投稿日:2014年01月24日 (金) 19時24分
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みなさん、こんばんは。 昨日今日と、こちらは、冬には珍しく青空が広がりました。 歩道のすみに横たわる とけて行けない哀しい雪たち、ふられ気分〜の一節が脳裏に浮かぶ、そんな一日でした。
ブルーリボン賞、和さん、主演男優賞でしたね。 有明山国民学校の代用教員さん(笑)も助演男優賞でした。 そして、千香ちゃんが新人賞。 貫地谷さんも主演女優賞でしたし、朝ドラ組が頑張っていると嬉しくなります。 二階堂さんも、大河は経験したので、そろそろ朝、出てほしいなぁ。
さて『ごちそうさん』、「はっ、はっ、はっ」和枝さんが、キターーーッ! 「どんだけ面の皮が厚いと、そないな口聞けるんか思いましてなあ。なんで、わての大事なお母ちゃんのお料理を、あんな、てて親に今さら食べさせてやらなあかんの」 久し振りの和枝節、身体全体に染みわたります。(笑) 「はあ〜伸びる、あ、伸びる、あ、伸びるぅぅぅ〜〜」 思わず納豆を吸い込む妖怪ベラめ以子を思いだしました。(笑) お願いする立場でありながら、相手が嫌がるぬか床を持参する面の皮の厚さがあれば、どれだけでも伸びそうです。(笑)
捨蔵師匠、倒れちゃいましたね。 おじいちゃん、変なとこで寝てるって、ふ久はやっぱりアホやがな。(笑) 医者には、次に発作が起きたら覚悟を、といわれました。 それは、3日後かも、3月後かも、3年後かもしれないとのこと。 純愛で手術した愛くんが、いつ意識を取り戻すか、という話のときも、似たようなことをいわれていました。 この時、説明した女医が、希子が見合いした紙問屋の三島の女将さんでがす。
「まっ、3年の方やろ。憎まれっ子世にはばかるゆうし」 お静さん、たった3年でいいの、ドライなんだから。(笑) でも、お静さんがいいよどむ捨蔵師匠見て、前妻の料理を食べたがっていることを直感したあたり、長年離れていたとはいえ、いい夫婦ですね。 「正直にいい、怒らへんから」 「もう、怒ってるやないか」 この二人の会話を聞くだけで、ほのぼのとします。 今日のは、発作でしょうかね。 とにかく、もうしばらくは大丈夫そうで安心しました。
捨蔵師匠、西門のおつい、ものすごく喜んでいましたね。 きっと、和枝さんが出て行ってから、め以子の自己中心的な、懸賞狙いの創作料理ばかり食べさせられてきたんでしょうね。(笑) ところで、大阪では押し寿司のネタを「きずし」というんですね。 馴染みのない言葉で、最初、酢飯のことをいっているのかと思いました。(笑)
「ほなもう、わしは今度、潰さんでもええんかいな」 「はい、潰さんとってください」 この捨蔵師匠と希子の親子の会話もよかったです。 希子は、最初おとうはんと呼んでいたのに、途中からおとうさんに変わったのが、ちょっと腑に落ちませんけど。(笑)
西門家の本家は、造り酒屋なんですね。 てことは、西門家200年の伝統とか、和枝さん胸張ってましたけど、分家じゃん。(笑) あたしゃてっきり、捨蔵さん、婿養子で、実家が造り酒屋なのかと思っちゃいました。 お正月も本家には行かなかったみたいですし、もう、酒屋もたたんで、本家は機能していないのかもしれませんね。 少なくとも、祝言に本家の姿が見えないということは、付き合いが途絶えているんでしょうね。
ところで、伝書鳩になってくれる倉田さん、何度もいいますが、本当にいい人ですね。 通天閣たちの祝言のときも、和枝さんに頭を下げてくれました。 その倉田さんの届けた和枝さん宛の希子の手紙、達筆でしたね。 弁当箱を介しての、め以子との文通の時の文字と全然ちゃいますがな。(笑) 代筆してもらう理由もないし、2通目を書きに部屋に行ったところをみても直筆なのは間違いありません。 あれから毛筆、一所懸命練習したんでしょうね。(笑)
