み、
ロンドン大学で教鞭をとっているとのことです。

「中国は、文化大革命中、
各地で大量の殺戮や内乱が行われ、
その推定死者数、2000万人以上といわれているそうです。

またマルクス主義に基づいて宗教が徹底的に否定され、
教会や寺院・宗教的な文化財が破壊されました。
特にチベットではその影響が大きく、仏像が溶かされたり
僧侶が投獄・殺害されたりしました。」

その文化大革命のこともご自分や、彼女の家族が体験したことを
ノンフィクションとして、描いたのが、この「ワイルド・スワン」ですが
著書は、上下あり、1冊が、400頁ほどもある読み応えのある本です。

中国では、2000万人もの人間を、文化大革命によって、
虐殺したのでした。

千葉県福田村事件での、日本人が関東大震災下でやったという
朝鮮人、6000人の虐殺事件も、おぞましい事件ですが、

中国で行われた中国人による、2000万人以上の虐殺も、
大変おぞましい事件だと思いました。

UーNEXTで、ビデオになった映画を見ますと、
怖い場面は、2倍速にして、飛ばして観れますので、
映画「福田村事件」を観るとしましたら、朝鮮人を竹槍で、
突き刺しまくって、殺害する場面は、2倍速にして観る
つもりでおります。30分間も、虐殺場面が続くと
いいますから、恐ろしすぎますので。

映画好きでいらっしゃる 梶猛弩様が、映画館へ行ってみる
元気がないと言われましたが、私は、なおのことです。
そのような恐ろしい映画を観に行ったら、その後、
毎晩、怖い夢を観そうな気がします。

訊け様は、若くて、心が強い男性なのですね。

トキラジオは、私も月一でも、いいですから、また、始めて
いただきたいと思っております。
訊け様、またよろしくお願いいたします。




今は71歳ですが、若い時の
ユン・チアンさんの画像です。

梶猛弩様 (61308)
日時:2023年10月10日 (火) 05時17分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様のご紹介の映画の中から
「ボヘミアン・ラプソディ」(2018/イギリス)を観ました。
"Bohemian rhapsody"


世界的人気ロックバンド「クイーン」のことは、
私のようなおばあちゃんでも知っているくらいですから
皆様も、ご存知じゃないお方は、いらっしゃらないのでは
ないかしらと、と思っております。

この映画は、このロックバンド「クイーン」のボーカルで、
1991年に、45歳の若さでこの世を去った
フレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマです。

映画は、たいてい、事実をアレンジして描くものだということですが、
この映画も、時系列など多少変えてあるということです。

アカデミー賞で4部門に輝き、日本も含めて、
世界中で熱狂を巻き起こした「ボヘミアン・ラプソディ」は、
史上最高の大ヒットした映画だそうですが、
私は、「クイーン」に、関心がありませんでしたし、もちろん
この映画も今回、初めて観る映画でした。

でも、私は、「クイーン」の歌を聞いても、ピントこない人間でして、
映画では、もちろん、本人達でなく俳優が、それぞれの役を
演じていますが、俳優達も、心ときめくような男性は一人も
いませんでした。

劇中の楽曲には、主にフレディ自身の歌声を使用したそうです。

この映画は、
「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった
名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート
「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった、
音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、
華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを
描き出しているそうです。

とにかく、ライブの映像を観れば、
このロックグループ「クイーン」の音楽が、いかに観客
に愛されていたか、愛されているか、わかります。

45歳の若さでこの世を去ったボーカリストの
フレディ・マーキュリーの死因は、エイズでした。
彼は、同性愛者でした。
ガールフレンドに隠れて、5人の男と付き合って
いたそうです。

彼が死んだのが45歳とは、私の娘の年齢ですから、
そんな若さで死んでいったことは、個人としては、
まだ、この世に未練があったでしょうし、まだこの世で
やりたいことがいっぱいあっただろうな、と人生の悲哀を
感じますが、

もう一方で、多くの皆さんに愛される数々の曲を
遺して、短く太い人生を生き抜いた数奇な運命
の人でもあったな、と思っております。

改めて「クイーン」のライブの様子の動画も、いくつか、
みました。すごい群衆が集まっています。

https://www.youtube.com/watch?v=8z6wJHPhJUM

「和訳付き」
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=j-thuLlvd9g&t=8s


梶猛弩様、名作のご紹介、感謝いたします。

---------------------------------------------------
ネットより、
"ボヘミアン・ラプソディのタイトルの意味は?"ー


「ボヘミアン・ラプソディ」のタイトルの意味は、
そのまま日本語にするなら「ボヘミアの狂詩曲」
ということになる。

まず「ボヘミアン」の意味であるが、
中央ヨーロッパのボヘミア地方のことで、
ボヘミアで暮らしていた人たちというのは
自由にあちこちを渡り歩く放浪の民のような、
いわばジプシーのような民族が多かった。

フレディ・マーキュリーの生い立ちを
振り返ってみると、
生まれはアフリカ・タンザニアのザンジバルで、
8歳の時にインドのムンバイに移住、
その後ハイスクールの頃にイギリスに渡っている。

つまり、自分自身の生い立ちと
ボヘミアのジプシーを重ね合わせた
のではないかと思われる。

また、「ラプソディ(狂詩曲)」も
別に狂っているという意味ではなく、
形式にとらわれない自由な音楽を意味する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MICHAEL JACKSON & FREDDIE MERCURY
(マイケル・ジャクソン&フレディ・マーキュリー)
There Must Be More to Life Than This
https://www.youtube.com/watch?v=dkcdSj4qBWU

志恩ー
私はマイケル・ジャクソンのフアンなので、マイケルとフレディが
歌っているこの歌⬆️が好きです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
梶猛弩様、
この映画のご感想を、2、3日後で大丈夫ですので、
よろしくお願いいたします。

“ボヘミアン・ラプソディ”と内省的放浪と (61322)
日時:2023年10月10日 (火) 22時07分
名前:梶猛弩

 “ボヘミアン・ラプソディ”は、家内がクィーンの大ファンなので、絶対にベスト50リストに入れるようにと、強く念押しされた作品です。
 映画としての評価は、アカデミー賞4部門を受賞し、世界的にも大ヒットした作品であり、志恩様も詳細にコメントされているので、今回は映画の本筋ではなく、何が私に影響を与えていったのかを中心に書いてみたいと思います。

 私が他の人とはまったく異なる視点で、思索を深めたのは次の3つのことです。
(1)フレディ・マーキュリー
(2)ラミ・マレック
(3)ゾロアスター教

(1)フレディ・マーキュリー 
 この映画は“フレディ・マーキュリー”の伝記。彼は言わずと知れた世界的なロック・スター。
 インド出身であり、(インドでは少数派である)ゾロアスター教徒の家系。アフリカ大陸の離島ザンジバル(現在のタンザニアで、当時は大英帝国の保護領)で産まれ育ったフレディ・マーキュリー。
 17歳の時、現地の黒人が武力革命を起こしたため、イングランドへ避難し、イギリスに住み着いたという、英国紳士淑女とはかけ離れた家柄・生育環境を持った偉人です。
 多歯症という先天性疾患を持った同性愛者であり、40代でHIV感染。闘病生活を送りながら45歳で亡くなりました。
 “ボヘミアン・ラプソディ”の言葉のイメージそのままの、社会から隔絶された民の中の更なる異端の者が歌う狂奏曲、、、そのままの人生だと思います。
 その中から、20世紀で最も有名な英国人アーティストとなったフレディ・マーキュリー。
 “異形の者”の末端を穢す人生を過ごした私にとって、彼のような存在が世界的な成功者になったということは、極めて興味深いことでした。

(2)ラミ・マレック
 フレディ・マーキュリーを演じた俳優、ラミ・マレックという人間にも大いに興味をそそられます。
 ラミ・マレックはエジプト系の血を引くコプト教徒。本作でトップスターの仲間入りをするまでは、独特の容貌から風変わりな脇役が多かったように思います。
 私が最初に、ラミ・マレックを認識したのは2006年。“ナイト・ミュージアム”で博物館に展示されているエジプト王の役をしたとき。
 そして、私が強く感情移入した作品が、アメリカのテレビドラマ“MR.ROBOT”(2015年)です。ラミ・マレックは主役のエリオットを演じ強烈な印象を残しました。
 “MR.ROBOT” はヒットしすぎてシーズン4まで作られたのですが、私としてはシーズン1で止めておいてくれれば、余韻の残る、深く考えを巡らせるいい作品になったのに、、、とつくづく残念に思ったドラマでした。“MR.ROBT”シーズン1は、それくらい私の心の中に残ったドラマです。

(3)ゾロアスター教
 映画公開年である2018年(平成30年)は、私個人のことを言えば、サラリーマン人生としてはアガリポストが見え、一方で、経済的には30代以来のどん底から脱却し富裕層をイキれる程度の資産は持てるようになった頃。社会的には極大値に達したことを自覚した年でした。(極大であって最高や最大ではありません。)
 ようやく青年時代から疎遠になっていた宗教的な探求心も復活し、田舎の実家を建て替え、先祖代々信仰してきた檀家としてのお勤めも日常の中に取り込み、子供の頃から活動していた生長の家関係へのノスタルジーからWEBでトキ掲示板や愛国掲示板なども本格的に愛読し始めたのもこの頃からです。
 キリスト教成立前の宗教の成り立ちといったことにも興味を持っていた頃であり、ヘブライ語聖書の文書仮説をきっかけにメソポタミア神話やアーリア神話(インド・イラン共通神話)へと対象が広がっていきました。

 ちょうどその頃、“ボヘミアン・ラプソディ”を観たため、フレディ・マーキュリー一家の信仰基盤となっていたゾロアスター教に私の心のスポットライトが当たりました。
 ゾロアスター教は拝火教とも呼ばれ、現代ではイラン等限られた地域で信仰が継承されている民族宗教です。
 一方で、キリスト教以前の世界の中では、当時最強と呼ばれたペルシャ帝国の国家宗教として位置づけられた時期もあったのがゾロアスター教です。
 ゾロアスター教の最高神・絶対神と言われるのが“アフラ”(アフラ・マズダー)、契約神・太陽神としての役割を担うのが“ミスラ”です。この二神の出自は5000年以上前のアーリア共通神話まで遡ります。
 “アフラ”は、インド・バラモン教では“アスラ”と呼ばれ、仏教の“阿修羅”となり、日本にも伝来し我が国の宗教文化の中に息づくことになります。
 “ミスラ”は、古代ローマで“ミトラス”となりました。ミトラスの復活祭(冬至)が12月25日でしたが、キリスト教がローマの国教になったとき、ミトラスの復活祭がイエス・キリストの聖誕祭(クリスマス)へと転化していきます。
 また、マニ教の“ミフル”、密教の“蜜”、顕教(在家仏教)の“弥勒”として、これも日本に伝搬し我が国の伝統宗教の中に根付いていきます。

 こうした宗教への知的探索、内省的放浪を経て、生長の家へ回帰し、トキ掲示板の梶猛弩という人格が出来上がった訳ですので、とても感慨深いものがあります。

梶猛弩様 (61325)
日時:2023年10月11日 (水) 04時19分
名前:志恩

早速に、映画「ボヘミアン・ラプソディ」についての
感想を
【“ボヘミアン・ラプソディ”と内省的放浪と】
というテーマで書いてくださいまして、
ありがとうございました。

(梶猛弩様ー)
> “ボヘミアン・ラプソディ”は、
家内がクィーンの大ファンなので、
絶対にベスト50リストに入れるようにと、
強く念押しされた作品です。<

志恩ー
今の時代は、
昔、「ビートルズ」、その後は、「クイーン」
なのですね。

別のYouTubeの話ですが、アメリカの有名な
オーディション番組で、東洋人の若もの三人組みが
舞台に出てきて、
「ボヘミアン・ラプソディ」の歌を、上手に歌ったら、
それを見ていた審査員全員が泣いている映像と、
多くの観客も泣いている顔の映像が映し出されて
いました。それだけ、多くの人の心に
クイーンの曲が、根付いているのだなぁと思いました。
なぜ、みんな泣いているのだろうかということも、
私は、クイーンの曲は、ピンと来ない人間なのですが、
この映画を観たおかげで、泣いている人たちの気持ちを
理解することができました。

(梶猛弩様ー)
>略
(3)ゾロアスター教
 映画公開年である2018年(平成30年)は、
私個人のことを言えば、サラリーマン人生としては
アガリポストが見え、一方で、経済的には30代以来の
どん底から脱却し富裕層をイキれる程度の資産は持てる
ようになった頃。

社会的には極大値に達したことを自覚した年でした。
(極大であって最高や最大ではありません。)
 ようやく青年時代から疎遠になっていた宗教的な探求心も復活し、
田舎の実家を建て替え、先祖代々信仰してきた檀家として
お勤めも日常の中に取り込み、子供の頃から活動してい
た生長の家関係へのノスタルジーから
WEBでトキ掲示板や愛国掲示板なども本格的に愛読し始めた
のもこの頃からです。
 キリスト教成立前の宗教の成り立ちといったことにも
興味を持っていた頃であり、ヘブライ語聖書の文書仮説
きっかけにメソポタミア神話やアーリア神話
(インド・イラン共通神話)へと対象が広がっていきました。

 ちょうどその頃、“ボヘミアン・ラプソディ”を観たため、
フレディ・マーキュリー一家の信仰基盤となっていた
ゾロアスター教に私の心のスポットライトが当たりました。

 ゾロアスター教は拝火教とも呼ばれ、
現代ではイラン等限られた地域で信仰が継承されている
民族宗教です。
 一方で、キリスト教以前の世界の中では、
当時最強と呼ばれたペルシャ帝国の国家宗教として
位置づけられた時期もあったのがゾロアスター教です。

 ゾロアスター教の最高神・絶対神と言われるのが
“アフラ”(アフラ・マズダー)、契約神・太陽神としての役割を
担うのが“ミスラ”です。
この二神の出自は5000年以上前のアーリア共通神話まで遡ります。

 “アフラ”は、インド・バラモン教では“アスラ”と呼ばれ、
仏教の“阿修羅”となり、日本にも伝来し我が国の宗教文化の中に
息づくことになります。
 “ミスラ”は、古代ローマで“ミトラス”となりました。
ミトラスの復活祭(冬至)が12月25日でしたが、
キリスト教がローマの国教になったとき、
ミトラスの復活祭がイエス・キリストの聖誕祭(クリスマス)へ
と転化していきます。
 また、マニ教の“ミフル”、密教の“蜜”、顕教(在家仏教)の
“弥勒”として、これも日本に伝搬し我が国の伝統宗教の中に
根付いていきます。

 こうした宗教への知的探索、内省的放浪を経
生長の家へ回帰し、トキ掲示板の梶猛弩という人格が
出来上がった訳ですので、とても感慨深いものがあります。<


志恩ー
【“ボヘミアン・ラプソディ”と内省的放浪】についての、
「トキ掲示板の梶猛弩様」という人の、
人格が出来上がるまでのお話を書いてくださいまして、
ありがとうございました。

あなた様の人格形成 過程の途上において、
あの映画に つながる事柄も 1つの要素として、
入っているということですね。

早速に、この映画の感想を、書いてくださいまして、
ありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーー
以下は、クイーンの曲がお好きな方々のために
貼らせていただきます。

ネットよりー

絶対に観るべき
クイーン過去最高のライヴ・パフォーマンス
15選(全曲動画付き)
https://www.udiscovermusic.jp/stories/best-queen-live-performances
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
壮絶なるフレディの最後!映画後の軌跡を追う!
https://www.youtube.com/watch?v=raJVTFfwj5Y
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梶猛弩様   (61512)
日時:2023年10月24日 (火) 19時49分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
「謝罪の王様」(2013年/日本)を観ました。

コメディ映画で、面白かったです。
阿部サダヲが主演でしたが、この俳優さんは、
コメディに向いているなぁと感心しながら観ました。
次々に出てくる出演者も、こんなばかばかしい演技を
よくするなあと思うような演技をしていました。
幼稚なストーリーでは、ありましたが、傑作に思いました。


[出演]
阿部サダヲ
井上真央
岡田将生
尾野真千子
高橋克実
松雪泰子
竹野内豊
荒川良々
岩松了
濱田岳


架空の職業である「謝罪師」を生業とする阿部サダヲが、
ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、
政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、
ひと癖もふた癖もある依頼人から舞い込む
大小さまざまな事件に遭遇。
降りかかる難問を次から次へと謝罪のテクニックを
駆使して解決し、ついには土下座を超える
「究極の謝罪」で謝る!

最後まで、飽きずに見ることができました。
土下座を越える謝罪が、くだらないし、
マンタン国という架空の国の国王や国民に
謝罪する日本の政治家たちの姿も描いていて、
これから何を学んだのかと、もしも聞かれましても
何も私は答えられませんけれど、
コメディ映画ですから、これでいいのだと、
思いながら、最後まで楽しく観ることができました。

梶猛弩様は、この映画で、
どのようなことを 学ばれたのでしょうね。

究極の謝罪の言葉は、
「わき毛ボーボー自由の女神」だということで、
次々に俳優さんたちが、それを真面目な顔で、
ゼスチャー入りで、やっていました。

これがこの映画のオチとはね、、、笑
志村けんを思い出しながら、笑って観ることが
できました。

https://www.youtube.com/watch?v=dpvZOa37XaA

梶猛弩様  
コメディ映画のご紹介も
ありがとうございました。

“謝罪の王様”は“幸福の女神様” (61516)
日時:2023年10月24日 (火) 22時56分
名前:梶猛弩

 “謝罪の王様”を観た後、私が何を思ったのかを思い出してみます。

 …、…、…('◇')。

 まずは、井上真央さんと尾野真千子さんの麗しさ。
 私は、普段、女優さんの美しさを称賛することはしないのですが、超ヘンテコ映画だったからなのか、主役がアベサダだったからなのか、この映画では、際立って光り輝いて感じられました。

 “謝罪の王様”というタイトルも自分的にはツボでしたね。
 映画を観た直後は、自分だったら“感謝の王子様”というタイトルで、“東京謝罪センター”ならぬ“八王子ありがとうセンター”というのを作ったらどうだろうとか、いろいろ妄想を膨らませていましたね。ベタですけど。

 ところで、日本人は、“まず謝罪”とか“土下座文化”と言われるほど、すぐに謝ってしまう国民性と言われているそうですね。
 確かに“謝罪会見”とか、これだけ頻繁にニュースとかで流れていると、本質よりも、とりあえず謝まれば…という風にも感じられてしまいます。
 それで、時折、ささやき女将とか野々村元県議とか、後々まで語られる会見は、名演説よりも迷謝罪が多いです。我が国では。

 人の家を訪問するときに「ごめんください」と言うのも、独特の日本文化なのでしょう。
「ごめんください」は、元々は「御免なすって」「御免候」で「ご無礼をお許しください」
という最大限の謝罪の言葉。

 しかし、私は、日本人の“謝る”文化は、“謙譲の心”や“奥ゆかしさ”を表している素晴らしい文化の一つだとも思っています。
 “日本人がすぐ謝る”のが情けないと言う人もいますが、威丈高だったり傲慢だったり、それを日常的に態度に表しているどこかよりも、よほど尊いでです。

 実力のある人ほど謙虚であるとも言われます。
 すぐに謝ってしまう臆病な性格を直したいという人もいますが、それは短所ではなく長所なのでしょう。

 漢字を見れば、“謝る”も“感謝”と同じ“謝”。“言+射”=“言+放”で、
“言霊(ことだま)を自らの魂から放つこと(射ること)”。

 私は、当たり前のように感謝できる人間でありたいと思いますし、同様に、当たり前のように謝ることのできる人間でありたいと思います。
 過去の経験則から、それが巡り巡って、自分の人生に幸福や成功を招くのだと気づきましたから。
 
 …、…、…( ゚Д゚)。

 今回も、映画の感想になってませんね。
 m(__)m
大変、申し訳ございませんでした。

梶猛弩様 (61518)
日時:2023年10月25日 (水) 00時31分
名前:志恩

梶猛弩様
このたびは、素早いコメントをありがとうございます。

梶猛弩様曰く
“謝罪の王様”は“幸福の女神様”

> “謝罪の王様”を観た後、
私が何を思ったのかを思い出してみます。
…、…、…('◇')。

 まずは、井上真央さんと尾野真千子さんの麗しさ。
 私は、普段、女優さんの美しさを称賛することはしないのですが、
超ヘンテコ映画だったからなのか、主役がアベサダだったからなのか、
この映画では、際立って光り輝いて感じられました。<

志恩ー
梶猛弩様が、若い女優さんの美しさを褒めるなんてことは、
初めてのことですよね。
なんだか、あなたが血の通った人間ぽくて嬉しくなりました。

(梶猛弩様ー)

 ところで、日本人は、“まず謝罪”とか“土下座文化”と言われるほど、すぐに謝ってしまう国民性と言われているそうですね。
 確かに“謝罪会見”とか、これだけ頻繁にニュースとかで流れていると、本質よりも、とりあえず謝まれば…という風にも感じられてしまいます。
 それで、時折、ささやき女将とか野々村元県議とか、後々まで語られる会見は、名演説よりも迷謝罪が多いです。我が国では。

 人の家を訪問するときに「ごめんください」と言うのも、独特の日本文化なのでしょう。
「ごめんください」は、元々は「御免なすって」「御免候」で「ご無礼をお許しください」
という最大限の謝罪の言葉。

 しかし、私は、日本人の“謝る”文化は、“謙譲の心”や“奥ゆかしさ”を表している素晴らしい文化の一つだとも思っています。

 “日本人がすぐ謝る”のが情けないと言う人もいますが、威丈高だったり傲慢だったり、それを日常的に態度に表しているどこかよりも、よほど尊いでです。

 実力のある人ほど謙虚であるとも言われます。
 すぐに謝ってしまう臆病な性格を直したいという人もいますが、それは短所ではなく長所なのでしょう。

 漢字を見れば、“謝る”も“感謝”と同じ“謝”。“言+射”=“言+放”で、
“言霊(ことだま)を自らの魂から放つこと(射ること)”。

 私は、当たり前のように感謝できる人間でありたいと思いますし、同様に、当たり前のように謝ることの人間でありたいと思います。
 過去の経験則から、それが巡り巡って、自分の人生に幸福や成功を招くのだと気づきましたから。<
 > 今回も、映画の感想になってませんね。
 m(__)m
大変、申し訳ございませんでした。<


志恩ー
いえいえ、梶猛弩様が、日本人独特の詫びる文化を
よし、とお考えだということが、よくわかりました。
私もそのお考えには同感です。

ありがとうございました。

私は今のところ、ここ1ヶ月ばかりですが、
個人的な事情で、出かけることが多くなっておりまして、
映画を観たいのですが、少し疎かになっております。
今は、ぼちぼちになっておりますけれど、今後も
続けて観たく思っておりますので、よろしくお願いします。





久しぶりにAmazonPrimeを鑑賞 (61728)
日時:2023年11月12日 (日) 00時34分
名前:梶猛弩

 私は、リアルでは激動の数週間で、平日日中はかなりハードで家に帰ってもバタンキュー。
 帰宅後も、テレビもビデオもしばらく御無沙汰でした。
 ようやく土曜日は久しぶりに家の中で休養できました。
 
 お昼過ぎから活動を開始しましたが、せっかくなのでAmazonPrimeを観ようと決意。
 疲れてるときは、何も考えずに笑えるコメディー映画をと思って選んだのが、“レッド・ファミリー”(2014年 韓国)です。。みんなの評価は、☆4つとかなり高め。

 あらすじは、北朝鮮の潜入スパイ4人組が、じいちゃん、おとうさん、おかあさん、女子高生の一人娘という設定で韓国に潜り込み、任務を遂行するうちに、隣の家に住む家族と仲良くなり・・・
というものなので、典型的な韓国スパイ&ファミリーコメディーと思って観だしたのですが、

 設定に反してコメディー要素がまったくない。
 超シリアスなドラマ。
 
 でも、流石の韓国映画ですね。最初っから最後までどっぷりと映画の世界に入り込めました。

 感想ですか?
 私の感想は、実にベタでしたよ。

 日本に産まれて、本当に本当に良かった。。。

 しみじみそう思います。

梶猛弩様 (61741)
日時:2023年11月12日 (日) 12時22分
名前:志恩

>“レッド・ファミリー”(2014年 韓国)です。

 あらすじは、北朝鮮の潜入スパイ4人組が、
じいちゃん、おとうさん、おかあさん、女子高生の一人娘
という設定で韓国に潜り込み、任務を遂行するうちに、
隣の家に住む家族と仲良くなり・・・
というものなので、
典型的な韓国スパイ&ファミリーコメディーと思って
観だしたのですが、<

志恩ー
そのようなどんより心が重くなるような映画を、
このどんより重くなる気配の時に、よくご覧に
なられましたね。
梶猛弩様のお宅は、ご夫婦揃って、心が強い
心がタフな方々で、いらっしゃると敬服いたしております。

私は、今の時期は、心が少しでも軽くなるような
梶猛弩様がご紹介くださった中から軽そうな映画の
”真夜中の弥次さん喜多さん”(2005年/日本)を
観ている途中です。

久しぶりの御訪問有難うございます (61748)
日時:2023年11月12日 (日) 20時05分
名前:梶猛弩

 トキ掲示板は、志恩様が出て来られないと本当に寂しい限りです。
 志恩様あってのトキ掲示板。そのように感じます。

 今日は久しぶりに映画を観ていらっしゃるんですね。
 以前紹介した映画で、まだご覧になっていないのでしたら、
 綾瀬はるかさんの魅力全開の
 ・今夜ロマンス劇場で(2018年/日本)
と、福山雅治さんのオーラ全開の
 ・追捕 マンハント(2018年/中国)
は観ていただけたら嬉しいです。

 それとコメディ映画ですよね。志恩様は明るい映画が好きなのに、今まで暗い映画ばかり紹介してごめんなさい。
 ここでは、お暇なときにでもという気楽さで、次の10タイトルを掲載します。
 ・テッド(2012年/アメリカ)
 ・シュレック(2001年/アメリカ)
 ・ブリジット・ジョーンズの日記(2001年/アメリカ)
 ・ナイト ミュージアム(2007年/アメリカ)
 ・ステキな金縛り(2011年/日本)
 ・ピンポン(2002年/日本)
 ・マジックアワー(2006年/日本)
 ・ゴーストバスターズ(1984年/アメリカ)
 ・ヘアスプレー(2007年/アメリカ)

 観れなくても全然お気になさらずに(^o^)
 では、また(^^)/~~~

梶猛弩様 (61755)
日時:2023年11月13日 (月) 01時00分
名前:志恩

私は枯れ木も山の賑わいという気持ちでトキ掲示板へ
投稿させていただいてまいりましたものですから、とても
もったいない身に余るお言葉をいただきまして、ありがたく
存じました。

逸材でいらっしゃる はうらひとひら様も辞めないでご投稿くださって、
もう、辞めちゃったわ、と思っていました優秀なアクエリアン様も
戻ってきてくださいましたので、そそっかしい性格のある私め
ではございますが、お言葉に甘えて、もうしばらくいさせていた
だくことにいたしましたので、今後ともよろしくご指導をお願いいたします。

このたびは、あらためて明るめの映画を教えて下さって
幸せに思いました。
早速、これらもプリントアウトしました。
近々に、こちらの映画を優先して、楽しみに、
観させていただく予定でおります。

先日も書きましたけれど、今、アメリカから三女の私の妹が
夫婦で来日しておりまして、本日の13日の月曜日も兄弟姉妹で
ランチしながらの会合を持ちますので、ある場所へ出かけます。
三女の妹夫婦は、15日にアメリカへ帰国しますので、その後ゆっくり
観させていただきます。

11月12日の日曜日は、雨で出かけませんでしたので
娘が、私の髪をカットしに来てくれたりしましたが、
映画も、自宅で観ました。
梶猛弩様が、以前にお勧めくださった映画の中で

「真夜中の弥次さん喜多さん(2005年/日本)」を
今回は、観ました。
これは、コメディ映画です。

主役は、長瀬智也(弥次さん)、中村七之助(喜多さん)。

喜多さん役の(中村)は、弥次さん役の(長瀬)と恋仲にある
役者の男性で薬物中毒者(麻薬患者)という設定です。

弥次さんの妻で冒頭で命を落とすお初役が(小池栄子)。
弥次さんが暮らしていた街の奉行。弥次さんを追って
伊勢に向かう。金々役を(阿部サダヲ)。

と、次々に、この俳優は、知ってると思える俳優や女優が
出演しています。

弥次さん喜多さんは、お伊勢さんに向かって、二人で
旅を続けるのですが、その道中の模様を、あり得ないような
しっちゃかめっちゃかな演出で、描いた作品です。

一応時代劇なのですが、なぜか、突然、高速道路を二人は、
二人乗りでバイクを飛ばしたり、ラップあり、現在人も突如に
映画に出てきたり、エクスカリバーという剣を所持していた
アーサー王が出てきて、アーサー王が抜くことができない剣を
喜多さんが抜いてしまったり、喜多さんがその剣で弥次さんの胸を
あやまって刺してしまったり、死んだ弥次さんが生き返ってきたり、
喜多さんを、薬物から足を洗うのを成功させ、そして、
弥次さんは、喜多さんと二人で旅を再開する。
目まぐるしい展開の奇想天外な映画でした。

中村七之助については知らなかったのですが、調べてみますと
亡き中村勘三郎の、次男のほうの息子さんで、お兄さんである勘九郎と
ともに、お父様と同じく歌舞伎俳優で、女形の人でした。

この映画は2005年に制作されましたので、七之助が、まだ22歳。
現在は、40歳になります。彼は数々の恋愛は あったようですが、
まだ独身だとネットに載っていました。

「また父の子に生まれたい」七之助
https://www.youtube.com/watch?v=vXw71KiKBy8

この映画の最後の最後は、ハッピーエンドで終わりましたが、
弥次さんと喜多さんは、男同士なのに、惚れ合っている仲の、
いわゆる現代風に言いますとホモなのかもしれませんが、
なんだか、現実離れしている作品でした。

でも、私たちが生きている
この現象世界も夢物語みたいなものですから、たまには
こういう夢物語のような作品を観るのも、楽しくていいかも
しれないなと思いました。


「真夜中の弥次さん喜多さん(2005年/日本)」の、
梶猛弩様のご感想は、2、3日後で、大丈夫ですので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。


真夜中の弥次さん喜多さん  〜リヤル(リアル)探しの旅〜 (61769)
日時:2023年11月13日 (月) 21時39分
名前:梶猛弩

 私が人生で初めて伊勢神宮に行ったのは高校生のときの生長の家高校生連盟幹部研修会。
 その次が、大学生のときの生学連研修会。
なので、私にとっての“お伊勢参り”は生長の家の活動の一つとして位置づけられています、
厳かな佇まいの神宮参拝の後、自らの夢を声高らかに決意発表していたことを憶えています。
 生身の人間としては薄幸の未来しか想像できなかった自分が、自らの夢を使命に昇華することにより生を受けた証としたい、そんな気持ちを抱かせた伊勢での貴重な体験です。

 その後、20代になり、30代になり、
 生長の家の信仰を続け喜びの人生を過ごした方々と異なり、
 私のような俗物にとって哀しい悪夢のような時代。

 人は人生の中でいろんな夢を観ます。
 夜寝てる間に観る夢。楽しい夢も悪夢もある。
 若き頃観る夢。将来への希望の塊。

 私は、若き頃いつも考えていました。
現実(リアル)こそ、自分にとっては夢そのものなんだと。夢だからこそ、自らの想念で、善き夢にも悪しき夢にも変えることができるのだと。

 “真夜中の弥次さん喜多さん”は、ハチャメチャでお気楽でとても陽気なコメディ映画です。
 しかし、主人公の心の奥底にある現実の人生は、苦しくて苦しくて仕方がない、逃げたくて逃げたくて仕方がない、だからこそ、ハチャメチャでお気楽で陽気に過ごしながら、“リヤル”を求めて伊勢神宮をめざそうとします。

 今、私はリアル世界で幸せです。精神的にも物質的にもこれ以上ないくらい恵まれた日々。弥次さんや喜多さんのような刹那的で退廃的なハッピーと明らかに異なる充実した幸福を感じています。
 しかし、30年前の自分は、30年後の自分が現象世界の中で幸福という言葉を体現するとは想像だにできませんでした。
 この一瞬一瞬が夢であるなら醒めて欲しくない。
 そう思います。

 近いうちに30年以上ぶりに再び伊勢神宮に参ってみたようかと考えています。
 高校生・大学生の時にお参りしたあの頃の気持ちを振り返りながら。

 30年前、幸薄き人生を予感した自分が、30年後、これ以上ない幸福を現象世界で手に入れたからこそ、残りの人生30年は、使命を持って生きてみたい。
 そう考えています。

梶猛弩様 (61780)
日時:2023年11月14日 (火) 17時36分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>【真夜中の弥次さん喜多さん  
〜リヤル(リアル)探しの旅〜】
略<

志恩ー
梶猛弩様の映画の感想文を拝見しますと、
梶猛弩様の映画鑑賞の心の姿勢は、映画鑑賞を
一つの趣味とか娯楽とか、他人事のストーリーとかとは
捉えず、

ご自分の人生、ご自分の生き方などと重ね合わせられまして、
映画をご覧になられますので、私のように、映画のストーリー
を表面的にさらっと見るのではなく、もっと深い見方ができるのだと
思いました。

また、梶猛弩様の映画の感想を拝見しますと、
梶猛弩様が今まで歩んでこられた人生の一コマを、
垣間見ることができまして、同じトキ掲示板のお仲間として、
とても嬉しい気持ちにさせていただけるのでした。

今回のご感想でも、
梶猛弩様は、伊勢神宮へ初めていらしたのは、
高校生時代の時で、生長の家 高校生連盟に
参加されていらしたこと、しかも、幹部でいらして、
その幹部会が、伊勢神宮で行われた事を
教えていただきました。

生長の家の生学連の研修会にも参加されていらして
大変若い青年時代から、生長の家の教えを学び
続けていらっしゃるお方なのでした。

(梶猛弩様ー)
>私にとっての“お伊勢参り”は
生長の家の活動の一つとして位置づけられています、
厳かな佇まいの神宮参拝の後、自らの夢を声高らかに
決意発表していたことを憶えています。
 生身の人間としては薄幸の未来しか想像できなかった
自分が、自らの夢を使命に昇華することにより生を受けた
証としたい、そんな気持ちを抱かせた伊勢での貴重な体験です。<

(梶猛弩様ー)
 >その後、20代になり、30代になり、
 生長の家の信仰を続け喜びの人生を過ごした方々と異なり、
 私のような俗物にとって哀しい悪夢のような時代。

 人は人生の中でいろんな夢を観ます。
 夜寝てる間に観る夢。楽しい夢も悪夢もある。
 若き頃観る夢。将来への希望の塊。

 私は、若き頃いつも考えていました。
現実(リアル)こそ、自分にとっては夢そのものなんだと。
夢だからこそ、自らの想念で、善き夢にも悪しき夢にも変える
ことができるのだと。

 “真夜中の弥次さん喜多さん”は、
ハチャメチャでお気楽でとても陽気なコメディ映画です。
 しかし、主人公の心の奥底にある現実の人生は、
苦しくて苦しくて仕方がない、逃げたくて逃げたくて仕方がない、
だからこそ、ハチャメチャでお気楽で陽気に過ごしながら、
“リヤル”を求めてお伊勢参りをめざそうとします。

 今、私はリアル世界で幸せです。
精神的にも物質的にもこれ以上ないくらい恵まれた日々。
弥次さんや喜多さんのような刹那的なハッピーと明らかに
異なる充実した幸福を感じています。

 しかし、30年前の自分は、
30年後の自分が現象世界の中で幸福という言葉を
体現するとは想像だにできませんでした。
 この一瞬一瞬が夢であるなら醒めて欲しくない。
 そう思います。

 近いうちに30年以上ぶりに再び伊勢神宮に参ってみたようか
と考えています。
 高校生・大学生の時にお参りした
あの頃の気持ちを振り返りながら。

 30年前、幸薄き人生を予感した自分が、
30年後、これ以上ない幸福を現象世界で手に入れたからこそ、
残りの人生30年は、使命を持って生きてみたい。そう考えています。<



志恩ー
30年前のご自分とは異なり、
30年後の今の梶猛弩様は、夢なら覚めて欲しくないと
思われるほど、現実的にも、ハッピーな人生を送っていらっしゃる
そうで、現在、お幸せで、よかった!!と
私も、梶猛弩様同様に、今、毎日がとても幸せですので、
心の中で、お互い、ハグしたいくらいの祝福の気持ちで、いっぱい
になりました。

ちなみに、伊勢神宮は、
私の場合は、高校生時代に、学校の団体旅行で行ったのでした。

早々と、感想文を書いてくださいまして、ありがとうございました。

梶猛弩様 (61813)
日時:2023年11月16日 (木) 10時19分
名前:志恩

夜中に梶猛弩様がお勧めくださった
綾瀬はるかと、坂口健太郎主演の映画
「今夜ロマンス劇場で」を観ました。

私は、もともと綾瀬はるかの大フアンなのですが、
その上に最高に素敵なピュアーなラブ・ストーリーで、
しかもハッピーエンドでしたので、
最後の場面は素敵すぎて
感激のあまり、号泣してしまいました。


「あらすじ」は、
映画監督を夢見る青年・坂口健太郎が密かに想いを
寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で
見つけた古いモノクロ映画のお姫様・綾瀬はるかだった。

今は誰も観なくなったその映画を、毎日のように何度も繰り返し
観ていた坂口健太郎の前に、ある日奇跡が起きる。

映画のスクリーンを、抜け出して、
綾瀬はるかが、映画館の客席にいた坂口健太郎の前に
突然 現れたのだ。

その日から2人の不思議な同居生活が始まった。
モノクロの世界しか知らない綾瀬にカラフルな現実世界を
案内する坂口。

同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれあっていく。
しかし、綾瀬にはある秘密があった。
現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら
綾瀬は消えてしまうのだ。

そんな中、綾瀬は、映画会社の社長令嬢・が坂口に想いを
寄せていることを知る。
好きだから触れたい、でも触れられない・・・・・・。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか――

この映画の場合、
全部、あらすじを書いていいかどうか、わかりませんので、
全部書くのは、やめときますが、

まだ、この映画を見ていないお方にも、
是非見ていただきたい
お勧めの映画です。

梶猛弩様、心が洗われる、素晴らしい映画
のご紹介を、感謝いたします。

この「今夜ロマンス劇場で」の映画と
梶猛弩様の人生と
どのように重ね合わせられたのか、
とても興味が、ございます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー

それから、映画の話とは、別のことですが、
梶猛弩様は、ご家庭で、奥様に、「あなたは
動きも感じも、なんとなく うさぎに似ている」
と言われているということを、以前のスレッドで
書いておられました。
それは、梶猛弩様が、トゲトゲしていない
癒し系の愛されキャラでいらっしゃるからだと
存じました。

私も、偶然ですが、
娘から「うさぎるんるん」と以前から、
時折、呼ばれております。
私自身も、昔から うさぎ好き なので、
庭にうさぎの大きめのオブジェを、2個置いてみたり、
いつも慶応スポーツクラブへ行くときに
私が、現在、愛用しているショルダーバックの柄も、
ちょっと少女趣味っぽいかもしれませんが、
ピーターラビット(うさぎ)柄なんです。

梶猛弩様と私とは、たぶん、親子ほどの年の差が
あるのでしょうけれど、うさぎに関する
一つ、共通点を見つけられて、
嬉しく思っております。

そうそう、梶猛弩様も、綾瀬はるかのフアンでした。
ですから、一つでなく、二つ、共通点を、
見つけたのでした。訂正します。

これと同じバッグです。
(写真をマウスでクリックすると拡大します)


今夜ロマンス劇場で  〜銀幕の中で得る永遠の幸せ〜 (61820)
日時:2023年11月16日 (木) 23時26分
名前:梶猛弩

 若い頃の私は、週末になると映画館へ行ってました。
 観に行くのは夜遅く観客が少ない時間帯。目立たない場所にある古い映画館へ。
 世間一般では“名画座”と言われている“今夜ロマンス劇場で”に出てくるような映画館にもよく行きました。
 時折、幸せいっぱいのファミリーや仲睦まじいカップルと一緒になると胸が苦しくなります。いつの頃からか、人目を避けるように映画館に入り、観終わるとそっと出ていくのが習慣になっていきました。

 映画を観ているときだけが幸せでした。現実世界では何一つ手に入れられない未来を自覚していた当時、スクリーンの中の主人公に自己を投影することによって、ひとときの間、躍動する人生を自分のものにすることができたのです。

 それから20年近く経った平成30年に観た映画“今夜ロマンス劇場で”。その頃には別の人生を歩んでいる自分がいました。幸せな家庭と富。一応の社会的ポジション。そうした中で、増上慢になりつつあった私に再び過去の自分を思い起こさせたのが、この作品です。

 坂口健太郎演じる主人公は、映画の世界の中にのみ自分の人生を見出しました。綾瀬はるか演じるヒロイン、銀幕の中でしか存在しえないプリンセスと出会うことによって人生を色鮮やかに変えることができたのです。モノクロの色というものが存在しない人生を歩んでいたのは実は坂口健太郎の方だったのでしょう。
 その後も、主人公は充実した人生を送ります。
 やがて老齢となり現世と別れを告げたとき、彼の魂は銀幕の中で永遠の幸せを手に入れることができた。

 私は今、この現象世界で満ち足りた幸せな人生を送っています。
 しかし、私が主人公くらいの歳の頃、映画の中でしか幸せを見出すことができないと思っていた。
 “今夜ロマンス劇場で”の主人公は、かつての私そのものだったのです。

梶猛弩様 (61825)
日時:2023年11月17日 (金) 07時20分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>【今夜ロマンス劇場で 】
 〜銀幕の中で得る永遠の幸せ〜<

志恩ー
うわーぁ、この映画でも、梶猛弩様はご自分の
人生と重ね合わされて、きちんとお答えできるのですね。
すごい、と思いました。

(梶猛弩様ー)
>若い頃の私は、週末になると映画館へ行ってました。
 観に行くのは夜遅く観客が少ない時間帯。
目立たない場所にある古い映画館へ。
 世間一般では“名画座”と言われている
“今夜ロマンス劇場で”に出てくるような映画館にも
よく行きました。
 時折、幸せいっぱいのファミリーや仲睦まじい
カップルと一緒になると胸が苦しくなります。
いつの頃からか、人目を避けるように映画館に入り、
観終わるとそっと出ていくのが習慣になっていきました。

 映画を観ているときだけが幸せでした。
現実世界では何一つ手に入れられない未来を
自覚していた当時、スクリーンの中の主人公に
自己を投影することによって、ひとときの間、
躍動する人生を自分のものにすることができたのです。

 それから20年近く経った平成30年に観た映画
“今夜ロマンス劇場で”。その頃には別の人生を
歩んでいる自分がいました。
幸せな家庭と富。一応の社会的ポジション。
そうした中で、増上慢になりつつあった私に
再び過去の自分を思い起こさせたのが、この作品です。

中略

私は今、この現象世界で満ち足りた幸せな人生を
送っています。
 しかし、私が主人公くらいの歳の頃、映画の中でしか
幸せを見出すことができないと思っていた。
 “今夜ロマンス劇場で”の主人公は、
かつての私そのものだったのです。<



志恩ー
私の場合は、とにかく、本が友人でしたから、
娘時代でも、映画を観に行ったことは、何を観たのか、
記憶しているほど、映画を映画館へ観に行くことは
なかった人間でした。

原宿本部時代の娘時代でも、友人に誘われて観に行った
と記憶している映画は、二つしか、ありません。
「ローマの休日」と「ウエストサイド・ストーリー」です。

そして、結婚後、私の夫は、映画を映画館へ観に行く
習慣がない人でしたので、夫と二人で映画館へ行った記憶は
皆無なんです。1度もないのです。
子どもたちが生まれて、子でもたちが小学生の低学年になった
時のことでした。
私と子どもたちが、妹に誘われて銀座の映画館で観た映画は
「E .T]でした。

しかし、夫は、まったく映画館へは、行かない人でしたが、
衛星テレビや地上波で放映するようになった昔の
世界の名画や西部劇や、日本の名画は、観るようになり
ましたから、たまに、テレビでは、映画鑑賞をしている人
でした。

このように私は今まで映画には、あまりご縁がなかった人間
でしたので、
梶猛弩様が始められた映画塾の生徒にさせていただいているような
新鮮な楽しい気持ちで、梶猛弩様が、次々ご紹介くださる映画を
観て、今までとは別の人生を学び始めているところです。

梶猛弩様、この映画の感想を書いてくださいまして、
ありがとうございました。


https://www.youtube.com/watch?v=ADCxJ5ycwcY
 

梶猛弩様   (61891)
日時:2023年11月20日 (月) 06時24分
名前:志恩

昨夜遅くに、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から、
「マンハント」(2018/中国)を観ました。

中国のたぶん有名な男性の俳優なのでしょうチャン・ハンユーという
俳優さんと、福山雅治が、ダブル主役のサスペンス・アクションドラマ
なのですが、とても面白かったです。

なにせ、どんなにひどい目にあっても、主役の二人は、絶対に
死なないという安心して観ていられる私の好きな映画でした。

殺人の濡れ衣を着せられた国際弁護士の(チャン・ハンユー)と
彼を追う腕利きの刑事(福山雅治)が、真相の究明に奔走する姿を
怒とうのアクションで描いています。

共演者は、ハ・ジウォン、國村隼、竹中直人ら。

あらすじ
国際弁護士の(チャン・ハンユー)は、
気が付くと女の死体が横にあり、身に覚えのない殺人事件の容疑者に
仕立て上げられたことに気付く。
逃亡を図った(チャン・ハンユー)を追う敏腕刑事(福山雅治)は捜査を
進めるにつれ事件に違和感を覚えるようになる。
やがて二人の間に信頼が生まれ、彼らは共に真相を追うことになるの
ですが、とにかく、怒涛のアクションの連続で、福山は、本来は歌手
でしたのに、俳優としても立派に難しいと思われるアクション場面も
見事に演じていました。

事件の裏に隠された陰謀、あまりにも大胆な人体実験のやりすぎ...

