投稿日:2014年01月17日 (金) 19時22分
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みなさん、こんばんは。 寒い日が続きますね。 インフルも流行っているみたいですし、お気を付けください。
『永遠の0』、興行成績が、早くも『真夏の方程式』と並んだか、抜いたかしたみたいですね。 アベちゃんも年末だったかに観に行ってましたもんね。 SASの公式にも、泣けた、感動したという書き込みがずらっと並んでいます。
明日から、NHKで糸子主演の足尾銅山関係のドラマが始まりますよ。 これは、トッパさんの好きそうな題材じゃないでしょうか。 このために、『ごちそうさん』に鉱毒問題をぶちこんでたりして。(笑) 私は、裏の武井咲にいっちゃいます。(笑)
さて『ごちそうさん』、今週はアキの過去が、明らかになりましたね。 ミツオとの結婚を条件に医専の学費を出してもらう、これは私もそうじゃないかな、と思っていました。 でもまさか、あの大火事の被害者で、全身火傷って、これは予想できませんでした。 結婚といっても形だけだったんですね。 去年亡くなったといってましたけど、大火事から20年以上経っていますし、直接の因果関係はなさそうです。
しかし、いくら息子が不憫とはいえ、金にあかせて、不幸な境遇の娘に結婚を迫る親もどうかな、とは思いますけど、アキもそれを承知で医者への道を選んだんですしね。 ミツオがそんな状態なら、形式的な結婚ごっこと変わりがないし、影響も限定的と計算したのかもしれません。 いずれにしても、あの東京編のさわやかなアキは、もうどこにもいませんでした。 この喪失感が、とても大きくて、ショックから立ち直れません。 「うちからしたら、後から来て横取りしてったんはそっちなんやで」 いくら、売り言葉に買い言葉といっても、こんな台詞、吐いてほしくなかったです。
「ゆうてええの。好きで困ってる。もう、ず〜っと好きで困ってる。仕事がな」 こんなこと、ゆうてみたいもんですね。(笑) アキは、明らかに通天閣が好きって、いってますよね。 そうじゃないと、わざわざ地下鉄の工事現場にいって、アキコはアキコでも、飛雄馬の姉の明子みたいに物陰からのぞいたりしませんよね。 忙しい中、わざわざ弁当を職場まで届けてあげるなんて、自分の存在を周囲にアピールする以外に目的なんてないでしょう。(笑)
それにしても、通天閣に対して恋心があるように見せかけて、その気にさせて、相手が身を乗り出した瞬間、仕事が好きと、すっと一歩退く駆け引きが見事です。 「本音で話せる相手はおらんし。時々、ここに悠ちゃんおったらなぁとは思ったよ」 「毎日毎日、手取り足取り看病やで…看護婦さんがな。何や思たん」 寄せては返す波のような攻撃、三代前から小悪魔って感じですよね。 部屋に誘って、椅子をいい角度に並べて手作りカレーをふるまって、一筋の涙。 一度火が付いた恋心を消すこともできず、純情な通天閣は、手もなくひねられちゃいました。 妙におどおどしたり、急にマルナカ百貨店のケーキを買ってきたり、分かりやす過ぎますね。(笑) しかし、後ろから抱きしめるのは、捨蔵師匠だけにしとかないと、あれはまずいっすね。
そんなこととは露知らぬめ以子は、いそいそと職場に差し入れを持参してアキを目撃。 自分が通天閣のために作った弁当を、アキが持っているはショックですよね。 トドメを刺したのが、あのお調子者の池本課長でした。 奥さん心配でしょう、あんなお友達、とかいって煽っちゃいけませんよね。(笑) しかも、もめてるのを知りながら、今日終わったら、おねえちゃんおるとこいくか、って通天閣を誘ったり、全く反省していない様子は、お気楽課長全開ですね。
ところで、差し入れ、一人ひとりに同じ小皿に載せて配っていましたね。 帰りは、手提げにいっぱいになった小皿を持っていましたけど、いったい、何枚あったんでしょうか。 さすが、200年続いた由緒ある家柄、それだけの数の食器が、あの蔵の中に保管してあったんですね。
