歌帖楓月 |
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ガイガー: ほっとくと、この掲示板消えるんだよね。ということで書き込み。 ううーむ。ただ書き込むのも芸が無いよネ? ふふふ。てなことで。「いつかこんなことがあるのよね話」を、 勝手にupだあ! :::::::::::::
「いつかこんなことがあるのよね話」その1 少女はそこから、人通りの少なくなる、ある大きな通りへと歩いて行った。アスファルトとは違う、白味がかった明るい灰色の道路に変わる。そこの通りはほとんどが住宅となっている。大きい家や中ぐらいの家、小さな平屋など、色々な住宅が立ち並んでいる。しかし、ここは一般の住宅地ではない。 少女は、抱えた荷物、大きな紙袋を抱え直すと、ふう、と、息を一つついて、中ぐらいの大きさの住宅に入っていった。白い門をくぐり、芝と形よく剪定された緑の木々が配置された緑色ばかりの前庭に通された玄関までの通路も、通りと同じ明るい灰白色である。 びゅう、と、強い北風が一陣吹き抜けていき、少女は、玄関前で姿勢をただし直した。 ここに入るのは、少し勇気がいる。かつて、少女が友人に、そんなことを言ったら、友人は大笑いしたが。 「……ルイセなら、どこだって緊張するわけないものね」 少女は、ため息をついて、そうつぶやくと、息を吸い込んで、呼び鈴を押して、インターフォンにむかって声を出した。 「こんにちは、中将。イングリット教授からの頼まれものを持ってきたわ」 ::::::::::::
ガイガー: しまった……。超がつくほど長いじゃないか……。 それじゃ。逃げます。
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(59)投稿日:2004年02月21日 (土) 23時32分
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歌帖楓月 |
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ガイガー: ちなみにね。この文章の題名は「書類の取り合い」っていうの。
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(61)投稿日 : 2004年02月21日 (土) 23時37分
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