最後は、悪の真の親玉を射殺しました。
そして、別の場面が出て、福山雅治とチャン・ハンユーが、
元気に楽しそうに歩いてゆく場面で終わりました。

女性殺しの殺人犯に仕立て上げられ、
警察も、チャン・ハンユーを追いますが、
腕利きの刑事である福山はチャン・ハンユーを
捕まえてみたものの、彼は、実は、はめられたんだ、
真犯人は別にいるのではないかと、洞察できる賢い人で、
今度は、チャン・ハンユーと二人で、協力し合い、
真犯人を追い詰めてゆくストーリーが、痛快でした。

実相は神の子でも、この世で、悪いことをやった人間は、
このように制裁は、きちんと受けるべきだ
と、この映画を観て、私はつくづく思いました。


梶猛弩様のご感想を、2、3日後で、大丈夫ですので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

追捕 マンハント 〜中国エンターテーメントの中で観た日本〜 (61899)
日時:2023年11月20日 (月) 23時00分
名前:梶猛弩

 日本を舞台にした中国映画となると戦争映画が多く、現代の娯楽映画は相手国に対する歴史観が影響するためか良質の作品は少ないです。
 それでも、日本映画自体は中国においても観られているようです。その中でもカリスマ的人気を誇ったのが、昭和52年(1977年)に高倉健さん主演で映画化された“君よ憤怒の河を渉れ”。この映画は日本以上に中国でヒットし、中国国内観客動員延べ8億人を記録しました。
 日本を舞台にしたクライムアクション映画を中国市場で提供する。この難しい命題をジョン・ウー監督は、“君よ憤怒の河を渉れ”をリメイクする形で制作しました。それが“追捕 マンハント”(2018年/中国)です。

 マンハントの中国側の主人公は、チャン・ハンユー(張涵予)。“戦場のレクイエム”(2007年/中国)、“孫文の義士団”(2009年/中国)で主役を務めたトップスターです。
 日本側も、国村隼、斎藤工、吉沢悠、池内博之、竹中直人、桜庭ななみ等々多数の主役級の俳優陣を脇役に配しました。
 そして、日本側の主人公、福山雅治がスクリーンいっぱいに大活躍。 
日本が舞台となると、ハリウッド映画では“スキヤキ・フジヤマ・ゲイシャ”的違和感ありまくりの日本が演出されますが、この中国映画の日本も少しヘンテコです。ただ、そのヘンテコ加減も、独特の日本LOVEを醸し出してご愛嬌かと。

 何よりも、中国人共演者が霞んでしまうカッコよき福山雅治。
 志恩様が日本版のポスターを投稿しましたので、私は中国の国内向けポスターを貼り付けますが、福山雅治さんがセンターの立ち位置です。

 私は、国家としての中華人民共和国はあまり好きではなく、建前論的な“日中友好親善”を唱えるつもりもありません。
 ただ、中国の普通の人達(政治的イデオロギーに囚われないという意味での“普通の人達”)が、日本という国をどういう風に観じているかを知るうえで、こうした娯楽映画とはとても勉強になります。
 また、ポスターを見ても、両国では国内向けポスターのイメージというか画的センスが全然違うのも興味深いです。それだけでも深い学びになります。

 結局、この作品は思ったより興行成績が伸びませんでしたが、私は、映画の世界でもこうしたチャレンジはどんどん行っていくべきだと思っています。



梶猛弩様 (61901)
日時:2023年11月21日 (火) 06時17分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>【追捕 マンハント 〜中国エンターテーメントの中で観た日本〜】

志恩ー
さすが、映画通の梶猛弩様です。
映画に関する含蓄も深くていらっしゃいます。
この映画は、以前に、高倉健さん主演で映画化された
“君よ憤怒の河を渉れ”をリメイクする形で、同じ中国人の監督が
制作したものだったのでしたか。

(梶猛弩様ー)
 >マンハントの中国側の主人公は、チャン・ハンユー(張涵予)。
“戦場のレクイエム”(2007年/中国)、“孫文の義士団”(2009年/中国)で
主役を務めたトップスターです。
 日本側も、国村隼、斎藤工、吉沢悠、池内博之、竹中直人、桜庭ななみ等々
多数の主役級の俳優陣を脇役に配しました。
 そして、日本側の主人公、福山雅治がスクリーンいっぱいに大活躍。 
日本が舞台となると、
ハリウッド映画では“スキヤキ・フジヤマ・ゲイシャ”的違和感ありまくりの
日本が演出されますが、この中国映画の日本も少しヘンテコです。
ただ、そのヘンテコ加減も、独特の日本LOVEを醸し出してご愛嬌かと。<

志恩ー
中国側の主人公は、チャン・ハンユーは、やはり中国映画の主役を
いくつもやったことのある有名な俳優さんだったのですね。

(梶猛弩様ー)
 >そして、中国人共演者が霞んでしまうカッコよき福山雅治。
 志恩様が日本版のポスターを投稿しましたので、私は中国の
国内向けポスターを貼り付けますが、福山雅治さんが
センターの立ち位置です。<

志恩ー
中国の、この映画のポスターの福山雅治さんは、立ち位置は、
たしかにセンターではありますが、
えらくブサイな顔に描いてありますよね。
チャン・ハンユーの顔の方が、カッコよく 男前に描いてあります。
そのように見えるのは、私が日本人的な感覚で、ハンサムの代表のような
日本人の福山雅治さんを、
”こんなブサイクじゃねえぞ”と、贔屓目に見るせいでしょうか。

(梶猛弩様ー)
 >私は、国家としての中華人民共和国はあまり好きではなく、
建前論的な“日中友好親善”を唱えるつもりもありません。

 ただ、中国の普通の人達
(政治的イデオロギーに囚われないという意味での“普通の人達”)が、
日本という国をどういう風に観じているかを知るうえで、こうし
娯楽映画とはとても勉強になります。

 また、ポスターを見ても、
両国では国内向けポスターのイメージというか画的センスが
全然違うのも興味深いです。それだけでも深い学びになります。

 結局、この作品は思ったより興行成績が伸びませんでしたが、
私は、映画の世界でもこうしたチャレンジはどんどん行っていくべき
だと思っています。<

志恩ー
梶猛弩様のおっしゃる通りです。
国家としての中華人民共和国は、ひどく独善的で、われわれ日本人は、
好きにはなれない国家ですが
政治のイデオロギーを離れて、このような娯楽映画の世界に描かれる
両国の、特に中国人の一般人の姿は、全然違うものを感じます。

国家としては、好きにはなれない中国ですが、同じ中国人でも
映画で観る一般人の中国人の姿は、好意的に感じます。
娯楽映画で学ぶところは、そういう点も大いにあるのでしょうね。

梶猛弩様、大変高尚なコメントをくださいまして、ありがとうございました。


次にご紹介くださった映画の【テッド】は、昨夕、前半だけ観ましたが、
つづきの後半を観ましてから、また、ゆっくり感想を書かせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。


梶猛弩様   (61920)
日時:2023年11月23日 (木) 02時21分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から、
「テッド」(2012/アメリカ)を観ました。

しかし、昨日は、11月22日で、谷口雅春先生の130回目の
ご生誕日でしたので、
このような日に、ダークヒーローの、しゃべる ぬいぐるみである
クマさんのテッドの映画の感想を書いては不謹慎にあたっては
いけないと考えまして、次の日の23日の日付になってから、
感想を書かせていただくことにいたしました次第です。

この映画は、はじめにまず、予告編を観た時から気になっていました。
皆様、とにかく、予告編は約3分間で、とても短いですから観てください。
雷兄弟という歌を歌っていますが、歌詞がアメリカ特有の下ネタ入りです。
つまり、下ネタが大の苦手な人は、観ては、いけない映画なのです。
私は、実は、下ネタは昔から好きじゃない人間なのですが、
そのようなことは言っていられませんので、とにかく観ることに
いたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=ORHge_sA51o
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出演者;
テッド(セス・マクファーレン)
ジョンの親友のクマのぬいぐるみ。ジョンが8歳の時に
クリスマスプレゼントとして両親から贈られ、ジョンの祈りによって
命を宿す。生きているクマのぬいぐるみとして注目され、人気セレブ
となるのですが現在ではマリファナを愛用するエロ親父になっている。

ジョン・ベネット(マーク・ウォールバーグ)
大親友のテッドに引きずられ、35歳になっても大人になりきれない。
レンタカー会社に勤務するうだつの上がらないサラリーマンで、
特に取り柄もない。おバカさんだが憎めない男。雷が怖い。

ロリー・コリンズ(ミラ・キュニス)
ジョンと同棲中の恋人。大手広告会社に勤務する有能な女性。
ジョンが大人になれないのはテッドといるせいだと考え、
テッドと離れるようジョンに迫る。ジョンのことは心から愛している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
予告編を見まして、もっとヘビーな映画かと思っていましたが、
最後まで観ましたら、本当に真っ当で良い!映画でした。

昔の良き時代のアメリカ映画を知らなくても、
笑って、ハラハラドキドキ、ちょっぴり泣けて、ラストはすっきり!
たくさんの人に観て貰いたいな、と思える映画でした。

しゃべるテディベアが出るので、子ども向きのメルヘンな映画だと
思いながら見始めましたら、とんでもない、あの かわいらしい
くまのぬいぐるみとは 正反対の、連発するエロ発言。

幼い少年時代に両親からクマのぬいぐるみをプレゼントされた
男の子でしたが、ある日突然、そのぬいぐるみが人間と同じように
言葉を話しだす。
そのようなメルヘンな設定で物語がスタートします。

小説でも、よくある話ですが、特徴は2つ。
一つ目は、描写される年代。
ぬいぐるみが話し出す 主役の男性の幼少年期時代ではなく、
それから27年経過後のおっさんになった状態で語られると
いう点です。

もう1つは、物語の主役の、可愛い外見のぬいぐるみのテッド
ですが、人間の性格もちゃんと持っていて、
話す内容が下品なジョークと、女性というよりも、女の事ばかり
というエロオヤジ魂を持つぬいぐるみである点。
その2つの特徴が何とも言えない下品な中におかしさを作り出してます。

前にも書きましたように
大人になっても大人になれない男は、テディベアとは8歳の時から
27年間も一緒に暮らしていますが、

いつまでも大人になれない彼は
テッドに誘われると、ついつい仕事も サボっちゃうのです。
なんでこんなダメなあいつに、あんな魅力的な彼女がって思ってしまいます。
こんな少年から脱却できないダメ男が大人になるという成長ストーリーに
続いて行きました。

途中テッドをほしがる親子が出てきて、ひと騒動。
テッドは誘拐されます。
面白おかしく観るつもりでしたがが、後半は泣けます。
流れ星に祈り、に始まって、流れ星に祈った願いが叶う、に終わります!?

映画のメッセージとしては
「自分勝手な親密な孤独と決別し、大人になる」ということでしょうか
様々な立場の人たちにも楽しませようといる点がすごい、と関心した
映画でした。


梶猛弩様、
変わった面白い映画のご紹介、ありがとうございました。
さて、梶猛弩様は、どのような感想を述べられるのでしょうか。

テッド 〜観る映画を自ら選択できる意義〜 (61935)
日時:2023年11月24日 (金) 00時30分
名前:梶猛弩

 最初に“テッド”を観たとき、これって他の国でもちゃんと上映できてるんだろうかと思いました。中国とか北朝鮮とか、過激な映画が禁止されている中東の国とか。
 私の探し方が下手なのか結局わからずじまい。上映されたという記事も無く、そもそも配給の話も無かったのかもしれません。
 代わりに見つかったのが、下の画像にある中国の映画ポスター。一瞬、中国でもアメリカの“テッド”が上映されたんだなと思ったのですが、これは子供向けのとても健全な“テッド”(=中国名:泰迪熊)でした。内容も品行方正な熊のぬいぐるみの大冒険。

 共産主義国家や中東諸国で上映されたかはともかく、テッドが堂々と観れる国と時代に産まれてよかったです。
 セリフも、日本語字幕では“チ〇コ野郎”とか“フ〇ック”とか伏字ですが、英語では堂々と喋り、ピー音も入らず。

 もちろん、卑猥な言葉は、礼儀とかマナーとか場に応じたTPOは守り、発言に十分に注意すべきです。相手方を不快にさせるのは、人間性の問題が出てきます。
 しかし、教育上よろしくないから、社会的に有害だからと言って、厳しい法規制をかけたりするのは、今の日本、今の時代においては違うのでしょう。
 テッドはR15指定ですが、流石に子供に見せられないという気持ちはわかりますので、十分な許容範囲だと考えます。映画業界の自主規制に過ぎないからです。

 映画“テッド”の話からずれた話になってきますが、今、頭の中をよぎったのは、
 国会等で、教育上の問題とか社会的害悪といって議論されている分野の規制強化のことです。
 一つは、バ〜ニラ♪”問題、もう一つはいわゆるホストクラブ問題。どちらも社会問題になっています。教育上の視点や女性保護の視点から。
 確かに、事後的な被害が出たら罰することも必要ですし、必要な限度において予防的な啓発活動を行うことも重要です。

 しかし、卑猥だから淫らだからと表現そのものを直ちに禁止したり、営業や職業選択や遊ぶ自由を制限したり、今まで許容されたことを取り締まったり処罰したりするような方向で国の政策が進んでいくとすると、それはおかしいのでしょう。

 “表現”や“営業”や“遊び”は、個々の“内心の自由”“責任”の中で選択するものであり、法の網をかけて政府が介入するのは必要最低限であるべきです。
でなければ、どこかの国のように、淫らであることをもって“むち打ちの刑”や“矯正労働”を行っている理由付けとなんら変わりない、前近代的な社会に逆戻りしてしまうからです。

 アメリカ映画の“テッド”と中国映画の“泰迪熊”(テッド)、映画としてどちらが良いのか、中国版を観ていないのでなんともいえません。しかし、下ネタ“テッド”と品行方正“テッド”、そのどちらを選ぶかを個人の内心の自由と責任において選べること。
その選択の余地と選択の自由があることが、とても大切だと思っています。

 

梶猛弩様 (61946)
日時:2023年11月24日 (金) 20時55分
名前:志恩   

(梶猛弩様ー)
【テッド 】〜観る映画を自ら選択できる意義〜

>最初に“テッド”を観たとき、これって他の国でもちゃんと
上映できてるんだろうかと思いました。中国とか北朝鮮とか、
過激な映画が禁止されている中東の国とか。
 私の探し方が下手なのか結局わからずじまい。
上映されたという記事も無く、そもそも配給の話も
無かったのかもしれません。
 代わりに見つかったのが、下の画像にある中国の映画ポスター。
1瞬、中国でもアメリカの“テッド”が上映されたんだなと思ったのですが、
これは子供向けのとても健全な“テッド”(=中国名:泰迪熊)でした。
内容も品行方正な熊のぬいぐるみの大冒険。

 共産主義国家や中東諸国で上映されたかはともかく、
テッドが堂々と観れる国と時代に産まれてよかったです。
 セリフも、日本語字幕では“チ〇コ野郎”とか“フ〇ック”とか
伏字ですが、英語では堂々と喋り、ピー音も入らず。

 もちろん、卑猥な言葉は、礼儀とかマナーとか場に応じた
TPOは守り、発言に十分に注意すべきです。
相手方を不快にさせるのは、人間性の問題が出てきます。
 しかし、教育上よろしくないから、社会的に有害だからと言って、
厳しい法規制をかけたりするのは、今の日本、今の時代においては
違うのでしょう。

 テッドはR15指定ですが、
流石に子供に見せられないという気持ちはわかりますので、
十分な許容範囲だと考えます。
映画業界の自主規制に過ぎないからです。<



志恩ー
2、3日後でなく、当日のその日の夜中に感想を書いてくださいまして
ありがとうございました。梶猛弩様、現役でお仕事をされていらっしゃる
50代初期のお方だと伺いましたが、お返事のご感想は、ゆっくりで
大丈夫ですから、
決してご無理をされませんようにお願いいたします。

前にも書かせていただきましたが、
私が好んで、DVDの全巻を買い揃えてまでして観ていた映画は
「大草原の小さな家 シリーズ」と「赤毛のアン シリーズ」でしたし、
少女趣味の私の影響を受けまして、私の娘が、全巻を買って揃えて
繰り返し観ていたのは、「ムーミン シリーズ」でした。

私は、そういう種類の人間でしたので、
子どもは三人おりますが、下ネタは 好みではなく
極力避けて生きてまいりました。

ゆえに、それらに関する言葉は、偶然に知っていたものも、
中にはありましたが、
映画を観て何のことだか、知らないことの方が、多かったです。

しかし、最近は、梶猛弩様のご紹介により
私は、今まで観たことのない映画を見させていただいている
おかげでしょうか、
前よりは1センチから10センチぐらいは、私めの心が生長している
かもしれないと、希望を抱き始めているところでございます。

映画“テッド”には次から次へと知らない下ネタの言葉が
出てまいりました。
例えば、あなた様が、例を出されました
日本語字幕では“チ〇コ野郎”とか“フ〇ック”....

“チ〇コ野郎”は、以前に、隠語とは、知らずに私が 堂々と
使っていたことのある言葉ですから、私も知っていましたが、

“フ〇ック”.はネットで調べましたが、わかりませんでした。
動画のコメント欄を見まして、初めてわかった次第です。
意味は、”くたばれ(雷)”。

そして、
”アナル”とは、けつの穴のことでした。

これだって、卑猥な人が言うから、卑猥になるのでありまして、
卑猥な人じゃない人が言う場合は、卑猥には ならないことも
あるのではないかな、と感じました。

なぜかと言いますと、
昔、生長の家本部講師の、徳久克巳先生が、時々、壇上で講演の時に、
”気の小さいやつ””心の狭いやつ”、という意味で、
”けつの穴の小さいやつ”と
たまに、ふつうに、おっしゃっておられた言葉だったからです。


「R15」とは、どういう意味ですか?とネット検索し調べてみましたら、
次のような回答が出ました。私のように、知らないお方のために
この意味を、載せさせていただきます。

”Rは、「リストリクテッド(Restricted=観賞制限)」の略で、
R-15は、PG-12よりも表現や描写の刺激が強いので、
15歳未満は、その作品のシアターへの入場や鑑賞が禁止ですよ、
という意味になります。”

中国でも”テッド”という映画を放映したらしい。
ということですけれど、
それは、下ネタ抜きの、品行方正な”テッド”として描いて、
放映したらしいということですよね。
その映画の日本語版は、おっしゃるように見つかりませんでした。

英語版のは、言葉だけじゃなくて、行動でも、
テッドは、マリファナをすったり、いかがわしい女を数人、
自宅の室内に入れて、
自分の周りに、はべらせてみたり
ジョン・ベネット(マーク・ウォールバーグ)は、
会社の仕事を、嘘をついて早退きしたり、テッドに唆されて
サボったりと、
ろくな人間でもなく、ろくなクマでもないのですが、
なんとなく最後の方は、主人公の若い男と彼女とテッドが、
和解して、仲良く暮らすようになったところで、
ハッピーエンドで終わりましたよね。

(梶猛弩様ー)
 映画“テッド”の話からずれた話になってきますが、
今、頭の中をよぎったのは、
 国会等で、教育上の問題とか社会的害悪といって議論されている
分野の規制強化のことです。
 一つは、バ〜ニラ♪”問題、もう一つはいわゆるホストクラブ問題。
どちらも社会問題になっています。教育上の視点や女性保護の視点から。
 確かに、事後的な被害が出たら罰することも必要ですし、必要な限度において
予防的な啓発活動を行うことも重要です。

しかし、卑猥だから淫らだからと表現そのものを直ちに禁止したり、
営業や職業選択や遊ぶ自由を制限したり、
今まで許容されたことを取り締まったり
処罰したりするような方向で国の政策が進んでいくとすると、
はおかしいのでしょう。

 “表現”や“営業”や“遊び”は、個々の“内心の自由”“責任”の中で選択するもの
であり、法の網をかけて政府が介入するのは必要最低限であるべきです。
でなければ、どこかの国のように、淫らであることをもって“むち打ちの刑”や
“矯正労働”を行っている理由付けとなんら変わりない、前近代的な社会
逆戻りしてしまうからです。

 アメリカ映画の“テッド”と中国映画の“泰迪熊”(テッド)、
映画としてどちらが良いのか、
中国版を観ていないのでなんともいえません。
しかし、下ネタ“テッド”と品行方正“テッド”、
そのどちらを選ぶかを個人の内心の自由と責任において選べること。
その選択の余地と選択の自由があることが、とても大切だと思っています。<


志恩ー
昔、チャップリンの”独裁者”という映画も、共産圏では放映禁止になったと
ネットに載っていました。
アメリカも、国家としては良くない国ですが、
アメリカ国民は、共産圏の国民とは異なり、自由に生きているところが、
共産圏よりは、生きやすいし、個人としては幸せなのかもしれません。

梶猛弩様、ご感想を ありがとうございました。





日本国はもちろんのこと共産圏国家では
考えられないアメリカの自由な国民性と気風

梶猛弩様   (62005)
日時:2023年11月30日 (木) 07時29分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
アニメーション映画の「シュレック(2001/アメリカ)」を
いつものように、字幕編で観ました。

この映画は、また観よう!と思ったほどのいい映画でした。
最初から最後までテンポがよく、感動的な場面もスリリングな場面も
各処に盛り込まれて、とてもじょうずに構成されているなと思いました。

出演
シュレック(マイク・マイヤーズ )
全身緑色の怪物。皆が恐れ、
しばしば退治されそうになる。
沼で一人で暮らしている。

ドンキー(エディ・マーフィー )
おしゃべりなロバ。森で出会ったシュレックになつき、
強引に友達になろうとする。

フィオナ姫(キャメロン・ディアス )
塔に閉じ込められているお姫様。
運命の人が助けに来てくれるのを待ちわびている。
ある秘密を抱えている。

ファークアード卿(ジョン・リスゴー )
デュロックの領主。ちんちくりん。
王になるためフィオナとの結婚を狙っている。

あらすじ@
この物語は、もちろん、作り話ですが、
あるところのある国に、とても美しいお姫様がいました。

しかし、姫は、呪いをかけられ、恐ろしいドラゴンが守る
城のてっぺんに閉じ込められてしまいました。

その呪いを解くには、特定な人でなくていいのですが、
恋人のキスが必要でした。

過去に、大勢の騎士たちが、姫の救出に挑みましたが、
誰も成功したものは、いませんでした。

姫はずっと、運命の人が訪れるのを待ち続けています…

ー別のシーンになります。ー

全身緑色で醜い、シュレックという怪物が森の中の奥にある、
沼のほとりの小さな小屋に住んでいました。

泥で体や歯を磨き、虫の目玉を食べて豪快にゲップをしながら、
一人で自由気ままに暮らしていました。

人々は、頻繁に怪物であるシュレックを退治しにやってきます。

しかしシュレックは手慣れた感じであしらい、シュレックの
一吠えでみな逃げていくのでした。

国では、領主のファークアード卿によって出された令により、
国中のおとぎ話のキャラクターたちが賞金をかけられて、
次々に捕まえられていました。

ピノキオ、赤ずきんのオオカミ、7人の小人などなど…
みんな連行されていきます。

捕まりそうなところを逃げ出したおしゃべりロバの
ドンキーは、森の中でシュレックと出会いました。

急いでシュレックの後ろに隠れるドンキー。

そしてドンキーを追ってきた兵士たちが、2人とも
逮捕すると告げます。

しかし睨みをきかしたシュレックに恐れおののき、
兵士たちは急いで逃げ帰ってしまいました。

シュレックのことが気に入ったドンキーは、
シュレックにまとわりつき、そのまま家までついていきます。

しかしシュレックに、家へ入ることは拒否され、
ドンキーはしょうがなく外で寝ることになりました。

シュレックが夜一人でくつろいでいると、
突然おとぎ話のキャラクターたちが押し寄せてきます。

捕らえられたキャラクターたちが、シュレックの住む沼地に
追放されたのです。

静かな沼地が大勢のキャラクターたちに占領され、
シュレックは怒り心頭。

ファークアード卿と話をつけるため、仕方なくドンキーを
道案内に卿が住むデュロックへと向かうことにするのでした。

あらすじA
お姫様を助けに
一方デュロックのお城では、ちんちくりんの
ファークアード卿が、仲間の場所を吐かせようと捕まえた
クッキーマンをいじめていました。

そこへ手下たちが「魔法の鏡」を持ってきました。

卿は王様になる方法を鏡に尋ねます。

鏡は「プリンセスと結婚すれば王様になれる」と答え、
3人のプリンセス、シンデレラ、白雪姫、フィオナ姫を
紹介し、
卿はフィオナ姫を選びました。

火を吐く恐ろしいドラゴンが守る塔に閉じ込められている
お姫様です。

卿は鏡に映し出されたフィオナ姫の美しさにうっとりしました。

卿は早速フィオナ姫のいる城へと兵を出すことに決めました。

デュロックへとたどり着いたシュレックとドンキーは、
卿の城へと向かいます。

町には人気がなく、広場で卿がドラゴンの城へ向かう
兵士を選ぶ選考会を行っていました。

競技を行い、優勝したものが城へ行くことができるのです。

そんなところへ突然シュレックが登場したものだから、
卿も市民も唖然としてしまいました。

しかしシュレックを見た卿が
「あの怪物を倒した者が優勝者だ」と叫び、
兵士たちがシュレックに襲い掛かります。

意味が分からないシュレックでしたが仕方なく応戦し
圧倒的な強さで兵士たちをやっつけてしまいました。

いつのまにか市民もシュレックを応援する始末。

それを目の当たりにした卿は少し考え
「奴が優勝者だ」と叫びました。

困惑したシュレックは、卿が自分の沼に送り込んだ
キャラクターたちをどうにかしてほしくて来たと告げます。

卿は、
「姫を救出できたら、沼を元に戻そう」と取引をもちかけ、
シュレックはそれに従うことにしました。

早速旅に出たシュレックとドンキーは
ラゴンの城へ向かいます。

あらすじB
ドラゴンが守る城
シュレックとドンキーの前にフィオナ姫が
閉じ込められている城が姿を現しました。
火を吐く ドラゴンが目を覚ましました。 
火を吐き2人を追いかけ回すドラゴン。

シュレックはドラゴンのしっぽにつかまりますが、
振り払われて塔のてっぺんへと飛ばされてしまいました。

次にドラゴンはドンキーに詰め寄ります。

絶体絶命のドンキーはなんとか気をそらそうと、
ドラゴンの鋭い歯を褒めちぎったりさらにぺらぺらと
おしゃべりになります。

そんなドンキーにうっとりしだしたドラゴンは、
ドンキーをどこかに連れて行ってしまいました。

塔のてっぺんに飛ばされたシュレックは、
そこでフィオナ姫を見つけます。

ベッドでキスを待つフィオナを激しく揺り起こし、
強引に引っ張って塔から連れ出しました。

しかしうっかりドラゴンの前に落ちてしまい、
ドラゴンが怒り狂って追いかけてきます。

しかしシュレックはドラゴンについている鎖をうまく
城の柱に絡ませて、
なんとか城の外に逃げ切ることに成功しました。

その後フィオナ姫は、兜をかぶっているシュレックに
顔を見せてほしいとお願いします。

シュレックは渋々兜をはずしますが、
運命の人が、醜い怪物だと知ったフィオナは
がっかりしてしまうのでした。

ファークアード卿からの命令であること、
彼が結婚相手であることなど事情を全て伝えますが、
フィオナは「なぜ彼が助けに来ないの?」と不満そうです。

そして「ここで待つと伝えて」と言いますが、
そんなフィオナを抱き上げてシュレックとドンキーは
卿が待つところへと
急ぐことにします。

あらすじC
惹かれあう二人
フィオナの強い希望で野宿をすることになりました。
夜フィオナは一人で洞窟にこもり、
シュレックとドンキーは外で話しています。

やがて朝になり、出発すると


道中、ロビンフッド一行に襲われますが、
フィオナ姫が得意のカンフーでやっつけてしまいました。

シュレックは感心してしまいます。

そしてその後、
2人は徐々に距離を縮め惹かれあっていきます。

⭕️しかしフィオナ姫には、秘密がありました。

⭕️それは日が沈むと醜い緑色の怪物に変身するという
魔法がかけられているというものです。

その魔法を解くには運命の人とキスをしなければならないのでした。

しかしちょっとした誤解で
シュレックはフィオナに酷く嫌われていると勘違いし、
フィオナをファークアード卿に引き渡すとさっさと沼に
帰ってしまいました。

フィオナはシュレックの誤解を解こうとしましたが、
日が沈む前に結婚式を挙げたいと考え、卿に伝えます。

傷心で沼に帰ったシュレックでしたが、
頭の中はフィオナのことでいっぱい。

ドンキーからフィオナもシュレックを想っていることを告げられ、
シュレックは驚きます。

そしてドンキーと仲良くなったドラゴンの送迎で
急いで城へと向かいます。

城では式が始まっていました。

そこへシュレックがさっそうと登場し、
フィオナへ思いを伝えます。

するとフィオナは「私を見てて」と言い、
日暮れと共に緑色の怪物に変身します。

「醜い女だ!」と卿は怒り狂って2人を捕らえようとしますが、
ドラゴンに食べられてしまいました。

そしてやっとシュレックとフィオナが口づけを交わします。

しかしフィオナ姫は緑色の怪物のまま。

でもシュレックはそんな怪物になったままの
フィオナ姫も美しいと言い、
沼に戻って結婚式を挙げ、幸せに暮らしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

志恩ー
ややこしいあらすじでしたので、
このたびは、シュレックに書いてありました
あらすじをだいぶお借りして書かせていただきましたが、
以上のようなような物語でした。

このお姫様は、恋人のキスによって救われるというところは、
グリム童話の眠れる森の美女の”眠り姫”の物語に似ていますが、
この美しい姫には、秘密がありまして、
夜になると、バケモノになるというところは、
いままでどこにもないストーリーでした。
でも、美しいお姫様が、バケモノの姿になったまま、沼のほとりで、
ボケモノのシュレックと結婚して、幸せに暮らしました。

というオチが、大変感動的なエンドで良かったと思いました。

私だって、”志恩さんに誰か男性が、ほっぺにキスしてくれたら、
魔法がとけて30歳も若くなり...
という この世の物語”だったら、よかったんだけど。


それでは、
梶猛弩様の映画の感想を、急ぎませんので、
よろしくお願いいたします。

梶猛弩様へ、上のつづきです。 (62010)
日時:2023年11月30日 (木) 16時51分
名前:志恩

上のスレッドの追記ですけど、

生長の家の教えから肉体を観た場合、

肉体は、神様からの借り物で、この背後に
叡智の存在があるということでしょうね。

われわれは、だれでも神様のいのちを宿しており、
いわば神様から魔法をかけられた状態で、
この世に肉体を持って生まれてきて、
この世の人生を味わっている。

われわれが、この世の修行を終え、
お借りしていた肉体を、神様に返納して、
いのちになって霊体になってあの世に戻ると、

年老いた人でも若くなり
病を持っていた人でも無病になる
と教わっています。

シュレックに出てくるフィオナ姫と違うのは、
われわれは、塔のテッペンに閉じ込められたり
していず、自由の身であることだと思います。



シュレック  〜醜い怪物は現象世界で幸せになれるのか〜 (62017)
日時:2023年11月30日 (木) 22時01分
名前:梶猛弩

 幼い頃は、私も普通の子供だったのだと思います。
 純粋な気持ちで、絵本に出てくるお伽話や童話を読んでいました。

 ただハッピーエンドのパターンが、
 美しいお姫様がいて、
 かっこいい正義の騎士がいて、
二人は結ばれる…大抵のお話はこのパターンであることが子供心に不思議でした。

 突然話が変わりますが、私の30代の頃の話をします。
 私は、青年の頃、生長の家は離れていて組織会員ですらなかったのですが、
心身ともに病んでいた時期があって、その時に、青年会の練成会に参加したことがあります。
 そのとき、私に体験談を発表するようにとの依頼がありましたので、事前に自分の素直な気持ちを原稿に書いてそれを発表しました。この“梶猛弩の館”の冒頭で120文字の短文で要約して書いた話ですが、今でも、その体験談全文を暗唱できます。
 出だしを書いてみます。

 (以下体験談プロローグ)
 ありがとうございます。
 私の家は、とある城下町にあります。近くの公園には、鳥たちに直接触れ合うことのできる大きな池のある公園が整備されていました。
 今はもう鴨ばかりとなってしまいましたが、私が幼かった頃、池にはたくさんの白鳥やアヒルたちがいて、保育園の帰りに、毎日にように鳥たちを眺めてばかりいました。
 そんなある日、私は一羽の傷ついたアヒルを発見しました。
 そのアヒルはいつも仲間外れにされていて、餌を食べようとしても、他のアヒルたちから嘴で突かれ、赤く血に染まった翼が折れ曲がっていたのです。
 幼い私は、毎日、池の畔でそのアヒルを一生懸命応援していました。
 「お前も大きくなったら白鳥になるんだ。お前も大きくなったら大空に向かって飛び立てるんだ」と。
 そうした思い出のある公園の池の白鳥やアヒルたちですが、歳月が経つにつれ一羽減り二羽減りと今ではもうすっかり見かけなくなってしまいました。
 もちろん、あの傷ついたアヒルが白鳥になったという話は、現在に至るまで聞いたことがありません。 (了)


 さて、映画“シュレック”のお話ですね。
 “シュレック”は、子供向けアニメ映画ですが、私が生涯を賭けて解き明かそうとした公案を簡単に解いてくれました。
 主人公は、人々から嫌悪され森の中で一人暮らしていた、緑色の怪物。 
 ヒロインは、塔の中に閉じ込められた美しいお姫様。お姫様は他の童話のプリンセスと同じように、自分を救ってくれる美青年騎士の出現を心待ちにしている。
 この主人公とヒロイン。二人にとって最高のハッピーエンドとは何だろうか。
 

 映画の話はそこそこにして、私の青年会練成会体験談に戻ります。
 体験談は次のような言葉で結んでいます。
 
 (以下体験談エピローグ)
 …(中略)…
 泣き疲れ、全ての気力を失った私が向かった先は、あの懐かしい鳥たちのいる公園でした。
公園のゲートをくぐり池のほとりまで辿り着いたときには、もう立ち上がることさえ出来ませんでした。座りこみ、おそるおそる覗き込んだ池の水面は鏡のように光を反射しています。
 私は、おそらくは遠い昔にこの世界を去っていったであろう、あの傷ついたアヒルに語りかけました。
 「結局、お前は白鳥にはなれなかった。大空に向かって飛び立つことができなかった。
  だけど気づくことができた。
  こんなにも素晴らしい仲間たちがいたということに。
  幸せとは何なのかということに。」
 いったいどれ位長い間、池のほとりで考え込んでいたんでしょうか。
 ふと我に返った私は、再び立ち上げり、歩きはじめました。
 もう、決して、振り返りは、しないでしょう。 (了)


 私が、映画“シュレック”を観たのは、この体験談発表をした数年後です。
 その頃には、ファークアード卿のような人生を求めていた過去の自分を捨て、シュレックのような幸せを手に入れようとしていた自分がいました。
 ただ、本当に“幸せ”を実感できる人生が自分にやって来るとは、思いもしていなかったわけですが。

梶猛弩様 (62019)
日時:2023年12月01日 (金) 07時37分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
(前略)
>さて、映画“シュレック”のお話ですね。
 “シュレック”は、子供向けアニメ映画ですが、私が生涯を賭けて解き明かそうとした
公案を簡単に解いてくれました。
 主人公は、人々から嫌悪され森の中で一人暮らしていた、緑色の怪物。 
 ヒロインは、塔の中に歳込められた美しいお姫様。
お姫様は他の童話のプリンセスと同じように、自分を救ってくれる
美青年騎士の出現を心待ちにしている。
 この主人公とヒロイン。二人にとって最高のハッピーエンドとは何だろうか。
 
映画の話はそこそこにして、私の青年会練成会体験談に戻ります。
 体験談は次のような言葉で結んでいます。
 
 (以下体験談エピローグ)
 …(中略)…
 泣き疲れ、全ての気力を失った私が向かった先は、あの懐かしい
鳥たちのいる公園でした。
もう立ち上がることさえ出来ませんでした。
座りこみ、おそるおそる覗き込んだ池の水面は鏡のように
光を反射しています。
 私は、おそらくは遠い昔にこの世界を去っていったであろう、
あの傷ついたアヒルに語りかけました。
 「結局、お前は白鳥にはなれなかった。
大空に向かって飛び立つことができなかった。
  だけど気づくことができた。
  こんなにも素晴らしい仲間たちがいたということに。
  幸せとは何なのかということに。」
 いったいどれ位長い間、池のほとりで考え込んでいたんでしょうか。
 ふと我に返った私は、再び立ち上げり、歩きはじめました。
 もう、決して、振り返りは、しないでしょう。 (了)

私が、映画“シュレック”を観たのは、この体験談発表をした数年後です。
 その頃には、ファークアード卿のような人生を求めていた過去の自分を捨て、
シュレックのような幸せを手に入れようとしていた自分がいました。
 ただ、本当に“幸せ”を実感できる人生が自分にやって来るとは、
思いもしていなかったわけですが。<


志恩ー
早々と、映画の感想を書いてくださいまして、
すみませんでしたね。ありがとうございます。

梶猛弩様は、30年以上前に、非常にお辛いことがおありになり、
おうちの近くにあった池に浮かんでいた傷ついたアヒルに
ご自分の姿を投影されたりして、傷ついていたアヒルが、やがて
白鳥になることを夢見て、応援されていた..。

それは、人間にたとえれば、大人になったら、
将来は立派な地位や名誉や財産を手に入れることであり 
唯物論的に言えば、この世の著名人や成功者になること
だったのかもしれません。

しかし、梶猛弩様は、そのころ、
生長の家の教えに触れ、練成会を受けたり、真理の著書を熟読したり、
神想観もされたりしているうちに、愛する人にも巡り合い、幸せな家庭を
持ち、いい友人たちにも、恵まれている今、現在の、ありのままの
梶猛弩様が、実は、最高に幸せな自分であること気づかれたという
ことでしょうか。


よかったですね。

その体験談は、私にも言えることです。
私にもいいことばかりではなく、掲示板には、書いておりませんが、

結婚後、数々の辛い出来事もありました。

今から40年ほど前のことです。
私は、胸に、2a✖️2aぐらいの石のような硬いしこりができたことがありました。
左の乳房のところにでした。
小さい病院で診てもらったところ、大塚のがんセンターで、精密検査を
うけるようにと紹介状まで書いてくれたので、がんセンターへ電話して予約
しましたが、予約がいっぱいで、受診するまで約1ヶ月間の期間があり、
私は、夫への感謝が足りなかったことを反省したり、信仰をより深めましたら
受診する前に、なんと、胸の硬いしころが、消えてしまって、なくなってしまったのです。
それでも予約していたので、一応、がんセンターへ行きました。私は、細胞を摘出され、
医師は精密検査をしましたが、何もガンは、ありませんでした。

