課長風月 |
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情報処理課分室 のぞき見 D.M.B. 第17回 67〜68話について
-------------------------------------------------------------------------------- 過去分 第1回 分室メンバー自己紹介 第2回 34〜35話 第3回 36〜38話 第4回 39〜40話 第5回 41話 第6回 42〜43話 第7回 44〜47話 第8回 48〜49話 第9回 50〜51話 第10回 52〜53話 第11回 54〜55話 第12回 56〜57話 第13回 58〜59話+裏話 第14回 60〜61話 第15回 62〜63話 第16回 64〜66話 -------------------------------------------------------------------------------- (課長風月の前置き)ここは、DEEP METAL BATTLE を、一部の登場人物がのぞき見しているページです。これもとりあえず作品の一つとして見てくださるとありがたいです。ネタバレありです。
ガイガー管理官(男 25歳): いらっしゃいませこんにちは。最近、やさぐれた雰囲気が漂う、「情報処理課分室」です。今回は更生して、心を入れ替え、真面目に一生懸命いきたいと思います。
ブルックリン(男 24歳): 殺伐とした空気が流れているんですよね。この分室。
ガイガー管理官: 仕事疲れが、表に出ちゃうんだろうか。いくないね。良くないね。
ジェニファー: 今回は仲良くいきましょう。
ブルックリン: では、66話「母と息子」、67話「一人きりの夜」。66話は、イングリット教授とゼルクベルガー中将の真夜中の会話です。お母様の家に戻られたのは、久しぶりのようですね。
ガイガー管理官: 彼は前線ばかりだからね。秘密の仕事も多いし。謎解き、魔物退治、ディープメタル事件、などなど。お母様の心配はいかばかりか、察して余りあります。人と人との戦いよりも、魔物相手のが多いから、いっそう心配だろうね。
ブルックリン: 首都には、もう魔物はいませんけど、首都圏から外れたら、たくさん生息していますね。
ガイガー管理官: いるよねえ。さて、話は変わって、ゼルク氏のお父様の話も、ちらっと出てきました。
ジェニファー: お父様は、軍人ではありませんよね。
ガイガー管理官: お父様は旅芸人。冗談です。お父様は民族研究家、だったかな。たしか。地理学者? どっちだったっけ。どちらにしても故人です。
ブルックリン: 世界中を回って、各地の民族の風習などを調べるんですよね。
ガイガー管理官: 小さいころのゼルク氏はよくお父様に着いて回ってたね。
ブルックリン: 大人になった今、その経験は貴重な財産になっていますね。
ジェニファー: たしかに。
ガイガー管理官: お父様の話はそんなところで終わりにしましょう。長くなってきたから。ロイエルの話に戻して。ロイエルを首都に連れてきたゼルクベルガー中将は、彼女を母親の研究室に持っていったのね。最初に
ブルックリン: その時は、教授が中将の母親であることを、ロイエルには知らせなかったのですね。
ガイガー管理官: 事務的に受け渡しただけだったね。
ジェニファー: でも親子ですから、お互いの内心はわかっていたのですね。
ガイガー管理官: それを、教授は夜中に「確認」しにきたわけね。それとも「駄目押し」かな。
ブルックリン: なるほど。
ガイガー管理官: んじゃ、次、68話。ロイエル君が一人でぐるぐる考えているベットの上。です。
ブルックリン: 医師とオウバイの無実を信じていますね。
ジェニファー: そしてゼルクベルガー中将に反発しています。
ガイガー管理官: だけど、ある部分に関しては考えないようにしているのよね。ゼルク氏から優しくされた夜のことについては。
ブルックリン: それを考えたら、ロイエルの中で論理の破綻が起こってしまうのでしょうね。
ジェニファー: 敵が味方になってしまいますものね。
ガイガー管理官: そうね。ロイエル君も、心のどこかでは、本当のことがわかってるんだろうね。では、今回はこのへんで。
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(33)投稿日:2003年08月24日 (日) 16時10分
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