投稿日:2014年03月20日 (木) 22時28分
 |
みなさん、こんばんは。 いよいよ、明日から甲子園も始まり、春本番ですね。 今年の行進曲は、『恋するフォーチュンクッキー』 みなさん覚えてますか、かつては『DON感ガール』のB面『私を湖畔に連れてって』が行進曲に選ばれたこともありました。(笑)
この4月に三陸鉄道のリアス線が、南北ともに全線開通するそうで、よかったですね。 ゆっくりと、でも少しずつ復興していく姿に胸が熱くなります。
さて『ごちそうさん』、今週は、なんといっても水曜日の放送でしょう。 いきなりテーマソングが、月曜日のロングバージョンで始まりました、ってそこは別にいいですね。(笑) で、明けてすぐ、もう会えないと思っていた懐かしの小さな巨人、大村さんが藤井さんと一緒にドーンですからね。 カレーの菩薩ことめ以子やお静さんと話しているところに、竹元教授をはじめ源ちゃん、泰介、馬介さんとやってきて、蔵の座敷化を巡って一騒動。 この間、最初から最後まで、ずっと蔵の中での密室劇が繰り広げられました。 回想シーンが挟まりましたけど、こんな舞台のような演出、朝ドラでは希有です。 ところで、室井文士は、どこで何をしていたんでしょうね。(笑)
大村さん、元気そうで何よりでした。 そして、竹元教授、全然変わっておらず、またまた私の予想は大はずれでした。 しかし、あのふくよかな体つきをみる限り、無人島で生活していたなんて、嘘ですよね。 あの、わがままな竹元教授が、そんな生活に耐えられるわけがありません。 九州か、どこか南の方で、ゆったりと過ごしていたんでしょうか。 でも、焼き氷とめ以子のカレーは、忘れられなかったみたいですね。(笑)
「そうだ、建てたいんだ私は。一面が焼け野原だというのに、建て放題だというのに。私の情熱は、あふれかえるばかりなのに。このままでは、私は爆発だ」 確かに、大海原を漂流して、辺り一面に水があるのに水が飲めない、そんな心境なのかもしれません。 大村さん、そんな竹元教授を仲間に誘ってあげて、やさしいですね。 でも、大村さん、モチのロンや、っていってましたけど、当時、こんな言葉遣いするかなぁ? そういえば、竹元教授のカレー色、カレーショック、彼一色発言に、大村さん、オンリーユーちゅうやっちゃね、と英語で返していたくらいだから、モダンな言葉遣いを九州で勉強してきたのかも。(笑) でも通天閣が大した奴やったという過去形発言だけは、余計でしたね。(笑) きっと、満州だし、戻ってこられないと内心思っているんでしょうね。
「そうだ、この空間は、お前の愛と勘違いのファシズムだ」 そうか、村上龍さんの『愛と幻想のファシズム』は、竹元教授からのパクリだったのね。(笑) 発売されてすぐ、すっごく期待して読んだのに、竹元教授の一番嫌いな言葉、がっかりでした。(笑) そんなこんなのこの密室劇、実は、全く話が進んでなくて、あってもなくてもいいような、インタールードでしたね。(笑)
話を月曜日に戻すと、め以子の逮捕から物語は、始まりました。 「私らにこれ以上死ねゆうんか。これが罪やゆうんやったらなぁ、まず飯食わせ〜。あほんだらぁ〜」 畑は世の中やと悟り、笑われても怖ぁても恥ずかしゅうても、いわなあかんことはいわなあかん、おかしい思うたらいわなあかん、そう心に決めため以子が、早速、実践しました。
完全に開き直りましたけど、闇は闇、犯罪行為ですからね。 め以子が食うや食わずの生活をしているならまだしも、終戦直後としては、かなり恵まれた食生活ですしね。 梅ちゃんでは、建造さんが闇米を拒否して亡くなった判事に共鳴して、闇物資には口を付けない、という場面がありましたけど、こちらも恵まれているからこその気まぐれという感じがして、共感できませんでした。 そもそも、あんな分かりやすいところに米俵を置いとくな、って話ですよね。 これには、多くの視聴者が、ツッコミを入れたことと思います。(笑)
実は、『おしん』でも、おしんが闇商売に手を染めて、警察に捕まる場面がありました。 でも、その時には、小さな子供を抱えて、生き抜くための必死さが伝わってきました。 私には、今のめ以子は、自分と他人の食欲を満たすという自らの欲望を満たすための、いわば趣味の一環としての商売としか見えないんですよね。 30年も経って、制作サイドも恵まれた食生活しか知らない人が多くなってきたからかなぁ、と思っています。