私には、そのような辛い体験談もあります。

私は今は、81歳になりましたけれど、どこにも病気も痛いところも
ないのです。周囲の皆は優しいし、個人的なことでは、何も、
悩みのない人間なのですが、

それでも体力の衰えには勝てませんで、
うちの前の急な坂道の、100段もある石段は、私道で幅2mで
手すりがない石段なものですから、
昔の 若い時は、私は余裕で元気に駆け下りたり、駆け上がっていましたが、
今は、ゆっくりゆっくりと、のぼり、おり、している状況で、あと30歳若ければな、
と、ふと思ったのでした。
でも、年だけ若くなったとしても、幸せとは限りませんものね。

私は、今、梶猛弩様 同様に、幸せに生きておりますから、
変な欲は出さず、このまま、魔法にかかったまま、今を生き続けまして、
近いうちにお星様になりたいと、思い直しました。

たいせつなことを、このたびも 教えてくださいまして、
梶猛弩様、ありがとうございました。

梶猛弩様   (62053)
日時:2023年12月05日 (火) 02時14分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001/アメリカ)」を観ました。

ブリジット・ジョーンズ( レネー・ゼルウィガーが演ずる)
主役は、32歳になった少し太めの独身女性・ブリジット。
ロンドン在住で、出版社に勤めています。
ブリジットの欲望は「いいセックスがしたい、タバコが吸いたい、
お酒も大好き、好きなだけ食べたい、そして大好きな人と結ばれて
結婚したい」です。彼女は、言い寄られて交際し、肉体関係を持った
上司の男に振られて、彼女は出版社を辞めてテレビ業界に再就職します。

彼女は、日々、タバコは吹かすし、日々、酒も浴びるように飲むし...、
ですが、顔は可愛くて、体もふくよかなので、女としては魅力があり、
周囲の男性から好かれるタイプで、よく男性から誘われて迫られます。

この映画の最初の方は、なんだか退廃的な感じで、上司の男性から誘われると
簡単に体を許してしまうし、誰とでも、そんな感じで、貞操観念が
なさすぎる彼女の生き方に、うんざりしながら観ていました。

結局、彼女を心から愛し、結婚して、共に暮らそうとする
彼女に対して真面目な気持ちを持つ男性は現れないの
かしらと、気の毒に思いながら、観続けていましたところ、
最後の方の場面になって、いつも自然体でいる彼女が好きだ
と思ってくれている、そのように彼女に言い、彼女にやっと求婚して
くれた男性が現れてハッピーエンドになった映画でした。

📖日記は、彼女が、恋人を持ちたいと決意したからつけ始めたのでした。
恋人を持ちたいので、痩せようと考えたり、生活改善のために、つけ
はじめていたのですが、

その日記に、心にもなく好きな男性のことを悪く書いた箇所を、
その好きな男性に読まれてしまい、せっかく、その男性が
彼女に好意を抱いていて、結婚しようとまで考えていてくれたのに
だめになりそうでしたが、心の広いその男性のおかげで、二人は
結婚を誓いあったのでした。その場面で終わったので、その後、
ちゃんと二人は、結婚できたのか、ちゃんと結婚して、
幸せな結婚生活を続けているのかどうかは、不明です。

ブリジット・ジョーンズの実家の高齢者であるお母さんは、
仕事を始めたのは、いいけれど
夫よりも若い男性の下で、アシスタントとして仕事を始めたら、
その男に惚れてしまい、
夫を置いて、夫を捨てて、家出をし、その若い男と同棲する
ようになりました。
しかし、しばらくして、その若い男に捨てられて、年老いたお母さんは、
年老いた夫の元へ帰ってきたのでした。夫はその妻を受け入れました。

日本では、昔から、男性は、浮気をしますけれど、妻である女性が
浮気だか、不倫をして、夫を家に置いて、一人家を出てゆき
相手の男に捨てられたと言って、夫の元へ帰ってくるという
のは、なかなか、ない事例ではないかなと、考えております。

私は、古い人間ですので、昔の日本的に、古風にそのように考えていますが、
今の日本では、ロンドン的に変わってきているのかもしれません。
私の感覚の方が、今の時代に合わずに、古くなっているのかもしれません。

私は、プラトニックな恋とか、プラトニックな憧れは男性に対して
持ちますが、亡き夫以外とは肉体関係は持ったことはありませんので、
今の時代から、観ましたら、古い感覚の人間なのかもしれません。
私の娘も、私の影響を受けて育ちましたので、浮気や不倫はしていませんが。


梶猛弩様は、50代初期の男性でいらっしゃるそうですものね。
今まで、恋愛経験が、豊富なお方かもしれません。
お話、できる範囲で結構ですから、ぜひ、恋愛に関する
体験談をお願いいたします。

ご感想を、よろしくお願いいたします。

“ブリジット・ジョーンズの日記”と“素敵な人生のはじめ方”  〜幸せの感じ方〜 (62060)
日時:2023年12月05日 (火) 21時40分
名前:梶猛弩

 “ブリジット・ジョーンズの日記”は、家内がお薦め映画ベスト3に挙げている映画の一つです。BEST3は“ボヘミアン・ラプソディ”(2018年/イギリス)と“スクール・オブ・ロック”(2003年/アメリカ)と、そして “ブリジット・ジョーンズの日記”の3作品。
 ちなみに、先ほど、夕ご飯を食べながら家内に聞いたら、“ブリジット・ジョーンズの日記”は、映画よりも原作小説の方が段違いに面白いらしいですね。

 さて、本日、志恩様から与えられたお題は“恋愛”とのことですが、実は私は“超”がつくほど“恋愛”が苦手というか奥手なのです。私のお薦め映画にほとんど恋愛映画が入っていないのはそのためです。(誤解を招かないように補足しますが、女性との恋愛が苦手といっても、LGBTは感性的に受け付けません。保守的信仰観の点からも。(誤解する人はいないと思いますがあくまで念のための補足です。))

 ということで、できるだけ“恋愛”の話題から逃げたい( ;∀;)ので、“ブリジット・ジョーンズの日記”の話はこれくらいにして、最近観たモーガン・フリーマン主演の恋愛じゃない男女間の交流を描いた“素敵な人生のはじめ方”(2006年/アメリカ)について語ります。

 モーガン・フリーマンには、これとは別に“最高の人生の見つけ方”(2007年/アメリカ)とか“最高の人生のはじめ方”(2012年/アメリカ)という有名なハリウッド映画があって、これらの映画と間違えそうですが、“素敵な人生のはじめ方”の方は、日本では映画館上映もされずビデオスルーとなった小品です。原題も“10Item or Less”(“商品のお買い上げは一人10品まで”の意味)で、有名作と間違えて借りてくれることを狙ったかのような邦題の付け方ですね。

 原題の“10品まで”というのは、主人公女性がスーパーの10品まで会計するレジ担当の店員というところから付けられているのですが、このタイトルにも意味があることがわかります。
 モーガン・フリーマンがモーガン・フリーマン自身を演じているので、彼のファンである志恩様には是非観ていただきたい作品ですね。

 若い女性の視点から見た幸せ探し。
“ブリジット・ジョーンズの日記”と“素敵な人生のはじめ方”は、出てくる女性のキャラは全然違うのですが、平凡な女性が求める幸せについて描いていますので、この2つの映画を続けてみると、なかなかに考えさせられます。

梶猛弩様   (62061)
日時:2023年12月06日 (水) 07時42分
名前:志恩

梶猛弩様

現役でお仕事中でいらっしゃるお方だと伺っておりましたが、
早速に映画の感想と、新しい映画のご紹介までしてくださって、
ありがとうございました。


(梶猛弩様ー)
【“ブリジット・ジョーンズの日記”と
“素敵な人生のはじめ方”  〜幸せの感じ方】

 >“ブリジット・ジョーンズの日記”は、
家内がお薦め映画ベスト3に挙げている映画の一つです。
BEST3は“ボヘミアン・ラプソディ”(2018年/イギリス)と
“スクール・オブ・ロック”(2003年/アメリカ)と、
そして “ブリジット・ジョーンズの日記”の3作品。
 ちなみに、先ほど、夕ご飯を食べながら家内に聞いたら、
“ブリジット・ジョーンズの日記”は、映画よりも原作小説の方が
段違いに面白いらしいですね。<


志恩ー
梶猛弩様の奥様は、 “ブリジット・ジョーンズの日記”の原作も
お読みになっていらしたのですね。原作についてネットで調べて
みましたら、超がつくほどのベストセラーになっていて、それを映画化
したと書いてありました。奥様は、原作を読まれていて、映画も
ご覧になって、面白かったと感じられたのですから、とても心の広い
現代の若い女性の気持ちにも寄り添える素晴らしい中年女性なのだと
存じます。

私は、古いタイプの高齢の女性なので、付き合うと、すぐにセックスして
しまうというような今時の男女関係は、理解できないで、いるだけなのかも
しれませんが。

でも独身女性の幸せは、素敵な恋人と巡り合うことだということは、
充分に理解できますよ。

そして、
梶猛弩様の恋愛の体験談を、楽しみにお待ちしていたのですけれど、
>実は、“超”がつくほど“恋愛”が苦手というか奥手なのです。
しかし、LGBTではない、<

と、恋愛のお話からは、お逃げになられました。
残念だ!

その代わりに、梶猛弩様が、
 最近観たというモーガン・フリーマン主演の恋愛じゃない男女間の交流を描いた“素敵な人生のはじめ方”(2006年/アメリカ)を、ご紹介ください
ましたので、今夜にでも観てみます。

映画の感想と新しい映画のご紹介を、ありがとうございました。




梶猛弩様   (62064)
日時:2023年12月07日 (木) 06時32分
名前:志恩

昨夜は、昨日,梶猛弩様がご紹介くださった
“素敵な人生のはじめ方”(2006年/アメリカ)
原題は“10Item or Less”
(“商品のお買い上げは一人10品まで”の意味)
を、早速、観ました。

とてもとても素敵な映画で、心の中が、
観ている時も、観終わったあとも、ほっこりしていました。
ありがとうございました。



出演
モーガン・フリーマン
パス・ベガ
その他

「あらすじ」
モーガン・フリーマンが主演・製作総指揮を務めたヒューマンコメディ
だとのことです。
かつての大スターは小さな映画の役作りでスーパーに行く。
そこで美しく聡明な女性店員と知り合う。
場所は、アメリカのロサンゼルス。
以前はスターだったが、ここ数年間、仕事がないベテラン男優の
モーガン・フリーマンに、
インディペンデントの小さな映画に出演する話が舞い込む。
出演契約はまだだが、男優はスーパーの店長の役作りのため、
あるスーパーに行く。そして、そこで働いていた女性の店員
スカーレット(パス・ベガ、演ずる)に関心を抱く。
彼は 彼女の車で家まで送ってもらうことになるのですが、

大型スーパーのレジの仕事を嫌って、
生活が厳しい彼女は転職のため、建設会社の面接を受けるという。
モーガン・フリーマンは、自信がない彼女を励ます。
モーガン・フリーマンは、面接に行く彼女の服装なども、彼女と
一緒に面接に行く前に、服売り場へ行き、アドバイスする。
この映画の最後、彼女といよいよお別れの時、
モーガン・フリーマンが自動車の中で、彼女に言った言葉が、とても
印象的な言葉でした。
「人生はあきらめない。ここがスタートだ。」


志恩ー
プライベートのモーガン・フリーマンがここにいる、という
感じの映画でした。

少年の様な瞳で語るモーガン。きっと実際の彼も声をかけられれば
あんなふうに対応をするのだろうと思うと、嬉しくなりました。

映画には、男の子の子役も出てきますが、
モーガンは子供には、たかぶらず、さりげなく夢を与え、
大人には決してイメージを崩させず幸せになるような言葉をかける。

彼の人の良さ、プライドの高い俳優の
初めからおちゃらけた中盤、
そしてクライマックスに向けての絶妙な空気感、
若い美人女優との共演なのに、キスとかの、
ラブシーンをしない彼のスタンスに心を打たれました。

ちなみに、大型スーパーの棚に並んでいたモーガン主役で
出ていた映画のビデオに50%OFF!シールが貼ってあり、
それをこっそり剥がそうとするシーンは、
おかしくて笑ってしまいました。


梶猛弩様  
ほのぼのとした気持ちになれる素敵な映画の御紹介、感謝します。
梶猛弩様の この映画のご感想をお願いいたします。

素敵な人生のはじめ方  〜人生を教えてくれるのは誰なのか〜 (62077)
日時:2023年12月07日 (木) 23時21分
名前:梶猛弩

 “素敵な人生のはじめ方”(2006年/アメリカ)の主人公は、モーガン・フリーマンでなく、レジ係の女性 スカーレットなのでしょう。
 モーガン・フリーマンは、迷える人の前に現れてそっと寄り添い去っていく“幸せの案内人”のような役割。
 モラハラ夫との結婚で人生を台無しにされた主人公・スカーレット。
 スペインからの移民で、貧しく、学歴も無く、仕事はレジ打ち以外したことがない。
そんな彼女は、将来に夢も希望も描けない。
それでも、現状を打破すべく、建設会社の求人募集にエントリーします。しかし、成功体験のない彼女は採用面接を通る自信がない。

 そんな主人公が自信を持つきっかけとなったのが、スーパーにやってきたハリウッド俳優のモーガン・フリーマンです。
 会社の面接を映画のオーディションに見立て、きめ細やかなアドバイス。服装、姿勢、台詞等々。少しずつ失った自信を取り戻していく主人公。
 わずか半日の交流で、主人公はイキイキとした別人のようにポジティブな女性へと成長していきます。

 この生き方は、モーガン・フリーマンが彼女に与えたものなのでしょうか。
 違うと思います。
 モーガン・フリーマンはただのきっかけに過ぎなかっただけ。
 なぜなら主人公は、主人公自身が変わることを望んでいたから。新しい人生を歩むきっかけが欲しかった。その気持ちがモーガン・フリーマンを引き寄せ、彼女の“幸せの案内人”としての役割を果たしてくれた。

 私自身にも、“素敵な人生のはじめ方”を指南してくれたハリウッド俳優たちが沢山います。
ただ私の場合は実際に出会ったのではなく、映画館のスクリーンの中に自らを投影することによって私自身が変わるきっかけとなったのですが。

 しかし、ハリウッド俳優たちとの(映画の中での)出会いによって、私は、本当の意味での“素敵な人生のはじめ方”を教えてくれる人が誰であるか気づきました。
 自分に本当の人生を教えてくれるのは、自分自身なのだと。
 映画の世界の人達は、自分自身の心の扉を開く鍵に過ぎないということに。

 それに気づいたゆえに、自分は、今まで観たどの映画よりも奥の深いかけがえのない人生を歩んできたんだと、胸を張って言える自分がいるのだと思っています。

梶猛弩様 (62079)
日時:2023年12月08日 (金) 04時45分
名前:志恩

梶猛弩様は、映画をご覧になられても、
私のように、...あぁ面白かった。
で終わらせるのではなく、
観る映画の中から、何か得るもののエッセンスをちゃんと見つけて
魂や心に、しっかりと吸収していく、、というスタイルが、私の映画の
見方と異なる素晴らしい点だと思います。

(梶猛弩様ー)
>素敵な人生のはじめ方  
〜人生を教えてくれるのは誰なのか〜

“素敵な人生のはじめ方”(2006年/アメリカ)
の主人公は、モーガン・フリーマンでなく、
レジ係の女性 スカーレットなのでしょう。

 モーガン・フリーマンは、迷える人の前に現れて
そっと寄り添い去っていく“幸せの案内人”のような役割。

モラハラ夫との結婚で人生を台無しにされた主人公・スカーレット。
スペインからの移民で、貧しく、学歴も無く、仕事はレジ打ち以外
したことがない。
そんな彼女は、将来に夢も希望も描けない。
それでも、現状を打破すべく、建設会社の求人募集に
エントリーします。
しかし、成功体験のない彼女は採用面接を通る自信がない。

 そんな主人公が自信を持つきっかけとなったのが、
スーパーにやってきたハリウッド俳優のモーガン・フリーマンです。

 会社の面接を映画のオーディションに見立て、
きめ細やかなアドバイス。服装、姿勢、台詞等々。
少しずつ失った自信を取り戻していく主人公。
 わずか半日の交流で、主人公はイキイキとした別人のように
ポジティブな女性へと成長していきます。

 この生き方は、モーガン・フリーマンが彼女に
与えたものなのでしょうか。
 違うと思います。

 モーガン・フリーマンはただのきっかけに
過ぎなかっただけ。
 なぜなら主人公は、主人公自身が変わることを望んでいたから。
新しい人生を歩むきっかけが欲しかった。
その気持ちがモーガン・フリーマンを引き寄せ、
彼女の“幸せの案内人”としての役割を果たしてくれた。<

志恩ー
私は、この映画の主人公は モーガン・フリーマンだと
思いながら、モーガンの視点で観ていました。
梶猛弩様は、この映画の題名の“素敵な人生のはじめ方”
からして、真の主役は、レジ係の女性 スカーレットであり、
そして、モーガンは、この映画を観る人に向かって、
それは、あなたですよ、と、表現している、と捉えたのでした。


(梶猛弩様ー)
 >私自身にも、“素敵な人生のはじめ方”を指南してくれた
ハリウッド俳優たちが沢山います。
ただ私の場合は実際に出会ったのではなく、
映画館のスクリーンの中に自らを投影することによって
私自身が変わるきっかけとなったのですが。

 しかし、ハリウッド俳優たちとの(映画の中での)出会いによって、
私は、本当の意味での“素敵な人生のはじめ方”を
教えてくれる人が誰であるか気づきました。
 自分に本当の人生を教えてくれるのは、自分自身なのだと。
 映画の世界の人達は、自分自身の心の扉を開く鍵に過ぎないということに。

 それに気づいたゆえに、自分は、今まで観たどの映画よりも
奥の深いかけがえのない人生を歩んできたんだと、
胸を張って言える自分がいるのだと思っています。<


志恩ー
梶猛弩様は、生長の家の”実相哲学”を学んでこられたお方ですので、
>本当の意味での“素敵な人生のはじめ方”を
教えてくれる人が誰であるか気づきました。
 自分に本当の人生を教えてくれるのは、自分自身なのだと。<
と、気づかれたのですね。

梶猛弩様の感想を、拝読させていただいて、なるほどね、と
この映画の奥に秘めている深い意味を、わからせていただいて、
より一層、この映画の良さを知ることができました。
ご感想を、ありがとうございました。







我が家のクリスマスプレゼント (62119)
日時:2023年12月10日 (日) 20時59分
名前:梶猛弩

 12月。
 クリスマスシーズンということで、イブはまだですけど、クリスマスプレゼントを買いました。
 品物は家庭用プロジェクター。
 これで、自宅PCの画面ではなく、
リビングの壁いっぱいに映して映画を楽しむことができます☆。

 家族のというより、自分へのプレゼントになってしまいましたが。。。(*^。^*)
 

梶猛弩様 (62124)
日時:2023年12月11日 (月) 02時18分
名前:志恩

>クリスマスプレゼントを買いました。
 品物は家庭用プロジェクター。
 これで、自宅PCの画面ではなく、
リビングの壁いっぱいに映して映画を楽しむことができます☆<

志恩ー
わぁー、いまどきは、こんなのがあるんだ。٩(ˊᗜˋ*)و♬*゜
いいの、買われましたね。
おうちを映画館にされたようなものです。
臨場感も出て、大迫力で映画が観れますね。

梶猛弩様   (62308)
日時:2023年12月24日 (日) 09時25分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
「ピンポン」(2002/日本)」を観ました。

ピンポンとは、いうまでもなく、卓球のことですが、
あのような地味なスポーツを主題にしたものが、
映画になるのかしら、と思いましたが、結構、なるのでした。


出演者は、

・窪塚洋介(ペコという名の片瀬高校の卓球部部員、才能があるが)
練習しない怠け者のタイプで、駄菓子好き。当時28歳)

・中村獅童(通称ドラゴン。卓球の名門校海王学園のエース。
超体育会系のストイックな性格で、トップの座を守るため
血の滲むような努力をしている。試合前はトイレにこもる。当時30歳)

中村獅童は、有名な歌舞伎役者なので知っています。

この映画は、個性の強い出演者揃いで、その中におっとりした
性格のピンポン好きの若者も、混じって出ていました。

・竹中直人が、片瀬高校のコーチ役(昔は卓球の有名選手だったが、
気持ちの弱さでやめた)で、出ていたり

・夏木マリが、片瀬高校の卓球の選手たち数人が、子供の頃
卓球を覚えたタムラ卓球場の女主人公で、一日中、タバコを口から
離さない愛煙家なのですが、卓球の指導者としては、
一流という役で出ていました。

窪塚洋介(ペコ)は、卓球の才能はあるのですが、何せ、練習嫌いで
何もしないので、才能があっても、強くなれるはずもなく、試合をして
も負けてしまうので、そういう自分が嫌になったのでしょう。
橋の欄干に立ち、川に飛び込むシーンがあるのです。

窪塚洋介は、昔、テレビドラマに出ていたことがあり、演技派のいい役
を演じていたことがあり、私は、彼のことを知っていました。

そして、川に飛び込むシーンを見て、彼が、実際に、マンションの9階から
落下したのか、自殺しようと思って飛び降りたのかはわかりませんが、とにかく
マンションの9階から下の地面まで落下して、全身のあちこちの骨が
複雑骨折したというニュースがテレビで流れたことを、思い出しました。

それはいつのことだったかとネット検索して調べましたら、2004年のことだと
載っていました。普通は、死ぬか、再起不能になると思いますが、彼は、
何度も手術をし、一時は、車椅子生活をしていたそうですが、その後、
全身が元通りに回復し、再び、映画俳優、舞台俳優として復活している
と書いてあり、奇跡の男だと思いました。

窪塚洋介にしても中村獅童にしてもその他の卓球の選手役のみなさんも、
この映画に出演するために、卓球を、どれだけ練習したのかと、感心するほど
卓球の試合をする場面が多いのですが、’素晴らしい試合を展開していました。

窪塚洋介(ペコ)は、川に飛び込んで死のうと思ったのに、死ねなくて、
その後、死んだ気になって、自分の練習嫌いの心に打ち勝ち
オババの厳しい一流の指導のもと、練習に練習を重ね、生まれ持った
才能を開花させました。

なので、あんなに勝てなかった中村獅童にもうち勝てたのです。
勝てる自分になれたのです。

梶猛弩様が、おっしゃっておられた通りのハッピーエンドの
青春ドラマでした。観て良かったと思いました。

梶猛弩様、いい映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様の、この映画のご感想を、お願いいたします。

いつも申し上げておりますが、お返事は急ぎません。
数日後で、大丈夫ですからね。

クリスマスイヴの日に“ピンポン”を語る。なんと明るき人生なのか!  (62314)
日時:2023年12月24日 (日) 21時09分
名前:梶猛弩

 ハッピー♪ メリー・クリスマス♪

 今年の12月24日は、昼・夜と2回もクリスマスケーキを平らげた、最高に素晴らしくも美味しいクリスマスイヴでした。

 思い起こせば、映画“ピンポン”が上映された年である2002年(平成14年)のクリスマスイヴ。私は、孤独に部屋に閉じこもり、目から自然と流れる涙を拭いながら、山下達郎の“クリスマスイヴ”を聴いていました。
  雨は夜更け過ぎに
  雪へと変わるだろう
  サイレントナイト
  ホーリーナイト

 そして、2023年(令和5年)。私は、鼻の穴から自然と伸びた鼻毛を抜きながら、映画 “ピンポン”の感想を書いているのですから、人生というのは本当にわからないものです。
 

 “ピンポン”は、窪塚洋介演じる主人公が、「I can fly!」と叫んで弁天橋から飛び降りるシーンから始まります。
 
  I can fly! = 死ぬ気でやれば何でもできる!

 冒頭のこの台詞は私には、
「人間神の子無限力。やればできる。必ずできる。絶対できる。」
という生命学園で習った言葉とシンクロナイズして伝わってきました。

 私の投稿は、自分語りの繰り返しばかりですが、この映画が上映された頃は、私は毎週のように映画館に通っていました。私の鑑賞する作品は己の人生を映し出す暗く哀しい作品を観ることが多いですが、毎週映画館へ行けば、必然的に“ピンポン”のようなスポーツ物、明るい青春物も観ることになります。
 
 自分は何故、哀しい映画、バッドエンドな作品ばかり観ていたのでしょうか。
 それは、心の奥底に、自分と同じ苦しみを持った誰かと繋がりたい、共有したいという気持ちがあったから。
 しかし、現実世界ではそのような人達とは出会えない。なぜなら、自分は“孤独”だから。
もし、一緒に悩んでくれる仲間がいたら、そもそも“孤独”ではありません。循環論的矛盾です。
 私は、毎週映画館へ行き、孤独と苦しみを共有できる友を見出した。スクリーンの中に。それが30代の私にとって唯一の安らぎでした。

 一方、祖父母の代からの生長の家であった私は、明るく喜びに満ちた想念、“人間神の子無限力”を三つ子の魂百までで教わっていました。ネガティヴ精神の塊だった自分にも潜在意識の奥底には“人間神の子無限力”の言霊が眠り続けていたのでしょう。

 念願成就・ハッピーエンド系の映画は、喩えるなら、寒い冬に冷たい土の中に眠る種子が、春が訪れたときに、陽の当たる世界へと芽を出す無限の力を宿していることを気づかせてくれる、そんな力を持っています。

 暗い映画ばかり語る私が言っても説得力ありませんが、
明るい言葉、明るい生活、明るい物語、、、自分の心を照らすプラスの想念に触れ続けることにより、確実に自身もプラスに転化していくのは間違いありません。
 何故なら、私自身が実体験として、そのことに気づいたわけですから。

 これこそが、映画館で1回だけしか観ていない映画の台詞「I can fly!」を条件反射的に、
“人間神の子無限力”に脳内変換できるほどに、幼き頃から生長の家に触れさせてくれた信仰篤き祖父母・ご先祖様のお陰だと、感謝の気持ちでいっぱいです。

梶猛弩様 (62320)
日時:2023年12月25日 (月) 09時26分
名前:志恩

  🎄𝕄𝕖𝕣𝕣𝕪 𝕔𝕙𝕣𝕚𝕤𝕥𝕞𝕒𝕤🎄

きのうのクリスマスイヴの日は、梶猛弩様は、昼も夜も、
クリスマスケーキを平らげたとは、豪華版でしたね。
今どき、ケーキがすごく高くなっていて、東急デパートでケーキを
見て驚きましたもの、その金額の高さに。🍰
なのに、2回も食べれたとは、ラッキーでしたね。

「I can fly!」は映画“ピンポン”で窪塚洋介演じる主人公が、
「I can fly!」と叫んで弁天橋から飛び降りるシーンで、有名に
なった言葉だそうですね。
「I can fly!」は、普通に訳せば、「私は飛べる」ですが、
生長の家的に訳せば、

 (梶猛弩様)
が書かれましたように
「死ぬ気でやればなんでもできる」
「人間神の子無限力。やればできる。必ずできる。絶対できる。」

 (続・梶猛弩様ー)
 >「眠る種子が、春が訪れたときに、陽の当たる世界へと
芽を出す無限の力を宿していることを気づかせてくれる、
そんな力を持っています。

 暗い映画ばかり語る私が言っても説得力ありませんが、
明るい言葉、明るい生活、明るい物語、、、
自分の心を照らすプラスの想念に触れ続けることにより、
確実に自身もプラスに転化していくのは間違いありません。
 何故なら、私自身が実体験として、そのことに気づいたわけですから。

 これこそが、映画館で1回だけしか観ていない映画の台詞
「I can try!」を条件反射的に、
“人間神の子無限力”に脳内変換できるほどに、
幼き頃から生長の家に触れさせてくれた信仰篤き
祖父母・ご先祖様のお陰だと、感謝の気持ちでいっぱいです。<

志恩ー
という前向きな光明思想の言葉となるのでしょう。
梶猛弩様はお話によれば、年代的にいえば30代前半の頃でしょうか
ひどくお辛い時期も、おありになられたようですけれど、
今は、幸せな人生を送っていらっしゃるそうで、とても安心いたしました。
クリスマスイヴの貴重な夜に、
ピンポンの映画の梶猛弩様の感想文を書いてくださいまして、心から
感謝申し上げます。

梶猛弩様が、ご紹介くださった映画は、プリントアウトして、
大切に持っておりますが、

最近、ご覧になった映画で、印象に残った映画がございましたら、
また教えてくださいね。

ご感想、ありがとうございました。





空気殺人 TOXIC 〜社会悪や組織的不正を咎める勇気〜 (62372)
日時:2023年12月30日 (土) 00時11分
名前:梶猛弩

 最近の日本の事件は、組織絡みの事件が多いですね。
 キックバック問題、統一教会、神社本庁…。
 そして、警視庁公安部の起こした大河原化工機冤罪事件。
 
 日本人は…とか、卑下するつもりはありません。
 私自身も一日本人であり、一組織人であり、これまで社会や組織のあらゆる悪しき部分を見たり聞いたりしてきた一人ですから。
 ただ、自分なりに相手方と接するときに、許容範囲と、限度を超えた行いのボーダーラインは持っています。
 例えば、交通違反で、歩行者がうっかり黄色信号で渡ってしまったというのと、
 大企業の社用車が、赤信号を毎回無視するうちに、誰も咎めないのでどんどんエスカレートして大事故を起こす
というのでは、違うのでしょう。 
 黄色信号をうっかり渡った歩行者には厳罰を付すけど
 大きい組織の組織ぐるみの常習的信号無視は、見逃す。
そのようなルールの運用は明らかに間違っています。
少なくとも最低限の一線を守った上で、諭すだけの場合と本気で罰する場合を分けるべきと考えています。


 さて、今夜AmazonPrimeで観た映画“空気殺人 TOXIC”(2022年、韓国)は、真正面からこの問題に切り込んだ社会派ドラマでした。
 裁判物という一般受けしない内容にも関わらず高評価を受けているのも納得できます。

 この映画は実話だという恐ろしさ。韓国を代表する大手企業と政府(政治家・司直等)が、事態を知りながら10年以上放置し、結果として、死者1,000人以上、健康被害者4,000人以上という大事件になってしまった。

 この映画でも、はっきりと問題提起されているように、
 個人がどれだけ正義と信念を持って戦っても大きな組織には勝てない。最終的に、組織の中に理解者や告発者がいて初めて、ようやく問題が明るみにでる。
 今の日本の数多の事件とまったく同じ構図です。

 ここは生長の家の掲示板です。
 生長の家の方は、大部分が保守派だし、組織の和を重んじる人達が多くを占めます。
 私自身も、“保守”“組織の和”の大切さは誰よりも強く感じています。

 しかし、組織が個人を苦しめているとき、それを正当化するために、“保守”や“組織の和”を語るのは欺瞞です。

 むしろ、社会で力を持った人達、経済的に恵まれた人達こそが、組織の作為・不作為がどれだけ多くの人に影響を与えるかを自覚すべき、そう思っています。

梶猛弩様 (62374)
日時:2023年12月30日 (土) 09時38分
名前:志恩

昨夜、梶猛弩様がご覧になられた映画、
「空気殺人〜TOXIC〜」(2022年/韓国)を
私も、夜中に、観ました。

今回は、先に 梶猛弩様が映画の感想文を書かれまして、
私が、後から感想文を書いておりますので、
いつもとは逆バージョンになりますけれど、たまには
こういうのも、いいかな、と思っております。

この映画は、私は最初の触りの部分だけ、観てみましょうと
考えまして、見始めましたら、テンポも良く、ぐんぐん引き込まれる
構成になっていて、とうとう最後まで、飽きずに、観てしまいました。


この映画は、韓国で実際に起きた“加湿器 殺菌剤 事件”を元に
制作された法廷作品だそうです。

このストーリーは、韓国で起きた実話がベースとなって
いるというので、より興味深く観ました。

毒性を隠して売って、ばれたら改竄し、口封じのために
自分たちにとって、役立つ人間に、
大金を陰で、握らせるという手法は、日本でも起きていると思います。

この毒性のある加湿器の殺菌剤で、肺に支障をきたした人は95万人
死んだ人は、この時点で2万人もいました。

一般的には国も認めている優良企業であり、大企業でありますが、
そのようなものたちを相手に
闘って、どうやっても 勝ち目がないように思いましたが、
全く予想外となるどんでん返しの
ラストへと発展していったので、驚愕しました。

相変わらず… お金や私欲に目が眩んだ人間の持つ
まだ波動の低い幼い魂の人間たちの、
嫌らしい本質を見事なまでに炙り出し、具現化して
表現する韓国映画の真髄に改めて感服しました。


(梶猛弩様ー)
>空気殺人 TOXIC 〜社会悪や組織的不正を咎める勇気〜

 最近の日本の事件は、組織絡みの事件が多いですね。
 キックバック問題、統一教会、神社本庁…。
 そして、捜査側の起こした大河原化工機冤罪事件。
 
 日本人は…とか、卑下するつもりはありません。
 私自身も一日本人であり、一組織人であり、これまで社会や組織の
あらゆる悪しき部分を見たり聞いたりしてきた一人ですから。
 ただ、自分なりに相手方と接するときに、許容範囲と、限度を超えた
行いのボーダーラインは持っています。
 例えば、交通違反で、歩行者がうっかり黄色信号で渡ってしまったというのと、
 大企業の社用車が、赤信号を毎回無視するうちに、誰も咎めないので
どんどんエスカレートして大事故を起こす
というのでは、違うのでしょう。 

 黄色信号をうっかり渡った歩行者には厳罰を付すけど
 大きい組織の組織ぐるみの常習的信号無視は、見逃す。
そのようルールの運用は明らかに間違っています。

少なくとも最低限の一線を守った上で、諭すだけの場合と
本気で罰する場合を分けるべきと考えています。(中略)

この映画でも、はっきりと問題提起されているように、
 個人がどれだけ正義と信念を持って戦っても大きな組織には
勝てない。最終的に、組織の中に理解者や告発者がいて初めて、
ようやく問題が明るみにでる。

今の日本の数多の事件とまったく同じ構図です。

 ここは生長の家の掲示板です。
 生長の家の方は、大部分が保守派だし、
組織の和を重んじる人達が多くを占めます。
 私自身も、“保守”“組織の和”の大切さは誰よりも強く感じています。

 しかし、組織が個人を苦しめているとき、
それを正当化するために、“保守”や“組織の和”を語るのは欺瞞です。

 むしろ、社会で力を持った人達、経済的に恵まれた人達こそが、
組織の作為・不作為がどれだけ多くの人に影響を与えるかを自覚すべき、
そう思っています。<


志恩ー
私も梶猛弩様と同じことを、痛感致しております。

続・「空気殺人〜TOXIC〜」(2022年/韓国) (62375)
日時:2023年12月30日 (土) 10時04分
名前:志恩

「TOXIC」の意味は、『有害な』です。

日本にも、水俣病という病気がありまして、
国が非を認めるまでには、50年の歳月がかかったそうです。
(1932年から)

病気のことだけではありません。
地位と力と金を持っている権力者の横暴は、日本でも
今も、各方面で、健在です。


あらすじ

「安全なはずの『加湿器の殺菌剤』は子供と妻をゆっくりと殺している。
と気がついたキム・サンギョンは大学病院で 救急救命室の医師を
している。

ある日、息子・キム・ハオンが意識を失い、
病院に運び込まれる。
最近体調がすぐれなかった息子だったが、
病院に運ばれたときには 呼吸ができない状態になっていた。
診察の結果、肺が硬くなる“急性 間質性 肺炎”と判明する。
息子に 何もできない という絶望の最中、
突然妻・ソ・ヨンヒが 同じ肺の病気で 亡くなってしまう
耐え難い現実に直面した と義妹のイ・ソンビンは、義姉が突然
病気になった事を 不審に思い、調査を始める。
調査を始めてほどなくして、衝撃的な事実が 明らかになる。
原因は、日常的に使用している加湿器用の殺菌剤にあったのであった。
世界的な企業であるオーツー社は
自社製品に有害な化学物質が含まれていることを隠して、
過去17年間販売してきたのだ。
オーツー社は「殺菌剤を加湿器に入れれば風邪に効く」と宣伝し、
政府も日常的に使用できる安全性を認可していた為、
商品はヒットしたが、殺菌剤を使用した多くの人々の命が
危険にさらされることに。 多くの被害者たちは、
真実を明らかにするために オーツー社に 立ち向かう。」

オットーという男 〜平凡な人生への限りない憧れ〜 (62387)
日時:2023年12月31日 (日) 12時01分
名前:梶猛弩

 昨夜は、家内の強い薦めでAmazonPrimeで“オットーという男”(2022年/アメリカ)を観ました。

 最愛の妻を半年前に亡くし、長年勤めた工場を定年退職で辞めた気難しい男・オットー。
 隣人たちに心を閉ざした高齢の男が、周囲の温かな心遣いから“生き続ける”ことの大切さに気付いていく。
 妻との出会いから始まる若い頃のエピソードを織り交ぜながら、淡々と物語は進むのですが、
今年最後の鑑賞作とするに相応しい素晴らしい作品でした。

 私の投稿は今年最後になりますが、(といっても年明け、つまり2〜3日後には再びお邪魔することになりますが、)
あまりにステキな映画だったので、取り急ぎ投稿させていただきました。

 それでは、トキ掲示板の皆様!良いお年を!

梶猛弩様 (62388)
日時:2023年12月31日 (日) 12時08分
名前:志恩

>オットーという男 〜平凡な人生への限りない憧れ〜<


奥様の強いおすすめで、観られたそうですね。

私宅は、本日は夕方から、来客があり、今夜は映画は観れませんが、
お正月休みに、楽しみに観させていただきます。

私もトキ掲示板の皆様へ
ご挨拶させていただきます。

今年もお世話様になりました。
ありがとうございました。

皆様、佳き新年をお迎えくださいませ。

梶猛弩様 (62482)
日時:2024年01月04日 (木) 21時02分
名前:志恩

梶猛弩様が、昨年の最後に奥様の強い薦めでご覧になった
「オットーという男 〜平凡な人生への限りない憧れ〜」
(2022年/アメリカ) を

私は、今年の最初に観ました。
今年の、第1作目に観るのにふさわしいとても良い映画でした。

(梶猛弩様ー)
>最愛の妻を半年前に亡くし、長年勤めた工場を定年退職で辞めた気難しい男・オットー。
 隣人たちに心を閉ざした高齢の男が、周囲の温かな心遣いから“生き続ける”ことの大切さに気付いていく。
 妻との出会いから始まる若い頃のエピソードを織り交ぜながら、淡々と物語は進むのですが、
今年最後の鑑賞作とするに相応しい素晴らしい作品でした。<

志恩ー
トム・クルーズ(オットー役)主演の映画です。
60代の役でした。
町の頑固嫌われ者おじじが、お向かいに引っ越してきた
マリソル一家のお節介やヘルプに応じてくうちにだんだん
心開いて、他者との関わりを広げていって…

少しずつオットーの生い立ちがわかっていくにつれ、
泣いてしまった

頑固で丁寧で、物事を中途半端にはできないオットーは、
みんなに必要にされるし、みんなからも助けられる。

あの町の日々を、マリソル一家を、オットーを追っていく
描写がわかりやすくて、結構、この映画好きだわと思った映画でした。

あらすじは詳しく書きませんが、これはハッピーエンドの映画でしたし、
観てよかった映画でした。

あと、明日から慶応スポーツクラブが始まりますので、もう1本、
映画を観ました。

前に梶猛弩様がご紹介くださった中から
「ステキな金縛り(」2011/日本)を観ました。

つづく

梶猛弩様 (62495)
日時:2024年01月05日 (金) 07時08分
名前:志恩

昨夕は、もう一本
梶猛弩様がご紹介くださった中から
「ステキな金縛り(」2011/日本)を観ました。

出演、
西田敏行
深津絵里
中井貴一


深津絵里が演じる女性弁護士と、西田敏行が演じる
落ち武者の掛け合いが絶品でした.
他の出演者も、かなり豪華なキャストの方々ばかりで、
いい味出してました。

内容そのものは、荒唐無稽で現実的には、
絶対にありえない話なのですが、
そんなことは関係なく楽しめる映画でした。

主人公の売れない弁護士が、唯一の目撃者
(ただし一般の人には見えない)と駆け回っていくうちに
成長していく様子が見ていて元気づけられます。

裁判で幽霊の証言にいかに信憑性をもたせるか?
という難題に果敢に取り組む主人公。

その斬新すぎるアプローチに対して視聴者目線で
一つ一つ丁寧にツッコミをいれていくのが、
検事という敵側のポジションなのがまた巧妙です。

また、劇中では死んだ人を見るには、一定の要件が必要
なのですが、
その「条件」や、公判中に幽霊とのコミュニケーションツール
として使われたフルートが、ラストの父娘対面のシーンで
活きてきます。

更科六兵衛(西田敏行)が、小佐野(中井貴一)の
亡くなった愛犬を、あちらの世界から探して連れてきた時に
すでにこの映画のオチに気づいてしまったのですが、
(あの世から被害者を連れてくればいいのでは?という)

どんでん返しとか、内容そのものを追っかけて
楽しむ類の映画ではないと思うので、そこは良しとしましょう.