帰りにうま介で、やけ食いしつつ愚痴るめ以子を、おもしろがって煽る源ちゃんや室井さんもひどいですよね。(笑) でも、源ちゃんの「朝の診察室」には笑ってしまいました。 ああ、もう、ええやんけ、浮気の一つや二つ、って源ちゃんそんな態度だから、希子ちゃんの心が離れていったんですね。 「ええなぁと思う人は、結婚に難ありというか」
家に帰っても怒りが収まらないめ以子は、おやつをねだる泰介くんたちに八つ当たりしながら、鯖に塩を振りかけまくっていましたね。 おいしいです、ご飯進みますし、といいながら、塩くどいであろう鯖を無理して食べる、後ろめたさを抱えた通天閣があわれでした。(笑)
め以子が通天閣に朝の診察室のことを問い質したときに、源太との関係を引き合いに出されましたね。 自分と源太との関係は、通天閣とアキのそれとは違う、と相変わらず自己中心的で、非論理的な意見を振りかざしていました。 「その人との間には二人だけの秘密みたいもんがあって」 「そういう関係に勝手にイライラしてるんです」 これって、前に通天閣が源太に嫉妬したのと同じパターンですよね。 あの時の自分を棚に上げて、といいたいところですが、嫉妬心で心が曇り、冷静に自分をみつめられない状態なんでしょうね。 基本イライラしているか、すごくイライラしているかのどっちか、春子状態ですね。
可哀想なのは、周囲の子供たちですよね。 水撒きをするめ以子の不機嫌さに、泰介たちは、とっさに隠れちゃいました。 泰介の通天閣ポーズ、可愛かったですね。 でも、食事中の険悪なムードに、子供3人が、同時に通天閣とめ以子を交互に見やるシーンは、ちょっと胸が痛くなりました。 やっぱり、子供に気を遣わせちゃいけませんね。 それに、泰介たちも、そんなひどい仕打ちをされても、しょぼ焼きをせがんで、元気付けてくれました。 この前も書きましたけど、本当に優しい子です。
それなのに、最後の晩餐ならぬ朝食のあと、子供たちの前で、通天閣に出て行けというめ以子。 いつの間にか、西門家を手中に収めちゃいましたね。 和枝さんを追い出してから、すっかり我が物顔で、仕切っています。
そして、トドメが妻の権利とやらを振り回してのアキへの詰問。 もう、いったい何様、と視聴者から総スカンを食らわされたんじゃないでしょうか。 これほど悪意をもって描かれるヒロインって、いったい、、、 なんか、このドラマ、ハッピーエンドで終われるのか、不安になってきました。(笑)
まあ、確かに、ごめんなアキ、の寝言は、ちとやばかったですよね。(笑) め以子の夢をみて結婚を決断したことを知っているだけに、夢には敏感というか、許せないんでしょうね。 「ええよ、何となく分かってるから」 「もう昔とは違うのに、うちもちょっと甘えすぎたわ」 自分が大人だったらアキを守り、夢を叶えさせるのに、という中学時代に戻った夢を見ていたのかも知れません。 そんなこんなで、この二人のどちらにも肩入れも感情移入もできない状態で、まさに犬も食わない、勝手にしてといった感じです。
「そうだ、何をいっているんだ。女もいいが男もいい、だ」 「美しさとはそういうものだ」 しっかし、アキの恋敵が、まさかの竹元教授とは。(笑) 純愛の金城師匠のように男性一筋キャラはありましたけど、両刀遣いは、朝ドラ史上初かもしれませんね。(笑) 結局、安酒も昆布が放り込まれることによって上等酒になる、とかいって、単に自分のタイプを引き上げただけじゃないですか。(笑) 今思うと、何度も何度もハンケチを折り直しては胸ポケットに入れようとして、なかなか決まらなかったところなんか、そんな雰囲気を醸し出していたような気がします。(笑)
希子は、川久保といい感じですね。 格好つけずに、素直に逃げたところが、希子の気持ちを捉えたみたいです。 毎日一緒におるって強いですよ、って、川久保への気持ちも兼ねているんですよね。 まさか、ストーカー男が川久保の仕込みで、和枝に続いて希子も裏切られて傷つく、という展開じゃないでしょうね。 この川久保は、『カーネーション』では、中国で間違えて100反もの布を買い付けしまい、金箔付きカステラを手土産に糸子に泣きついたアホボンでしたね。
桜子も、奔放な恋に生きるんでしょうか。 もしかして、源太あたりとおかしくなったりして。(笑) 室井文士、め以子の通天閣追い出しの話を本当に嬉しそうに聞いていました。 創作意欲が湧いてきたみたいですね。 早く小説を書かないと、捨てられちゃいますよ。(笑)