警察が泥棒だ、というのも、爆弾が当たらないと一緒で、何の根拠もない言いがかりですしね。 彼らは、闇米を没収するという正当な職務を全うしただけですから。 通天閣の引き倒しと一緒で、心では同情して涙を流していたかもよ。 通天閣も警官も、まちをよくするため、という上司の命令に従って仕事をしているだけなのに、一方は応援し、一方は泥棒呼ばわりって、め以子は、身勝手にも程がありすぎ!(笑) だいたい、通天閣を釈放するため骨を折ってくれた恩人の家から、砂糖をくすねといて、 どのツラ下げて、そんなことがいえんねん!(笑)
結局、香月に裏から手を回してもらって、市場追放を条件に釈放されました。 予告編で釈放されることは分かっていましたが、それにしても速っ!(笑) 香月さん、電話していましたね。 終戦後わずか2か月で、そこまで復興したんですね。 当時、電話を引けるって、やっぱり相当稼いでいますね。(笑)
「取り調べって、どんなんだった。牢屋は?入ってきた?女囚見た?」 いつもは好きなキャラなんですけど、この時の室井文士には、イラつきました。(笑) 「会いたいやろう?なあ?捕まってしもうたら、会えんようになってしまうなぁ」 さすがは、お静さん、和枝さんには通じなかったお上手ですが、め以子には、効果てき面、うまく収めました。 孫と食べ物には、本当に弱いところが、憎めないのよね。(笑)
で、見事なタイミングで猫娘夫婦と大吉が、西門家に合流。 諸岡くん、無事で何よりでした。 ただ、猫娘の旦那をみんなが諸岡くんと呼ぶのは、違和感がありすぎです。(笑) 梅ちゃんの信郎くんみたいに、頑張って、ガラス工場を再建してほしいです。 「おじさん、僕、おじさんのミットにずどんしたいでちゅ」 猫娘の吹き替え、久し振りにでましたね。 ロリコンとボーイズラブの合体か、ただの空想癖か、ビミョーですね。(笑)
市場の出入りを差し止めになっため以子は、おむすびを作って、希子の伝手でラヂオ局で販売。 モリス大尉に気に入られ、高額で買い取ってもらい、めでたしめでたし。 そんな馬鹿な。(笑) どうやって、材料を調達したんでしょうか。 まさか、これも倉田さん!?(笑)
その倉田さん、金ならいくらでも出すから、ここをお座敷にして毎日うまいものを食わせろ、とのリクエスト。 これって、完全なお妾さんじゃないですか。(笑) 硬いタコも平気でかみ砕き、女を求める絶倫倉田さん、せやから、あんたは一体いくつやねん!(笑)
隣にバラック、との申し出に、屋根がほしかったお静さんはコロリ。 「ガスも引き、ガスも。ええ台所を造りぃなぁ」 ガスと台所に、め以子もあっさり、陥落。(笑) 「一筆、書いといてもろてええですか」 泰介は、やっぱり通天閣の息子ですね。 和枝さんが、通天閣とめ以子の祝言を挙げさせるといったときに、一筆を求めたことを思い出しました。
先週は、ついにお静さんが、洋服姿になって復活しました。(笑) しかし、いくら銘仙と友禅が同じ値段で売られているからって、め以子の店の金をひったくって、着物を買いに走らんでも。(笑) どんなときも生活感がない、という設定なんでしょうけど、生きるか死ぬかというときに、 こんな非常識な行動をとらされて、ちょっとお静さんが気の毒でした。
このお静さん、昭和16年に配給を受けるときは、既に61歳以上のカテゴリーでしたので、今は、65歳以上なんですけど、若々しいですね。(笑) どうしてみんな、老けメイクを嫌がるんでしょ。 もしかすると、尾野さんも老けメイクを拒否したので、夏木さんに差し替えられたのかもしれませんね。(笑)
「もう、そちらには戻らないかもしれません。戻らないかもしれません。桜子」 お静さんは、桜子からの手紙を預かってきましたが、やっぱり誰も室井文士に事情を聞いてあげないのね。(笑)
泰介は、尋ね人の掲示板を出して、生き別れになった人たちの再会のお手伝いをしていました。 その再会第1号が、藤井さんから紅子を盗んだ少年でした。 梅ちゃんでのヒロシくん的役回りですね。(笑) 復員してきた兄と劇的な再会、ってこのお兄さん、桝谷パッチ店の山口さんやないですか。(笑) いつも夜残って、ミシンの練習を積んだけど、芽が出ませんでした。 小原呉服店を訪ねてきたおかげで、千代さんが、糸子の彼氏と勘違いした人、というのが、多くの人にとって一番印象に残っているシーンかもしれませんね。 兄弟の感動の再会を見て泣く香月さん、心根の優しい、いい人でしたね。