個人的には、中井貴一が演じる検事が、一番好きなのですが、
レストランで食事をしている時に、西田敏行が連れてきた愛犬と、
ひっくり返って再会を喜ぶシーン、

あれは、撮影している時に、かなり恥ずかしかったろうなと思いました.
(愛犬の姿は普通の人には見えないので、
中井が何もないのに一人芝居をする様子を想像したからです。)

一人も、いやなキャラが出てこない、娯楽的に楽しめる映画でした。

梶猛弩様、楽しい映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様、
「ステキな金縛り」のご感想をお願いいたします。



ステキな金縛り  〜困難が人々を結束させ、艱難が人を玉にする〜 (62504)
日時:2024年01月05日 (金) 23時40分
名前:梶猛弩

 この数年の生長の家系の話題は、裁判一色でした。
このため、裁判系の映画になると、どうしても生長の家のことが頭に浮かんできます。
  
 “ステキな金縛り”でも、やっぱり生長の家の出来事に脳内変換されてしまいます。
 例えば、登場人物。霊的な何かを求め、霊的な力を借りながら、絶体絶命の裁判に立ち向かう個性的な主人公たち。
 一人一人が、強烈なキャラを醸し出しているトキ掲示板の人達に見えてきます。

 トキさんは草g剛?、訊けさんは阿部寛?、三代目管理人さんは大泉洋?、
 はうら ひとひらさんが小林隆、アクエリアンさんが小日向文世、地方の一栄える会会員さんが佐藤浩市、信天翁さんが山本亘、Tapirさんが戸田恵子、神の子さんが市村正規、本音さんが浅野忠信、チコちゃんさんは篠原涼子、元信徒さんが深田恭子!
 そして安定の志恩様は、深津絵里!キリッ✧。
 ちなみに私は、中井貴一と言いたいところですが、他の方から見た梶猛弩は生瀬勝久でしょう。
 あれ???映画というより役者のキャラをダブらせていますね(;^ω^)

 現実にお会いしたこともないのに、これだけ親近感を持って相手をイメージできる。トキ掲示板は、なんて素敵な掲示板なのでしょう。

 “艱難汝を玉にす”という言葉がありますが、困難を真正面から受け止め、既に宝石のように輝いているトキ掲示板の皆様のように、私も輝けるトキが来たらいいなと思っています。

 今回も映画感想になってませんね(m´・ω・`)m ゴメン…。

梶猛弩様 (62514)
日時:2024年01月06日 (土) 06時28分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
「ステキな金縛り 」
 (〜困難が人々を結束させ、艱難が人を玉にする〜 )

この数年の生長の家系の話題は、裁判一色でした。
このため、裁判系の映画になると、どうしても生長の家のことが
頭に浮かんできます。
  
 “ステキな金縛り”でも、やっぱり生長の家の出来事に
脳内変換されてしまいます。
 例えば、登場人物。霊的な何かを求め、霊的な力を借りながら、
絶体絶命の裁判に立ち向かう個性的な主人公たち。
 一人一人が、強烈なキャラを醸し出しているトキ掲示板の人達に見えてきます。

(中略)

 現実にお会いしたこともないのに、これだけ親近感を持って
相手をイメージできる。トキ掲示板は、なんて素敵な掲示板
なのでしょう。

 “艱難汝を玉にす”という言葉がありますが、
困難を真正面から受け止め、既に宝石のように輝いている
トキ掲示板の皆様のように、私も輝けるトキが来たらいいな
と思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー

梶猛弩様へ

早速にユニークでステキな映画「ステキな金縛り」の
感想を書いて下さいまして、ありがとうございます。
トキ掲示板の投稿者の皆様のことを俳優、女優の皆さんに
なぞらえることが、お出来になる才能は、今まで
映画をたくさんご覧になっていらした成果の賜物でしょうね。
私には、とても、思いつかないことでした。笑
私のことも魅力的な女優さんになぞらえてくださって、
光栄に思います。

だけど、訊け様は阿部寛じゃなくて、訊け様が前から
自称していらしたように福山雅治似だと思っています。
福山雅治は、一時的に、何故だか人気が下がりましたが、
最近は映画俳優としても活躍していますし、見直されてる感じです。
大晦日の紅白歌合戦の時は、俳優としてではく、歌手として、
かっこよく歌っていましたよ。
あと、はうらひとひら様もアクエリアン様も、トキ掲示板の大事な
投稿者様ですから、俳優名の中に入れてあげたいけれど
私は映画に弱いから、大物の俳優名が思い浮かばないの、ごめんなさい。

梶猛弩様
この度も、早々と、大変いいご感想を、ありがとうございました。


2023年大晦日、紅白歌合戦の時の
福山雅治(今、54歳)の歌です。
(私は高校2年生の女の子の孫と、孫の友人と、
そうそう、中2の孫も いましたが、一緒に
テレビで楽しく観ていました。)
https://www.youtube.com/watch?v=qx_IzdQuuQ4

インド映画  〜好みは分かれますが私は好きです〜 (62529)
日時:2024年01月06日 (土) 20時46分
名前:梶猛弩

 大変失礼しましたm(__)m。

 私の投稿は、あまり深く考えず時間があるとき思いつくまま投稿してますので、どうしても書きそびれるときがあります。
 改めて、コテハンの皆様を前回投稿に記載させていただきました。
 皆様に深くお詫び申し上げます。


 さて、ちょうど今、AmazonPrimeでインド映画の“ピザ!”を観終わったのですが、いろいろと考えさせる深い作品です。
 インド映画は、過去に“マッキー”というラブコメディーがあって、恋愛映画が苦手な私にも楽しめました。
“ピザ!”(2015年/インド)、“マッキー”(2012年/インド)は、私の感性や心情に近いものがありますので、志恩様もよろしければ、ご覧になってください。

 他にも“スラムドッグ$ミリオネア”(2009年/インド)や“きっと、うまくいく”(2009年/インド)といった大ヒット作があります。

 インド映画は、観る人の好みによって、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、映画としてはかなり良質の作品が揃っています。
 お時間のあるときに、よろしければ。

梶猛弩様 (62535)
日時:2024年01月07日 (日) 04時59分
名前:志恩

早速に、トキ掲示板の投稿者のお方を大物俳優に
なぞらえるのを、追加してくださいまして、
感謝いたします。

それから、梶猛弩様が、新たにご紹介くださいました
“ピザ!”(2015年/インド)、“マッキー”(2012年/インド)
のインド映画の2本を、早速、楽しみに観させていただきます。

ありがとうございます。

梶猛弩様   (62537)
日時:2024年01月07日 (日) 15時46分
名前:志恩

本日の日曜日は、どこへも出かける用事もなく、
来客もなかったので、昼間から

梶猛弩様が、新たにご紹介くださいました
“ピザ!”(2014年/インド)、“マッキー”(2012年/インド)
のインド映画の2本を、早速、観させていただきました。

2本ともインド映画なのですが、
暗そうなストーリーなのに、全然暗くなくて、
心穏やかに見ることができるいい映画でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“ピザ!”(2014年/インド)は、

ーあらすじー
南インドの都市・チェンナイが舞台です。
スラム街に住む幼い兄弟は、街に初めてできた
ピザ屋のピザに興味津々。食べてみたいと思っても、
その金額は家族の1カ月分の食費よりも高かった。

ふたりはピザを買うために、あの手この手でお金を
ためようと彼らなりの努力を続けます。

インドの社会問題とか貧富の差についても
描かれている場面もあり、辛くなるシーンもありましたが、
全体を通しては、二人の兄弟の可愛らしい笑顔に救われて
心穏やかに観ることができました

インドは、貧困への差別が、深刻な国ですが、
兄弟の笑顔が、とても純朴で可愛くて健気で愛おしくて
観ていて心が救われました。

欲しいものを買いに行くことが出来るってだけで
しあわせなことなんだと痛感しました。

最後は微笑ましく終わりましたので、ほっとした
いい映画でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
“マッキー”(2012年/インド)

マッキーって、日本では油性マジックペンの名前ですが、
この映画の題名のマッキーとは、ヒンドゥー語で、ハエという意味。
蠅です。

インドのヒンドゥー教について、ちょっと調べてみましたら、
「人は亡くなったあと何らかの生類に転生する」と信じられているそうですが、
そのために現世で徳を積んで、来世ではさらにいい人生を送りたい
とみなさんが、思っているそうですが、この映画は、
転生した結果が、“人生”どころか“ハエ生”だった、ということになります。笑

ーあらすじー
人間が、ハエに生まれ変わるという
奇想天外な生まれ変わりをした若い男は、
ある男に殺された男でしたが、自分の愛する彼女を
殺した男に取られそうになり、その殺した男に、ハエに生まれ変わった男が
復讐するのです。面白いのが、愛する彼女にハエの姿で、会いにきた男が、
自分は〇〇の生まれ変わりで、〇〇に殺されたのだと伝えにきて、彼女がそれを
理解し、そのハエと組んで、殺した男に 復讐することです。

ハエのくせに、ストレッチをして体を鍛えるわ、歌も歌うわ、ダンスも踊るわ、
さすがインド映画だなと笑ってしまいました。

全然暗さがない愉快な映画でした。

梶猛弩様 
 楽しい映画のご紹介、ありがとうございました。
おかげさまで心楽しく充実した日曜日を送ることができました。
またいい映画がございましたら、ぜひとも教えてくださいますように
今後ともよろしくお願いいたします。


  マッキー
   ⬇️


梶猛弩様   (62562)
日時:2024年01月09日 (火) 07時01分
名前:志恩

昨日は、梶猛弩様が、つい最近、ご紹介くださった映画
スラムドッグ$ミリオネア(2009年/インド)と
“きっと、うまくいく”(2009年/インド)の
2本の映画を観ました。

2本とも、見応えのある素晴らしい映画でした。
インド系のユーチューブを見ますと、華やかに
ド派手にダンスを踊り、歌いまくるのが印象的ですが
このインドの映画は、内容があって、とてもよかったです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・スラムドッグ$ミリオネア(2009年/イギリス)

志恩ー
テレビのクイズ番組で、昭和の時代に有名だったのは、
児玉清が司会をしていた『パネルクイズ・アタック25』
というのがありました。
私は家族とともによく観ていたクイズ番組でした。
あれは、質問に対して答えていく番組でして、4つの中から1つ選ぶ、
というクイズ番組ではありませんでした。

そういえば、
みのもんたが司会の「クイズ・ミリオネア」というそっくりの番組が
あったの、思い出しましたよ。4つのうち1つ選ぶ。あれですね。
私は、あの番組は、あまり好きじゃなかったので、いつもは観ません
でしたが、たまーに観たなという記憶が蘇ってきました。あれだ。笑


この 「スラムドッグ$ミリオネア」は、舞台も出演者もインドであり
インド人なのですが、
作品は、インドのものではなくイギリスの作品のようです。
この映画について調べてみましたら、アカデミー賞の8部門を
とっているのですね。

ーあらすじー
巨額の賞金が懸かった人気クイズ番組に出場したスラム街出身の
少年ジャマール(デーヴ・パテル)が、周囲の予想に反して正解を連発。
あと1問を残したところで不正を疑われて警察に拘束された彼は、
自らの過酷な生い立ちを明かしていく。

スラム育ちの兄弟が、悲惨な目に合いながらも成長し、生き延びていく
というストーリーです。
途中で道を踏み外す兄と、理由があって、クイズ番組に出演する弟。

クイズに正解を連発し、不正を疑われる弟ですが、彼の過去と、
クイズ番組と、尋問の様子をおり混ぜながら、話は進んでいく。

映画の題名である
「クイズ$ミリオネア」を一つの軸としたストーリーなのですが、
その軸以外にも、現在の時間軸、そして過去の時間軸という
多層構造の展開が、見事な映画だと思いました。
 
 もちろん描かれているのは夢のある話ばかりではなく
悲惨な「現実」も多く描写されいます。

しかしそれを"悲惨"だけで終わらせないユーモア、兄弟愛、
そして主人公のまっすぐな初恋の女性への"想い"を彩り、
絡まりながら劇的なラストへと繋がっていく。
 
とにかくラストは、
スクリーンの前で、一緒に踊りたくなる映画でした。
出演者と、そんな共有したい気持ちにさせてくれるステキな映画でした。

ーーーーーーーーーーー

続・梶猛弩様   (62563)
日時:2024年01月09日 (火) 08時35分
名前:志恩

昨日は、梶猛弩様が、つい最近、ご紹介くださった映画
“きっと、うまくいく”(2009年/インド)の映画も観ました。

志恩ー
軽い気持ちで2本目を、見始めましたが、なんと約3時間もある
長時間ものの映画でした。
(略)
ーーーーーーーーーー
“きっと、うまくいく”(2009年/インド)

ーあらすじー
エリート大学に合格した3人の新入生。
そのひとり、ランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人。
「きっと、うまくいく」というモットーのもと、なんとか大学を卒業するのですが、
ある日突然姿を消してしまう。

そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、
共に学んだ親友たちが旅に出る。
そして、彼らの人生に、次々に災難が、降りかかります。

志恩ー
結局、若い青年3人ともが、抱えているおもてには出したくない事がありまして、
学生特有のおふざけ振りや苦悩、友情が、観ていて楽しかったです。
結婚式の様子や歌もよかったですし、時々、出るダンスもとても可愛らしかった。

現在と過去が行ったり来たりして在学4年間を回想しながらの忙しい一日の
出来事のお話。約3時間もある映画なので、内容はてんこ盛りありましたけれど、
笑いあり泣けるシーンもありで、私のような高齢者でも楽しんで観れた作品でした。

インドは、学歴社会なのでしょうか? 貧富の差も激しいようですが。

自殺というキーワードが何度も出てきます。
信仰心が強く親を大切にするインドでは過度の期待を盲目的に背負い込む
子供が多いのかもしれませんね。

最高にいい映画でした。

梶猛弩様、いい映画のご紹介、感謝いたします。

梶猛弩様の感想を、またよろしくお願いいたします。

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「ネット情報」

"大卒でも無職?インドで進む「高学歴化失業社会」、
深刻な学歴インフレの実態
「貧しい若者まだ増える」研究者が断言する理由"

グーグル、マイクロソフト、IBM、アドビといった世界的IT企業。
現在これらのトップを務めるのは、優秀なインド系人材たちである。
こうした成功をつかむことができるのは、インドの中でもほんの
一握りのエリートだ。だがこの20年ほどでインドの教育ビジネスは
大きく変化し、格差を飛び越えようと「高学歴者」を目指す貧しい
若者も多くなった
晴れて進学した彼らは、はたして成功をつかむことができるのか。
インドの貧困家庭における教育について研究する佐々木宏氏に
実情を語ってもらった。
2022/12/05
東洋経済education × ICT編集部

https://toyokeizai.net/articles/-/634731

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こちらが2023年のインドの学歴社会についてのニュースです。
https://shin-edupower.com/ja/india-education/

Hinglish Movie  〜貧困と競争が導くファイナルアンサー〜 (62571)
日時:2024年01月09日 (火) 22時39分
名前:梶猛弩

 自分で自分に4択クイズを出題します。

 Q1.私(梶猛弩)は、何故こんなにも苦しく辛い過去を歩んできたのか。
   A 環境に恵まれなかったから
   B 怠けていたから
   C たまたま・偶然
   D 運命だった

 Q2,私(梶猛弩)は、何故、今、豊かで幸せな人生を過ごしているのか。
   A 環境に恵まれていたから
   B 努力したから
   C たまたま・偶然
   D 運命だった


 以前の私は、とても精神的に辛く堪えられない人生を過ごしてきました。
 今の私は、胸を張って豊かで幸せな人生を過ごしていると言い切れます。
 何故でしょうか? Q1、Q2ともに4つの中から1つを選んでください。

 答は、この投稿の最後に。


 さて、インド映画ですね。
 インド映画は、好き!と言う人とあんまりという人とに綺麗に二つに分かれます。
 インド映画特有の“ヒンドゥー教(素朴な信仰)”、“歌と踊り(民俗的エネルギー)”、“絶対的貧困”、“究極の弱肉強食”
これらが、前面に出てくる内容が多いからかなと私は勝手に想像しています。
 しかし、私は逆に、ある意味人間の持つ原初なポテンシャルがそのまま爆発しているようで、変に格好つけた他の国の映画より、よほど素朴で純粋で、好ましく思う時があります。

 私は旅行が好きで、インドこそ行かなかったものの、学生時代はバックパック一つで東南アジアへ行ったことがあります。また社会人になってからですが、中国の都会や田舎へふらりと旅した時があります。
 少しでも社会のいろんなところをこの目で見てみたいと、タイではバンコクの貧民窟、中国では上海の貧民街、北京郊外の極貧農村などにも立ち寄りました。
 日本国内では、ふと思うことがあり、学生時代に、貧困で有名な東京の山谷のドヤ街や、大阪の西成のあいりん地区を安価な宿に泊まりながら巡ったときがあります。

 そのとき、肌で感じたのは、日本でいう貧困と、アジアの貧困では、意味がまったく異なるということ。
 平成バブルの前後、確かに、山谷や西成では、行き場を失った人達、不幸な人達が多くいました。
 しかし、アジアの貧しさとは、なんというか…、レベルが、清潔感が、治安が、そして不幸の度合がまったく違うのです。
 相対的貧困とか相対的幸福度とかいう言葉がありますが、アジアの貧民窟や中国の極貧農村と比べたら、日本のドヤ街は天国に見えてきます。(20世紀末の話です。今は国内・国外ともに変貌していると思います。) 

 そして、インドに出てくるスラム街。“ピザ!”や“スラムドッグ$ミリオネア”に出てくるスラム街は、それ程昔の光景ではないはずなのに、それでも、30年以上前に見たバンコクの貧民窟や中国の極貧農村ですら、人間らしい暮らしが出来ると思えるほどに、劣悪な生活環境の街。
 
 貧しさというのは、これほどまでに人間の尊厳を踏みにじる生活をさせるものなのか・・・。

 インドには、今も1億7000万人もの貧困者がいると言われています。インドの貧困は日本の貧困とは比較にならない、ピザ1枚の金額で1か月分の食費を賄わなければならない人達が多く存在する。

 一方、アメリカの巨大企業すなわち世界を動かす国際企業のトップは続々とインド人が占めるようになってきている。
 それは、“きっと、うまくいく”のようなインド人エリート層です。ただ、“きっと、うまくいく”の言いたかったことは、単なる楽観主義ではありません。競争社会の中の壮絶な努力の先にある達観なのです。


 素朴な信仰、民俗的エネルギー、絶対的貧困、究極の弱肉強食。
今の日本では見ることはできない4つの業(カルマ)。
それを、“ピザ!”、“マッキー”、“スラムドッグ$ミリオネア”、“きっと、うまくいく”のインド映画4作品が率直に想起させてくれます。
 良い悪いは別にして、この4つの業がインドを世界へ押し上げていく原動力になっているのでしょう。

  
 あっ!最初の2クイズの答を忘れていましたね。
 正解は、、、
 正解は、“スラムドッグ$ミリオネア”の冒頭で明かされています。
 

梶猛弩様 (62573)
日時:2024年01月10日 (水) 08時12分
名前:志恩

さすが映画塾の塾長!⇦(勝手にそう申し上げておりますが、)
すごいですね。
4本のインド映画の総括的なご感想に加えて
大変魅力的なコメントを早速にありがとうございました。
感動して涙、ぽろぽろりんです。

私は、あの映画を観ておりますから
正解は、
”D 運命だった”
とすぐにわかりましたが、観ていらっしゃらない方々は
お分かりにならないと思います。

現在のインドの様子を調べてみましたが、インドの頭脳集団が
世界に進出しているのですね。人口も中国を抜いたとか、
少子化の日本とは正反対の国インド。
不思議な国です。映画を作っても、アカデミー賞をいくつも
とったりと。優れたところがいくつもある国、インド。
日本が提携すべき国は、インドなのでしょうね。

素敵な感想を書いてくださいまして、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。


梶猛弩様   (62813)
日時:2024年01月21日 (日) 21時27分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
”ライダーズ・オブ・ジャスティス”(2018/デンマーク)
を観ました。

主役はマッツ・ミケルセン。

出演者の3人のおじさんたちのキャラが濃くて個性的で、
一人一人の演者が光る作品だと思いました。

妻の復讐という目的で動き始めたのでしたが
それ以上に救われた人達がいる、
それぞれが抱えた過去の呪縛、
そこから解き放たれた人達の笑顔が最高でした。

現実を見すぎず、何かに縋ったり祈ったりすることの
重要性を問う物語なのでしょうか。
スリリングなんだかコメディなんだか
のバランスがとれていて、銃を多く使う怖い内容なのですが、
観ていて、怖さをあまり感じさせない不思議な映画でした。

きっかけと結末が、きっちりしていて、それでいて、
たった一つのミスがドラマを生む。
すごく楽しんで納得させられたいい映画でした。

最後まで観て、これはクリスマスの映画だったのだと
わかりました。

この映画は、デンマークの映画なのですが、この映画も、
いくつも アカデミー賞を受賞しているのですね。

ハッピーエンドで終わったところも、私にとっては、よかったです。

でも、こんなに銃殺しちゃってて、警察の事情聴取とか
受けないものなのかしら。外国のことは、よくわかりませんけれど。

https://klockworx-v.com/roj/

梶猛弩様 、
いい映画のご紹介、ありがとうございます。

梶猛弩様 の、この映画のご感想を、またよろしくお願いいたします。

ライダーズ オブ ジャスティス  〜統計、無常、信仰。三者三様の人生観〜 (62814)
日時:2024年01月21日 (日) 23時18分
名前:梶猛弩

 “ライダーズ オブ ジャスティス”。
 デンマークのクライムアクション映画という、日本では映画館上映されなかったでしょうし、2千本近く映画を観てきた自分でも、デンマークの作品は今までまったく観たことが無く、また、生涯観ることが無かったであろう国の映画です。

 オープニング、信仰深き裕福そうな家庭の祖父に孫娘が自転車をねだるところから始まります。しかし、孫娘は好みの色の自転車が無く残念そう。
 エンディング、クリスマスの夜、欲しかった自転車が家に届き、飛び上がって喜ぶ孫娘。雪の降る中を無邪気に自転車を乗りこなす姿で終わります。
 冒頭とラストだけ観れば、情緒あふれるコペンハーゲンを舞台にした幸せ溢れる現代童話としか思えません。

 しかし、その間に展開されるストーリーは凄惨な犯罪と復讐劇。
 犯罪など無縁の、善良な祖父と無邪気な孫娘は、そのきっかけが何かに最初から最後まで気づきません。
 ただ、クリスマスプレゼントに青い自転車を欲しかった、、、それだけのことが引き起こす大事件のことを。

 多数の死傷者を出す列車事故が発生します。そして犠牲者の家族達は事件の黒幕であろう反社組織に復讐するために立ち上がります。
 
 一人目は軍人のマークス。電車事故で愛する妻を失います。娘の青い自転車を盗まれたために、仕方なく電車で送ったために巻き込まれた事故。
 本当なら電車に乗るなどなかったはずなのに。
 力こそ全ての彼にとって、神の御加護も、運命もありません。起こった許されない事実を無常のものと受け止め、反社組織に戦いを挑みます、

 二人目は統計学の専門家のオットー。
 あらゆる事象はアルゴリズムで解析可能と考える彼は、因果関係を数学的・確率論的に分析し、電車事故は反社組織の犯行と断定します。
 そして、軍人のマークスを焚きつけ復讐を開始するのです。

 他にも、退廃的、楽観的、悲観的、、、様々な視点から観る男たちが登場しますが、個性が強すぎるのでここでは割愛。

 そして、三人目は、マークスの娘、マチルデ。彼女の自転車が盗まれなければ母と電車に乗ることもなく、事故に巻き込まれることもなかった。
 その衝撃が神の存在へと向き合わせることになり、信仰的・運命的なものの中で彼女の心は揺れ動きます。

 犯罪を思わせる電車事故。その生死に関わる中にさえ、人それぞれ観じるものは各々異なる。

 しかし、まったく異なる人生観・社会観を持った人達が集い、それぞれの持ち場とも言える思考・行動が個ではなくチームとして結束することにより、
結果として、デンマーク最大の反社組織を壊滅に追い込んだのです。

 更に興味深いのは、壊滅させられた反社組織。実は電車事故の犯人でも何でもなかったということ。
 単なる偶然と主人公たちの勘違いの積み重ねにより、結果として、全滅のとばっちっりを受けてしまった。

 
 自転車を欲しがる娘とその祖父。
 無常、統計、信仰、それぞれの角度から事件を捉える主人公達。
 とばっちりで壊滅させられた反社組織。

 私は、デンマーク映画を観るのは初めてですが、クライムアクション映画で、人々の織りなす糸を説話的に意味づけた作品はあまり観たことがありません。
 そうした意味で、私は、本来なら観るはずも無かったジャンルのデンマーク映画を鑑賞したということが、偶然ではない運命のようなものに感じられた。
 それほど、完成された作品だったと思いました。

梶猛弩様 (62815)
日時:2024年01月22日 (月) 06時07分
名前:志恩

梶猛弩様

早速に、この映画
”ライダーズ・オブ・ジャスティス”(2018/デンマーク)
の感想を書いてくださいまして、ありがとうございます。

私はあらすじは、ややこしくて、書けなかったのですが、
梶猛弩様が、的確に端的に、あらすじを書かれましたのには、
驚きました。


常識には縁のない3人のおじさんたちを集めてコトを起こす
ストーリーですよね。

電車が爆破されてマークスの愛する奥さんが死んだのは、
犯罪組織の仕業だと、マークスは早飲み込みし、

3人のおじさんたちで力を合わせて、犯罪組織を追い詰めるのですが、
コトを確認する前に 拳が先に出る 短気なタフガイ軍人・マークス。
怒れば 即鉄拳、または 銃弾。
それが 間違いとわかれば すぐに謝罪し、反省する潔さは 持ち合わせる
ものの、早飲み込みして 殺してしまった相手は どうなるのかしら?
反省しても 生き返らないけどね、という空気感が 暴力のなかに
ユーモアを 醸し出して いましたね。

結局、梶猛弩様が 書かれましたように、奥さんが死んだのは
犯罪組織の仕業ではなかったのに、犯罪組織の仕業だと、早飲み込みした
3人の、強面のおじさんたちの手で、犯罪組織を壊滅して
しまうという痛快な結末を迎えるのでしたね。
3人のおじさんたちの他に、かわいいマークスの娘が1人参加
していたので、和らいだ雰囲気が出て、それもよかったです。

梶猛弩様は、たくさん映画を見てこられたそうですが、デンマーク
映画というのは、初めてご覧になられた ということも、初めて知り
まして、愉快な気持ちになっております。

素敵な映画のご感想を、早々と、ありがとうございました。







梶猛弩様 (62885)
日時:2024年01月28日 (日) 08時39分
名前:志恩

昨夜、前半を観て、今日の早朝に、後半を観たのですが、

梶猛弩様が、ご紹介くださった映画の中から

”シカゴ”(2002/アメリカ)という

最高のミュージカルショーの映画を観ました。

この映画は、ブロードウェイミュージカルの傑作を映画化して
アカデミー賞作品賞を受賞したミュージカルの傑作という
この映画についての説明をさらっと読みましたが、

 ロキシー役の女優と、もう1人の主役の女優と、
敏腕弁護士役のリチャードギアという男優1名が、代役なしで、
最初から最後まで  豪華絢爛な ミュージカルシーンを披露して
歌も踊りも演じていて、ダンス好きの私は、夢中になって観ました。

あらすじは、出てくるやつ、出てくるやつ、ろくなもんじゃないですが。

1920年代のシカゴで、ミュージカルスターを目指すロキシーは、
愛人を射殺して刑務所に入れられたのですが、敏腕弁護士を雇い
正当防衛を勝ち取り、そのスキャンダルを利用しスターになろう
とする話です。

愛人殺人事件を利用して何がなんでもスターへ
上り詰めようとするロキシーと彼女を弁護する弁護士。

平気で裁判で被告人のロキシーに偽証させる弁護士。
それが通ってしまう裁判なんて、日本では考えられない
ことです。

そのようなゲスなあらすじは、脇へおいときまして、
最初から最後まで最高のミュージカルショーなのだ
と捉えて、歌とダンスさえ楽しめば、
最高傑作のミュージカルショーの映画だと思います。

梶猛弩様、楽しいミュージカルショーの映画のご紹介、
感謝いたします。

梶猛弩様の、この映画の感想を、お待ちいたしております。






 
  

ミュージカル、名作、大作、個人的嗜好、etc... (62898)
日時:2024年01月28日 (日) 21時21分
名前:梶猛弩

 家内はミュージカル映画が好きで、
 “ウェストサイドストーリー”とか“ダンサー・イン・ザ・ダーク”、“シェルブールの雨傘”などの名作ミュージカルを何度も繰り返し観ています。
 ミュージカルではありませんが“フットルース”のような音楽映画も大ファンとのこと。

 私は、数こそ少ないですが、若い頃は劇団四季のミュージカルを劇場まで観に行ったこともありますので、タイミングさえハマればミュージカルファンになったかもしれません。
 劇団四季の“オペラ座の怪人”は3回くらい足を運びました。
 その流れの中で、当時評判だったミュージカル映画“シカゴ”も公開直後に観に行きました。

 “シカゴ”は、原作まで遡れば実際にアメリカで1924年にあった裁判を題材にしているのですね。
 裁判風刺を、世界的に有名なミュージカルに仕立て上げるのですからアメリカのショービジネスは本当に凄いです。

 日本ではこれほど突飛な裁判は起きないでしょうけど、それでも流れているテーマは、今の日本の社会でも十分に通用するテーマだと思います。
 弁護士を正義だなんて思っている人は、今の日本では多分少数派になっているのでしょう。日本の職業人口別割合で最も犯罪率が高い職業は弁護士だと言われています。
 弁護士は、あくまで法廷の代言人に過ぎず、依頼者が悪人でその悪を正当化しようとするなら、その法的便宜を図るのがその業務なわけですから。

 1920年代のアメリカであっても、現代の日本であっても、結局のところ何も変わらないのでしょう。
 そして、こうしたスキャンダラスな出来事を面白おかしく取り上げ、飽きればすぐに忘れ去っていくという、マスメディアや世論も。



 さて、好きだったミュージカル映画とか思い出してきた作品もありますので、それらを含めて、好きな作品25本を挙げてみます。
内訳としては、音楽・ミュージカル5本、邦画10本、洋画10本。
 最初の5本以外は、ミュージカルではありませんし、好き嫌いの激しいジャンルの映画も書き連ねてますので、もしお好みのものがあればご覧になるくらいの感覚で観ていただけたら嬉しいです。

 <音楽映画5作品(日米とも)>
  ・愛と誠(2012年/日本)※リメイク版の方
  ・レ・ミゼラブル(2012年/アメリカ)
  ・アマデウス(1984年/アメリカ)※ミュージカルではありません
  ・オズの魔法使(1939年/アメリカ)
  ・オペラ座の怪人(2004年/アメリカ)

 <邦画10作品>
  ・生きる(1952年/映画)
  ・ゼロの焦点(2009年/日本)※オリジナル未見
  ・太陽を盗んだ男(1979年/日本)
  ・ブラック企業に勤めているんだが、オレはもうダメかもしれない(2009年/日本)
  ・天空の蜂(2015年/日本)
  ・3月のライオン(2017年/日本)
  ・タイムマシンはドラム式(2007年/日本)
  ・ICHI(2008年/日本)
  ・予告犯(2015年/日本)
  ・日本で一番悪い奴ら(2016年/日本)
  
 <洋画10作品>
  ・ラストサムライ(2003年/アメリカ)
  ・クラウドアトラス(2012年/アメリカ)
  ・猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年/アメリカ)
  ・シザーハンズ(1990年/アメリカ)
  ・バタフライ・エフェクト(2004年/アメリカ)
  ・レインマン(1988年/アメリカ)
  ・アザーズ(2001年/アメリカ)
  ・エレファントマン(1980年/アメリカ)  
  ・ロッキー(1976年/アメリカ) ※1作目のみ
  ・ランボー(1982年/アメリカ) ※1作目のみ

梶猛弩様 (62900)
日時:2024年01月29日 (月) 02時32分
名前:志恩

梶猛弩様
早速に、映画”シカゴ”の感想と、新しく、
25本の映画のご紹介、ありがとうございました。

ご紹介くださいました映画は、また、プリントアウトして
無くさないように、パソコンの横に置いてある引き出しへ
クリップボードに挟んで、しまいました。

少しづつ楽しみに、観ていきたいと
思っております。

(梶猛弩様ー)
> 家内はミュージカル映画が好きで、
 “ウェストサイドストーリー”とか“ダンサー・イン・ザ・ダーク”、“シェルブールの雨傘”などの名作ミュージカルを何度も繰り返し観ています。
 ミュージカルではありませんが“フットルース”のような音楽映画も大ファンとのこと。

 私は、数こそ少ないですが、若い頃は劇団四季のミュージカルを劇場まで観に行ったこともありますので、タイミングさえハマればミュージカルファンになったかもしれません。
 劇団四季の“オペラ座の怪人”は3回くらい足を運びました。
 その流れの中で、当時評判だったミュージカル映画“シカゴ”も公開直後に観に行きました。

 “シカゴ”は、原作まで遡れば実際にアメリカで1924年にあった裁判を題材にしているのですね。
 裁判風刺を、世界的に有名なミュージカルに仕立て上げるのですからアメリカのショービジネスは本当に凄いです。

 日本ではこれほど突飛な裁判は起きないでしょうけど、それでも流れているテーマは、今の日本の社会でも十分に通用するテーマだと思います。
 弁護士を正義だなんて思っている人は、今の日本では多分少数派になっているのでしょう。日本の職業人口別割合で最も犯罪率が高い職業は弁護士だと言われています。
 弁護士は、あくまで法廷の代言人に過ぎず、依頼者が悪人でその悪を正当化しようとするなら、その法的便宜を図るのがその業務なわけですから。

 1920年代のアメリカであっても、現代の日本であっても、結局のところ何も変わらないのでしょう。
 そして、こうしたスキャンダラスな出来事を面白おかしく取り上げ、飽きればすぐに忘れ去っていくという、マスメディアや世論も。

さて、好きだったミュージカル映画とか思い出してきた作品もありますので、それらを含めて、好きな作品25本を挙げてみます。
内訳としては、音楽・ミュージカル5本、邦画10本、洋画10本。
 最初の5本以外は、ミュージカルではありませんし、好き嫌いの激しいジャンルの映画も書き連ねてますので、もしお好みのものがあればご覧になるくらいの感覚で観ていただけたら嬉しいです<



志恩ー

私は最近になって梶猛弩様のおかげで
映画鑑賞という新しい趣味ができまして、
楽しみが増え、ますます幸せいっぱいな気持ちに
なっております。

話は、変わりますが、
私の日本に住んでいる方の妹からのラインで、
妹は最近、近くの映画館で、弟と2人で、上映中の
映画’ゴジラー1.0”を観てきたと教えてくれました。

妹の、この映画を観た感想は、
「音響、映像はハリウッド映画みたいで、脚本もなかなか良く、
ゴジラのCGもよくデザインされていた。面白くみたわ。
日本製で日本人らしい物語展開.日本の男達に夢を見せて
喜ばせる感じ.」と書いてありました。

私は、プライムビデオとかUーNEXTとかで
観れるようになりましたら、
観たいと思っています。

梶猛弩様
ありがとうございます。

映画雑感 (62918)
日時:2024年01月29日 (月) 21時29分
名前:梶猛弩

志恩様

 “ゴジラー1.0”(2023年)は、とても評価が高いようですね。
 “シン・ゴジラ”(2016年)は、仕事柄、自身を感情移入して楽しみましたが、“ゴジラー1.0”は一人の日本人として感情移入できる素晴らしい作品のようで、是非観たいと思っていました。
 残念ながら映画館に行く機会は逃してしまいましたが、AmazonPrimeで視聴できるのを楽しみにしています。

 UーNEXTには加入していないのですが、どんな映画があるのかなと先ほどWEBSITEを覗きましたら、いい作品が沢山揃ってますね。
  過去に観た映画でまだ“梶猛弩の館”で紹介されていない作品もトップページに沢山掲載されていました。
  
 トップページに掲載されていた映画のうち、お薦め作品、好みの作品を以下に掲載しますので、こちらも参考にしていただけたらと思います。(過去にタイトルを載せた作品は除きます。)

 <お薦め作品(ヒューマンドラマ系中心)>
  ・ターミナル
  ・グリーンブック
  ・フォレスト・ガンプ 一期一会
  ・ラストエンペラー
  ・ベンジャミンバトン
  ・アイアムサム
  ・鍵泥棒のメソッド

 <好みの作品(アクション系・クライム系中心)>
  ・グラディエーター
  ・アメリカンスナイパー
  ・ザ・コンサルタント
  ・ファイトクラブ
  ・イコライザー
  ・ライフ
  ・プラトーン
  ・犯罪都市
  ・探偵はBARにいる
  ・るろうに剣心

梶猛弩様 (62922)
日時:2024年01月30日 (火) 00時14分
名前:志恩

“ゴジラー1.0”(2023年)は、私の弟は、素晴らしいと感動して
3回も、映画館へ観に行ったと聞きましたが、そういう人が
他にもいらっしゃいますね。

アカデミー賞候補にノミネートされているそうですけれど、
アカデミー賞は、3月上旬に決まるそうですが、どうなるでしょう。

Godzilla Fight Scene | GODZILLA MINUS ONE (2023)
Movie CLIP 4K
https://www.youtube.com/watch?v=aHcCCquDyqM

https://www.youtube.com/watch?v=unPEEJvfqRk

UーNEXTは、Amazonコムでは、レンタルで有料で観る映画が、
無料で見れるのがたくさんあるので加入して良かったと思っています。

UーNEXTで見れる映画を追加で、ご紹介くださって、嬉しいです。

こちらもプリントアウトしました。

ほんとうに、ずいぶん、たくさんの映画を観ていらしたのですね。
今後も少しづつ観させていただきます。

ありがとうございます。

梶猛弩様   (63037)
日時:2024年02月04日 (日) 01時39分
名前:志恩

梶猛弩様が、ご紹介くださった映画の中から
”銭泥棒のメソッド”(2012/日本)という映画を観ました。
最初から最後まで、メチャメチャ面白い映画でした。

ほんの些細な鍵泥棒がきっかけとなり、ジリ貧の売れない役者
と凄腕の殺し屋の人生が入れ替わってしまう。堺雅人、香川照之の
名演技に加えて、クソマジメなヒロインを演じた広末涼子の存在感も
よかったです。



出演
堺雅人、香川照之、広末涼子、他

あらすじ

お風呂やさん(銭湯)で足を滑らせ、床に頭を強打し
記憶喪失となってしまった、強面のお金持ちそうな男。

そして、その場に居合わせた、売れない貧乏役者の
堺雅人(桜井) は、ほんの出来心からその男のロッカーの鍵を
自分の鍵とすり替えて、彼になりすましてしまう。

だがその男は、誰も顔を見たことがない伝説の殺し屋
「コンドウ」こと(香川照之)山崎 だったのだ。

香川になりすました堺は、彼のお金で自分の借金を返し、
ついには香川の家にも上がりこむ始末。

しかし、そこで香川がただ者ではないことが判明する。

香川に成りすました堺のもとに、裏社会の危険な人間、
荒川良々(工藤 )から大金が絡む危険な仕事の依頼が入ってくる。 
仕方がなく依頼の仕事を引き受けることになってしまった
堺は、窮地に追い込まれてしまう。

一方の記憶喪失で入院していた香川は、
自分が堺だと教えられる。

退院の日、偶然に出会った女性編集長の広末は、
香川のことを何かと気にかけだす。

そして、自分を堺だと思い込んでいる香川は、
一流の役者になることを目指して真面目に努力を
はじめるのだった。

そんなひたむきに努力を重ねる香川の姿に、
胸を熱くする婚活中の広末は、なんと彼に
プロポーズをする!