とにかく、自分の結婚式に和枝たち姉妹が出席することにこだわる希子。 め以子の衣装を借りて、しかも丈を直さないでそのまま着る気配。 というわけで、ちいねえちゃんたちの祝言を挙げさせるための作戦だろう、というのは私でも予想できました。(笑)
め以子と通天閣、結局、祝言は挙げていなかったんですね。 和枝ちゃんにいらん義理立てしてって、お静さん、いってましたね。 結婚詐欺騒動の時、通天閣が、和枝さんから一筆とったはずなんですけど、め以子が意地を張ったみたいですね。(笑) 大五さんは、怒ったでしょうね。 当時、必死になだめるイクさんの姿が、目に浮かびます。(笑)
希子のおかげで、テルと三人、め以子の花嫁姿を見ることができました。 卯野家三人衆は、うま介の二階で待機していたんですよね。 だから、和枝さんが来なくても、やらざるを得なかったんですよね。 でも、室井文士の来ましたよ〜の声を聞いたとき、嬉しかったでしょうね。 卯野家の人たちに感情移入してしまい、祝言での大五さんの泣き顔に、うるっとなっちゃいました。 そういえば、文女ちゃんの書いた室井文士の似顔絵、そっくりでしたね。(笑) ついでに、祝言に出たがっていた今日の竹元教授、サリーちゃんのパパにそっくりでしたね。(笑)
しかし、和枝さんシスターズの登場シーン、迫力ありましたね。(笑) 極妻シリーズかと思いました。(笑) 「悠太郎さんとの間に妹4人おりますさかい、年離れてますのんや」 あれれ、以前、捨蔵師匠が西門家を逃げ出した回想シーンに妹が3人しか映っていなかったので、希子を入れての4人の間違いやろ、と得意げに和枝さんにツッコミ入れた人おりましたね。 誰でしたっけ、、、私でございます。 和枝さんのおっしゃるとおり、確かに希子以外に4人妹がおりました。 大変、失礼いたしました。
しかし、あの四姉妹も大変ですよね。 祝言に出るかどうか、当日の柿の木の様子を見るまで分からないんですもんね。 とにかく、出席を前提に準備を進めていたんでしょうね。 「柿の葉、落ちんかったからな、お母ちゃんの名代や」 今日まで葉が落ちんかったから、お母ちゃんが行けといっている、ということでしたけど、西門家とは縁もゆかりもない山下家の柿の木ですしね。 得意だった柿の葉寿司とも結びつきにくいですし、エピソードというか、動機付けとしてはイマイチでした。 私はてっきり『最後の一葉』を真似て、希子のために、め以子が、強引に葉っぱを枝にくくりつけにいくのかと思いました。(笑)
め以子たちのために、というよりも頑張った希子のためにみんなが頭を下げるシーンは、とてもよかったです。 「関係ないやろ、あんさんら」 源太や銀次さんたちまで下げてくれました。 希子が和枝さんに抱きつくところもよかったです。 姉妹であり、親子である二人を思うと、涙が溢れてきました。 和枝さんが、素直にめ以子と通天閣に拍手を贈る場面も泣けました。 そんなこんなの感動の数々が、二人の「ごちそうさんです」のあいさつで、すべて台なしになってしまいました。 ここは、竹元教授の言葉をお借りするしかありません。「がっかりだ」
魚の粕漬けは、肩書きがなくても、おいしいものはおいしい、ということで、あっさり終わりました。 「才覚かい、め以ちゃん、そんなな、ない袖は振れんやろ」 銀次さん、よくぞいってくれました。 でも、和枝さんに普通っていわれたのは、最大限の誉め言葉ですよね。 才覚はともかく、努力が報われてよかったですね。
泰介くん、和枝さんに手を差し出してあげて、本当にいい子です。 和枝さん、亡くなった息子さんのこと、思い出したでしょうね。
先週は、よくわからないまま、め以子と通天閣、仲直りしましたね。 最後のキスシーンは、アキと種市くんのファーストキスを思い起こさせてくれました。 しかし、アキが好きで抱きしめたけど振られたので戻ってきた、という話でよく許せますよね。(笑) 通天閣も、正直に話しゃいいってもんでもないですよね。 普通は、抱きしめたことを知った時点で、疑念が確信に変わって、破局に向かうと思うんですけどね。