いよいよ、蔵屋敷も完成しましたね。 ここで、お店をやっていくのかな。 チョッコレイトは、少し遅いという意味なんでしょうかね。 おむすびで、アメリカと勝負するのかな。 あと1週、どうなるのか、楽しみです。
さて、第23週の関東地区の最高視聴率は、卯野家から、父、骨折するも無事、そちらの様子知らせ、という電報が届いて一安心した13日(木)の25.3%と、ここにきて過去最高視聴率をたたきだし、第1位を余裕で確保しました。 第23週の平均は23.9%と前週より2ポイントもアップ、全話平均は22.41%と、こちらも0.05%上昇しました。
先週の高視聴率をみる限り、『地元サンバ』とは、勢いが全く違いました。 ちなみにこれまでの最高視聴率は、イワシ料理を教えてほしいと頼むめ以子に、和枝さんが、「あかん、どないしても、あんたを好きになんかなれへんわ」とつぶやいた12月13日(金)の25.2%でがす。 この週の平均視聴率は、和枝さんがひげ面の男に騙され自殺未遂、め以子を突き飛ばして西門家を去るという衝撃の展開で24.0%と、こちらの記録は、まだ破られていません。 先週は、この記録に肉薄したので、あと2週、新記録が生まれるか、楽しみです。
関西地区の最高視聴率は、泰介がドラム缶風呂を提供したけど、梅ちゃんや松子のような入浴シーンは期待すべくもなかった14日(金)の23.8%と前週よりさらに1ポイント伸ばし、今週も第1位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、紅子泥棒の名前がカズマサなのに、なぜか愛称がカッチャンと不自然さを拭いきれなかった15日(土)の24.3%で第1位、第2位の宿敵『サザエさん』の21.3%に3ポイント差を付ける圧勝でした。
め以子と和枝さんが出演した14日(金)の『あさイチ』は、予想どおり高視聴率でした。 関東地区はナント19.3%で第3位、関西地区は18.1%で第4位、名古屋地区は16.9%で第13位でした。 名古屋だけ盛り上がっとらんだぎぁ。
『軍師官兵衛』の第11回は、関東地区で15.8%と前週とほぼ同じ、順位は第8位と2週続けて上がりました。 ちなみに八重の第11回は、関東地区で14.3%、第1回から第10回までの平均は、官兵衛16.45%、八重は17.34%と八重がリードしていますが、第11回から第20回までの平均は、八重が14.03%なので、こちらは今のところ、勝てそうな雰囲気です。 名古屋地区は、17.8%で第7位と、ナントいずれも先週と全く同じでした。 関西地区は、15.7%で第16位と、率・順位ともに急落です、残念。
今週は、官兵衛や蜂須賀小六らのトレインダンス、よかったです。(笑) 秀吉は、半兵衛の計らいにより、どうにか危機を脱することができました。 でも、実際は、官兵衛は、その宴会にはいなかったでしょうね。(笑)
秀吉は、小一郎同然のもう一人の弟と思っている、って人たらしですよね。 そんなの、兵を出せない言い訳に決まってるじゃん。(笑) たった一晩飲んだだけで、兵を失わせない戦の方針が一致しただけで、弟同然はないっしょ。(笑) 官兵衛、意外にあっさり、丸め込まれました。
お道は、あっさりと善助の女房に収まってしまいました。 後々、獅子身中の虫として、黒田家を蝕むなんて展開はあるんでしょうか。 「まだ、遠くには行っていないはず」 これまた、時代劇の決まり文句ですね。 光さんも、本当に引き止めたければ、お道が屋敷を出て行く前に善助に相談しますよね。 それを、家を出てから、これ見よがしにいうなんてね。(笑) でも、追いかけて、劇的なシチュエーションを作るため、時代劇になくてはならない台詞なんですよね。(笑)
来週は、松寿丸が人質に。 でも、生まれたときに、後の黒田長政だとナレーションがネタバレしていますからね。 みんな、安心して観られます。(笑)
それでは来週も、己の強さにおごることなく、相手ならどうするかとその立場になって考え、揺らぐことなく命がけで騒ぐ、そんな覚悟で仕事がんばってくなんしょ。 「宇喜多直家、一筋縄ではいかぬ男でした」 「さすがの官兵衛もお手上げか」 「あきらめたわけではございませぬ」 「ほう」 「宇喜多直家が、利に聡い男ということが分かりました。それゆえ、調略の余地が必ずどこかにあるはず。何とかしてみせまする」 CATCH A DREAM!! |
|