意識が戻った後の香川の顔の変わりよう、動きの
変わりようは、見事だとしか言いようがありません。

三者三様の事情が複雑に絡み合い、
ラストへ怒涛のなだれ込みが始まるのですが、、

話を少し戻しますが、
1幕の終わりに、3人が堺のボロアパートの部屋で鉢合わせします。
そして堺と思い込んでいる香川が、堺が書いた遺書を読み上げ、
堺が慌てる。すると、香川は堺に向かってこう言います。

「35にもなって、定職もなくて、こんなとこ一人で住んでれば、
死にたくもなりますよね!」
堺は逃げるように去ります。現実と向き合えない性格がよく出ている場面。

そして広末と二人きりになり、香川はこう言います。
「大事なのは、これからどうするかってことだと思うんです」
これがこの作品のテーマの1つだと、私は思いました。

堺という人間は、自分でダメな状況を作り出している。

その堺になってしまった香川は、現実に悲観はしてるものの、
これからどうすればいいのかと必死で考えます。
努力もして、広末の協力も恥じることなく受けます。

ちょっとずつでも前に進む。それが人生では大事なんだ。
しかし一方の堺はどうか。金があっても相変わらずダメなんです。

そして記憶を取り戻した香川が堺に一つだけ願うことは、
「お前の人生このまま俺がもらうぞ」でした。

堺は驚いた顔をして、香川を見ます。

最後の場面では、香川は広末をしっかりとハグします。
そしてこの映画は終わりました。

どんな人でも、どんな環境でも、どんな状況でも、いくつになっても、
突きつけられた現実に対して、これから どうするか と 前向きに
希望を抱けば、人生は案外面白い、そんなことを
私はこの映画、”鍵泥棒のメソッド”を観て学びました。

梶猛弩様  、
この映画は、ラブコメディと書いてありましたが、
最初から最後まで、ハラハラドキドキした素敵な映画でした
大変面白い、いい映画の ご紹介、感謝いたします。

梶猛弩様 、
この映画のご感想をよろしくお願いいたします。




”銭泥棒のメソッド”の最初の場面(銭湯にて)
    堺雅人       香川照之

鍵泥棒のメソッド  〜応募条件:健康な努力家であること〜 (63081)
日時:2024年02月04日 (日) 22時41分
名前:梶猛弩

 ネットこそ依存症かというくらい毎日見てますが、
大学時代のアパートではテレビというものが無かったことがあり、今でもテレビはニュース以外ほとんど観ない習慣になっています。
 なので、テレビで人気のあったアニメとかほとんど観たことなくて、恥ずかしながら未だに“鬼滅の刃”は未見です。
 実は。そんな私が今、他の人より何年遅れかでハマっているのが、アニメ版の“ゴールデンカムイ”。AmazonPrimeで観ているのですが、まだシーズン1の途中ですが、無茶苦茶面白いストーリーですね。内容的にも感じることが多々あるので、観終わったら“これからの生長の家を考える”スレッドの方で感想を書いてみようと思っています。

 さて、“鍵泥棒のメソッド”ですね。
 私は、映画を観ているといつの間にか、その中の登場人物の一人になり切ってしまいます。感情移入というより、もう少し深いところで、その人物と自分を同化させてしまう。

 “鍵泥棒のメソッド”の場合はどうでしょう。
 香川照之は有り得ない。几帳面で生真面目で前向きで、私と対極に位置するキャラクター。
高級マンションに住んで、困っている人の味方で、広末涼子に好かれて、何よりもずば抜けた能力の持ち主、、、これ以上ない素晴らしい人間だけど、どれだけ羨ましいと思っても、私はこうした人間にはなれない。

 やっぱり自分は堺雅人。
 部屋の片付けも満足にできない、計画性も無い、失敗ばかり、自分の力では何もできないと信じ切っている。
 「35歳にもなって何やってんだ?」ってセリフ。これまさに35歳当時の自分自身に当てはまる言葉。

 志恩様の投稿された
  >どんな人でも、どんな環境でも、
  >どんな状況でも、いくつになっても、
  >突きつけられた現実に対して、>
  >これから どうするか と 前向きに
  >希望を抱けば、人生は案外面白い
 この言葉を体現して、ハッピーエンドを掴んだのは、香川照之と広末涼子。
本当に羨ましいくらいのハッピーエンドぶり。
 広末涼子の結婚相手への希望は“健康で努力家”。とても敷居が低そう。ちなみにアルバイト募集の採用条件も“健康で努力家”。アルバイトの募集条件と広末涼子の結構希望の条件が同じという。
でも、職場にいる数多の男達は広末涼子の御眼鏡にはかなわない。そして、最後に広末涼子のハートを掴んだのは香川照之だけ。
 世の非モテ男達(梶猛弩含む)の心臓にグサッと突き刺さるブラックユーモア。

 結局、前向きに希望を持って誠実に生きてきた香川照之と広末涼子はステキな幸せを手に入れたけど、もう一人の堺雅人はというと、、、

 エンドロールに残された希望っぽいシーンが、世の恋愛映画にことごとく目を背けて生きてきた梶猛弩でも、深い余韻を感じることができて、良かったです。

梶猛弩様 (63085)
日時:2024年02月05日 (月) 04時34分
名前:志恩

 >実は。そんな私が今、他の人より何年遅れかでハマっているのが、アニメ版の“ゴールデンカムイ”。AmazonPrimeで観ているのですが、まだシーズン1の途中ですが、無茶苦茶面白いストーリーですね。内容的にも感じることが多々あるので、観終わったら“これからの生長の家を考える”スレッドの方で感想を書いてみようと思っています。<

私はそれ、観ていません。観てみます。

梶猛弩様は、
“これからの生長の家を考える”スレッドの方で感想を書いてくださるそうで、
いいですね。楽しみにしています。


それから、
早速に”鍵泥棒のメソッド”の、感想を書いてくださいまして
ありがとうございます。

梶猛弩様は、この映画の役柄の、香川さんではなく、
堺さんのタイプなのだそうですが、

以前、僕は、家ではウサギに似ていると言われている
と、おっしゃいましたね。ウサギは、強そうではありません
ものね。
私も、どちらかと言いますと、
ウサギタイプの人間ですから、よくわかります。

それに私も努力家ではありませんから、性格は
似ているかもしれません。笑

でも虚弱体質ではないでしょう?
病気は人間ですから、されたことは、あるのでしょうけれど。

私なんか 小さい頃は、生まれつきの虚弱体質だと
医者に言われていて、病気の問屋さんだとも言われていて、
短命を宣告されていました。

私は、幼い頃からの重度の腎臓病もそうでしたが、
母から聞いた話ですと、幼児の頃は、脱腸という病気にも
かかっていたそうで、次から次へと病気ばかりしていた人間
だったそうです。(私の小さい頃のことは、母から聞いていました)

それがあることがきっかけで、無病の人間に生まれ変わりました。
(あることとは、以前に書きましたので、その話は省略します)

盲腸は20代の頃に、やりましたが、その後は、
今のところは、まだ内臓の病気はしたことは、風邪以外は
ありません。コロナにも、かかりませんでした。

(あっ、そうだ。追加ですが、70代の初期に、白内障の手術は
したわ。)

怪我は、
数年前、高いところにかけてある壁時計の電池を取り替えるために
高い脚立の天辺に登った時、高齢のため急にふらついてしまいまして、
室内の床に、思い切り落下して、左足の親指の付け根を、骨折し、
全治3ヶ月の松葉杖になった体験はありましたけれど今は完治しています。
怪我は、それだけです。

小さい時は、先に書きましたように、母から、
短命だと言われていたとききましたが、81まで生きてこられましたのは
まだこの世に生きる、何かしらの使命があったから かもしれません。

私としては、自分は、明日死んでも悔いがないと思えるほど、
もう、この世には未練もありませんし、今は、毎日が最高に幸せな
日々です。

あの世に、いったら、大好きな大好きな谷口雅春先生ご夫妻のもとへ
行きたいです。そして、
夢が叶うならば、また、雅春先生のもとで魂のお勉強を続けたいと
思っております。

この世に生まれてきて、
生まれつき丈夫な体質の人もおれば、病気がちな体質の人もおれば、
それは、生まれる前に、自分でこのような人になって生まれて
この世での人生を送ろうと自分で魂の修行のためのプログラムを
組んで、生まれてきていると聞いていますから、
肉体の健康不健康は、もしも丈夫な体になれなくても
ありのままを受け入れて、生きてゆくしかないと思っております。

もしも私が、病気になった場合は、息しているだけでありがたいと思い
悪くない部分に感謝し、神様ご先祖様、友人知人家族に感謝しながら
明るい心で、生きていくしかないと思っております。

話が、自分の話ばかりになりましたけれど、

梶猛弩様のお仕事って、多分、デスクワークが多いお仕事を
なさっておられるのでしょう?
頭脳労働者ですよね。

ご趣味の1つは、映画鑑賞もそうですが、読書だとしますと、
椅子にじっと腰掛けている時間が多いと思います。
動かないことの方が多いのではないかしら。

そういう人は、筋肉が弱くなりがち、血の流れも弱くなりがち、
歩きに いかなくとも、朝夕10分ぐらいでいいですから、
ストレッチ体操は、された方がいいと存じます。

まず、たったの2分間だけ、次のことを試してみてください。

第二の心臓と言われている ふくらはぎは、硬くなっていませんか?

人間の健康は、血流である血液サラサラかどうかで決まると言われています。
血管は、筋肉の隙間を通っています、筋肉が硬くなると、
血の流れが悪くなり不健康になると言われています。

@2分間で終わる ふくらはぎが硬くなってるかどうかの調査と
ふくらはぎ強化 のストレッチです。
やってみて、ふくらはぎが 痛かったら、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている証拠。
たったの2分間ですから続けてみてね。健康になりますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=31r4RCQtw6M

Aあと、プラス2分間、時間をください。
ふくらはぎ、強化、2分間、バージョンアップ。
https://www.youtube.com/watch?v=0Nvwz_p8qd8

あとね、歩きに行く時間がない場合は、二種類の、足振り、片方ずつ
10回やるだけで、いいですから、映画鑑賞の間に、これを、時々
なさってみてくださいね。健康増進のためにです。
よろしくお願いいたします。

これは、最初の説明が長いので
足振りの実践は、スタートしてから、4分10秒から始まります、
足振りは、6分間だけで終わります。
(10:17)
https://www.youtube.com/watch?v=Vjij3Z86gpw

上の2つのふくらはぎのストレッチと二種類の足振り、
2分➕2分➕6分=10分間
映画鑑賞の合間に、健康予防のために、私も、実践しています。
よろしかったら、試しに 梶猛弩様も されてみてくださいませ。




梶猛弩様、

このスレッドのお返事は要りません。
ストレッチは、いろいろありますから、私の勧めたのが
試されて、あいませんでしたらパスされてください。

昨夜、”ターミナル”という映画を見ましたので、この後のスレッドに
その感想を書かせていただきます。

今の早朝は、聖経読誦と神想観の時間なので、それが終わってから
朝になってから映画の感想は、書かせていただいます。

梶猛弩様 (63089)
日時:2024年02月05日 (月) 08時16分
名前:志恩

昨夜は  梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
”ターミナル”(2004/アメリカ)を観ました。

監督
スティーヴン・スピルバーグ

出演者
トム・ハンクス(主演)他

_あらすじ_
出国後、母国が実質消滅したことで入国できず、
ジョン・F・ケネディ国際空港内で長期間過ごすことになった
トムハンクス(ビクター役)。
彼のターミナル内での出会いなどを描いたラブコメディ。

監督
スティーヴン・スピルバーグ

出演者
トム・ハンクス(主演)他


ユーモラスな展開があり、感動もありました。
トム・ハンクスの演技が素晴らしくて、彼の魅力的な人柄が印象的
でした。
限られた場所での展開が秀逸なので、心温まる作品だと感じました。

笑いあり感動ありで、ほんわかした気持ちにさせてもらえる映画でした。
彼のような穏やかさと、心に愛を持つ人間が、現代の日本にも少しでも
増えたらなぁと思いながら観ました。

トムハンクスのひたむきさと素直さが周囲の人々の心を
動かしていくとても良い話。

彼は色んな人と、すぐに仲良くなれて、平気そうにしていましたが、
実際、空港内だけで暮らすのは大変そうだなとも思いました。

ターミナルで暮らしている間に恋に落ちた美しい女性と最後は、
結ばれずに終わったのは、かわいそうでした。

トムハンクスの人柄は、誰にも好かれる人柄で、大人の男性なのに
可愛いし、ああゆう人が、この世に増えたらいいなぁと思いました。
いい映画のご紹介、感謝します。

今日は、映画ではなく梶猛弩様ご紹介の”ゴールデンカムイ”を
アマゾンコムで観ますが、それの感想は、私はここへは
書きませんし、他のスレッドにも書かない予定でおりますので
(あまり、私が出しゃばってはご迷惑がかりますから書きませんが)
よろしくお願いいたします。


トム・ハンクス

梶猛弩様 (63124)
日時:2024年02月06日 (火) 12時50分
名前:志恩

先日、梶猛弩様が、教えてくださった”ゴールデンカムイ”、
私もアマゾインコムで見始めて、今、6話まで観たところですが、
とにかく絵が、とても美しくて、内容も良くて、私もはまりました。
感想は、私ばかりが、でしゃばって書きますと梶猛弩様にご迷惑が
かかるといけませんので、”ゴールデンカムイ”についての感想は
私は感想を書くことは控えさせていただきますが。

娘にラインで、”ゴールデンカムイ”は、知ってるかと
聞いてみましたら、娘からの返事では、
娘もですが、高2の孫が、特に大好きで観てたと言ってました。

若い年代の人たちが好んで観ているというドラマや映画を観ることは
若い世代の感覚をも理解することで、とても大切なことですよね。
眞理をつたえるときもそのこころがまえはだいじなことだと思います。
別のスレッドにて”ゴールデンカムイ”の感想を書いてくださるそうですので、
それを楽しみにしています。

これに、ついての私へのお返事は、要りませんのでご心配なく。


梶猛弩様が、ご紹介くださった映画を見た時の感想を、そのうちに
またここへ書かせていただきます。

その場合は、また感想を書いてくださいますようにお願いいたします。


梶猛弩様    (63369)
日時:2024年02月15日 (木) 14時35分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様が、ご紹介くださった映画の中から
”グリーン ブック ”(2019/アメリカ)を観ました。
とても見応えのある素晴らしい映画でした。
実話だということで、尚のこと興味深く観ることが
出来ました。

それにしても、この当時の特にアメリカ南部の
黒人差別主義は驚くほど徹底していました。

主演
ヴィゴ・モーテンセン(白人・トニー役)
マハーシャラ・アリ(黒人・ドクター役)

▼今回は、あらすじを、役名で書かせていただきます。

ーあらすじー
1962年ニューヨーク、高級クラブで用心棒として白人のトニーは、
その口達者な性格からトニー・リップと呼ばれていた。
クラブが改装のため数ヶ月間閉鎖すると知らされたトニーは、
妻ドローレスと2人の子供達を養うため、仕事を探して回る。

ある日、友人からあるドクターという人がドライバーを探していると
仕事を紹介されたトニーは面接へ行くと、
そこで黒人差別が色濃く残る南部へのコンサートツアーを計画している
黒人のピアニスト、ドクター・シャーリーが部屋で一人で待っていた。
クリスマス前までの2ヶ月間のツアーに同行するドライバー兼
ボディガードを探しているという。
そして、
それなりの金額を提示されたトニーは、仕事を受けることにする。

コンサートツアーへ出発の日、トニーはレコード会社から
“グリーンブック”という黒人でも宿泊可能な宿のガイドブックが
渡される。トニーは家族に別れを告げるとドクターと一緒に
南部へ向かう。

最初のコンサート前、ドクターはトニーにゲストの前で行儀よく
振る舞うように注意するが、トニーは「自分の振る舞い方をゲストが
気に入らないのであれば、外で待機する」と言い返す。
そしてコンサート会場の外からドクターがピアノを弾く姿を見た
トニーは、彼のピアノの才能に圧倒される。


道中で、ケンタッキー・フライドチキンを見つけたトニーは、
ドクターが1度もこの庶民的ファストフードを食べたことがない事を
知ると、ドクターにも食べるように強引にすすめる。
ドクターは最初は、仕方なく食べ始めるが、美味しさに気づくと
フライドチキンをトニーと一緒に楽しそうに食べる。
食べ残った骨は、どうするのかとドクターがトニーに問うと、
車の窓から、外へ投げ捨てるのさ、というので、そのとおり
骨を、窓の外へ、とま惑いながらも、投げ捨てるドクターが
面白いと思った。

ホテルに到着すると、トニーは妻に手紙を書き始める。
しかし教養がなく書くことが苦手な彼の幼稚な手紙を
見たドクターは
助言をしてロマンティックな手紙を書かせる。

ある夜、ドクターが1人でバーに行くと、
差別的な白人たちに、暴力を振るわれる。
電話を受けたトニーは彼を助け出すと、
彼に1人でどこにも行かない事を約束させる。

次のコンサートで、
トイレを使おうとしたドクターは、
主催者から外にある黒人使用人用のトイレを案内される。
そのトイレを使う事に抵抗を感じたドクターはトイレに
行くためだけに、ホテルへ戻る事にする。
トイレを済ませ、パーティーに戻ったドクターはひどい扱いを
受けながらも笑顔で握手したり、真面目にピアノを演奏する
ドクターに、トニーは戸惑う。

次のコンサートへ向かう2人は道中、白人警察に止められ
職務質問を受ける。
白人のトニーが黒人のドクターのドライバーをしている
ことを白人警察官に侮辱されたので、
トニーは感情を抑えられずその警官を殴り、
ドクターも一緒に拘置所へ入れられる。

何もしていないにも関わらず捕まったドクターだが
ドクターは何処かへ電話し、電話が警察署にかかってくる。
警察官は、驚き、すぐに彼らを釈放する。
ドクターはどこへ電話したかと言うと
ボビー・ケネディに電話をしたと言う。

次の日、最後のコンサート会場へ到着した2人は
コンサート会場のレストランで
食事をとろうとするが、
ドクターは黒人である事を理由に入店を拒否される

自分を店に入れないとコンサートをしないと言う
ドクターを説得するよう責任者から金を見せられるトニーだったが、
それを断り、ドクターと共に黒人専用のレストランへ行く。

ドクターはそのレストランにあったピアノを演奏し、
周りの黒人達から拍手喝采を受け、
2人は最後のコンサート会場に戻る事無く
ニューヨークへと戻る。

トニーを彼の家の前で下ろしたドクターは
「メリークリスマス」と言うと、
トニーのクリスマスディナーへの誘いを断り
その場を後にする。

トニーがクリスマスディナーを囲んでいる
家族や親戚達の元へ帰り、
皆と食事を楽しんでいるとそこへ
誰かが訪ねて来て、ドクターが玄関のドアの前に
立っているのを見つける。
トニーとトニーの妻は、彼をハグし、食事へと招待する。

ドクターに初めて会ったトニーの妻は彼にハグをすると
「トニーの手紙を手伝ってくれてありがとう」とお礼を言う。

つまりトニーの奥さんは、
トニー一人では、あのようなロマンティックな手紙は
妻宛に、書けないことを知っていたのだ。

ドクターのドライバーの仕事を終えたトニーは
クラブの仕事へ戻ったが、
ドクターとトニー2人は、
2013年に数ヶ月違いで亡くなるまで
ずっと友達でいたそうな。


志恩ー
最初のうちは、粗野な白人トニーと、クラシックのピアノの名手で
人間もクラシックそのもののようだった笑顔がない黒人のドクターが
2ヶ月間、人種差別(黒人差別)の激しい南部へ演奏旅行に行き、
だんだんと互いを認め合うようになる様子が、観ていて、
すごく、心が和みました。

ドクターは、旅の途中で、時おり、名言っぽい言葉を言うのでした。
その言葉も、心に残りました。
「信念だよ。才能だけでは人の心は動かない。
先人が示したその勇気こそが鍵なんだ。」などです。


映画『グリーンブック』スペシャル映像
(3:03)
https://www.youtube.com/watch?v=-nnk-h_5d5Y





梶猛弩様、急ぎませんので、
この映画の感想をお願いいたします。


グリーンブック 〜才能と勇気と信念があれば差別を乗り越えられる。では持たざる者は…〜 (63378)
日時:2024年02月15日 (木) 22時40分
名前:梶猛弩

 実在の一人の男の話を思い出します。映画ではなく身近にいる男での話です
 彼は日本人です。両親も祖父母もその先祖も日本人です。日本に産まれ日本の学校に通い、今も日本にいます。
 ただ、彼は生まれつき人よりちょっと変わった風貌をしていました。
 その風貌ゆえに、子供の頃から嘲笑されながらあるあだ名を付けられていました。
 “黒人”というあだ名です。嘲りや蔑みとともにそう呼ばれていました。

 黒人であっても白人であっても日本人であっても、人は本来神の子であるはず。
 ましてや、“黒人”というのは単なる人種の違い、肌の色の違いであって、それが悪口になるはずはない、、、多分言われている本人は子供心にそう思っていたのでしょう。
 しかし、嘲る側は、そうではありませんでした。
 日本人である彼を黒人と呼び大勢で笑うこと、それが気持ちよかったのかもしれません。
 “黒人”というその呼び方、それ自体が虐める相手の蔑称として使われたのです。
 背中に“黒人”という張り紙を張られ、給食には唾を吐きかけられ、教科書には落書きされる、、、そういう子供時代を何年も過ごしていたのです。
 数十年前、元号は昭和。日本のとある小学校で実際にあった出来事です。


 さて、映画“グリーンブック”ですね。
 この映画は1960年代。アメリカの黒人差別の物語です。
 主人公は黒人の天才的ピアニスト、ドン・ドクター・シャーリー
 現実のお話を映画化したのでしょうけど、やはり映画。差別のシーンは抑え気味というか綺麗に描かれています。
 実際の人種差別はもっと陰惨だったのでしょう。
 更にドクターは、類まれな才能に恵まれ、お城のような豪勢な部屋に住み裕福でした。少なくとも映画になった時代は、矜持を持ってはじき返すことができた。
 しかし、制度・しきたりの中の黒人差別は、シャーリーの心の奥にのしかかっています。
 ドクターは、その図抜けた才能と、信念と勇気を持って、差別に耐え、歴史に名を遺す栄光を手にしました。

 日本での出来事に話を戻します。現実にあった出来事です。
 日本人でありながら黒人と呼ばれ、それが蔑みの意味での蔑称であった、彼は、グリーンブックのドクターのような天才的才能があったわけではありませんでした。
 子供の頃からの地獄のような虐めに耐え続ける精神力も信念も勇気もありませんでした。
 彼にとってできること、それはただ差別に耐え苛めから逃げ続けることだけだったのです。
 彼は今、生長し、大人になり幸せな人生を手に入れています。
 大人になった今でも、時折、侮蔑的な態度を受け、心が折れそうになる時がありますが、それでも、真っすぐに生きています。

 彼はドクターのような才能も勇気も信念もありませんでした。
 それでも彼は、前向きに生き続けることができました。
 その強さはどこから来ていたのでしょうか。
 彼は生長の家の家庭で育っていました。辛くて自分の殻の中に閉じこもっても、苦しくて現実から逃げ出しても、心の奥底のどこかで“人間神の子無限力”と唱えていた。無意識のうちであったとしても。

 おそらく、ドクターのような特別な才能を持った人は、この世界にほとんどいないでしょう。差別や苛めに耐え続ける勇気や信念を持ち続ける人もとても少ないかもしれません。
 私は、人とはそういう存在だからこそ、“信仰”というものが如何に物凄い力を持つ素晴らしいものかに気づくことができました。
 これといった才能も、強固な信念も、力強い勇気も持たなかった彼が、ただ“人間神の子無限力”を信じたらこそ辿り着いた人生を見てきたからこそ、そのことに気づいています。

梶猛弩様 (63379)
日時:2024年02月15日 (木) 23時04分
名前:志恩

身近にいる男で,
子供の頃から”黒人”と呼ばれていたという人って、
まさか梶猛弩様ご本人のことじゃないですよね。

なんだか、意味深で、怪しい、ご発言ですこと!!
あ・や・し・い 。あ・や・し・い。 @#\*%/&?


その人、日本人なのに
大人になった今でも、こんな風に
黒いのかしら..?

喜ぶ人もいる黒ンボ大会 (63380)
日時:2024年02月16日 (金) 00時41分
名前:元信徒

正反対のお話になります。笑笑

まだ個人商店が多かった昭和時代。
酒屋の1.個上の中山君が年間を通して地黒の肌色だった、。 それで毎年夏の終わりの黒ンボ大会に参加しては、自分が優勝したと中学三年生になるまで各学年の各クラスにわざわざやって来ては、大声で今年も黒ンボ大会で一番は俺だぞう! ウッシシ‼️といばりながら自慢しては、次のクラスに行き同じ事を言い回っていた。
小学生までは、朝礼で校長先生から黒ンボ大会の三位まで表彰され毎年自分が一位でそれが唯一の自慢だった中山君は、(先輩だけど。君呼びします。) 中学校になったら、表彰されなくなった
ので、自分で各学年各クラスまで言い回っていました。
あ、そ。またあんたか。 としか思っていなかったけど、おめでとう🎈㊗️と言っていました。
口の悪い男子に「黒人‼️」と呼ばれると、いつもニヤけて喜んでる先輩でした。
中山君は元気かな???
思い出しました。本当に地黒で、毎年夏になると今年も一番になる‼️と言っていました。
ちなみに中学生は俺だけになってしまったと。中学生になると参加者がいなくなっていったそうです。笑


ガジモドさんの黒人さんは、誌友さんですか?
それとも、ガジモドさん自身かガジモドさんの
お腹の色ですか?笑笑 それかガジモドさんの同級生かな?
謎ですな。笑

なんのこっちゃ?の話ですよ。 オチは今からでしょうか?



梶猛弩様 (63397)
日時:2024年02月16日 (金) 18時59分
名前:志恩

日本の男の子なのに
あまりに色が黒いので”黒人”と言われていた。


言ってみれば、こんな感じの
男の子でしたか?

イメージです。
私の大好きなカリントウみたいで
可愛いです。

梶猛弩様 (63402)
日時:2024年02月17日 (土) 01時00分
名前:志恩

>こうした実体験に基づく話は、
なかなか真意を伝えるのが難しいですね。。。

写真をアプリでイラスト化したものをアップしておきます。<


梶猛弩様、

こういう感じだったのですか。
以前より腕あげられましたね。

ありがとうございます。

梶猛弩様  (63403)
日時:2024年02月17日 (土) 08時21分
名前:志恩

梶猛弩様は50代でいらっしゃるらしいですから
友人もあなたも小学生の子供時代といいましたら、
もう40年以上くらい前の話ですよね。

時代によっては、
今から30年以上前ぐらいからでしたかしら、
色白よりも色黒の人の方が、人にもよりますが、
モテるようになりました。

その昔、ハワイ生まれの女の子で日本へ来てアイドルになり、
一世を風靡したアグネス・ラムちゃんという子がいました。
美人で色黒の子でしたが、すごい人気者になっていました。

この加山雄三の歌に出てくる色黒の子がラムちゃんです。
色黒ではなく、地黒っていうのかな、ほんとは。
https://www.youtube.com/watch?v=4SebLXPlu6c

梶猛弩様は
50代になっても、相変わらず、地黒でしたら、モテてると思います。
今の時代ですからね。





アグネス・ラムちゃんは、ハワイで結婚して
1987年に双子の男の子をうみお母さんに
なったそうです。その双子の男の子も、
こんなに地黒です。まるで、黒人のように。
ですから、もしも地黒のお方がおられましたら
気にされませんように。大丈夫ですから。

ランチ的日常 (63418)
日時:2024年02月18日 (日) 00時02分
名前:梶猛弩

 サラリーマンやってると自宅と職場の往復でほぼ日常の全てを費やされるので、ブログや掲示板に書けるネタというと、AmazonPrimeで観た映画か、昼飯くらいしかありません。

 昼飯は、私は一つにはまり出すと、毎日毎日それしか食べなくなるという傾向があり、学生時代はひたすら松屋の定食とかそういうとてつもなく偏った食性の人間です。

 そういう私が最近ハマっている昼飯が鰻。鰻といってもリーズナブルなチェーン店なのですが、“鰻の成瀬”というお店です。
 最近あちこちに店舗を拡大しているようで、職場や自宅周辺にあるお店を梯子しています。チェーン店なので店によって味が変わるわけではありませんが。。。
 ただ、結構美味しいし、うな重が二千円出してお釣りがくるというのは自分的には十分アリかと。

 お店の人の話だと、日吉店も昨年秋に出来たみたいですね。
 日吉駅のすぐ近くだそうです。


 

梶猛弩様 (63419)
日時:2024年02月18日 (日) 03時24分
名前:志恩

梶猛弩様
「鰻の成瀬」情報を教えてくださいまして、
ありがとうございました。

そうなんです、
昨年の11月に、日吉駅1分のところに
「鰻の成瀬」というお店がオープンしました。
その店の前をよく通りますので
名前だけは、私は知っておりました。

でも、店の外にかかっている看板に書いてある金額が
普通の鰻屋さんの半額ぐらいの安い金額が書いてあり、
で、私は、安いのは、中国産だからか?と疑っておりましたので、
今まで一度も入店したことは、ありませんでした。

私は、一度だけですが、女性の友人と二人で
横浜市高田町にある「しま村」という鰻店へ、
日吉駅から 市営 地下鉄に乗って、
ランチ約5,000円(上中下のうちの、中の値段です)の鰻重を
食べに行ったことがありました。
私は、鰻は、大好物なのですが、鰻は ランチには高いので
「しま村、うなぎ店・本店」へは、一度しか行っておりません。

梶猛弩様のご投稿文を拝見し、あらためて、「鰻の成瀬」
をネット検索してみましたところ、うな重のお品書きは、
松竹梅とありますが、

「全部、日本産である」と載っていて、
驚きました。
しかも、どれも、安いのに美味しいと。

近々、一人で食べに行ってきます。
自分が食べてみて、美味しかったら、
娘にも近所の友人たちにも教えますが、
慶応スポーツクラブの友人たちも誘って
ランチにも行きたいと思っております。

大変うれしい情報を、ありがとうございました。


ーーーーーーーーーーーー
ネットに載っていた
<鰻の成瀬 特徴>
1 高級店で提供されているニホンウナギを使用
その時期でもっとも美味しい鰻を提供するためにISOに準拠し、
HACCPに則った養鰻場から仕入れています。
エサにもこだわり、現代の日本人の口に合う鰻を厳選しています。

2 職人の技術を完全再現かつ提供までの時間を大幅に短縮
老舗店では提供まで20〜30分かかっていましたが、待ち時間を
10分程度にまで短縮に成功したことで、
店内飲食だけでなく気軽にテイクアウトすることができます。

3 ボリューム満点なのにリーズナブル
価格は老舗鰻専門店の半額程度、量は 1.5 倍*(g 数比較)を
実現! 一人でも多くの方々に美味しく鰻を召し上がって頂けるよう
目指しています。   *弊社調べ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



40年以上前の日本人は、黒人を差別していた人たちもいたのでしょう。今の時代の日本人は黒人だからと言って、差別しなくなっているように思います。 (63429)
日時:2024年02月18日 (日) 09時54分
名前:志恩

【海外の反応】
「信じられない!私たちは黒人ですよ…」
日本で満員のバスに乗った黒人の老夫婦→
とある日本人のとんでもない行動に唖然とした理由

日本を元気に!
(15:53)
https://www.youtube.com/watch?v=gboput2717M

呼称に潜む友愛と嘲笑の差異 (63442)
日時:2024年02月18日 (日) 21時00分
名前:梶猛弩

 ※本投稿には不適切な表現が含まれていますのでご了承ください。


 私が十代の頃には、シャネルズ、ラッツ&スターというグループが人気を博していました。
 顔を黒く塗り、黒人調の音楽を謳う、とても人気がありましたし、今でも知らない人はいないのでしょう。
 この人気には、黒人音楽への親しみや憧憬があったのだと思います。

 しかし、黒人・黄色人種といった人種で呼ぶとき、あるいは、他の国・民族で呼ぶときには、
 親近感や単なる客観的な事実として呼ぶときとまったく異なる使い方があると思います。

 
 例えば民族を例にとります。
 私は五十年以上、現実世界で生きてきましたが、いろんな国の人達、民族の方との出会いがありました。
 アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、スペイン、オーストラリア、ブラジル、ロシア、ウクライナ、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、ネパール、中国、韓国…。
 コーカソイドの方もいればモンゴロイドの方もいます。

 肌の色が同じ中国や韓国を例に取ってみます
 私自身、中華人民共和国とか朝鮮の政治体制に好ましくない感情を持っている、日本の普通の保守層に近い感情・思考を持っていますが、
一人の人間としての中国人、知人としての韓国人には何ら国籍を問わず接し、親しみを込めて仲良くなります。どこの国、どこの民族であっても同じ神の子・人間ですから。

 にも関わらず、「中国人のようだ。」「韓国人め。」という言葉には客観的な意図とは異なる何かを感じられることがあります。
 本来、何の差別的意味を持たないはずの国籍が、発言する人の人柄。態度によって途端に侮蔑した表現へと変わるのです。
 哀しいかな、「シナ人のくせに」「先祖は朝鮮人だろう」とかのたまう人達。
 本来差別用語ではない言葉が、こうした表現によって途端に侮辱発言に変わるのです。

 更には、これを日本人が日本人に対して発言するとどうでしょうか。。。
 
 話を肌の色に戻します。
 日本人には黒人に対する親しみを持っている人達がたくさんいます。
 黒人文化の象徴である“ジャズ”、“ラップ”は、クール(カッコよさ)の代名詞でもあります。

 一方、同じ日本人が日本人に対し、
 「黒人」とか「クロンボ」とか笑いながら言う際には、途端に、意味がまったく逆転するのです。
 そこには肌の色ではなく、
 「同じ仲間として認めない」という嫌悪感の代名詞としての意図が露わになるのです。

 言葉は“言霊”といいますが、 まったく同じ意味の同じ表現であっても、使用法によって、人の心に一生の傷を背負わせるダメージを与えます。


 その心の傷の根深さと人間神の子のハザマの中で他の人達とは明らかに異なる感受性、物事の捉え方を培った子供はどのような人間に生長していくのだろうか。。。
その果てにあった、幸福・不幸とか、富裕・貧乏とか、保守・革新とか、正義・邪悪とかいう概念では語り切れない人生観と人生経験を吐露させる意図を込めて、“梶猛弩”というハンドルネームを名付けています。

梶猛弩様 (63447)
日時:2024年02月19日 (月) 01時42分
名前:志恩

私は、先のスレッドにて、黒人の老夫婦が日本へ初めて
旅行にいらした時、出会った日本人たちが、黒人だから
と言って人種差別などせず、皆さんが、あたたかく接して
黒人夫婦は、大変感動したという内容の動画を貼りました。

しかし、梶猛弩様がご指摘のとおり、
日本人は、今は、外国に住む黒人、西洋人たちが来日しても
その人たちに対しては人種差別は、いたしませんが、

日本人同士とか、中国人や韓国人、北朝鮮人に対しては
国は、悪い国でも個人は悪くないのに、見下した態度や言葉を
発します。

子供時代は、抵抗力が薄いので、傷つきやすいものですが、
その時代に、茶化すのが目的で、クロンボとか、黒人とか
悪ガキどもに、囃し立てられた場合は、心に傷がつきますよね。

私は、小学生の頃、当時は、162センチという身長は、
女の子なのに、のっぽの部類に属していまして、
整列する時、後ろから2番目で、背が高い背が高いと
皆に言われるたびに、その当時は、女の子の身長は、
平均、150センチぐらいでしたから、
「背が高い=可愛くない」と
言われてるように思えて、劣等感を感じておりました。

男の子の場合は、昔から、背が高い方がもててましたけれど、
女の子は背の低い子の方が、当時は可愛く思われていました。

でも、大人になるにつれて、背の高い女の子が増えてきたので、
私は背が高いと、あまり言われなくなってきましたので、嬉しい
気持ちに、やっと、変わることができました。
(私は年をとり、縮んだので今は159センチになりました。)

私は今は、背が高くはないけれど、もしも背が高いねと言われても
劣等感は感じません。

梶猛弩様も 梶猛弩様なりに、子供時代にも、青年時代にも、
ひどく辛いと感じる出来事が、おありになったのですね。
でも、今は、それらを乗り越えられまして、
いい奥様にも巡り合われて、お幸せにお暮らしのご様子で
良かったと思っております。

ーネットで調べてみました。ー
「日本にはどんな差別がありますか?」
>日本国内にある人種差別は主に3つに分けられます。
それは「アイヌ民族の人権問題」、「同和問題」、
「外国人の人権問題」です。
これらは歴史との関連が根強く、
未だに日本国内の様々な場所で、
あるいは一部の地域で発生します。<

梶猛弩様 (63471)
日時:2024年02月20日 (火) 16時31分
名前:志恩

本日、慶應スポーツクラブのレッスンが昼の12時半に
終わりましたので、帰りがけに、一人で早速、
昨年の11月に日吉駅から1分のところに新規オープンした
「うなぎの成瀬」に寄り、うな重を食べて帰りました。
安いのに、とても美味しいうな重だったので、
感激しました。
私は、今回は初回で味見のつもりでしたので、
一番安い「梅」にしたのですが、
身が大きくて、これでも充分でした。
今度は友人たちを誘ってランチに行きます。
友人たちと行くときは、
ワンランク上の「竹」に、しようかな。
梶猛弩様が写真を載せられたのが「竹」のほうです。
店内の内装も、新しいし、清潔さがあって
和の雰囲気で、よかったです。

このたびは、
美味しいうなぎ店のご紹介までありがとうございました。

映画は、昨夜、”本能寺ホテル”(2017/日本)の前半を
観まして、
今夜、後半を観ます。私の大好きな”綾瀬はるか”が
主役の一人なので、ワクワクしながら観ています。
観終わりましたら、また映画の感想を書かせて
いただきます。

ニッポンの食(ランチ)、日本の歴史(映画) (63488)
日時:2024年02月21日 (水) 21時14分
名前:梶猛弩

 うな重、お気に召されたようで良かったです。
 最近は物価高と言われている割には、昔だったら手が出なかったようなメニューがお手頃価格でランチで食べられるようになっていて、嬉しいです。
 このうな重と、なか卯の“天然うにいくら丼”が最近の昼飯の定番になってます。
 おかげで、ただでさえ太い腹回りがますます肥え太ってきていますが。。。

 映画“本能寺ホテル”は、綾瀬はるかの良さが全面に出てるとてもいい作品ですね。
 情緒ある京都の歴史の中で自分を見つめ直し、なりたい自分を見つけ出していくというテーマが綾瀬はるかの雰囲気にぴったり合っていて、とてもいい映画でした。

 私が、この掲示板で紹介したタイミングがちょうど、テレビドラマ“セクシー田中さん”の話題と重なってしまったので、お薦め映画作品の中から“本能寺ホテル”を外して、同じ綾瀬はるか主演の“ICHI”に差し替えたのですが、“本能寺ホテル”自体はとても良質の作品だと思います。

 差し替えた後の“ICHI”(2008年)の方は、綾瀬はるかが座頭市を演じるという話題性というか奇を衒った作品なので、綾瀬はるかファン以外にはピンと来ない作品かもしれませんね。
 
 なお、私は、明日から数日間、仕事の関係で掲示板には投稿できないと思います。
 よろしくお願いします。

梶猛弩様   (63492)
日時:2024年02月21日 (水) 23時30分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
 >うな重、お気に召されたようで良かったです。
 最近は物価高と言われている割には、
昔だったら手が出なかったようなメニューがお手頃価格で
ランチで食べられるようになっていて、嬉しいです。

 このうな重と、なか卯の“天然うにいくら丼”が
最近の昼飯の定番になってます。<


志恩ー
成瀬のうな重、昨日、、私は慶應スポーツクラブの帰りがけに
一人で食べに行き、とても美味しかったので気に入りました。
なので、今日の午前中、スポーツクラブにズンバのレッスンを受けに
行った時、始まる前に、少し時間がありましたので、二人の友人に
そのことを話しましたら、今日のズンバは、午前11時に終わるので、
”うなぎの成瀬”のランチの始まる時間が、午前11時だから、
ズンバ終わったら、今日、食べに行きたいと、二人が いうのです。

私は、昨日、食べに行ったばかりなので、本当は来週あたりがよかった
のですけれど、二人の友人が、今日、行きたいというのでOKして
今日、私を含めて3人で、”うなぎの成瀬”へ、ランチを食べに行き
ました。

友人は、女性なので、大量には食べられないから、
少なめの梅(1600円)の一番安いので良いというので、私も
同じのにしました。友人たちは、美味しい美味しいと、すごく
喜んで食べながら、自分たちの話したいことを話してくれて
2時間も、まったりとして、そこにいて、解散しました。

3月に入ったら、他の友人達も誘って、次は6人で、また来ようと
いうことになりました。

ズンバのランチ関係の世話役には私が、
いつの間にか、なっていますので、梶猛弩様のおかげ で、
安くて美味しいうな重の店を、友人たちにも教えてあげることが
できましたこと、心から感謝しています。
ありがとうございます。

(私はズンバクラスでは、ズンバクラスでの友人たちがおり、
他のクラスには、また別の友人グループがありますので、
慶應スポーツクラブでは、いくつかのグループにいます。)

それから、”なか卯”は、日吉にはありません。
となり町の元住吉にあります。
今度は、ぜひ、“天然うにいくら丼”を食べに、
元住吉のなか卯へも行ってみたいと思っております。

再度の、良い情報、感謝です。
=====================
梶猛弩様 
映画“本能寺ホテル”の感想を
私が書く前に、書いてくださって、すみませんでした。

私は、この映画の前半を19日の月曜日の夜に観まして、
後半を、20日の火曜日の夜、観る予定でしたが、
火曜日の夜は、他にやることがありましたので、
後半を今夜、21日の夜に、観ました。

(梶猛弩様ー)
> 映画“本能寺ホテル”は、
綾瀬はるかの良さが全面に出てるとてもいい作品ですね。
 情緒ある京都の歴史の中で自分を見つめ直し、
なりたい自分を見つけ出していくというテーマが
綾瀬はるかの雰囲気にぴったり合っていて、
とてもいい映画でした。

 私が、この掲示板で紹介したタイミングがちょうど、
テレビドラマ“セクシー田中さん”の話題と重なってしまったので、
お薦め映画作品の中から“本能寺ホテル”を外して、
同じ綾瀬はるか主演の“ICHI”に差し替えたのですが、
“本能寺ホテル”自体はとても良質の作品だと思います。

 差し替えた後の“ICHI”(2008年)の方は、
ピンと来ない作品かもしれませんね。
 
 なお、私は、明日から数日間、
仕事の関係で掲示板には投稿できないと思います。
 よろしくお願いします。<

=====================
志恩ー

映画”本能寺ホテル”(2017/日本)


出演:
綾瀬はるか(倉本繭子)、
堤真一(織田信長)、
濱田岳(森蘭丸)
風間杜夫(本能寺ホテル支配人)、ほか

あらすじは、
綾瀬はるかが、
1582年の本能寺にタイムスリップする歴史ミステリーです。

織田信長役の堤真司と、元OL役の綾瀬はるかが
「本能寺の変」前日に奇妙な遭遇をする歴史ミステリーです。

綾瀬はるかが婚約者の両親に会うため、
京都で“本能寺ホテル”に泊まり、そこで本能寺の変直前に
織田信長と出会い、森蘭丸などと交流するストーリーです。

この映画の中では、金平糖も出てきます。
現代の紙の写真印刷されたチラシも出てきます。

綾瀬はるかは、京都の町を歩いている時、
縁結びのチラシを渡され、
ハンドバックにしまいます。
婚約者から電話があり
「’吉岡’(料理店)の予約が取れたから
つまみ食いするなよ」と
言われました。しかし金平糖を買い、
ホテルの予約間違いで困っていると
「本能寺ホテル」を見つけました。

(※綾瀬はるかは、この映画の最後のところでは、
なりたい自分を見つけたので、婚約は解消するのですが。)

綾瀬はるかが、ホテルのロビーにあった、
オルゴールのネジを巻いてると、
声を掛けられます。
ホテルの支配人「それ、壊れてるんですよ。」
予約なしで泊まれました。
綾瀬「なぜ”本能寺ホテル”なんですか?」
綾瀬はルームキーを渡されて、エレベーターに乗り、
金平糖をかじると。壊れたオルゴールが動き出し、
タイムスリップしたのです。

ここから、この物語は始まりますが、
あらすじを詳細に書きますと
物凄い長文になってしまいますので、
今回は、あらすじを詳細に書くのはやめておきます。

私の感想は....、
歴史タイムスリップものの作品ですが、
笑いあり、シリアスありで、主人公の成長劇にもなっていると
思いました。
主役の一人である綾瀬はるかは、コメディもいける
本当に力のある魅力的な女優さんだと思いました。
この映画を観て、ますます彼女のフアンになりました。

この映画では、信長がかなり頭が良く、人々の平和なくらしを望んで
天下統一事業をしたと描かれてますが、
これは、かなり、信長の核心をついた内容なのでは?と、感心しました。
信長役の堤が、京都を綾瀬はるかと散歩し街を眺めるシーン、
平和な世がくるのであれば、誰がやってもよいと森蘭丸に話しているシーン、
自害する前にチラシの礼をいうシーンが、
信長の表情が一番幸せそうで好きなシーンです。

明智光秀が攻めて来て、自分が死ぬことがわかっても、
本能寺から逃げず、秀吉に、後を頼むという手紙を出して、
切腹して行くところも好きです。

未来から来た綾瀬はるかが落とした現代のチラシから
本当に平和な未来が来ることがわかったことは、
切腹する信長を勇気づけたかもしれません。

綾瀬はるか主演の映画“ICHI”も
梶猛弩様がご紹介くださっていますので、
近いうちに、ぜひ、観てみたいです。

梶猛弩様、ありがとうございました。
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本能寺ホテル予告編
(1:33)
https://www.youtube.com/watch?v=V5qpvsAmAVY
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ーうな重の話ー
成瀬のうな重の”梅”(1600円)は、こちらです。
この写真には、”わさび+小口切りネギ”と
追加のタレが写っていませんが、それもついています。
”わさび+小口切りネギ”を
うなぎに乗せていただくと、さっぱりして、尚のこと
美味しくなります。

