歌帖楓月 |
|
ガイガー(25歳男): 皆さーん、こんにちは!! 世間一杯春爛漫で幸せ一杯の、お嬢さん、あなたのガイガーが参りましたよ? あっちの三日月国があれみたいだから、 こっちはこっちで勝手に楽しく進めさせてもらっちゃうね?
それでは、「書類の取り合い」続きをどうぞ!
::::::: 「書類の取り合い」その4
昼食は、穏やかに、というよりは無難に終わった。さすがにあれだけの量を半分ずつ食べるわけにはいかず、ロイエルはバターロールを一つとサンドイッチを3切れ食べ、ゼルクベルガー中将はそれよりも多く食べて、残りは冷蔵庫に入った。 片付けが終わるとロイエルは言った。 「じゃ、私帰るから。さよなら、中将」 「……ちょっと待ちなさい」 仕方ない。母上の希望に添おう、と彼は思い切った。きっと、母は息子が何を持っているかわかっているのだ。軍の研究院と母の研究室とは、共同で、ロイエルのことについて研究している。だから、今、私が何をしているのかも大体わかっている。今回のこれは、母が私に、正々堂々隠さずにこの子に教えてやれという意思表示なのだ。……どう転んでも、喧嘩になるのだとわかっているのだが。 それは、書斎にある。 :::::::
ガイガー: うーむ。これだけじゃ面白くないから、もうちょっと載せようかな。
|
(65)投稿日:2004年03月28日 (日) 15時46分
|
|