投稿日:2011年10月15日 (土) 09時21分
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トッパさん、こんにちは。 こちらは、時折強い雨が降っています。 そちらは、今日から、なごや祭ですよね。 予報は雨ですが、人が大勢出て、街にたくさんお金を落としてくれるといいですね。
そんな中、柳ジョージさんの訃報が届きましたね。 いい曲がいっぱいありますよね。残念でした。
さて『カーネーション』2週目にして、私の中で盛り上がってきました!(笑) 尾野真千子さん、存外にいいです。素晴らしい。 登場人物もみんな、活き活きと動き始めました。
小原呉服店は閉じそうな流れですが、そうなったら善作さん、次に何をするんでしょうか。 糸子が、女学校をやめた後、奈津とどう関わっていくのか、来週も目が話せません。
テーマソングも、馴染んできました。 月曜日のロングバージョンでは、サビっぽい部分も歌われていますよね。 早く、全編を通して聴いてみたいです。
今週は、月曜とその他の日のタイトルバックの違いを、目を凝らしてチェックしちゃいました。バカでしょ!(笑)
まず、待ち針を刺すシーンが、少し長くなっていました。 次に、布を縫うミシンの前を歩く人形が、前にジャンプした後、後ろにオットットと倒れそうになるシーンが追加されていました。 さらに、だんじりに見立てたミシンが遠景になったところで、人形がうちわを振るポーズの数が、違っていました。 他にもあるかもしれません。来週、再度チェックします。(笑)
そういえば、ミシンをだんじりに見立てた実写編を見たとき、『モテキ』の映画ポスターを連想しちゃいました。(笑)
そうそう、今週の月曜日、『おひさま』の総集編、ご覧になられましたか? いやぁ、いきなり始まったので、びっくりしました。 でも、とっても懐かしかったです。
総集編は、ついつい上から目線で見てしまいます。 どう編集するのか、お手並み拝見みたいな、、、
総集編は、本編と順番を入れ替えて編集することが多いですが、今回は、放映の順番どおりだったような気がします。
7月の第一章では、出征する春樹が、真知子さんへの手紙を陽子に託すシーンが、後ろに送られていました。 春樹さんの乗った船が沈められたと書かれた葉書を真知子さんが届けるシーンと繋げて、話を分かりやすくしたんだと思います。
その今週の総集編に、節子さんと岩本さんが、自分達と丸山家の宝くじを買ってきた場面がありました。 その能天気?な会話を聞いた川原さんが「もうすっかりなかったことになっちまってるのか、あの戦争は」と怒る場面に繋がります。
総集編ではカットされていましたが、当選金100万円が当たったら何を買いたいかで、丸山家は盛り上がりました。 丸山母は冷蔵庫、父はそば畑、和さんはアメリカ製のオートバイ、そして陽子はミシンでした。
そう、昭和25年でも、ミシンは高級品だったんですね。 それなのに昭和2年に既にミシンを持っていた桝谷パッチ店って、意外に優良企業かもしれませんね。(笑) 糸子は、いつミシンを手に入れられるかにも注目しています。
ところで、総集編を見て、ああ、このシーンを入れて欲しかった、というのが3箇所ありました。 全く興味がないと思いますが(笑)、書かせていただきます。
まずは、東京大空襲から戻った育子とお祖母さまとの初対面のシーンです。 お祖母さまは、いい言葉をたくさん残していますが、特に、このシーンの台詞はよかったです。
空襲でもっと大変な目にあった人がいるという育子に「苦労の重さは比較して決めるものではありません」といたわりました。
そして、東京はどうなるかと尋ねる育子に、関東大震災から復興したから大丈夫、「そんな、やわな国ではありません。私達の国は」と励ましました。
今思い出しても、目頭が熱くなります。(笑)
次に、初めて松本の医学専門学校を受験した茂樹が、丸山家で夕食を食べるシーンです。 まだ、合格発表前なのに、落ちる前提で、何度でも頑張れとみんなに励まされました。 そして陽子が「日向子と同級生になったりして」と突っ込み、茂樹が「冗談にならないからやめろ」と返しました。 そういいながら、陽子は、終戦後、抜け殻のようになった茂樹の姿を思い返し、そして受験するまでに回復した兄を思い、涙を浮かべるシーンが、とてもよかったです。 陽子が他人を自分のことのように思いやれる、そんな優しい性格が凝縮された名場面だと思います。
おまけに、本当に同級生になるというオチまでつきました。(笑) 今思うと、医学書ばかり読んでいましたけど、そんな勉強は、学校に入ってからすることで、国語とか数学とか、もっと受験勉強をしていれば、もう少し早く合格できたかもしれませんね。(笑)
最後に、真知子夫妻の新居に招かれ、一緒に誓いのコーラを飲むシーンです。 とってつけたように、ラジオから育子の街頭録音が流れてくる場面は、印象的でしたよね。(笑)
この秦野家の様子は、総集編でも描かれていましたが、肝心の部分がカットされていました。 それは、秦野さんが、僕たちの夢は二人で会社を興すことだけど、陽子の夢は何か、と尋ねるシーンです。 この時、陽子は、自分の夢を語ることができなかったんですよね。
これが、丸山家が安曇野の道祖神の前でお弁当を広げたときに、陽子が家族のみんなに夢を尋ねるシーンに繋がっていくんですよね。
そして、この会話をきっかけに、ただ日々を懸命に生きることから、夢を抱いて生きていく、そんな生き方を丸山家も歩み始めていきます。
まさに、後半のストーリーの方向性を決めた、そのきっかけとなる重要な言葉を、秦野さんが発していたんですよね。 そして、秦野さんたちも、自分達の夢を叶えたんですよね。
放送が終了してもなお、これだけ楽しませてくれる番組に出会えたことに感謝です。
読売新聞にも続編を望む声が多く寄せられたそうです。 そのなかで、「行ってきます」「行っといで」、「ただいま」「おかえり」といった家族の絆を示すこの会話が自然に交わされていて、とてもよかったという意見がありました。 本当、知らず知らず、この言葉に癒されていたんだなぁ、と実感しました。
ついでに、私の一番好きな台詞は、丸庵の火災で落ち込んだ徳子を陽子が励ました時の、現代の陽子のナレーションです。 「この時思ったの。ピンチはチャンスなんだって。失った分だけ夢に近づくチャンスなんだって、そう思った」 仕事中の座右の銘にしています。(笑)
いよいよドラはM1! 今日、すっきり決めて欲しいですね。 |
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