梅・1600円
竹・2200円
松・2600円

梶猛弩様 (63603)
日時:2024年02月27日 (火) 07時19分
名前:志恩

梶猛弩様ご紹介の映画の中から、昨夜は、
“ICHI”(2008年)を観ました。

”綾瀬はるか”の主演映画です。
共演
大沢たかお、
中村獅童、
窪塚洋介、
柄本明、
竹内力ほか。

私は昔、テレビドラマでだったかしら、
それとも映画をテレビで放映した時だったかしら、
勝新太郎主演の「座頭市」をテレビで観ました。

その名作時代劇の「座頭市」が、
綾瀬はるか主演の「座頭市」で、
映画になったのですね。

全盲で、
悲しみと絶望を抱えて投げやりに生きてきた座頭市が、
愛に目覚め、本当の強さを知っていく姿が描かれていました。

綾瀬はるかが、とにかくカッコいいです。
あんなボロボロの服を着せても、髪が、サンバラ髪でも、
どこから写しても、美人で可愛く魅力的な彼女..。
私は、綾瀬はるかの大フアンですので、最初から最後まで
心から楽しんで観ることができました。
彼女の、さりげない佇まいのなかにも、迫力を感じました。
すごい女優さんです。

ストーリーもとても感動的でした。
共演者の大沢たかおも、私の好きな俳優ですが、
彼の演技も、すばらしかったです。


梶猛弩様、
このたびもいい映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様の、
綾瀬はるかの「座頭市」の映画の感想を、よろしく
お願いいたします。




綾瀬はるか主演映画「座頭市」

元信徒様 (63621)
日時:2024年02月27日 (火) 22時44分
名前:梶猛弩

 >ガジモドさんが不思議なのは、神の子を伝えられて、
 >ご自身を神の子を知って、過去の自分と決別せずに
 >今だになぜ自分をガジモドと名乗るのか、
 >もっと深く知りたいと逆に思います。

 人間は神の子です。疑う余地もなく神の子です。

 ただ、現象世界では、
 アヒルの子はアヒルです。決して白鳥にはなれません。
 
 この話は、私の心の最も奥深いところにあるものであり、なかなかわかっていただけない部分だろうと思っています。


ICHI 〜心眼。それぞれの真眼〜  (63622)
日時:2024年02月27日 (火) 22時46分
名前:梶猛弩

 座頭市と云えば勝新太郎というくらい、勝新のハマリ役ですね。
 盲目の座頭市が迫力ある大立ち回りを演じる。子供の頃観ていましたが痺れました。
 勝新太郎の座頭市は、アップで映るときは白目で、斬り合いのときは目が動かないよう瞼を固定していたようですね。

 その座頭市をリメイクしたのが、ビートたけしの座頭市(2003年/日本)。金髪の独特の座頭市でしたが、ラストは、実は座頭市は目が見えていたというオチでした。

 勝新太郎とビートたけし。大御所中の大御所とも言われる大物二人が演じた映画版座頭市。
 次に映画版座頭市を演じたのは、なんと当時23歳の若手トレンディ女優の綾瀬はるかだということで驚きました。

 上映された綾瀬はるか版座頭市“ICHI”(2008年/日本)
 私が感嘆したのは彼女のまっすぐに見つめ動くことのない瞳です。

 勝新太郎は、アップのときは白目で、通常は目を閉じています。
 ビートたけしも基本目を閉じていたと思います。

 目を開いたまま瞳が動くことなく、動いたり三味線を弾いたり、ましてや殺陣を演じるのは、とても難しいのです。
 先人達大御所二人でも出来なかった迫真の演技を綾瀬はるかはやってのけた。
 
 綾瀬はるかは、単なるトレンディ女優ではなく、歴史に残る映画俳優と並んでも遜色のない名優なのでしょう。

 「今が昼なのか夜なのか、自分が生きているのか死んでいるのかもわからない。」
 「なに斬るかわかんないよ。見えないんだからさ。」
 この名セリフの数々は、目を見開いたまま動かない瞳で呟く綾瀬はるかだからこそ、心に響く名言となったのでしょう。

 話は変わりますが、綾瀬はるか主演の“プリンセス・トヨトミ”(2011年/日本)という映画もあります。 ご紹介するかどうか迷っていましたが、個人的には好きな作品の一つなので、よろしければ、ご覧になってください。

みにくいアヒルの子 (63625)
日時:2024年02月28日 (水) 00時26分
名前:元信徒


ガジモドさん、
せっかくだからガジモドさんの心の中をご披露してください。
なぜなら、話すことは放すだから。
でも、秘密でしたら遠慮しますが、

だけど、
テレビでお馴染みの橋下徹弁護士は、親が反社だそうです。
人間はなんども生まれ変わり、経験値を上げて行きますから、ガジモドさん。

自分は、人と違うとは関係ないですよ。

みんな同じです。

神道の大学院に行こうとする方が、どうしてなんですかね。不思議です

失礼しました。


梶猛弩様 (63626)
日時:2024年02月28日 (水) 05時13分
名前:志恩

早速に、綾瀬はるか主演の“ICHI”のご感想を
書いてくださいまして、ありがとうございます。

さすが、映画塾塾長と私が勝手に思っているお方、
目の付け所が違いますよね。

(梶猛弩様ー)
>勝新太郎の座頭市は、アップで映るときは白目で、斬り合いのときは目が動かないよう瞼を固定していたようですね。

 その座頭市をリメイクしたのが、ビートたけしの座頭市(2003年/日本)。金髪の独特の座頭市でしたが、ラストは、実は座頭市は目が見えていたというオチでした。

 勝新太郎とビートたけし。大御所中の大御所とも言われる大物二人が演じた映画版座頭市。
 次に映画版座頭市を演じたのは、なんと当時23歳の若手トレンディ女優の綾瀬はるかだということで驚きました。

 上映された綾瀬はるか版座頭市“ICHI”(2008年/日本)
 私が感嘆したのは彼女のまっすぐに見つめ動くことのない瞳です。

 勝新太郎は、アップのときは白目で、通常は目を閉じています。
 ビートたけしも基本目を閉じていたと思います。

 目を開いたまま瞳が動くことなく、動いたり三味線を弾いたり、ましてや殺陣を演じるのは、とても難しいのです。
 先人達大御所二人でも出来なかった迫真の演技を綾瀬はるかはやってのけた。
 
 綾瀬はるかは、単なるトレンディ女優ではなく、歴史に残る映画俳優と並んでも遜色のない名優なのでしょう。

 「今が昼なのか夜なのか、自分が生きているのか死んでいるのかもわからない。」
 「なに斬るかわかんないよ。見えないんだからさ。」
 この名セリフの数々は、目を見開いたまま動かない瞳で呟く綾瀬はるかだからこそ、心に響く名言となったのでしょう。<

志恩ー
そういえば、梶猛弩様に言われて思い出したのですが、
これもだいぶ以前のことですがテレビで放映したビートたけしの
[座頭市]、私も、観ましたよ。

確かに、綾瀬はるかの[座頭市]は、全盲なのですが、目は瞑っては
おらず、普通に開いたままの目(瞳)で、彼女は、目が見えないのだ
と、映画を観ている側に思わせる目をしながら、立ち居振る舞いを
していましたし、全盲の人独特の目をして、悪い奴相手に戦ったり
していました。
あれは、大根役者では、真似したくても、到底できない すごい名演技
ですよね。

心に残るセリフまで、書いてくださってありがとうございます。
>「今が昼なのか夜なのか、
自分が生きているのか死んでいるのかもわからない。」
 「なに斬るかわかんないよ。見えないんだからさ。」<

私は、この映画を見終わったばかりですので、このセリフ、
生々しく覚えておりますが、
梶猛弩様は、ずっと前にご覧になられたのに、このセリフ、
よく覚えておられましたね。記憶力も、すごくいいお方なんですね。

その大変優れた頭脳を悪い方に使われたら、
大悪党の親分様に、
善い方に使われましたら、
善い方の親分様になれる素質のあるお方だと存じます。

まだ50代でしょ。私から見ましたら、お若いです。息子の年です。
まだまだこれからです。
心を強く持たれて、プラス思考で、これからの人生も、たくましく
より佳き人生を、生きていらしてくださいませ。


次は
梶猛弩様が、あらたにご紹介くださった
綾瀬はるか主演の“プリンセス・トヨトミ”(2011年/日本)を
近日中に、観てみます。

ありがとうございました。



綾瀬はるか主演“ICHI”

人生に勝利するきっかけとしての“気づき” (63634)
日時:2024年02月28日 (水) 22時33分
名前:梶猛弩

志恩様、元信徒様

 私のことを気にかけていただいて有り難うございます。
 ただ、素直に自分の心情を吐露しようと思っても、理解していただくのは中々難しいかもしれません。
 
 ちなみに、私の今の人生は十分に幸せです。
 精神的にも社会的にも物質的にも。

 素晴らしい家庭に恵まれています。 
 サラリーマンとしてですが、社会の中で一定の影響力を行使できるポジションには到達しました。
 経済的には。億り人とかイキッている人達を遥かに凌駕する金融資産(流動資産)も手にしました。
 不動産も十分すぎるほど保有しています。(これは田舎の“負動産”の方が多いかも)

 現象世界では堂々と幸福と豊かさを誇示できる自信があります。

 私がアーリーリタイアし神道系の大学院に行こうと考えているのは、現象世界としてはゴールに到達し思い残すことはないためで、次は精神世界で自らを極めてみたいからです。

 人生における決定的な挫折を味わうまで
私は、ひたすら念じ続ければ、ひたすら努力すれば、大空に向かって飛び立つ白鳥になれると信じていました。

 もし、挫折というきっかけがなければ今でも、必死になって大空に向かって飛び立つ白鳥になるべくのたうち回っていたでしょう。

 私は30代半ばのとき決定的な挫折を味わい、そのときに大きな気づきを得ました。。
本当の成功の意味を。現象世界における無限力の意味を。

 アヒルで喩えるとわかりにくいかもしれませんので、ペンギンで喩えます。
 ペンギンにとって白鳥になって大空に向かって飛び立つことが、本当の意味での成功でも、自己実現でもありません。
 ペンギンとして神様から生かされている命、御先祖様からいただいた身体を、大切にし、本当の自分を見いだすこと。
ペンギンにとっての成功とは白鳥に憧れることではなく、南極大陸という無限の可能性を秘めた大地で、ペンギンにしかない個性、白鳥の持たない遊泳能力、耐寒能力を活かして人生(鳥生)を完全なる勝利に導くこと。

 中二病的なカッコつけた表現をするなら、
 自らの所与の条件を的確に分析し、置かれた環境と予測される事象を見定め、最適な戦略を選択、自らのポテンシャルを全集中させ行動すること。

 私は、挫折を経て、人生の成功をこのように捉え直すことにより、30代後半以降の十数年で奇跡の大逆転を引き起こすことができました。

 以前、掲示板で私の30代前半までの人生体験談を書いたときに、志恩様や元信徒様からテレビドラマのようで現実離れしていると言われたことがあります。
しかし、それが私にとっての現実です。
なぜなら私自身そうした人生を求め、現実離れした環境に飛び込んでいったからです。

 ペンギンとしてあるいはアヒルとして生きることが嫌で嫌で仕方がなかった私は、白鳥となり大空に向かって飛び立つために、10代から20代にかけて、ドラマチックな世界に自ら進んで飛び込んで行った。それは、生高連・生学連であったり、政治家のスタッフであったり、鈴木邦男先生のような民族派運動であったり、また、国内外の放浪であったり。
そして大学を卒業し就職してからは霞ヶ関の官僚の世界も垣間見た。

 その後、30代半ばにして、致命的な挫折を味わい、心身ともに大病を患い、父親の高額の負債を背負う絶望的な状況の中で、自分にとっての“無限の可能性”に気づくのです。

 その後の私にとって、幸福とか成功とかは、
アヒルやペンギンが空を飛翔する白鳥になることではありません。
アヒルやペンギンとしての与えられた条件の中で、無限の可能性を引き出すことだと気づきました。

 これに気づいてから、自分の人生は劇的に変わりました。
 ただ、この体験は自分でもう一度繰り返そうと思っても不可能だと確信できるほどに、再現性も汎用性もないことです。

 だからこそ、私は奇跡を信じています。
 自分の中に神の子無限力を観じています。
 みにくいアヒルの子あるいは飛べないペンギンとしての自分の中に。

梶猛弩様 (63639)
日時:2024年02月29日 (木) 06時27分
名前:志恩

梶猛弩様、
元信徒様と私に、ご丁寧なお返事を書いてくださいまして、
とてもうれしく拝読しました。ありがとうございました。


(梶猛弩様ー)
(前略)
>掲示板で私の30代前半までの人生体験談を書いたときに、
志恩様や元信徒様からテレビドラマのようで現実離れしている
と言われたことがあります。
しかし、それが私にとっての現実です。
なぜなら私自身そうした人生を求め、現実離れした環境に
飛び込んでいったからです。

 ペンギンとしてあるいはアヒルとして生きることが嫌で嫌で
仕方がなかった私は、白鳥となり大空に向かって飛び立つ
ために、
10代から20代にかけて、ドラマチックな世界に自ら進んで
飛び込んで行った。
それは、生高連・生学連であったり、政治家のスタッフであったり、
鈴木邦男先生のような民族派運動であったり、また、国内外の
放浪であったり。
そして大学を卒業し就職してからは霞ヶ関の官僚の世界も
垣間見た。

 その後、30代半ばにして、致命的な挫折を味わい、
心身ともに大病を患い、父親の高額の負債を背負う絶望的な
状況の中で、自分にとっての“無限の可能性”に気づくのです。

 その後の私にとって、幸福とか成功とかは、
アヒルやペンギンが空を飛翔する白鳥になることではありません。
アヒルやペンギンとしての与えられた条件の中で、
無限の可能性を引き出すことだと気づきました。

 これに気づいてから、自分の人生は劇的に変わりました。
 ただ、この体験は自分でもう一度繰り返そうと思っても
不可能だと確信できるほどに非現実であり再現性がないことです。

 だからこそ、私は奇跡を信じています。
 自分の中に神の子無限力を観じています。
 みにくいアヒルの子あるいは飛べないペンギンとしての
自分の中に。<


志恩ー
梶猛弩様は、精神世界でも現実世界でも、
私には分かり得ない豊富な体験をされてこられたお方なのだ
という点は、少しは理解できたような気がいたしております。

私の場合は、26の時、お見合い結婚で結婚しましたが、
結婚した人は、昔の時代は大変裕福な旧家の育ちの人でした。
幼い頃は、乳母や女中や番頭さんがいて、おぼっちゃま
おぼっちゃまと、奉られて、わがままいっぱいに育った人
でしたので、頭はいいけれど、驚くほど自己中心主義者で、
家庭では、とても怒りっぽくて、ひどく気位の高い夫でした。

私や子供達とは、海外旅行にも、日本旅行にも、
外食にも、映画館にも、ディズニーランドの遊園地などは、
もってのほか、とんでもなく嫌いで、
どこへも、私や子供達とは、出かけて行くのが大嫌いで、
自宅にいることが、唯一大好きな人でした。
絵を描くことが、うまく、囲碁将棋などもつよく、
ゴルフも非常にうまく、大学時代の数人の親友の友人たちとは
深く交流もしていて、自分が楽しむ趣味は、色々持っていましたし、
仕事面では、建築の専門の本に紹介されるほどの有能な建築設計家
でもありました。

しかし、性格は、とても風変わりな夫でして、その夫に連れ添って
私は、専業主婦として、ひたすら真面目に、生長の家人らしく
素直に、ハイと 夫に したがって、生きて参りましたので、
世の中のことは、
周りの人が驚くほど、知らない私のまま、高齢者になりました。
でも、持ち前の、明るさと、しんせつさ は失わずに生きて参りました。

言っておきますが、
私と夫とは不調和な夫婦では、決してありませんでした。
夫は、私と結婚して良かったと心から思ってくれていて、
晩年には、言葉にも出して、そう言ってくれていましたし、
私も、夫は、おこりっぽいし、欠点はたくさんある人だな、とは
思っておりましたが、
私はゆるい性格ですので、家庭内のことですから、
それらも全部ひっくるめて
夫をとても大事にして愛していましたので、夫は、満足して
今から9年前に、私より先に大往生であの世に旅立って行った
のです。

これまで、幸せに生きてこれましたのは、
私の心の底の深い部分に、
あの原宿本部時代の、光栄な数々の思い出と
谷口雅春先生の生長の家の信徒として、
恥ずかしくない自分でありたい、
そのような生き方を続けたい、
という自分自身に対する
強い純粋な思いと、実践の継続が、
常にあったからだと思っております。

自分のことは、さておきまして、

梶猛弩様は、今後、この世に生きているうちに、されたいことを
された方がいいと思っております。

若い人たちに混じって、大学院で学び直すことも、素敵な計画
です。

私も、あと30歳若かったなら、
そのうちいつか行く予定だと言われる
梶猛弩様とご一緒に、その大学院へ行き、共に机を並べて
勉強したかったな、
学食ランチもテーブルで向き合ってあなた様と食べたかったな、
もちろん割り勘でね、と
叶わぬ夢を、ふと想像したりしています。笑

合掌 ありがとうございます (63647)
日時:2024年02月29日 (木) 14時55分
名前:元信徒

ガジモド様、志恩様
ありがとうございます。


ガジモド様、私も勉強になります素晴らしい体験談をお放し下さいましてありがとうございました。
かつての生長の家で体験談もされたのでしたね、その時よりはさらりとお話し下さいましたのでしょうけど、転機を迎える後も前もすごく頑張ってこられたのだなぁ、と感動いたしました。沢山の辛い思いも沢山して来られても、社会に影響を与えられるほどのご努力されて、それだからこそお仕事を通して人格も練られて愛深くなったのでしょう。途中、病気やお家のことで、一時ストップがかかり、ガムシャラになさっていたのを脚下照顧されたことなのですね。なにか、前半は、真面目に一生懸命にガムシャラに頑張っている感じがして涙が流れました、ですが、病気や家族のおかげで方針を変えたら大成功して、本当に良かったです。おめでとうございます。
大成功した巨万の富を蓄えてアーリーリタイアして、大学院に行かれるとの事。おめでとう御座います。

生長の家に相応しい素晴らしい体験談なのですね。


私の感想と致しましては、やっぱりペンギンとか分けなくて良いと思いました。
みんな神の子として、永遠に生きるのだし、今回は、ペンギンの体験をしたら次の人生では白鳥の体験で、次はゴリラの体験など、例は悪いですが、いろんな体験を通して神の子の人格を練り、愛深くなる修行をしていくと聞きましたからです。
その中でも、生まれ変わりの数が多くて、人の出来ないような辛く嫌な体験やら、様々なことを一番深く体験し、その体験を通して尚且つ、一層愛深くなり十全の徳を積んだ方が天皇家に生まれ変わりなさるそうですから、誰にとりましても全ての体験はお勉強ですね、しかも永遠にらしいです。

ご先祖様の事でご苦労はなさいましたが、
いま、お幸せだ、と仰っていただきまして、有難うございました。
その一言はとても嬉しかったでした。
ご実家も綺麗にされて、本当にお幸せそうですので安心いたしました。

お忙しい中、お時間を下さり体験談をありがとうございました。

大学院に行かれましたら、
是非、志恩様を一度聴講生として、授業を受けさせてあげて下さりませ、

そして、志恩さんの念願の学食で、美味しいものを是非ガジモド様のおごりで、差し上げて下さいませ。笑

ガジモド様がそれくらいは軽々とお出来になりとわかりましたので、あえてお願いいたしました。


安心できる体験談をありがとうございました。

お邪魔いたしました。






梶猛弩様   (63700)
日時:2024年03月02日 (土) 05時13分
名前:志恩

梶猛弩様ご紹介の
”プリンセス トヨトミ”(2011/日本)を観ました。


出演
堤真一
綾瀬はるか
岡田将生
中井貴一


この映画は、大阪のお好み屋のおじさん役の
中井貴一の圧倒的な存在感が、荒唐無稽な話に
説得力を持たせていると感じました。
400年の時空を超えた東西対決の構図が、分り易くて楽しめました。

会計検査院調査官の松平(堤真一)率いる3人のチームが
東京から大阪へ乗り込み、
大阪城を拠点にする謎の財団法人「OJO」が迎え撃つ
という荒唐無稽な話でした。

松平は徳川家の旧姓だそうですし、お好み焼き屋「太閤」の主人で
大阪国総理大臣の真田幸一(中井貴一)は、大坂夏の陣で徳川軍の中を
敵中突破した真田幸村を想起させました。
口数の多い大阪人が秘密を守れるはずがないだろうと
茶々を入れつつ、関西びいきの歴史観が描かれていました。

この映画は、この映画の6年後の2017年につくられた
”本能寺ホテル”で主役の織田信長を演じた堤真一と
若い現代の女性を演じた綾瀬はるかが、出演していますので
なんとなく本能寺ホテルのことを連想しながら、観ていました。

綾瀬はるかの”プリンセス トヨトミ”の爆笑会見が
ネットに載っていました。
1分半の短い動画ですので、最後までご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=USOEkfYaKwE

私はこの映画よりも”本能寺ホテル”の方が面白く感じましたが、
この度も、いい映画のご紹介、
梶猛弩様に感謝申し上げます。

梶猛弩様、
この映画のご感想をよろしくお願いいたします。



”プリンセス トヨトミ”の一場面。

プリンセス・トヨトミ  〜原作の世界観と一般向け脚本。本当に大切なのは…” (63715)
日時:2024年03月02日 (土) 23時29分
名前:梶猛弩

 私は、万城目学が原作の映画が大好きで、彼の作品は“ヘンテコな関西”を舞台にするのですが、“鴨川ホルモー”(2009年)を観たときは、大いにツボに嵌って、なんで自分は関西の大学に行かなかったんだろうと心底後悔するほど、世界観に入り込みました。
 “偉大なる、しゅららぼん”(2014年)、も、相当にヘンテコな話で私はそれが大好きです。
 ただ、“鴨川ホルモー”“偉大なる、しゅららぼん”は、志恩様のお好みには絶対に合わないと断言できそうなので紹介作品には載せませんでした。ヘンテコすぎますので(^^;)

 万城目学原作のヘンテコさを抑え気味に映画化した作品が、“プリンセス・トヨトミ”(2011年)です。

 万城目学原作映画で共通するのは、限りない関西LOVE!でしょう。
 関西の伝統・文化・歴史・ヒトを愛する気持ち。それが極限まで高まるとこういう熱い!作品群が出来上がるのだなと半ば感嘆しています。

 こう書いていて、やはり“トキ掲示板”を連想してしまいました。
 生長の家や谷口雅春先生を敬愛する気持ち。それが極限まで高まった文章群。それがこの“トキ掲示板”なのだと。
 “トキ掲示板”も時々、谷口雅春先生LOVEのあまり暴走してヘンテコになるようですが、それもご愛嬌。トキ掲示板に投稿された名文・迷文の数々は、平成・令和が後世に残す、生長の家の伝統・文化・歴史になるのかもしれません。

 もう一つ、トキ掲示板に絡めて語るとなるなら、今、巷で議論になっているドラマ版“セクシー田中さん”の原作・脚本論争でしょう。
 “セクシー田中さん”は一人の人命が失われているので、興味本位で論ずるのは不謹慎ですが、ただ、原作を改変したとき、どれだけ原作を愛する人の心に傷を負わせるかという、非常に大切な論点を持っていると思います。
 
 ドラマ版“セクシー田中さん”と映画“プリンセス・トヨトミ”は、同じ脚本家が書いてます。(ちなみに“本能寺ホテル”もヒットメーカーと呼ばれるこの脚本家の作品です。)
 結果的に脚本家がいくつかの原作の主要な要素を改変し一般受けするようにしたことにより、ヒットにつながったのですが、一方で原作者から原作のイメージを損なっているという批判もありました。
 なお、これは脚本家の責任というわけでありません。脚本家側には、映画やドラマをヒットさせなければならないという、原作者と異なる責務を背負っているわけですから、この問題は、どちらが正しいかという次元では解決できない話と思います。

 そして、万城目学原作映画も、一般人にも受け入れやすい脚本としたや“プリンセス・トヨトミ”はヒットし、原作者のヘンテコ世界観そのままの“鴨川ホルモー”や“偉大なる、しゅららぼん”はあまり一般受けしなかった。

 原作を変える影響。原作に対する想いと、変えなければならない必要性。
 これは比較衡量という問題で論じられるのかどうかわかりません。

 ただ、トキ掲示板で、“生命の實相”の改変問題が議論されている中で、
(映画と“生命の實相”を同じ論点で話をすることに批判もあるかもしれませんが、)
原典を再編するということは、異なる“生命の息吹”を吹き込むことにもなるので、
とてもナイーブな問題だと捉えることは、大切なことと感じています。

梶猛弩様 (63720)
日時:2024年03月03日 (日) 14時31分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
サマープリンセス・トヨトミ  
〜原作の世界観と一般向け脚本。本当に大切なのは…”

>私は、万城目学が原作の映画が大好きで、
彼の作品は“ヘンテコな関西”を舞台にするのですが、
“鴨川ホルモー”(2009年)を観たときは、大いにツボに嵌って、
なんで自分は関西の大学に行かなかったんだろうと
心底後悔するほど、世界観に入り込みました。

 (略)

 万城目学原作のヘンテコさを抑え気味に映画化した作品が、
“プリンセス・トヨトミ”(2011年)です。

 万城目学原作映画で共通するのは、
限りない関西LOVE!でしょう。

 関西の伝統・文化・歴史・ヒトを愛する気持ち。
それが極限まで高まるとこういう熱い!作品群が出来上がる
のだなと半ば感嘆しています。

 こう書いていて、
やはり“トキ掲示板”を連想してしました。
 生長の家や谷口雅春先生を敬愛する気持ち
それが極限まで高まった文章群。
それがこの“トキ掲示板”なのだと。
 “トキ掲示板”も時々、谷口雅春先生LOVEのあまり暴走して
ヘンテコになるようですが、それもご愛嬌。
トキ掲示板に投稿された名文・迷文の数々は、
平成・令和が後世に残す、生長の家の伝統・文化・歴史に
なるのかもしれません。

 もう一つ、トキ掲示板に絡めて語るとなるなら、
今、巷で議論になっているドラマ版“セクシー田中さん”
の原作・脚本論争でしょう。
 “セクシー田中さん”は一人の人命が失われているので、
興味本位で論ずるのは不謹慎ですが、
ただ、原作を改変したとき、どれだけ原作を愛する人の心に
傷を負わせるかという、非常に大切な論点を持っている
思います。
 
 ドラマ版“セクシー田中さん”と
映画“プリンセス・トヨトミ”は、同じ脚本家が書いてます。
(ちなみに“本能寺ホテル”もヒットメーカーと呼ばれる
この脚本家の作品です。)
 結果的に脚本家がいくつかの原作の主要な要素を改変し
一般受けするようにしたことにより、ヒットにつながったのですが、
一方で原作者から原作のイメージを損なっているという批判も
ありました。

脚本家側には、映画やドラマをヒットさせなければならないという、
原作者と異なる責務を背負っているわけですから、
この問題は、どちらが正しいかという次元では解決できない話
思います。

 そして、万城目学原作映画も、一般人にも受け入れやすい
脚本としたや“プリンセス・トヨトミ”はヒットし、
原作者のヘンテコ世界観そのままの“鴨川ホルモー
”や“偉大なる、しゅららぼん”はあまり一般受けしなかった。

 原作を変える影響。原作に対する想いと、変えなければならない必要性。
 これは比較衡量という問題で論じられるのかどうかわかりません。

 ただ、トキ掲示板で、
“生命の實相”の改変問題が議論されている中で、
(映画と“生命の實相”を同じ論点で話をすることに批判も
あるかもしれませんが、)
原典を再編するということは、異なる
“生命の息吹”を吹き込むことにもなるので、
とてもナイーブな問題だと捉えることは、
大切なことと感じています。<


志恩ー
大変機密な内容のご返信をありがとうございました。
私は、テレビは、普段は、殆ど見ない人間でして、
昨年、観ていたのは、
”VIVANT”ぐらいで、”セクシー田中さん”というテレビドラマは
一度も見たことがなく、原作者が自殺したニュースは、
YouTubeで、ちらっと見ましたが、
自殺した理由などは、全然知りませんでした。

それで、トンチンカンなお返事はかけませんから、今日は、その
”セクシー田中さん”、というドラマのダイジェスト版をyoutubeで
観てみたり、原作者が、なぜ、自殺してしまったかなどの、
確定的なものではなく、まだ推測に過ぎませんが、いくつかの
それについての情報も、ネットで読んでいたりしました。

これについては、「生命の實相」の原作者が亡くなられた後に、
勝手に赤の他人が「新編 生命の實相 編纂委員会」と称する
ものを作って
その、委員会のメンバーの名前を問うても、明らかにしないまま
編纂委員会とやらの数人が
章立てを
変えたり、
全巻数を変えたり、
本の表紙の装丁を変えたり、
その方たちは、著作人格権がないにもかかわず、
あちこち勝手に変えて
それを出版し、売上は、自分たちの組織の収益にしている今の
生長の家関連の人間たちもおりますが、それが、いいことなのか
悪いことなのか、判断が、わかれるところでございます。

おかしんじゃないか、などと、うかつにも言おうものなら、
すぐに社会事業団の理事長さんに
開示要求請求とやらをされて、うむも言わさず、
間にいる内田弁護士から配達証明付き通知書が届き、
突然、訴訟裁判にかけられ、500万円の損害賠償請求までされる
かもしれませんので、うかつなことは発言できない、恐ろしい
生長の家本流関連の掲示板もございます。
梶猛弩様も、くれぐれもお気をつけくださいませ。
トキ掲示板は、恐ろしくありませんけれどね。
トキ掲示板を、見張っている他の生長の家関連の掲示板が
恐ろしいだけですけれどね。








セクシー田中さん問題とは/”原作改変問題か”/ (63741)
日時:2024年03月04日 (月) 15時05分
名前:志恩

セクシー田中さん問題/原作者・芦原妃名子先生と
ドラマ制作側のトラブル
出版社・テレビ局責任はどこ?
弁護士・北村晴男
https://www.youtube.com/watch?v=z5coZPVqZWY
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【セクシー田中さん】ついに明かされた?
編集は芦原妃名子先生に酷い仕打ち!?
小学館の声明は嘘ポエム!
論点ずらしの報道、
注目すべきは空白の3日間!
https://www.youtube.com/watch?v=Ci4YchNjxLg
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー
【セクシー田中さん】についての
原作者自殺の真祖は、残念ながら、この世では
明らかにされず、闇に葬られたまま 終わると予想されます。

梶猛弩様 (63742)
日時:2024年03月04日 (月) 15時40分
名前:志恩

昨夜は梶猛弩様が、ご紹介くださった映画の中から
”フォレスト・ガンプ一期一会”(1994/アメリカ)を
観ました。

出演
トム・ハンクス(主演 ガンプ役)



トムハンクスが演ずる彼は、子供の頃から、
少し知恵遅れの人間でしたが、
純真無垢な心で、周りの人々を巻き込みながら
思いがけない成功を収めていく 彼の半生を、
アメリカ激動の時代とともに描いたヒューマンドラマです。

とにかく彼は、母親思いで、人間愛にも溢れた性格の人で、
彼の人生は、波乱万丈の連続のような出来事が、次々に
起こりますが、不思議に、良い方へ良い方へと
奇跡のように導かれていったかのように見える
人生の全てが、詰まったような 映画でした。

初恋の女性と最後には、彼女が病気で死ぬ少し
前でしたが結婚もできて、ゆえあって、彼女がトムハンクスの
子供を身篭り、出産し、彼に黙って育てていたのですが、
その子に、彼と同じ名前をつけて育てていたりして
心がうるうるになる場面も、多くありました。

人生は、なにが起きるか分からない。
その全てを受け入れながら、風に吹かれて舞う羽根のように、
流れるままに生きていく男、トム ハンクス。

見た後に心が潤い、人生が豊かになる気持ちに
させてもらえる大変素晴らしいとしか言いようのないような
佳い映画でした。

また、観たいと思った映画でした。

映画”フォレスト・ガンプ”の印象に残った言葉の1つに、
「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみないと分からない。」
というのがありました。

アカデミー作品賞など他多数受賞と、書かれてありました。

梶猛弩様、
この度もいい映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様の、
この映画の感想を、よろしくお願いいたします。
ご感想は、数日後で、大丈夫ですからね。




フォレスト・ガンプ 一期一会  〜障がい、それは神様から授かった奇跡〜 (63748)
日時:2024年03月04日 (月) 23時34分
名前:梶猛弩

 “フォレスト・ガンプ 一期一会”(1995年/アメリカ)。
 フォレスト・ガンプは主人公の名前ですが、単語の意味は、“forest=森林”、“gump=馬鹿者、愚か者”なので、“大自然の樹木のように心豊かな愚か者”という意味合いを持たせているのでしょう。(名前としてのフォレストは、“Forrest”と“r”を重ねています。)
この映画が上映された当時、私は、物語の中に、自分の理想の姿を思い浮かべました。

 リアルな私の少年時代を知らないと、想像できないと思いますが、
私は、子供の頃、周囲から軽度知的障がい児と呼ばれていました。低学年のときの担任の教師は、あからさまに態度に出して、親に特別支援学級を勧めていたそうです。

 今は、科学や医学が発達しましたし、自分自身を客観的に分析できる余裕もありますので、当時の自分が重度の多動症のある発達障がい児だったと冷静に受容することができます。
 ただ、昭和の時代の田舎の小学校では、発達障がいやADHDなんて言葉は、教師でさえほとんど知らなかったでしょう。
 子供の自分にとって更にアンラッキーだったのは、小学校・中学校の頃は、勉強もせずとも成績がよかったこと。このことがとても悪い方向に作用しました。
 “成績のいい知的障がい児”。他の児童や教師にとって存在することすら有り得ない不気味な存在であったことは容易に想像できます。
 要因はこれだけではなかったかもしれませんが、それは、いじめ、耐え切れないくらいの差別の対象として扱われ、幼い私の精神を追い込んでいきました。

 その苦しみから脱却する心のシェルターの役割を果たしたのが、生長の家の生命学園やジュニア友の会だったのです。
 そして、“人間神の子無限力”を唱え続けることによって、私の心の奥底にある傷は、“逃げる”ことから“前進する”ためのエネルギー源として機能していくことになります。

 ただ、心の傷をプラスの転化させるというのは、大きな反作用をもたらすことも、実体験から気づきました。
 現在の私が持つ“複雑かつ異端な精神構造”は、こうした幼少時代の精神的衝撃とその防御反応から生まれた自意識、そして心のシェルターとしての信仰が複雑に絡み合って出来上がったのだと認識しています。

 映画のフォレスト・ガンプは、知的障がい児として生まれながら、暖かい周囲の人達に恵まれ、愛に溢れた人生を過ごす、素晴らしい物語です。
 私、知的障がい(と周囲から嘲笑され)、どんどん屈折した精神を育んでいった少年時代を過ごしてきた若かりし頃の自分には、決して手に入れることができないと思っていた愛情とか友情とか、羨ましいくらいの世界がスクリーンの中に広がっていたのです。
 
 私は、フォレスト・ガンプのような素直な真っ直ぐな心を持ち続けることができませんでした。
その私の中で、生長の家で培った“無限力”“和解”“喜び”といったグレート・サムシングが潜在意識に横たわっていなかったら、現象世界の私は闇落ちしていたかもしれない。

 フォレスト・ガンプのようなポジティヴな心を持ちえなかった私、ネガティヴ精神の塊だった私が、現在では、フォレスト・ガンプと同じように幸せを実感できているのは、ギリギリのところで生長の家の信仰が護り続けてくれたからだということも、今の私は気づいています。

梶猛弩様、生長の家の信徒の皆様 (63751)
日時:2024年03月05日 (火) 08時56分
名前:志恩

梶猛弩様へ

志恩ー
あなた様は、
現役でお仕事をされていらっしゃるお方だそうですのに、
早々と、昨夜のうちに映画のご感想とご自身の貴重な体験談とを
重ねて書いてくださいまして、誠にありがとうございました。


(梶猛弩様ー)

(前略)
>リアルな私の少年時代を知らないと、想像できないと思いますが、
私は、子供の頃、周囲から軽度知的障がい児と呼ばれていました。低学年のときの担任の教師は、あからさまに態度に出して、親に特別支援学級を勧めていたそうです。

 今は、科学や医学が発達しましたし、自分自身を客観的に分析できる余裕もありますので、当時の自分が重度の多動症のある発達障がい児だったと冷静に受容することができます。
 ただ、昭和の時代の田舎の小学校では、発達障がいやADHDなんて言葉は、教師でさえほとんど知らなかったでしょう。
 子供の自分にとって更にアンラッキーだったのは、小学校・中学校の頃は、勉強もせずとも成績がよかったこと。このことがとても悪い方向に作用しました。
 “成績のいい知的障がい児”。他の児童や教師にとって存在することすら有り得ない不気味な存在であったことは容易に想像できます。
 要因はこれだけではなかったかもしれませんが、それは、いじめ、耐え切れないくらいの差別の対象として扱われ、幼い私の精神を追い込んでいきました。

 その苦しみから脱却する心のシェルターの役割を果たしたのが、生長の家の生命学園やジュニア友の会だったのです。
 そして、“人間神の子無限力”を唱え続けることによって、私の心の奥底にある傷は、“逃げる”ことから“前進する”ためのエネルギー源として機能していくことになります。

 ただ、心の傷をプラスの転化させるというのは、大きな反作用をもたらすことも、実体験から気づきました。
 現在の私が持つ“複雑かつ異端な精神構造”は、こうした幼少時代の精神的衝撃とその防御反応から生まれた自意識、そして心のシェルターとしての信仰が複雑に絡み合って出来上がったのだと認識しています。

 映画のフォレスト・ガンプは、知的障がい児として生まれながら、暖かい周囲の人達に恵まれ、愛に溢れた人生を過ごす、素晴らしい物語です。
 私、知的障がい(と周囲から嘲笑され)、どんどん屈折した精神を育んでいった少年時代を過ごしてきた若かりし頃の自分には、決して手に入れることができないと思っていた愛情とか友情とか、羨ましいくらいの世界がスクリーンの中に広がっていたのです。
 
 私は、フォレスト・ガンプのような素直な真っ直ぐな心を持ち続けることができませんでした。
その私の中で、生長の家で培った“無限力”“和解”“喜び”といったグレート・サムシングが潜在意識に横たわっていなかったら、現象世界の私は闇落ちしていたかもしれない。

 フォレスト・ガンプのようなポジティヴな心を持ちえなかった私、ネガティヴ精神の塊だった私が、現在では、フォレスト・ガンプと同じように幸せを実感できているのは、ギリギリのところで生長の家の信仰が護り続けてくれたからだということも、今の私は気づいています。<
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー
わかりませんでしたのでネットで検索してみました。
⬇️
”軽度知的障がい児の【多動性について】”

>ADHD(注意欠如多動症)の特性がはっきりしてくるのは
早くても2歳ごろ、診断されるのは7歳ごろからが多いです。
幼児期や小学生時代に目立っていた行動は、
思春期になると落ち着いてくることが多いようですが、
一方で劣等感を抱きやすくなるという傾向も報告
されています。<
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
志恩ー

梶猛弩様、
子供時代の辛い思い出を正直に書いてくださいまして、
ありがとうございます。大変感動いたしております。

子供の頃、”軽度知的障がい児”と言われていたそうですが、
成績は良かったとのこと、

谷口雅春先生は、人間がこの世に生まれてくるのは、
魂の修行のためであり、どのような環境に生まれてくるか、
どのような人間として生まれてくるかは、生まれる前に、
霊界において、自分で、スケジュールを組んで この世に
生まれてくる。

それを宿命といい、
この世に生まれて来て、宿命は変えられないけれど、
自分の心次第で、運命は変えることができるのだと
教えてくださっていましたね。

魂が高い人ほど、
困難な状態を自分に課せて、生まれてくる。
自分が乗り越えられる課題を自分で与えてくる。

その課題を、乗り越えることにより、自分の魂が、
飛躍的に進化する。
とも、教えていただきました。

ですから、教えに沿って考えれば、いうまでもなく
梶猛弩様は、魂の高いお方だということになります。

私は、自分の体験談をトキ掲示板に、全部が全部書いているわけでは
ありません。
ここへ発表すれば、皆様が、きっと驚かれると予想できるような、
ひどく辛い体験も、実際には、いたして生きてまいりました。

しかし、その都度、生長の家の本を真剣に読み、真剣に聖経読誦、
神想観、愛行を実践して参りました結果、救われ続け、私にも、今は
梶猛弩様同様のこれ以上の幸せはないかもと、
思えるほどの心身ともに恵まれて幸せな、晩年を生きていられるのだと、
本当に、生長の家といういい教えに触れさせていただいたことを、
改めて感謝させていただいている日々でございます。

人間の多くの人たちの人生には、
毛虫の時代があり、
サナギの時代があり、
蝶の時代が、ある。

話を戻しますが、私は、原宿本部に奉職する前の
中学、高校、大学1年生時代には、特に、練成会にまめに参加して
おりまして、そのおかげでそれまで感謝できなかった育ての親である父に、
感謝することができまして、父は、酒乱が治り、大の宗教嫌い
だった父が生長の家に入信してくれて、連合会長にまでなってくれたり、
自宅で生長の家誌友会を開いてくれたりするようにもなってくれたり、と
そのような嬉しい貴い体験も過去には、多々ありました。

あの頃の練成会では、病気が治ったり、悩みが解決したりと
奇跡のように思える神癒が、次々に普通に当たり前のように起きておりました。

住吉の大神様や高級霊が、スルスルと降りて来てくださって
いたのだと思います。
あの頃の本部講師の先生たちも、谷口雅春先生の
実相独在の教えを理解し、それを自由に説いていたからだと思います。

梶猛弩様、
内容の濃い素敵な映画のご感想、感謝いたします。
ありがとうございました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここからは、梶猛弩様宛ではなく

生長の家の信徒の皆様宛です。

今の三代目の雅宣様が総裁になってから、
お祀りする神様も変え、
PBS運動、ノーミート、石を拝む、自転車に乗る、家庭菜園、
クラフト、また、月一にやるオープン食堂、などの

現象的な自然を大切にすることに重点をおいた、原理主義に戻ること
など、もってのほか、復古はいいが
教えは、変わるべきであるという主張を、
雅宣様は、力説しておられますから、私が、娘時代に教わって来た
教えとは、全然別物の、今の生長の家の教えになっております。

私は谷口雅春先生が総裁先生時代の古い信徒の一人ですから、
昔の生長の家の教えのようにしか生きられない人間なのですけれど

今の、雅宣様の説かれる生長の家の教えを支持されておられます
信徒の皆様たちの人生の幸福を、心から祝福いたしております。
ありがとうございます。

次にご紹介するのは、
”2024年3月1日、立教記念日に述べられた
生長の家教団、3代目総裁の雅宣様のお話です。
17分ちょっとのお話です。
まだ聞いていいらっしゃらないお方はお聞きくださいませ。