あなたのカレーがある限り、よそのカレーを心からうまいと思うのは無理、多分、どんなカレーを食べてもあなたのカレーを思い出し、あなたの所に戻ってきてしまう、なんていわれて、め以子は涙を流していました。 でも、これって、め以子の料理を誉めているだけで、め以子のことが好きだとは、一言もいっていないんですよね。 嘘はつけない誠実な性格、といえば聞こえがいいんでしょうけど、やっぱり、せめて一言は謝らないと。
あの背後からの抱擁で形勢逆転、お茶の間では、通天閣から心が離れる主婦層が多く出たんじゃないでしょうか。 「やっすいおなごやのお〜。結局、カレー一つでころりか」 逆に、この安っぽさゆえに、め以子の立場は、若干持ち直したんじゃないでしょうか。 ただ、アキに男の下ごしらえをさせる旨の相変わらずの高飛車発言には、毎度ながら、閉口させられます。(笑)
それにしても、すべての状況を理解した上で、部屋に誘い込んだアキのイメージダウンは、計り知れません。 「うち、悠ちゃんとずっとこうなったらええなぁって思ってた。これが、うちの夢やと思てた」 あの、開明軒にいた、さわやかで明るく、強くて潔いさっぱりしたアキは、どこへ行ってしまったんでしょ。 結婚してからも、ずっと通天閣を思い続けてきたんですよね。 ミツオも、自分に心がないことは分かっていて、でも、自分を思う両親の気持ちや、アキの夢と境遇を理解した上で、何もかも飲み込んで、この結婚を受け入れたんでしょう。 それを今になって、ミツオの写真を飾って、ミツオへの思いを語ったりして、なんか、通天閣は自業自得ですけど、ミツオまで冒涜しているみたいな気持ちになりました。 東京編の時は、金にあかせて結婚を迫る金持ちのボンボン、と思っていたんですけど、今は、すごくいい人に感じられます。(笑)
め以子が仲直りのために作ったカレー、本当においしそうでした。 クロカワダケ?とかいうキノコを入れていましたね。 源太のところでは、普通の肉を買っていたのに、いつの間にか、捨蔵師匠の煮込むすじ肉になっていました。(笑)
「これは復讐か」 「私のデザインを樋の幅一つで台なしにしようとする、お前の下克上か」 相変わらず、素晴らしい比喩で怒りを爆発させる男花巻も、カレーの前には、あっさり白旗でしたね。 「すなわちカレーとは女そのもの。わけてもこれは、女の中の女、カレーの女神だ、奥」 心が震えるような圧倒的存在・無限の広がり、エネルギッシュでありながら繊細、情熱の裏にある緻密な計算、おおらかにみえて何が入っているか見当がつかない、と訳の分からぬ比喩ながら大絶賛でした。 さすが、両刀遣いの本領発揮ですね。(笑)
「おい、こいつが死んだら私がもらってやってもいいぞ、奥」 竹元教授も通天閣同様、おいしいカレーが作れるおなごし、くらいにしか考えていませんね。 まあ、当時は、まだ、そういった考えが主流で、め以子みたいに自己主張して、旦那を追い出すような嫁の方が珍しかったんでしょうね。 教授なら海外に連れて行って、異国の食べ物に接して造詣を深めさせてくれるそうなので、アキのように打算的になって、乗り換えたらいいのに。(笑) め以子なら男っぽいので、二役を務められそう。(笑)
ふ久ちゃんは、猫娘といわれながらも竹元教授のひげに興味津々。 カレーを食べながら、ずっと、鼻の下に手をやっていたのが、何ともいえず可愛らしかったです。 でも、あんまり気付いてもらえなかっただろうなぁ。
結局、希子のストーカー騒動もあっさり終わっちゃいましたね。 あの思わせぶりの懐中時計、単なる小道具だったんですね。(笑) 「おはよう、新吉さん」 今の時代なら、目覚まし時計に吹き込んでもらいたいところですね。 しかし、新吉さんって、『あまちゃん』ファンの多くは、副駅長の映画『潮騒のメモリー』のたどたどしい解説を思い出しちゃいますよね。(笑)