今週、一番おもしろかったのは、やっぱりインモラル竹元教授でしたね。 「樋だぞ、あの美しいアーチに、無粋極まりない樋をくっつけようとしたんだぞ、あの通天閣は」 興奮のあまり、だから通天閣止まりだ、と相づちを打つ室井文士を、樋みたいな顔しやがって、と理不尽な理由でビンタするシーンは、最高でした。(笑)
とはいえ、興奮しつつも、シャツの縞柄を誉められて、樋をアーチ状にすることを思いついたところなんざ、さすがですね。 竹元教授のシャツの縞柄を誉めた男、うま介にコーヒーを飲みに来た、ただの通りすがりの客なんでしょうかね。 教授のシャツをパリ仕立てと見抜いていましたし、今後、何らかの形で絡んでくるのか、気になります。
無地もいいが縞もいい、という竹元教授から本音を引き出した池本課長も、ナイスアシストでした。 「あっ、女と一緒ですね。北もええけど南もええみたいな」 エッグなんか人の心をえっぐるうまさ、とか、だじゃれは頭をはたきたくなりますけど。(笑)
先週のふ久の食事問題は、よく分からないうちに、見えない力とやらで、強引にまとめられましたね。(笑) でも、娘のごちそうさんに感動するめ以子に、ふ久が台ふきを渡したところが、凄かったです。(笑)
まあ、いろいろ誤解が生じて、傷付け合ったりもしましたけど、ここは、捨蔵師匠が出産を控えため以子たちに書いた手紙の一節を思い出して、丸く収まってほしいものです。 「けど、過ちを犯したあとに、どう生きるか選ぶことはできるんです」 来週は、もっと明るく楽しい話題を期待したいです。
さて、第14週の関東地区の最高視聴率は、久方ぶりに我らがアキが登場した10日(金)の23.4%で、首位を奪還しました。 第14週の平均は21.5%とまたまた1ポイント下落、全話平均は22.2%と13週目までの全話平均とほぼ同じでした。
関西地区の最高視聴率は、め以子が話す悪口がふ久に聞こえないよう、お静さんが世界一のべっぴんや、とかばった8日(水)の22.9%で、第1位に返り咲きました。 名古屋地区の最高視聴率は、ふ久の起こしたボヤ騒ぎで、担任の先生から通学停止処分をいいわたされた 7日(火)の22.1%で第2位に躍進、第1位はいうまでもなく国民的アニメの24.1%でした。
『軍師官兵衛』の第2回は、関東地区で16.9%と2ポイント下がりましたが、第7位と2ランクアップです。 名古屋地区も、18.1%で第9位とまずまずでした。
初陣の武者震いと、戦を間近に見ての震えが、好対照で良かったです。 抜け道の知識が、またもや役に立ちました。
今週は、人質と幸せがテーマでした。 人質として黒田家にきた母は幸せだったと信じ、人質になっても幸せになれると自分にいい聞かせる官兵衛。 人質としての我が身を憂うお紺。 官兵衛の言葉を信じ、自ら人質になることを決断するおたつ。 三人の人間模様が、よく描かれていて、とてもよかったです。
ところで土田御前、あの一瞬の回想シーンのためだけに、大谷直子さんを起用したんでしょうかね。(笑) 今週、何よりショックだったのは、先日NHKを観ている時に、いきなり来週の官兵衛の番宣が始まり、しかも冒頭のナレーションが完璧なネタバレだったことです。 この不意打ちに、なすすべもありませんでした。
『ちりとてちん』、披露宴での凡ミスの場面は、カットされていました。 完璧なものとして残したい気持ちは分かりますが、それも含めて『ちりとてちん』だと思うので、ちょっとガッカリでした。
それでは、来週も、出る杭とならず、先走らず皆まで聞いて判断し、蛍の美しい光に惑わされず物事の本質を見極め、蛍20日にセミ3日、明日があると思わず今この時を大切にして、お役に立てるよう仕事がんばるでがす。 「この善助、つまらぬ身ではございますが、必ずやお役に立ちますぞ。わしがおれば若様はもはや百人力です」 「目先のことにとらわれるでない。機、失うべからず、時、再び来たらずじゃ」 CATCH A DREAM!! |
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