題:地球への貢献https://podcasters.spotify.com/pod/show/masanobu-taniguchi/episodes/202431-e2gg8tj?fbclid=IwAR2vWJHqvZidR-GXdp-CKXJoCGfVOKZYfXG7jnK2_Skjt_XvJnqm3MMl6E0

梶猛弩様   (63820)
日時:2024年03月08日 (金) 18時04分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様がご紹介くださいました映画の中から、
”ベンジャミン・バトン 数奇な人生”(2008/アメリカ)を
観ました。

出演:
ブラッド・ピット(主演:ベンジャミン・バトン役)、
ケイト・ブランシェット(デイジー)、
タラジ・P・ヘンソン(クイニー)、
マハーシャラルハズバズ・アリ他

ーおおまかな あらすじー
80歳の老人の状態で生まれた
ブラッド・ピットが演ずる(ベンジャミンバトン)は、
年を追うごとに若返っていく数奇な運命を背負いながら、
愛する人と逆向する時間を懸命に生きるという、
ファンタジックなラブストーリーのドラマ映画です。

ーこまかな、あらすじー
[誕生した時]
場所はニューオリンズ、1918年、第一次世界大戦が終わった日。
生まれたばかりの赤ん坊が老人施設の前に捨てられてました。
経営者の黒人のバトン夫婦が赤ん坊に気づきました。
赤ん坊の顔は、なんと老人のような顔でした。
バトン夫婦には子供がなく、奥さんのクイニーは
神様からの授かり物の子供だと言って、
夫の反対を押し切って育てることを決意します。
医者はこの赤ん坊は、老衰寸前のような状態で、長く生きていけない
だろうと言いました。
赤ん坊は、名前をつけられて、
なんとか老人施設の中で育っていきました。

[外見はお爺さんだった少年時代]
ブラッドピットは成長しても歩くことが出来ず、
車椅子の生活でした。年を追うごとに若い容姿になり、
杖を使って歩けるようになりました。
その頃、施設入居者の、女の子の孫と出合います。
ブラッドはその女の子ケイト(デイジー役)に、自分は老人ではなく、
本当は子供だと話します。
老人施設の者は彼を老人だと思っていたのです。

[17歳の時]
1936年、ブラッドは17歳になっていました。
身体も段々若くなってきました。独立心を持ち、世界を知りたいと、
船員になることを決めます。ケイトには、どこに行っても手紙を出す
ことを約束します。
ケイトはバレエ学校に入学してバレエダンサーの夢を追いかけます。
二人はそれぞれの道を進み始めます。

[失恋]
ブラッドは船では老人だと思われていました。
そんな時に、一人の婦人と出会います。
そして二人の間に愛が生まれて、逢引きするようになります。
しかし、そんな関係は長く続かず、婦人は離れていき、恋は終わります。
太平洋戦争が始まり、ブラッドの乗る船も軍用船となり、
戦争に加わることになります。

[1945年、26歳]
1945年、ブラッドは26歳になりました。
ニューオリンズに帰ったブラッドを、
黒人の育ての親(母親)であるクイニーは心から喜び迎えます。
再会したケイトは、都会的な雰囲気を漂わせブラッドは戸惑います。
二人の気持ちはすれ違い離れていきました。
数年が過ぎ、ケイトがパリで事故に遭い、足を折ってしまいます。
バレエダンサーの仕事は続けられなくなりました。
お見舞いに訪れたブラッドにケイトは心を開きませんでした。

[愛する女性の、ケイトとの結婚]
しかし、ケイトがニューオリンズに帰って来た時、
二人の気持ちは一つになりました。
長い年月を経て、二人はやっと結ばれました。
二人は結婚し、甘い夫婦生活が続きました。
娘が誕生し、幸せな日々が続くと思いました。
しかしブラッドは年を追うごとに若くなっていく自分では、
父親は続けられないと考えていました。
いつか、娘より若くなってしまうのです。
ブラッドは何も告げずに姿を消しました。
その後、一度だけブラッドはケイトの前に現れました。
自分の娘に会いたかったのです。
その頃のブラッドはケイトよりも若くなっていました。
ケイトは再婚して、娘も新しい父親に懐いていました
ブラッドはもう一度3人で生活したいと言いますが、
ケイトは断ります。そして、またブラッドは姿を消すのです。

[結末:歳をとるごとに若くなり、少年になってしまった]
何年も経って、ケイトに施設から電話があります。
身元不明の少年がケイトの住所を持っていたということでした。
ケイトが会いに行くと、それは少年になったブラッドでした。
それから、ケイトはどんどん若くなるブラッドを見守りました。
ブラッドは赤ん坊になって死を迎えました。
その時、ブラッドの目はケイトを思い出したのだと
ケイトは感じました。ブラッドは死にました。
そして、年老いたケイトも今、死を迎えるのでした。

志恩ー
ブラッドは、生まれつき80歳のシワだらけの老人の顔で生まれた
赤ちゃんでした。ブラッドを産み落とした母親は、自分の赤ちゃんの
顔を見ずに死んでしまいます。残された若い父親は、我が児の顔を
みるなり、腰をぬかさんばかりに仰天し、すぐさま、赤ん坊を抱えて
夜でしたが、外へ飛び出し、老人施設の入り口の階段の途中に、
赤ん坊を置いて、つまり、我が児を捨てて、逃げ帰ります。

その老人施設の経営者である黒人夫婦は、
子供ができなくて、子なし夫婦でしたので、

奥さんの黒人夫人は、
「生まれつき老いている不気味な顔の男の赤ちゃんだけど、
あなたも神の子」、
といって、施設に入っている老人たちには、自分の妹の子なのだと
言って、自分の子供として、黒人夫婦は、大切に育てていくのでした。

(この黒人夫婦の夫役の人は、前に、”グリーンブック”という映画で、
ドクター役のピアノの名手役をした俳優さんでした。)

醜い外見を気にせず、大事に育ててゆく、黒人夫婦に、私はとても
感動しました。

でも、普通の人間とは逆に、年をとるごとに、若くなっていく、
そして、しまいには、赤ちゃんになって死んでいく...という
数奇な人生を描いたストーリーは、初めて観るストーリーでした。

生まれた時が、外見が、80歳ぐらいで、だんだん若返って、青年になり
少年少女になり、赤ちゃんになって死んでゆく人生がいいか、
外見が、赤ちゃんで生まれて、だんだんしわしわの老人になって死んでいく
人生がいいか、
私は、やはり、後者の方がいいように思いました。

どのような人生でも愛し愛される人生は、幸せなのだと
いう気持ちにもなりました。

梶猛弩様は、この映画をヒューマンドラマ系に入れておられましたが、
私もこの映画は、ヒューマンドラマ系の映画だと思いました。
この度も、いい映画のご紹介、ありがとうございました。

梶猛弩様、
またこの映画のご感想を、よろしくお願いいたします。






ベンジャミン・バトン 数奇な人生  〜このかけがえのない瞬間に〜 (63824)
日時:2024年03月08日 (金) 23時36分
名前:梶猛弩

 映画“ベンジャミン・バトン 数奇な人生”は人生の時計の針が他の人とは逆に回る物語ですね。
80歳で生まれ0才で寿命を迎える。
青春時代の最も体力のほしいときには要介護高齢者であり、愛する家族とのかけがえのない時間も妻や娘と共有し続けることができない。
ただ、ほんの一瞬だけ交わるときがある。進んでいく時計の針と逆回転する針、一瞬だけだけど交差するわずかな瞬間がある。そして交差した後は、針はまたどんどんと離れていきます。

 ならば一瞬というトキがどれほど大切なかけがえのないものであるか。

 そして、その交わる瞬間は、若すぎて準備ができてないときかもしれない、歳をとり過ぎて遅すぎるかもしれない。
しかし、交わるトキはその瞬間しかないのです。

 私が生高連の頃、教区(県)は違うのですがブロックは同じで、夏と冬の練成会で年2回一緒になった同世代の男子生徒がいました。
 私は彼と深く話したことはないのですが、彼は子供の頃から難病で長くても30歳までしか生きられない病気だったとのことです。
 この映画のことを考えているうちに彼のことを思い出しました。
 当時の私の時計の針は、右回りで回っていたのでしょう。自分の寿命のことなど意識したことも無く、15歳の次は16歳、17歳…と永遠に年を積み重ねる。
 しかし、彼の針は逆だった。30歳というゴールに向けて、あと15年、14年、13年と限られた命をカウントダウンさせながら生きていたのだと思います。
 彼は貪欲に何でも吸収してやろうという積極的な態度で練成会を受けていました。それは、現象世界での彼の肉体、カウントダウンという他の高校生の時計の針とは逆の意識を持っていたからなのでしょう。今にして思えば、一瞬一瞬を大切にしていたのだと思います。

 この世界で受けた肉体の生は有限です。
 高校生の頃の私のように、右回りの時計で意識せずとも、いつかはその時計の針が止まるときがきます。
 一方の彼は、私と異なるカウントダウン式の時計。確実にゼロリセットされるときがくることを自覚し、今この瞬間をとても大切にしていました。
彼がその後どのような生き様を描いたのは、私にはわかりません。

 右回りの時計であっても、カウントダウン式の時計であっても、いつかは止まるときがくる。そして、長いトキのうちの一瞬だけかもしれないけれど、二つの時計の針が交わるときがある。

 瞬間瞬間を生きている私達は、そのトキを大切にしなければならない。
 それは一瞬にして通り過ぎる瞬間であり、二度と来ない瞬間なのだから。
 この映画を観て、そのことを強く思いました。

梶猛弩様 (63825)
日時:2024年03月09日 (土) 05時16分
名前:志恩

早速にこの映画
“ベンジャミン・バトン 数奇な人生”についての
感想を書いてくださいまして、
ありがとうございました。

いつもながら、洞察力深い、私が感じたのとは
別の視点からの感想を読ませていただいて、大変
勉強になりました。

(梶猛弩様ー)
>私が生高連の頃、教区(県)は違うのですがブロックは同じで、夏と冬の練成会で年2回一緒になった同世代の男子生徒がいました。
 私は彼とそれほど深く話したことはないのですが、彼は子供の頃から難病で長くても30歳までしか生きられない病気だったと聞いていました。
 この映画のことを考えているうちに彼のことを思い出しました。
 当時の私の時計の針は、右回りで回っていたのでしょう。自分の寿命のことなど意識したことも無く、15歳の次は16歳、17歳…と永遠に年が積みあがっていく。
 しかし、彼の針は逆だった。30歳というゴールに向けて、あと15年、14年、13年と限られた命をカウントダウンさせながら生きていたのだと思います。
 彼の貪欲に何でも吸収してやろうという積極的な態度で練成会を受けていました。それは、現象世界での彼の肉体、それはカウントダウンという、他の高校生の時計の針とは逆の意識を持っていたからなのでしょう。今にして思えば、本当に一瞬一瞬を大切にしていたのだと思います。

 この世界で受けたこの肉体の生は有限です。
 高校生の頃の私のように、右回りの時計で意識せずとも、いつかはその時計の針が止まるときがきます。
 一方の彼は、私の異なるカウントダウン式の時計。確実にゼロリセットされるときがくることを自覚し、一瞬一瞬をとても大切にしていました。
彼がその後どのような生き様を描いたのは、私にはわかりません。<


志恩ー
梶猛弩様が高校生の時、出会った30歳までしか生きられないと
医者に言われていたという難病の高校生は、まだまだ先が長い
と思って生きている普通の高校生たちとは違って、
確かに、一瞬一瞬の真剣さが違うと思いました。

私の場合は、病気はありませんが高齢者になり人生のタイムリミットが
近づいていると思っている人間です。
もっと一瞬一瞬を大切に感謝いっぱいに暮らしたいと、この映画を
観て思いました。

梶猛弩様、
いい映画のご紹介、ありがとうございました。





梶猛弩様 (63919)
日時:2024年03月14日 (木) 04時48分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
”ライフ”(2017/アメリカ)」を観ました。

全てが悪い方向に転がる
フルスイングなバッドエンドのSFホラー映画でした。

6人の宇宙飛行士が出演するのですが、その中の一人に
真田広之が、出演していました。

国際宇宙ステーションを舞台にした映画ですが、
火星で見つけた宇宙外生命体を育てたら
恐ろしいことになったというお話です。

出演者は、

次の6人です。

@医師。あまり人間関係が得意ではないという理由で
  延々と国際ステーションに滞在している。

Aマジメで頑張りやな検疫官。無個性なヒロイン。

B:悪ふざけが好きだがやる時はやる航空エンジニア。

C:真田広之演じる日本人のシステムエンジニア。
(地球で、奥さんが子供を産んだばかりの男性、)

D:足が不自由な宇宙生物学者。
地球では車イス生活なので、宇宙にいるほうが楽だ
と思っている。

E:女司令官。リーダーシップがある。


ーあらすじー

宇宙飛行士6人とも、みんないい人で、自己犠牲の精神が
強い性格の人ばかりでした。
「私は助かりたいお前が犠牲になれ!」という悪い性格の人は
いませんでした。

まず、「カルビン」と名付けた宇宙外生命体。

コイツが人間を襲って食っては、でっかくなっていくのですが、
外観はタコっぽい感じです。

「カルビン」は、フルスピードで、グングン成長するのですが、
キモイのなんのって。

大きくなった「カルビン」は次々に
宇宙飛行士達を、襲います。

最後のほうは、男女二人だけ生き残った宇宙飛行士でしたが、
宇宙船を見捨てて救出ポッドに乗り、一人は地球へ。
もう一人は「カルビン」と共に、別の救出ポッドに、乗りますが、
軌道のズレが生じ、女性が宇宙のほうにはじきだされ、
宇宙外生物「カルビン」に寄生された男が地球に帰還。

それを発見した者は、彼が止めるのも聞かず
(英語圏ではないところに落ちたために)、
ポッドを開けてしまう。

という最悪の事態で、この映画が終わりました。

私の大の苦手なバッドエンドのスリラー映画”ライフ”
を観ました。

梶猛弩様は、バッドエンドの映画も平気でご覧になれる
お方でしたね。

この映画のご感想をお願いいたします。









奥様にあなたはウサギに似ていると言われているという梶猛弩様 (63929)
日時:2024年03月14日 (木) 19時01分
名前:志恩

ミニトマトなども、こんなふうに食べるのかな?
と、ふと思いました。
https://www.youtube.com/shorts/dnXaG0RQ5ko
https://www.youtube.com/shorts/cY1JI2ZsLDw

ライフ  〜何者かに蝕まれる不安感〜 (63935)
日時:2024年03月14日 (木) 23時31分
名前:梶猛弩

 得体のしれない誰かがやってきて住む街を蹂躙される恐怖・・・。
 たまたま車に乗せたヒッチハイカーに危害を加えられる恐怖・・・。
 宇宙人がやってきて侵略される恐怖・・・。

 アクション、サスペンス、SF・・・映画のジャンルは異なっても、定番のようなストーリー展開があります。
 こうしたストーリーの作品が、毎年のように上映されヒットしているのも、
 人は正体のわからない何かに襲われる恐怖心というものを心の奥底に持っていて、その心理を認識したり共有したりしたいという気持ちが潜在的にあるからだと思っています。

 “ライフ”(2017年/アメリカ)も、そうした人の心を掴みヒットさせたハリウッドSF映画です。

 火星で発見された小さな地球外生命体。その歴史的快挙に世界中は熱狂します。子供たちは衛星通信を使って、新たな生命体に“カルビン”と名付けます。
 最初のうちは、大切に扱っていたカルビン。ちょっとした事故により仮死状態に陥ったために蘇生させようと電気ショックを与える。その電気ショックを自らの危険と認識したカルビンは、生き残るために乗組員達に襲いかかるのです。
 仲間達そして人類を守るため、己を犠牲にして戦う乗組員達。しかしその賢明な行動はすべて裏目に出て全滅という事態を招いてしまう。

 この作品、こうしたテーマを描いた映画が、ヒットするのは、実際にリアル世界でもこれと似たような恐怖を感じる、人々共通の感覚があるから。


 現実の社会。
 例えば、現在進行形のガザ紛争。文明が発展し“人権”とか“平和”という価値観が世界中の共通認識になってしまったはずの21世紀においても、20世紀以前のような殺戮戦争が繰り返されます。
 戦争は憎悪の連鎖を繰り返し、いつかは自民族に跳ね返ってくることが分かっていても、繰り返される。。。人の心の奥底から決してなくならない“何者かに蝕まれる不安感”が根底にあり、その恐怖を振り払うことができないからなのでしょう。

 カナンの地をユダヤ人の聖地と考えるイスラエルにとってはパレスチナ人は、いつ自分達の価値観を破壊されるかわからない。将来起こるかもしれない恐怖。
 逆に太古の昔から定住していたパレスチナ人は、イスラエルはいつの間にか自分達の故郷に住み着いて、いつ自分達から故郷の全てを奪い去るかわかならい。今まさに起こっている恐怖。

 お互いがお互いを自らの生活や価値観を簒奪するかのしれないという不安感。
 どちらが正しく、どちらが間違っているというのではなくて、どの人々、どの民族にも心の奥底にある“何者かに蝕まれる漠然とした恐怖”。

 これは、イスラエルとパレスチナの間だけではない。
 これに気づかないと、国家間の対立や民族間の紛争の根源的な原因に辿り着けないと思います。

 日本の身近なところでも同じ。
 日本国内での政治や社会でも、対立がいつまで経っても無くならないのは、知らないうちに生活や価値観を蝕まれていくことへの漠然とした恐怖が、心の中にあるからなのかもしれません。

 映画というのは、ドキュメンタリーでない限り基本はフィクションです。
 しかし、フィクションであっても、ハッピーエンドであってもバッドエンドであっても、人の心の何かを掴むのは、自分の心の中の何か顕在化させたいもの、気づきを得たいものがあるからだろうと感じています。


好物 (63936)
日時:2024年03月14日 (木) 23時38分
名前:梶猛弩

志恩様

 ミニトマトは大好きですけど、普段はあまり食べませんよね。

 私は毎晩、夜食がわりに食べているものがあります、
 それは、、、“ナッツ”。
 2日で1袋くらいのペースで頬袋を膨らませながら食べているので、私の食性は“うさぎ”🐇ではなく、リス”🐿なのでしょう。(^o^)

梶猛弩様 (63942)
日時:2024年03月15日 (金) 08時06分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)

>映画”ライフ”  
〜何者かに蝕まれる不安感〜

 得体のしれない誰かがやってきて住む街を蹂躙される恐怖・・・。
 たまたま車に乗せたヒッチハイカーに危害を加えられる恐怖・・・。
 宇宙人がやってきて侵略される恐怖・・・。

 アクション、サスペンス、SF・・・映画のジャンルは異なっても、定番のようなストーリー展開があります。
 こうしたストーリーの作品が、毎年のように上映されヒットしているのも、
 人は正体のわからない何かに襲われる恐怖心というものを心の奥底に持っていて、その心理を認識したり共有したりしたいという気持ちが潜在的にあるからだと思っています。

 “ライフ”(2017年/アメリカ)も、そうした人の心を掴みヒットさせたハリウッドSF映画です。
(後略)<

志恩ー
梶猛弩様、早速に、この映画の感想を書いてくださいまして、
ありがとうございました。なるほどねと、梶猛弩様の感想を
読ませていただいて、納得することができました。
このようなスリラーのSF映画が、放映されて、結構、
人気がある理由がわかりました。
誰でもが抱えている人類の深層心理に、このようなものが
あるから...なのですね。

私は、ただ、怖くて怖くて、震えながら観ている状態でして、
表面的なことしか、わかりませんでしたので、大変勉強に
なりました。ありがとうございました。



梶猛弩様 (63943)
日時:2024年03月15日 (金) 08時28分
名前:志恩

【梶猛弩様の好物】
>私は毎晩、夜食がわりに毎日食べているものがあります、
 それは、、、“ナッツ”。
 2日で1袋くらいのペースで頬袋を膨らませながら食べているので、
私の食性は“うさぎ”🐇ではなく、リス”🐿なのでしょう。(^o^)<

志恩ー
ナッツは最高に体にいいですものね。
好物を教えてくださって、嬉しいです。
私も同じの、買いたいと思いまして、
アマゾンコムを調べてみましたが、
同じのは、売っていませんでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ナッツ」の効果
ナッツには、ビタミンやミネラルと食物繊維も豊富で、
不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸など身体に良いとされる油も
含まれています。
ナッツを食べることで、LDLコレステロールの増加を抑えるなど、
生活習慣病の予防と改善にも繋がることもメリットのひとつです。
また、食事の30分くらい前に食べると、少量でも満腹感を得やすく
食事量を抑えられるので、ダイエット効果を期待できます。

ナッツの中でも、「マカダミアナッツ」の知られらず効果ー
マカダミアナッツには、ビタミンEやミネラル、
不飽和脂肪酸が含まれており、肌の健康維持や美肌効果が
期待できます。
また、マカダミアナッツに含まれるオレイン酸、パルミトレイン酸など
の不飽和脂肪酸は肌の保湿力を高め、乾燥やシワの原因となる肌の
乾燥を防ぎ、肌をしっとりと保湿し、乾燥から守ってくれます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、お茶にして飲んだ後、食べられるという国産の
無塩で素焼きの「黒豆茶」をアマゾンコムで買っております。
本当はお茶なのですが、お茶にはしないで、毎日、普通にポリポリ
「黒豆」をナッツのように食べています。

でも、マカダミアが多めに入っている4種の無塩ナッツって、
いいなぁ、と思いました。



私が買っているのは、これです。
「無塩 焙煎 国産 黒豆茶」
5袋セット(合計で1kg)
ブランド: 軽井沢ナチュラルストア
¥2,680(送料込み)

梶猛弩様 (63959)
日時:2024年03月16日 (土) 05時16分
名前:志恩

ネット検索しましたが
同じのは見つかりませんでしたし、
うちの近くのマイバスケット・スーパーに、
昨日、行って探しましたが、マカダミア入りの
混合ナッツは、売っていませんでしたが、

Yahoo!で、再度、検索したところ、
マカダミア入りで、
完全無添加 無塩と書いてある
混合ナッツを見つけましたので、
それに決めて、早速注文しました。

買った人のコメントが58も載っていて、
とても美味しいという感想が記されて
ありましたので、一応、これを注文して
みました。
800g入りで、1580円(送料込み)
です。

梶猛弩様が好物で毎夜召し上がっているという
マカダミア・ナッツが、30%も入っているのが、
本当はよかったんだけど。笑

ナッツに思い入れのある会社のようですね。 (63980)
日時:2024年03月16日 (土) 23時10分
名前:梶猛弩

 近所の食品スーパーで家内が買ってきて来るナッツです。
 どこのメーカーか今まで気にしたことがなかったので、初めて袋の食品表示シールを見たのですが、“金鶴食品製菓”というナッツ製造に力を入れている会社のようですね。

 ただ、会社のホームページ見ても、“男のミックスナッツ”“素焼きミックスナッツ”といった製品名はあっても、
我が家で毎日食べている“マカダミアが30%入りざっくざく! 4種の無塩ミックスナッツ”という製品名は無かったです。
 もしかしたら特注品???

 値段の方も少し高めのようです。
 近所の安売りスーパーで買って、400ℊで980円。
 この会社の他の製品をAmazonnで調べてみたのですが、普段の夜食やおつまみにするにはかなり高級!って感じの価格です。




梶猛弩様 (63981)
日時:2024年03月17日 (日) 01時04分
名前:志恩

お返事ありがとうございます。
ご近所の食品スーパーで梶猛弩様の奥様が
買ってきているナッツで、
“金鶴食品製菓”というナッツ製造に力を入れて
いる会社のものでしたか。


(梶猛弩様ー)
>ただ、会社のホームページ見ても、
“男のミックスナッツ”“素焼きミックスナッツ”
といった製品名はあっても、我が家で毎日食べている
“マカダミアが30%入りざっくざく! 
4種の無塩ミックスナッツ”という製品名は無かったです。
 もしかしたら特注品???
値段の方も少し高めのようです。
近所の安売りスーパーで買って、400ℊで980円。
 この会社の他の製品をAmazonnで調べてみた
のですが、普段の夜食やおつまみにするにはかなり
高級!って感じの価格です。<

志恩ー
その袋に書いてある名の商品は、探しても、見当たらない
ということは、そこのスーパーへ出している特注品という
こともありえますよね。
アマゾンコムで、そこの会社名のナッツを見てみますと
おっしゃる通り、けっこう高めの値段がついていました。

私は、慶應スポーツクラブの帰りがけに、
いつも日吉東急デパートの一階の食品売り場を通過して、
帰ってくるのですが、そこのワンフロアーのところに
富澤商店コーナーがありまして、無添加のものを並べて
売っています。
そこで、
”マカデミアナッツロースト”85g入り831円(税込)というのを
見つけて、少し高かったのですけれど、1袋、試しに買ってきました。
マカデミアナッツは、他のナッツよりも値段が高いのですね。
まだ注文した4種類入りのナッツは、届いていませんが、
その中へ追加して入れて、食べようと思って、買ってきました。
マカデミアを、30%に増やして。笑

梶猛弩様は、
“マカダミアが30%入りざっくざく!を
2日で1袋食べていらっしゃるとしましたら、
夜食に、1晩で、500円分のナッツを
食べていいらっしゃることになります。
梶猛弩様の、1ヶ月の夜食代、
30日✖️500円=15,000円、奥様が出して
いらっしゃるということになります。
でも、健康保持のためだと考えれば、
お安いのかもしれません。愛深い奥様ですね。
私は、少しずつ食べる予定でいます、黒豆もあるので。



冨澤商店の”アカデミアナッツ”ローストは
こちらです。今度はもっと安いのを、ネットで
探してみます。

 

リス🐿ではなくてクマ🐻らしいです (63985)
日時:2024年03月17日 (日) 20時10分
名前:梶猛弩

 1日200gのナッツを食べてると家内に言ったら、「熊かよ(+o+)」と呆れられました。

 私が2日で1袋食べてたのは、1袋200g入りのナッツのことです。

 写真がだいたい、よそっているときのナッツの量。
 正確に測ってませんが、60g〜100gくらいかと。。。

梶猛弩様  (63987)
日時:2024年03月17日 (日) 20時44分
名前:志恩

>私が2日で1袋食べてたのは、
1袋200g入りのナッツのことです。
写真がだいたい、よそっているときのナッツの量。
 正確に測ってませんが、60g〜100gくらいかと。。。<


志恩ー
梶猛弩様は、400gの袋入りを、半分ではなく、
200g入りのを半分、毎晩、お夜食として
召し上がっておられるのでしたか。

そのお写真のような白い器は、
うちにもありますので
私宅に、今日届いた4種類混合ナッツ半分ぐらいと、
冨澤商店で買ったマカダミアナッツ全部を入れて
計量器で、計りましたら、これで約250gもありました。
(器は差し引いたナッツ分だけの重さです)

きっと、器の大きさが、違うのでしょうね。
うちのは、直径14センチ、高さ7センチの器です。

本日届いた混合ナッツは、とても美味しくて、
買ってよかったと思っているところです。

健康にとてもいいおやつを教えてくださって
嬉しいです。ありがとうございました。

梶猛弩様   (63988)
日時:2024年03月17日 (日) 21時30分
名前:志恩

今夕は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
”I am Sam アイ・アム・サム”(2001/アメリカ)」を観ました。

出 演

ショーン・ペン (知的障害を持つ父親であるサム・ドーソン役)
ダコタ・ファニング(その娘の、ルーシー・ドーソン役)


ーおおまかなあらすじー

知的障害を持ちながら幼い娘を育てるシングルファーザー。
お父さんのサムは、7歳程度の知能しか持っていないが、心は純粋。
知的障害者ゆえに娘と引き離されたお父さんと幼い娘の物語。
サムは、スターバックスで机拭きの仕事をしている。

私は、観ていて、何度も何度も号泣しました。
最後が、ハッピーエンドの素晴らしい映画でした。


ーもう少し細かいあらすじー

サムはスターバックスで働く、7歳程度の知能しかない知的障害者。
そんな彼に娘が生まれた。サムは彼女に、ルーシーと名付けた。
娘の母親は、退院日にルーシーを残し、姿を消してしまった。
シングルファーザーになってしまったサムは慣れない子育てに悪戦苦闘する。

サムの惜しみない愛情を受け、娘のルーシーは利発的な7歳の少女に
成長する。
娘は、自分の父親が他の父親とはどこかが違うことに気づき始める。
学校の教師は彼女の成長への影響を心配していた。
ルーシーは、お父さんのサムの事が大好きだったが、クラスメイトから
父親が馬鹿にされる姿を見て、心の底で物足りなさや恥ずかしさを
感じるようになっていた。

その後色々なことがあり、
児童相談局員の通報で、ルーシーはサムから引き離されてしまった。
サムにはルーシーを育てるだけの能力が無いと判断されたのだ。
サムは友人達のアドバイスを受け弁護士のリタを訪ねる。
リタは乗り気でなかったが、同僚への見栄から無償で弁護を引き受けた。

養育権を争う裁判が始まったが、サム側にはまともな証言をできる
人物がいない。
さらにサム自身も、裁判中に不利になりそうな発言や進行を無視した行動を
とる為、リタは頭を悩ませていた。
ある日の面会後、ルーシーはサムにも嘘をついて2人で施設を逃げ出した。
結局見つかってしまい、サムは児童相談局だけでなくリタにもこっぴどく怒られる。

アルバイト先の店長とアニーが証人として来てくれた。

明日はサムが証言台に立つ日に、リタは練習の為サムを自宅に連れてくる。
そこにはリタの息子のウィリーが、父親も子守もいない家に一人で座っていた。
リタは夫を電話で責めるが、ウィリーは多忙な母親に心を閉ざしてしまっていたのだ。
冷徹なように見えた弁護士のリタも、息子の事で思い悩んでいたのだ。

証言当日、サムはアルバイト先でドリンク作りを任され、スーツを汚した上遅刻し、
検事はそんなサムの弱い部分を次々と責め立てる。
サムは混乱し、自分が父親にふさわしくないともとれる発言をしてしまう。
結局サムは裁判に負け、ルーシーと引き離されてしまった。

ルーシーはランディ家に里子に出され、
サムは数少ない面会日にしか会うことを許されなかった。

サムは審査の日にも出てこなかった。怒ったリタが訪ねる.
リタは悩んでいるのはサムだけではないと心の内をぶちまけた。
リタの夫は別の女性と不倫し、リタの元を去っていた。

サムは再びルーシーに会いに行く。

サムは娘の里親のランディの家の近くのアパートに越し、
ピザ屋のバイトと犬の散歩のバイトを始めた。
このことにランディは嫌な顔をしたが、
あまりにルーシーが喜ぶので強く言えなくなる。

ルーシーは夜中にこっそり家を抜け出すようになった。
サムのアパートへ行くため。
サムはその度にルーシーをランディの元に連れて帰った。

リタがウィリーを連れてサムの元を訪れる。
リタは夫との事を振り切り、ウィリーとの仲も改善していた。

そして、リタはサムに救われたと打ち明けるのだった。

いよいよ判決の前夜。ルーシーがいかにサムの事を愛しているか
を思い知らされるのだが、
サムは、ルーシーにとってランディも必要な存在なのだということを語る。
ランディはそれを聞き、ルーシーに情がうつっているので、微笑んだ。

サムとルーシーはまた一緒に暮らせるようになった。
リタ親子やランディ夫妻も彼らのそばで、2人の幸せそうな姿を見守るのだった。

志恩ー
7歳の知能しかない知的障害者のサムですが、心は愛に満たされて
純粋に純粋に幼い娘を愛し続ける姿に、またそのような父親のことを
大好きである幼い娘の様子に、心から感動しながら、何度も涙しながら観た
ヒューマンドラマの映画でした。

梶猛弩様  、いい映画のご紹介、感謝いたします。

梶猛弩様 、
この映画のご感想をよろしくお願いいたします。
数日後で、大丈夫です。



アイ・アム・サム  〜純粋な生き方が気づかせる大切なこと〜 (64006)
日時:2024年03月18日 (月) 22時03分
名前:梶猛弩

 今回の感想は、自分の心の奥底にある傷について書きますので、志恩様が映画で得た感動的を損ねてしまうかもしれません。ご容赦ください。
 
 私は幼少の頃、知的障がい児と呼ばれ、ヒトとしての堪える限界を越える苦しみを味わいました。(今なら重度発達障害というカテゴリに分類されるのでしょうが、当時の教育界ではそうした基準は無かったようです。)
 その頃のトラウマは今でも引きずっています。

 どのような障がいであれ、障がいそのものは“GIFT”=“神様からの授かりもの”です。生来欠けている部分を持って生まれたとしても、そのことと正面から向き合い克服することにより、精神的な高みを目指すことができるからです。
 
 ただ、私は残念ながら、苦しみに負け、人格的には大きな疵を持った人間として成長していきました。

 映画“アイ・アム・サム”の主人公、サムは、知的障がい者が純粋な心を持ち続けるがゆえに、かけがえのない愛と幸せを手に入れた物語です。
 
 志恩様は、この映画を感動の気持ちで観られたとのことです。
 しかし、私にとって、観ている間中、辛くて辛くて堪らない映画です。ちょっとした嘲りや蔑みのシーンでも自分が味わってきた苦しみを思い起こさせる。

 サムは純粋でした。純粋ゆえに人を愛し、純粋ゆえに人から愛され、最後は娘とともに幸せな生活を始めます。
 私は、こうしたハッピーエンドにも思わず目を背けてしまいます。
 なぜなら、20代・30代の最も大切な時期に、私は純粋さを捨て去ることが、自分にとって唯一の処世術だと信じていた。その結果、人間として最も大切なものを失っていたことを直視せざるを得なくなるからです。

 私は、サムのような純粋な心を持ち続けることができなかった。
 この映画は、少年時代の頃の心の傷だけでなく、若い頃の自分が見失っていた“大切な何か”を想起させるのです。

梶猛弩様 (64010)
日時:2024年03月19日 (火) 04時46分
名前:志恩

映画“アイ・アム・サム"の感想を書いてくださいまして、
ありがとうございました。

前にも書きましたが、私は映画のドラマは、他人事として
見がちですが、
梶猛弩様はご自分の人生と重ね合わせて映画を
ご覧になられますので、同じ映画を観ましても、
私のは表面的に軽く捉えており、
梶猛弩様は、人生的で重みのある感想になるのだ
と思います。
感想を読まさせていただいただけでも大変勉強になります。

それから、すぐに削除されてしまいましたけれど、
梶猛弩様は、以前に、
おうちで飼っているヨークシャーテリア犬を抱えた
ご自分の少年時代のお写真を
トキ掲示板に貼られたことがありますでしょう。
あのお写真は、ここへは、貼りませんが、
私は、トキ掲示板で削除される前にコピーして
ちゃんとパソコンの写真入れに入れて保存してあります。

とても凛々しくて男前で、女の子にモテていたであろう
と予想できる賢そうな目をしたかっこいい男の子の写真です。

ですから
>知的障がい児と呼ばれ、ヒトとしての堪える限界を
越える苦しみを味わいました。(今なら重度発達障害と)<
という言葉と、あの梶猛弩様の少年時代の写真との
ギャップを感じています。

外見ではわからない内面のお辛い部分が、あったのでしょうね。

知的障害児は、普通、成績も悪いものですけれど、
梶猛弩様の場合は
成績は良かったと、書かれておられましたよね。
確か、天才・エジソンも
子供の頃、そんなだったと「自伝」に書いていたのを私は読んだ
記憶がございます。

同じ知的障害児でも、あなた様の場合は、特殊なタイプの
知的障害児であったのかもしれません。

映画”アイアムサム”のように、われわれが観客として見るサムと、
自分が実際に、知的障害児とか知的障害者であった場合の、
自分がサムだった立場とは
人生を生きる上で、苦悩に感じることに、大きな差異があることと、
思います。

人それぞれに、自分でしかわからないひどく辛い体験はありますから、
この世へは、修行するために生まれてきていると言いますから、
そのように、人生は、山あり谷ありに、できているのかも しれません。

とにかく、今は、梶猛弩様は、頭は、人並み以上に優秀でいらして、
愛深い奥様は、おそばにいらっしゃるし、いいお仕事にも恵まれていて、
幸せに生きていらっしゃるということですから、幼い時代や少年時代は、
どうあれ、ひとりの人間として、
しあわせな いい人生を、送っておられるお方なのだと思っております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ネット情報より
「エジソンは、学校では、ボヤーとしてる子で、先生に質問ばかりして、
小学校の先生に「低能児(=差別用語、現代では死語)」扱いをされた、
とあります。そうした先生の態度に怒った母親は、3か月で小学校を
やめさせてしまい、学校の先生の経験を生かして自宅で読み書きを
教えました。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

松枯れ (64199)
日時:2024年03月30日 (土) 22時52分
名前:梶猛弩

 先週の土日は、お彼岸で実家に帰っていました。

 庭も昨秋から手入れしていなかったので荒れ放題ですが、改めて観ると、松が茶色に変色して完全に枯れていました。

 亡き祖父の自慢の紅梅も、盛期が過ぎたせいもあるのか、元気がなさそう。。。

 庭木の手入れとかも勉強しないといけませんね。

梶猛弩様 (64200)
日時:2024年03月30日 (土) 23時58分
名前:志恩

>庭の松に水やりは必要ですか?<

志恩ー
土日に久しぶりにご実家へ帰られたそうですが、
そこに住んでいない場合は、松はたまの水やりも
必要だそうですから、水分補給しなけれど、枯れるでしょうね。
松は、虫がすみ着いて、枯らす場合もあると書いてありました。
松は、枯れかかっている場合は、助けられるそうですが、
完全に枯れた場合は、復活は、しないそうです。
梅は、水やりもせず、そのままにして置かれましたのに
よく元気に生き延びていましたね。きれいに咲いていますね。
(うちの庭には松は、ありません)



枯れかかった松の場合は、ニワユタカという
肥料&活力剤を与えると、このように復活する
そうですが、完全に枯れたのは、復活しません。

梶猛弩様   (64209)
日時:2024年04月01日 (月) 14時10分
名前:志恩

本日は、午前中に、梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
”アメリカンスナイパー(”2014/アメリカ)を見ました。

この映画は、実話なのだそうです。
キャッチコピーは、
「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」

_あらすじ_
クリス・カイルはテキサス州に生まれ、
厳格な父親から狩猟の技術を仕込まれながら育った
やがて時は経ち、ロデオに明け暮れていたカイルは、
アメリカ大使館爆破事件をきっかけに海軍へ志願する。
30歳という年齢ながら厳しい訓練を突破して特殊部隊
シールズに配属され、私生活でも恋人タヤと共に幸せな
生活を送るカイルであったが、
間もなくアメリカ同時多発テロ事件を契機に戦争が始まり、
カイルもタヤとの結婚式の場で戦地への派遣命令が下る
のだった。

イラク戦争で狙撃兵として類まれな才能を開花させたカイルは、
多くの戦果から軍内で「伝説(レジェンド)」と称賛されると共に、
敵からは「悪魔」と呼ばれ懸賞金をかけられていた。
テロ組織を率いるザルカーウィーを捜索する作戦へと参加した
カイルは1000m級の狙撃を得意とする元オリンピック射撃選手
の敵スナイパー「ムスタファ」と遭遇し、
以後何度も死闘を繰り広げる。繰り返される凄惨な戦いのなかで
親友のビグルスは戦傷により視力を失い、
戦争に疑問を感じ始めたマーク・リーは戦死し、
強い兄にあこがれて海兵隊に入隊した弟は
イラク派兵で心に深い傷を負って除隊した。

同僚や弟が戦場で傷付き、
倒れゆく様を目の当たりにし、
徐々にカイルの心はPTSDに蝕ばまれていった。
戦地から帰国するたびに変わっていく夫の姿に苦しみ、
人間らしさを取り戻してほしいと嘆願するタヤの願いも
むなしく、戦地から帰国するたびにカイルと家族との溝は
広がっていく。

4度目の派遣でサドルシティに赴いたカイルたちは
敵の制圧地帯に展開し、ついに防護壁の工兵を射殺した
ムスタファの姿を捉える。ビグルスへの思いを込めて放っ
突破し、宿命の長い戦いはついに幕を閉じる。

除隊して帰国したカイルは、戦地の記憶に苛まれて
一般社会に馴染めない日々を送るうち、
少しずつ人間の心を取り戻していくが、
ある日に退役軍人社会復帰プログラムの一環として
赴いた射撃訓練先で、射殺されるのだった。


出演ー
クリス・カイル - ブラッドリー



志恩ー
とにかく、ほとんどの場面が戦争場面で、
次から次へ、人間ではなく人形を射撃するように、多くの人間を
容赦無く、撃ち殺す場面が多く、
私は、見ているのがすごくつらくなって、時々、
映画をとめて、深呼吸して、それから再度、見始めていました。

テキサス出身のクリス・カイルの実際の物語だそうですが。
シールズに所属し、イラク戦争に4回出向く。160人を狙撃し、
伝説のスナイパーとして活躍するも、戦争の影響で精神的に
少しおかしくなる。

退役後は家族とのんびりと、とはいきませんでしたね。
戦場と故郷の行き来で、主人公がだんだん変わっていくのが印象的でした。
全体を通してPTSDをテーマにしているような印象でした。

英雄なのだけど、淡々と話が進む感じが力み過ぎていないでした。
英雄とか伝説っていわれてる人でも家族はいるし、心はあるんよね。

壮絶!見る人によって視点が違いそうですけれど、
私にとっては戦争で苦しんだ人たちのお話って感じでした。

国のために、攻撃されている仲間を守りながら戦うカイルがかっこいいと
言えば、かっこいいのですが、帰還後にセラピーを受けていたことは、
戦争で傷を負うのは身体だけではないと実感させられました。

若くして、海軍士官として派兵されて戦死したうみの父を連想していました。
戦争は、どんな時代でも、辛いですね。
平和な時代が、一番、ありがたいです。

梶猛弩様  
この映画のご感想を、急ぎませんので、よろしくお願いいたします



アメリカン・スナイパー  〜英雄譚の傍にあるものに想いを馳せる〜 (64221)
日時:2024年04月01日 (月) 21時33分
名前:梶猛弩

 アメリカン・スナイパー(2014年/アメリカ)はアメリカの実在の軍人、クリス・カイルを描いた伝記映画です。
 主人公は、イラク戦争中、160人のターゲットを狙撃し成功させたという米軍史上前人未到の記録を持っています。彼は功績により、銀星章などの勲章を計4回(本人談では7回)叙勲します。
 人間的にも素晴らしく、友のために自らの危険も顧みない。誰よりも強い愛国心を持ち国のために戦うことが正義との強い信念を持っています。
一方、家に帰れば、よき夫でありよき父親。優しき家庭人。戦争の英雄として教科書に載ってもおかしくないほどの素晴らしい人間。ただ、伝説によって光り輝くものをだけを見さえすれば。。。
 