さぁ、竹元教授、捨蔵師匠を現場に呼ぶよう、通天閣に指示しましたね。 西門家でカレーを食べた後、師匠、教授に通天閣のことを心配して、質問していました。 その気持ちを汲んで、師匠に通天閣の働いている姿を見せてあげようとしているんですよね。 いいところ、あるじゃん。 捨蔵さん、長生きしてほしいなぁ。 お静さんの涙、見たくありません。
さて、第15週の関東地区の最高視聴率は、心配した子供たちが、め以子の部屋の前に鶏みそのおむすびを置いてあげた17日(金)の23.9%で、首位を奪還しました。
久し振りに全視聴率を紹介しますと、月〜土の順に、21.5%、21.2%、23.1%、22.7%、23.9%、22.0%で、第15週の平均は22.40%とアキ効果で対前週比0.9ポイントアップ、全話平均は22.21%と14週目までの全話平均とほぼ同じでした。 アキ効果で、退潮傾向に歯止めをかけたようです。 今週は、月曜日から24.7%と和枝パワーが炸裂しています。(笑)
関西地区の最高視聴率は、竹元教授が捨蔵師匠に、どこまでいっても安全安全の一点張りな通天閣がありがたいといった18日(水)の24.0%と、19.0%で第2位の国民的アニメに5ポイント差をつける、ぶっちぎりの第1位です。 名古屋地区の最高視聴率は、め以子には千の言葉より一枚の肉や、と源太と桜子が肉を持って励ましに行った17日(金)の22.4%と、ついに、あの宿敵国民的アニメの20.6%を上回り、第1位に輝きました。 トッパさん、おおきに。
『軍師官兵衛』の第3回は、関東地区で18.0%と1ポイントアップし、第7位と2ランクアップです。 名古屋地区も、19.1%で第7位と大躍進です。 関西地区は、18.3%と前週より0.5ポイント伸び、第6位から第4位に上昇しました。 ただ、関西は、初回は23%もあったんですよね。 これまでにない荒木村重像を描いてくれそうで、期待が高まりました。 日曜夜恒例、10倍返しがなるか、楽しみです。(笑)
おたつは、亡くなりましたが、官兵衛の腕の中で事切れたことだけが救いでした。 赤松家も、婚礼の日を狙ったのは、汚いですよね。 「義に生きる男など、この乱世滅多におらぬ」 信長のこの言葉、視聴者には赤松への当てつけに聞こえましたよね。 もっとも、信長自身、とても義に生きるとはいえませんけど。(笑)
ところで、時代劇一般にいえることですけど、この時代の登場人物は、よく乱世とか戦国時代とか口にしますけど、当時からそんな言葉があったんですかね。 なんとなく歴史という長いものさしの中での言葉で、当時、渦中にいる人たちにとっては当然の定め、乱れた世という意識はなかったんじゃないか、との思いがあり、違和感を感じてしまいます。
土田御前、またまた一瞬ですが、登場してくれました。 大女優をキャスティングするだけの重要な場面があるのか、今後が楽しみです。(笑) 内田有紀、私も好きなんですけど、私の中の濃姫は、いつまで経っても『国盗り物語』の松坂慶子さんただ一人です。(笑)
いよいよ、来週から中谷美紀が登場しますね。 そうそう、トッパさん、やっぱり糸子のドラマ観たんですね。 私は結局、裏の三億円事件に関するドラマを観ました。 中谷美紀が、そのナレーションを担当していたんですが、それがまた、ものすごーくよかったんですよ。 ちょっと、見直しました。(笑)
それでは来週も、隣人を許し、自分のように慈しみ、一時の怒りや憤りに任せることなく、広い視野に立ち、故人の芳□に学びつつ古びて用をなさない腐りきったものを叩き壊す覚悟で、義を持って仕事がんばるでがす。 「たわけ、命を無駄に使うものではない。お前は、命の使い方が分かっておらん」 「こんな小さな播磨が、世の中のすべてではないぞ。世界は広い、おのれが何をなすべきか、世の中を見て、よーく考えるんじゃ」 CATCH A DREAM!! |
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