 世界の歴史の中には超人的なエピソードを持つ英雄達が多く存在します。
 クリス・カイルも同じ歴史的英雄。
 しかし、彼の英雄譚は他の英雄達と違う描き方をされていました。
 歴史に残る英雄達ならば、常人を超える存在として描かれるが故に削ぎ落され見えない部分に押し込まれていくもの。それは、普通の人間が普通に持つ哀しみや苦しみに耐えられない弱さが露わになっているのです。

 除隊後のクリス・カイルは、日々のストレス、フラッシュバック、心的外傷に苦しみ続けた挙句、助けるべき仲間に意味もなく撃たれるという英雄的ではない最期を告げました。

 この映画を観て、心に残ったのは、直接自らの手で人を殺める兵士として活躍した軍人たちの伝記や伝説には、実は、光り輝くエピソードの陰の見えない部分で、このような精神的な苦しみを味わい続けていたのかもしれないことです。

 私は、現実の戦争、例えば大東亜戦争において、国を護った英雄達の栄誉を称えるとき、語られる獅子奮迅の活躍ぶり、高潔な人間性を讃えるだけでなく、語り継がれた英雄譚には現れない、悲哀を持った一人の人間としての生きざまにも思いを寄せ、讃嘆したいと感じています。


梶猛弩様 (64224)
日時:2024年04月02日 (火) 02時23分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)

>世界の歴史の中には超人的なエピソードを持つ英雄達が多く存在します。
 クリス・カイルも同じ歴史的英雄。
 しかし、彼の英雄譚は他の英雄達と違う描き方をされていました。
 歴史に残る英雄達は、常人を超える存在であるが故に、削ぎ落され見えない部分に押し込まれていくもの。それは、普通の人間が普通に持つ“哀しみや苦しみに耐えられない弱さ。

 除隊後のクリス・カイルは、日々のストレス、フラッシュバック、心的外傷に日々苦しみ続けた挙句、助けるべき仲間に意味もなく撃たれるという英雄的ではない死によって終りを告げました。

 この映画を観て、心に残ったのは、司令官や参謀だけではなく直接自らの手で人を殺める兵士でありながら、歴史的な活躍をした軍人たちの伝記や伝説には、実は、光り輝くエピソードの陰の見えない部分で、このような精神的な苦しみを味わい続けていたのかもしれないことです。

 私は、現実の戦争、例えば大東亜戦争において、国を護った英雄達の栄誉を称えるとき、語られる獅子奮迅の活躍ぶり、高潔な人間性を讃えるだけでなく、語り継がれた英雄譚には現れない、悲哀を持った一人の人間としての英雄達にも思いを馳せ、讃嘆したいと感じています。<


志恩ー
早速に、映画の感想を書いてくださいまして、
誠にありがとうございました。




梶猛弩様   (64408)
日時:2024年04月07日 (日) 10時22分
名前:志恩

昨夜は、梶猛弩様がご紹介くださった映画の名から、
ガタカ (1997/アメリカ)を観ました。

出演
イーサン・ホーク



「ガタカ」のストーリーでは、遺伝子問題がとりあげられています。

「優秀な遺伝子を持つ水泳選手として育ったものの、
金メダルを獲得するには至らなかった人物」が自殺未遂に
及んだことが語られます。

このシーンは「出生前や出生後の遺伝子編集が実現した現代」
において、「遺伝子によって期待される成果の押し付け」が招く
混乱を想起させます。

今の時代、遺伝子に関する研究が映画公開当時よりも
進んでいるそうです。
私は遺伝子についての詳しいことは、よくわかりませんけれど。

しかし、「身体的特徴」「社会的地位」「健康寿命」といった
要素は実際には、遺伝子だけでなく人々が過ごす環境によっても
大きく左右されるのではないかと思っています。

「ガタカ」でも、「不適正者」と診断された主人公が
高度な知識や高い運動機能を備えるに至り、反対に
優秀な遺伝子を持つ「適正者」とされる人物が事故に
よって半身不随になる様が描かれてます。

今から27年前に公開されたこの映画で、
既に「遺伝子によってすべてが決定されるという考えは誤りである」
ということの警鐘が鳴らされていたわけです。

また、映画では
「警察が人々のまつげや血液を採取して遺伝情報と照合する」という
シーンが描かれます。

この世の中、遺伝子操作で、全てが変えられるとは、思いません。
たとえ、遺伝子操作で、寿命が200歳に伸びたとしても、幸せとは
思いませんし、私は、今のままでいいように思っております。


もう少し詳しいこの映画の【あらすじ】ですー

”ガタカ”は遺伝子操作によって生まれた「適正者」が優遇され、
自然出産で生まれた「不適正者」が劣等な遺伝子をもつ者として
差別される近未来を描いたSF作品です。

先に書きましたように、これは27年前の映画ですが、今だからこそ、
このテーマは、ある種の現実味を増しているといえます。

舞台は遺伝子操作が当たり前になった近未来。
遺伝子による差別は法律上禁止されてはいましたが、
現実には遺伝子操作によって生まれた「適正者」が優遇され、
劣等とされる遺伝子をもつ「不適正者」が排除される職業差別が
行われていました。

しかし、不適正者であるイーサン・ホークは、
適正者にしかなることができない宇宙飛行士を目指して
必死に努力を続ける。
そんなある日、彼はDNAブローカーの存在を知り……。


心臓疾患の確率99%、推定寿命30.2歳の不適正者として
自然出産で生まれた主人公イーサン・ホークは、
宇宙飛行士になる夢を抱きます。

宇宙飛行士は適正者しかなることができませんが、
彼は周囲の声には耳を貸さず、夢に向かって必死に体力と知力を鍛えます。
しかし、なることができたのは宇宙局ガタカの清掃員でした。

それでも彼は夢を諦めません。
闇ブローカーの仲介によって、事故で車いす生活を送っている
元エリート水泳選手の適正者ジュード・ロウという人間になりすまし、
宇宙飛行士候補としてガタカへの入局に成功するのです。
以降も努力の日々は続きます。

ジェロームから提供された尿や血液を使って頻繁に行われる
検査をくぐり抜け、職場に皮脂や毛髪を残さないよう毎日入念に
体をケアします。

激しいトレーニングも日々継続し、
その結果、彼は土星の衛星タイタンの探査機の宇宙飛行士
に選ばれます。

この映画のメインテーマは「夢は叶う」だそうです。

不可能といわれていた夢を不屈の思いと人並み外れた努力によって
実現した彼の姿はポジティブな感動を誘います。

しかし、遺伝子だけで人を選抜した場合、
優れたパフォーマンスを発揮できる可能性をもった人材を排除してしまう
リスクが高いと言われています。
嘘をついて、他人になりすまして、宇宙飛行士になりたい夢を叶えて、
本心からの喜びがあるのだろうか、と疑問を抱きながら、この映画を
観終わりました。


梶猛弩様  
この映画のご感想をよろしくお願いいたします。
数日後で大丈夫です。








ガタカ 〜神の子(God’s Child)は優性保護(Ugenic Protection)を超越する〜 (64421)
日時:2024年04月07日 (日) 20時03分
名前:梶猛弩

 1980年代。私が高校生の頃、生高連の活動の主軸は“優生保護法改正運動”でした。
高校の文化祭では普及啓発のポスター展示をしたり、駅前で募金活動をしたり、今でも思い出になる十代の頃の思い出の1ページです。

 ガタカ(1997年/アメリカ)は、幽霊青年会員ですらなくなった、生長の家から離れた若い社会人の頃に観た映画ですが、自分に高校時代を思い起こさせました。

 イーサン・ホーク演じる主人公・ヴィンセントは、“神の子”として生まれ、“ユージーン”になりたかった。
 この映画では、God’s_Child “神の子”は、“自然妊娠により生まれた子どもという意味。
Eugene“ユージーン”は、遺伝的に優性な人間。
 
 自然のまま生まれた神の子・ヴィンセント。
 自然のままゆえ、どれだけ頑張っても、成功への門戸は優性遺伝子にしか開かれていないことに苦しんでいた。
 そして、適正者であるオリンピック選手ジェロームのDNAを買い受ける。

 しかし、ヴィセントの夢を実現したいという信念と、たゆまぬ努力により、他の適正者を遥かに凌ぐ能力を培っていきました。
 私は、数々の試練を突破し、宇宙飛行士の栄冠を手にするこのストーリーに、私にとっての“人間神の子無限力”を重ね合わせてしまいます。

 ガタカの中でも、おそらく多くの人は、ヴィセントが不適正者であることに薄々気づいていたのだと思います。
 最後の抜き打ち検査がそれを示唆しています。
 検査を担当した医師は、ヴィンセントが不適正者であることに気づいたにも関わらず、宇宙船に乗せました。医師の息子も同じ神の子であり、医師は努力で勝ち取ったヴィンセントに息子の希望を託したのです。

 “人間神の子無限力”
 生まれつき人と異なり、欠点もデコボコもある、だからこそ、私達は“神の子”である。無限力を信じ理想を追い求めている。
 私には、そのことを再認識させられた映画でした。

梶猛弩様 (64427)
日時:2024年04月07日 (日) 22時42分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>略
私は、数々の試練を突破し、宇宙飛行士の栄冠を手にするこのストーリーに、私にとっての“人間神の子無限力”を重ね合わせてしまいます。

ガタカの中でも、おそらく多くの人は、ヴィセントが不適正者であることに薄々気づいていたのだと思います。

最後の抜き打ち検査がそれを示唆しています。
 検査を担当した医師は、ヴィンセントが不適正者であることに気づいたにも関わらず、宇宙船に乗せました。医師の息子も同じ神の子であり、医師は努力で勝ち取ったヴィンセントに息子の希望を託したのです。

 “人間神の子無限力”
 生まれつき人と異なり、欠点もデコボコもある、だからこそ、私達は“神の子”である。無限力を信じ理想を追い求めている。
 私には、そのことを再認識させられた映画でした。<

志恩ー
今夕は、パソコンを消して、室内を丁寧に清掃していました。
夜、パソコンを開いて見ましたら、早々と 梶猛弩様が
この映画の感想を書いてくださっていたので、驚きました。

私の感想は、一般的な感じの冷え冷えとした感想でしたけれど、
梶猛弩様のご感想は、温かみのある光明思想的な素晴らしい内容
で、さすがでいらっしゃるなぁと、感動しながら読ませていただきました。
大変勉強になりました。ありがとうございました。



梶猛弩様   (64523)
日時:2024年04月12日 (金) 00時01分
名前:志恩

4月11日(木)の今夜は、
梶猛弩様が ご紹介くださった映画の中から
”アンブレイカブル”(2000/アメリカ)を観ました。

ー出演ー

ブルース・ウィリス(主役の、デヴィット・ダン役)ー
ハンサムな俳優さんです。
不死身の男を演じています。
アメフト会場の警備員として勤めています。
先に書きましたように
決して壊れない不死身の体の持ち主ですが、
それに加えて、触れた人間の悪意を
感じ取る能力があります。

ロビン・ライト・ペン (オードリー・ダン役)ー
デヴィッドの奥さんです。綺麗な人。性格も優しくて
いい人で、彼女は夫を愛しているのですが、夫は妻に
愛情を持てない感じで、彼女はいつも悩んでいます。
夫婦で結婚生活がうまくいっていないなと感じていますが、
最後の方で、夫は、妻を愛していると、気づいてくれたので、
観ていて、ほっとした場面がありました。

スペンサー・トリート・クラーク (ジョセフ・ダン役)ー
父:デヴィッドを慕う一人息子です。
小学生の高学年ぐらいの年でしょうか。
父親の能力を知り、誰よりも喜んでおり、
それが逆に《信じたい気持ち》として空回りして
しまいがちです。

サミュエル・L・ジャクソン(イライジャ・プライス役)ー
黒人の俳優さんです。
生まれつき《骨形成不全症》という病を患っており、
生涯で骨折した回数は54回にも及ぶそうです。
触るだけで折れてしまう、まさにガラスのような体の持ち主なので
小学生の時、同級生に「ミスターガラス」と呼ばれていました。
しかし、非凡なIQの持ち主で、頭は かなり キレる人です。


《あらすじ》

フィラデルフィアで悲惨な列車事故が乗組員は合計で132人おり、
ほぼ全ての方々(131人)が亡くなる凄惨な現場でした。
一方唯一の生き残りで、アメフト会場の警備員のブルース・ウイリス。

彼は、かすり傷一つ負わずに列車事故を生還しました。
そんな彼の元にある人物が接触を図ってきて、物語は
展開されていきます。

《特殊能力》《ヒーロー》といったキーワードを中心に
数多くの描写されていくため、非現実的に感じる場面もありました。
しかし、各々の家族にまつわるストーリー展開や親子関係についても
描写されておりますので、現実味のあるシーンもありました。

母親の胎内にいるときから骨折していて、生まれた後も、
触れただけで骨折する《骨形成不全症》という病を患っている黒人の男と、
不死身の白人の男との対比の映画のようでしたが、 
サミュエル・L・ジャクソンが演じた イライジャという男は、
悪の心を持っていて、過去の三大テロを起こして、
大量殺人を犯したのも彼の仕業だったと、
最後の最後の方の場面で知ったブルース・ウイリスは
物的証拠とともに、彼のことを警察に通報しました。
その結果、イライジャは今は、重度精神障害者施設にいる
という話で、この映画は、終わりました。
一応の、ハッピーエンドでした。

(ちなみに、「アンブレイカブル」の言葉の意味は、「破壊不可能」です。)

梶猛弩様 
見応えのある映画のご紹介、ありがとうございました。

ゆっくりで大丈夫ですので、
梶猛弩様 の、この映画のご感想をよろしくお願いいたします。



ブルース・ウィリス画像
(1955年 3 月19日、西ドイツで生まれる。
 アメリカの大学のモントクレア州立大学の演劇部に入り、
クラスで戯曲『熱いトタン屋根の猫』を演じた。
ウィリスは3年生で大学を中退すると
ニューヨーク市に移り住んだ。wikiより。今、69歳)

アンブレイカブル  〜自分探しのボーダーライン〜 (64543)
日時:2024年04月12日 (金) 23時22分
名前:梶猛弩

 人は多かれ少なかれ、自分は何のために産まれて来たんだろう、この世界で何を為すべきなんだろうと思い悩むときがあります。
 ただ、ほとんどの人達は、思春期のときにそうした思いを持っていても、大人になり日々の生活に埋没されて行くうちに自問自答することを忘れ去っていきます。

 一方で、大人になっても自らの存在意義を見つけれず人知れず悩んでいる人達もいる。
 私自身、人生の長い間、自分の生きる意味を見つけられずにいた一人ですから、その気持ちはよくわかります。

 宗教・信仰も、そうした人達に生きる道標を与えてくれる貴重な役割を果たしてくれると思います。
 ただ、現代は、宗教不信を起こさせる出来事があったり、価値観の多様化もあり、宗教が人に心に与える役割が低下しているのも事実です。
 その結果、人生の道標は、スピリチュアルや人生哲学といった分野や、高邁な精神文化でなくても、漫画とかアニメといった大衆文化の方が、人に影響を与えているのかもしれません。
 “鬼滅の刃”や“名探偵コナン”に出てくる名言で人生変わったという人もいるくらいです。

 さて、映画“アンブレイカブル”(2000年/アメリカ)ですね。
 この映画の主人公は、ブルース・ウィリス演じるデヴッドです。
 デヴッドに人生の目的を知らしめる役割を果たすのが、サミュエル・ジャクソン演じるイライジャ。

 デヴッドは家族ともうまくコミュニケーションを取れず、社会の中でも漠然とした疎外感を抱いている中年男性。
 ある日、自分以外の乗客全員が死亡する列車事故に巻き込まれ、一人だけ生き残ったことから、自らの違和感はどんどん強くなっていく。
 そこに現れたのが、アメコミ(コミック)オタクのイライジャ。先天的な骨形成不全症により、脆く弱い自分の肉体を恨めしく思っていたイライジャは、デヴッドに自らの対極を為す存在=決して壊れることのない肉体であることを見出す。
 そして、イライジャによって自分の存在意義を見出したデヴッドは、社会に潜む悪たちと対峙するために、フードを被り夜の街へと繰り出します。

 人生の目的を見つけ活き活きとするデヴィッド。恩人であるイライジャに礼を言うため彼の部屋へと訪ねる。そして、そこに貼られた新聞記事と、イライジャに触れることにより彼の心を読み取り、真実に気づくのです。

 生まれつき誰よりも身体の弱かったイライジャは、アメコミの世界の中に自分の存在を見出した。悪のカリスマ、ミスター・ガラスとして。しかし、彼が現実社会で存在するためには、自分と対極を為すスーパー・ヒーローが存在しなければならない。
 そのために、イライジャは次々と群衆を狙った爆破事件を繰り返します。不死身のヒーローを見つけ出すために。でなければ、ミスター・ガラスとしての存在意義がないのですから。
 しかし、デヴッドが爆破テロの黒幕がイライジャと知った後も、ヒーロー漫画のような対決にはなりませんでした。真実を知ったデヴットは、狼狽し、転がるように逃げ出し、やっとの思いで警察に通報したのです。
 そして、イライジャは重度精神障がい者施設に送られ、物語は終わります。


 この映画で描かれている、デヴッドとイライジャ。自分探しの果てにある非現実的な世界への自己同一感と陶酔感。
 映画ゆえに極端にデフォルメされていますが、こうした心の状態には実は誰でもなり得るものであるのでしょう。

 漫画の世界は極端ですが、これが文学とかスピリチュアルといった高度な精神活動であった場合はどうでしょう。
人は誰でも傷ついたり悩んだりする部分があり、それを非現実な世界で補おうとする。
 それは精神衛生上も決して間違ったことではなく、善き非現実であればむしろ推奨されるべきことなのかもしれません。
 しかし、現実と非現実のボーダーラインがあることも、忘れてはならないと思っています。

梶猛弩様 (64549)
日時:2024年04月13日 (土) 06時47分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
( 前略)
>しかし、デヴットは爆破テロの黒幕がイライジャと知った後も。
二人の対決は、アメコミのようにはなりませんでした。
 スーパー・ヒーローのように自らのパワーでミスター・ガラスを退治したのではありません。
 真実を知ったデヴットは、あまりのことに狼狽し、腰を抜かし、その場から転がるように逃げ出し、やっとの思いで警察に通報したのです。
 そして、イライジャは重度精神障がい者施設に送られ。この物語は終わります。

この映画で描かれている、デヴットとイライジャ。自分探しの果てにある、非現実的な世界への自己同一感と陶酔感。
 映画ゆえに極端にデフォルメされていますが、こうした心の状態には実は誰でもなり得るものであるのでしょう。

 漫画の世界は極端ですが、これが文学とかスピリチュアルといった高度な精神活動であった場合はどうでしょう。
人は誰でも傷ついたり悩んだりする部分があり、それを非現実な世界で補おうとする。
 それは精神衛生上も決して間違ったことではなく、善き非現実であればむしろ推奨されるべきことなのかもしれません。
 しかし、現実と非現実のボーダーラインがあることも、忘れてはならないと思っています。<


志恩ー
私と異なり、現役でお仕事されているお方だと伺って
おりますが、早々とご感想を書いてくださいまして、
すみませんでした。

同じ映画を観ましたのに、
私よりもはるかに詳しく解説されてて、
白人でヒーロー役のデヴィットと、黒人のイライジャの、
心の底にある精神状態や
心の動きまで、感想に書いてくださいまして、
いつもながらの深い洞察力には、驚嘆しながら、
読ませていただきました。

>映画ゆえに極端にデフォルメされていますが、
こうした心の状態には実は誰でもなり得るもので
あるのでしょう。<

それは、あるある、と思いました。

話を戻して、この映画のストーリーの中のことですが、
梶猛弩様も書いていらっしゃらないことですが、
デヴィットが、
息子と二人で、ジムみたいなところへ行き、仰向けに横になった
状態で、ダンベル・スクワットをする映像がありましたでしょ。

仰向けに横になったまま、鉄の棒の両端に重りをつけた
重いダンベルを
両手で、鉄の棒を持ち、天井に向かって、両腕で持ち上げるのですが、
息子に頼んで、どんどん重りを追加して つけてもらい、
ジムにあった重りを全部つけた状態でも持ち上げてしまったデヴィット。

いったい、何キロのダンベルを持ち上げたのかと、計算すると
660kgのダンベルを持ち上げたのでした。それでも足りなくて
1.8リットルのペンキの入ったような缶を、4缶も、それに加えてつけても、
それでも彼はダンベルを両腕で高く持ち上げることができた場面が、
ありましたよね。

デヴィットは、自分でも、自分の潜在能力に驚いていましたよね。
彼は、怪我をしない不死身の人間として生まれついた自分を
自分でも認識し始め、その能力を、人を助けるために使い
始めました。

かたや、触れただけでも、生まれつき骨折してしまう、体の
弱い黒人のイライジャは、高いIQ能力を利用して、大量殺人を
繰り返していました。

人間というものは、そのような人並外れた体力や、人並外れたIQ
を持っていなくとも、生き方は自由選択して生きるようにできて
いますから、
悪にもなれるし
善にも、なれますものね。

イライジャは、すごく悪いやつですが、どこか憎めない存在感のある人でした。
イライジャみたいな悪い人間を息子として持ってしまったのに
息子のことをずっと心配して、見捨てずに見守って生きてきた黒人の
イライジャのお母さんが、痛々しくて、とても かわいそうに 思えました。

私はイライジャ役の黒人俳優を 知りませんでしたが、
有名な俳優であるという黒人俳優がその役を演じていました。

そういえば、私、黒人の俳優で、何人か好きな俳優が、いるなぁ、
と思いました。モーガン・フリーマンも好きな黒人俳優の一人です。


梶猛弩様
いいご感想文を、この度も、ありがとうございました。




梶猛弩様が、紹介くださった映画の中に出ていた
私の好きな黒人俳優の一人、
モーガン・フリーマンの画像です。

梶猛弩様  (64642)
日時:2024年04月18日 (木) 00時37分
名前:志恩

昨夜は  梶猛弩様がご紹介くださった映画の中から
”JSA”(2000年/韓国映画)を観ました。

出演

韓国人の名前は、大変わかりづらいので
ABCDEFと、させていただきます。

少佐(ソフィー)
A(ウジン)
B(スヒョク)
C(ソンシク)
D(ギョンビル)
ほか


おおまかなストーリーー
韓国と北朝鮮の境界の板門店に設けられた、
韓国軍と北朝鮮人民軍が共同で警備に当たる
JSA(共同警備区域)を舞台に、
ふとしたことから奇妙な友情を育む事になった
南北の兵士の姿を描いたフィクションドラマです。

細かいあらすじー
>10月28日午前2時頃
韓国と北朝鮮の境界にある板門店に設けられた、
韓国軍と北朝鮮人民軍のJSA(共同警備区域)の
北朝鮮側詰所で、警備を担当していた朝鮮人民軍の将校と
兵士Aが韓国軍兵士により射殺される事件が発生しました。

10月31日、
事態を重く見た韓国と北朝鮮の同意を得た中立国監視委員会は
事件の真相解明に乗り出し、スイス軍法務科将校の韓国系とスイス人、
少佐に捜査を依頼しました。

少佐はまず事件の容疑者とされる韓国軍兵士のBに面会しますが
Bは事件のショックからか何も語ろうとはしませんでした。

少佐はBの捜査記録から
事件の当日Bは詰所付近で用を足していたところ、
突如として北朝鮮人民軍に拉致されてしまい、
脱出の際に銃撃戦になったという記述を見つけました。

Bはその後、境界線で倒れているところを韓国軍に保護さた
ということでした。
Bと共に勤務していた韓国軍兵士Cも同様の証言をしていました。

続いて少佐は、銃撃戦で負傷したという
北朝鮮人民軍の兵士Dを訪ねました。Dの証言によると、
Bは拉致されたのではなく、自ら北朝鮮詰所に出向いて発砲して
きたというのです。

両者の証言の食い違いに少佐は困惑の表情を浮かべました。

その後、被害者の検死の結果、二名とも1回撃たれた後で
更に追い打ちをかけるように銃弾を浴びせられたことが判明しました。

更に調べを進めると、遺体および現場の銃痕と発砲された銃弾の数が
一発合わず、Bが使っていた銃の残弾と合わせてもどうしても数が合わず、
1発だけが行方不明になっていることが判明しました。

やがて事件当日になぜかBとCの銃が入れ替わっており、
Cの銃からは北朝鮮兵士の血痕が発見されました。

このことにより、Cも容疑者のひとりとして挙げられましたが、
Cは取調べ中に窓から飛び降り自殺を図り、意識不明の重体に
陥ってしまいました。


物語は事件の前にさかのぼります。
ヨーロッパからの観光客の一団が板門店(韓国側)を訪れた
時のこと、旅行者のひとりの帽子が風に乗って国境を越えてしまい、
当時国境警備に就いていたDが帽子を拾い上げて旅行者に返しました。

一方、韓国側で警備についていたBは旅行者が写真を撮ろうとするのを
制していました。

その後、Bは警備中に誤って北朝鮮側に入ってしまい
しかも地雷を踏んでしまいました。
たまたま通りかかったCとAが地雷を解除してBを助け、
それがきっかけで三人は文通を始めるようになりました。

しばらくして今度はBが密かに北朝鮮側の詰所を訪れ、
すっかり意気投合した三人は密かに酒を飲み、
互いの国の文化などについて語り合いました。

Bは人見知りがちなCにも声をかけ、
彼も交えた四人は互いの立場を超えた友情を築き上げて
いきました。

しかし、韓国と北朝鮮の関係は悪化していき、
そして運命の10月28日、
四人が集うのはこの日が最後と決め
Cは絵の好きなAに絵の具をプレゼントしたのですが、
その場にAらの上司が現れました・・・。


時は現在に戻り、BとCは取調べで顔を合わせました。
Cが飛び降りた時のビデオを見せられたBは取り乱し、
真実を打ち明けそうになりましたが、Dは敢えてわざと
Bを罵倒しました。

その後、少佐は自身の父が北朝鮮軍将校だったことを理由に
上司から任務解除を言い渡されましたが、どうしても真相を知りたい
少佐はEに現場近くで発見したAのノートを見せ、再度の証言を求めました。

ノートにはAが描いたBの恋人(Cの妹)の絵があり、
BはDの身の安全を保証することを条件に
少佐に真相を語り始めました。

四人は一触即発の事態に陥ってしまい、
Bは上司と銃を向け合いました。
Dの必死のとりなしでその場は何とか丸く収まろうとしましたが、
その時上司は無線機を取ろうとポケットに手を入れ、
銃を出すのだと勘違いしたBは上司を撃ち、止めに入ろうとした
Fをも誤って撃ってしまい、
動揺したCは何度もAに銃弾を浴びせてしまいました。

Dはかねてからパワハラを受けてきた上司にとどめを刺し、
証拠隠滅と偽装工作としてわざとBに自分の肩を撃たせたうえで
逃がしました。

行方不明になった銃弾1発はBがAを撃った際に貫通して
カセットデッキに当たったのであり、Dはそれを川に投げ捨てたのです。

少佐はから預かったライターをBに渡しに行き、
その際にうっかりDの証言内容を伝えてしまいます。

取り返しのつかないことをしてしまったと深く悔いるBは
密かに引率していた兵士の拳銃を奪い、自ら命を絶ちました。

映画のラストに
友情を組む前の四人が板門店で初めて出会った時の写真が
映し出されました。<


志恩ー
字幕なので、名前を、ノートにメモりながら映画を観ていたのですが、
私は韓国人の俳優の顔は、誰が誰だか、見分けがつかない
ところがございまして、もしかしたら、名前が、ごっちゃになっているかも
しれませんが、おゆるしください。

この映画は、内容が内容だけに、最初から最後まで、
疑心暗鬼に包まれた辛い映画でした。北朝鮮の兵士と
韓国の兵士が、四人で、心を通じ合う場面が唯一救いでしたが
お互いの身を庇いあい、わざと罵倒したり、自殺したりと、
これが現実なのでしょうが、とても辛い映画でした。救いのない映画でした。

この映画を観ての感想は、
本当に恐ろしいのは人間であるということでした。

今の私は、思いやりのある優しい娘一家に囲まれて、
優しい友人達にも囲まれて、ぼんやりと暮らしていますが、
このように厳しい日々を送っている方達もいるのだ、と
身の引き締まる思いをしながら観させていただきました。


梶猛弩様 
この映画の感想をよろしくお願いいたします。


JSA  〜日本という素晴らしい国に生まれたからこそ心に刻みたいこと〜 (64645)
日時:2024年04月18日 (木) 20時55分
名前:梶猛弩

 国際ニュースとか現代世界史の話を見聞きするとき、20世紀後半から21世紀にかけてを“民族の世紀”とか“民族の時代”とか表現するときがあります。
 近代以降で俯瞰するなら、帝国主義に蹂躙されたアジア・アフリカ・南米諸国が第2次世界大戦後、次々と独立を勝ち取ったものの、その後は、巨大国際資本による搾取が続く中で、経済的にも自立を模索した時期であり、
 その時期のみに焦点を当てるなら、東西ドイツの統一やユーゴスラビア紛争といったところが大きなエポックなのでしょう。
 民族が国家の責任主体となる。良い結果も悪い結果も生み出されましたが、それは大きな潮流であったのだと感じます。

 一方、第2次世界大戦後の束縛をそのまま引きずって、50年前も今も変わらぬ問題を抱えている地域もあります。
 イスラエル・パレスチナ紛争はその最たるものなのでしょう。
 そして。日本のすぐ隣で続いている朝鮮半島問題。その象徴となる“北緯38度線”。

 映画“JSA”(2000年/韓国)は、38度線の象徴である板門店共同警備区域を舞台にした政治的悲劇を描いた作品です。

 韓国国民も北朝鮮国民も同じ民族。
 顔立ちも言葉もルーツも同じ。
 日本で喩えれば東日本と西日本に分かれて争っているようなもの。

 同じ出自の民族である以上、政治的思惑を超えて接すれば、個人同士なら親近感が湧いてきても不思議ではありません。
 そこを無理やり国家や武力で引き裂こうとすれば、哀しい出来事が起きるのはある意味、必然なのでしょう。

 海を隔てて隣にある日本。大東亜戦争を乗り越え、大和民族が心を一つにして復興・発展に邁進し、今では世界屈指の豊かさと自由と平和を満喫しています。
 遠い世界で起こっているガザ地区の悲劇もウクライナ紛争も、発生当初こそ衝撃を持って受け止められたものの、すぐに複数のニュースの一つ程度の認識となり、感情を動かされることなく日常へと埋没していきます。

 映画はフィクションの世界ですが、それを創り上げる人々の想いの中には、それぞれの国や国民の喜怒哀楽が込められています。
 私は、映画の中から、その想い一つ一つを汲み取り、今の幸福と豊かさの中で忘れてしまってはならないことを自らの心に刻み、人生の中に活かしていきたい。

 そうした気持ちを持っています。

梶猛弩様 (64650)
日時:2024年04月19日 (金) 04時31分
名前:志恩

(梶猛弩様ー)
>JSA  〜日本という素晴らしい国に生まれたからこそ
       心に刻みたいこと〜

(前略)
 一方、第2次世界大戦後の束縛をそのまま引きずって、
50年前も今も変わらぬ問題を抱えている地域もあります。
 イスラエル・パレスチナ紛争はその最たるものなのでしょう。

 そして。日本のすぐ隣で続いている朝鮮半島問題。
その象徴となる“北緯38度線”。

 映画“JSA”(2000年/韓国)は、
38度線の象徴である板門店共同警備区域を舞台にした
政治的悲劇を描いた作品です。

 韓国国民も北朝鮮国民も同じ民族。
 顔立ちも言葉もルーツも同じ。
 日本で喩えれば東日本と西日本に分かれて
争っているようなもの。

同じ出自の民族である以上、
政治的思惑を超えて接すれば、
個人同士なら親近感が湧いてきても不思議ではありません。
 そこを無理やり国家や武力で引き裂こうとすれば、
哀しい出来事が起きるのはある意味、必然なのでしょう。

 海を隔てて隣にある日本。
大東亜戦争を乗り越え、大和民族が心を一つにして
復興・発展に邁進し、今では世界屈指の豊かさと
自由と平和を満喫しています。
 遠い世界で起こっているガザ地区の悲劇も
ウクライナ紛争も、発生当初こそ衝撃を持って
受け止められたものの、すぐに複数のニュースの
一つ程度の認識となり、感情を動かされることなく
日常へと埋没していきます。

 映画はフィクションの世界ですが、
それを創り上げる人々の想いの中には、
それぞれの国や国民の喜怒哀楽が込められています。
 私は、映画の中から、その想い一つ一つを汲み取り
今の幸福と豊かさの中で忘れてしまってはならないことを
自らの心に刻み、人生の中に活かしていきたい。
そうした気持ちを持っています。<


志恩ー
梶猛弩様、
また、日にちをおかないですぐに感想を書いてくださいまして、
すみませんでした

私は、昔から映画やドラマは、ムーミンや、赤毛のアン、若草物語
のフアンでした。
最近では、鬼滅の刃が好きでしたが、
テレビやプライムビデオで、たまーに観ていた映画は、
ハッピーエンドものが好きでしたので、JSA のような映画は、
梶猛弩様のご紹介でなければ、観るのは避けていた映画でした。

(ちなみに、母親である私の影響を受けて育った娘も、ムーミンフアンで、
DVDのムーミン全巻、買いまして、繰り返し、自分の娘と一緒にムーミンを
観て育ち、ムーミンパークへもいって来て、ムーミン柄のコーヒーカップで
コーヒーや紅茶をのんんでいるムーミン一族です。
それと娘は、アニメのシティハンターも好きでしたが)

ですから私はいつまでも、あまちゃんで、こんなふうに子供のままで
老いていったのだと思います。

でも、それではいけないのだと、今頃になってから
気付きまして、梶猛弩様のおかげで最近になってから
様々なタイプの映画を観るようなりまして、前よりは少しは
心が成長(生長)したかもしれないなと感じて、自分で
自分を褒めてあげているところです。笑

まだ、あなた様からご紹介くださっている映画で、
観ていない映画が、たくさんあります。

今後も少しづつ観て参りますので
今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。

梶猛弩様   (64736)
日時:2024年04月23日 (火) 20時09分
名前:志恩

本日は、梶猛弩様 ご紹介の映画の中から
”太陽を盗んだ男”(1979/日本)を観ました。

1979年(昭和54年)の映画といいますと、今から
45年も前、沢田研二が31歳の時の主演作品です。

彼は今は75歳ですが、誕生日の6月25日を迎えると76歳。
今でも彼は健在ですが、その当時なんか、数々の
大ヒット曲をとばしジュリーという愛称で呼ばれていた
一世を風靡した歌手でしたのに、
こんなアクションドラマの映画に出演し
こんな悪役といいますか、、
こんな変わった役を演ずる俳優でもあったとは!

昨年、沢田研二が74歳の時、映画「土を喰らう
十二ヶ月」に主演して、男優主演賞も獲得したり
彼は、才能豊かな人なのですね。私はこの映画も
UーNXETで最近、観ました。なんだか面白味のない
映画でしたけれどね。

映画”太陽を盗んだ男”

出演

沢田研二
菅原文太
池上季実子
北村和夫
神山繁
佐藤慶
伊藤雄之助
風間杜夫


主演の沢田研二は、中学の理科の教師として出演。
やる気なさそうな先生ですが、突然、原爆の作り方を
生徒たちに説明したりする風がわりな先生でした。

プルトニュームさえ手に入れれば個人でも原子爆弾を作れると
考えた彼は、液体プルトニュームを茨城県の原子力発電所から
強奪して盗んできます。
そして、個人が原子爆弾を作って、政府を脅迫するという
とんでもストーリーに発展してゆきます。
沢田研二のエキセントリックな演技が印象的でした。

自分の部屋で、沢田研二が、鉄腕アトムの歌を鼻歌で
歌いながら、原爆作ってるシーンはめちゃくちゃ楽しそうで、
観てるこちらも楽しくなりました…やってることは犯罪なんです
けれどね。

警部役の菅原文太との格闘シーンや、カーチェイスみたく
なった逃走場面もありましたが、狂気の感じの沢田は、
いつもガムをかみながら、深刻にならずに役をこなしていて
面白かったです。

最後の場面は、沢田が原爆を鞄にれて持って歩き、カチカチ音が出て
あれ、原爆が、爆発したところで、終わったんですよね。

私には、理解不能な映画でした。一体何が言いたいんだって
思いました。


梶猛弩様  の、この映画の感想を待ちたいと思いました。
よろしくお願いいたします。


太陽を盗んだ男   〜かつて反骨に熱狂できる時代があったこと〜 (64739)
日時:2024年04月23日 (火) 23時46分
名前:梶猛弩

 映画“太陽を盗んだ男”(1979年/日本)
 私は、リアルタイムでこの作品を観れる年齢では無く、ずっと後年、20代の頃に名画座のようなところで鑑賞したのを憶えています。

 昭和50年代、60年代の日本は、高度経済成長が飽和点に達しつつあり、豊かさがバブルへと変質していった頃。
 高偏差値の学校に入り一流企業や官公庁に就職し安定したレール上を走っていくことが最善の生き方と言われた時代に、斜に構え無軌道な生き方をするのも、“男の子”なら誰でも憧れていたのかもしれません。
 なんだかんだ言っても、私もそうした大勢の若者の一人だったのかもしれませんね。ただ、その振れ幅が人より極端に大きかっただけで。今では、体制側の本家本元のようなサラリーマンをしてますが。

 映画“太陽を盗んだ男”は、そうした若者の心情を大きくつかんだのでしょう。
 一部のコアなファンから熱狂的に支持され、公開当時はそれほど有名な作品では無かったにも関わらず、今では、“1970年代を代表する日本映画第1位”に選ばれています。

 映画の中で、無気力な日々を過ごす中学校の理科の教師である主人公が、ある事件をきっかけに、原子爆弾の製造に情熱を注ぎ、全身を被爆しながらも、完成した原子爆弾を使って、政府に対し“プロ野球のナイターを最後までTV中継させる”、“ローリングストーンズの来日公演を実現させる”という、意味不明の(そんな大犯罪を冒す意味がわからない)要求を繰り返す。

 無意味とか無価値とか反骨精神とか反体制とか。
 中身も目的も結果もよくわからないけど、そうした行動に惹きつけられる心理。

 人生後半に入った今では、
 大脳辺縁系に繋がるA10神経でドパミンが〜云々、
とか、棒読みで説明してしまいますけど、
社会に対する無意味な反抗心、体制に対する生産性のない反逆精神というものに、情熱や憧憬を抱く心理は理解できます。

 …と、まとまりのない文章を書いていますが、こうした映画に共感できるくらいには、私も“男の子の心理”を持っているということを言いたかったわけでして。。。

梶猛弩様 (64740)
日時:2024年04月24日 (水) 06時04分
名前:志恩

昨夜8時に私が 映画“太陽を盗んだ男”を観た感想を
書きましたのに、その日の夜11時半に
梶猛弩様は、ご自分のこの映画を観たご感想を書いて
くださいまして、非常に素早い対応に驚いております。
ありがとうございました。

そうですよね。この映画が封切られた昭和54年(1979年)
は、今から45年前ですから、当時、あなた様は、子供時代
でしたでしょうから、観るはずもなく、20代になってから
名画座のようなところで鑑賞したとおっしゃるのは、
そうだったろうなと、納得させていただきました。

私は、今回は、大まかな部分のストーリーしか
書きませんでけれど、あなた様は、わりと細かい
あらすじまで書いてくださって、その上で、
いつもながらのポイントをつかんだ感想を書いて
くださいましたので、この度も大変勉強になりました。


(梶猛弩ー)
>昭和50年代、60年代の日本は、高度経済成長が飽和点に
達しつつあり、豊かさがバブルへと変質していった頃。
 高偏差値の学校に入り一流企業や官公庁に就職し安定した
レール上を走っていくことが最善の生き方と言われた時代に、
斜に構え無軌道な生き方をするのも、
“男の子”なら誰でも憧れていたのかもしれません。

なんだかんだ言っても、私もそうした大勢の若者の
一人だったのかもしれませんね。
ただ、その振れ幅が人より極端に大きかっただけで。
今では、体制側の本家本元のようなサラリーマンを
してますが。

 映画“太陽を盗んだ男”は、
そうした若者の心情を大きくつかんだのでしょう。
 一部のコアなファンから熱狂的に支持され、
公開当時はそれほど有名な作品では無かったにも関わらず、
今では、“1970年代を代表する日本映画第1位”に選ばれています。



 無意味とか無価値とか反骨精神とか反体制とか。
 中身も目的も結果もよくわからないけど、そうした行動に
惹きつけられる心理。

 人生後半に入った今では、
 大脳辺縁系に繋がるA10神経でドパミンが〜云々、
とか、棒読みで説明してしまいますけど、
社会に対する無意味な反抗心、体制に対する
生産性のない反逆精神というものに、
情熱や憧憬を抱く心理は理解できます。

 …と、まとまりのない文章を書いていますが、
こうした映画に共感できるくらいには、私も“男の子の心理”
を持っているということを言いたかったわけでして。。。<



志恩ー

この映画を観たのが、女性か男性かでも
感想の違いがあると思いました。
梶猛弩様は、男の子でしたものね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沢田研二のこと

高齢者の方々でしたら、
若い頃の沢田研二(ジュリー)のことを覚えて
いらっしゃるでしょうけれど、
お若い方々は、若い頃のジュリーは知らない。

昔の若い20代の頃の、ジュリーの
大ヒット曲の2つを載せておきます。

[危険な ふたり]
https://www.youtube.com/watch?v=eXJQY_jTea0

[カサブランカ・ダンディ  ]
https://www.youtube.com/watch?v=gvI_7tAlsGc

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沢田研二が、70代になった歌、
見てくれは、昔とは、全くの別人ですが、
歌は、昔よりも味が出て、上手くなってます。
歌唱力が全然落ちていないことに驚きます。

[時の過ぎゆくままに ] 70代の沢田研二
https://www.youtube.com/watch?v=jgE2SGs3anw
ーーーーーーーーーーーー
昔、沢田研二は、演歌もじょうずに歌っていましたよ。
https://www.youtube.com/watch?v=3ngCTTlCVbM
ーーーーーーーーーーーー

続・若い頃の沢田研二が歌う「東村山4丁目」と「東村山3丁目」 (64754)
日時:2024年04月25日 (木) 06時31分
名前:志恩

https://www.youtube.com/shorts/cC5yLIhkH50



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